JP4555893B1 - 河豚の加工装置及び河豚の加工方法 - Google Patents

河豚の加工装置及び河豚の加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 河豚の魚体に特有なエラ(鰓)に着目し、このエラが魚体の首部の側面に穴状に形成されていることを利用して、このエラにエラ支持手段を挿入することで魚体を位置決め支持させ、これにより、魚体を一定位置で確実に支持させて、切断位置のバラツキや切断時の魚体のズレ動きを防止できるようにした河豚の加工技術の提供。
【解決手段】 作業台1の上に俯伏状態に載置させた魚体を位置決めさせるための魚体支持装置2と、その魚体支持状態で背骨95を首部96で切断して頭部90と胴部97とを腹部91で連結させた状態に切断させるための切断装置3と、を備え、前記魚体支持装置は、左右のエラ93、93に挿入することで魚体9を位置決め支持させるエラ支持手段を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、河豚を加工の対象とした加工装置及び加工方法に関する。
従来、河豚を加工の対象とした身欠き方法(皮剥き方法)として、背骨を首部で切断して頭部と胴部とを腹部で連結させた状態に切断させ、その切断面に露出した背骨を掴んだのち、頭部を河豚の尾部側に移動させて皮と内臓を剥ぎ取っていくという身欠き方法が知られている(特許文献1参照)。
なお、本願出願人においても、背骨を首部で切断して頭部と胴部とを腹部で連結させた状態に切断させ、その切断面に露出した背骨を掴んで吊り下げたのち、頭部を握って下方に引き下げることにより頭部とこれに連続した皮や内臓等を胴身から除去させるようにした身欠き方法を既に提案している(特願2009−36715号)。
特開平7−289152号公報
このように河豚の身欠きを行うには、まず、背骨を首部で切断して頭部と胴部とを腹部で連結させた状態に切断させる必要がある。
この切断を機械で自動的に行うには、従来のように、魚体を作業台の上に俯伏状態に載置させて位置決め支持させ、その上で切断装置により切断させるのが、切断位置のバラツキをなくすと共に切断時の魚体のズレ動きを抑える上で好ましい。
しかしながら、従来では、この魚体の位置決め方法として、ベルトコンベアなどの公知の搬送手段により一定の場所へ移動させて作業台の上に備え付け、魚体を上から押え板などで押えて位置決め支持させるようになっていた。
このように、魚体を上から押え板などで単に押えて位置決め支持させる方法では、魚体の位置が一定し難いし、魚体の支持も安定し難く、このため、切断位置にバラツキが生じたり、切断時に魚体がズレ動いたりしてしまうという不具合があった。
本発明では、河豚の魚体に特有なエラ(鰓)に着目し、このエラが魚体の首部の側面に穴状に形成されていることを利用して、このエラにエラ支持手段を挿入することで魚体を位置決め支持させ、これにより、魚体を一定位置で確実に支持させて、切断位置のバラツキや切断時の魚体のズレ動きを防止できるようにした河豚の加工装置及び河豚の加工方法を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る河豚の加工装置は、
作業台(1)の上に俯伏状態に載置させた魚体を位置決めさせるための魚体支持装置(2)と、その魚体支持状態で背骨(95)を首部(96)で切断して頭部(90)と胴部(97)とを腹部(91)で連結させた状態に切断させるための切断装置(3)と、を備えた河豚の加工装置において、
前記魚体支持装置(2)は、魚体(9)の左右のエラ(93)、(93)に挿入することで魚体(9)を位置決め支持させるエラ支持手段を備えている構成とした。
本発明の請求項2に係る河豚の加工装置は、
請求項1記載の河豚の加工装置において、前記エラ支持手段はエラ(93)に挿入するピン部材(20)で形成され、このピン部材(20)の基部にエラ周囲の表面に当接するフランジ部(21)が形成されている構成とした。
本発明の請求項3に係る河豚の加工装置は、
請求項2記載の河豚の加工装置において、前記ピン部材(20)は、その軸方向が魚体(9)の側部から中央に向けて魚体(9)の尾部(92)側から頭部(90)側へ傾斜している構成とした。
本発明の請求項4に係る河豚の加工装置は、
請求項1〜3のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記魚体支持装置(2)は、前記エラ支持手段に加え、魚体(9)の頭部(90)を支持させる頭部支持手段を備えている構成とした。
