JP2006048385A - Ncプログラム入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 NCプログラムの入力作業を容易化して、作業に要する労力の軽減と作業時間の短縮を図り、それによって、作業効率を向上させることが可能なNCプログラム入力装置を提供すること。
【解決手段】 複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部にあって、各チャンネル毎に入力されたプログラムコードの内の設定されたプログラムコードを抽出して各チャンネルに対応させて表示するコード化リスト表示部を全チャンネル分同時に表示させるウィンド制御手段と、上記コード化リスト表示部に表示させるプログラムコードの種類を設定するプログラムコード設定手段と、を具備したもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、NCプログラムの入力装置に係り、特に、コード化リスト表示部を全チャンネル分表示させ、又、複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部と上記全チャンネル分のコード化リスト表示部を同一画面上に表示させるようにし、それによって、NCプログラムの入力作業の作業性を向上させて作業の効率を高めることができるように工夫したものに関する。
例えば、内部記憶装置に記憶された複数のNC加工プログラムを同時実行して工作機械、例えば、数値制御自動旋盤の多軸制御を行う数値制御装置が知られている。そのようなものとして、例えば、特許文献1、特許文献2がある。
特許第2824921号公報 特許第2590336号公報
上記特許第2824921号公報に開示されている数値制御装置は、3系列以上の任意の系列間の待ち合わせ制御を容易に行うことができるものとしてその構成が開示されている。又、上記特許第2590336号公報に開示されている数値制御装置は、2個以上の被制御対象を並列制御するものとしてその構成が開示されている。又、この数値制御装置の表示装置においては、同時実行されるNC加工プログラムを単一の画面上に並列に表示させる制御プログラム表示装置が併せて開示されている。
上記制御プログラム表示装置によって表示される複数チャンネル用のNCプログラムエディタ画面においては、各チャンネル毎にNCプログラムの内容が表示されるようになっている。又、そのようなNCプログラムエディタ表示とは別に、コード化リスト表示部と称される表示がある。このコード化リスト表示部は、各チャンネル毎に入力されたプログラムコードの内の所定のプログラムコードを各チャンネルに対応して表示するように設定されたものである。
尚、この種のNCプログラム入力装置の構成を開示するものとして、例えば、 特許文献3がある。
特開2003−345410号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、上記したように、複数チャンネル用のNCプログラムエディタ画面においては、各チャンネル毎にNCプログラムの内容が表示されるようになっていると共に、コード化リスト表示部と称される表示があるが、これらの表示を同時に行なうようには構成されておらず、又、コード化リスト表示部に関しては、全チャンネル分を同時に表示するようにはなっていなかった。その為、NCプログラムの入力作業に困難を要してしまい、作業に多くの労力と長い時間を要してしまうという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、NCプログラムの入力作業を容易化して、作業に要する労力の軽減と作業時間の短縮を図り、それによって、作業効率を向上させることが可能なNCプログラム入力装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1によるNCプログラム入力装置は、複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部にあって、各チャンネル毎に入力されたプログラムコードの内の設定されたプログラムコードを抽出して各チャンネルに対応させて表示するように設定されたコード化リスト表示部を全チャンネル分同時に表示させるウィンド制御手段と、上記コード化リスト表示部に表示させるプログラムコードの種類を設定するプログラムコード設定手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2によるNCプログラム入力装置は、請求項1記載のNCプログラム入力装置において、上記ウィンド制御手段は、上記複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部と上記コード化リスト表示部を同一画面上に表示させるものであることを特徴とするものである。
