JP2003507342A5 - - Google Patents

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JP2003507342A5
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 有効成分としてNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターを含んで成る、哺乳動物の結腸ポリープ処置または抑制するための医薬組成物
【請求項2】 NSAIDがイブプロフェン、スリンダク、ケトプロフェン、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、ナプロキセン、チアプロフェン酸、スプロフェン、エトドラク、カルプロフェン、ケトロラク、ピプロフェン(piprofen)、インドプロフェン、セレコキシブ、ロフェコキシブ、モビコックス(mobicox)およびベノキサプロフェンから成る群から選択される、請求項1に記載の組成物
【請求項3】 EGFRキナーゼインヒビターがEGFRキナーゼを不可逆的に阻害する、請求項1に記載の組成物
【請求項4】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化1】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、1〜6個の炭素原子団の1以上のアルキルにより場合により置換されてもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいはピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環であり、ここでピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、アミノメチル、2〜7個の炭素原子のN-アルキルアミノメチル、3〜7個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノメチル、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく;
Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル、または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり;
1、R3およびR4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、R7-(C(R6)2)g-Y-、R7-(C(R6)2)p-M-(C(R6)2)k-Y-またはHet-W-(C(R6)2)k-Y-であり、
Yは、
【化2】
Figure 2003507342
から成る群から選択される二価の基であり;
7は、-NR6R6または-OR6であり;
Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり;
Wは、>NR6、-O-であるか、または結合であり;
Hetは、炭素または窒素上でR6により場合によりモノ-またはジ-置換され、そして炭素上で-CH2OR6により場合によりモノ-置換された複素環であり;ここで複素環は、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、テトラゾール、ピペラジン、テトラヒドロフランおよびテトラヒドロピランから成る群から選択され;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、カルボキシアルキル(2〜7個の炭素原子)、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノもしくは1〜6個の炭素原子のアルキルにより場合により置換されたフェニルであり;
2は、
【化3】
Figure 2003507342
【化4】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;
5は、独立して水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、R7-(C(R6)2)s-、R7-(C(R6)2)p-M-(C(R6)2)r-、R8R9-CH-M-(C(R6)2)r-、またはHet-W-(C(R6)2)r-であり;
8およびR9は互いに独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり;
Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり;
Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり;
a=0または1;
g=1〜6;
k=0〜4;
nは0〜1であり;
p=2〜4;
q=0〜4;
r=1〜4;
s=1〜6;
u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4である;
を有する式1の化合物、または医薬的に許容され得るそれらの塩である、請求項1に記載の組成物
【請求項5】 EGFRキナーゼインヒビターがN-[4-[(3-ブロモフェニル)アミノ]-6-キナゾリニル]-2-ブチンアミドまたはそれらの医薬的に許容され得る塩で
ある、請求項4に記載の組成物
【請求項6】 NSAIDがスリンダクである請求項5に記載の組成物
【請求項7】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化5】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、1〜6個の炭素原子団の1以上のアルキルにより場合により置換されてもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいはピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環であり;ここでピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、およびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基によりモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく;
nは、0〜1であり;
Yは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキルであり;
1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、1〜4個の炭素原子のアミノアルキル、2〜7個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜14個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、
【化6】
Figure 2003507342
であり;
5は、1〜6個の炭素原子のアルキルであり、アルキルは1以上のハロゲン原子、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、ニトロ、シアノもしくは1〜6個の炭素原子団のアルキルにより場合により置換されたフェニルにより場合により置換され;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは2〜6個の炭素原子のアルケニルであり;
7は、クロロまたはブロモであり;
8は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜12個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、4〜12個の炭素原子のN-シクロアルキルアミノアルキル、5〜18個の炭素原子のN-シクロアルキル-N-アルキルアミノアルキル、7〜18個の炭素原子のN,N-ジシクロアルキルアミノアルキル、アルキル基が1〜6個の炭素原子であるモルホリノ-N-アルキル、アルキル基が1〜6個の炭素原子であるピペリジノ-N-アルキル、いずれのアルキル基も1〜6個の炭素原子であるN-アルキル-ピペリジノ-N-アルキル、3〜11個の炭素原子のアザシクロアルキル-N-アルキル、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、2〜8個の炭素原子のアルコキシアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、クロロ、フルオロ、またはブロモであり;
Zは、アミノ、ヒドロキシ、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、アルキル部分が1〜6個の炭素原子であるアルキルアミノ、各アルキル部分が1〜6個の炭素原子であるジアルキルアミノ、モルホリノ、ピペラジノ、アルキル部分が1〜6個の炭素原子であるN-アルキルピペラジノまたはピロリジノであり;
m=1〜4、q=1〜3、そしてp=0〜3;
連続する炭素原子上に位置する任意の置換基R1、R2、R3またはR4は、一緒に二価の基 -O-C(R8)2-O-となることができるが;
ただしYが-NH-であり、R1、R2、R3およびR4が水素であり、そしてnが0である時、Xは2-メチルフェニルではない、
