JP2003186517A - 作業工程管理装置 - Google Patents

作業工程管理装置

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JP2003186517A
JP2003186517A JP2001385990A JP2001385990A JP2003186517A JP 2003186517 A JP2003186517 A JP 2003186517A JP 2001385990 A JP2001385990 A JP 2001385990A JP 2001385990 A JP2001385990 A JP 2001385990A JP 2003186517 A JP2003186517 A JP 2003186517A
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JP
Japan
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process flow
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Application number
JP2001385990A
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English (en)
Inventor
Kenichi Imafuku
賢一 今福
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Yamatake Industrial Systems Co Ltd
Original Assignee
Yamatake Industrial Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamatake Industrial Systems Co Ltd filed Critical Yamatake Industrial Systems Co Ltd
Priority to JP2001385990A priority Critical patent/JP2003186517A/ja
Publication of JP2003186517A publication Critical patent/JP2003186517A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の作業工程を容易に把握できるようにす
る。全体の作業工程の中での現在の作業工程の進捗度合
いを容易にかつ直感的に把握できるようにする。 【解決手段】 シーケンシャルに実行される複数の作業
工程からなる全工程を、それぞれが少なくとも1つの作
業工程を含む複数の中工程からなる中工程フロー図で表
現し、この中工程フロー図Fを作業ガイド画面G3の表
示領域M1に表示する。中工程フロー図Fにおいて実行
中の中工程(ブロックBL)はその表示色を変える。作
業ガイド画面G3の表示領域M2に実行中の中工程のメ
ッセージガイドMG’を表示する。メッセージガイドM
G’では、実行中の中工程における作業工程WSを行単
位でスクロール可能に表示し、現在実行可能な作業工程
についてはその表示色を変える。中工程フロー図Fにお
いて、所望の中工程を選択すれば、その選択した中工程
のメッセージガイドが表示領域M2に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バッチプラント
などにおいて、シーケンシャルに実行される複数の作業
工程を管理する作業工程管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、化学、製薬を代表とするプラ
ント等の制御運転や監視を行うために、MES(Manufa
cturing Execution System)と呼ばれる製造実行システ
ムが使用されている。この製造実行システムは、表示装
置の画面上に、プラント等の制御や運転に必要な各種の
情報を表示したり、異常が発生したときにはその異常を
表示して作業者に通知したりする。これにより、作業者
は、適切な措置を迅速に行うことができる。
【0003】一方、多品種少量生産用のバッチプラント
では、煩雑な工程の組み替えや品種の切り替えなどを行
うという特徴がある。このようなバッチプラントでは、
複数の作業工程の処理がシーケンシャルに実行される。
【0004】最近では、上述した製造実行システムをバ
ッチプラントに使用し、複数の作業工程の処理を手動/
