JP2003504040A - 死んでいる魚を整列させるための方法と機器 - Google Patents

死んでいる魚を整列させるための方法と機器

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Abstract

(57)【要約】 魚の頭を、または事前に頭を切られた魚の場合に胴部に残っている鎖骨を、プリセット位置(38)で胴部から、魚の配列方行を横切る方向に走る切削縁を有するブレード(11)によって切断するためには、魚をブレードの切断平面(39)に対して整列させなければならない。知られている方法および機器では、特にサイズの異なる魚に関しては、魚を移動させる目的のために魚を正確に係合させる上で、ならびに魚の変形のせいで正確な位置決めを得る上で困難性が発生するので、頭などの寸法的に安定した位置で魚を可動位置決め装置(4)によって形状固定関係で掴み、プリセット位置(38)が切断平面に来るまで、切断平面(39)に向かう方向に移動させることを提案する。この目的のために、魚の寸法的に安定した位置と形状固定係合させることができて、魚を整列させる滑り機構を有する位置決め装置(4)を準備する。こうして整列が達成され、一方では操作者による不正確さを自動的に回避し、他方では、結果的に魚本体の弾性変形を引き起こすことが多い切断点の望ましくないあらゆるずれがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (説明) 本発明は、魚が整列される切断平面内で魚の配列方向に対して横断方向に走る
ブレードによってプリセット位置で頭側部分を胴部から分離しようとする死んで
いる魚を整列させる方法に関する。
【0002】 さらにまた本発明は、魚を配置してブレードで切ることができる切断平面で魚
の配列方向に対して横断方向に配置されるブレードによってプリセット位置で頭
側部分を胴部から分離するために死んでいる魚を整列させる装置に関する。
【0003】 下記において、「頭」という用語は、えら、横ひれ、および/または鎖骨を含
む可能性もある魚の頭側部分を意味するものと理解すべきである。したがって、
頭がすでに切り離されてこのような要素が胴部に残されている魚も、本発明の範
囲内にあると考えるべきである。
【0004】 魚の頭を胴部から分離するための機械は知られている。頭を分離するためのブ
レードは、できるだけ多くの魚肉が胴部に残る魚の個所に導かれるべきであり、
頭は、胴部を向いている骨の後の境界に沿って分離される。ここで、横ひれは頭
を分離するのに特に適した位置であることを十分な信頼性をもって示すことが判
明した。この理由で、死んでいる魚は魚を運搬するトラフの中で横ひれに対して
整列され、頭支持部と本体支持部とに分割される。切断はこの分割部に沿ってブ
レードによって行われ、この分割部は、頭に向かう方向に見て横ひれの直前にあ
っても、または胴部に向かう方向に見て横ひれの直後にあってもよい。
【0005】 ここで、死んでいる魚は、これを搬送するために使用されるトラフの中に、魚
がその縦方向に移動できる隙間を伴って横たわっていることを考慮に入れられた
い。この隙間は大きな魚に対しては小さな魚に対するよりも小さくなる。隙間は
、頭を胴部から分離する切断のための尺度として役立つ横ひれによって制限され
る。これらの横ひれは、魚がトラフの内で動かされるときに捕捉装置に捕まえら
れる。この捕捉装置はこの目的のために備えられていて、頭を分離するために使
用されるブレードが移動する切断平面がその補足装置に対して位置決めされる。
【0006】 魚を整列させるための知られた装置によれば、トラフ内における魚の移動が問
題であった。この原因は、死んでいる魚を必要な信頼性をもってトラフ内部で掴
むことができないので通常は整列されないということであった。この場合には例
えばトラフ内部において魚を移動させるという目的のために、魚の縦方向におい
て頭から遠ざける方向に魚を後方に移動させるための滑り板を魚の口の領域に作
用させた。魚がトラフ内部で受ける抵抗に応じて、頭は変形するが魚の移動は起
こらなかった。したがって魚は、頭を胴部から最適に分離することが可能な位置
に移動させることはできなかった。
【0007】 さらにまた、魚をトラフの中で整列させるために、その胴部の領域で形状を固
定した関係で魚を掴むことが試みられた。この場合には、形状固定連結装置によ
って力が加えられるときに胴部が主として弾性変形する魚肉からなるかぎり、こ
の点でやはり魚を整列できず、単に独立に影響する変数のランダムな組合せがあ
るのみという困難性が生ずる。
【0008】 最後に、死んでいる魚を移動ツールに結合させ、頭を移動ツールに結合させる
という方法もすでに実用化されている。移動ツールはスパイクを有し、このスパ
イクに魚の頭を突き刺するというものであった。スパイクは魚の頭の眼窩を貫通
した。この方法では、頭を突き刺す操作者のかなりの注意と集中の能力が要求さ
れる。しかし操作者は1分間あたり30〜40尾の魚の連続で管理可能な自分の
作業時限にわたって、スパイクが眼窩を貫通することを所要の信頼性を伴って保
証することができなかったので、頭は所要の信頼性を伴って移動装置に結合され