を有する式2の化合物、または医薬的に許容され得るそれらの塩である、請求項1に記載の組成物
【請求項8】 EGFRキナーゼインヒビターが、(4-ジメチルアミノ-ブテ-2-エン酸[4-(3-クロロ-4-フルオロ-フェニルアミノ)-3-シアノ-7-エトキシ-キノリン-6-イル]アミドまたはそれらの医薬的に許容され得る塩である、請求項7に記載の組成物
【請求項9】 NSAIDがスリンダクである、請求項8に記載の組成物
【請求項10】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化7】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、8〜12個の原子の二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール環系であり、ここで二環式ヘテロアリール環はN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含むが、ただし二環式ヘテロアリール環はO−O、S−SまたはS−O結合は含まず、そして二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール環は、ハロゲン、オキソ、チオ、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-、トリ-またはテトラ-置換されてもよいか;あるいは
Xは、式
【化8】
Figure 2003507342
式中、Aは、ピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環であり;ここでピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-またはジ-置換されてもよく;
Tは、Aの炭素へ結合され、そして:
-NH(CH2)m-、-O(CH2)m-、-S(CH2)m-、-NR(CH2)m-、-(CH2)m-、
-(CH2)mNH-、-(CH2)mO-、-(CH2)mS-、または-(CH2)mNR-であり;
Lは、非置換フェニル環、またはハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基によりモノ-、ジ-もしくはトリ-置換されたフェニル環であり;ただしLはm>0、そしてTが-CH2NH-または-CH2O-でない時にのみ非置換フェニル環であることができ;あるいは
Lは、5-もしくは6-員のヘテロアリール環であり、ここでヘテロアリール環はN、OおよびSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含むが、ただしヘテロアリール環はO−O、S−SまたはS−O結合は含まず、そしてここでヘテロアリール環は、ハロゲン、オキソ、チオ、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-もしくはジ-置換され;
を有する基であり;
Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル;または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり;
1、G2、R1およびR4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、
【化9】
Figure 2003507342
であるか;
あるいはR1およびR4は上記定義の通りであり、そしてG1もしくはG2または両方がR2-NH-であるか;
あるいは任意の置換基R1、G2、G3またはR4が連続する炭素原子上に位置する場合、それらは一緒に二価の基-O-C(R6)2-O-をとることができ;
Yは、
【化10】
Figure 2003507342
から成る群から選択される二価の基であり;
7は、-NR6R6、-OR6、-J、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)であり;
Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり;
Wは、>NR6、-O-であるか、または結合であり;
Hetは、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、ピリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、チアゾール、チアゾリジン、テトラゾール、ピペラジン、フラン、チオフェン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3-ジオキソラン、テトラヒドロピランおよび
【化11】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;ここでHetはR6により炭素もしくは窒素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、ヒドロキシ、-N(R6)2または-OR6により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、一価の基-(C(R6)2)sOR6または-(C(R6)2)sN(R6)2により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、そして二価の基-O-または-O(C(R6)2)sO-により飽和炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換され;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、カルボキシアルキル(2〜7個の炭素原子)、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノもしくは1〜6個の炭素原子のアルキルにより場合により置換されたフェニルであり;ただしアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し;
2は、
【化12】
Figure 2003507342
【化13】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;
3は、独立して水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化14】
Figure 2003507342
であり;
5は独立して、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化15】
Figure 2003507342
であり;
8およびR9は互いに独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり;
Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり;
Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり;
a=0または1;
g=1〜6;
k=0〜4;
nは0〜1であり;
mは0〜3であり;
p=2〜4;
q=0〜4;
r=1〜4;
s=1〜6;
u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4であるが;
ただし
6が2〜7個の炭素原子のアルケニル、または2〜7個の炭素原子のアルキニルである時、そのようなアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素または酸素原子に結合し、
そしてさらに
Yが-NR6-であり、そしてR7が-NR6R6、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)である時、g=2〜6;
Mが-O-であり、そしてR7が-OR6である時、p=1〜4;
Yが-NR6-である時、k=2〜4;
Yが-O-であり、そしてMまたはWが-O-である時、k=1〜4;
Wが窒素原子を通して結合したHetとの結合ではない時、q=2〜4、そして
Wが窒素原子を通して結合したHetとの結合であり、そしてYが-O-または-NR6-である時、k=2〜4、
を有する式3の化合物、またはそれらの医薬的に許容され得る塩である、請求項1に記載の組成物
【請求項11】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化16】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、1〜6個の炭素原子団の1以上のアルキルにより場合により置換されてもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいはピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環であり、ここでピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく;
Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル、または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり;
