JP2003513173A - トップコーム - Google Patents

トップコーム

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JP2003513173A
JP2003513173A JP2001533229A JP2001533229A JP2003513173A JP 2003513173 A JP2003513173 A JP 2003513173A JP 2001533229 A JP2001533229 A JP 2001533229A JP 2001533229 A JP2001533229 A JP 2001533229A JP 2003513173 A JP2003513173 A JP 2003513173A
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top comb
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comb
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JP2001533229A
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Inventor
ヘニンガー フリードリヒ
Original Assignee
シュテットラー ウント ウール
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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00—Combing machines
    • D01G19/06—Details
    • D01G19/10—Construction, mounting, or operating features of combing elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 繊維処理乃至加工処理機械、とりわけコーミングされるスライバの理論上の移動面に対し９０°に等しくない作業角を少なくとも部分で有し少なくとも一列に配された複数の隣接する針を備えて成るコーミング機械のためのトップコームにして、移動方向で見て、トップコームの前にはニッパーユニットが配設され、トップコームの後ろには一対のテークオフローラが配設されているような機械のトップコームにおいて、コーミング性能改善の観点で、トップコーム(7)の針(8)がフリーな針突出部(11)の領域で作業角(α)＞９２°、とりわけ＞９５°を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維（織物）処理乃至加工処理機械、とりわけコーミング（櫛梳き
）されるスライバ（未処理繊維）の理論上の移動面に対し９０°に等しくない作
業角を少なくとも部分で有し少なくとも一列に配された複数の隣接する針を備え
て成るコーミング機械のためのトップコーム（固定コーム）に関するものである
。そして上記機械では、移動方向で見て、ニッパーユニットがトップコームの前
に配設され、一対のテークオフ（取り去り／取り出し）ローラがトップコームの
後ろに配設されている。
【０００２】
【従来の技術】
上記タイプのトップコーム、又は上記タイプのトップコームを備えたコーミン
グ機械は例えばＣＨ６７９５９０Ａ５から公知である。公知のトップコームはフ
リーな針の突出部（出っ張り）を有し、当該針はスライバに対して見て、針の自
由端で移動方向に延びるように或る領域で角度をつけられている。このタイプの
解決法は様々な他の実施形態においても、例えばＥＰ０５５７６９８Ａ１から公
知である。普通一般に、針の角度付け又は湾曲付けはスライバが針において捉え
られその中央領域に案内されることが達成されるように目論まれる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これに由来して、本発明は、少なくとも或るタイプの繊維処理機械や加工処理
機械と連係してコーミング結果の改善を達成するように上記タイプのトップコー
ムを改良することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明によれば、トップコームの針がフリーな針突出部の領域で作
業角＞９２°、とりわけ＞９５°を有するようにして解決される。最適角度は例
えば９８°である。
【０００５】 驚くべきことに、フリーな針突出部のそのような構成の結果として、針トリミ
ングが常に自由で、それゆえに繊維ウエブ（フリース）がコーミングプロセス中
に容易にコーム（櫛）を貫くことができ、したがって（綿花・亜麻などの）さや
片、（糸・織物などの）節／節玉、ノイル（綿・羊毛などの繊維の束から梳き落
とされた短い繊維）など（汚染物質）がとどめられることが見出された。好まし
からざる形状や大きさのために先ず引っ掛かって動かなくなるさや片、節、ノイ
ルは、コーミングされた堆積物が取り去られた後に、上ニッパー要素によって、
櫛に残って櫛自体から突き出る繊維から離され、円コームの梳き取り位置に押し
下げられる。本発明に係る針位置によって助長されるこの過程によって、トップ
コームはコーミングプロセス中にクリーニングされる。それゆえに、引き続いて
のコーミングサイクルにおいて、円コームによって前もって梳かれたスライバ端
部は容易にきれいなトップコームを貫くことができる。これによって、トップコ
ーム全体並びにその固定コンポーネントにかかるストレスが少なくなる。機械の
稼動時間全体の間、殆ど一定のままであるより少ないストレスのため、コーミン
グ機械は正確に調整可能であり、それによってコーミングプロセスの最適化がも
たらされ、言い換えればコーミング作業屑における長い繊維の割合がとりわけ減
少し、コーミングプロセスを個々の顧客の希望に適合させることができる。本発
明に係る構成はまた、付加的に空気作用でクリーニングされるそれ自体公知のト
ップコームとの関連において非常に有利に適用可能である。
【０００６】 本発明の別の実施態様においては、スライバの動き方向に対して凸状に湾曲し
