JP5008011B2 - 光ファイバセンサアレイ及び光ファイバセンサアレイシステム - Google Patents

光ファイバセンサアレイ及び光ファイバセンサアレイシステム Download PDF

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この発明は物理量を検出するための光ファイバを複数有する光ファイバセンサアレイ及び光ファイバセンサアレイの検出に基づいて演算等を行うシステムに関するものである。
例えば音圧(音波)等の物理量(以下、信号という)を検出するために、光ファイバを利用した光ファイバセンサがある。光ファイバセンサにおいては、信号で伸び縮みするセンシングファイバの両端に、光の一部を反射するFBG(Fiber Bragg Grating )を設けてパルス光源からのパルス光を通過させる。センシングファイバが信号を受けて伸び縮みすると、光の伝搬距離が変わるため、光の位相が変化する。例えば、位相変調器等により位相変調を行うことで、基準となる位相と信号による位相との位相差に基づいて信号の大きさ等を検出することができる。光ファイバセンサアレイは、複数のセンシングファイバを有し、それぞれのセンシングファイバにおいて信号の受信等を行わせるようにしている(例えば非特許文献1参照)。このような光ファイバセンサアレイは、複数のセンシングファイバを接続し、FBGにおいて反射する光の波長による波長多重伝送、パルス光の送出タイミングによる時分割多重伝送を可能としている。
多重化数が多くなると、雑音となるレイリー散乱光(レイリー後方散乱光)のレベルが高くなり、受信した信号に係る光に干渉することで、信号の検出が困難になる問題がある。このような問題に対しては、伝送路に送出するパルス光を1つにするという対策がある(例えば特許文献1参照)。
特開2007−139482号公報
"Fiber Grating Sensors",JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY,VOL.15,NO.8,AUGUST 1997
ここで、非特許文献1のような光ファイバセンサアレイでは、あるセンシングファイバに係るFBGの反射光は、その前段にあるすべてのセンシングファイバを通過して位相変調器に入力する。このため、直列に繋ぐセンシングファイバの数が多くなると、例えばあるセンシングファイバにおける検出に係る出力に、前段側のセンシングファイバが受信した信号に係る光の成分が雑音として漏れ込む、クロストークが発生する可能性がある。
また、特許文献1のような装置では、例えばセンシングファイバの数が多くなり、光の伝搬距離(伝搬時間)が長くなると、伝送路において送出するパルス光を1つにするために、パルス光を送出する繰り返し周期を長くしなければならなくなる。このため、例えばサンプリング定理により、高周波の信号を制限しなければならなくなる(検出に利用できる波長が減る)等の問題があった。
そこで、センシングファイバの数が多くなっても検出精度を維持することができ、繰り返し周期、高周波等の自由度が高い構成を有する光ファイバセンサアレイ等の実現が望まれていた。
本発明に係る光ファイバセンサアレイは、往路伝送ファイバを介して伝送したパルス光源の光を通過させ、また、検出対象となる物理量に基づいて伸縮する複数のセンシングファイバと、各センシングファイバの通過前後の光から任意の波長の光を反射する複数のFBGと、センシングファイバ及びFBGをグループ分けして構成した複数のセンサグループ毎に設けられ、パルス光源側からの光を対応するセンサグループのセンシングファイバに通過させ、対応するセンサグループ側からのFBGによる反射光を復路伝送ファイバ側に通過させる複数の経路変更手段と、各経路変更手段からの反射光を合波して復路伝送ファイバに通過させる複数の合波手段とを備えるものである。
本発明によれば、例えば直列に接続された複数のセンシングファイバについて、複数のセンサグループに分け、センサグループ毎に設けた経路変更手段により、各センサグループのFBGによる反射光がそれぞれの伝送経路で復路伝送ファイバに送られるようにしたので、例えばあるセンサグループのFBGによる反射光を他のセンサグループのセンシングファイバを通過させることなく復路伝送ファイバに送ることができ、このため反射光が通過するセンシングファイバの数を減らし、クロストーク等による信号の雑音を抑え、検出の精度を高めることができる。