1、G2、R1およびR4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、
【化17】
Figure 2003507342
であるが、ただしG1もしくはG2またはG1およびG2の両方が、群
【化18】
Figure 2003507342
から選択される基でなければならず;
Yは、
【化19】
Figure 2003507342
から成る群から選択される二価の基であり;
7は、-NR6R6、-J、-OR6、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)であり;
R'7は、-NR6(OR6)、-N(R6)3 +、1〜6個の炭素原子のアルケンオキシ、1〜6個の炭素原子のアルキンオキシ、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルキニルアミノ、4〜12個の炭素原子のN-アルケニル-N-アルキニルアミノまたは6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルキニルアミノであるが、ただしアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し;
Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり;
Wは、>NR6、-O-であるか、または結合であり;
Hetは、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、ピリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、チアゾール、チアゾリジン、テトラゾール、ピペラジン、フラン、チオフェン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3-ジオキソラン、テトラヒドロピランおよび
【化20】
Figure 2003507342
から成る群から選択される複素環であり;ここで複素環はR6により炭素もしくは窒素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、ヒドロキシ、-N(R6)2または-OR6により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、一価の基-(C(R6)2)sOR6または-(C(R6)2)sN(R6)2により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、または二価の基-O-または-O(C(R6)2)sO-により飽和炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換され;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、カルボキシアルキル(2〜7個の炭素原子)、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノもしくは1〜6個の炭素原子のアルキルにより場合により
置換されたフェニルであり;
2は、
【化21】
Figure 2003507342
【化22】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;
3は、独立して水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化23】
Figure 2003507342
であるが;ただし少なくとも1つのR3基は、群
【化24】
Figure 2003507342
から選択され;
5は独立して、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化25】
Figure 2003507342
であり;
8およびR9は互いに独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり;
Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり;
Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり;
a=0または1;
g=1〜6;
k=0〜4;
nは0〜1であり;
p=2〜4;
q=0〜4;
r=1〜4;
s=1〜6;
u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4であるが;
ただし
6が2〜7個の炭素原子のアルケニル、または2〜7個の炭素原子のアルキニルである時、そのようなアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し、
そしてさらに
Yが-NR6-であり、そしてR7が-NR6R6、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)である時、g=2〜6;
Mが-O-であり、そしてR7が-OR6である時、p=1〜4;
Yが-NR6-である時、k=2〜4;
Yが-O-であり、そしてMまたはWが-O-である時、k=1〜4;
Wが窒素原子を通して結合したHetとの結合ではない時、q=2〜4、そしてWが窒素原子を通して結合したHetとの結合であり、そしてYが-O-または-NR6-である時、k=2〜4、
を有する式4の化合物、またはそれらの医薬的に許容され得る塩である、請求項1に記載の組成物
【請求項12】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化26】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、1〜6個の炭素原子団の1以上のアルキルで場合により置換されてもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいは
Xは、ピリジニル、ピリミジニルまたはPhであるか;あるいは
Xは、8〜12個の原子の二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール環系であり、ここで二環式ヘテロアリール環はN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含み;ここで二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール環は、ハロゲン、オキソ、チオ、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-、トリ-またはテトラ-置換されてもよいか
;あるいは
Xは、基
【化27】
Figure 2003507342
であり;
Eは、ピリジニル、ピリミジニルもしくはPhであり;
Tは、炭素でE上で置換され、そして
-NH(CH2)m-、-O(CH2)m-、-S(CH2)m-、-NR(CH2)m-、-(CH2)m-、-(CH2)mNH-、-(CH2)mO-、-(CH2)mS-、または-(CH2)mNR-であり;
Lは、Phであるか;あるいは
Lは、5-もしくは6-員のヘテロアリール環であり、ここでヘテロアリール環はN、OおよびSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み;ここでヘテロアリール環は、ハロゲン、オキソ、チオ、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-もしくは-ジ置換されてもよく; ピリジニル、ピリミジニルもしくPhは、それぞれピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル基であり、これらはハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル
、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、ベンゾイル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく;
Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル、または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり;
A"は、群
【化28】
Figure 2003507342
から選択される二価の部分であり;
1、G2、G3およびG4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、2〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、R2NH、
【化29】
Figure 2003507342
であるが、ただしG3およびG4はR2NHではなく;
Yは、
【化30】
Figure 2003507342
から成る群から選択される二価の基であり;
7は、-NR6R6、-OR6、-J、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)であり;
Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり;
Wは、>NR6、-O-であるか、または結合であり;