又、請求項3によるNCプログラム入力装置は、請求項1記載のNCプログラム入力装置において、上記ウィンド制御手段は、上記チャンネル間での待ち合わせ機能を持つプログラムコードを、関連する上記コード化リスト表示部間にて同一行に表示させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項4によるNCプログラム入力装置は、請求項3記載のNCプログラム入力装置において、上記待ち合わせ機能を持つプログラムコードの記述が矛盾しているか否かを判定する待ち合わせ判定手段と、上記待ち合わせ判定手段による判定の結果待ち合わせに矛盾があると判別された場合に上記コード化リスト表示部における矛盾箇所を強調するように表示させる表示制御手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項5によるNCプログラム入力装置は、請求項4記載のNCプログラム入力装置において、上記表示制御手段は記述が矛盾している箇所を他の箇所とは異なる色で表示させるものであることを特徴とするものである。
又、請求項6によるNCプログラム入力装置は、請求項2記載のNCプログラム入力装置において、上記ウィンド制御手段は、NCプログラムコードの正当性チェック時のエラーメッセージを同時に表示させるものであることを特徴とするものである。
以上述べたように本発明によるNCプログラム入力装置によると、複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部にあって、各チャンネル毎に入力されたプログラムコードの内の設定されたプログラムコードを抽出して各チャンネルに対応させて表示するように設定されたコード化リスト表示部を全チャンネル分同時に表示させるウィンド制御手段と、上記コード化リスト表示部に表示させるプログラムコードの種類を設定するプログラムコード設定手段と、を具備した構成になっているので、コード化リスト表示部を全チャンネル分同時に表示して認識することが可能になり、それによって、NCプログラムの入力作業を容易化して、作業に要する労力の軽減と作業時間の短縮を図り、それによって、作業効率を向上させることができる。
又、上記ウィンド制御手段として、上記複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部と上記コード化リスト表示部を同一画面上に表示させるものとした場合には、上記効果をさらに高めることが可能になる。
又、上記ウィンド制御手段として、上記チャンネル間での待ち合わせ機能を持つプログラムコードを、関連する上記コード化リスト表示部間にて同一行に表示させるものとした場合にも、上記効果をさらに高めることが可能になる。
又、待ち合わせ機能を持つプログラムコードの記述が矛盾しているか否かを判定する待ち合わせ判定手段と、上記待ち合わせ判定手段による判定の結果待ち合わせに矛盾があると判別された場合に上記コード化リスト表示部における矛盾箇所を強調するように表示させる表示制御手段と、を具備した構成にした場合には、NCプログラム上の間違いを容易に認識することが可能になる。
又、表示制御手段として、記述が矛盾している箇所を他の箇所とは異なる色で表示させるものとして構成した場合には、NCプログラム上の間違いを極めて容易に認識することが可能になる。
又、ウィンド制御手段として、NCプログラムコードの正当性チェック時のエラーメッセージを同時に表示させるものとした場合には、それによっても、エラーの内容を容易に認識することが可能となり、上記効果をより高めることができる。
以下、図1乃至図9を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態によるNCプログラム入力装置の構成を示すブロック図である。まず、中央演算処理装置(CPU)1があり、又、RAM3、ROM5、I/F7、表示装置9、操作入力装置11がある。上記表示装置9は、この実施の形態ではCRTであり、上記操作入力装置11は、キーボード及びマウスである。
上記RAM3には、メインモジュール13と、コードリストモジュール15がある。上記メインモジュール13には、NCプログラム記憶部17、表示コード記憶部19、機械情報記憶部21、待ち合わせコード情報記憶部23、コードリストデータ記憶部25が設けられている。又、上記コードリストモジュール15には、インデックスN、K(N)、Kmax記憶部27、取得コードデータD記憶部29、待ち合わせバッファ記憶部31、エラーバッファ記憶部33が設けられている。
又、上記ROM5には、機械データベース35と、メインモジュール37が設けられている。上記メインモジュール37には、エディタモジュール39、表示コード選択モジュール41、コードリストモジュール43が設けられている。