本発明の請求項5に係る河豚の加工装置は、
請求項1〜4のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記魚体支持装置(2)は、前記エラ支持手段に加え、魚体(9)の切断位置の近傍で魚体(9)の腹部(91)を押し上げる腹部押上げ手段と、その腹部押上げ位置よりも尾部(92)側で背部(94)を下向きに押下げる背部押下げ手段を備えている構成とした。
本発明の請求項6に係る河豚の加工装置は、
請求項1〜5のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、魚体(9)の上方から下向きに移動して背骨(95)を首部(96)で押し切る背骨カッター(30)、(30)と、魚体(9)の上方から下向きに移動して首部(96)の両側を押し切ったのち側方に移動して首部(96)の両側を引き切る首部両側カッター(31)、(31)を備えている構成とした。
本発明の請求項7に係る河豚の加工装置は、
請求項1〜5のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、魚体(9)の上方から下向きに移動して背骨(95)を首部(96)で押し切る背骨カッター(30)、(30)と、魚体(9)の上方から下向きに移動して首部(96)の両側を押し切る首部両側カッター(31)、(31)が一体に形成されている構成とした。
本発明の請求項8に係る河豚の加工装置は、
請求項6又は7記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、その中央部から両側部に向けて魚体(9)の頭部(90)側から尾部(92)側へ傾斜するように形成されている構成とした。
本発明の請求項9に係る河豚の加工装置は、
請求項6又は7記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、上方から下向きの移動が魚体(9)の頭部(90)側から尾部(92)側に向けて傾斜するように形成されている構成とした。
本発明の請求項10に係る河豚の加工装置は、
請求項6〜9のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、魚体(9)の右側を切断する右側カッター部(31a)が、魚体(9)の左側を切断する左側カッター部(31b)よりも上方に設けられている構成とした。
本発明の請求項11に係る河豚の加工装置は、
請求項6〜9のいずれかに記載の河豚の加工装置において、作業台(1)は、魚体(9)の右側を載置させる右側載置部(1a)が、魚体(9)の左側を載置させる左側載置部(1b)よりも低く形成されている構成とした。
本発明の請求項12に係る河豚の加工装置は、
請求項1〜5のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、魚体(9)の幅方向に開閉する左右の鋏刃(35)、(35)を備えた下向きの鋏カッター(36)により形成されている構成とした。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項13に係る河豚の加工方法は、
魚体(9)を作業台(1)の上に俯伏状態に載置させて位置決めさせる魚体支持工程と、その魚体支持状態で背骨(95)を首部(96)で切断して頭部(90)と胴部(97)とを腹部(91)で連結させた状態に切断する切断工程と、を備えた河豚の加工方法において、
前記魚体支持工程は、魚体(9)の左右のエラ(93)、(93)にエラ支持手段を挿入することで魚体(9)を位置決め支持させるエラ支持工程を備えている構成とした。
本発明(請求項1)の河豚の加工装置は、エラ支持装置を備え、本発明(請求項13)の河豚の加工方法は、エラ支持工程を備えている点に特徴がある。
河豚のエラ(鰓)は、本発明の切断位置に近い位置、即ち、魚体の首部の両側面に穴状に形成されており、この左右のエラにエラ支持手段を挿入して魚体を位置決め支持させるものである。
このように、エラ支持手段を魚体の首部にあるエラに挿入させるため、切断位置に近い位置で、魚体を傷付けることなく魚体を内部から支持させることができ、魚体を一定位置で確実に支持させて、切断位置のバラツキや切断時の魚体のズレ動きを防止することができる。