Hetは、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、ピリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、チアゾール、チアゾリジン、テトラゾール、ピペラジン、フラン、チオフェン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3-ジオキソラン、テトラヒドロピランおよび
【化31】
Figure 2003507342
から成る群から選択される複素環式基であり;これはR6、ヒドロキシ、
-N(R6)2、-OR6-(C(R6)2)sOR6または-(C(R6)2)sN(R6)2により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されてもよく;
6により窒素上で場合によりモノ-置換されてもよく;そして
二価の基-O-または-O(C(R6)2)sO-により飽和炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されてもよく;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノもしくは1〜6個の炭素原子のアルキルにより場合により置換されたフェニルであり;ただしアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し;
2は、
【化32】
Figure 2003507342
【化33】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;
3は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化34】
Figure 2003507342
であり;
5は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化35】
Figure 2003507342
であり;
8およびR9は互いに独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり;
Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり;
Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり;
a=0〜1;
g=1〜6;
k=0〜4;
nは0〜1であり;
mは0〜3であり;
p=2〜4;
q=0〜4;
r=1〜4;
s=1〜6;
u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4であるが;
ただし
6が2〜7個の炭素原子のアルケニル、または2〜7個の炭素原子のアルキニルである時、そのようなアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し、
そしてさらに
3が硫黄に結合している時、R3は水素、カルボキシ、カルボアルコキシまたはカルボアルキルであることはできず;
そしてさらに
Yが-NR6-であり、そしてR7が-NR6R6、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)である時、g=2〜6;
Mが-O-であり、そしてR7が-OR6である時、p=1〜4;
Yが-NR6-である時、k=2〜4;
Yが-O-であり、そしてMまたはWが-O-である時、k=1〜4;
Wが窒素原子を通して結合したHetとの結合ではない時、q=2〜4、そしてWが窒素原子を通して結合したHetとの結合であり、そしてYが-O-または-NR6-である時、k=2〜4、
そして最後に、
A"が部分
【化36】
Figure 2003507342
n=0、
Zは、NHであり、
1は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、2〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、またはフェノキシであり、そして
2は、水素、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシ、カルボキシアルキル、カルボアルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、ハロメチル、カルボキシル、カルボアルコキシ、アルカノイルアミノまたはアルケノイルアミノである、
である時、Xは、ヒドロキシまたはアルコキシ基により置換されたピリジニル、ピリミジニルまたはフェニル環であることはできない、
を有する式5の化合物またはそれらの医薬的に許容され得る塩である、請求項1に記載の組成物
【請求項13】 有効成分としてNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターを含んで成る、哺乳動物の結腸直腸癌処置または抑制するための医薬組成物
【請求項14】 NSAIDがイブプロフェン、スリンダク、ケトプロフェン、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、ナプロキセン、チアプロフェン酸、スプロフェン、エトドラク、カルプロフェン、ケトロラク、ピプロフェン(piprofen)、インドプロフェンおよびベノキサプロフェンから成る群から選択される、請求項13に記載の組成物
【請求項15】 EGFRキナーゼインヒビターがEGFRキナーゼを不可逆的に阻害する、請求項13に記載の組成物
【請求項16】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化37】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、1〜6個の炭素原子団の1以上のアルキルにより場合により置換されてもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいはピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環であり、ここでピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、アミノメチル、2〜7個の炭素原子のN-アルキルアミノメチル、3〜7個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノメチル、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく;
Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル、または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり;
1、R3およびR4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、R7-(C(R6)2)g-Y-、
R7-(C(R6)2)p-M-(C(R6)2)k-Y-またはHet-W-(C(R6)2)k-Y-であり、
Yは、
【化38】
Figure 2003507342
から成る群から選択される二価の基であり;
7は、-NR6R6または-OR6であり;
Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり;
Wは、>NR6、-O-であるか、または結合であり;
Hetは、炭素または窒素上でR6により場合によりモノ-またはジ-置換され、そして炭素上で-CH2OR6により場合によりモノ-置換された複素環であり;ここで複素環は、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、テトラゾール、ピペラジン、テトラヒドロフランおよびテトラヒドロピランから成る群から選択され;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、カルボキシアルキル(2〜7個の炭素原子)、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノもしくは1〜6個の炭素原子のアルキルにより場合により置換されたフェニルであり;
2は、
【化39】
Figure 2003507342
【化40】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;
5は、独立して水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、R7-(C(R6)2)s-、R7-(C(R6)2)p-M-(C(R6)2)r-、R8R9-CH-M-(C(R6)2)r-、またはHet-W-(C(R6)2)r-であり;
8およびR9は互いに独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり;
Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり;
Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり;
a=0または1;
g=1〜6;
k=0〜4;
nは0〜1であり;
p=2〜4;
q=0〜4;
r=1〜4;
s=1〜6;
u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4である;
