JP2003503517A - アルデヒド不純物の新しい精製方法 - Google Patents

アルデヒド不純物の新しい精製方法

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Abstract

(57)【要約】 アルデヒド不純物を含むポロキサマーの精製、特にポロキサマー188およびポロキサマー407と呼ばれるポロキサマーの新規な精製方法。本方法は任意選択で酸または酸の混合物を含んでよい溶媒中にポロキサマーを溶解させ、ポロキサマーを溶解した溶媒が酸を含まない場合は酸を加え、その後アルデヒドを取り除くことを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、アルデヒド不純物を含むポロキサマー(poloxamer)の精
製、特にポロキサマー188およびポロキサマー407と名づけられているポロ
キサマーの精製のための新規な方法に関する。
【0002】 (発明の背景) ポロキサマーは、式HO−[CO]−[CO]−[C O]−Hを有する、親水性エチレンオキシド鎖および疎水性プロピレンオキシ
ド鎖の合成ブロックコポリマーである。前式でaおよびbはそれぞれ親水性およ
び疎水性の鎖の数を表す。
【0003】 ポロキサマーは、様々な組成物において界面活性剤、乳化剤、可溶剤または湿
潤剤として使用することができる。WO97/38675は、1種または複数の
局所麻酔剤、水および1種または複数の界面活性剤、好ましくはポロキサマーを
含む組成物を開示している。ポロキサマーは疎水性および親水性ドメインの両方
を有するので、たとえば局所麻酔剤と組み合わせて、熱可逆性のゲル特性を有す
る組成物を提供することができる。
【0004】 市販入手可能なポロキサマーは、比較的多量のアルデヒドを含むことが多い。
これらのアルデヒドは、たとえば局所麻酔剤などの活性化合物と反応し、望まし
くない化合物を形成する可能性があり、それを最終生成物から分離しなければな
らない。したがって、より多量の活性化合物が必要とされることにもなる。なぜ
なら、一部の活性化合物はアルデヒドと反応しており、したがって精製プロセス
中に活性化合物が失われるからである。
【0005】 したがって、ポロキサマー中のアルデヒドの濃度を低下させるために、改善さ
れた精製方法が必要とされている。
【0006】 (発明の概要) 本発明は、アルデヒド不純物を含むポロキサマーを精製するための新規な方法
を対象とする。この方法では、 (i)任意選択で酸または酸の混合物を含んでよい溶媒中にポロキサマーを溶
解させ、 (ii)ポロキサマーを溶解した溶媒が酸を含まない場合は酸を添加し、 (iii)その後アルデヒドを取り除く。
【0007】 本発明の方法は、アルデヒド不純物を含むポロキサマーの精製に適しており、
前記ポロキサマーは、一般式HO−[CO]−[CO]−[C O]−Hを有し、式中、aおよびbは親水性および疎水性の鎖の数を表
す。本発明の方法は、ポロキサマー188とも呼ばれるLutrol F68(
登録商標)(a=80およびb=27)、またはポロキサマー407とも呼ばれ
るLutrol F127(登録商標)(a=101およびb=56)を精製す
るのに特に適している。これらの定義は、USP(1995)HF18、p.2
279に従うものである。本発明の方法は、ポロキサマーの混合物、詳細にはポ
ロキサマー188およびポロキサマー407の混合物の精製、およびエチレンオ
キシド、プロピレンオキシドまたは類似物などのモノマーを含む他のポリマー(
前記ポリマーはアルデヒド不純物を含む)の精製にも使用することができる。
【0008】 ポロキサマーを溶解させるために使用される溶媒は水、メタノール、エタノー
ルまたはプロパノールなどのアルコール、または任意の他の適切な溶媒であって
よい。溶媒として水を使用することが好ましい。
【0009】 溶媒または溶媒とポロキサマーの混合物の温度は重要ではないが、ポロキサマ
ーは室温未満の温度でより速く溶解する。溶媒の温度は0から+10℃であるこ
とが好ましい。
【0010】 ポロキサマー溶液中のポロキサマーの濃度は5〜21重量%であることが好ま
しい。濃度は15重量%であることがより好ましい。
【0011】 ポロキサマー溶液に添加する酸はどんな酸でもよいが、塩酸、酢酸またはクエ
ン酸のうちの1つ、またはこれらの2つ以上の混合物であることが好ましい。こ
の酸は塩酸または酢酸のうちの1つ、またはこれらの混合物であることがより好
ましく、酢酸を単独で使用することが最も好ましい。酸を加えた後の溶液のpH
は1〜7、好ましくは1〜5であるべきである。添加する酸の量は所望のpHに
依存する。
【0012】 ポロキサマーを溶媒に添加する前または後に、1種または複数の酸を溶媒に添
加することができる。ポロキサマーおよび酸を溶媒に加え、ポロキサマーを溶解
させるとき、酸が相互作用するために若干の時間が必要であり、その後乾燥によ
って溶液からアルデヒドが取り除かれる。この乾燥は、溶液を沸騰させてアルデ
ヒドを気化させる蒸発、流動床上で溶液を乾燥させること、スプレイ乾燥、凍結
乾燥、真空蒸発、またはヘリウムや窒素などのガスの流れを溶液中に通すこと、
スプレイ結晶化、スプレイ顆粒化、あるいは当業者に知られている任意の他の乾
燥方法でよい。ポロキサマーが47℃未満の温度において、流動床上で溶液を乾
燥させることによってアルデヒドを蒸発させることが好ましい。温度を高くする
と溶液の乾燥がより速くなるが、ポロキサマーは高温では溶融する可能性がある
ので、温度が高くなりすぎてはならない。