た針を備えるようにしてもよい。とりわけ、針の湾曲と、場合によってはカバー
プレートの湾曲は、上テークオフローラとおおむね同軸であることが可能である
。これによって、フリーな針突出部が二つのテークオフローラの間の領域に非常
に接近して延在して、コーミング結果における改善に供せられる結果となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明を、図面に関係した好適な実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。 図に示されたタイプのコーミング機械は、下ニッパー要素１と上ニッパー要素
２でなるニッパーユニットを備えて構成されている。そして上ニッパー要素２は
、円弧部分４に沿ったコーミング動作の際にスライバ３を把持するために、下ニ
ッパー要素１に可動に支持されている。コーミング動作後にスライバを取り除い
て更に搬送するために、二個のテークオフローラ５（上テークオフローラ）と６
（下テークオフローラ）とが備えられている。
【０００８】 トップコーム７は、一列の隣接する針８を備えて構成されている。当該針は例
えば打ち抜き要素であってもよく、カバープレート９に保持されている。 カバープレート９の下エッジ１０の下方で、針８とスライバ３の間の相対運動
の際にスライバをコーミングするために、フリーな針の突出部１１がスライバ３
内に延在している。
【０００９】 それぞれの上ニッパー要素２又は下ニッパー要素１が図１の開き位置で示され
ているのに対して、図２はスライバ３がニッパー間に保持されスライバ３の自由
突出領域が概略的にのみ示された円コーム１２によってコーミングされる閉じ位
置を示している。
【００１０】 トップコーム７の針８とカバープレート９とは、上テークオフローラ５の中央
点１３とほぼ同心に延びる曲線を有し、それでフリーな針の突出部１１が、図１
ではっきりしているように、テークオフローラ５，６の間の接触領域にとりわけ
接近して延在し、これはコーミング結果にとり非常に有利であることが証明され
た。
【００１１】 図３に、トップコーム７のフリー針突出部１１の作動範囲における関係を一層
詳細に示す。これから、スライバ３の動きの方向（矢印Ｂ）で見て針８のフロン
トエッジ１４とスライバ３の理論上の中央面との間の作業角αが９８°であり、
言い換えれば、本発明にしたがって９０°よりもかなり大きいことが明らかであ
る。
【００１２】 針突出部１１は、そのフリーな前端の領域で１５°の角度βだけ角度をつけら
れており、それで、下テークオフローラ６に対する針８の先端１６を起点とする
接線１５が、針８の角度をつけられた領域のリアエッジの延長部１７に対し６０
°の角度γ、あるいは針８のリアエッジに対し全体角７５°の結果となる。下テ
ークオフローラ６に対する角度をつけられた曲げの頂点１９を通る接線１８の角
度δは８８°である。 上記した幾何学的関係は特に良好なコーミング結果をもたらす。
【００１３】 図４に、図３と同様の描写が示されるが、ここでは針８の突出部１１が角度を
つけられた曲げを有していない。角度αは同じく９８°である。下テークオフロ
ーラ６に対する先端１６を通る接線ライン１５の角度γは７９°である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 開いたニッパーユニットを備えたトップコームのコーミング領域の側面図であ
る。
【図２】 閉じたニッパーユニットでの図１に対応する部分図である。
【図３】 幾何学的関係を示すためのコーミング領域の拡大図である。
【図４】 変更された実施形態の図３に対応する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ， ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ， ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，Ｋ Ｒ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ， ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，Ｓ Ｉ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 繊維処理乃至加工処理機械、とりわけコーミングされるスラ
    イバの理論上の移動面に対し９０°に等しくない作業角を少なくとも部分で有し
    少なくとも一列に配された複数の隣接する針を備えて成るコーミング機械のため
    のトップコームにして、移動方向で見て、トップコームの前にはニッパーユニッ
    トが配設され、トップコームの後ろには一対のテークオフローラが配設されてい
    るような機械のトップコームにおいて、 トップコーム（７）の針（８）がフリーな針突出部（１１）の領域で作業角（
    α）＞９２°、とりわけ＞９５°を有することを特徴とするトップコーム。
  2. 【請求項２】 上記針（８）がスライバの移動方向（矢印Ｂ）に対し凸状に
    湾曲していることを特徴とする請求項１に記載のトップコーム。
  3. 【請求項３】 上記針（８）の湾曲が上側テークオフローラ（８）の回転軸
    線（１３）に対しほぼ同軸に延びることを特徴とする請求項２に記載のトップコ
    ーム。
  4. 【請求項４】 上記フリーな針突出部（１１）の作業角αが、移動方向（矢
    印Ｂ）で見てトップコーム（７）の前の中央移動面（３）と針フロントエッジ（
    １４）の延長部との間で測って、約９８°であることを特徴とする請求項１に記
    載のトップコーム。
  5. 【請求項５】 針（８）のフリーな突出部（１１）のフロントエッジ（１４
    ）と下側テークオフローラ（６）に対する針先端（１６）を通る接線（１５）と
    の間の角度が６５°〜８５°、とりわけ７５°〜８０°であることを特徴とする
    請求項１に記載のトップコーム。
  6. 【請求項６】 空気作用のクリーニングを備えることを特徴とする請求項１
    に記載のトップコーム。
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