自動が混在した工程シーケンスによって行っている。こ
の場合、作業者は、表示装置に表示される作業ガイド画
面に従って、作業内容を確認しながら、シーケンシャル
な作業工程の処理を進める。
【0005】図10は従来の作業ガイド画面の一例を示
す図である。従来の作業ガイド画面G1には、メッセー
ジガイドMGが表示される。メッセージガイドMGに
は、ガイド情報テーブル(図示せず)から読み出された
データに基づき、行単位で作業工程(作業番号、作業ガ
イド文章)WSが表示される。また、各作業工程WSに
対応して、入力ボタンBTが表示される。
【0006】この例では、作業工程WS1として、作業
番号「#130」および作業ガイド文章「原料3を投入
する」が表示され、作業工程WS1の横に入力ボタンB
T1が表示される。作業工程WS1はその処理が既に実
行されており、入力ボタンBT1には作業状態として
「済」が表示されている。また、作業工程WS2とし
て、作業番号「#140」および作業ガイド文章「攪拌
機・スタンド標準操作手順書を参照する」が表示され、
作業工程WS2の横に入力ボタンBT2が表示される。
作業工程WS2はその処理が既に実行されており、入力
ボタンBT2には作業状態として「済」が表示されてい
る。
【0007】同様にして、他の各作業工程WS3〜WS
8に対しても作業番号および作業ガイド文章が表示され
るとともに、作業工程WS3〜WS8の横に入力ボタン
BT3〜BT8が表示されている。入力ボタンBT3,
BT4,BT5,BT6,BT7,BT8には、作業工
程WS3,WS4,WS5,WS6,WS7,WS8の
作業状態に応じ、「省略」,「済」,「省略」,「確
認」,「確認」,「開始」が表示されている。また、作
業工程WS6および入力ボタンBT6は、現在実行可能
な作業工程として他とは区別できるように表示されてい
る。
【0008】なお、メッセージガイドMGと入力ボタン
BTは、上スクロールキーK1(K11 ,K12 )や下
スクロールキーK2(K21 ,K22 )によって上下に
スクロールすることができる。また、スクロールキーK
1とK2との間には再表示キーK3が設けられており、
再表示キーK3を押すと、最新のステータスを反映した
画面表示に更新される。
【0009】〔作業の実行〕作業者は、メッセージガイ
ドMGにおいて、現在実行可能な作業工程として他とは
区別して表示されている作業工程WS6の作業内容(作
業ガイド文章)を確認のうえ、その横の入力ボタンBT
6を押す。すると、作業工程WS6の処理、すなわち
「更に約10分攪拌混合した後、中間試験のため約50
mlサンプリングする」という処理が実行され、作業工
程WS6の処理が完了した後、入力ボタンBT6の表示
が「済」に変わる。
【0010】なお、この作業工程WS6の処理が完了す
る前に、次の作業工程WS7の入力ボタンBT7を押し
ても、作業工程WS7の処理は実行されない。作業工程
WS6の処理が完了すると、次の作業工程WS7および
入力ボタンBT7が、現在実行可能な作業工程として他
とは区別して表示されるようになる。以下同様にして、
入力ボタンBTの操作により作業内容を確認しながら、
シーケンシャルな作業工程の処理を進めて行く。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の作業ガイド画面では、行単位で作業工程を示す
メッセージガイドしか表示されず、全体の作業工程を把
握することができないという問題があった。また、全体
の作業工程の中で、現在の作業工程の進捗度合いを把握
することができないという問題があった。
【0012】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、全体の作業
工程を容易に把握することの可能な、また全体の作業工
程の中での現在の作業工程の進捗度合いを容易にかつ直
感的に把握することの可能な作業工程管理装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、シーケ
ンシャルに実行される複数の作業工程を、それぞれが少
なくとも1つの作業工程を含む複数の中工程からなる中
工程フロー図で表現し、この中工程フロー図を表示画面
上に表示する中工程フロー図表示手段と、実行中の中工
程に含まれる各作業工程をその作業工程を説明する作業
ガイド文章によって表示するメッセージガイドを中工程
フロー図とともに表示画面上に表示するメッセージガイ
ド表示手段とを設けたものである。この発明によれば、
同一の画面上に、中工程フロー図と実行中の中工程のメ
