JP2003506061A - 低脂肪のスプーンですくえるか又は塗り広げられる食品生成物 - Google Patents

低脂肪のスプーンですくえるか又は塗り広げられる食品生成物

Info

Publication number
JP2003506061A
JP2003506061A JP2001514776A JP2001514776A JP2003506061A JP 2003506061 A JP2003506061 A JP 2003506061A JP 2001514776 A JP2001514776 A JP 2001514776A JP 2001514776 A JP2001514776 A JP 2001514776A JP 2003506061 A JP2003506061 A JP 2003506061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fat
phase
composition
microgel particles
emulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001514776A
Other languages
English (en)
Inventor
ビアレック、ジャドウィガ・マルゴーザタ
ジョーンズ、マルコム・グリン
Original Assignee
ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ filed Critical ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Publication of JP2003506061A publication Critical patent/JP2003506061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23DEDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS, COOKING OILS
    • A23D7/00Edible oil or fat compositions containing an aqueous phase, e.g. margarines
    • A23D7/005Edible oil or fat compositions containing an aqueous phase, e.g. margarines characterised by ingredients other than fatty acid triglycerides
    • A23D7/0056Spread compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C15/00Butter; Butter preparations; Making thereof
    • A23C15/12Butter preparations
    • A23C15/16Butter having reduced fat content
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23DEDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS, COOKING OILS
    • A23D7/00Edible oil or fat compositions containing an aqueous phase, e.g. margarines
    • A23D7/015Reducing calorie content; Reducing fat content, e.g. "halvarines"
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/60Salad dressings; Mayonnaise; Ketchup
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2002/00Food compositions, function of food ingredients or processes for food or foodstuffs