上記構成をなすNCプログラム入力装置によって、工作機械、例えば、数値制御自動旋盤において多軸制御を行なうためのNCプログラムを入力するものである。上記NCプログラムには、チャンネル1、チャンネル2、チャンネル3の3系列があって各系列毎に入力されるものである。そして、チャンネル1のNCプログラムによって、ワーク回転駆動部、正面加工用工具移動部、ワーク移動部の駆動モータを駆動制御するものである。又、チャンネル2のNCプログラムによって、ワーク移動部と回転工具移動部の駆動モータを駆動制御するものである。又、チャンネル3のNCプログラムによって、突切りワーク回転駆動部、突切りワーク移動部、背面加工用工具移動部の駆動モータを駆動制御するものである。そして、各チャンネルのNCプログラムが同時に実行され、第1系列、第2系列、第3系列が同期して制御されることになる。
尚、上記各機械構成に関しては図示を省略する。
又、この実施の形態の場合には、NCコードエディタ表示部と全チャンネル分のコード化リスト表示部を同一画面上に表示するように構成されているものであり、それによって、NCプログラムの入力作業を容易化して、作業に要する労力の軽減と作業時間の短縮を図り、それによって、作業効率を向上させようとしているものである。
そこで、まず、上記NCコードエディタ表示部について説明する。NCコードエディタ表示部の一例を図6に示す。図6に示すように、NCコードエディタ表示部の場合には、複数チャンネル、この実施の形態の場合には、チャンネル1、チャンネル2、チャンネル3であるが、これら各チャンネルのNCプログラムを同時に表示・編集することができるようになっている。その際、基本的な操作は、図1に示した表示装置9におけるツールバを操作入力装置11のマウスの右クリック操作によって開くことによって行なう。又、フォントの種類は自由に変更することができると共に文字色についても自由に設定することができるようになっている。
具体的には全てオプションダイアログで設定することになるが、通常の文字の色(デフォルト:黒)、コメントの色(デフォルト:緑)、Tコードの色(デフォルト:黒)、同期コードの色(デフォルト:黒)、waitmコード(待ち合わせコード)の色(デフォルト:黒)、背景の色(デフォルト:白)である。
尚、図6では全て黒色で示してあるが、実際には上記したような色になっている。
又、NCコードエディタ表示部における一般的な機能、すなわち、カット、コピー、ペースト、アンドゥ、リドゥ、検索、置換についてはサポートできるように構成されている。又、各NCコードエディタ表示部の幅は自由に変更することができる。又、各チャンネルの並び順については、(チャンネル1−チャンネル2−チャンネル3)又は(チャンネル1−チャンネル3−チャンネル2)のように変更することができるようになっている。
因みに、図6では後者が選択されている。
この変更は図示しないオプションダイアログで設定する。又、現在編集しているチャンネルでは、NCコードエディタ表示部上部のチャンネル名ウィンドウの色が反転されるように構成されている。図6に示す場合には、チャンネル1における同表示部が反転されている。
又、清書機能(スペース挿入、大文字化)についてもこれをサポートできるように構成されている。又、大文字化を行うのは、アルファベット1文字+数字の時のみとする。具体的には、G、M、S、X、Y等である。又、wcsやwaitm等は入力文字列をそのまま使用するものとする。又、上記清書機能のオン/オフも可能である。又、既存のmpfファイルを読み込むことができるようになっている。又、初めてエディタウィンドウを開く時には、開始コード、終了コードパターンが自動的に表示されるようになっている。
そして、上記NCコードエディタ表示部上にて、上記したような各種作業を実行して、所望のNCプログラムを各チャンネル毎に入力していくものである。
次に、図7を参照してコード化リスト表示部について説明する。上記コードリスト表示部とは、図6に示したNCコードエディタ表示部から設定されたプログラムコードを表示コードとして抽出し、且つ、各チャンネル間において待ち合わせプログラムコードを同一行に揃えてリスト表示したものである。
具体的にみてみると、図7のチャンネル1には待ち合わせプログラムコード「waitm(1、1、2、3)」が最上位行に表示されている。そして、チャンネル2、チャンネル3についても、同じ行に「waitm(1、1、2、3)」が表示されている。つまり、このタイミングでは、チャンネル1、チャンネル2、チャンネル3の3系列において待ち合わせが存在することを意味している。次に、チャネル3とのチャンネル2においては、最上位から三行目に「waitm(5、2、3)」が夫々表示されている。このタイミンクでは、チャンネル3とチャンネル2と間に待ち合わせが存在していることを意味している。以下、同様である。
そして、上記待ち合わせに矛盾が生じた場合には、その箇所を赤色で表示するように構成されている。
尚、図7においては待ち合わせに矛盾が存在する箇所がないのでそのような強調した表示箇所はない。
又、各プログラムコードの文字の色は、図6に示したNCコードエディタ表示部で設定された文字の色と同じである。
又、コード化リスト表示部内の任意のプログラムコードから対応するNCプログラムエディタの位置へジャンプすることができる。又、チャンネルの並び順は、図6に示したNCコードエディタ表示部の並び順と同じである。又、全体の幅は自由に変更することができるが、各チャンネルの幅は全体の1/3で固定されている。又、マウス右クリックによって、図示しないドロップダウンメニューを開くことができる。
