JP2003344148A - 光ファイバセンサ - Google Patents
光ファイバセンサInfo
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Abstract
を用いるだけの単純な構造で、波長多重伝送系を構成し
て伝送容量の向上を図ることができる光ファイバセンサ
を提供する。 【解決手段】 光ファイバを伝搬する光信号の少なくと
も一つがセンシングファイバを伝搬し、これと他の光信
号とが干渉して干渉信号が形成され、この干渉信号によ
りセンシングファイバに加わる外力を検出する干渉型光
ファイバセンサであって、センシングファイバ111−
1,112−1,113−1,…と、特定波長の光信号
を反射し、その他を透過する部分反射器111−A,1
11−B;112−A,112−B;113−A,11
3−B,…とを含む複数のセンサ111,112,11
3,…から成り、これらセンサ111,112,11
3,…を複数接続するセンサアレイ110を複数のグル
ープで構成し、一つのグループ内では前後のセンサ11
1,112,113,…に用いる前記部分反射器の前記
特定波長を同一にし、前記特定波長の異なるグループを
連結して一つのセンサアレイ110とした。
Description
に関するものである。
下に示すようなものがあった。
書、OPE95−2,光ファイバハイドロホンの研究 文献2:特許第3237051号、高耐水圧円筒型光フ
ァイバ音響センサ 文献3:特許第3107986号、光ファイバ磁気セン
サ 上記のように、従来の光ファイバセンサアレイの一例と
して、文献1の3節及び図4〜7に示されたものがあ
り、また、光ファイバ音響センサとしては上記文献2、
光ファイバ磁気センサとしては上記文献3に示されたも
のがある。
光ファイバハイドロホンアレイでは、TDM(時分割多
重)だけで多重伝送系を構成しているが、より多くのセ
ンサで受けた信号を多重伝送するシステムのニーズがあ
る。光通信の分野では光の波長領域で多重化するWDM
(波長多重)方式が開発されているが、センサアレイに
は電力を使わずにWDM技術を応用して多重化数を増や
すには工夫が必要となる。また、多重化数を増やすと構
成品が多くなり、さらに、復調処理の処理量が多くなる
ことからシステムの規模が大きくなり、サイズとコスト
が大きくなるという問題も発生する。
で微弱な信号を検出できるセンサ方式であるが、より小
さい信号を検出するニーズもある。
に波長選択性のある部分反射器を用いるなどの単純な構
造で波長多重伝送系を構成して、伝送容量の向上を図る
ことができる光ファイバセンサを提供することを目的と
する。
成するために、 〔1〕光ファイバを伝搬する光信号の少なくとも一つが
センシングファイバを伝搬し、これと他の光信号とが干
渉して干渉信号が形成され、この干渉信号により前記セ
ンシングファイバに加わる外力を検出する光ファイバセ
ンサであって、センシングファイバと、特定波長の光信
号を反射し、その他を透過する部分反射器とを含む複数
のセンサから成り、これらセンサを複数接続するセンサ
アレイを複数のグループで構成し、一つのグループ内で
は前後のセンサに用いる前記部分反射器の前記特定波長
を同一にし、前記特定波長の異なるグループを連結して
一つのセンサアレイとしたことを特徴とする。
であって、これらセンサを直列接続すると共に、前後の
センサにおける前記特定波長を異ならしめたことを特徴
とする。
グファイバに通過させるセンサと、パルス光を分割して
一部を遅延ファイバに通過させる遅延部とを有し、前記
センシングファイバを通過して且つ前記遅延ファイバを
通過していないパルス光と、前記センシングファイバを
通過しないで且つ前記遅延ファイバを通過したパルス光
を干渉させる、少なくとも時分割で多重伝送する光ファ
イバセンサにおいて、パルス光の繰り返し周期を、パル
ス光の時間幅の2倍に時分割多重するセンサ数を掛けた
時間より長くするようにしたことを特徴とする。
グファイバに通過させるセンサと、パルス光を分割して
一部を通過させる遅延ファイバを有し、前記センシング
ファイバを通過して且つ前記遅延ファイバを通過してい
ないパルス光と、前記センシングファイバを通過しない
で且つ前記遅延ファイバを通過したパルス光を干渉させ
る、少なくとも時分割で多重伝送する光ファイバセンサ
において、パルス光の繰り返し周期を、前記センサで分
割されセンシングファイバを通過するパルス光と通過し
ないパルス光の伝搬時間差の2倍以上とし、且つ別のセ
ンサからの干渉パルス光の時間間隔がパルス光の繰り返
し周期の1/2の整数倍からパルス幅と同程度以上にシ
フトした時間間隔となるようにしたことを特徴とする。
において、前記別のセンサからの干渉パルス光の時間間
隔が、パルス光の繰り返し周期の整数倍とパルス光の繰
り返し周期の1/2の和からパルス幅と同程度以上にシ
フトした時間間隔となるようにしたことを特徴とする。
イバセンサにおいて、前記遅延ファイバで復調のための
位相変化を発生させるようにしたことを特徴とする。
イバセンサにおいて、特定波長を分離する手段を用いて
波長多重で干渉パルス光を伝送するようにしたことを特
徴とする。
において、前記部分反射器としてファイバブラッググレ
ーティングまたはファブリ・ペロー共振器を用いるよう
にしたことを特徴とする。
において、光を波長毎に分離、合成できる手段を介し
て、前記センサアレイのグループを並列に接続したこと
を特徴とする。
ァイバセンサにおいて、波長の異なるパルス光を複数個
に分けて伝搬させることを特徴とする。
ァイバセンサにおいて、タイミングと波長が異なるパル
ス光でパルス列を形成して1つのO/E変換器に入力す
ることを特徴とする。
サにおいて、1つのセンサで検出する信号を複数の波長
の光に取込み、前記複数の波長の光から得られた出力を
加算することを特徴とする。
面を参照しながら説明する。
る。
