JPH0656564B2 - 対話型数値制御装置 - Google Patents

対話型数値制御装置

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JPH0656564B2
JPH0656564B2 JP9616786A JP9616786A JPH0656564B2 JP H0656564 B2 JPH0656564 B2 JP H0656564B2 JP 9616786 A JP9616786 A JP 9616786A JP 9616786 A JP9616786 A JP 9616786A JP H0656564 B2 JPH0656564 B2 JP H0656564B2
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JP
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cpu
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JP9616786A
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Inventor
武臣 菊地
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日立精機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、数値制御装置に関し、特に、対話型数値制御
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、NC加工プログラムに基づいて加工を行う工
作機械の数値制御装置(以後、NC装置と呼称する)に
おいては、作業者が所望時にNC加工プログラムの内容
をCRT画面に出力し、必要な照合を行うことができる
ようになっている。例えば、第10図(a)に示すよう
な加工作業の一例のNC加工プログラムをCRTディス
プレイに出力すると、第10図(b)に示すような画面
になり、図(a)中で○で示されている工具位置1〜1
5は図(b)中のN103〜N117で示され、またGコード
(送り等),Mコード(芯出し等)及びSコード(回転
等)などで支持内容が示される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記の如き従来の表示方法では、余程熟練した
作業者でなければ、NC加工プログラムの該当部分を簡
単に捜し出すことができず、実際に進行中の切削方向す
らも判別できないことになりかねない。そして、作業者
にとって、NC加工プログラムのどの部分が実際に進行
中であるか、また、現在いずれの切削方向へ加工中であ
るかをワークの目視結果と対比できることは、モニター
もしくはチェックとしてきわめて重要なことなのに、従
来は思うに任せなかった。
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたもの
で、熟練した作業者でなくても容易にNC加工プログラ
ムの内容を読み取ることができ、無駄な手間と時間を費
やすことのない対話型NC装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明において、上記の問題点を解決するための手段
は、対話を制御する第1のCPU及び数値制御を行う第
2のCPUを備え、第1のCPUのメインバスに、NC
データに使用される各コードを慣用日本語へ対応させる
日本語メモリと、各ファンクションキーにNCデータの
各コードと慣用日本語とを対応させるファンクションキ
ー表示メモリと、現在座標値と次回座標値とから決めら
れる方向を画面上矢印の方向と対応させた動き方向表示
メモリと、その動き方向を含む表示の項目と内容を設定
するリスト表示メモリとが接続され、第2のCPUのメ
インバスに、ディスプレイ及びキーボードと、NCデー
タの入力手段と、NC駆動手段と、NC駆動の現在座標
値と次回座標値との関係を(+),(0),(−)のいず
れかに判定する演算処理手段とが接続され、第1のCP
Uのメインバスと第2のCPUのメインバスとの間に、
NCデータを数値,アルファベット,正負符号のそれぞ
れに仕分けして処理するデータ送付手段と、NCコード
と日本語を相互に変換する2つの変換器と、NCプログ
ラムを1ブロックずつ処理する編集修正処理手段と、動
き方向を含む表示フォーマットを設定する画像表示処理
手段とが介設された対話型数値制御装置とするものであ
る。
〔作用〕
NCデータを数値,アルファベット,正負符号のそれぞ
れに仕分けすることによって、数値及びアルファベット
で構成されるNCコードと日本語との対応を辞書化した
日本語メモリを2つの変換器で活用すると共に、直交2
軸の座標系について(+),(0),(−)の正負符号い
ずれか2つずつを組合わせ、動きの方向を2進法的に構
成することにより、動きの方向が矢印図形と対応させて
表示できるようになり、表示の項目,内容,フォーマッ
トを設定して、NCデータを判り易く表示することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明を、実施例とその図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は、本発明を実施した対話型NC装置の一例を示