実施の形態1に係る光ファイバセンサアレイシステムの構成を表す図である。 各センサグループ110の動作について説明するための図である。 実施の形態2に係る光ファイバセンサアレイシステムの構成を表す図である。 実施の形態3に係る光ファイバセンサアレイシステムの構成を表す図である。 実施の形態4に係る光ファイバセンサアレイシステムの構成を表す図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る光ファイバセンサアレイの構成を表す図である。図1において、パルス光源1は、例えばFM変調を施したレーザ光(パルス光)を往路伝送ファイバ2に送出する。往路伝送ファイバ2は、パルス光源1から光ファイバセンサアレイ100にパルス光(以下、特に必要がなければ光というものとする)を伝送する。
光ファイバセンサアレイ100は、複数のセンサグループ110、経路変更手段となる光サーキュレータ120及び合波手段となる光カプラ130で構成する。本実施の形態の光ファイバセンサアレイ100は、n個のセンサグループ110−1〜110−n及び光サーキュレータ120−1〜120−n並びにn−1個の光カプラ130−1〜130−(n−1)で構成する。
光サーキュレータ120は、例えば3以上のポートを有しており、各ポートにおいては、入力した光を特定のポートから出力する(特定の方向に光を伝達する)。本実施の形態では、往路伝送ファイバ2側からの光をセンサグループ110側に出力し、センサグループ110側からの光を光カプラ130(復路伝送ファイバ3)に出力する。光カプラ130は、光サーキュレータ120からの光を復路伝送ファイバ3に結合(合波、合流)させる。
センサグループ110−1〜110−nは、1又は複数のセンシングファイバ111及びFBG112で構成する。本実施の形態における光ファイバセンサアレイにおいては、直列に繋いだ複数のセンシングファイバ111を複数のグループに分ける。そして、パルス光源1から送出した光については、すべてのセンシングファイバ111を通過させるようにし、FBG112が反射した光(反射光)については、グループ毎に、光カプラ130を介して復路伝送ファイバ3に合流させるようにしている。このため、例えば、センサグループ110−1では、m個のセンシングファイバ111−11〜111−1m、2m個のFBG112−1m1〜112−1m2を有しているものとする(ただし、センサグループ110−nの最後のFBG112−m2についてはミラー(反射器)としてもよい)。mの値は各センサグループ110で異なってもよい。
センシングファイバ111は、例えば弾性円筒(図示せず)に巻かれている。そして、音圧などの物理量(以下、信号という)により弾性円筒に歪みが生じると、センシングファイバ111も信号の大きさに応じて伸縮する。このとき、センシングファイバ111内を通過する光の経路長(伝搬距離)が変化する。これにより光の位相が変化することから、変化した位相分に対応する信号を検出することができる。FBG112は、入力光に対して各々任意に特定した波長(波長帯、周波数帯である場合も含む)の光を反射する。本実施の形態では、FBG112を各センシングファイバ111−nmの光の入力側及び出力側にそれぞれ112−nm1、112−nm2を設け、これらを組とする。そして、各組のFBG112は、異なる波長の光を反射するものとする。
復路伝送ファイバ3は、光ファイバセンサアレイ100から遅延補償器4に光を伝送する。遅延補償器4は、FBG112−nm1、112−nm2がそれぞれ反射した光のタイミングを合わせて干渉させる。遅延補償器4はリファレンスファイバ41、合分波器42及びミラー(反射器)43で構成する。リファレンスファイバ41は参照用の光ファイバである。合分波器42は復路伝送ファイバ3からの光をリファレンスファイバ41側とミラー43側の経路に分ける。また、リファレンスファイバ41側とミラー43側からの光を合波する。ミラー43は光を反射する。
O/E(Optical/Electrical )変換器5は、遅延補償器4を通過した干渉光を光の強さに基づく電気信号に変換する。位相復調器6は電気信号に基づいて復調を行い、位相差を算出する。算出した位相差に基づいて信号検出等を行うことができる。
図2は各センサグループ110の動作について説明するための図である。光ファイバセンサアレイの動作について、まず、各センサグループ110における動作について説明する。ここではセンサグループ110−1について説明するものとし、センサグループ110−1は、センシングファイバ111−11〜111−13、FBG112−111〜112−132を有しているものとする(m=3とする)。