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 80%未満の脂肪を含む、スプーンですくえるか又は塗り広げられる組成物。そのような組成物は、水、(固体)脂肪、ミクロゲル粒子、蛋白質、及び不安定化乳化剤を含み、水性相がその内部に連続性網状構造体としての脂肪相を有する連続性相を形成し、水相中に分散されたミクロゲル粒子を有する二連続性構造体を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、マヨネーズ又はスプレッド(spreads)の特性(又はその一
部)に類似の、スプーンですくえる(apoonable)か又は塗り広げられ
る(spreadable)組成物に関する。
【0002】 発明の背景 マヨネーズ及びスプレッド(即ち、マーガリンとして知られているような、パ
ン及びロールパン(bread rolls)の薄切りの上に塗り広げるために
使用されるバターに似た製品)は、通常それらを(マヨネーズの場合は)スプー
ンですくえるようにし、又は(スプレッドの場合は)塗り広げられるようにする
レオロジー的挙動を有する。これらは、これらの製品に対して重要な属性である
【0003】 従来のマヨネーズは、高濃度(70〜80%)の油相を含み、油相は水相中に
分散される。多量の分散された相の存在は、生成物がスプーンですくえる特徴を
有することを少なくとも確保する。低減された量の油を有するマヨネーズ様生成
物を調製する場合、スプーンですくえるように、十分に「硬い(rigid)」
特性を有する生成物を得るための手段が取られなければならない。通常、これは
、水相を増粘させるために澱粉又はガムのような増粘剤を添加することによって
行われる。
【0004】 従来のスプレッド(80%脂肪)においては、塗り広げられる特徴は、特定の
溶融挙動を有する正しい脂肪ブレンドを選択することによって得られる。同じこ
とが、約80〜40%の脂肪含有率を有する水連続性スプレッドに対しても当て
はまる。水連続性スプレッド中の脂肪の量を、例えば、40%未満まで低減させ
る場合(そして、従って、水の量を約80%まで増加させる場合)、塗り広げら
れる生成物を維持するために、十分な「硬さ」を確保するための特定の手段が取
られる必要があるだろう。ここでも、これは、通常、組成物に澱粉又はガムのよ
うな増粘剤を添加することによって達成することができる。
【0005】 本技術分野において知られているように、ガム及び澱粉の使用はかなりの数の
欠点を有する(劣った溶融挙動、澱粉のような味、ねばつき、その他)。低減さ
れた量の脂肪相を有し、多量のガム又は澱粉を含まず、そして依然としてスプー
ンですくえるか又は塗り広げられるマヨネーズ様生成物を得るために提案された
もう1つの解決法は、(EP 355908、EP 432835、EP 55
8113に記載されているような)ミクロゲル粒子の使用である。そのようなミ
クロゲル粒子は、一般的に、寒天、アルギン酸塩、ペクチン、ジェラン、及びカ
ラジーナンのようなゲル形成性のヒドロコロイドから調製される。
【0006】 例えば、低脂肪マヨネーズ型生成物におけるそのようなミクロゲルの使用は、
生成物に十分な硬さを与え得るが、エマルジョンの、口中での分解は、伝統的マ
ヨネーズの場合において経験されるものには依然としてほど遠い。より詳細に述
べると、分解が遅すぎる。
【0007】 ホイップされた生クリームのような生成物においては、構造は、「クランピン
グ(clumping)」として知られる技術を使用して得られることが知られ
ている。クランピングは、脂肪又は油の小滴が水性相中に分散されているとき生
じ得る3つの凝集状態のうちの1つであり、その他はフロキュレーション(fl
occulation)及びクラスタリング(clustering)である。
クランピングは部分的凝集の場合であり、この場合、油小滴はもはや分離してい
ないが、脂肪の硬さのために、完全に合着もしていない。クランピングに欠くこ
とができないことは、固体脂肪、安定化乳化剤、好ましくは蛋白質、そしてまた
不安定化乳化剤の存在であり、両方のタイプの乳化剤が脂肪と水との界面におい
て作用する。そのような部分的凝集は、例えば、Lipid Technolo
gies and applications, 355−369頁(1997
年),米国ニューヨーク州のMarcel Dekker発行、中のI.J.
Campbell及びM.G.JonesによるCream Alternati
vesに記載されている。
【0008】 発明の概要 硬さと溶融挙動の両方に関して、例えば、マヨネーズ又はスプレッドの特性に
できるだけ類似した、低脂肪の、水連続性エマルジョンに対する要望が存在する
。硬さは、本明細書中において、スプーンですくえるか又は塗り広げられる生成
物に関連するものとして見られるべきであり、これは、(本発明の目的に関して
)少なくとも250Paの弾性率G’を有するものとして表すことができる。
【0009】 ここで、上記のものが、(消費される最終組成物に基づく、重量%で) − 10〜65%の、連続性相としての水、 − 1〜45%の脂肪相、 − 30〜80%の、連続性相中に分散されたミクロゲル粒子、 − 0.1〜10%の安定化乳化剤、好ましくは蛋白質である安定化乳化剤、 − 0.01〜2%の不安定化乳化剤、 を含有する食用組成物であって、当該組成物が少なくとも250Paで100,
000Pa未満の弾性率(G’)を有するものによって提供されることが判明し
た。好ましくは、弾性率は500乃至10,000Paである。
【0010】 上記のものは、脂肪相の少なくとも一部(例えば、少なくとも50%)が10
℃で、好ましくは5℃においても、固体であるとき、便利に達成することができ
る。これに関して適する固体脂肪は、例えば、硬化パーム核脂肪(PK38)、
ココヤシ脂肪(CN)、硬化ココヤシ脂肪(CN33)、バター脂肪、又はそれ
らの混合物である。満足のいく結果を与える実際の脂肪の量、その融点、及び液
体/固体脂肪比率は、例えば、蛋白質及び不安定化乳化剤、処理の温度、その他
によって異なる。
【0011】 上記のもの中のミクロゲル粒子は、便利には、寒天、アルギン酸塩、ペクチン
、ジェラン、カラジーナンのような、公知のゲル形成性ヒドロコロイドのいずれ
かを含むことができる。これらの物質は、ゲル化条件下における剪断の適用のよ
うな、本技術分野において公知の技術によって、(水性)ミクロゲル粒子にする
ことができる。通常、そのようなミクロゲル粒子の少なくとも80%(重量)が
5〜100μmの大きさを有する。
【0012】 不安定化乳化剤の例は、モノグリセリド、レシチン、ポリグリセロールエステ
ル、及びツイーン(Tween’s)類である。特に好ましいのは、1つ以上の
不飽和の脂肪酸鎖を含む不安定化乳化剤(例えば、オレイン酸のモノグリセリド