すブロック図である。第1図において、本発明による対
話型NC装置は、対話を行うための第1のCPU10と
数値制御を行うための第2のCPU20とを備え、第1
のCPU10のメインバス11には、NCデータにおけ
るGコード,Mコード,Sコードなどを“送り”,“芯
出し”,“回転”などの各日本語へ対応させる辞書とし
ての日本語メモリ12と、Gコードの場合の各組合わせ
を記憶するGコード組合わせメモリ13a及びその中か
ら所要の組合わせを引き出すGコード選択手段13b
と、動き方向を含む表示の項目と内容を設定するリスト
表示メモリ14と、各ファンクションキーにNCデータ
の各コードと慣用日本語とを対応させるファンクション
キー表示メモリ15と、編集修正のための各種パラメー
タを設定するパラメータ設定メモリ16と、2進法で決
定される動きの方向を矢印の方向と対応させた動き方向
表示メモリ17と、画像の分割割付けやカーソル表示、
早送りの場合に赤色を指定する色表示などを指示する画
像指示メモリ18とが接続されている。第2のCPU2
0のメインバス21には、キーボード付ディスプレイ2
2及びそのインターフェイス22aと、NCデータ入力
手段23及びそのインターフェイス23aと、モータ,
アンプ及び補間器を含むNC駆動手段24と、NC駆動
の現在座標値と次回座標値との関係を(+),(0),
(−)のいずれかに判定して出力する演算処理手段25
とが接続されている。第1のCPU10のメインバス1
1と第2のCPU20のメインバス21との間には、N
Cデータを仕分けして取り出す各データ送付手段として
の数値処理手段31,アルファベット選択処理手段32
及び符号処理手段33とが接続され、アルファベット選
択処理手段32の出力側にはNCコードを日本語に変換
するコード変換器34が接続され、逆に第1のメインバ
ス11には日本語をNCコードに変換するコード変換器
35が部品加工データ・メモリを介してNCプログラム
を1ブロックずつ処理する編集修正処理手段37に接続
されている。編集修正処理手段37は、日本語加工デー
タ・メモリ38を介して、動き方向を含む表示のフォー
マットを設定する画像表示処理手段39に接続され、か
つ同期処理手段40a及び40bの調整を受ける。第1
の同期処理手段40aはNCデータの進行と編集処理を
同期させ、第2の同期処理手段40bはNCデータの進
行と画面表示を同期させ、画面に複数列で表示され、ス
クロールもしくは切換えられて行くNCデータが常に進
行部分とその前後部分を示すようになっている。
第2図は上記装置の動作手順中、メインフローの一例を
示すフローチャートである。以下、動作手順に従って上
記装置を詳細に説明する。
メインフローが開始されると、第段として、NCデー
タの1ブロックずつをバッファ領域へ転送し、フローの
第段として、その1ブロックずつを分析する。
第3図は、その分析動作の一例を示すサブフローのフロ
ーチャートである。このサブフローは、NCデータを数
値やアルファベットに仕分けするもので、まずカウンタ
nを0にセットしておいてNCデータを読み込むと、一
般的に最初はアルファベットが記憶され、カウンタn=
0なので、図中右方へ分岐し、カウンタnを+1進めて
おいて分岐前へ戻り、アルファベットの記憶を通過し、
今度はn=0でないので分岐せず、更に数字格納を通過
し、カウンタを0にリセットしたのち、Gコードの場合
は多種類の組合わせがあるので、ブロック別にフラグを
たてる。次にアルファベット以外のコードが読み込まれ
ると、図中左方へ分岐し、これを数字化したのちnを+
1進めておいて分岐前へ戻り、アルファベットの記憶を
通過し、今度はn=0でないので分岐せず、数字が格納
され、カウンタを0にリセットする。ブロック終了であ
れば、前記メインフローへ戻る。
メインフローの第段では、早送りか否かの判断を行
い、フローの第段として、早送りの場合は通常と別の
色指定を行う。早送りの場合は機器破損等の危険性を有
しているので、赤色もしくは黄色が好ましい。
フローの第段は、日本語表示である。日本語表示は、
前記日本語メモリ12からの索引により翻訳を行うが、
下記に代表的な各例を示す。
NCコード 日本語 N*** 番号*** T** 工具** G00 早送り G01 切削送り X*** 直径*** Z*** 長さ*** R*** 半径*** M03 主軸正転 M04 主軸逆転 G50.S 最高回転数 G96.S 切削速度 G97.S 回転数 G98.F 毎分送り G99.F 毎回転送り フローの第段では、運転モードであるか否かの判断を
行い、運転モードである場合は、フローの第段とし
て、後記する動きの表示を行う。
フローの第段では、表示がフォーマットの最下行であ
るか否かの判断が行われ、最下行でなければ図中右方へ
分岐して次の行へ進み、最下行の場合は、フローの第
段として、カーソルによりシーケンス番号を示してお
き、フローの第段における判断で行替えであれば、先
頭行を指定して画面をスクロールもしくは切り換える。
行替えでなければ、フローの第段で、運転モードでな
いことを確認したのち、フローの第段で編集処理を行
う。
第4図は、その編集処理の一例を示すサブフローのフロ
ーチャートで、まず編集処理が必要であることを確認し
たのち、カーソルを編集もしくは修正したい所望位置に
セットし、ファンクションキーを日本語表示にする。
第5図は、本実施例に使用されるキーボードの一例を示
す正面図で、ファンクションキーF1〜F9はCRT画