バセンサシステムの構成図、図2はそのセンサアレイの
配列と送受信パルス列を示す図であり、図2(a)は送
信パルス列、図2(b)はセンサアレイの配列、図2
(c)は返信パルス列を示している。
り、この光源変調部100は多波長パルス光源101
と、このパルス光源101に接続されるPGC変調器1
02からなり、そのPGC変調器102は、光カプラ1
03、遅延ファイバ104、圧電子105、発振器10
6、ミラー107,108からなる。
側に接続される光サーキュレータであり、この光サーキ
ュレータ109の一方にセンサアレイ110が接続され
る。このセンサアレイ110は、複数のセンシングファ
イバ111−1,112−1,113−1,…からなる
複数のセンサ111,112,113,…が直列に接続
されている。なお、各センシングファイバ111−1,
112−1,113−1,…の入力側と出力側には部分
反射器111−A,111−B;112−A,112−
B;113−A,113−B,…を有している。
受光部120が設けられ、この受光部120は、光サー
キュレータ109に接続される分波器121と、この分
波器121に並列に接続されるO/E変換器1,2,
3,…(122−1,122−2,122−3,…)を
有している。
接続される。この処理部130は上記O/E変換部1,
2,3,…(122−1,122−2,122−3,
…)のそれぞれにデマルチプレクサ1,2,3,…(1
31−1,131−2,131−3,…)が接続され
る。それらのデマルチプレクサ1,2,3,…(131
−1,131−2,131−3,…)には復調器群1
1,12,13,…;21,22,23,…;31,3
2,33,…(132−1,132−2,132−3,
…;132−11,132−12,132−13,…;
132−21,132−22,132−23,…)が接
続される。
波長成分を持つパルス状のレーザ光(以降、パルス光と
記す)を繰り返し出力するものを用いる。PGC変調器
102はそのパルス光を光カプラ103で分岐して、一
方は直接ミラー107に、もう一方は遅延ファイバ10
4を介してミラー108に入射する。遅延ファイバ10
4には圧電子105が取り付けられ、この圧電子105
は発振器106の出力を受けて遅延ファイバ104を伸
び縮みさせる構造とする。
キュレータ109と光ファイバケーブルを介してセンサ
アレイ110を接続する。このセンサアレイ110は、
複数のセンシングファイバ111−1,112−1,1
13−1,…と2つの部分反射器111−A,111−
B;112−A,112−B;113−A,113−
B,…からなる複数のセンサ111,112,113,
…を接続したもので、それぞれのセンサ111,11
2,113,…が検出対象によるセンシングファイバ1
11−1,112−1,113−1,…の歪でセンシン
グファイバ111−1,112−1,113−1,…を
伝搬する光の位相を変化させる機能を有するものであ
る。音圧を検出するセンサの具体例に文献2、磁界を検
出するセンサの具体例に文献3に示されたものがある。
ただし、文献2と文献3は干渉計アームとなる2本のフ
ァイバを用いる構造であるが、本実施例ではその一方だ
けを用いている。
反射器111−A,111−B;112−A,112−
B;113−A,113−B,…は特定波長の光を特定
の反射率で反射し、他の波長の成分は透過するものを用
いる。部分反射器111−A,111−B;112−
A,112−B;113−A,113−B,…となる素
子にはFBG(ファイバブラックグレーティング)、フ
ァブリ・ペロー共振器などがある。1つのセンサに用い
る2つの部分反射器111−A,111−B;112−
A,112−B;113−A,113−B,…は同じ波
長を反射し、その波長がパルス光に含まれる何れかの波
長(λ1 〜λn )と重なるようにする。
12,113,…に割り当てる反射波長は、図2(a)
に示すように、2つの波長(例えばλ1 とλ2 )のセン
サを交互に接続して1つのグループとして、波長が異な
るグループを連結して1本のセンサアレイとする。な
お、λの添字の番号と実際の波長の順番とは無関係であ
る。
での往復伝搬時間τと各センシングファイバ111−
1,112−1,113−1,…は往復伝搬時間がほぼ
等しくなるように長さを決め、多波長パルス光源101
から出力されるパルスの繰り返し周期TP は、TP ≧2
τNTDMと設定する。ここで、NTDM は1つの波長に時
分割で多重化するセンサの数である。パルス幅wはτと
同程度またはτ以下とする。
光サーキュレータ109を経由して受光部120に到達
するように受光部120を接続する。受光部120は各
波長成分を分離する分波器121、この分波器121か
ら出力される光を電気に変換する複数のO/E変換器
1,2,3,…(122−1,122−2,122−
3,…)で構成する。
3,…(122−1,122−2,122−3,…)か
ら出力される時分割多重されたパルス列を分離するデマ
ルチプレクサ1,2,3,…(122−1,122−
2,122−3,…)と各センサ111,112,11
3,…で検出した信号を復調する復調器11,12,1
3,…;21,22,23,…;31,32,33,…
(132−1,132−2,132−3,…;132−
11,132−12,132−13,…;132−2
1,132−22,132−23,…で構成される。復
調器の具体例は文献1に示されている。
する。
アレイの配列、返信パルス列の図を用いてセンサアレイ
でパルス列が生成される様子を説明する。
2の一部がセンサ111の2つのFBGで反射され、そ
れぞれパルス♯111と♯112、♯121と♯122
となる。このうちパルス♯112と♯121が重なり干
渉して受光部120に返信される。送信パルス♯21と
♯22以降も同様に4つに分けられ2つが干渉して干渉
パルス光となり、残り2つはタイミングのずれた非干渉