ッセージガイドとが表示される。
【0014】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
発明において、中工程フロー図中で実行中の中工程を明
示するようにしたものである。この発明によれば、中工
程フロー図中に実行中の中工程が例えば表示色を変えて
表示される。第3発明(請求項3に係る発明)は、第1
発明において、メッセージガイド中に列挙された作業工
程のうち実行可能な作業工程を明示するようにしたもの
である。この発明によれば、メッセージガイドに実行可
能な作業工程が例えば表示色を変えて表示される。
【0015】第4発明(請求項4に係る発明)は、第1
発明において、中工程フロー図中で実行中の中工程を明
示するようにし、メッセージガイド中に列挙された作業
工程のうち実行可能な作業工程を明示するようにしたも
のである。この発明によれば、中工程フロー図中に実行
中の中工程が例えば表示色を変えて表示され、メッセー
ジガイドに実行可能な作業工程が例えば表示色を変えて
表示される。
【0016】第5発明(請求項5に係る発明)は、第1
〜第4発明において、中工程フロー図中より所望の中工
程が選択された場合、現在表示されているメッセージガ
イドに代えて、その選択された中工程に含まれる各作業
工程をその作業工程を説明する作業ガイド文章によって
表示するメッセージガイドを表示するメッセージガイド
選択表示手段を設けたものである。この発明によれば、
中工程フロー図中より、所望の中工程を選択すると、現
在表示されているメッセージガイドに代えて、その中工
程のメッセージガイドが表示される。
【0017】第6発明(請求項6に係る発明)は、第1
〜第5発明において、中工程フロー図の表示倍率を変更
する表示倍率変更手段を設けたものである。この発明に
よれば、中工程フロー図の表示倍率を変更することによ
り、一部分から全体までの中工程フロー図を自在に表示
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明に係る作業工程管理装置
の一実施の形態を使用したシステムの構成図である。同
図において、1−1〜1−nは作業工程管理装置、2は
データサーバ、3はプロセス制御コントローラであり、
作業工程管理装置1−1〜1−nとデータサーバ2とプ
ロセス制御コントローラ3とはネットワーク4を介して
相互に接続されている。
【0019】図2は作業工程管理装置1(1−1〜1−
n)の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、1AはCPU、1BはRAM、1CはROM、1
D,1Fはインターフェイスである。CPU1Aは、イ
ンターフェイス1D,1Fを介して与えられる各種入力
情報を得て、RAM1Bにアクセスしながら、ROM1
Cに格納されたプログラムに従って動作する。インター
フェイス1Dには表示器1Gやマウス1H,キーボード
1Jなどが接続されている。
【0020】図3に作業工程管理装置1およびデータサ
ーバ2の機能ブロックを示す。作業工程管理装置1は、
本実施の形態特有の機能として、製造指図一覧画面処理
手段1aと、作業ガイド画面処理手段1bと、通信手段
1cとを備えている。製造指図一覧画面処理手段1aは
製造指図一覧表示手段1a1と製造指図選択手段1a2
とを備えている。作業ガイド画面処理手段1bは中工程
フロー図表示手段1b1とメッセージガイド表示手段1
b2と工程選択手段1b3とを備えている。製造指図一
覧画面処理手段1a,作業ガイド画面処理手段1bおよ
び通信手段1cはCPU1Aの処理機能として実現さ
れ、ソフトウエア(S/W)とハードウエア(H/W)
との協働によりこれらの機能を実現する。
【0021】データサーバ2はデータベース2−1と通
信手段2−2とを備えている。データベース2−1には
指図情報テーブル2a,中工程フロー図情報テーブル2
bおよびガイド情報テーブル2cが格納されている。図
4に指図情報テーブル2aのデータ構成を例示する。指
図情報テーブル2aには、「指図番号」,「工程名
称」,「作業区」,「開始予定日」,「指図承認日」,
「指図発行日」,「指図ステータス」などをデータ項目
とし、これらの項目にデータが設定されている。
【0022】なお、「指図ステータス」において、例え
ば、ステータス番号「100」は「作成待ち」、「20
0」は「承認待ち」、「300」は「作業開始待ち」、
「400」は「作業中」を示す。また、図4にはデータ
項目として示されていないが、「指図日時(開始)」,
「指図日時(終了)」,「出来高品目コード」,「出来