この場合、前記エラ支持手段をエラに挿入するピン部材で形成させ、このピン部材の基部にエラ周囲の表面に当接するフランジ部を形成させると(請求項2)、ピン部を魚体の内部に挿し込んだ上で、さらに魚体の表面をフランジ部で押え付けることができ、より確実に位置決め支持させることができる。
また、前記ピン部材の軸方向を魚体の側部から中央に向けて魚体の尾部側から頭部側へ傾斜させると(請求項3)、魚体の頭尾方向及び幅方向の動きを規制する抵抗が生じ、その軸方向を魚体の頭尾方向と直角にさせた場合と比べて、より確実に位置決め支持させることができる。
本発明(請求項4)の河豚の加工装置は、エラ支持手段に加え、頭部支持手段を備えている。従って、左右のエラと頭部との3点で魚体を支持することができ、魚体をより確実に位置決め支持させることができる。
本発明(請求項5)の河豚の加工装置は、エラ支持手段に加え、腹部押上げ手段と、背部押下げ手段を備えている。
後述する背骨カッター(請求項6又は7記載)のように、魚体の上方から下向きに移動して背骨を首部で押し切るような場合、前記腹部押上げ手段を備えていると、押し切りに伴う背骨の逃げを下から支えることができ、確実に切断することができる。
特に、腹部押上げ手段と背部押下げ手段によって魚体の背部を凸状に湾曲させた緊張状態に支持させることができ、手作業でも切断し難いとされる河豚の皮を容易に切断することができる。
本発明の河豚の加工装置において、切断装置を、背骨を押し切る背骨カッターと、首部の両側を引き切る首部両側カッターで形成させると(請求項6)、背骨と両側を別々のカッターによって切断するため切断抵抗が軽減されて確実に切断できるし、首部両側カッターを備えたことによって河豚の皮の切断が容易になる。
また、背骨カッターと首部両側カッターを一体に形成させると(請求項7)、カッター構造及び駆動構造を簡略化させることができ、製造コストやメンテナンスの面で有利になる。
また、切断装置を、その中央部から両側部に向けて魚体の頭部側から尾部側へ傾斜するように形成させると(請求項8)、頭蓋骨の後縁に沿って略V字状に切断することができ、頭部に付着する胴身の量を減少させて身欠きさせたときの胴身の歩留まりを向上させることができるし、身欠きに際しての皮剥ぎが容易になる。
また、切断装置を、上方から下向きの移動が魚体の頭部側から尾部側に向けて傾斜するように形成させると(請求項9)、切断面に現れる背骨の角を面取りすることができ、身欠きした胴身を包装したときの包装袋の破損を防止できる。
河豚は、魚体の右側に肝臓があるため腹部の右側が下方に膨らんでおり、このため作業台の上に俯伏状態に載置させると、右側が左側よりも高くなった傾き載置状態になってしまう。
この傾き載置状態のまま切断を行うと、魚体の右側と左側で切り込み深さに差異が生じ、その後の身欠き工程が左右非対称で行われてしまうなどの原因になる。
そこで、本発明(請求項10)では、魚体の右側を切断する右側カッター部を、魚体の左側を切断する左側カッター部よりも上方に設けた。
また、本発明(請求項11)では、作業台について、魚体の右側を載置させる右側載置部を魚体の左側を載置させる左側載置部よりも低く形成させた。
これにより、魚体の右側と左側の切り込み深さの差異を解消させることができる。
本発明(請求項12)の加工装置は、切断装置が下向きの鋏カッターにより形成されている。
この鋏カッターは、魚体を上から押し下げる力が作用する押し切りとは異なり、左右の鋏刃で挟み切るため、前記腹部押上げ手段や背部押下げ手段を備えなくても(備えてもよい)、背骨及び首部の両側をきれいに切断することができる。
本発明の第1実施例に係る河豚の加工装置を示す平面図である。 その第1実施例に係る河豚の加工装置を示す側面図である。 その第1実施例に係る河豚の加工装置を示す断面図である。 本発明の第2実施例に係る河豚の加工装置を示す断面図である。 本発明の第3実施例に係る河豚の加工装置を示す断面図である。 その第3実施例に係る河豚の加工装置に設けた切断装置の平面図である。 本発明の第4実施例に係る河豚の加工装置を示す断面図である。
図1、図2、図3により第1実施例の加工装置を説明する。
実施例の加工装置Aは、作業台1と、魚体支持装置2と、切断装置3を備えている。
前記作業台1は、この上に加工対象となる河豚の魚体9を俯伏状態に載置させるためのもので、魚体9の頭部90を載置させる固定作業台11と、この固定作業台11との間に空間12を保持して魚体9の腹部91から尾部92までを載置させる可動作業台13とで形成されている。