パルス光となって受光部120に返信される。同一波長
の他のセンサからのパルスとはτ以上の時間差があるの
でパルス列となり、時分割多重で返信される。他のグル
ープの部分反射器で反射したパルスは波長多重で返信さ
れる。
象が伝搬する光の位相に取り込まれる。これについて、
詳しくは文献2、3に示されている。各センサ111,
112,113,…の部分反射器111−A,111−
B;112−A,112−B;113−A,113−
B,…で反射した光が時分割多重と波長多重で受光部1
20に到達し、分波器121で各波長ごとに分離され、
O/E変換器1,2,3,…で電気信号に変換される。
干渉するパルス(例えば上記のパルス♯112と♯12
1)の一方はセンシングファイバで信号を取込み、もう
一方はPGC変調器102でPGCを取り込んでいる。
したがって、O/E変調器1,2,3,…(122−
1,122−2,122−3,…)以降は文献1と同様
に動作する。
説明する。
器を用いるだけの単純な構造で、波長多重伝送系を構成
して伝送容量を向上させることができる。
波長λ2 のセンサを設けることで単なる遅延ファイバを
設ける場合と比べて無駄な伝搬損失の発生を避けてその
分、多重化数を多くすることができる。
る。
レイの配列と送受信パルス列を示す図であり、図3
(a)は送信パルス列、図3(b)はセンサ配列、図3
(c)は返信パルス列を示している。
1実施例と異なるが、その他の構成は図1に示した第1
の実施例と同様に構成する。
ンネル数である。
ない場合、センサ間に往復伝搬時間がTP /2の整数倍
となるファイバを挿入する。
る。
11と♯12で干渉パルス光♯112+♯121、非干
渉パルス光♯111と♯122、2番目に到達した送信
パルス対♯21と♯22で干渉パルス光♯212+♯2
21、非干渉パルス光♯211と♯222が返送され
る。センサ2で反射した干渉パルス光と非干渉パルス光
は、センサ1で反射した干渉パルス光と非干渉パルス光
から後方にdシフトしたタイミングで返送される。セン
サ3以降から反射される干渉パルス光と非干渉パルス光
も順次後方にdシフトしたタイミングで返送され、時間
領域で分離されたパルス列となる。
る。
ンシングファイバを長くしてセンサの感度を高く設定す
ると、サンプリング周波数(送信パルスの繰り返し周波
数1/TP )の限界が低くなり検出信号の帯域の限界が
狭くなるか、またはTDMの多重化数の限界が低くな
る。しかし、本実施例では、第1実施例よりサンプリン
グ周波数は数を高く設定できるので、検出信号の帯域幅
とTDM多重化数の限界を高くできる。
る。
レイの配列と送受信パルス列を示す図であり、図4
(a)は送信パルス列、図4(b)はセンサ配列、図4
(c)は返信パルス列を示している。
その他の構成は図1に示した第1実施例と同様に構成す
る。
ンネル数である。センサ間接続ファイバの長さを均一に
できない場合、センサ間に往復伝搬時間がTP の整数倍
となるファイバを挿入する。
する。
んだパルス列が返信される。したがって干渉パルス光が
等間隔となる。この他は第2実施例と同様に動作する。
説明する。
等間隔となるため、一定周期でサンプリングできるよう
になり、帯域幅を広くして処理部のサンプリング速度の
制約で多重化数が制限される場合には、多重化数を2倍
まで増やすことができる。処理部のサンプリング速度の
制約が問題にならない場合でも、デマルチプレクサの処
理量及びコストを第2実施例より抑えることができる。
る。
ンサシステムの構成図である。
02は光源変調部201に接続される光サーキュレー
タ、210は光サーキュレータ202に接続されるセン
サアレイ、220は光サーキュレータ202の出力側に
接続される受光部、230は受光部220に接続される
処理部である。
1実施例と同様に構成する。センサアレイ210は、光
源変調部201から入力されたパルス光の波長を分離
し、センサ側から入力されるパルスを結合する合分波器
211を介して各センサグループ1〜N(212,21
3,214,…)が並列に接続された構造とする。ここ
で、合分波器211で分離する波長帯は接続するセンサ
グループ1〜N(212,213,214,…)に使用
されている部分反射器(図示なし)の反射波長が含まれ
るようにする。
説明する。
様に動作する。センサアレイ210に入力したパルス光
が合分波器211で各センサグループ1〜N(212,
213,214,…)に対応した波長帯ごとに分離さ
れ、各センサグループ1〜N(212,213,21
4,…)に送られる。各グループのセンサは第1実施例
と同様に動作する。各センサで反射したパルスがパルス
列となり、合分波器211で結合して波長多重され受光
部220に返信される。
説明する。
のグループを通過する間の伝搬損失が無くなり、センサ
アレイ全体での伝送損失が減少する。したがって、多重
化数が伝送損失で制限される場合は多重化数を増やすこ
とができる。
る。
ンサシステムの構成図である。
源、302は光サーキュレータ、310はセンサアレ
イ、320はPGC変調器、330は受光部、340は
処理部であり、この処理部340はデマルチプレクサ
1,2,…(341−1,341−2,…、参照信号発
生器1(342)、参照信号発生器2(343)を有
し、デマルチプレクサ1(341−1)には、復調器1
1(344−1)が接続され、この復調器11(344
−1)は乗算器1(344−1−1)、乗算器2(34
4−1−2),LPF1(344−1−3)、LPF2
(344−1−4)、アークタンジェント演算器(34
4−1−5)、アンラップ処理器(344−1−6)か
らなり、さらに、復調器12(344−2),…が接続
される。また、デマルチプレクサ2(341−2)に
は、復調器21(344−11),…が接続される。
ス光源と光サーキュレータの間に配置したが、本実施例
ではPGC変調器320を光サーキュレータ302と受
光部330の間に配置する。復調器11,12,…(3