)である。
【0013】 本発明による組成物において、(安定化)蛋白質並びに不安定化乳化剤は、1
つの及び同じ組成物によって供給することができる。両方の機能が可能な組成物
の例は、卵黄である。卵黄は通常約50%の水を含むので、使用されるべき量は
、(そのような場合において)通常(0.1〜10%の乾燥蛋白質重量を有する
ために)0.2乃至25%であり、好ましくは5〜20%である。従って、本発
明による組成物は、(安定化)蛋白質及び不安定化乳化剤の量を少なくとも部分
的に供給するために、0.2〜25%、好ましくは5〜20%、の卵黄を含有す
ることができる。
【0014】 本発明による組成物は、250乃至100,000Paの弾性率(G’)を有
する塗り広げられるか又はスプーンですくえる食品組成物の調製のための方法に
よって便利に得ることができ、当該組成物は、 − 10〜65%の、連続性相としての水、 − 1〜45%の脂肪相、 − 30〜80%の、連続性相中に分散されたミクロゲル粒子、 − 0.1〜10%の蛋白質、 − 0.01〜2%の不安定化乳化剤 を含有し、当該方法は、少なくとも、 −脂肪相を溶融させる工程、 −溶融された脂肪を水相(又はその一部)中において乳化させる工程、 −ミクロゲル粒子を添加する工程、 −混合する工程、 −脂肪の少なくとも50%が固体である温度まで冷却する工程、 を含み、蛋白質(又はその他の安定化乳化剤)及び乳化剤は、ミクロゲル粒子を
添加する前に、水相又は脂肪相、又はそれらの両方に添加される。
【0015】 全てのパーセンテージは、特に指摘しない限り、重量によるものである。
【0016】 発明の詳細な記載 理論によって縛られることは望まないが、本発明による組成物においては、(
本技術において公知の組成物と比較したとき)増加した硬さと改善された溶融挙
動が、ミクロゲル粒子と「クランピングされた」脂肪小滴の網状構造体として存
在している脂肪との組み合わせによって達成されると考えられる。非常に低濃度
の脂肪(例えば、1〜3%)においてさえ、クランピングされた脂肪網状構造体
が形成されるということは非常に驚くべきことである。なぜならば、クランピン
グされた脂肪網状構造体が得られる全ての従来の用途は、少なくとも20〜25
%の量の脂肪の存在を必要とするからである。
【0017】 本発明による組成物においては、水性相はその内部に連続性網状構造体として
の脂肪相を有する連続性相を形成し、水相中に分散されたミクロゲル粒子を有す
る二連続性(bi−continuous)構造体を与える。
【0018】 本発明による組成物は、低減された(1〜45%)量の脂肪を有するマヨネー
ズ型生成物のような組成物を調製するために使用するのに適している。また、こ
の組成物は、低減された(1〜45%)量の脂肪を有する水連続性スプレッドの
調製のために使用することもできる。例えば、1〜20%の脂肪を含む水連続性
スプレッドは、脂肪連続性の(非常に)低脂肪のスプレッドと比較したとき、そ
して特にバター脂肪が本発明におけるクランピングされた脂肪網状構造体を調製
するために適用される場合、改善された風味の放出を示すことができる。
【0019】 本発明は、また、ドレッシング、ソース、トッピング、フィリング等のような
、その他の水連続性組成物において使用することもできる。
【0020】 クランピングされた脂肪網状構造体の存在は、少なくともある程度の固体脂肪
及び安定化乳化剤、好ましくは蛋白質、の存在を必要とする。前記蛋白質は、ホ
エー蛋白質、カゼイン、大豆蛋白質、卵白のような様々な供給源からのものでよ
い。また、蛋白質は、リポ蛋白質の形態で、卵黄によって供給されてもよい。
【0021】 本発明による組成物においては、脂肪の濃度は1%のように低くてもよい。1
〜25%の濃度が好ましい。しかしながら、幾つかの目的では、脂肪の3%の下
限、及び15又は20%の上限が好ましい。
【0022】 本発明による組成物の調製のための方法において、上述したように、ミクロゲ
ル粒子を添加する前にエマルジョンを均質化するのが好ましい。冷却を10℃未
満、好ましくは5℃未満の温度まで行うのも好ましい。 本発明は以下の実施例によってさらに例示されるが、これらは非限定的なもので
あると理解されなければならない。
【0023】 実施例 本発明の生成物及び方法の例が、ここで、添付の図面1、2、及び3を参照し
ながら、本発明を説明するために記載されるが、本発明を限定するためではない
【0024】 図1〜3は、(弾性率によって表される)網状構造体の強度のプロットを示す
Pa単位の弾性率−G’(y軸)に対するHz単位の振動数(x軸)のグラフで
あり、図1においては6つの実施例(A〜F)、図2においては3つの実施例(
G〜I)、及び図3においては1つのモデル組成物に関するものである。
【0025】 実施例A 1.25重量%のイオタカラジーナン、1.25重量%のカッパカラジーナン
、及び0.5重量%の塩化カリウムを97重量%の水中に分散させ(全てプレミ
ックスの重量による)、分散体を70℃まで加熱し、そして(4000rpm)
でスクレープドサーフェイス熱交換器を通して剪断しながら5℃まで冷却するこ
とによって、分散されたミクロゲル粒子のプレミックスを調製した。硬質(カッ
パ)と軟質(イオタ)の粒子の混合物が得られた。硬質なカッパカラジーナン粒
子は0.1〜30μmの平均直径を有し、そして軟質なイオタカラジーナンは2
0〜50μmの平均直径を有した。
【0026】 別個に、エマルジョン相の調製のために以下のエマルジョン成分を使用した: 15.54% − 卵黄 0.56% − NaCl 0.67% − 乳酸 0.18% − ソルビン酸カリウム 22.20% − PK 38脂肪 22.20% − CN脂肪 38.66% − 脱イオン水 全てこの相の重量によるものであり、pHは4.4であった。
【0027】 設定4のシルバーソン(Silverson)(商標)混合器を使用して卵黄
を水(60℃)中に分散させ、それに続いてNaCl、ソルビン酸カリウムを添
加することによってエマルジョン相を調製した。PK38、CNを60℃まで加
熱し、設定6で10分間水性相と混合して、粗い「プレエマルジョン(pre−
emulsion)」を形成した。このプレエマルジョンを乳酸で酸性化し、そ
してその後、クレパコ(Crepaco)TM3ピストンホモジナイザーを1×
104 kNm−2(100バール)の圧力、50〜60℃で使用して均質化し
た。
【0028】 ピン撹拌C−ユニット(pin stirred C−unit)を使用して
、分散されたミクロゲル粒子のプレミックスを55対45の相体積でエマルジョ
ン相と混合し、そして5℃で貯蔵した。ミクロゲル粒子のプレミックスは約5℃
の温度で混合器に入り、エマルジョンプレミックスは約55〜60℃の温度で混