パルス光源1からの光は光サーキュレータ120−1を介してセンサグループ110−1を通過する。光の一部(任意に特定した波長の光)はFBG112−111が反射する。そして、光はセンシングファイバ111−11内を通過するが、このとき、センシングファイバ111−11が信号P1 を受けて伸び縮みすると、センシングファイバ111−11を通過した光の位相が変化する。ここで、FBG112−111の反射により遅延補償器4に入力する光の位相をφ11(t)とすると、センシングファイバ111−11を通過してFBG112−112において反射し、遅延補償器4に入力する光の位相φ12は、次式(1)で表される。ここで、Mはセンシングファイバの感度、τはFBG112−111からFBG112−112までの光の伝搬時間である。特別に説明する場合を除き、各組間における距離は光の伝搬時間を無視するものとする。
φ12(t+2τ)=MP1(t+τ)+MP1(t+2τ)+φ11(t+2τ)…(1)
そして、FBG112−111とFBG112−112とがそれぞれ反射した光は、光サーキュレータ120−1を介して遅延補償器4に入力する。そして、遅延補償器4は、入力した光をタイミングを合わせて干渉させる。干渉した光をO/E変換器5が電気信号に変換し、位相復調器6において復調した結果となる出力O1 は次式(2)で表される。
1 (t+2τ)=φ12(t+2τ)−φ11(t) …(2)
光の伝搬時間である2τが経過する間のφ11の変化は小さいことから(2)式をテイラー展開により近似すると、次式(3)で表される。
Figure 0005008011
同様に、τが経過する間のP1(t)の変化も小さいことから、テイラー展開により近似すると、次式(4)で表される。
Figure 0005008011
そして、(1)、(2)、(3)及び(4)式から、出力O1 は次式(5)で表わされる。出力O1 は、信号P1 が感度Mで検出されたものとなる。
Figure 0005008011
また、FBG112−112を通過した光は、センシングファイバ111−12内を通過する。このとき、光の一部はFBG112−121により反射する。FBG112−121の反射により遅延補償器4に入力する光の位相φ21(t)は、次式(6)で表される。FBG112−112とFBG112−121とは位相が変わらないものとする。
φ21(t+2τ)=MP1(t+τ)+MP1(t+2τ)+φ11(t+2τ)…(6)
また、センシングファイバ111−12が信号P2 を受けて伸び縮みすると、センシングファイバ111−12を通過した光の位相が変化する。センシングファイバ111−12を通過してFBG112−122において反射し、遅延補償器4に入力する光の位相φ22は、次式(7)で表される。
φ22(t+4τ)=MP1(t+τ)+MP2(t+2τ)+MP2(t+3τ)
+MP1(t+4τ)+φ11(t+4τ) …(7)
そして、FBG112−121とFBG112−122とにおいてそれぞれ反射された光が、光サーキュレータ120−2を介して遅延補償器4に入力する。そして、遅延補償器4は、入力した光をタイミングを合わせて干渉させる。干渉した光をO/E変換器5が電気信号に変換し、位相復調器6において復調した結果となる出力O2 は次式(8)で表される。
2 (t+4τ)=φ22(t+4τ)−φ21(t+2τ) …(8)
そして、出力O1 と同様に、光の伝搬時間である2τが経過する間のφ11の変化は小さいことからテイラー展開による近似等すると、出力O2 は次式(9)で表わされる。
Figure 0005008011
この(9)式において、1項目はセンシングファイバ111−12の検出に係る信号P2 に基づいて得られる成分である。2項目はクロストークとして出力O2 に漏れ込むセンシングファイバ111−11の受信に係る信号P1 の成分である。このように、センシングファイバ111−11の受信に係る信号P1 が、他のセンシングファイバ111の検出に係る出力に漏れ込むクロストークの成分C1 は次式(10)で表される。
Figure 0005008011
また、FBG112−122を通過した光は、センシングファイバ111−13内を通過する。このとき、光の一部はFBG112−131により反射する。FBG112−131の反射により遅延補償器4に入力する光の位相φ31(t)は、次式(11)で表される。
φ31(t+4τ)=MP1(t+τ)+MP2(t+2τ)+MP2(t+3τ)
+MP1(t+4τ)+φ11(t+4τ) …(11)