【0013】 本発明の方法は、ポロキサマーからホルムアルデヒド、アセトアルデヒドおよ
びプロピオンアルデヒドを取り除くのに特に適している。しかし、本発明の方法
を使用することによって、他のアルデヒド不純物も取り除くことができる。本発
明の方法は、ポロキサマーからアセトアルデヒドおよびプロピオンアルデヒドを
取り除くのに特に適している。
【0014】 前述の方法に従ってアルデヒドから精製されるポロキサマーも、本発明の範囲
に含まれる。
【0015】 (発明の詳細な説明) 以下に記載する分析方法に従って、以下の実施例におけるアルデヒドの減少率
を決定した。
【0016】 分析方法 サンプルを水に溶解させ希釈する。ポロキサマー中に存在するアルデヒドは、
室温で2,4−ジニトロフェニルヒドラジンまたは3−メチル−2−ベンゾチア
ゾロンヒドラゾンと反応して誘導体を形成する。この誘導体をシクロヘキサンを
用いて抽出し、次に有機相を蒸発させる。残留物を溶離相中に溶解させ、液体ク
ロマトグラフィを使用して誘導体を分離し、標準添加または外部標準キャリブレ
ーションによって定量する。
【0017】 次に以下の非制限的な実施例によって、より詳細に本発明を説明する。 実施例1.ヘリウムによるパージ 塩酸を水に添加して、濃度を0.3モル/lにした。ポロキサマー407を塩
酸溶液に溶解させて、濃度を5重量%(w/w)にした。この溶液を2時間かけ
てヘリウムでパージし、一晩室温に保った。次いでさらに3時間、ヘリウムで溶
液をパージした。溶液を室温に保ち、1バブル/秒の流速でヘリウムを加えた。
アルデヒドの量は80%減少した。
【0018】 実施例2.窒素を使用することによる蒸発 塩酸を水に加えて、濃度を0.3モル/lにした。ポロキサマー407を塩酸
溶液に溶解させて、濃度を5重量%(w/w)にした。この溶液を3時間室温に
保った。窒素流を使用することにより、溶液の80%を蒸発させた。0.3mo
l/lの塩酸溶液を最初のボリュームに加えた。アルデヒドの量は95%減少し
た。
【0019】 実施例3.真空蒸発 5.5%(w/w)ポロキサマー188および15.5%(w/w)ポロキサ
マー407を水に溶解させた。pH2.7までクエン酸を加え、その後少なくと
も24時間溶液を室温に保った。次いでロータベーパを使用して、溶液の5重量
%を蒸発させた。アセトアルデヒドの濃度は135ppmから30ppmに低下
し、プロピオンアルデヒドの濃度は429ppmから10ppm未満に低下した
【0020】 実施例4.流動床乾燥−塩酸 ポロキサマー407を水に溶解させて濃度を15%(w/w)にし、その後塩
酸を添加してpH2にした。この溶液を冷蔵庫中に6日間保った。流動床乾燥法
を使用して溶液を乾燥させた。アセトアルデヒドの濃度は337ppmから26
ppmに低下し、プロピオンアルデヒドのレベルは1.35×10ppmから
76ppmに低下した。
【0021】 実施例5.流動床乾燥−クエン酸 濃度50%のクエン酸18.22gを水2000gに添加した。ポロキサマー
407をクエン酸溶液に溶解させて濃度を15%(w/w)にした。この溶液を
冷蔵庫中に6日間保った。流動床で溶液を乾燥させた。アセトアルデヒドおよび
プロピオンアルデヒドの濃度は、358ppmから5ppmおよび1.39×1
ppmから6ppm未満にそれぞれ低下した。
【0022】 実施例6.流動床乾燥−酢酸(ポロキサマー188) 濃酢酸120gを水2000gに添加した。ポロキサマー188を酢酸溶液に
溶解させて濃度を15%(w/w)にした。この溶液を冷蔵庫中に6日間保った
。流動床で溶液を乾燥させた。アセトアルデヒドの濃度は186ppmから8p
pmに低下し、プロピオンアルデヒドの濃度は297ppmから6ppm未満に
低下した。
【0023】 実施例7.流動床乾燥−酢酸(ポロキサマー407) 濃酢酸120gを水2000gに添加した。ポロキサマー407を酢酸溶液に
溶解させて濃度を15%(w/w)にした。この溶液を冷蔵庫中に6日間保った
。流動床で溶液を乾燥させた。アセトアルデヒドの濃度は358ppmから12
ppmに低下し、プロピオンアルデヒドの濃度は1.39×10ppmから9
ppmに低下した。
【0024】 実施例8〜10.フルスケールでのポロキサマー188の精製 ポロキサマーを水に溶解させ、その後酢酸を添加した。少なくとも24時間相
互作用させた後に、流動床乾燥機を使用してこの溶液を乾燥させた。このプロセ
スをスピードアップするために、流動床乾燥機において精製したポロキサマーを
出発材料として使用した。ただし、第1のバッチは、出発材料として精製ポロキ
サマーを使わずに生成した。以下の実施例では、前のバッチからの材料を出発材
料として使用した。
【0025】 装置およびプロセスパラメータ: 流動床乾燥機:Glatt GVW(32インチ) 濾過振とう機:2015 スプレイノズル:1×6ヘッド、中央部、1.8mm スプレイノズル位置:4v下 ポンプ:膜ポンプ
【0026】
【表1】
【0027】 分析結果: 前述のプロセスパラメータを用いてこのプロセスに従って、ポロキサマー18
8の3つのバッチを精製した。以下の表中に、アルデヒドのレベルを示す。
【0028】
【表2】
【0029】 実施例11〜13.フルスケールでのポロキサマー407の精製 ポロキサマーを水に溶解させ、その後酢酸を添加した。少なくとも24時間相
互作用させた後に、流動床乾燥機を使用してこの溶液を乾燥させた。このプロセ
スをスピードアップするために、流動床乾燥機において精製ポロキサマーを出発
材料として使用した。ただし、第1のバッチは、出発材料として精製ポロキサマ