合器に入り、一方混合器は約5℃の温度に維持された。量は、55%の体積がミ
クロゲル粒子で占められ、そして残りの45%がエマルジョンプレミックスで占
められるように、選択された。従って、得られる生成物の脂肪含有率は約20%
であった。
【0029】 振動数の関数としての弾性率G’の測定は、4cmの直径のスチール製平行プ
レートの取り付けられたカリムド応力制御レオメーター(Carrimed c
ontrolled stress rheometer)を使用して行われた
。測定は、5℃において1Paの一定応力において、0.01乃至10Hzで行
われた。弾性率は、粒子の網状構造体の強度を示す。
【0030】 得られた弾性率のプロットAを図1に示す。
【0031】 実施例B、C及びD 実施例B、C及びDは、表1に記載したエマルジョン成分に関して、実施例A
において使用した手順に従って行なわれた。
【0032】 全配合物中の脂肪含有率は、実施例Bでは5%、実施例Cでは3%、そして実
施例Dでは1%であった。
【0033】 試料B、C及びDの弾性率は、比較実施例Aにおいて使用された方法に従って
測定された。
【0034】 得られた弾性率プロットB、C及びDを図1中に示す。
【0035】 実施例E(対照例) ミクロゲル粒子を実施例Aに記載された方法に従って調製した。
【0036】 別個に、水性相の調製のために水性相成分(表1、実施例Eを参照のこと)を
使用した。
【0037】 シルバーソンを使用して卵黄を水(60℃)中に分散させ、それに続くNaC
l、ソルビン酸カリウムの添加及び酸性化工程によって、水性相を製造した。
【0038】 ピン撹拌C−ユニットを使用して、分散されたミクロゲル粒子のプレミックス
を55対45の相体積で水性相と混合し、そして5℃で貯蔵した。その体積の5
5%がミクロゲル粒子で占められた。従って脂肪含有率は0%であった。
【0039】 試料Eの弾性率を比較実施例Aにおいて使用した方法に従って測定した。得ら
れた弾性率プロットEを図1に示す。
【0040】 実施例F(対照例) 実施例Fを実施例Aに記載した手順に従って行なったが、但し、PK38とC
Nの混合物の代わりに、SFO(即ち、液体油)を使用した。成分を表1に記載
する。最終生成物の脂肪含有率は3%であった。
【0041】 試料Fの弾性率を比較実施例Aにおいて使用した方法に従って測定した。得ら
れた弾性率プロットFを図1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】 実施例G(対照例) プレエマルジョンの調製のために以下の成分を使用した: 7.00% − 卵黄 0.35% − NaCl 0.50% − 乳酸(45%) 0.08% − ソルビン酸カリウム 30.00% − バター脂肪 62.07% − 脱イオン水 全てこの相の重量による。
【0044】 シルバーソンを使用して卵黄を水(60℃)中に分散させ、それに続くNaC
l、ソルビン酸カリウムの添加によってプレエマルジョン相を製造した。バター
脂肪を60℃まで加熱し、10分間水性相と混合して、粗い「プレエマルジョン
」を形成した。このプレエマルジョンを乳酸で酸性化し、そしてその後クレパコ
(Crepaco)TM3ピストンホモジナイザーを1×104 kNm−2
100バール)の圧力で使用して均質化した。(最終組成物に基づいて)全脂肪
含有率は30%であり、pHは5.0であった。
【0045】 試料G(ミクロゲル粒子が存在しないので、対照例)の弾性率を比較実施例A
において使用した方法に従って測定した。得られた弾性率プロットG’を図2に
示す。
【0046】 実施例H ミクロゲル粒子を実施例Aに記載された方法に従って調製した。
【0047】 別個に、エマルジョン相の調製のために、エマルジョン成分(表2、実施例H
)を使用した。シルバーソンを使用して卵黄を水(60℃)中に分散させ、それ
に続くNaCl、ソルビン酸カリウムの添加によって、エマルジョン相を製造し
た。バター脂肪を60℃まで加熱し、10分間水性相と混合して、粗い「プレエ
マルジョン」を形成した。プレエマルジョンを乳酸で酸性化した。
【0048】 ピン撹拌C−ユニットを使用して、分散されたミクロゲル粒子のプレミックス
を55対45の相体積でエマルジョン相と混合した。55%の体積がミクロゲル
粒子で占められた。(最終組成物中の)脂肪含有率は30%であった。
【0049】 試料Hの弾性率を比較実施例Aにおいて使用した方法に従って測定した。得ら
れた弾性率プロットHを図2に示す。
【0050】 実施例I(対照例) ミクロゲル粒子を実施例Aに記載された方法に従って調製した。
【0051】 別個に、水性相の調製のために、水相成分(表2、実施例I)を使用した。シ
ルバーソンを使用して卵黄を水(60℃)中に分散させ、それに続くNaCl、
ソルビン酸カリウムの添加及び酸性化工程によって、水性相を製造した。
【0052】 ピン撹拌C−ユニットを使用して、分散されたミクロゲル粒子のプレミックス
を55対45の相体積で水性相と混合した。55%の体積がミクロゲル粒子で占
められた。(最終組成物中の)脂肪含有率は0%であった。
【0053】 試料I(脂肪が存在しないので、対照例)の弾性率を比較実施例Aにおいて使
用した方法に従って測定した。得られた弾性率プロットIを図2に示す。
【0054】
【表2】
【0055】 実施例1:20%脂肪のマヨネーズ ミクロゲル粒子を実施例Aに記載された方法に従って調製した。 別個に、(ミクロゲル粒子を含まない)エマルジョン相の調製のために、以下
のエマルジョン成分を使用した: 11.10% − 卵黄 22.20% − ダブルクリーム(47.5%脂肪) 1.11% − NaCl 5.55% − スクロース 6.67% − スピリットビネガー(Spirit vinegar)(8
%) 0.67% − 乳酸(45%) 0.17% − β−カロチン(1%分散体) 0.17% − ソルビン酸カリウム 4.44% − マスタードディジョン(Mustard Dijon) 5.55% − PK 38 5.55% − CN 23.31% − SFO 13.51% − 脱イオン水 全てこの相の重量による。
【0056】 シルバーソンを使用して卵黄を水(60℃)中に分散させ、それに続くスピリ
ットビネガー、マスタード、NaCl、スクロース、β−カロチン、ソルビン酸
カリウムの添加によってエマルジョン相を調製した。PK 38、CN及びSF
Oを60℃まで加熱し、10分間水性相と混合して、粗い「プレエマルジョン」
を形成した。プレエマルジョンを45%乳酸で酸性化し、そしてその後クレパコ
TM3ピストンホモジナイザーを1×104kNm−2(100バール)の圧力
で使用して均質化した。
【0057】 ピン撹拌C−ユニットを使用して、分散されたミクロゲル粒子のプレミックス
