JP2003345410A - 多系列多軸制御におけるncプログラムの入力装置 - Google Patents

多系列多軸制御におけるncプログラムの入力装置

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JP2003345410A JP2002156573A JP2002156573A JP2003345410A JP 2003345410 A JP2003345410 A JP 2003345410A JP 2002156573 A JP2002156573 A JP 2002156573A JP 2002156573 A JP2002156573 A JP 2002156573A JP 2003345410 A JP2003345410 A JP 2003345410A
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Hiroyuki Masuda
浩行 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】系列別に実行されるNCプログラムを系列別に
対応させて入力することのできる改良された多系列多軸
制御におけるNCプログラムの入力装置を提供するこ
と。 【解決手段】ファイル名が入力操作されると(S1)、
そのファイル名に対応して系列毎のNCプログラム表示
エリアあるいはNCプログラムディレクトリーが表示さ
れ(S2,S3)、更に、選択されたNCプログラム表
示エリアあるいはNCプログラムディレクトリーに対応
してNCプログラムが入力可能となり(S7,S8)、
入力されたNCプログラムは、系列に対応して自動格納
される(S9)ことが可能であるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数の系列の各N
Cプログラムを同時に実行して多軸制御を行う多系列多
軸制御に係わり、特に、複数の系列の各NCプログラム
を効率よく入力するための改良された多系列多軸制御に
おけるNCプログラムの入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内部記憶装置に記憶された複数のNC加
工プログラムを同時実行して工作機械の多軸制御を行う
数値制御装置が周知である。例えば、特許282492
1号に示される複数のNC加工プログラムを同時に実行
させる多系列制御NC装置では、3系列以上の任意の系
列間の待ち合わせ制御を容易に行う多系列制御NC装置
を提案している。また、特許2590336号に示され
る2個以上の被制御対象を並列制御する数値制御装置の
表示装置では、同時実行される加工プログラムを単一の
画面上に並列表示を行う制御プログラム表示装置を提案
している。
【0003】しかし、これらの装置において、複数のN
Cプログラムを記憶装置内にどのようにして入力するか
までは考慮されていない。この種の従来の装置において
は、各系列毎に、予め所定の系列で実行されるNCプロ
グラムをその所定の系列で実行されるものとして対応付
けしておく手作業、具体的には、NCプログラムを入力
して記憶装置に格納する前に、各NCプログラム毎に第
1系列用、あるいは第2系列用、あるいは第3系列用と
指定する複数の手操作が必要であった。このような指定
操作がないと、記憶されているNCプログラムを誤って
読み出して誤動作をさせてしまう恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、複数の系列の
各NCプログラムを同時に実行して多軸制御が行われる
従来の多系列多軸制御においては、各系列で実行される
NCプログラムを、予め各系列に対応させて指定してお
く手作業が必要のため、必ずしもNCプログラムファイ
ルの入力を効率よく行うことができなかった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、NCプログラムを入力すると
系列別に対応させて読み出し可能に自動格納することの
できる改良された多系列多軸制御におけるNCプログラ
ムの入力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の系列の各NCプログラムを同時に