高品目名称」,「製造ロットNO.」などのデータ項目
もある。
【0023】中工程フロー図情報テーブル2bには、指
図番号毎に、その指図番号で示される作業の中工程フロ
ー図(SFC:シーケンシャル・ファンクション・チャ
ート)を作成するための情報(SFC情報)が格納され
ている。本実施の形態では、指図番号毎に、その指図番
号で示される作業(シーケンシャルに実行する複数の作
業工程からなる全工程)を、それぞれが少なくとも1つ
の作業工程を含む複数の中工程に分け、これら中工程に
よって表現されるフローチャートを中工程フロー図と
し、この中工程フロー図を作成するための情報をSFC
情報として格納している。
【0024】ガイド情報テーブル2cには、指図番号毎
に、その指図番号で示される作業の各中工程のメッセー
ジガイドを作成するための情報(ガイド情報)が格納さ
れている。本実施の形態では、指図番号毎に、その指図
番号で示される作業の各中工程にID番号を付与し、こ
のID番号に対応づけてその中工程における作業工程の
作業番号や作業ガイド文章などの情報をガイド情報とし
て格納している。
【0025】〔作業工程管理装置における作業ガイド画
面の表示〕作業者は、作業工程管理装置1の表示器1G
に表示されている入力画面から、作業区と指図ステータ
スを入力する(図5に示すステップ501)。この例で
は、作業区として「調整作業区」,「滅菌作業区」を、
指図ステータスとして「300(作業開始待ち)」,
「400(作業中)」を入力する。
【0026】この入力された作業区と指図ステータスは
CPU1Aへ与えられる。これにより、製造指図一覧表
示手段1a1は、データサーバ2の指図情報テーブル2
aにアクセスし、入力された作業区と指図ステータスと
によって特定される指図情報を取得し、この取得した指
図情報を指図番号毎にリスト化した工程別製造指図一覧
画面G2(図7参照)を表示する(ステップ502:図
3,図8に示す処理順序参照)。
【0027】作業者は、この工程別製造指図一覧画面G
2中のリストより、所望の指図を選択し、画面展開ボタ
ンBTGを押す(ステップ503:図3,図8に示す処
理順序参照)。この画面展開ボタンBTGの選択は、
マウス1Hやキーボード1Jから行う。この例では、工
程別製造指図一覧画面G2中より指図番号「SASIZ
U000001」(工程名称:「調整」)を選択し、画
面展開ボタンBTGを押したとする。すると、製造指図
選択手段1a2より中工程フロー図表示手段1b1およ
びメッセージガイド表示手段1b2に対して表示指令が
送られ(図3,図8に示す処理順序参照)、工程別製
造指図一覧画面G2に代えて作業ガイド画面G3(図9
参照)が表示される(ステップ504:図3,図8に示
す処理順序参照)。
【0028】〔中工程フロー図(SFC)の表示〕中工
程フロー図表示手段1b1は、製造指図選択手段1a2
より表示指令が送られてくると、データサーバ2の中工
程フロー図情報テーブル2bにアクセスし、ステップ5
03で選択された指図のSFC情報を指図番号をキーに
して取得し、その指図番号で示される作業の中工程フロ
ー図F(図9参照)を作業ガイド画面G3の左側の表示
領域M1に表示する(図6に示すステップ601)。
【0029】中工程フロー図Fにおいて、中工程は矩形
のブロックBLによって示され、ブロックBLの内部に
はその中工程の名称が記入される。また、中工程フロー
図Fにおいて、実行中の中工程は、そのブロックBLの
表示色が変えられ、他の中工程とは区別される。この例
では、ブロックBL1が実行中の中工程とされ、ブロッ
クBL1の表示色が他とは変えられている。この中工程
フロー図Fを見ることにより、全体の作業工程を容易に
把握することができる。
【0030】なお、本実施の形態において、表示領域M
1における中工程フロー図Fは、その表示倍率を自由に
変更することが可能とされている。この例では、中工程
フロー図Fの上部に倍率調整用のつまみVLが設けられ
ており、このつまみVLの位置を左右に調整することに
よって、表示倍率を変更し、一部分から全体までの中工
程フロー図Fを自在に表示することができる。これによ
り、全体の作業工程を把握し易くなり、更に、作業工程
の管理が容易になる。
【0031】また、本実施の形態において、画面展開ボ
タンBTGを押した時に最初に表示される中工程フロー
図Fは、実行中の中工程が表示領域M1に含まれるよう
にその位置を調整して表示される。すなわち、中工程フ
ロー図Fが長い場合、最初の中工程から表示していたの
では、実行中の中工程が表示されないことがある。この
ような場合を想定し、実行中の中工程が必ず表示領域M