面の下部に機能名が表示されるようになっている。ファ
ンクションキーの表示内容は前記ファンクションキー表
示メモリ15に格納されていて、第6図及び第7図に出
力見本を示す如き画面が表示される。第6図はGコード
の出力見本図であり、第7図はその他のコードの出力見
本図である。出力画面は1段9キーずつ示され、第5図
中でファンクションキーの右方に示される“次”キーを
押すことによりスクロールもしくは切り換えて次段を順
次表示することができる。
ファンクションキーでこれらのいずれかを選択しておい
て、数値に関しては、第5図に示されたデータキーから
データ入力し、挿入・変更・消去の必要がある場合に
は、やはり第5図に示された編集キーを押したのちデー
タ入力する。これらのデータ入力は前記編集修正処理手
段37で、内部処理され、日本語加工データ・メモリ3
8及び前記画像指示メモリ18に基づいてCRT画面に
表示され、作業者は確認したら入力キーを押してプログ
ラム入力する。
動きの表示は、前記演算処理手段25から2軸例えばX
軸及びZ軸それぞれに“+”,“0”,“−”の符号が得
られれば、その2つを組合わせて下表の如き設定が可能
となる。
上表の設定は2進法的な性質を有し、符号の組合わせ数
により方向数は2,4,8,16…のいずれでも可能で
あるが、上表の如く8方向が好適である。この矢印表示
は、前記動き方向表示メモリ17から索引してもよく、
また第8図(a)に示す工具TとワークWとの関係を第
8図(b)に示すセミマトリクス回路に構成し、早送り
に対する色選択とアンドさせてもよい。
第9図は、本実施例の装置によりCRT画面に表示され
るNCデータの出力見本を示す図であって、第10図
(a)に示した加工作業に対応するデータで、番号10
3〜117は第10図(a)の〜に対応し、これを
第10図(b)に示された従来例と比較すれば、本発明
の実施例が如何に見易いか一目瞭然である。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり、本発明によれば、日本語表示で
分かり易く、具体的な矢印等でワークと対照し易く、N
Cデータを前後のブロックと列記して作業の進行状況を
読み取り易くし、熟練した作業者でなくても手間と時間
を費やさない対話型NC装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の対話型NC装置の一実施例を示すブロ
ック図、第2図〜第4図は上記実施例の動作手順のフロ
ーチャート、第5図はキーボードの正面図、第6図〜第
7図はファンクションキー表示メモリの出力見本図、第
8図は動きの表示の説明図、第9図は実施例の出力見本
図、第10図は従来例の出力見本図である。 10;第1のCPU、 12;日本語メモリ、 14;リスト表示メモリ、 15;ファンクションキー表示メモリ、 17;動き方向表示メモリ、 20;第2のCPU、 22;キーボード付ディスプレイ、 23;NCデータ入力手段、 24;NC駆動手段、 25;演算処理手段、 31;数値処理手段(データ送付手段)、 32;アルファベット選択処理手段(データ送付手
段)、 33;符号処理手段(データ送付手段)、 34,35;コード変換器、 37;編集修正処理手段、 39;画像表示処理手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業者が所望時にNC加工プログラムの内
    容を表示画面に出力し、所要の照合を行う対話型数値制
    御装置において、対話を制御する第1のCPUと数値制
    御を行う第2のCPUとを備え、第1のCPUのメイン
    バスに、NCデータに使用される各コードを慣用日本語
    へ対応させる日本語メモリと、ファンクションキーにN
    Cデータの各コードと慣用日本語とを対応させるファン
    クションキー表示メモリと、現在座標値と次回座標値と
    から決められる方向を画面上矢印の方向と対応させた動
    き方向表示メモリと、その動き方向を含む表示の項目と
    内容を設定するリスト表示メモリとが接続され、第2の
    CPUのメインバスに、ディスプレイ及びキーボード
    と、NCデータの入力手段と、NC駆動手段と、NC駆
    動の現在座標値と次回座標値との関係を(+),(0),
    (−)のいずれかに判定する演算処理手段とが接続さ
    れ、第1のCPUのメインバスと第2のCPUのメイン
    バスとの間に、NCデータを数値,アルファベット,正
    負符号のそれぞれに仕分けして処理するデータ送付手段
    と、NCコードと日本語とを相互に変換する2つの変換
    器と、NCプログラムを1ブロックずつ処理する編集修
    正処理手段と、動き方向を含む表示のフォーマットを設
    定する画像表示処理手段とが介設されたことを特徴とす
    る対話型数値制御装置。
JP9616786A 1986-04-25 1986-04-25 対話型数値制御装置 Expired - Lifetime JPH0656564B2 (ja)

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JPS62251904A JPS62251904A (ja) 1987-11-02
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