実行して多軸制御が行われる多系列多軸制御において、
所定のファイル名及び前記NCプログラムを入力操作す
る操作手段と、前記操作手段からの前記ファイル名の入
力操作によって、表示手段に前記系列毎のNCプログラ
ム表示エリアの一括表示あるいは前記系列毎のNCプロ
グラムディレクトリーの階層表示を行う表示制御手段
と、前記表示手段に表示された前記NCプログラム表示
エリアの内の一つあるいは前記NCプログラムディレク
トリーの内の一つを選択可能とする選択手段と、前記選
択手段による選択によって、前記操作手段による前記N
Cプログラムの入力操作を可能にすると共に、前記NC
プログラム表示エリアの内の前記一つあるいは前記NC
プログラムディレクトリーに対する前記選択を受けて新
たに表示する単一表示エリアへ、前記入力操作を実施さ
れた前記NCプログラムを表示するNCプログラム入力
制御手段と、表示された前記NCプログラムを、選択さ
れた前記プログラム表示エリアの内の前記一つあるいは
前記NCプログラムディレクトリーの内の前記一つに対
応する前記系列と前記ファイル名とによって読み出し可
能に格納するプログラム格納手段と、を有することを特
徴とする。
【0007】また、本発明は、前記表示制御手段が、前
記一括表示を行う一括表示モードと前記階層表示を行う
階層表示モードとを切り換えるモード切換手段を有する
ことを特徴とする。
【0008】更に本発明は、前記表示制御手段が、前記
系列毎の前記NCプログラムディレクトリーに対応し
て、少なくとも前記ファイル名と前記系列を識別可能な
識別子とを含むプログラム名を生成して表示することが
可能なことを特徴とする。
【0009】従って、本発明によれば、操作手段によっ
て所定のファイル名を入力操作し、ファイル名の入力操
作によって表示手段に系列毎のNCプログラム表示エリ
アの一括表示あるいは系列毎のNCプログラムディレク
トリーの階層表示を行い、表示されたNCプログラム表
示エリアの内の一つあるいはNCプログラムディレクト
リーの内の一つを選択可能とし、選択によってNCプロ
グラムの入力操作を可能にすると共に、NCプログラム
表示エリアの内の一つあるいはNCプログラムディレク
トリーに対する選択を受けて新たに表示する単一表示エ
リアへ入力操作されたNCプログラムを表示し、表示さ
れたNCプログラムを選択されたプログラム表示エリア
の内の一つあるいはNCプログラムディレクトリーの内
の一つに対応する系列とファイル名とによって読み出し
可能に格納することが自動的に行えることになり、従来
の手作業がなくなり、NCプログラムの入力を効率よく
行うことができる。
【0010】また、本発明によれば、系列毎のNCプロ
グラム表示エリアの一括表示を行う一括表示モードと系
列毎のNCプログラムディレクトリーの階層表示を行う
階層表示モードとを切り換えることが可能となる。すな
わち、NCプログラム表示エリアを一括表示して入力操
作を行うには系列の数が多すぎて表示内容が見づらくな
るような場合であっても、NCプログラムディレクトリ
ーの階層表示を用いることで表示内容を見易くしてNC
プログラムの入力を効率よく行うことができる。
【0011】さらに、本発明によれば、系列毎のNCプ
ログラムディレクトリーに対応して、少なくともファイ
ル名と系列を識別可能な識別子とを含むプログラム名を
自動生成して表示することが可能となる。すなわち、N
Cプログラムを読み出す際に必要となるプログラム名を
多軸制御に関わる各系列に対応させて表示しその表示さ
れたプログラム名を選択してNCプログラムの入力が行
えることになり、NCプログラムの動作する系列を確認
できる為、入力を間違えることがなく効率よく行うこと
が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施形態に係る多系列多
軸制御を説明するためのブロック図である。例として、
3系列制御が可能なものとする。図1において、破線で
囲む部分が本発明の実施形態に係る多系列多軸制御にお
けるNCプログラムの入力装置1を示し、入力部30、
データ表示装置20、記憶部10、CPU(中央演算装
置)40、RAM42、ROM46を有している。入力
部30によって入力された各系列毎のNCプログラム