を55対45の相体積でエマルジョン相と混合して、ミクロゲル粒子で占められ
た55%の体積を有する、スプーンですくえる水性連続性マヨネーズを形成した
。最終エマルジョンの脂肪含有率は20.25%であった。6Hzと8Hzの間
の弾性率は約3500Paであった。この実施例は、(従来の低脂肪マヨネーズ
の場合のような、遅い口中での分解ではなく)急速な口中での分解を与える固体
脂肪の溶融挙動を有する市販の完全脂肪マヨネーズのコンシステンシーに匹敵す
るコンシステンシーを有する。
【0058】 実施例2:30%バター脂肪スプレッド エマルジョン相が以下の成分を含んだことを除いて、実施例1と同様: 15.54% − 卵黄 0.78% − NaCl 0.18% − ソルビン酸カリウム 66.60% − 濃縮バター脂肪(99.8%) 1.10% − 乳酸 15.80% − 脱イオン水 全てこの相のみの重量による。
【0059】 実施例1に記載されたように、ミクロゲルとエマルジョン相を混合することに
よって、スプレッドを調製した。脂肪含有率は30%であった。6Hzと8Hz
の間の弾性率は約24500Paであった。得られたスプレッドは、滑らかな外
観と、その他の低脂肪スプレッドのコンシステンシーに類似のコンシステンシー
を有した。
【0060】 実施例3:0脂肪のスプレッド エマルジョン相を除いて実施例1と同様であった。 エマルジョン相は以下の成分を有した: 15.55% − 卵黄 3.33% − NaCl 0.07% − β−カロチン1%水相 0.33% − ソルビン酸カリウム 3.33% − PK 38(固体脂肪) 3.33% − CN(固体脂肪) 0.31% − キサンタン RD 73.75% − 脱イオン水 pH5までの乳酸 全てこの相の重量による。
【0061】 実施例1に記載されたように、ミクロゲルとエマルジョン相を混合することに
よって、スプレッドを調製した。0脂肪スプレッドの脂肪含有率は3%であった
。6Hzと8Hzの間の弾性率は約4150Paであった。得られたスプレッド
は、外観とコンシステンシーにおいて市販の20%脂肪のスプレッドに匹敵した
【0062】 実施例4:20%脂肪のマヨネーズ(オールインワンプロセス) (実施例1と同様の)ゲル形成性カッパ及びイオタカラジーナンを、処理の前
に、エマルジョンプレミックスと直接10分間混合し、70℃で貯蔵した。オー
ルインワンマヨネーズは、それを4000rpmのスクレープド・サーフェイス
熱交換器に通し剪断しながら5℃まで冷却することによって調製され、そして5
℃で貯蔵された。脂肪含有率は20%であった。 最終生成物成分: 4.0% − 卵黄 0.9% − NaCl 2.5% − スクロース 2.0% − スピリットビネガー 8% 0.1% − ソルビン酸カリウム 2.3% − マスタード・ディジョン 1.5% − PK 38(固体脂肪) 1.5% − CN(固体脂肪) 17.0% − SFO(液体油) 0.7% − イオタカラジーナン 0.7% − カッパカラジーナン 0.3% − 塩化カリウム 66.5% − 脱イオン水
【0063】 マヨネーズは、完全脂肪マヨネーズに近いコンシステンシーを有して非常に滑
らかであった。6Hzと8Hzの間の弾性率は約2000Paであった。
【0064】 実施例5(卵黄の代わりにホエー及びモノグリセリドを有する、エマルジョン) 参照エマルジョンを以下に記載されたプレエマルジョンを調製することによっ
て調製した。 0.50% − ホエー蛋白質 0.25% − ハイモノ(Hymono) 7804 0.35% − NaCl 0.08% − ソルビン酸カリウム 5.00% − PK 38(固体脂肪) 5.00% − CN(固体脂肪) 88.82% − 脱イオン水 全てこの相の重量による。
【0065】 このプレエマルジョンを実施例1と同様の(カッパ及びイオタカラジーナンを
含む)ミクロゲル粒子エマルジョンと、均質生成物が得られるまで混合し、そし
て5℃で貯蔵した。その体積の55%がミクロゲル粒子で占められた。脂肪含有
率は4.5%であり、pHは6.2であった。弾性率を図3に示す。生成物はス
プーンですくうことができた。
【0066】 実施例6(卵黄の代わりにホエー及びモノグリセリドを有する、エマルジョン) 参照エマルジョンを以下に記載されたプレエマルジョンを調製することによっ
て調製した。 0.50% − ホエー蛋白質 0.25% − ハイモノ(Hymono) 7804 0.35% − NaCl 0.08% − ソルビン酸カリウム 10.00% − PK 38(固体脂肪) 10.00% − CN(固体脂肪) 88.82% − 脱イオン水 全てこの相の重量による。
【0067】 このプレエマルジョンを実施例1と同様の(カッパ及びイオタカラジーナンを
含む)ミクロゲル粒子エマルジョンと、均質生成物が得られるまで混合し、そし
て5℃で貯蔵した。その体積の50%がミクロゲル粒子で占められた。脂肪含有
率は10%であり、pHは6.2であった。弾性率を図4に示す。生成物はスプ
ーンですくうことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、6つの実施例(A〜F)についての、(弾性率によって表される)網
状構造体の強度のプロットを示すPa単位の弾性率−G’(y軸)に対するHz
単位の振動数(x軸)のグラフである。
【図2】 図2は、3つの実施例(G〜I)についての、(弾性率によって表される)網
状構造体の強度のプロットを示すPa単位の弾性率−G’(y軸)に対するHz
単位の振動数(x軸)のグラフである。
【図3】 図3は、1つのモデル組成物についての、(弾性率によって表される)網状構
造体の強度のプロットを示すPa単位の弾性率−G’(y軸)に対するHz単位
の振動数(x軸)のグラフである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月14日(2001.5.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】 本発明による組成物の調製のための方法において、上述したように、ミクロゲ
ル粒子を添加する前にエマルジョンを均質化するのが好ましい。冷却を10℃未
満、好ましくは5℃未満の温度まで行うのも好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW (72)発明者 ジョーンズ、マルコム・グリン 英国、ベッドフォードシャー・エムケイ 44・1エルキュー、シャーンブルック、コ ルワース・ハウス、ユニリーバー・リサー チ・コルワース内(番地なし) Fターム(参考) 4B026 DC06 DG03 DG15 DH03 DK01 DK04 DK05 DL04 DX04 4B047 LB09 LE03 LE04 LG10 LG11 LG18 LG26