なかった。したがって、結合を操作者の注意力に依存することは不適切であるこ
とが証明された。
【0009】 したがって本発明の目的は、プリセット位置で頭が胴部から分離されるほどの
信頼性をもって魚を整列ツールに結合することである。
【0010】 この目的はここにおいて、魚が可動位置決め装置によって寸法的に安定した位
置において形状固定関係で掴まれ、プリセット位置が切断平面に来るまで切断平
面に向かう方向に移動されるという方法に関して達成される。
【0011】 位置決め装置を魚本体の寸法的に安定した位置に結合することによって、魚本
体の弾性変形による魚の位置決めの不正確さが発生しないことは確実になる。
【0012】 この機器に関して、設定された目的は、魚の寸法的に安定した位置に形状固定
係合することができ、魚を整列させる滑り機構を備えた位置決め装置を準備する
ことによって達成される。
【0013】 この位置決め装置によって、魚の結合は操作者の注意とは無関係になる。寸法
的に安定した位置への結合は、魚本体の弾性変形が切断点の望ましくない移動を
導かないことを保証する。
【0014】 本発明の好ましい一実施態様によれば、プリセット位置は魚の横ひれによって
方向配置される。これらの横ひれは十分な信頼性を伴って頭から胴部への遷移部
を示すので、要件に応じて、頭は横ひれの頭の方に面する側で、または横ひれの
頭から離れた側で分離される。
【0015】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、位置決め装置は頭の領域で形
状固定関係で捕らえられる。頭は魚本体の単に寸法的に安定した位置であるから
、頭は、頭の領域で魚本体に加えられる力を魚本体全体に伝えるために特に適し
ている。
【0016】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、位置決め装置は少なくとも1
つの尖った物体によって頭骨の肉カバーの中に貫入し、この肉は横境界表面の途
中に存在し、この中で位置決め装置が形状固定関係でクランプされる。肉カバー
は厚いので、位置決め装置はこの中にクランプされることが可能である。一方、
この肉カバーの厚さはこれを覆う頭骨に対する変形を許さない。肉カバーに加わ
る力は直接頭骨に、したがって魚本体全体に分与される。
【0017】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、位置決め装置は、尖った物体
が頭の肉カバーに貫入する垂直平面の下部をほぼ走る弧状経路を案内される。こ
うして、位置決め装置の確実な案内が可能になる。位置決め装置はそれぞれ望ま
れる位置で頭を掴み、これを個別の切断を行うために必要な時間だけこれをしっ
かり保持する。また垂直平面における位置決め装置の案内を、構造的に非常に有
利に達成することができる。
【0018】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、位置決め装置は、魚が運搬さ
れる速度に対応した速度で経路の上を運搬される。2つの速度の協働によって、
魚は確実に位置決め装置によって案内されるとともに運搬され、このガイドから
放されることはない。
【0019】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、位置決め装置は、トラフの中
に横たわっている魚と同じ方向に経路の底位置を運搬される。こうして、運搬中
の位置決め装置はトラフの中に横たわっている魚と異なる方向に走行しない。一
方の位置決め装置の方向と他方のトラフに横たわる魚の方向とが異なることによ
る魚への損傷は避けられる。
【0020】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、位置決め装置によって掴まれ
ている魚は、プリセット位置が切断平面に達するまでトラフ内でばね力によって
移動される。魚を移動させるためのこの駆動装置は簡単なものであり、したがっ
て故障し難い。魚を移動している間の作業中断を懸念することはない。
【0021】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、位置決め装置は少なくとも1
つの尖った物体を備え、この物体は魚の中に導入されることが可能で、頭の領域
には、この物体を魚と形状固定係合させる機構を備えている。この尖った物体は
この機構によって高い信頼性をもって頭の領域を掴み、したがってこの機構は機
器の操作者とは関係なく魚の結合を行う。この場合、本発明のさらに別の好まし
い実施態様によれば、尖った物体は2つのガイドを備え、このうち第1ガイドは
魚の縦方向を横断する方向に魚によって維持されて前進方向に延び、第2ガイド
はこの方向を横断する方向に、運搬装置の中に横たわる魚の縦軸の方向に延びて
いる。これらの2つのガイドが、位置決め装置への魚の非常に確実な結合を可能
にするので、頭分離の切断を魚本体のプリセット位置で行うことができる。
【0022】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、第1ガイドは、頭の領域にお