は、CPU40などによって信号変換処理され、信号変
換処理されたデータを基に制御部50は、各系列に関わ
る各制御軸を制御する制御信号を生成して駆動部60に
出力する。CPU40、制御部50、駆動部60からな
る構成は、多系列多軸制御を可能とする為の構成の一部
として周知なものである。多系列多軸制御の内容も従前
と同じであり、詳細に説明はしないが、制御部50から
は、第1系列(符号「CH1」で示す)に関わる第1系
列制御信号(信号線を実線で示す)、第2系列(符号
「CH2」で示す)に関わる第2系列制御信号(信号線
を破線で示す)、及び第3系列(符号「CH3」で示
す)に関わる第3系列制御信号(信号線を一点鎖線で示
す)が出力される。ここで、第1系列制御信号は、ワー
ク回転駆動部61、正面加工用工具移動部62、ワーク
移動部63に入力され、それぞれの制御対象であるモー
タ71,72,73を駆動し、第2系列制御信号は、ワ
ーク移動部63と回転工具移動部64に入力され、それ
ぞれの制御対象であるモータ73,74を駆動し、第3
系列制御信号は、突切りワーク回転駆動部65、突切り
ワーク移動部66、背面加工用工具移動部67に入力さ
れ、それぞれの制御対象であるモータ75,76,77
を駆動する。各系列毎のNCプログラムが同時に実行さ
れ、第1系列、第2系列、第3系列が同期して制御され
るものである。
【0014】入力部30は、各系列で実行されるNCプ
ログラムを、例えば、キーボード装置(図示せず)など
を備えて入力するものである。このような入力部30
は、多系列多軸制御を可能とする為の構成の一部として
周知なものである。
【0015】データ表示装置20は、入力部30からの
ファイル名の入力操作によって系列毎のNCプログラム
表示エリアの一括表示あるいは系列毎のNCプログラム
ディレクトリーの階層表示を行う。ここで、その一括表
示としては、図2(a)に示すようなものが考えられ、
その階層表示としては、図2(b)に示すようなものが
考えられる。図2(a)において示されている「ファイ
ル名:××××」のうち、「××××」部分は、入力さ
れたファイル名を示し、制御対象の種類、例えば、加工
製品名である。「ファイル名:××××」の表示に続い
て、「CH1」の表示に対応して第1系列NCプログラ
ム表示エリア22、「CH3」の表示に対応して第3系
列NCプログラム表示エリア23、「CH2」の表示に
対応して第2系列NCプログラム表示エリア24が一括
表示されている。「CH1」,「CH3」,「CH2」
の表示名、表示順番は、CPU40がアクセス可能なR
OM46内に予めシステムプログラム/データ48とし
て記憶されている制御対象となっている系列の数、優先
順位などのシステムデータにより設定される。「CH
1」,「CH3」,「CH2」は、図1での説明と同じ
く、第1系列,第3系列,第2系列を意味し、その表示
順番は、使用される頻度の高い順番として設定されたも
のである。図2(a)において、第1系列NCプログラ
ム表示エリア22、第3系列NCプログラム表示エリア
23、第2系列NCプログラム表示エリア24は、空白
状態となっており、「××××」というファイル名に対
応する各系列のNCプログラムが入力されていないこと
を示している。各系列のNCプログラムのいずれかが既
に入力され記憶されている場合には、第1系列NCプロ
グラム表示エリア22、第3系列NCプログラム表示エ
リア23、第2系列NCプログラム表示エリア24の対
応する箇所に直ちに表示されるようにしてもよく、その
場合、記憶されているNCプログラムの存在及び確認が
可能となる。図2(b)においては、「××××」11
2、「××××.1」114、「××××.2」11
6、及び、「××××.3」118からなる階層表示が
成されている。「××××」部分は、図2(a)におい
て説明したと同じファイル名である。ファイル名の次に
表示されている「.」印の後の「1」部分は、第1系列
で実行されるメインプログラムであることを示し、同様
にして、「2」部分は、第2系列で実行されるメインプ
ログラムであることを示し、「3」部分は、第3系列で
実行されるメインプログラムであることを示している。
このような階層構造は、「××××」というファイル名
のファイル内には、「××××.1」、「××××.