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10〜65%の、連続性相としての水、 1〜45%の脂肪相、 30〜80%ミクロゲル粒子、 0.1〜10%の安定化乳化剤、好ましくは蛋白質である安定化乳化剤、 0.01〜2%の不安定化乳化剤、 を含有する食用組成物であって、当該組成物が少なくとも250Paで100,
    000Pa未満の弾性率(G’)を有する、食用組成物。
  2. 【請求項2】 弾性率(G’)が、少なくとも500Paで10,000P
    a未満である、請求項1の組成物。
  3. 【請求項3】 脂肪相が、10℃で固体である脂肪を少なくとも50%含む
    、請求項1又は請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 前記固体脂肪が、硬化パーム核脂肪(PK38)、ココヤシ
    脂肪(CN)、硬化ココヤシ脂肪(CN33)、バター脂肪、又はそれらの混合
    物を含む、請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 不安定化乳化剤が、モノグリセリド、レシチン、ポリグリセ
    ロールエステル、及びツイーン類から選択される、請求項1乃至4のいずれか1
    請求項の組成物。
  6. 【請求項6】 蛋白質の量と不安定化乳化剤の量が、0.2〜25%、好ま
    しくは5〜20%の卵黄によって提供される、請求項1乃至4のいずれか1請求
    項の方法。
  7. 【請求項7】 ミクロゲル粒子の少なくとも80(重量)%が5〜100μ
    mのサイズを有する、請求項1乃至6のいずれか1請求項の方法。
  8. 【請求項8】 脂肪相の量が、全組成物に基づいて、1〜25重量%である
    、請求項1乃至7のいずれか1請求項の方法。
  9. 【請求項9】 水性相がその内部に連続性網状構造体としての脂肪相を有す
    る連続性相を形成し、水相中に分散されたミクロゲル粒子を有する二連続性構造
    体を与える、請求項1乃至8のいずれか1請求項の組成物。
  10. 【請求項10】 ミクロゲル粒子が、寒天、アルギン酸塩、ペクチン、ジェ
    ラン、カラジーナンのような、ゲル形成性のヒドロコロイドを含む、請求項1乃
    至9のいずれか1請求項の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれ1請求項の組成物を含むことを
    特徴とする、マヨネーズ型組成物、スプレッド、ドレッシング、ソース、トッピ
    ング、フィリング。
  12. 【請求項12】 250乃至100,000Paの弾性率(G’)を有する
    塗り広げられるか又はスプーンですくえる食品組成物の調製のための方法であっ
    て、当該組成物は、 10〜65%の、連続性相としての水、 1〜45%の脂肪相、 30〜80%のミクロゲル粒子、 0.1〜10%の蛋白質、 0.01〜2%の不安定化乳化剤 を含有し、そして当該方法は、少なくとも、 脂肪相を溶融させる工程、 溶融された脂肪を水相(又はその一部)中において乳化させる工程、 ミクロゲル粒子を添加する工程、 混合する工程、 脂肪の少なくとも50%が固体である温度まで冷却する工程、 を含み、蛋白質は、ミクロゲル粒子を添加する前に、水相又は脂肪相、又はそれ
    らの両方に添加される、方法。
  13. 【請求項13】 ミクロゲル粒子を添加する前にエマルジョンが均質化され
    る、請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 冷却が、10℃未満の温度まで、好ましくは5℃未満の温
    度まで、行われる、請求項12又は請求項13の方法。
JP2001514776A 1999-08-04 2000-07-04 低脂肪のスプーンですくえるか又は塗り広げられる食品生成物 Pending JP2003506061A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP99306186 1999-08-04
EP99306186.0 1999-08-04
PCT/EP2000/006338 WO2001010235A1 (en) 1999-08-04 2000-07-04 Low fat spoonable or spreadable food products