44−1,344−2,…)はPGCの周波数とその2
倍の周波数で同期検波する乗算器1と2(344−1−
1,344−1−2)及びローパスフィルタ(LPF)
1と2(344−1−3,344−1−4)を入力に接
続し、LPF1と2(344−1−3,344−1−
4)から出力される検出信号のsin成分とcos成分
のアークタンジェント(arctan)を演算するアー
クタンジェント演算器(344−1−5)、アークタン
ジェントの演算で結果が±πradを超えたときに発生
する不連続点を連結するアンラップ処理器(344−1
−6)で構成する。PGCの周波数で同期検波するため
の参照信号発生器1(342)とPGCの2倍の周波数
で同期検波するための参照信号発生器2(343)を処
理部340に一式構成して、複数の復調器で共用する構
成とする。その他は第1実施例と同様に構成する。
る。
ルス光が光サーキュレータ302を介してセンサアレイ
310に入力され、各センサの部分反射器で反射してパ
ルス列となり、PGC変調器320に返信される。PG
C変調器320から出力されるパルス列は、図2に示し
た第1実施例の返信パルスと同じになる。復調器(1
1,12,…(344−1,344−2,…)では、乗
算器1と2(344−1−1,344−1−2)、LP
F1と2(344−1−3,344−1−4)がPGC
の周波数とその2倍の周波数で同期検波で検出信号のs
inとcosが選ばれる。そこからarctanの演算
とアンラップ処理を行うことで検出信号を復調する。そ
の他は第1実施例と同様に処理する。
説明する。
320の間の光ファイバの長さを変えても復調器入力の
PGCの位相が変わらないため、参照信号の位相を再調
整する必要がなくなる。さらに、参照信号の位相が全セ
ンサ共通となることから1組の参照信号発生器を全ての
復調器で共通に用いることができるようになり、処理部
のサイズとコストを減らすことができる。
る。
ンサシステムの構成図である。
長パルス光源、402は光カプラ、403−1,403
−2,403−3,…はPGC変調器1〜3,…、40
4−1,404−2,404−3,…は光アンプ1〜
3,…、405−1,405−2,405−3,…は光
サーキュレータ1〜3,…、406−1,406−2,
406−3,…はセンサアレイ1〜3,…、407−
1,407−2,407−3,…は受光部1〜3,…、
408−1,408−2,408−3,…は処理部1〜
3,…である。
成分を持つパルス光をタイミングをずらして出力できる
ように多波長パルス光源1,2,3,…(401−1,
401−2,401−3,…)と光カプラ402を構成
する。光カプラ402の複数の出力に、第1実施例に示
したPGC変調器、光サーキュレータ、センサアレイ、
受光部と処理部を、複数、第1実施例と同様に接続す
る。さらに、各PGC変調器と光サーキュレータの間に
光アンプを接続する。
る。
光カプラ402から複数出力される。PGC変調器1
(401−1)で各パルス光が二つに分割され光アンプ
1(403−1)で増幅された後、光サーキュレータ1
(405−1)を介してセンサアレイ1(406−1)
に伝送される。センサアレイ1(406−1)、受光部
1(407−1)、処理部1(408−1)は第1実施
例と同様に動作する。PGC変調器2,3,…(403
−2,403−3,…)その他添字2以降の各部は添字
1の同一名称の部分と同様に動作する。
る。
イバの非線型伝送損失で多重化数が制限される場合があ
るが、本実施例ではパルスを分割しているのでピークパ
ワーが低くなり、非線型伝送損失を軽減して多重化数を
増やすことができる。
てセンサ数を多くする場合、本実施例では光源とPGC
変調器を共用としてシステム全体のサイズとコストを減
らすことができる。
る。
ンサシステムの構成図である。
源とPGC変調器からなる光源変調部、502は光源変
調部501に接続される光サーキュレータ、510はセ
ンサアレイ、520は受光部であり、この受光部520
は、分波器521と、この分波器521に並列に接続さ
れるO/E変換器1,2,…(522−1,522−
2,…)を有している。また、これらのO/E変換器
1,2,…(522−1,522−2,…)は処理部5
30に接続されている。この処理部530は、デマルチ
プレクサ1,2,…(531−1,531−2,…)
と、それらのデマルチプレクサ1,2,…(531−
1,531−2,…)に接続される復調器群11,1
2,13,;21,…(532−1,532−2,53
2−3,…;532−11,532−12,532−1
3,…)からなる。
ープに用いるセンサの部分反射器の反射波長が3つの波
長(例えばλ1 ,λ2 ,λ3 )を順次繰り返して接続さ
れた構成とする。光源変調部501から出力されるパル
スの繰り返し周期TP は、TP ≧3τNTDMと設定す
る。ここで、NTDM は1つの波長に時分割で多重化する
センサの数、τはPGC変調器の遅延ファイバでの往復
伝搬時間であり、各センサのセシングファイバでの往復
伝搬時間でもある。分波器521はセンサアレイ510
の1つのグループに用いた3つの波長が分波器521の
1つの出力端から出力されるようにする。この他は第1
実施例と同様に構成する。
説明する。
いてパルス列が生成される様子を説明する。第1実施例
と同様に光源部から送信されたパルス♯11,♯12の
一部がセンサ1の2つの部分反射器で反射され、それぞ
れパルス♯111と♯112,♯121と♯122とな
り、パルス♯112と♯121が干渉して受光部520
に返信される。本実施例ではλ2 のセンサ1から反射す
るパルス♯112と♯121と同じタイミングで、その
前後に配置されたλ2 のセンサ1から反射するパルス♯
122とλ3 のセンサ1から反射するパルス♯111が
重なって返信される。他のセンサで反射したパルスも3
つの波長が重なり、パルス列となって返信される。分波