2」、及び、「××××.3」という3つのプログラム
名が管理されていることを示し、ディレクトリー表示さ
れている。「××××.1」114、「××××.2」
116、及び、「××××.3」118の表示名、表示
構造は、CPU40がアクセス可能なROM46内に予
めシステムプログラム/データ48として記憶されてい
るシステムデータによって、制御対象となっている系列
の数などを基に設定される。尚、一括表示あるいは階層
表示のいずれか一方のみに特化されていてもよいが、一
括表示と階層表示とを切換可能な表示モード切替操作を
入力部30から行えるように構成しておくと使い勝手が
向上する。データ表示装置20に図2(a)あるいは図
2(b)の画面が表示されると、入力部30からの「系
列選択」の操作により、NCプログラムを入力する系列
が選択される。すなわち、図2(a)の場合、第1系列
NCプログラム表示エリア22、第3系列NCプログラ
ム表示エリア23、第2系列NCプログラム表示エリア
24のいずれかを指定して(例えば、いわゆるクリック
して)、カーソル21の表示位置を移動させる。図2
(a)では、カーソル21は、第1系列NCプログラム
表示エリア22内に表示されており、現在、第1系列に
対応するNCプログラムの入力待ちであることを示して
いる。この後、入力部30からNCプログラムの入力が
行われ、入力されたNCプログラムは、第1系列用とし
て設定されて後述する記憶部10内に記憶される。図2
(b)の場合には、ディレクトリー表示されている「×
×××.1」114、「××××.2」116、及び、
「××××.3」118のいずれかを指定して(例え
ば、いわゆるクリックして)、対応するNCプログラム
を空白表示となっている単一表示エリア26内に入力可
能とするものである。既に対応するNCプログラムが入
力され記憶されている場合には、ディレクトリーの選択
によって直ちにそのNCプログラムを単一表示エリア2
6内に表示させるようにしてもよく、その場合、記憶さ
れているNCプログラムの存在認識及び内容確認が可能
となる。尚、どの系列の指定が完了したかを認識できる
ように、例えば、指定したディレクトリーの表示形態を
変化(例えば、表示色を変更)させたり、さらに、選択
したディレクトリーのプログラム名を空白表示となって
いるプログラム名表示エリア28に表示させるようにす
れば、選択中の系列の識別度が高まり、入力作業の間違
いが低減される。
【0016】記憶部10は、各種ファイルあるいはそれ
に付属するプログラムを記憶するものであり、記憶内容
毎に格納領域が予め設定されている。プログラム記憶領
域102内には、「××××.1」というプログラム名
を付与された第1系列用NCプログラムの記憶領域10
4、「××××.2」というプログラム名を付与された
第2系列用NCプログラムの記憶領域106、さらに、
「××××.3」というプログラム名を付与された第3
系列用NCプログラムの記憶領域108が存在する。こ
れらのNCプログラムは、そのプログラム名と共に記憶
されている為、そのプログラム名を構成している系列と
ファイル名を識別することでそのNCプログラムを読み
出すことが可能になる。なお、NCプログラムにそのプ
ログラム名を付加して記憶させること、及びプログラム
名の一部を識別して対象となるNCプログラムを読み出
すことは公知である。本発明では、図2(a)で示す一
括表示の場合、第1系列NCプログラム表示エリア2
2、第3系列NCプログラム表示エリア23、第2系列
NCプログラム表示エリア24は、少なくともその数は
変わらず表示制御される。例えば、第2系列NCプログ
ラム表示エリア24の選択がなされず第2系列に対応す
るNCプログラムが入力されなくても記憶部10のプロ
グラム記憶領域102内には、「××××.2」のプロ
グラム名のみが記憶されてNCプログラムが存在しない
記憶領域106が形成される。すなわち、NCプログラ
ムの入力準備の対象となる系列(一括表示制御される系
列の数に等しい)は、予め所定の多系列多軸制御用とし
て設定され(本実施例では3系列として設定され)、N
Cプログラムが入力されず未使用の系列が生じても、プ
ログラム記憶領域102内に所定の記憶領域が確保され
る。既に記憶されているファイル名の再入力によって図
2(a)で示す一括表示が行われた場合も、第1系列N
Cプログラム表示エリア22、第3系列NCプログラム
表示エリア23、第2系列NCプログラム表示エリア2
4は常に一括表示状態になり入力待ちとされ、前述した
ように既に入力されているNCプログラムを表示して確
認する場合には、所定のNCプログラムが、対応する系