ーを使わずに生成した。以下の実施例においては、前のバッチからの材料を出発
材料として使用した。
【0030】 器具およびプロセスパラメータ: 流動床乾燥機: Glatt GVW(32インチ) 濾過振とう機: 2015 スプレイノズル: 1×6ヘッド、中央部、1.8mm スプレイノズル位置: 4v下 ポンプ: 膜ポンプ
【0031】
【表3】
【0032】 分析結果: 前述のプロセスパラメータを用いてこのプロセスに従って、ポロキサマー40
7の3つのバッチを精製した。以下の表中に、アルデヒドのレベルを示す。
【0033】
【表4】
【0034】 これらの実施例は、本発明の方法を使用することにより、ポロキサマー407
および188の両方においてアルデヒド、具体的にはアセトアルデヒドおよびプ
ロピオンアルデヒドの濃度が減少することを示している。さらに、塩酸、酢酸お
よびクエン酸のすべての酸を本発明の方法で使用できることが示された。さらに
これらの実施例は、ヘリウムによるパージ、窒素を使用することによる蒸発、真
空蒸発または流動床乾燥など多くの異なる方法によって溶液の乾燥を行うことが
できることも示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 メリン,マイヌス スウェーデン国 エス−151 85 セーデ ルティエ アストラゼネカ アールアンド デー セーデルティエ (72)発明者 ニュマン,ペーター スウェーデン国 エス−151 85 セーデ ルティエ アストラゼネカ アールアンド デー セーデルティエ Fターム(参考) 4J005 AA03 BC00

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルデヒド不純物を含むポロキサマーの精製方法であって、 (i)任意選択で酸または酸の混合物を含んでよい溶媒中にポロキサマーを溶
    解させ、 (ii)ポロキサマーを溶解した溶媒が酸を含まない場合は酸を添加し、 (iii)その後アルデヒドを取り除く方法。
  2. 【請求項2】 前記ポロキサマーがポロキサマー188またはポロキサマー
    407のうちの1つ、またはこれらの混合物である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記溶媒が水またはアルコールである、請求項1または2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記溶媒が水である、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記溶媒に溶解したポロキサマーの濃度が5〜21重量%で
    ある、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ポロキサマーの濃度が15重量%である、請求項5に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 前記溶媒およびポロキサマーの混合物の温度が室温未満であ
    る、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記混合物の温度が0〜+10℃である、請求項7に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記酸が塩酸、酢酸またはクエン酸から選択される、請求項
    1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記酸が酢酸である、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記溶液に前記酸を添加した後のpHが1〜7である、請
    求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記pHが1.3〜6である、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 ヘリウムまたは窒素の流れを前記溶液中に通すことによっ
    て前記アルデヒドを取り除く、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 真空蒸発によって前記アルデヒドを取り除く、請求項1か
    ら12のいずれか一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 流動床乾燥によって前記アルデヒドを取り除く、請求項1
    から12のいずれか一項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記溶液を沸騰することによって前記アルデヒドを取り除
    く、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記取り除かれるアルデヒドがホルムアルデヒド、アセト
    アルデヒドおよびプロピオンアルデヒドである、請求項1から16のいずれか一
    項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記取り除かれるアルデヒドがアセトアルデヒドおよびプ
    ロピオンアルデヒドである、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の方法に従ってアルデヒドから精製される
    ポロキサマー。
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