いて頭に隣接する底位置に達する円弧として作られており、この底位置で第1ガ
イドは頭の肉カバーの中に形状固定関係で延びる。円弧に沿ったこの案内は、魚
の頭の上を尖った物体が確実に捕捉することを可能にする。ここで、本発明のさ
らに別の好ましい実施態様によれば、尖った物体のためのガイドはカルーセルの
形状を呈する。本発明のさらに別の好ましい実施態様によるガイドは、円曲線と
尖った物体の第2懸垂部からなり、円曲線の上を尖った物体の第1懸垂部が案内
され、第2懸垂部は、尖った物体が頭を保持するその位置において所与の距離だ
け案内されるように、第1懸垂部に対して案内される。こうして、分離切断を行
うまで頭の必要な案内を実施することが可能である。
【0023】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、円曲線の上に楕円形チャネル
曲線が重ねられ、この曲線では、機能ゾーンの領域における尖った物体が垂直に
トラフに直角方向に向けられるように、尖った物体の第2懸垂部が案内される。
円曲線と楕円形チャネル曲線との組合せの結果、まさに必要な機能ゾーンの領域
において尖った物体の狭くて正確な案内ができ、こうして頭が分離されるまで魚
が確実に支持される。
【0024】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、機能ゾーンは、トラフに横た
わる魚に向かう方向に尖った物体を降下させること、横ひれが捕捉装置の中に捕
捉されるまでトラフ内の魚を移動させること、および尖った物体を上昇させてそ
の魚との形状固定係合から外すことを含む。機能ゾーンのこれら3つのセクショ
ンは、頭の分離中に魚が正しく案内されているか、また頭が分離される正しい位
置にあるか否かを決定する。
【0025】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、捕捉装置は成形物からなり、
これは、魚の移動中に魚の横ひれが横限界表面の両側に捕捉されるように、これ
ら両側においてトラフの中に横たわる魚に向かう方向に配置され、したがって魚
は頭切断ブレードの切断平面の領域におけるプリセット位置に在ることになる。
この捕捉装置はまた本発明による位置決め装置と共に試用され試験されて、結果
的に最適の分離切断性能を出している。
【0026】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、捕捉装置は少なくとも2つの
セクションに分割され、これらのセクションは、トラフ幅だけ魚を運搬した後に
頭を分離するための望みの位置にまだ達していない魚を補足するためのトラフを
運搬する方向に連続して配置されている。捕捉装置を2つまたはそれ以上のセク
ションに分割することによって、魚のその縦方向における整列は、魚のその縦方
向を横断する方向の進行とは時間的に無関係になる。その代わりに、魚の縦方向
における整列は中庸の整列速度で実施することができるので、捕捉装置が横ひれ
を補足しないことは必要な信頼性をもって防止される。この縦方向の移動の速度
が速すぎると、捕捉装置は必要な信頼性をもって横ひれを掴まないと予測しなけ
ればならない。
【0027】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、滑り機構は、魚の縦軸の方向
に切断平面に向かう方向に尖った物体を移動させるばねからなる。滑り機構のこ
のようなばねに依存する操作は、一方では実施するのに比較的簡単で安価である
が、他方では操作的に非常に確実である。この結果、非常に確実な魚の位置決め
が最低の構造的費用で達成される。
【0028】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、尖った物体は、これを魚に向
かう方向に強制する圧力ばねによって偏向される。この圧力ばねは一方では頭の
強度条件に、他方では肉カバーの強度条件に調節することができるので、頭を結
合するのに、頭が壊れるかまたは結合が十分に行われないかを懸念する必要はな
い。
【0029】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、魚を動かす回動アームが、ト
ラフの中で魚がその縦軸によって延びる平面に回動可能に取り付けられている。
魚のこの縦軸は、尖った物体が頭と形状固定係合する平面に斜めに適切に方向配
置される。この斜めの方向配置は、魚の縦軸に直角ではなく斜めの方向に走る平
面内で分離切断が行われ、こうして魚の胴部に接合して残る魚肉の収率をできる
だけ高くし、かなりの量の魚肉が頭の分離において頭に残ることがないという利
点を有する。
【0030】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、さらに強いばねが大きな魚の
ために、より小さなばねがより小さな魚の移動のために準備されている。こうし
て、魚をそれぞれ、それに適切な力でトラフ内を移動させることができる。
【0031】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、滑り機構をその端位置にある