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003506061A true JP2003506061A (ja) 2003-02-18

Family

ID=8241561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001514776A Pending JP2003506061A (ja) 1999-08-04 2000-07-04 低脂肪のスプーンですくえるか又は塗り広げられる食品生成物

Country Status (15)

Country Link
US (1) US6787176B1 (ja)
EP (1) EP1199944B1 (ja)
JP (1) JP2003506061A (ja)
AT (1) ATE233053T1 (ja)
AU (1) AU756344B2 (ja)
BR (1) BR0012917A (ja)
CA (1) CA2378420A1 (ja)
CZ (1) CZ293902B6 (ja)
DE (1) DE60001508T2 (ja)
ES (1) ES2192534T3 (ja)
HU (1) HUP0202474A3 (ja)
MX (1) MXPA02001178A (ja)
PL (1) PL198023B1 (ja)
RU (1) RU2269272C2 (ja)
WO (1) WO2001010235A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010619A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Q P Corp 酸性水中油型乳化食品
JP2012010622A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Q P Corp 酸性水中油型乳化食品
JP2012010621A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Q P Corp 酸性水中油型乳化食品
WO2012114995A1 (ja) * 2011-02-24 2012-08-30 日清オイリオグループ株式会社 嚥下・咀嚼困難者用食品の摂食補助用オルガノゲル及び嚥下・咀嚼困難者用食品

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0005736D0 (en) 2000-03-09 2000-05-03 G C Hahn Co Ltd Low fat edible emulsions
US7510737B2 (en) * 2003-10-24 2009-03-31 Unilever Bestfoods, North America, Division Of Conopco, Inc. Low carbohydrate fiber containing emulsion
RU2006117762A (ru) * 2003-10-24 2007-12-10 Юнилевер Н.В. (Nl) Содержащая пищевые волокна эмульсия с низким содержанием углеводов
WO2006117069A1 (en) * 2005-05-04 2006-11-09 Unilever N.V. Satiety emulsions and food compositions
FR2908601B1 (fr) * 2006-11-16 2009-01-09 Gervais Danone Sa Fourrage gras ou pate a tartiner aux fruits
ES2328529T5 (es) * 2007-06-12 2020-10-08 Unilever Nv Concentrado envasado para preparar un caldo, una sopa, un aliño, una salsa o para su uso como condimento, comprendiendo el concentrado glucomanán
EP2005843A1 (en) * 2007-06-12 2008-12-24 Unilever N.V. Packaged concentrate for preparing a bouillon,soup,sauce,gravy or for use as seasoning,the concentrate comprising xanthan and guar gum
WO2011051650A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-05 St Giles Foods Limited Sprayable edible compositions