前記魚体支持装置2は、作業台1の上に俯伏状態に載置させた魚体9を位置決めさせるためのもので、魚体9の左右のエラ93、93に挿入して魚体9を位置決め支持させるピン部材20、20を備え、このピン部材20、20の基部にエラ周囲の表面に当接するフランジ部21、21が形成されている。
前記ピン部材20は、エラ支持手段となるもので、エラ93への挿入を容易にさせるために先端が尖って形成され、また、その軸方向が頭蓋骨の後縁に概ね沿うように、魚体9の側部から中央に向けて魚体9の尾部92側から頭部90側へ傾斜して形成されている。
前記ピン部材20は、シリンダ(図示省略)等を駆動手段として軸方向(図1の矢印80)に移動することで、エラ93内に出入りするもので、実施例では、一方のピン部材20(左側のピン部材)は固定され、この固定されたピン部材20に左側のエラ93を入れるように魚体9を作業台1上に載置させ、次に他方のピン部材20(右側のピン部材)を後退位置(図1の仮想線位置)から進出位置(図1の実線位置)に移動させて、右側のエラ93に挿入させるように形成させている。
なお、左右両方のピン部材20、20を共に移動させてもよい。
前記魚体支持装置2は、前記ピン部材20に加え、魚体9の頭部90を支持させる頭部押え部材22と、魚体9の切断位置の近傍で魚体9の腹部を押し上げる押上げ突起23と、その押上げ突起23よりも尾部92側で背部94を下向きに押し下げる押下げローラ24とを備えている。
前記頭部押え部材22は頭部支持手段となるもので、下面が開口し、両側面及び上面が後方に向けて拡がる半円ラッパ状に形成されている。
この頭部押え部材22は、シリンダ(図示省略)等を駆動手段として魚体の頭尾方向(図1の矢印81方向)に移動するもので、後退位置(図2の実線位置)から進出位置(図2の仮想線位置)に移動して頭部90の両側面及び上面を押えるように形成されている。
なお、頭部押え部材22の移動方向は上下方向又は斜め上下方向でもよい。
前記押上げ突起23は、腹部押上げ手段となるもので、シリンダ(図示省略)等を駆動手段として背骨95の下方で上下方向(図2の矢印82方向)に移動し、下降位置(図2の実線位置)から上昇位置(図2の仮想線位置)に移動して魚体9の腹部91を押し上げるように形成されている。
なお、腹部押上げ手段としては突起状に限ることはなく、魚体9の幅方向に長いローラ状や棒状に形成してもよい。
前記押下げローラ24は、背部押下げ手段となるもので、魚体9の幅方向に長く、外周面が中央に向けて次第に細径になる湾曲面に形成され、シリンダ(図示省略)等を駆動手段として上下方向(図2の矢印83方向)に移動し、上昇位置(図2の実線位置)から下降位置(図2の仮想線位置)に移動して魚体9の背部94を下向きに押し下げるように形成されている。
そして、前記押上げ突起23の上昇と、押下げローラ24の下降によって魚体9の背部94を凸状に湾曲させた緊張状態に支持させるもので、これに伴い、前記可動作業台13を軸支部14を中心として水平位置(図2の実線位置)から後部下向きの傾斜位置(図2の仮想線位置)に移動させるように形成されている。
前記切断装置3は、魚体支持状態で背骨95を首部96で切断して頭部90と胴部97とを腹部91で連結させた状態に切断させるためのもので、左右の背骨カッター30、30と、首部両側カッター31、31を備えている。
前記背骨カッター30は、背骨95を切断しても破損しないように厚刃に形成され、シリンダ(図示省略)等を駆動手段として上下方向(図2の矢印84方向)に移動し、上昇位置(図2の実線位置)から下降位置(図2の仮想線位置)に移動して背骨95を押し切るように形成されている。
前記首部両側カッター31は、前記背骨カッター30に沿って設けられ、河豚の皮や身を切断し易くするために薄刃に形成されている。
この首部両側カッター31は、前記背骨カッター30と共に上下方向に移動し、上昇位置(図2の実線位置)から下降位置(図2の仮想線位置)に移動して首部96の両側を押し切ったのち、シリンダ(図示省略)等を駆動手段として押し切り位置(図3の実線位置)から側方位置(図3の仮想線位置)に移動して首部96の両側を引き切るように形成されている。
また、前記切断装置3を構成する左右の背骨カッター30、30及び首部両側カッター31、31は、図1で示すように、その中央部から両側部に向けて魚体9の頭部90側から尾部92側へ傾斜するように略V字状に形成され、かつ図2で示すように、上方から下向きの移動が魚体9の頭部90側から尾部92側に向けて傾斜するように形成されている。