ラチェット・システムによってロックして、魚をその切断位置に保持することが
できる。このラチェット・システムは魚の固定された位置で行われる切断につな
がる。
【0032】 本発明のさらに別の好ましい実施態様によれば、頭を胴部から分離中の魚はば
ねによって尖った物体を通じて偏向される。分離が終わるまで存在するばね偏向
は、結果として、トラフにおける魚の固定案内を考慮して魚を必要な信頼性をも
ってプリセット位置で分離できることになる。
【0033】 本発明のさらなる詳細は、下記の詳細な説明と、本発明の好ましい実施形態が
例示として図解される添付の図面から明らかになる。
【0034】 魚1、2を位置決めするための機械は、本質的にトラフ3と位置決め装置4か
らなる。魚1、2はトラフ3の中に横たわっており、このトラフの中で魚は、ボ
ルト7によってトラフ3と連結されているチェーン6によって、その縦長部5を
横切る方向に運搬される。トラフ3は頭支持部8と本体支持部9とに分割されて
いる。頭支持部8と本体支持部9との間にスロット10が広がり、この領域にブ
レード11が配置される。このブレード11は、スロット10の領域において回
転するように取り付けられた円形ブレードとして構成されている。しかし他のブ
レード11、例えばスロット10の領域において並進移動するブレードを配置す
ることも考えることができる。さらにまた、1つのブレード11の代わりに、頭
を切ろうとする魚1、2の種類に応じていわゆる楔カットを行おうとする場合に
は、一対のブレードをスロット10の領域に準備することができる。
【0035】 魚1、2は、胴部12を本体支持部9の上に、頭13を頭支持部8の上に置い
て横たわっている。頭13は、薄い肉カバー14によって固く囲まれた魚1、2
の寸法的に最も安定した部分である。魚1、2はそれぞれのトラフ3においてそ
の横境界表面15の1つの上に横たわっている。これらの横境界表面15から、
魚1、2の脇位置に横ひれ16、17が突出し、これらはそれぞれの根部18,
19によって横境界表面15に埋め込まれている。
【0036】 トラフ3の上には、軸21の周りに回転するカルーセル20の中に位置決め装
置4が配置されている。この軸21はスタンド22に回転可能に取り付けられて
いる。カルーセル20は、互いに平行な平面を通り軸21に固く連結されている
2枚のサイドプレート23、24を有する。
【0037】 位置決め装置4は、2枚のサイドプレート23、24内で軸端25、26に回
転可能に取り付けられている。さらにまた位置決め装置4は、転動体28上のチ
ャネル曲線27の中に、またはチャネル曲線27の中で転動する滑り片に取り付
けられている。チャネル曲線27は楕円29の形に延びている。ここで楕円29
は、楕円29と円曲線30とが互いに重なり合うようにカルーセル20によって
描かれた円曲線30に対して配置されるので、トラフ3の方に面する底位置31
でともにこれらは位置決め装置4を、トラフ3にほぼ平行に走る経路の中を運搬
する。こうして、底位置31では、カルーセル20とチャネル曲線27の上を案
内される位置決め装置4は、これらの下境界32を魚1、2の作用を受けるトラ
フ内表面33とほぼ平行にして走行する。
【0038】 位置決め装置の下境界32から尖った物体34、例えば爪が突き出ている。こ
の尖った物体は底位置31においては頭13の肉カバー14の中に埋まった形と
なり、こうして頭13、および頭13が最も寸法的に安定した部分である魚1、
2全体を案内する。カルーセル20、およびチャネル曲線27を通過する転動体
28も、例えばチェーンによって、トラフ3を運搬する前進機構のチェーン6に
機械的に連結されている。こうしてカルーセル20は、トラフ3が運搬される前
進速度に対応する底位置31における位置決め装置4の経路速度になる速度を有
する。こうして、トラフ3の中に横たわる魚1、2の頭13は、全機能長35に
ある間は位置決め装置4の尖った物体34と形状固定係合したままである。この
機能長35は降下セクション36を備え、ここでは位置決め装置4が、尖った物
体34が頭と形状固定関係で係合されるようになる程度に魚1、2の頭13の上
に降下する。降下セクション36の次に滑りセクション37が続き、ここでは魚
1、2はトラフ内3において、ブレード11が回転する切断平面39の領域にお
けるプリセット位置38に魚が横たわるまで、その縦長部5に沿って移動される
【0039】 滑りセクション37の次に機能長35から上昇させる最後のセクション40が
続く。この上昇セクション40では、位置決め装置4は持ち上げられて頭13と
の形状固定係合から離れ、降下セクション36の領域においてトラフ3の中に横
たわる頭13に向かう方向に再び降下するまで、カルーセル20によって運び去
られる。
【0040】 魚1、2の縦長部5へ横方向の移動に、魚1、2の縦長部5の方向における移
動が重なる。魚のこの移動はトラフ3の方向に生じ、この方向はブレード11が
及ぶブレード平面に対して直角または斜角に走る。トラフ3の傾いた姿勢は、頭
13が胴部12から魚1、2の縦長部5に対して適切に斜めに分離されることを