又、基本的な操作は、図7中上部に示す釦或いは上記ドロップダウンメニューを操作して行う。上記釦の機能は次のようなものである。まず、釦71は、「工具軌跡(工具単位)」釦であり、これを操作することにより、工具単位の工具軌跡を表示することができる。次に、
釦73は、Tコードが選択されている時に使用可能となるものであり、「 工具軌跡(全体)」釦である。それによって、全体の工具軌跡を表示することができる。次に、釦75は、「
ジャンプ 」釦であり、これを
操作することにより、図6に示したNCコードエディタ表示部内の対応する行へジャンプすることができる。これは、コードリストアイテムのダブルクリックでも同様の操作となる。
次に、釦77は、「表示コード選択」釦であり、これを操作することにより、コード化リスト表示部に表示するプログラムコードを選択するダイアログを開くことができる。又、釦79は、「リスト更新」釦であり、これを操作することにより、リストの再描画を行うことができる。
次に、上記コード化リスト表示部に表示するプログラムコードの選択に関して説明する。まず、既に説明した表示コード選択釦77をクリックすると、図8に示すようなダイアログを開くことができる。このダイアログを使用して、コード化リスト表示部に表示するプログラムコードを設定するものである。以下、詳細に説明する。
まず、上記ダイアログにおける「リスト更新」であるが、これは、図6に示すNCコードエディタ表示部の入力を常に反映させるためのものである。つまり、NCコードエディタ表示部での入力、削除、ペースト等を常に監視し、リストを更新すべき操作があった時にはその度にリストを更新するものである。そして、すでに説明したリスト更新ボタン79を押した時のみリストが更新されることになる。
又、上記ダイアログにおいて、「エディタでの入力を常に反映」を選択している時には、NCコードエディタ表示部の変化を常に監視するような処理が行われている。そのため、NCコードエディタ表示部に入力されている行数が多く(300行程度)、更に最初の行の方で入力操作を行った場合、エディタとリストの更新処理が若干重くなる可能性がある。このような場合には、「更新ボタンを押した時のみ」を選択し、必要な時に手動でリストを更新する必要がある。
次に、「表示コード」であるが、「工具交換」、「待ち合わせ」、「同期コード」、「回転数」、「送り」、「その他」がある。上記「工具交換」は、Tコードを表示する。上記「待ち合わせ」は、「waitm」を表示する。上記「同期コード」は、M500、M51、M52、M53、M54、M55、M56、M57、M82、M83、M131、M133、M140、M141、M142、M143、M172、M173を表示する。上記「回転数」は、Sコードを表示する。上記「送り」は、Fコードを表示する。上記「その他」は、任意のコードをカンマで区切って設定する。例えば、“wcs, MS1" → wcs120、wcs123、wcs130、wcs131、wcs132、wcs140、wcs141、MS1を表示するものである。
そして、本実施の形態の場合には、図6に示したNCコードエディタ表示部と図7に示した全チャンネル分のコード化リスト表示部の両方を、図9に示すように、同一画面上に同時に表示することを可能にしたものである。そして、図9に示すように、3チャンネル分のNCコードエディタ表示部を使用し、操作者がNCコードを入力して全体のプログラムの作成を行うものである。その際、複数チャンネルを同時に表示・編集することができる。又、その際、待ち合わせ処理を含めた全てのNCコードを操作者が入力するものである。又、
メインウィンドウ左側には、「Tコード」、「Mコード」、「waitm」等を抜き出し、待ち合わせするプログラムコードを同一行に揃えて表示するコード化リスト表示部が設けられているものであり、それによって、各系列間の関係を容易に認識することが可能になる。さらに、メインウィンドウ下部に、NCプログラムコードの正当性チェック時のエラーメッセージなどを表示するメッセージウィンドウが設けられているものである。
以上の構成を基にその作用を説明する。
尚、ここで説明する作用は、図6に示すNCコードエディタ表示部において、各チャンネル毎に入力されたプログラムコードの内の設定されたプログラムコードを抽出して各チャンネルに対応させて表示するコード化リスト表示部を全チャンネル分作成して表示するための処理を示すものである。
まず、図2に示すフローチャートを参照して処理の概略を説明する。NCエディタシステムが起動すると、ステップS1において、機械データベース35から機械情報を読み込むと共に待ち合わせコード情報等を読み込む。次に、ステップS2に移行して、表示コード選択モジュール41から表示コードを取得する。これは、図8に示すダイアログにおいて選択された表示コードを取得する処理である。