本実施例の加工装置Aを使用した加工方法は、まず、魚体9を作業台1の上に俯伏状態に載置させて位置決めさせる魚体支持工程を行い、次に、その魚体支持状態で背骨95を首部96で切断して頭部90と胴部97とを腹部91で連結させた状態に切断する切断工程を行う。
なお、魚体9を作業台1上に位置決め支持させる前の前処理として、魚体の尾ひれ、背ひれ、尻ひれを包丁等によって予め切除させておく。
そして、加工方法の特徴は、魚体支持工程がエラ支持工程を備えている点にあり、このエラ支持工程によって、エラ支持手段としてのピン部材20、20を魚体9の左右にあるエラ93、93に挿入して魚体9を位置決め支持させるものである。
これにより、切断位置に近い位置で、魚体9を傷付けることなく魚体9を内部から支持させることができ、魚体9を一定位置で確実に支持させて、切断位置のバラツキや切断時の魚体9のズレ動きを防止することができる。
次に、図4で示す第2実施例の加工装置Bは、切断装置3を構成する首部両側カッター31、31について、魚体9の右側を切断する右側カッター部31aが、魚体9の左側を切断する左側カッター部31bよりも高低差Hを持って上方に設けられたものである。
この図4ではエラ支持手段の図示を省略している。
河豚は、魚体9の右側に肝臓98があるため腹部91の右側が下方に膨らんでおり、このため俯伏状態に載置させると、その魚体9の右側が左側よりも高くなって魚体中心線C1が垂直線C2に対して左側に倒れた載置状態になってしまう。
この傾き載置状態のまま切断を行うと、魚体9の右側と左側で切り込み深さに差異が生じて、その後の身欠き工程が左右非対称で行われてしまうなどの不具合が生じる。
この魚体9の傾きに対処するため、右側カッター部31aを左側カッター部31bよりも上方に設けたものである。
次に、図5、図6で示す第3実施例の加工装置Cは、前記魚体9の傾きに対処するため、作業台1について、魚体9の右側を載置させる右側載置部1aが、魚体9の左側を載置させる左側載置部1bよりも低く形成されたものである。
この場合、図5で示すように、作業台1を右側載置部1aが低くなるように水平Nに対して傾斜させてもよいし、右側載置部1aが低くなるように段差(図示省略)を付けてもよい。
この図5ではエラ支持手段の図示を省略している。
また、この第3実施例では、図6で示すように、切断装置3について、魚体9の上方から下向きに移動して背骨95を首部96で押し切る厚刃の背骨カッター30,30と、魚体9の上方から下向きに移動して首部96の両側を押し切る薄刃の首部両側カッター31、31が一体に形成されている。
この一体構造によって、カッター構造及び駆動構造を簡略化させることができ、製造コストやメンテナンスの面で有利になる。
次に、図7で示す第4実施例の加工装置Dは、切断装置3が、左右の鋏刃35、35を軸支部38を中心として魚体9の幅方向に開閉可能に設けた下向きの鋏カッター36により形成されたものである。
前記左右の鋏刃35、35の上端にはそれぞれ腕部37、37が一体に設けられ、この腕部37、37にシリンダ(図示省略)等の駆動手段で連結させることで、開閉動作を行うように形成されている。
そして、前記左右の鋏刃35、35はそれぞれ開閉領域39、39を移動するもので、図7の実線で示すように、背骨95を跨ぐように若干開いた状態で魚体9の上から突き刺し、次に左右の鋏刃35、35を交差させて背骨95を切断させ、引き続き連続して図7の仮想線で示すように開いて、魚体9の両側を切断していくように形成されている。
本発明において、切断装置としては、実施例で示したもの以外に、例えば、本明細書の背景技術の欄で従来技術として挙げた特許文献(特開平7−289152号公報)に記載されているような回転刃を用いることができる。
1 作業台
1a 右側載置部
1b 左側載置部
2 魚体支持装置
20 ピン部材(エラ支持手段)
21 フランジ部
22 頭部押え部材(頭部支持手段)
23 押上げ突起(腹部押上げ手段)
24 押下げローラ(背部押下げ手段)
3 切断装置
30 背骨カッター
31 首部両側カッター
31a 右側カッター部
31b 左側カッター部
35 鋏刃
36 鋏カッター
9 魚体
90 頭部
91 腹部
92 尾部
93 エラ
94 背部
95 背骨
96 首部
97 胴部
A 加工装置
B 加工装置
C 加工装置
D 加工装置

Claims (13)