器521は各グループに対応する波長帯ごとに分離して
O/E変調器1,2,…(522−1,522−2,
…)に出力する。O/E変換器1,2,…(522−
1,522−2,…)からは、各センサからのパルスに
よる干渉項と定数項、及び前後のセンサの定数項の和で
表されるパルスが時分割多重されて出力される。ここ
で、波長が異なるパルスは干渉しないため単にパルスの
パワーに比例した定数項が加算されただけの出力とな
る。この他は第1実施例と同様に動作する。
説明する。
1,2,…とデマルチプレクサ1,2,…の数分だけと
なるので、第1実施例の1/3以下となり、システムの
サイズとコストを減らすことができる。
る。
ンサシステムの構成図である。
源とPGC変調器からなる光源変調部、602はその光
源変調部601に接続される光サーキュレータ、610
はセンサアレイ、620は受光部であり、この受光部6
20は、分波器621と、この分波器621に並列に接
続されるO/E変換器11,12,13,14,21,
…(622−1,622−2,622−3,622−
4,622−11,…)を有している。また、これらの
O/E変換器11,12,13,14,21,…(62
2−1,622−2,622−3,622−4,622
−5,…)は処理部530に接続されている。この処理
部630は、デマルチプレクサ11,12,13,1
4,21,…(631−1,631−2,631−3,
631−4,631−11,…)と、それらのデマルチ
プレクサ11,12,13,14,21,…(631−
1,631−2,631−3,631−4,631−1
1,…)に接続される復調器群111,112,11
3,…;121,122,123,…;131,13
2,133,…;141,142,143,…;21
1,212,213,…(632−1,632−2,6
32−3,…;632−11,632−12,632−
13,…;632−21,632−22,632−2
3,…;632−31,632−32,632−33,
…;632−111,636−112,636−11
3,…)、及び加算器11,12,…,21,…(64
1−1,641−2,…,641−11,…)からな
る。
調部601から出力される波長の2つ以上を反射するも
のを用いる。受光部620は各波長ごとに分けてO/E
変換するように構成する。処理部630はデマルチプレ
クサ11,12,13,14,21,…(631−1,
631−2,631−3,631−4,631−11)
と復調器111,112,113,…(632−1,6
32−2,632−3,…)を第1実施例と同様に構成
して、同じセンサからの信号を加算してから出力するよ
うに復調器の出力に加算器11,12,…,21,…
(641−1,641−2,…,641−11,…)を
接続する。
つの復調出力を加算してから出力する例を示した。この
他は第1実施例と同様に構成する。
説明をする。
々に復調するので、同じセンサで検出した信号が複数得
られる。光源から復調器までの間で発生する雑音にはレ
ーザや電子デバイスで発生するものがあり、その多くは
雑音同士の相関がないものである。したがって、4つの
復調出力を加算する場合、信号が4倍、雑音が√2倍と
なり、信号対雑音比が2倍となる。
説明する。
含めたセンサシステム自身が発生する雑音が小さくな
り、より小さな信号を検出できるようになる。
る。
センサシステムの構成図である。
源とPGC変調器からなる光源変調部、702は光サー
キュレータ、710はセンサアレイ、720は受光部、
730は処理部であり、この処理部730は復調器1
1,12,…,21,…(731−1,731−2,
…,731−11,…)からなる。また、復調器11
(731−1)は、参照信号発生器11(731−
A)、参照信号発生器12(731−B)、乗算器11
(731−1−1),乗算器12(731−1−2),
LPF11(731−1−3)、LPF12(731−
1−4)、アークタンジェント演算器1(731−1−
5)、アンラップ処理器1(731−1−6)からな
り、さらに、復調器12(731−2),…,復調器2
1(731−11)が接続される。
ュレータ702、センサアレイ710、受光部720を
第1実施例と同様に構成する。処理部730は受光部7
20の複数の出力各々に複数の復調器11,12,…,
21,…(731−1,731−2,…,731−1
1,…)を接続する。復調器11(731−1)は2つ
の参照信号発生器11,12(731−A,731−
B)、参照信号と受光部720の出力を乗算して高周波
を遮断する2つの乗算器(731−1−1,731−1
−2)とLPF(731−1−3,731−1−4)、
2つのLPF(731−1−3,731−1−4)から
出力される信号のsinとcosから信号を算出するア
ークタンジェント演算器1(731−1−5)とアンラ
ップ処理器1(731−1−6)を接続した構成とす
る。
PGCと同じ周波数または奇数倍の余弦波に時間幅
wR 、繰り返し周期TP の方形窓を掛けた波形r1 〔図
11(a)参照〕、参照信号発生器12からはPGCの
2倍または0を含む偶数倍の周波数の余弦波に時間幅w
R 、繰り返し周期TP の方形窓を掛けた波形r2 〔図1
1(b)参照〕を出力する。
位相に合わせる。受光部720からはTDMのパルス列
が入力されるが、方形窓のタイミングは復調するセンサ
からのパルスのタイミングに合わせる。r1 の方形窓の
時間幅wR1とr2 の方形窓の時間幅wR2は、 wR1=iodd /fPGC wR2=ieven/fPGC とする。ここで、iodd は奇数の整数、ievenは偶数の
整数、fPGC はPGCの周波数である。繰り返し周期T
P は、 TP =i1 wR1=i2 wR2 ここで、i1 とi2 は整数である。図11に示した例で
は、iodd =1、ieven=2、i1 =i2 =1とした。
LPF11と12の遮断周波数fLPF はサンプリング周