を有する式1の化合物、または医薬的に許容され得るそれらの塩である、請求項13に記載の組成物
【請求項17】 EGFRキナーゼインヒビターがN-[4-[(3-ブロモフェニル)アミノ]-6-キナゾリニル]-2-ブチンアミドまたはそれらの医薬的に許容され得る塩
である、請求項14に記載の組成物
【請求項18】 NSAIDがスリンダクである請求項15に記載の組成物
【請求項19】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化41】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、1〜6個の炭素原子団の1以上のアルキルにより場合により置換されてもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいはピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環であり;ここでピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、およびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基によりモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく;
nは、0〜1であり;
Yは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキルであり;
1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、1〜4個の炭素原子のアミノアルキル、2〜7個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜14個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、
【化42】
Figure 2003507342
であり;
5は、1〜6個の炭素原子のアルキルであり、アルキルは1以上のハロゲン原子、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、ニトロ、シアノもしくは1〜6個の炭素原子団のアルキルにより場合により置換されたフェニルにより場合により置換され;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは2〜6個の炭素原子のアルケニルであり;
7は、クロロまたはブロモであり;
8は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜12個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、4〜12個の炭素原子のN-シクロアルキルアミノアルキル、5〜18個の炭素原子のN-シクロアルキル-N-アルキルアミノアルキル、7〜18個の炭素原子のN,N-ジシクロアルキルアミノアルキル、アルキル基が1〜6個の炭素原子であるモルホリノ-N-アルキル、アルキル基が1〜6個の炭素原子であるピペリジノ-N-アルキル、いずれのアルキル基も1〜6個の炭素原子であるN-アルキル-ピペリジノ-N-アルキル、3〜11個の炭素原子のアザシクロアルキル-N-アルキル、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、2〜8個の炭素原子のアルコキシアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、クロロ、フルオロ、またはブロモであり;
Zは、アミノ、ヒドロキシ、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、アルキル部分が1〜6個の炭素原子であるアルキルアミノ、各アルキル部分が1〜6個の炭素原子であるジアルキルアミノ、モルホリノ、ピペラジノ、アルキル部分が1〜6個の炭素原子であるN-アルキルピペラジノまたはピロリジノであり;
m=1〜4、q=1〜3、そしてp=0〜3;
連続する炭素原子上に位置する任意の置換基R1、R2、R3またはR4は、一緒に二価の基 -O-C(R8)2-O-となることができるが;
ただしYが-NH-であり、R1、R2、R3およびR4が水素であり、そしてnが0である時、Xは2-メチルフェニルではない、
を有する式2の化合物、または医薬的に許容され得るそれらの塩である、請求項13に記載の組成物
【請求項20】 EGFRキナーゼインヒビターが、(4-ジメチルアミノ-ブテ-2-エン酸[4-(3-クロロ-4-フルオロ-フェニルアミノ)-3-シアノ-7-エトキシ-キノリン-6-イル]アミドまたはそれらの医薬的に許容され得る塩である、請求項19に記載の組成物
【請求項21】 NSAIDがスリンダクである、請求項19に記載の組成物
【請求項22】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化43】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、8〜12個の原子の二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール環系であり、ここで二環式ヘテロアリール環はN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含むが、ただし二環式ヘテロアリール環はO−O、S−SまたはS−O結合は含まず、そして二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール環は、ハロゲン、オキソ、チオ、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、
メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-、トリ-またはテトラ置換されてもよいか;あるいは
Xは、式
【化44】
Figure 2003507342
式中、Aは、ピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環であり;ここでピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-またはジ-置換されてもよく;
Tは、Aの炭素へ結合され、そして:
-NH(CH2)m-、-O(CH2)m-、-S(CH2)m-、-NR(CH2)m-、-(CH2)m-、-(CH2)mNH-、-(CH2)mO-、-(CH2)mS-、または-(CH2)mNR-であり;
Lは、非置換フェニル環、またはハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基によりモノ-、ジ-もしくはトリ-置換されたフェニル環であり;ただしLはm>0、そしてTが-CH2NH-または-CH2O-でない時にのみ非置換フェニル環であることができ;あるいは
Lは、5-もしくは6-員のヘテロアリール環であり、ここでヘテロアリール環はN、OおよびSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含むが、ただしヘテロアリール環はO−O、S−SまたはS−O結合は含まず、そしてここでヘテロアリール環は、ハロゲン、オキソ、チオ、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-もしくはジ-置換され;
を有する基であり;
Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル;または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり;
1、G2、R1およびR4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、
【化45】
Figure 2003507342
であるか;
あるいはR1およびR4は上記定義の通りであり、そしてG1もしくはG2または両方がR2-NH-であるか;
あるいは任意の置換基R1、G2、G3またはR4が連続する炭素原子上に位置する場合、それらは一緒に二価の基-O-C(R6)2-O-をとることができ;
Yは、
【化46】
Figure 2003507342
から成る群から選択される二価の基であり;
7は、-NR6R6、-OR6、-J、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)であり;
Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり;
Wは、>NR6、-O-であるか、または結合であり;
Hetは、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、ピリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、チアゾール、チアゾリジン、テトラゾール、ピペラジン、フラン、チオフェン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3-ジオキソラン、テトラヒドロピランおよび