次に、ステップS3に移行して、ステップS2において取得した表示コードの数を確認する。表示コードの数が「0」の場合にはそのまま終了する。これに対して、表示コードの数が「1」以上の場合には、ステップS4に移行する。ステップS4においては、NCエディタモジュール39に入力されたNCプログラムを取得する。次いで、ステップS5に移行する。上記ステップS4において取得したNCプログラムから表示コードを抽出し、連続したコードリストデータを作成する。
次に、ステップS6に移行して、全系統(チャンネル1〜チャンネル3)のNCプログラムを処理したか否かを判別する。未だ処理していないと判別された場合には、ステップS4に戻る。これに対して、全ての処理が完了したと判別された場合には、ステップS7に移行する。ステップS7においては、コードリストデータをコードリストモジュール43で処理してコード化リスト表示部として表示するものである。
上記ステップS5の処理であるが、これは、図3に示すようなものである。すなわち、各系統(チャンネル毎)に連続したコード化リストデータを作成するものである。
尚、この段階では、例えば、待ち合わせプログラムコードを同一行に表示するといった処理は行われておらず、単に、各系列毎に抽出されたプログラムコードを時系列に並べただけのものである。
上記ステップS7に処理について詳しく説明する。図4に示すように、まず、ステップS11において、メインモジュール37から全系統のコードリストデータを取得すると共に、機械データベース35から待ち合わせコード情報を取得する。次いで、ステップS12に移行する。このステップS12においては、系統番号「N」を初期化して「1」とする。又、各系統のデータインデックスK(N)を初期化して「0」とする。
次に、ステップS13に移行して、取得コードデータDを初期化して、「D=NULL」とする。次に、ステップS14に移行する。ステップS14では、データインデックスK(N)がコードリストデータの最後まで達したか否かを判別する。データインデックスK(N)がコードリストデータの最後まで達していないと判別された場合には、ステップS15に移行する。このステップS15では、系統NのコードリストデータからインデックスK(N)のコードをDに取得する。
次いで、ステップS16に移行する。このステップS16では、Dが待ち合わせプログラムコードであるか否かを判別する。Dが待ち合わせプログラムコードであると判別された場合には、ステップS17に移行する。又、上記ステップS14において、K(N)がコードリストデータの最後まで達していると判別された場合には直接ステップS17に移行する。一方、ステップS16においてDが待ち合わせコードではないと判別された場合には、ステップS18に移行する。ステップS18では、次のコードを取得する。そして、ステップS13に戻り同様の処理を繰り返し実行する。ここまでの処理によって、系統N=1に関して取得されたコードに関して待ち合わせコードであるか否かの判別が行なわれることになる。
ステップS17では次の系統が処理される。次いで、ステップS19に移行する。このステップS19では、最終系統まで処理したか否かを判別する。最終系統まで処理していない場合には、ステップS13に戻って同様の処理が繰り返し実行される。ここまでの処理によって、全ての系統に関して、待ち合わせコードの抽出が完了することになる。
ステップS19において、最終系統まで処理したと判別された場合には、ステップS20に移行する。ステップS20においては、全系統の取得したコードDを検証する。検証した結果、待ち合わせコードが一つもない場合には、図5のステップS21に移行する。これに対して、待ち合わせコードが一つ以上ある場合には、ステップS22に移行する。
ステップS22においては、各系統のDが正しい待ち合わせ条件を満たしているか否かを判別する。正しい待ち合わせであると判別された場合には、ステップS23に移行して、正しい待ち合わせコードのN、K(N)の組を待ち合わせバッファ記憶部31に格納する。これに対して、待ち合わせに矛盾があると判別された場合には、ステップS24に移行する。そこで、そのN、K(N)をエラーバッファ記憶部33に格納する。次いで、ステップS25に移行して、次の処理のために、系統番号を初期化、すなわち、N=1とする。そして、既に説明したステップS18に移行する。ここまでの処理によって、抽出された待ち合わせコードに矛盾が有るか否かの判別がなされるものである。又、エラーバッファ記憶部33には、(N、K(N))の配列が格納されている。又、待ち合わせバッファ記憶部31には、(N、K(N))と他系列の(N、K(N))の組み合わせの配列が格納されている。
次に、図5に示すように、ステップS21において、エラーバッファ記憶部33に格納されている最初の(N、K(N))を取得する。次いで、ステップS26に移行して、コードリストデータの(N、K(N))のデータにエラーフラグを設定する。このエラーフラグに基づいて追って強調表示が実効されることになる。次いで、ステップS27に移行して、エラーバッファ記憶部33から最初のデータを破棄する。次いで、ステップS28に移行する。ステップS28においては、エラーバッファ記憶部33にデータが存在する否かを判別する。