波数の1/2以下とする。
説明する。
て説明する。参照信号発生器11、12(731−A,
731−B)の出力スペクトラムR1 、R2 を図11
(c)、図11(d)に示す。数式では、
どで決まる係数である。
ルタ関数で表される出力があり、そのレベルが2つのs
inc関数の和で表される。ただし、TP をwR1及びw
R2の整数倍としているので、参照信号発生器11(73
1−A)の出力ではfPGC を除くfPGC の整数倍の周波
数、参照信号発生器12(731−B)の出力では2f
PGC を除くfPGC の整数倍の周波数でレベルがゼロとな
る。
あるが、参照信号の窓関数を掛けた結果は文献1の
(1)式に示された連続光でのO/E変換器出力に窓関
数を掛けた結果と同じであることから、連続光でのO/
E変換器出力に窓関数を掛ける単純化したモデルで説明
する。連続光でのO/E変換器出力スペクトラムを図1
1(e)に示す。文献1にも示されたように、PGC周
波数の奇数倍の周波数には信号のsin、ゼロを含む偶
数倍の周波数には信号のcosが現れる。このO/E変
換器出力にr1 を掛けるとfPGC 近傍の信号のsinの
成分が基本周波数にシフトする。乗算器出力サンプリン
グ周波数の近傍にも信号のsinに比例した成分が現れ
るが、LPF11(731−1−3)に通すと信号の基
本周波数のsin成分だけが得られる〔図11
(f)〕。同様に、r2 を掛けると2fPGC 近傍の信号
のcosの成分が基本周波数にシフトして、LPF12
(731−1−4)の出力では信号のcosが得られ
〔図11(g)〕、これらのarctanを演算してア
ンラップ処理をすることにより信号に比例した出力が得
られる。
説明する。
調波の含まれる帯域より2倍以上高い周波数にPGC周
波数を設定して、PGCの高次の項も考慮してより高い
周波数にサンプリング周波数を設定するのでサンプリン
グ周波数と信号周波数の比が大きく、検出できる信号の
帯域幅またはTDM多重化数を制限する要因となってい
た。しかし、この実施例の方式では、信号とその高調波
の含まれる帯域の2倍以上の周波数にサンプリング周波
数を設定する通常のサンプリング定理でサンプリング周
波数を設定できるため、信号帯域の幅またはTDM多重
化数に対する制限を緩和することができる。また、処理
器内で必要となるLPFの処理量が軽減される。
inc関数のゼロ点と重ねて抑制することにより不要な
成分を減らし、その分伝送量を多くできる。また、処理
器内でのLPFの処理量も抑制された分だけ減らすこと
ができるのでシステムのサイズとコストを軽減できる効
果がある。
する。
バセンサシステムの構成図である。
源とPGC変調器からなる光源変調部、802は光サー
キュレータ、810はセンサアレイ、820は受光部、
830は処理部であり、この処理部830は参照信号発
生器1(831)、参照信号発生器2(832)、乗算
器11(833−1)、乗算器12(833−2),
…,乗算器21(833−11)、乗算器22(833
−12),…,デマルチプレクサ11(834−1),
デマルチプレクサ12(834−2),…、デマルチプ
レクサ21(834−11),デマルチプレクサ22
(834−12),…、アークタンジェント演算器11
(835−1)、アークタンジェント演算器12(83
5−2),…、アークタンジェント演算器13(835
−3)、アークタンジェント演算器21(835−1
1)、アークタンジェント演算器22(835−1
2),…、アンラップ処理器11(836−1)、アン
ラップ処理器12(836−2),…、アークタンジェ
ント演算器13(835−3)、アンラップ処理器21
(836−11)、アンラップ処理器22(836−1
2),…からなる。
ュレータ802、センサアレイ810、受光部820を
第1実施例と同様に構成する。ただし、各センサからの
干渉パルス光のPGCの位相が全センサで同じになるよ
うにセンサアレイ各部の光ファイバの長さを決める。
照信号発生器1(831)と参照信号発生器2(83
2)の出力をそれぞれ乗算する乗算器11,12,…,
21,22,…(833−1,833−2,…,833
−11,833−12,…)、各乗算器の出力を各セン
サごとに分離するデマルチプレクサ11,12,…,2
1,22,…(834−1,834−2,…,834−
11,834−12,…,…)を接続し、同一センサか
ら出力され参照信号発生器1(831)の出力を乗算さ
れたデマルチプレクサ(834−1,834−11)の
出力と参照信号発生器2(832)の出力を乗算された
デマルチプレクサ(834−2,834−12)の出力
から信号を復調するアークタンジェント演算器11,1
2,13,…,21,22,…(835−1,835−
2,835−3,…,835−11,835−12,
…)とアンラップ処理器11,12,…,21,22,
…(836−1,836−2,836−3,…,836
−11,836−12,…)を各デマルチプレクサ出力
に接続した構成とする。ただし、本実施例のデマルチプ
レクサにはパルス列を分離した後にLPFを通過させる
機能を持ったものを用いる(ない場合は追加する)。
て説明する。
点は余弦波の乗算を分けて行っていることである。デマ
ルチプレクサの出力スペクトラムは図11(f)または
図11(g)と同じになる。
て説明する。
の数を第9実施例より少なくすることができるので、処
理部のサイズとコストを減らすことができる。
有する。
を基準に改良した例を示したが、例えば第3実施例のパ
ルス配列と第4実施例のセンサアレイで多重伝送して、
PGC変調器を第5実施例に示された位置に設けて、第
10実施例に示した処理部で処理するなど、それぞれの
実施例に示された構成の一部を組み合わせて用いること
もできる。
ープを直列接続する構成と第4実施例に示した並列接続
する構成を組み合わせた構造としてもよい。
ジェント演算器とアンラップ演算器を用いる例を示した