  1. 作業台(1)の上に俯伏状態に載置させた魚体を位置決めさせるための魚体支持装置(2)と、その魚体支持状態で背骨(95)を首部(96)で切断して頭部(90)と胴部(97)とを腹部(91)で連結させた状態に切断させるための切断装置(3)と、を備えた河豚の加工装置において、
    前記魚体支持装置(2)は、魚体(9)の左右のエラ(93)、(93)に挿入することで魚体(9)を位置決め支持させるエラ支持手段を備えていることを特徴とする河豚の加工装置。
  2. 請求項1記載の河豚の加工装置において、前記エラ支持手段はエラ(93)に挿入するピン部材(20)で形成され、このピン部材(20)の基部にエラ周囲の表面に当接するフランジ部(21)が形成されている河豚の加工装置。
  3. 請求項2記載の河豚の加工装置において、前記ピン部材(20)は、その軸方向が魚体(9)の側部から中央に向けて魚体(9)の尾部(92)側から頭部(90)側へ傾斜している河豚の加工装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記魚体支持装置(2)は、前記エラ支持手段に加え、魚体(9)の頭部(90)を支持させる頭部支持手段を備えている河豚の加工装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記魚体支持装置(2)は、前記エラ支持手段に加え、魚体(9)の切断位置の近傍で魚体(9)の腹部(91)を押し上げる腹部押上げ手段と、その腹部押上げ位置よりも尾部(92)側で背部(94)を下向きに押下げる背部押下げ手段を備えている河豚の加工装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、魚体(9)の上方から下向きに移動して背骨(95)を首部(96)で押し切る背骨カッター(30)、(30)と、魚体(9)の上方から下向きに移動して首部(96)の両側を押し切ったのち側方に移動して首部(96)の両側を引き切る首部両側カッター(31)、(31)を備えている河豚の加工装置。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、魚体(9)の上方から下向きに移動して背骨(95)を首部(96)で押し切る背骨カッター(30)、(30)と、魚体(9)の上方から下向きに移動して首部(96)の両側を押し切る首部両側カッター(31)、(31)が一体に形成されている河豚の加工装置。
  8. 請求項6又は7記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、その中央部から両側部に向けて魚体(9)の頭部(90)側から尾部(92)側へ傾斜するように形成されている河豚の加工装置。
  9. 請求項6又は7記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、上方から下向きの移動が魚体(9)の頭部(90)側から尾部(92)側に向けて傾斜するように形成されている河豚の加工装置。
  10. 請求項6〜9のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、魚体(9)の右側を切断する右側カッター部(31a)が、魚体(9)の左側を切断する左側カッター部(31b)よりも上方に設けられている河豚の加工装置。
  11. 請求項6〜9のいずれかに記載の河豚の加工装置において、作業台(1)は、魚体(9)の右側を載置させる右側載置部(1a)が、魚体(9)の左側を載置させる左側載置部(1b)よりも低く形成されている河豚の加工装置。
  12. 請求項1〜5のいずれかに記載の河豚の加工装置において、前記切断装置(3)は、魚体(9)の幅方向に開閉する左右の鋏刃(35)、(35)を備えた下向きの鋏カッター(36)により形成されている河豚の加工装置。
  13. 魚体(9)を作業台(1)の上に俯伏状態に載置させて位置決めさせる魚体支持工程と、その魚体支持状態で背骨(95)を首部(96)で切断して頭部(90)と胴部(97)とを腹部(91)で連結させた状態に切断する切断工程と、を備えた河豚の加工方法において、
    前記魚体支持工程は、魚体(9)の左右のエラ(93)、(93)にエラ支持手段を挿入することで魚体(9)を位置決め支持させるエラ支持工程を備えていることを特徴とする河豚の加工方法。
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