列の表示領域に表示されることになる。図2(b)で示
す階層表示の場合でも、表示される各ディレクトリー
「××××.1」114、「××××.2」116、及
び、「××××.3」118に対応する記憶領域10
4,106,108がそれぞれ形成される。さらに階層
表示の場合に特徴的なこととして、もちろん一括表示の
場合にも実施適用できるが、階層表示の内容を記憶する
プログラム名登録領域110を備える。すなわち、ファ
イルディレクトリー「××××」112に対して各ディ
レクトリー「××××.1」114、「××××.2」
116、及び、「××××.3」118が付属している
ことが記憶される。そして、例えば、第2系列NCプロ
グラムに対応するディレクトリー「××××.2」11
6の選択がなされず第2系列に対応するNCプログラム
が入力されないと、プログラム名登録領域110内から
はディレクトリー「××××.2」116が削除されて
他のディレクトリー「××××.1」114,「×××
×.3」118が記憶される。同じファイル名の再入力
によって階層表示が実行された場合も、ファイルディレ
クトリー「××××」112の下にはディレクトリー
「××××.1」114,「××××.3」118が表
示され入力待ちとなる。従って、図2(b)で示す階層
表示の場合は、有効な系列に対するディレクトリーがそ
のプログラム名と共に表示されることになる。もし、新
たな系列、この場合、第2系列も同期制御に加えるよう
に変更したい場合には、ファイルディレクトリー「××
××」112の下にディレクトリー「××××.2」を
追加するような操作を可能としておくことが考えられ
る。尚、NCプログラムを読み出す場合、プログラム名
登録領域110内を検索して対応するディレクトリーを
見つけ、ディレクトリーの持つプログラム記憶領域10
2上の位置情報を認識して該当するNCプログラムを読
み出すようにすればよい。
【0017】次に、図3に示すフローチャートを参照し
ながら、多系列多軸制御におけるNCプログラムの入力
装置の動作フローについて説明する。尚、CPU40
が、予め定めたシステムプログラム/データ48(RO
M46内に記憶されている)に従って制御する。又、図
2(a)、図2(b)のいずれか一方のみの表示を行う
ものとして設定しておくことも可能だが、前述のよう
に、いずれかを選択できるものとして入力動作説明を行
う。
【0018】まず、NCプログラム入力工程が開始され
ると、ファイル名入力を行う(S1)。これは、図1に
基づいて説明されたように、入力部30からファイル名
が入力され設定される工程である。つぎに、「表示モー
ドの設定」に基づいて図2(a)に示した「系列毎のN
Cプログラム表示エリアの一括表示」(S3)か、図2
(b)に示した「系列毎のNCプログラムディレクトリ
ーの階層表示」(S2)かを行う。(S3)工程が選択
されると、「系列毎のNCプログラム表示エリアの一括
表示」の中から、一つの表示エリアの選択が可能とな
る。エリア選択が行われると(S5)、選択したエリア
にNCプログラムの入力が可能となり、NCプログラム
が入力されると(S7)、その後、入力されたNCプロ
グラムをファイル名と系列によって読み出し可能に格納
される(S9)。(S7)工程で(S5)へのループ経
路が選ばれることでNCプログラム入力は各エリアにつ
いて実施可能となっている。一方、(S2)工程が選択
されると、各NCプログラム名の生成と表示が付随して
行われ、「系列毎のNCプログラムディレクトリーの階
層表示」の中から、一つのディレクトリー選択が可能と
なる。ディレクトリー選択が行われると(S4)、一つ
のエリア表示がなされ(S6)、表示された一つのエリ
アにNCプログラムの入力が可能となり、NCプログラ
ムが入力されると(S8)、その後、入力されたNCプ
ログラムをファイル名と系列によって読み出し可能に格
納される(S9)。(S8)工程で(S4)へのループ
経路が選ばれることでNCプログラム入力は各ディレク
トリーについて実施可能となっている。(S9)の工程
でNCプログラムの格納が完了すると、NCプログラム
入力工程が終了する。
【0019】本工程で特徴的なのは、エリア選択が行わ
れると(S5)、あるいは、ディレクトリー選択が行わ
れると(S4)、NCプログラムが入力可能となり、N
Cプログラムが入力されると、そのNCプログラムには
制御対象の系列が自動設定されると共に読み出し可能に
付与されることである。従って、各系列で実行されるN
Cプログラムに系列を対応させる作業はなくなり、効率
よくNCプログラムを入力して格納させることが可能と