1に含まれるように、中工程フロー図Fの位置を調整し
て表示する。なお、本発明において、実行中の中工程と
は、その中工程を構成する作業工程の処理が実行中でな
い状態、すなわち次の作業工程の実行待ち状態も含むも
のとする。
【0032】〔メッセージガイドの表示〕メッセージガ
イド表示手段1b2は、製造指図選択手段1a2より表
示指令が送られてくると、データサーバ2のガイド情報
テーブル2cにアクセスし、ステップ503で選択され
た指図における実行中の中工程のガイド情報を、その指
図番号および中工程のID番号をキーにして取得し、そ
の中工程のメッセージガイドMG’(図9参照)を作業
ガイド画面G3の右側の表示領域M2に表示する(ステ
ップ602)。
【0033】このメッセージガイドMG’は、従来の作
業ガイド画面G1(図10)に表示されるメッセージガ
イドMGとほゞ同構成であるが、次の点で異なる。すな
わち、従来のメッセージガイドMGには、全工程を表示
対象とし、この全工程における作業工程が作業工程WS
として行単位でスクロール可能に表示されていた。これ
に対し、図9に示されたメッセージガイドMG’では、
全工程ではなく、実行中の中工程のみを表示対象とし、
この中工程における作業工程を作業工程WSとして行単
位でスクロール可能に表示する。
【0034】なお、作業工程WS(作業番号、作業ガイ
ド文章)に対応して入力ボタンBTが表示される点、こ
の入力ボタンBTに作業状態に応じて「済」,「省
略」,「確認」,「開始」などの作業状態が表示される
点、現在実行可能な作業工程が他とは区別できるように
表示される点など、その基本機能は従来のメッセージガ
イドMGと同じである。
【0035】この例では、作業工程WS6および入力ボ
タンBT6が、現在実行可能な作業工程として他とは表
示色を変えて表示される。従って、表示領域M1に表示
される中工程フロー図Fと表示領域M2に表示されるメ
ッセージガイドMG’を見ることにより、全体の作業工
程の中での現在の作業工程の進捗度合いを容易にかつ直
感的に把握することができるようになる。
【0036】なお、本実施の形態において、画面展開ボ
タンBTGを押した時に最初に表示されるメッセージガ
イドMG’は、現在実行可能な作業工程が表示領域M2
に含まれるようにその位置を調整して表示される。すな
わち、中工程を構成する作業工程が多い場合、最初の作
業工程から表示していたのでは、現在実行可能な作業工
程が表示されないことがある。このような場合を想定
し、現在実行可能な作業工程が表示領域M2中に含まれ
るように、メッセージガイドMG’の位置を調整して表
示する。
【0037】〔中工程を選択してのメッセージガイドの
表示〕中工程フロー図Fにおいて、所望の中工程のブロ
ックBLを選択すると、表示領域M2の表示内容がその
選択された中工程のメッセージガイドに切り替わる。ブ
ロックBLの選択は、マウス1Hやキーボード1Jから
行う(図3,図8に示す処理順序参照)。
【0038】例えば、図9の表示状態において、ブロッ
クBL4(「緩衝液ろ過」工程)を選択したとする。す
ると、この中工程の選択を工程選択手段1b3が認識し
(ステップ603のYES)、メッセージガイド表示手
段1b2に表示指令を送る。メッセージガイド表示手段
1b2は、工程選択手段1b3から表示指令が送られて
くると、データサーバ2のガイド情報テーブル2cにア
クセスし、選択された中工程のガイド情報を指図番号と
その中工程のID番号をキーにして取得する。そして、
この取得したガイド情報に基づき、選択された中工程の
メッセージガイド(作業番号、作業ガイド文章、入力ボ
タン等)を作業ガイド画面G3の表示領域M2に表示す
る(ステップ604:図3,図8に示す処理順序参
照)。
【0039】なお、この場合、選択されたブロックBL
4の中工程は、実行中の中工程ではなく、現在実行可能
な作業工程は存在しない。したがって、この中工程のメ
ッセージガイドの表示に際しては、現在実行可能な作業
工程を明示する処理は必要としない。同様にして、既に
作業が済んだ中工程についても、そのメッセージガイド
を表示させることが可能である。これにより、過去の中
工程における作業工程の作業状態を調べたり、まだ行わ
れていない中工程における作業工程の作業内容を調べた
りするなど、全体の作業工程を把握しながら、中工程に
焦点を当てた作業工程の管理が可能となる。また、中工
程および作業工程を階層化することにより、管理すべき
情報を絞り込むことができる。
【0040】また、本実施の形態では、メッセージガイ
ドに作業番号,作業ガイド文章,入力ボタンを表示する