可能にする。ブレード平面41に対する魚1、2のこの整列は結果的に、頭13
が胴部12からブレード平面41に沿って分離され、魚1、2の上部分42に位
置する魚肉の主な部分が胴部12に残るので、ブレード平面41は胴部12に向
いている頭3の一端の領域に直接延びることになる。
【0041】 この領域には横ひれ16、17の付け根18、19も存在するので、付け根も
頭13を胴部12から分離するための尺度である。この目的のために、トラフ3
の方向を横断して、上部分45と下部分46を有する捕捉装置43、44が設け
られている。上部分45は位置決め装置4の方に面し、トラフ3から突き出た魚
1、2の上部分と結合する。これとは対照的に、下部分46は頭支持部8と本体
支持部9の間のスロット10領域に設けられ、このスロット10から突き出る横
ひれを捕捉する役目をする。捕捉装置43、44の上部分45は垂直に曲るリン
ケージ47の上に取り付けられている。このリンケージは、図示されていない滑
り軸受の中に取り付けることができる。
【0042】 尖った物体34は、2本の平行な回動レバー51、52にばねアーム50によ
って取り付けられたプレート49に取り付けられている。これらの2本の回動レ
バー51、52は位置決め装置4に回動可能に取り付けられている。その回動平
面は魚1、2の縦長部5の中に延びている。
【0043】 2本の回動レバー51、52は結合装置53によって、スタンド22に恒久的
に取り付けられたばね要素54に連結されている。ばね要素54は、2本の回動
レバー51、52および尖った物体34を備えたプレート49を、トラフ3の中
に横たわっている魚1、2の頭13に向かう方向に引っ張る。さらにまた、ばね
アーム50は圧縮ばね55の作用を受け、圧縮ばね55はばねアーム50を頭1
3に向かう方向に下向きに偏向させる。この圧縮ばね55はレバー51、52の
1つに取り付けられている。ばね要素54は2本のレバー51、52を回動点5
6、57の周りに回動させるので、回動レバー51、52の回動点56、57か
ら離れた側の端部58、59は魚1、2に向かう方向に回動される。この過程で
、プレート59は頭13に向かう方向に偏向されるので、形状固定は尖った物体
34と頭13との間で行われる。これは、ばねアーム50によって伝達された力
を魚の頭13に加え、それから頭を胴部12とともにトラフ3の内部で移動させ
るには十分である。この過程で、横ひれ16、17は、魚1、2の移動が付け根
18、19の領域より遅くないところで止まるまで、捕捉装置43、44によっ
て捕捉される。この位置で、ブレード11は頭13を胴部12から分離する分離
切断を行う。
【0044】 回動レバー51、52は湾曲部60の機能として回動される。この機能は、尖
った物体34を有するプレート49が魚1、2の頭13に形状固定関係で係合し
た後に、レバー51、52を回動のために開放する。
【0045】 安全を理由として、ばね要素54の他に、ばね要素54に平行に走るもう1つ
のばね要素61が設けられている。このばね要素61は、2つのばね要素54、
61の1つがその寿命が切れて破損した場合に機器全体の動作を維持する。2つ
のばね要素54、61は小さなまたは大きな魚を運搬するために異なるばね力を
有することができるが、2つそれぞれが同じばね力を有することもできる。
【0046】 魚1、2はトラフ3の中に置かれており、その縦長部5を横切る方向に位置決
め装置4に向かって運搬される。この過程で、魚は機能長35の領域に移り、こ
の領域の初めにおいて降下セクション36で、プレート49の尖った物体34は
、横たわる魚の頭13に形状固定関係で埋め込まれることになる。ここで位置決
め装置4はトラフの中の魚1、2と同じ速度で運搬されるので、形状固定は尖っ
た物体34と頭13との間で維持される。この過程で、位置決め装置4によって
固く保持された魚1、2は滑りセクション37の中へ動き、そこでばね要素54
、61の力によって、魚1、2の移動が横ひれ16、17の領域で止まるように
なるまで、トラフ3の内部で移動される。この場合、滑り領域37はトラフ3の
数幅にわたって延び、捕捉装置がいくつかのセクション43、44を有していお
り、これらは横ひれ16、17が捕捉装置のセクション43、44の上を案内さ
れるように互い向き合う方向配置されている。こうして魚1、2を、機器全体の
作業速度を阻害しないような減速された速度で移動させることができる。
【0047】 横ひれ16、17の領域にある魚1、2がトラフ3の中に位置付けられた後、
トラフ3の上に横たわる魚1、2は回転ブレード11で切断される。この切断は
、位置決め装置の駆動軸21の方向に対して例えば0〜15°の角度で実行され
る。こうして魚1、2の最適切断が得られる。ここで、次の頭切断中にばね54
、61の力を魚1、2に作用させないために、ラチェット・システム62によっ
て2本の回動レバー51、52からなる滑りシステムをロックすることが可能で
ある。このラチェット・システム62は滑りセクション37の前でスタンドに固
定された湾曲部63によってロックが外される。この湾曲部63の形状によって
全システムを再度ロックすることができる。