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3946122A (en) * 1967-12-04 1976-03-23 Lever Brothers Company Process of preparing margarine products
US4632841A (en) * 1984-06-11 1986-12-30 Lever Brothers Company Low fat spreads containing emulsion disruptors
US4849243A (en) * 1987-12-21 1989-07-18 Lever Brothers Company Process for producing low fat spreads by phase inversion
EP0355908B1 (en) 1988-08-17 1996-12-18 Unilever N.V. Liquid based composition comprising gelling polysaccharide capable of forming a reversible gel and a method for preparing such composition
GB8928370D0 (en) 1989-12-15 1990-02-21 Unilever Plc Fluid composition
EP0455288B1 (en) * 1990-05-02 1993-10-27 Unilever N.V. Whippable non-dairy creams
EP0459566A1 (en) * 1990-05-29 1991-12-04 Unilever N.V. Translucent thixotropic hygel
EP0469656B1 (en) * 1990-07-30 1994-12-28 Unilever N.V. Whippable non-dairy cream, based on liquid oil
ZA931327B (en) 1992-02-26 1994-08-25 Unilever Plc Water-continuous emulsions based on polysacharides
USH1394H (en) * 1992-05-22 1995-01-03 A. E. Staley Manufacturing Company Method of preparing reduced fat spreads
EP0682477B1 (en) * 1993-02-03 1997-04-23 Unilever Plc Low-safa cream alternatives
US5718969A (en) * 1993-08-25 1998-02-17 Fmc Corporation Nonaggregating hydrocolloid microparticulates, intermediates therefor, and processes for their preparation
US5904949A (en) * 1996-05-10 1999-05-18 Van Den Bergh Foods Company, Division Of Conopco, Inc. Water-in-oil emulsion spread
DE69813819T2 (de) 1997-07-11 2004-01-29 Unilever Nv Fliessfähige wässerige kontinuierliche emulsionen

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010619A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Q P Corp 酸性水中油型乳化食品
JP2012010622A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Q P Corp 酸性水中油型乳化食品
JP2012010621A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Q P Corp 酸性水中油型乳化食品
WO2012114995A1 (ja) * 2011-02-24 2012-08-30 日清オイリオグループ株式会社 嚥下・咀嚼困難者用食品の摂食補助用オルガノゲル及び嚥下・咀嚼困難者用食品
JP5901075B2 (ja) * 2011-02-24 2016-04-06 日清オイリオグループ株式会社 嚥下・咀嚼困難者用食品の摂食補助用オルガノゲル及び嚥下・咀嚼困難者用食品
TWI578916B (zh) * 2011-02-24 2017-04-21 日清奧利友集團股份有限公司 吞嚥及/或咀嚼困難者用食品之輔助攝食用有機凝膠以及吞嚥及/或咀嚼困難者用食品
KR101916490B1 (ko) * 2011-02-24 2018-11-07 닛신 오일리오그룹 가부시키가이샤 연하·저작곤란자용 식품의 섭식보조용 오르가노겔 및 연하·저작곤란자용 식품

Also Published As

Publication number Publication date
ATE233053T1 (de) 2003-03-15
HUP0202474A2 (hu) 2002-11-28
RU2269272C2 (ru) 2006-02-10
EP1199944B1 (en) 2003-02-26
DE60001508T2 (de) 2003-09-25
US6787176B1 (en) 2004-09-07
CZ2002424A3 (cs) 2002-06-12
BR0012917A (pt) 2002-04-30
CA2378420A1 (en) 2001-02-15
AU5982500A (en) 2001-03-05
HUP0202474A3 (en) 2003-03-28
MXPA02001178A (es) 2002-07-02
CZ293902B6 (cs) 2004-08-18
ES2192534T3 (es) 2003-10-16
PL353395A1 (en) 2003-11-17
DE60001508D1 (de) 2003-04-03
PL198023B1 (pl) 2008-05-30
EP1199944A1 (en) 2002-05-02
AU756344B2 (en) 2003-01-09
WO2001010235A1 (en) 2001-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2150224A1 (en) A low fat spread and process for making same
JP2003506061A (ja) 低脂肪のスプーンですくえるか又は塗り広げられる食品生成物
AU2772397A (en) Water-in-oil emulsion spread
JP6514641B2 (ja) 乳化塩を含まずデンプンで安定化されたチーズ
EP0817574B1 (en) Sauce base composition
EP0711115A1 (en) LOW FAT SPREAD
RU2253273C2 (ru) Пищевой продукт, способ его получения и применение в качестве жира для жарки
JP2004535793A (ja) 低い油含有率を有する食用の水中油型エマルション
CA2150685A1 (en) Use of stable gas cells in food products
SK18262002A3 (sk) Liateľná alebo pastovitá zmes, jej použitie, spôsob prípravy emulzie oleja vo vode a roztierateľná emulzia
EP0771151B1 (en) Pourable salad dressing
IE67160B1 (en) Stabilizing and emulsifying composition for the preparation of low-fat spreads
JPS637757A (ja) クリ−ム状食品
US6153248A (en) Low-fat spread
JPS6154230A (ja) O/w型エマルジヨン組成物
AU2003212362B2 (en) Spoonable water-continuous acidified food product
EP0372625B1 (en) Low fat spread
JPH10262559A (ja) 油中水型乳化油脂組成物およびその製造方法
JPH04278049A (ja) 低脂肪分スプレッド
JPS6317656A (ja) 固形食品の製造法
JP3523758B2 (ja) 油中水型乳化油脂組成物およびその製造方法
JPH0471448A (ja) ペースト状食品及びその製造方法
JPH07284374A (ja) 卵白様凝固物及びそれを具材として用いた水中油型酸性乳化食品
JP2000236810A (ja) 油中水型乳化組成物
MXPA00009572A (en) Process for preparing a spread

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20041130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080715