エラーバッファ記憶部33にデータが存在すると判別された場合には、ステップS21に戻って同様の処理が繰り返し実行される。これに対して、エラーバッファ記憶部33にデータが存在しないと判別された場合には、ステップS29に移行する。ステップS29においては、待ち合わせ記憶部31に格納されている最初の「(N、K(N)(N、K(N)」の組を取得する。次いで、ステップS30に移行する。
上記ステップS30においては、「(N、K(N)(N、K(N)」の組の中で最大の「K(N)」を「Kmax」とする。次いで、ステップS31に移行する。このステップS31においては、系統「N」、インデックス「K(N)」の前に「Kmax−K(N)」の数だけ「NULLコード」を挿入する。次いで、ステップS32に移行する。待ち合わせバッファ記憶部31の2番目以降のデータの「K(N)」に「Kmax−K(N)」を加算する。次に、ステップS33に移行して、待ち合わせバッファ記憶部31から最初のデータを破棄する。これらの処理によって、待ち合わせプログラムコードを同一行に表示させることができるものである。
次に、ステップS34に移行する。このステップS34においては、待ち合わせバッファ記憶部31にデータが存在するか否かを判別する。待ち合わせバッファ記憶部31にデータが存在すると判別された場合には、ステップS29に戻って同様の処理が繰り返し実行される。これに対して、待ち合わせバッファ記憶部31にデータが存在しないと判別された場合には、ステップS35に移行する。
上記ステップS35においては、データインデックス「K」を初期化、すなわち、「K=0」とする。次いで、ステップS36に移行する。ステップS36においては、全系統のコードリストデータからインデックス「K」のコードを「D(n)」に取得する。次いで、ステップS37に移行する。ステップS37においては、コードD(N)にエラーフラグが存在するか否かを判別する。コードD(N)にエラーフラグが存在しないと判別された場合には、ステップS39に移行する。このステップS39においては、コードD(N)をコードリストに登録する。そして、ステップS40に移行する。一方、上記ステップS37において、コードD(N)にエラーフラグが存在すると判別された場合には、ステップS41に移行する。このステップS41においては、コードD(N)を強調表示してコードリストに登録する処理が実行される。
因みに、この実施の形態の場合には赤色表示によって強調するように構成されている。
その後、ステップS40に移行する。
ステップS40においては、次のデータを処理する。すなわち、「K=K+1」とするものである。次いで、ステップS42に移行する。このステップS42においては、全系統で「K」が最終インデックスまで達したか否かを判別する。最終インデックスまで達したと判別された場合には終了する。これに対して、最終インデックスまで達していないと判別された場合には、ステップS36に戻って同様の処理を繰り返すものである。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、各チャンネル毎に入力されたプログラムコードの内の設定されたプログラムコードを抽出して各チャンネルに対応させて表示するように設定されたコード化リスト表示部を全チャンネル分表示させるように構成されているので、各チャンネル間の関係を容易に把握することが可能となり、それによって、NCプログラムの入力作業を容易化して、作業に要する労力の軽減と作業時間の短縮を図り、それによって、作業効率を向上させることができる。
又、複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部と全チャンネル分の上記コード化リスト表示部を同一画面上に表示させるようにしているので、上記効果をさらに高めることが可能になる。
又、チャンネル間での待ち合わせ機能を持つプログラムコードを、関連する上記コード化リスト表示部間にて同一行に表示させるようにしているので、それによっても、上記効果をさらに高めることが可能になる。
又、待ち合わせ機能を持つプログラムコードの記述が矛盾しているか否かを判定して、待ち合わせに矛盾があると判別された場合に上記コード化リスト表示部における矛盾箇所を強調する、具体的には赤く表示するようにしているので、NCプログラム上の間違いを容易に認識することが可能になる。
又、NCプログラムコードの正当性チェック時のエラーメッセージを同時に表示させるようにしているので、それによって、エラーの内容を容易に認識することが可能となり、上記効果をより高めることができる。
尚、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
前記一実施の形態の場合には、数値制御自動旋盤を制御するためのNCプログラム入力装置を例に挙げて説明したがそれに限定されるものではなく、様々な対象物が想定される。