ようにしたが、必ずしも作業番号,入力ボタンは表示し
なくてもよい。すなわち、メッセージガイドには、少な
くとも作業ガイド文章が表示されていればよく、作業ガ
イド文章に作業番号や作業状態を含めたり、入力ボタン
の代わりにキーボードの実行キーを用いるなどしてもよ
い。
【0041】また、本実施の形態では、中工程フロー図
Fにおいて、実行中の中工程の表示色を変えるようにし
たが、また、メッセージガイドMG’において、現在実
行可能な作業工程の表示色を変えて表示するようにした
が、必ずしも表示色を変えなくてもよい。また、中工程
フロー図Fにおいてのみ実行中の中工程の表示色を変え
たり、メッセージガイドMG’においてのみ現在実行可
能な作業工程の表示色を変えて表示したりするなどとし
てもよい。
【0042】中工程フロー図Fと実行中の中工程のメッ
セージガイドMG’とを同一の画面上に表示するだけで
も、例えば実行中の中工程を中工程フロー図F中の最上
段に表示したり、現在実行可能な作業工程をメッセージ
ガイドMG’中の最上段に表示したりすることによっ
て、全体の作業工程を容易に把握することが可能であ
り、また、全体の作業工程の中での現在の作業工程の進
捗度合いを容易にかつ直感的に把握することが可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、同一の画面上に中工程フロー図と実行中
の中工程のメッセージガイドとを表示することにより、
全体の作業工程を容易に把握することが可能となり、ま
た、全体の作業工程の中での現在の作業工程の進捗度合
いを容易にかつ直感的に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る作業工程管理装置の一実施の形
態を使用したシステムの構成図である。
【図2】 このシステムにおける作業工程管理装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図3】 このシステムにおける作業工程管理装置およ
びデータサーバの機能ブロックを示す図である。
【図4】 データサーバ内の指図情報テーブルのデータ
構成を例示する図である。
【図5】 作業工程管理装置における作業ガイド画面の
表示動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 図5におけるステップ504の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図7】 作業工程管理装置の表示器に表示される工程
別製造指図一覧画面を例示する図である。
【図8】 作業工程管理装置における作業ガイド画面の
表示動作の処理順序を示す図である。
【図9】 作業工程管理装置の表示器に表示される作業
ガイド画面を例示する図である。
【図10】 従来の作業ガイド画面を例示する図であ
る。
【符号の説明】
1(1−1〜1−n)…作業工程管理装置、2…データ
サーバ、3…プロセス制御コントローラ、4…ネットワ
ーク、1A…CPU、1B…RAM、1C…ROM、1
D,1F…インターフェイス、1G…表示器、1H…マ
ウス、1J…キーボード、1a…製造指図一覧画面処理
手段、1b…作業ガイド画面処理手段、1c…通信手
段、1a1…製造指図一覧表示手段、1a2…製造指図
選択手段、1b1…中工程フロー図表示手段、1b2…
メッセージガイド表示手段、1b3…工程選択手段、2
−1…データベース、2−2…通信手段、2a…指図情
報テーブル、2b…中工程フロー図(SFC)情報テー
ブル、2c…ガイド情報テーブル、G2…工程別製造指
図一覧画面、BTG…画面展開ボタン、G3…作業ガイ
ド画面、M1,M2…表示領域、F…中工程フロー図、
BL(BL1〜BL8)…ブロック、WS(WS1〜W
S8)…作業工程、BT(BT1〜BT8)…入力ボタ
ン、VL…つまみ、MG’…メッセージガイド。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンシャルに実行される複数の作業
    工程を管理する作業工程管理装置において、 前記複数の作業工程からなる全工程を、それぞれが少な
    くとも1つの前記作業工程を含む複数の中工程からなる
    中工程フロー図で表現し、この中工程フロー図を表示画
    面上に表示する中工程フロー図表示手段と、 実行中の前記中工程に含まれる各作業工程をその作業工
    程を説明する作業ガイド文章によって表示するメッセー
    ジガイドを前記中工程フロー図とともに前記表示画面上