が、これらの代わりに文献1に示された微分クロス乗算
と積分による方法を用いてもよい。
復調する例を示したが光ヘテロダインなど他の復調方式
を用いることもできる。
用する例を示したが、どちらか一方だけで多重化する構
成としてもよい。また、多重化しない構成でも処理量の
軽減などの他の効果は得られる。
ェンダ干渉計の構造を用いる例で説明したが、マイケル
ソン干渉計、ファブリ・ペロー干渉計など他の型の干渉
計の構造を用いてもよい。
力するものだけではなく、1波長の光源の出力を光カプ
ラなどで結合したものを用いてもよい。
するwとdの条件及びdに対するwの条件は、返信パル
スの重なりが小さく、デマルチプレクサで分離できる程
度であれば必ずしも満たされなくても良い。
例で説明したが、光カプラなどの必要な機能をもった他
の部品を用いてもよい。
れ以外の実施例では2つの波長帯を用いる例で説明した
が、それ以上の数の波長帯を用いてもよい。
ス光を増幅することにより多重化数を増やしたり検出限
界を改善することができる。また、光アンプの位置は第
6実施例に示した位置以外にもO/E変換器の前段など
光の伝搬経路中のどこかであれば良く、複数の光アンプ
を用いてもよい。
ァイバセンサにも用いることができる。
ないTDMだけで多重化する構成にも適用できる。
方形窓を用いる例で説明したが、他の窓関数を用い、P
GCの不要な成分を減衰させるようにしてもよい。
全センサで統一して、1対の参照信号発生器を用いる例
で説明したが、例えば、PGCの位相を4つにまとめて
4対の参照信号発生器を用いるなど、PGCの位相を複
数にまとめても良い。
照信号を乗算した後でデマルチプレックスする例を示し
たが、デマルチプレックスしてから参照信号を乗算して
も良い。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
よれば、センサアレイに波長選択性のある部分反射器を
用いるだけの単純な構造で、波長多重伝送系を構成して
伝送容量を向上させることができる。
2 のセンサを設けることで単なる遅延ファイバを設ける
場合と比べて無駄な伝搬損失の発生を避けてその分、多
重化数を多くすることができる。
波数の波数を高く設定できるので、検出信号の帯域幅と
TDM多重化数の限界を高くすることができる。
等間隔となるため、一定周期でサンプリングできるよう
になり、帯域幅を広くして処理部のサンプリング速度の
制約で多重化数が制限される場合には、多重化数を2倍
まで増やすことができる。処理部のサンプリング速度の
制約が問題にならない場合でも、デマルチプレクサの処
理量及びコストをより抑えることができる。
(1)における他のグループを通過する間の伝搬損失が
無くなり、センサアレイ全体での伝送損失が減少する。
したがって、多重化数が伝送損失で制限される場合は多
重化数を増やすことができる。
の間の光ファイバの長さを変えても復調器入力のPGC
の位相が変わらないため、参照信号の位相を再調整する
必要がなくなる。さらに、参照信号の位相が全センサ共
通となることから1組の参照信号発生器を全ての復調器
で共通に用いることができるようになり、処理部のサイ
ズとコストを減らすことができる。
ファイバの非線型伝送損失で多重化数が制限される場合
があるが、ここでは、パルスを分割しているのでピーク
パワーが低くなり、非線型伝送損失を軽減して多重化数
を増やすことができる。
てセンサ数を多くする場合、光源とPGC変調器を共用
としてシステム全体のサイズとコストを減らすことがで
きる。
換器とデマルチプレクサの数分だけとなるので、上記
(1)の1/3以下となり、システムのサイズとコスト
を減らすことができる。
調器を含めたセンサシステム自身が発生する雑音が小さ
くなり、より小さな信号を検出できるようになる。
2倍以上の周波数にサンプリング周波数を設定する通常
のサンプリング定理でサンプリング周波数を設定できる
ため、信号帯域の幅またはTDM多重化数に対する制限
を緩和することができる。また、処理器内で必要となる
LPFの処理量も軽減することができる。
号発生器の数を上記(9)より少なくすることができる
ので、処理部のサイズとコストを減らすことができる。
ステムの構成図である。
ステムのセンサアレイの配列と送受信パルス列を示す図
である。
と送受信パルス列を示す図である。
と送受信パルス列を示す図である。
ムの構成図である。
ムの構成図である。
ムの構成図である。
ムの構成図である。
ムの構成図である。
テムの構成図である。
PFの出力の説明図である。
ステムの構成図である。
光源変調部 101,301 多波長パルス光源 102,320,403−1,403−2,403−
3,… PGC変調器 103,402 光カプラ 104 遅延ファイバ 105 圧電子 106 発振器 107,108 ミラー 109,202,302,;405−1,405−2,
405−3,…;502,602,702,802
光サーキュレータ 110,210,310,;406−1,406−2,
406−3,…;510,610,710,810
センサアレイ 111−1,112−1,113−1,… 複数のセ
ンシングファイバ 111,112,113,… 複数のセンサ 111−A,111−B;112−A,112−B;1
13−A,113−B,… 部分反射器 120,220,330,;407−1,407−2,
407−3,…;520,620,720,820
受光部 121,521,621 分波器 122−1,122−2,122−3,…;522−
1,522−2,…;622−1,622−2,622
−3,622−4,622−11,… O/E変換器 130,230,340,;408−1,408−2,
408−3,…;530,,630,730,830
処理部 131−1,131−2,131−3,…;341−
1,341−2,…;531−1,531−2,…;6