【0048】 しかしながらここで、効果的な切断をもたらすために、切断過程の間ばね54
、61の圧力を維持することが有利であることが判る。ブレード11が魚1、2
の中にほぼ半分貫入するとすぐに、頭13が動く自由度は増加する。ばね54、
61によって維持されプレート49によって伝達される力は頭13の僅かな回転
をもたらすので、ブレード13は魚1、2の首筋領域の中にさらに食い込む。
【0049】 切断中は、魚1、2と位置決め装置4との間の形状固定は維持される。これは
、切断がブレード11の摩擦によって行われている間に、魚1,2が位置変更す
ること、例えば制御されない急速な前進運動を防止する。この理由で、切断が行
われた後にのみ尖った物体34を有するプレート49は持ち上げられ、こうして
位置決め装置4はこの間に分離された頭13を開放する。
【0050】 図7はさらに魚を加工する可能性の原理を示し、魚の頭は、世界のさまざまな
地域における規則や習慣に従う必要がある基準によって部分的に除去されている
。このような魚では、鎖骨と横ひれはまだ胴部に存在し、切り身にするなどのさ
らなる加工用に胴部を準備するためには、切り離すべきである。この目的のため
に、この図から判るように、上述の実施形態のプレート49は、トラフ3の底に
本質的に直角に配置されたプレート49aに置き換えられており、この尖った物
体34aは胴部すなわち事前切断面に面している。プレート49aは位置決め装
置4に取り付けられ、位置決め装置4は前述のように予め頭を切られた魚を動か
すが、尖った物体34aは、背骨/脊柱がプレート上を滑ることによってその整
列した正しい位置を失うことを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 滑り過程の最初における位置決め装置の部分断面側面図である。
【図2】 滑り過程の最後における位置決め装置の部分断面側面図である。
【図3】 ツール・キャリアの前面図である。
【図4】 捕捉装置の概略側面図である。
【図5】 ガイドに取り付けられたロッカの前面図である。
【図6】 位置決め装置の上面図である。
【図7】 予め頭を切られているが胴部に横ひれと鎖骨が残っている魚のための位置決め
装置の上面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月22日(2001.10.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケテルス,ディーター ドイツ連邦共和国・ディ−23898・キュー ゼン・ボーンブルッフ・5 (72)発明者 カーレ,ホルガー ドイツ連邦共和国・ディ−23569・リュー ベック・ゲライトウェク・28 Fターム(参考) 4B011 KA01 KC05 KC09

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭が胴部から所定の位置でブレードによって分離された死ん
    でいる魚を整列させるための方法であって、ブレードの切削縁は魚の配列方向を
    横切る方向に切断平面の中を通り、この平面に関して魚が整列され、魚(1、2
    )は可動位置決め装置(4)によって寸法的に安定した位置において形状固定関
    係で掴まれて、プリセット位置(38)が切断平面(39)に来るまで切断平面
    (39)に向かう方向に移動されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 プリセット位置(38)が魚(1、2)の横ひれ(16、1
    7)によって方向配列されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 プリセット位置(38)が、横ひれ(16、17)が魚(1
    、2)の胴部(12)の中につながる付け根(18)の頭(13)から背いた側
    に延びていることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 プリセット位置(38)が、横ひれ(16、17)が魚(1
    、2)の胴部(12)の中につながる付け根(18)の頭(13)に面する側に
    延びていることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 横境界表面(15)の上に突き出ている横ひれ(16、17
    )が捕捉装置(43、44)の中に捕捉されるまで、一経路において魚(1、2
    )がその本体の横境界表面について移動されることを特徴とする請求項1から4
    のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 位置決め装置(4)が頭(13)の領域において形状固定関
    係で捕らえられることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の方法
  7. 【請求項7】 位置決め装置(4)が、少なくとも1つの尖った物体(34
    )によって頭(13)の肉カバー(14)に貫入し、肉カバーは横限界表面(1
    5)の通路にあり、肉カバーの中で位置決め装置が形状固定関係で締め付けられ
    ることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 位置決め装置(4)が、頭(13)の肉カバー(14)に貫
    入する尖った物体(34)を有する底位置(31)における垂直平面の中をほぼ
    通る弧状の経路の上を運搬されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一
    項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 位置決め装置(4)が、魚(1、2)を運搬する速度に相当
    する速度で経路上を運搬されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 魚(1、2)が魚にほぼ適合したトラフ(3)の中で運搬
    され、この運搬速度は位置決め装置(4)の速度に相当することを特徴とする請
    求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 位置決め装置(4)が、トラフの中に横たわっている魚(
    1、2)と同じ方向に経路の底位置(31)を運搬されることを特徴とする請求
    項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 位置決め装置(4)が、魚(1、2)を機能長(35)に
    沿って形状固定関係で固く保持し、この間に位置決め装置(4)は魚(1、2)
    の上に降下し、プリセット位置(38)を有する魚(1、2)は切断平面(39
    )に向かう方向に移動され、頭(13)を分離するための切断が行われ、位置決
    め装置(4)は上昇して再び魚(1、2)から離れることを特徴とする請求項8
    から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 位置決め装置(4)によってつかまれた魚(1、2)が、
    プリセット位置(38)が切断平面(39)の中に延びるまで、トラフ(3)内
    のばね力によって移動されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 位置決め装置(4)がカルーセル(20)によってプリセ
    ットされた経路の上を通ることを特徴とする請求項8から13のいずれか一項に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 位置決め装置(4)がチャネル曲線(27)の楕円(29
    )の中を案内されることを特徴とする請求項8から13のいずれか一項に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 頭が胴部から所定の位置でブレードによって分離された死
    んでいる魚を整列させるための機器において、ブレードの切削縁は魚の配列方向
    を横切る方向に切断平面の中を通り、この平面に関して魚をブレードで切断する
    ために配置することができる機器であって、魚(1、2)の寸法的に安定した位
    置で形状固定係合させることができ、かつ魚(1、2)を整列する滑り機構を備
    えている位置決め装置(4)が設けられていることを特徴とする機器。
  17. 【請求項17】 位置決め装置(4)が少なくとも1つの尖った物体(34
    )を備えており、尖った物体は魚(1、2)の中に導入されることが可能で、頭
    (13)の領域において、尖った物体を魚(1、2)と形状固定係合状態にする
    機構を備えていることを特徴とする請求項16に記載の機器。
  18. 【請求項18】 尖った物体(34)が2つのガイドを備え、第1ガイドは
    魚(1、2)の縦長部(5)を横切る方向に魚(1、2)が維持する前進方向に
    延び、第2ガイドはこれを横切る方向に、運搬装置の中に横たわる魚(1、2)
    の縦長部(5)の方向に延びていることを特徴とする請求項16または17に記
    載の機器。
  19. 【請求項19】 尖った物体(34)が第1ガイドに沿って、魚(1、2)
    がその縦長部(5)を横切る方向に運搬される速度と同じ前進速度を与えられる
    ことを特徴とする請求項18に記載の機器。
  20. 【請求項20】 第1ガイドが、頭(13)の領域で頭(13)に隣接する
    底位置(31)に到達している円弧として構成され、この位置で第1ガイドは頭
    (13)の肉カバー(14)と形状固定関係になることを特徴とする請求項18
    または19に記載の機器。
  21. 【請求項21】 尖った物体(34)を案内するためのカルーセル(20)
    が設けられていることを特徴とする請求項18から20のいずれか一項に記載の
    機器。
  22. 【請求項22】 カルーセル(20)が円形曲線(30)からなり、この曲
    線の上で尖った物体(34)の第1懸架部が案内され、尖った物体(34)が頭
    (13)を保持するその位置において所定の距離にわたって案内されるように第