又、チャンネル数も3個に限定されるものではない。
又、NCプログラムエディタ表示部と全チャンネル分のコード化リスト表示部を同時に表示させる場合に、そのレイアウトは任意に設定すればよい。
本発明は、NCプログラムの入力装置に係り、特に、コード化リスト表示部を全チャンネル分表示させ、更に、前記複数チャンネル用プログラムエディター部を同一画面上に表示させるようにし、それによって、NCプログラムの入力作業の作業性を向上させて作業の効率を高めることができるように工夫したものに関し、例えば、数値制御自動旋盤用のNCプログラムを入力する装置に好適である。
本発明の一実施の形態を示す図で、NCプログラム入力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態を示す図で、作用を説明するための図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態を示す図で、作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態を示す図で、NCコードエディタによる表示の例を示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、コードリストによる表示の例を示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、コードリストによる表示における表示コードを選択する画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 CPU
3 RAM
5 ROM
7 I/F
9 表示装置
11 操作入力装置
13 メインモジュール
15 コードリストモジュール
35 機械データベース
37 メインモジュール



























Claims (6)

  1. 複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部にあって、各チャンネル毎に入力されたプログラムコードの内の設定されたプログラムコードを抽出して各チャンネルに対応させて表示するコード化リスト表示部を全チャンネル分同時に表示させるウィンド制御手段と、
    上記コード化リスト表示部に表示させるプログラムコードの種類を設定するプログラムコード設定手段と、
    を具備したことを特徴とするNCプログラム入力装置。
  2. 請求項1記載のNCプログラム入力装置において、
    上記ウィンド制御手段は、上記複数チャンネル用のNCプログラムエディタ表示部と上記全チャンネル分のコード化リスト表示部を同一画面上に表示させるものであることを特徴とするNCプログラム入力装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のNCプログラム入力装置において、
    上記ウィンド制御手段は、上記チャンネル間での待ち合わせ機能を持つプログラムコードを、関連する上記コード化リスト表示部間にて同一行に表示させるようにしたことを特徴とするNCプログラム入力装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のNCプログラム入力装置において、
    上記待ち合わせ機能を持つプログラムコードの記述が矛盾しているか否かを判定する待ち合わせ判定手段と、
    上記待ち合わせ判定手段による判定の結果待ち合わせに矛盾があると判別された場合に上記コード化リスト表示部における矛盾箇所を強調して表示させる表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とするNCプログラム入力装置。
  5. 請求項4記載のNCプログラム入力装置において、
    上記表示制御手段は記述が矛盾している箇所を他の箇所とは異なる色で表示させるものであることを特徴とするNCプログラム入力装置。
  6. 請求項2記載のNCプログラム入力装置において、
    上記ウィンド制御手段は、NCプログラムコードの正当性チェック時のエラーメッセージを同時に表示させるものであることを特徴とするNCプログラム入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011191852A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Mitsubishi Electric Corp 数値制御方法及びその装置
WO2022085604A1 (ja) * 2020-10-22 2022-04-28 ファナック株式会社 制御装置、工作機械システム、および制御方法
JP7495516B2 (ja) 2020-10-22 2024-06-04 ファナック株式会社 制御装置、工作機械システム、および制御方法

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