31−1,631−2,631−3,631−4,63
1−5,…;834−1,834−2,…,834−1
1,834−12,… デマルチプレクサ 132,132−1,132−2,132−3,…;1
32−11,132−12,132−13,…;132
−21,132−22,132−23,…;344−
1,344−2,344−11;532−1,532−
2,532−3,…;532−11,532−12,5
32−13,…;632−1,632−2,632−
3,…;632−11,632−12,632−13,
…;632−21,632−22,632−23,…;
632−31,632−32,632−33,…;63
2−111,632−112,632−113,…;7
31−1,731−2,…,731−11,… 復調
器 211 合分波器 212,213,214,… センサグループ1〜N 342,343,731−A,731−B,831,8
32 参照信号発生器 344−1−1,344−1−2,731−1−1,7
31−1−2,;833−1,833−2,…;833
−11,833−12,… 乗算器 344−1−3,344−1−4,731−1−3,7
31−1−4 LPF 344−1−5,731−1−5,;835−1,83
5−2,835−3,…,;835−11,835−1
2,… アークタンジェント演算器 344−1−6,731−1−6,;836−1,83
6−2,836−3,…;836−11,836−1
2,… アンラップ処理器 401−1〜401−3,… 複数の多波長パルス光
源 404−1,404−2,404−3,… 光アンプ 641−1,641−2,…,641−11 加算器
Claims (12)
- 【請求項1】 光ファイバを伝搬する光信号の少なくと
も一つがセンシングファイバを伝搬し、これと他の光信
号とが干渉して干渉信号が形成され、この干渉信号によ
り前記センシングファイバに加わる外力を検出する光フ
ァイバセンサであって、 センシングファイバと、特定波長の光信号を反射し、そ
の他を透過する部分反射器とを含む複数のセンサから成
り、これらセンサを複数接続するセンサアレイを複数の
グループで構成し、一つのグループ内では前後のセンサ
に用いる前記部分反射器の前記特定波長を同一にし、前
記特定波長の異なるグループを連結して一つのセンサア
レイとしたことを特徴とする光ファイバセンサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバセンサであっ
て、これらセンサを直列接続すると共に、前後のセンサ
における前記特定波長を異ならしめたことを特徴とする
光ファイバセンサ。 - 【請求項3】 パルス光を分割して一部をセンシングフ
ァイバに通過させるセンサと、パルス光を分割して一部
を遅延ファイバに通過させる遅延部とを有し、前記セン
シングファイバを通過して且つ前記遅延ファイバを通過
していないパルス光と、前記センシングファイバを通過
しないで且つ前記遅延ファイバを通過したパルス光を干
渉させる、少なくとも時分割で多重伝送する光ファイバ
センサにおいて、 パルス光の繰り返し周期を、パルス光の時間幅の2倍に
時分割多重するセンサ数を掛けた時間より長くするよう
にしたことを特徴とする光ファイバセンサ。 - 【請求項4】 パルス光を分割して一部をセンシングフ
ァイバに通過させるセンサと、パルス光を分割して一部
を通過させる遅延ファイバを有し、前記センシングファ
イバを通過して且つ前記遅延ファイバを通過していない
パルス光と、前記センシングファイバを通過しないで且
つ前記遅延ファイバを通過したパルス光を干渉させる、
少なくとも時分割で多重伝送する光ファイバセンサにお
いて、 パルス光の繰り返し周期を、前記センサで分割されセン
シングファイバを通過するパルス光と通過しないパルス
光の伝搬時間差の2倍以上とし、且つ別のセンサからの
干渉パルス光の時間間隔がパルス光の繰り返し周期の1
/2の整数倍からパルス幅と同程度以上にシフトした時
間間隔となるようにしたことを特徴とする光ファイバセ
ンサ。 - 【請求項5】 請求項4記載の光ファイバセンサにおい
て、前記別のセンサからの干渉パルス光の時間間隔が、
パルス光の繰り返し周期の整数倍とパルス光の繰り返し
周期の1/2の和からパルス幅と同程度以上にシフトし
た時間間隔となるようにしたことを特徴とする光ファイ
バセンサ。 - 【請求項6】 請求項3又は4記載の光ファイバセンサ
において、前記遅延ファイバで復調のための位相変化を
発生させるようにしたことを特徴とする光ファイバセン
サ。 - 【請求項7】 請求項3又は4記載の光ファイバセンサ
において、特定波長を分離する手段を用いて波長多重で
干渉パルス光を伝送するようにしたことを特徴とする光
ファイバセンサ。 - 【請求項8】 請求項1記載の光ファイバセンサにおい
て、前記部分反射器としてファイバブラッググレーティ
ングまたはファブリ・ペロー共振器を用いるようにした
ことを特徴とする光ファイバセンサ。 - 【請求項9】 請求項1記載の光ファイバセンサにおい
て、光を波長毎に分離、合成できる手段を介して、前記
センサアレイのグループを並列に接続したことを特徴と
する光ファイバセンサ。 - 【請求項10】 請求項3又は4記載の光ファイバセン
サにおいて、波長の異なるパルス光を複数個に分けて伝
搬させることを特徴とする光ファイバセンサ。 - 【請求項11】 請求項3又は4記載の光ファイバセン
サにおいて、タイミングと波長が異なるパルス光でパル
ス列を形成して1つのO/E変換器に入力することを特
徴とする光ファイバセンサ。 - 【請求項12】 請求項1記載の光ファイバセンサにお
いて、1つのセンサで検出する信号を複数の波長の光に
取込み、前記複数の波長の光から得られた出力を加算す
ることを特徴とする光ファイバセンサ。
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