なる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明にあって
は、多系列多軸制御におけるNCプログラムの入力の
際、入力するNCプログラムを表示させる表示エリアの
選択に対応させて、入力したNCプログラムに制御対象
のファイル名と制御対象となる多軸制御に関わる系列と
を自動的に付与して、ファイル名と系列とでNCプログ
ラムを読み出し可能に格納することとしたことで、煩雑
な手作業を要せず、従って誤動作を引き起こす恐れを解
消して、迅速にプログラムファイルを格納することが可
能な多系列多軸制御におけるNCプログラムの入力装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る多系列多軸制御におけ
るNCプログラムの入力装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る多系列多軸制御におけ
るNCプログラムを表示させる画面を説明するための図
であり、(a)は、系列毎のNCプログラム表示エリア
の一括表示を説明するための図であり、(b)は、系列
毎のNCプログラムディレクトリーの階層表示を説明す
るための図である。
【図3】本発明の実施形態に係る多系列多軸制御におけ
るNCプログラムの入力装置の動作フローについて説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 多系列多軸制御におけるNCプログラムの入力装
置 10 記憶部 20 データ表示装置 30 入力部 40 CPU 42 RAM 46 ROM 50 制御部 60 駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の系列の各NCプログラムを同時
    に実行して多軸制御が行われる多系列多軸制御におい
    て、 所定のファイル名及び前記NCプログラムを入力操作す
    る操作手段と、 前記操作手段からの前記ファイル名の入力操作によっ
    て、表示手段に前記系列毎のNCプログラム表示エリア
    の一括表示あるいは前記系列毎のNCプログラムディレ
    クトリーの階層表示を行う表示制御手段と、 前記表示手段に表示された前記NCプログラム表示エリ
    アの内の一つあるいは前記NCプログラムディレクトリ
    ーの内の一つを選択可能とする選択手段と、 前記選択手段による選択によって、前記操作手段による
    前記NCプログラムの入力操作を可能にすると共に、選
    択された前記NCプログラム表示エリアの内の前記一つ
    あるいは前記NCプログラムディレクトリーに対する前
    記選択を受けて新たに表示する単一表示エリアへ、前記
    入力操作を実施された前記NCプログラムを表示するN
    Cプログラム入力制御手段と、 表示された前記NCプログラムを、選択された前記プロ
    グラム表示エリアの内の前記一つあるいは前記NCプロ
    グラムディレクトリーの内の前記一つに対応する前記系
    列と前記ファイル名とによって読み出し可能に格納する
    プログラム格納手段と、を有する多系列多軸制御におけ
    るNCプログラムの入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多系列多軸制御におけ
    るNCプログラムの入力装置において、 前記表示制御手段が、前記一括表示を行う一括表示モー
    ドと前記階層表示を行う階層表示モードとを切り換える
    モード切換手段を有する多系列多軸制御におけるNCプ
    ログラムの入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の多系列多軸制御におけ
    るNCプログラムの入力装置において、 前記表示制御手段が、前記系列毎の前記NCプログラム
    ディレクトリーに対応して、少なくとも前記ファイル名
    と前記系列を識別可能な識別子とを含むプログラム名を
    生成して表示することが可能な多系列多軸制御における
    NCプログラムの入力装置。
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TWI498693B (zh) * 2012-12-10 2015-09-01 Mitsubishi Electric Corp 多軸控制系統設定、調整功能支援裝置

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