【化47】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;ここでHetはR6により炭素もしくは窒素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、ヒドロキシ、-N(R6)2または-OR6により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、一価の基-(C(R6)2)sOR6または-(C(R6)2)sN(R6)2により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、そして二価の基-O-または-O(C(R6)2)sO-により飽和炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換され;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、カルボキシアルキル(2〜7個の炭素原子)、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノもしくは1〜6個の炭素原子のアルキルにより場合により置換されたフェニルであり;ただしアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し;
2は、
【化48】
Figure 2003507342
【化49】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;
3は、独立して水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化50】
Figure 2003507342
であり;
5は独立して、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化51】
Figure 2003507342
であり;
8およびR9は互いに独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり;
Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり;
Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり;
a=0または1;
g=1〜6;
k=0〜4;
nは0〜1であり;
mは0〜3であり;
p=2〜4;
q=0〜4;
r=1〜4;
s=1〜6;
u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4であるが;
ただし
6が2〜7個の炭素原子のアルケニル、または2〜7個の炭素原子のアルキニルである時、そのようなアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素または酸素原子に結合し、
そしてさらに
Yが-NR6-であり、そしてR7が-NR6R6、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)である時、g=2〜6;
Mが-O-であり、そしてR7が-OR6である時、p=1〜4;
Yが-NR6-である時、k=2〜4;
Yが-O-であり、そしてMまたはWが-O-である時、k=1〜4;
Wが窒素原子を通して結合したHetとの結合ではない時、q=2〜4、そしてWが窒素原子を通して結合したHetとの結合であり、そしてYが-O-または-NR6-である時、k=2〜4、を有する式3の化合物、またはそれらの医薬的に許容され得る塩である、請求項13に記載の組成物
【請求項23】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化52】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、1〜6個の炭素原子団の1以上のアルキルにより場合により置換されてもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいはピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環であり、ここでピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル環は、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく;
Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル、または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり;
1、G2、R1およびR4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、1〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、
【化53】
Figure 2003507342
であるが、ただしG1もしくはG2またはG1およびG2の両方が、群
【化54】
Figure 2003507342
から選択される基でなければならず;
Yは、
【化55】
Figure 2003507342
から成る群から選択される二価の基であり;
7は、-NR6R6、-J、-OR6、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)であり;
7'は、-NR6(OR6)、-N(R6)3 +、1〜6個の炭素原子のアルケンオキシ、1〜6個の炭素原子のアルキンオキシ、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルキニルアミノ、4〜12個の炭素原子のN-アルケニル-N-アルキニルアミノまたは6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルキニルアミノであるが、ただしアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し;
Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり;
Wは、>NR6、-O-であるか、または結合であり;
Hetは、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、ピリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、チアゾール、チアゾリジン、テトラゾール、ピペラジン、フラン、チオフェン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3-ジオキソラン、テトラヒドロピランおよび
【化56】
Figure 2003507342
から成る群から選択される複素環であり;ここで複素環はR6により炭素もしくは窒素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、ヒドロキシ、-N(R6)2または-OR6により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、一価の基-(C(R6)2)sOR6または-(C(R6)2)sN(R6)2により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されるか、または二価の基-O-または-O(C(R6)2)sO-により飽和炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換され;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、カルボキシアルキル(2〜7個の炭素原子)、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノもしくは1〜6個の炭素原子のアルキルにより場合により置換されたフェニルであり;
2は、
【化57】
Figure 2003507342
【化58】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;
3は、独立して水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアル
キル、
【化59】
Figure 2003507342
であるが;ただし少なくとも1つのR3基は、群
【化60】
Figure 2003507342
から選択され;
5は独立して、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアル
キル、
【化61】
Figure 2003507342
であり;
8およびR9は互いに独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり;
Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり;
Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり;
a=0または1;
g=1〜6;
k=0〜4;
nは0〜1であり;
p=2〜4;
q=0〜4;
r=1〜4;
s=1〜6;
u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4であるが;
ただし
6が2〜7個の炭素原子のアルケニル、または2〜7個の炭素原子のアルキニルである時、そのようなアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し、