    に表示するメッセージガイド表示手段とを備えたことを
    特徴とする作業工程管理装置。
  2. 【請求項2】 シーケンシャルに実行される複数の作業
    工程を管理する作業工程管理装置において、 前記複数の作業工程からなる全工程を、それぞれが少な
    くとも1つの前記作業工程を含む複数の中工程からなる
    中工程フロー図で表現し、この中工程フロー図を表示画
    面上に表示するとともに、この中工程フロー図中で実行
    中の中工程を明示する中工程フロー図表示手段と、 実行中の前記中工程に含まれる各作業工程をその作業工
    程を説明する作業ガイド文章によって表示するメッセー
    ジガイドを前記中工程フロー図とともに前記表示画面上
    に表示するメッセージガイド表示手段とを備えたことを
    特徴とする作業工程管理装置。
  3. 【請求項3】 シーケンシャルに実行される複数の作業
    工程を管理する作業工程管理装置において、 前記複数の作業工程からなる全工程を、それぞれが少な
    くとも1つの前記作業工程を含む複数の中工程からなる
    中工程フロー図で表現し、この中工程フロー図を表示画
    面上に表示する中工程フロー図表示手段と、 実行中の前記中工程に含まれる各作業工程をその作業工
    程を説明する作業ガイド文章によって表示するメッセー
    ジガイドを前記中工程フロー図とともに前記表示画面上
    に表示し、かつ前記メッセージガイド中に列挙された前
    記作業工程のうち実行可能な作業工程を明示するメッセ
    ージガイド表示手段とを備えたことを特徴とする作業工
    程管理装置。
  4. 【請求項4】 シーケンシャルに実行される複数の作業
    工程を管理する作業工程管理装置において、 前記複数の作業工程からなる全工程を、それぞれが少な
    くとも1つの前記作業工程を含む複数の中工程からなる
    中工程フロー図で表現し、この中工程フロー図を表示画
    面上に表示するとともに、この中工程フロー図中で実行
    中の中工程を明示する中工程フロー図表示手段と、 実行中の前記中工程に含まれる各作業工程をその作業工
    程を説明する作業ガイド文章によって表示するメッセー
    ジガイドを前記中工程フロー図とともに前記表示画面上
    に表示し、かつ前記メッセージガイド中に列挙された前
    記作業工程のうち実行可能な作業工程を明示するメッセ
    ージガイド表示手段とを備えたことを特徴とする作業工
    程管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載された
    作業工程管理装置において、 前記中工程フロー図中より所望の中工程が選択された場
    合、現在表示されているメッセージガイドに代えて、そ
    の選択された中工程に含まれる各作業工程をその作業工
    程を説明する作業ガイド文章によって表示するメッセー
    ジガイドを表示するメッセージガイド選択表示手段を備
    えたことを特徴とする作業工程管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項に記載された
    作業工程管理装置において、 前記中工程フロー図の表示倍率を変更する表示倍率変更
    手段を備えたことを特徴とする作業工程管理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2456204B (en) * 2007-12-21 2013-10-16 Fisher Rosemount Systems Inc Method and apparatus to present recipe progress status information
JP2016194807A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 旭国際テクネイオン株式会社 歩進制御装置
CN109906413A (zh) * 2016-11-10 2019-06-18 三菱电机株式会社 信息显示装置、信息显示系统及显示画面控制方法
US10395400B2 (en) 2015-12-09 2019-08-27 Fujitsu Limited Display method of information indicating an operating status of a manufacturing system

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