    1懸架部に対して案内される、尖った物体(34)の第2懸架部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項21に記載の機器。
  23. 【請求項23】 所定の距離が、魚(1、2)の縦長部(5)を横切る方向
    に各場合に1尾の魚を運搬するために準備された3トラフ(3)の幅にほぼ相当
    することを特徴とする請求項22に記載の機器。
  24. 【請求項24】 円形曲線(30)の上に楕円形チャネル曲線(27)が重
    なり合い、楕円形チャネル曲線において尖った物体(34)の第2懸架部が、機
    能長(35)における尖った物体(34)が垂直にトラフ(3)に直角に方向配
    置されるように案内されることを特徴とする請求項22または23に記載の機器
  25. 【請求項25】 機能長(35)が、トラフ(3)の中に横たわっている魚
    (1、2)に向かう方向に尖った物体(34)を降下すること、横ひれ(16、
    17)が捕捉装置(43、44)によって捕捉されるまでトラフ(3)内部の魚
    (1、2)を移動させること、および尖った物体(34)を上昇させてその魚(
    1,2)との形状固定係合から外すこと、を含むことを特徴とする請求項24に
    記載の機器。
  26. 【請求項26】 捕捉装置(43、44)が成形物(45、46)からなり
    、成形物は横境界表面(15)の両側において、移動中の魚(1、2)の横ひれ
    (16、17)が成形物の中に捕捉されるようにトラフ(3)の中に横たわって
    露出された魚(1、2)に向かう方向に配置され、こうして魚(1、2)はブレ
    ード(11)の切断平面(39)の領域におけるプリセット位置にあることを特
    徴とする請求項25に記載の機器。
  27. 【請求項27】 捕捉装置(43、44)が、トラフ(3)の中に横たわる
    魚(1、2)の上に配置されている上部分(42)を有し、この上部分はトラフ
    の中に横たわる魚(1、2)の高さの差を補償するように垂直に曲るように取り
    付けられていることを特徴とする請求項26に記載の機器。
  28. 【請求項28】 魚(1、2)は1トラフだけ運搬された後に頭(13)を
    分離するための望みの位置にまだ達しておらず、捕捉装置(43、44)が、こ
    の魚(1、2)を捕捉するためにトラフ(3)を運搬する方向に連続的に配置さ
    れた少なくとも2つのセクションに分割されていることを特徴とする請求項26
    または27に記載の機器。
  29. 【請求項29】 滑り機構が、尖った物体(34)を魚(1、2)の縦長部
    (5)の方向に動かすばね要素(54,61)から成ることを特徴とする請求項
    16から28のいずれか一項に記載の機器。
  30. 【請求項30】 ばね要素(54、61)が少なくとも1つの回動レバー(
    51、52)に結合され、回動レバーはその端部の一方によって位置決め装置(
    4)の上に取り付けられ、他方の端部(58、59)には尖った物体(34)が
    結合されていることを特徴とする請求項29に記載の機器。
  31. 【請求項31】 尖った物体(34)が、魚(1、2)に向かう方向に力を
    加える圧縮ばね(55)によって偏向されることを特徴とする請求項30に記載
    の機器。
  32. 【請求項32】 回動レバー(51、52)が、魚がその縦長部(5)によ
    ってトラフ(3)の中に延びる平面において回動可能に取り付けられていること
    を特徴とする請求項30または31に記載の機器。
  33. 【請求項33】 魚(1、2)を掴むことによって尖った物体(34)によ
    り弛めることが可能な湾曲部(60)が、ばね要素(54、61)の緊張と緩和
    のために設けられていることを特徴とする請求項31または32に記載の機器。
  34. 【請求項34】 2つのばね要素(54、61)が設けられ、このうちの強
    いばねは大きな魚のために準備され、小さなばねは小さな魚(1、2)の移動の
    ために準備されていることを特徴とする請求項29から33のいずれか一項に記
    載の機器。
  35. 【請求項35】 滑り機構を、切断位置にある魚(1、2)を保持するその
    端部位置においてラチェット・システム(62)によってロックすることができ
    ることを特徴とする請求項29から34のいずれか一項に記載の機器。
  36. 【請求項36】 頭(13)を胴部(12)から分離している間の魚(1、
    2)が、ばね要素(54、61)によって尖った物体(34)を介して偏向され
    ることを特徴とする請求項15から35のいずれか一項に記載の機器。
  37. 【請求項37】 胴部(12)からの頭(13)の分離に関して、尖った物
    体(34)と魚(1、2)との間の形状固定を維持できることを特徴とする請求
    項15から36のいずれか一項に記載の機器。
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