そしてさらに
Yが-NR6-であり、そしてR7が-NR6R6、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)である時、g=2〜6;
Mが-O-であり、そしてR7が-OR6である時、p=1〜4;
Yが-NR6-である時、k=2〜4;
Yが-O-であり、そしてMまたはWが-O-である時、k=1〜4;
Wが窒素原子を通して結合したHetとの結合ではない時、q=2〜4、そしてWが窒素原子を通して結合したHetとの結合であり、そしてYが-O-または-NR6-である時、k=2〜4、を有する式4の化合物、またはそれらの医薬的に許容され得る塩である、請求項13に記載の組成物
【請求項24】 EGFRキナーゼインヒビターが、構造
【化62】
Figure 2003507342
ここで、
Xは、1〜6個の炭素原子団の1以上のアルキルで場合により置換されてもよい3〜7個の炭素原子のシクロアルキルであるか;あるいは
Xは、ピリジニル、ピリミジニルまたはPhであるか;あるいは
Xは、8〜12個の原子の二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール環系であり、ここで二環式ヘテロアリール環はN、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含み;ここで二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール環は、ハロゲン、オキソ、チオ、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-、トリ-またはテトラ-置換されてもよいか;あるいは
Xは、基
【化63】
Figure 2003507342
であり;
Eは、ピリジニル、ピリミジニルもしくはPhであり;
Tは、炭素でE上で置換され、そして
-NH(CH2)m-、-O(CH2)m-、-S(CH2)m-、-NR(CH2)m-、-(CH2)m-、-(CH2)mNH-、-(CH2)mO-、-(CH2)mS-、または-(CH2)mNR-であり;
Lは、Phであるか;あるいは
Lは、5-もしくは6-員のヘテロアリール環であり、ここでヘテロアリール環はN、OおよびSから選択される1〜3個のヘテロ原子を含み;ここでヘテロアリール環は、ハロゲン、オキソ、チオ、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-もしくは-ジ置換されてもよく; ピリジニル、ピリミジニルもしくPhは、それぞれピリジニル、ピリミジニルもしくはフェニル基であり、これらはハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、アジド、1〜6個の炭素原子のヒドロキシアルキル、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、ベンゾイル、アミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルアミノ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルアミノ、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、3〜8個の炭素原子のカルボアルコキシアルキル、1〜5個の炭素原子のアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルキル、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルキル、2〜9個の炭素原子のN-アルキルアミノアルコキシ、3〜10個の炭素原子のN,N-ジアルキルアミノアルコキシ、メルカプト、メチルメルカプトおよびベンゾイルアミノから成る群から選択される置換基により場合によりモノ-、ジ-またはトリ-置換されてもよく;
Zは、-NH-、-O-、-S-または-NR-であり;
Rは、1〜6個の炭素原子のアルキル、または2〜7個の炭素原子のカルボアルキルであり;
A"は、群
【化64】
Figure 2003507342
から選択される二価の部分であり;
1、G2、G3およびG4は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、2〜6個の炭素原子のアルケニルオキシ、2〜6個の炭素原子のアルキニルオキシ、ヒドロキシメチル、ハロメチル、2〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルケノイルオキシ、3〜8個の炭素原子のアルキノイルオキシ、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルケノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子のアルキノイルオキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、1〜6個の炭素原子のアルキルスルフィニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホニル、1〜6個の炭素原子のアルキルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルケニルスルホンアミド、2〜6個の炭素原子のアルキニルスルホンアミド、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンジル、アミノ、ヒドロキシアミノ、1〜4個の炭素原子のアルコキシアミノ、1〜6個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜12個の炭素原子のジアルキルアミノ、N-アルキルカルバモイル、N,N-ジアルキルカルバモイル、4〜12個の炭素原子のN-アルキル-N-アルケニルアミノ、6〜12個の炭素原子のN,N-ジアルケニルアミノ、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、R2NH、
【化65】
Figure 2003507342
であるが、ただしG3およびG4はR2NHではなく;
Yは、
【化66】
Figure 2003507342
から成る群から選択される二価の基であり;
7は、-NR6R6、-OR6、-J、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)であり;
Mは、>NR6、-O-、>N-(C(R6)2)pNR6R6または>N-(C(R6)2)p-OR6であり;
Wは、>NR6、-O-であるか、または結合であり;
Hetは、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン S-オキシド、チオモルホリン S,S-ジオキシド、ピペリジン、ピロリジン、アジリジン、ピリジン、イミダゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,4-トリアゾール、チアゾール、チアゾリジン、テトラゾール、ピペラジン、フラン、チオフェン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3-ジオキソラン、テトラヒドロピランおよび
【化67】
Figure 2003507342
から成る群から選択される複素環式基であり;これはR6、ヒドロキシ、
-N(R6)2、-OR6-(C(R6)2)sOR6または-(C(R6)2)sN(R6)2により炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されてもよく;
6により窒素上で場合によりモノ-置換されてもよく;そして
二価の基-O-または-O(C(R6)2)sO-により飽和炭素上で場合によりモノ-もしくはジ-置換されてもよく;
6は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニル、2〜6個の炭素原子のアルキニル、1〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、2〜7個の炭素原子のカルボキシアルキル、フェニル、または1以上のハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、1〜3個の炭素原子のアルキルアミノ、2〜6個の炭素原子のジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、ハロメチル、2〜7個の炭素原子のアルコキシメチル、2〜7個の炭素原子のアルカノイルオキシメチル、1〜6個の炭素原子のアルキルチオ、ヒドロキシ、カルボキシル、2〜7個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェノキシ、フェニル、チオフェノキシ、ベンゾイル、ベンジル、フェニルアミノ、ベンジルアミノ、1〜6個の炭素原子のアルカノイルアミノもしくは1〜6個の炭素原子のアルキルにより場合により置換されたフェニルであり;ただしアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し;
2は、
【化68】
Figure 2003507342
【化69】
Figure 2003507342
から成る群から選択され;
3は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化70】
Figure 2003507342
であり;
5は、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、カルボキシ、1〜6個の炭素原子のカルボアルコキシ、フェニル、2〜7個の炭素原子のカルボアルキル、
【化71】
Figure 2003507342
であり;
8およびR9は互いに独立して、-(C(R6)2)rNR6R6または-(C(R6)2)rOR6であり;
Jは、独立して水素、塩素、フッ素または臭素であり;
Qは、1〜6個の炭素原子のアルキルまたは水素であり;
a=0〜1;
g=1〜6;
k=0〜4;
nは0〜1であり;
mは0〜3であり;
p=2〜4;
q=0〜4;
r=1〜4;
s=1〜6;
u=0〜4、そしてv=0〜4、ここでu+vの和は2〜4であるが;
ただし
6が2〜7個の炭素原子のアルケニル、または2〜7個の炭素原子のアルキニルである時、そのようなアルケニルまたはアルキニル部分は飽和炭素原子を通して窒素もしくは酸素原子に結合し、
そしてさらに
3が硫黄に結合している時、R3は水素、カルボキシ、カルボアルコキシまたはカルボアルキルであることはできず;
そしてさらに
Yが-NR6-であり、そしてR7が-NR6R6、-N(R6)3 +または-NR6(OR6)である時、g=2〜6;
Mが-O-であり、そしてR7が-OR6である時、p=1〜4;
Yが-NR6-である時、k=2〜4;
Yが-O-であり、そしてMまたはWが-O-である時、k=1〜4;
Wが窒素原子を通して結合したHetとの結合ではない時、q=2〜4、そしてWが窒素原子を通して結合したHetとの結合であり、そしてYが-O-または-NR6-である時、k=2〜4、
そして最後に、
A"が部分
【化72】
Figure 2003507342
n=0、
Zは、NHであり、
1は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、2〜6個の炭素原子のアルカノイルオキシ、またはフェノキシであり、そして
2は、水素、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシ、カルボキシアルキル、カルボアルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、ハロメチル、カルボキシル、カルボアルコキシ、アルカノイルアミノまたはアルケノイルアミノである、
である時、Xは、ヒドロキシまたはアルコキシ基により置換されたピリジニル、ピリミジニルまたはフェニル環であることはできない、
を有する式5の化合物またはそれらの医薬的に許容され得る塩である、請求項13に記載の組成物
【請求項25】 結腸ポリープまたは結腸直腸癌の処置または抑制が必要な哺乳動物の処置または抑制の薬剤を調製するためのNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項26】 NSAIDが請求項2に掲げたものから選択される、請求項25に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項27】 EGFRキナーゼインヒビターがEGFRキナーゼを不可逆的に阻害する、請求項25に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わ
せの使用。
【請求項28】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項4に定められる、請求項25に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項29】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項5に定められる、請求項28に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項30】 NSAIDがスリンダクである、請求項29に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項31】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項7に定められる、請求項25に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項32】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項8に定められる、請求項31に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項33】 NSAIDがスリンダクである、請求項32に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項34】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項10に定められる、請求項25に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項35】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項11に定められる、請求項25に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項36】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項12に定められる、請求項25に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの組み合わせの使用。
【請求項37】 結腸ポリープまたは結腸直腸癌の処置または抑制が必要な哺乳動物の、それらの処置または抑制の薬剤を調製するためのNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項38】 NSAIDが請求項2に掲げたものから選択される、請求項37に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項39】 EGFRキナーゼインヒビターがEGFRキナーゼを不可逆的に阻害する、請求項37に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項40】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項4に定められる、請求項37に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項41】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項5に定められる、請求項40に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項42】 NSAIDがスリンダクである、請求項41に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項43】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項7に定められる、請求項37に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項44】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項8に定められる、請求項43に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項45】 NSAIDがスリンダクである、請求項44に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項46】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項10に定められる、請求項37に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項47】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項11に定められる、請求項37に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項48】 EGFRキナーゼインヒビターが請求項12に定められる、請求項37に記載のNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターの使用。
【請求項49】 (a)NSAIDおよび(b)EGFRキナーゼインヒビターの組み合わせを含んで成る薬剤として使用するための医薬組成物。
【請求項50】 医薬的に許容され得るキャリアーも含んで成る、請求項25または37または49に記載の医薬組成物。
【請求項51】 結腸ポリープまたは結腸直腸癌の処置または抑制に同時に、分けて、または連続的に使用するための組み合わせ調製物としてNSAIDおよびEGFRキナーゼインヒビターを含んで成る生成物。

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