また、センシングファイバ111−13が信号P3 を受けて伸び縮みすると、センシングファイバ111−13を通過した光の位相が変化する。センシングファイバ111−13を通過してFBG112−132において反射し、遅延補償器4に入力する光の位相φ32は、次式(12)で表される。
φ32(t+6τ)=MP1(t+τ)+MP2(t+2τ)+MP3(t+3τ)
+MP3(t+4τ)+MP2(t+5τ)+MP1(t+6τ)
+φ11(t+6τ) …(12)
そして、FBG112−131とFBG112−132とがそれぞれ反射した光を遅延補償器4においてタイミングを合わせて干渉させる。干渉した光をO/E変換器5が電気信号に変換し、位相復調器6において復調した結果となる出力O3 は次式(13)で表される。
3 (t+6τ)=φ32(t+4τ)−φ31(t+2τ) …(13)
そして、テイラー展開による近似等すると、出力O3 は次式(14)で表わされる。
Figure 0005008011
この(14)式において、1項目はセンシングファイバ111−13の検出に係る信号P3 に基づいて得られる成分である。2項目はクロストークとして出力O3 に漏れ込むセンシングファイバ111−12の受信に係る信号P2 の成分である。また、3項目はクロストークとして出力O3 に漏れ込むセンシングファイバ111−11の受信に係る信号P1 の成分である。センシングファイバ111−12の受信に係る信号P2 が、他のセンシングファイバ111の検出に係る出力に漏れ込むクロストークの成分C2 は次式(15)で表される。
Figure 0005008011
以上のようにして、出力O1 〜O3 に基づいて得られる位相差により、センサグループ110−1の各センシングファイバ111−11〜111−13による信号検出等を行うことができる。また、他のセンサグループ110−2〜110−nによる出力についても同様の処理により信号検出等を行うことができる。
ここで、パルス光源1からの光については、パルス光源1から送出した光が光サーキュレータ120−1を通過後、各センシングファイバ111を通過する経路往路の経路(FBG112による反射光が光サーキュレータ120に送られる経路ともなる)におけるパルス光が1つになるような繰り返し周期で送出するようにする。これにより、レイリー散乱光による雑音を抑え、S/N比を高めることができる。
クロストークの成分は検出しようとする信号にとっては雑音となる。このため、各出力から精度よく信号を検出できるようにするため、クロストークの成分を抑える必要がある。例えば上述の式等から、センサグループ110におけるセンシングファイバ111の数が多くなるほど、各出力におけるクロストークの成分が増えることになる。
そこで、光ファイバセンサアレイ100内のすべての組の出力において、クロストークの成分を抑えるために、本実施の形態では、グループにすることができるセンシングファイバ111の最大数を規定する。例えば、センシングファイバ111の数NG が次式(16)の条件を満たすように、光ファイバセンサアレイにおけるセンシングファイバ111を分割し、各センサグループ110とする。ここで、CLim はクロストーク許容限界、fh は信号の受信周波数帯の上限、Tはパルス光源1が送出する光の繰り返し周期となる。
Figure 0005008011
このため、すべてのFBG112における反射光は、クロストーク許容限界を超える影響を受ける前に復路伝送ファイバ3側に送られる。また、光が1つになる範囲が光サーキュレータ120からセンサグループ110までに絞られる。
以上のように、実施の形態1の光ファイバセンサアレイによれば、光ファイバセンサアレイ100が有するセンシングファイバ111を複数のセンサグループ110に分け、センサグループ110毎に設けた光サーキュレータ120により、FBG112による反射光が復路伝送ファイバ4に送られるようにしたので、例えばあるセンサグループ110のFBG112による反射光が他のセンサグループ110のセンシングファイバ111を通過することなく送ることができ、反射光が通過するセンシングファイバ111の数を減らすことができる。このとき、クロストーク許容限界に基づいて、センサグループ110におけるセンシングファイバ111の数を設定し、すべてのFBG112における反射光がセンシングファイバ111を通過する回数を所定回数以下に制限するようにしたので、すべての反射光において、クロストークの影響を抑えることができ、精度の高い信号検出を行うことができる。
そして、往路伝送ファイバ2と復路伝送ファイバ3とに分け、また、パルス光源1から送出した光が光サーキュレータ120−1を通過後、各センシングファイバ111を通過する経路におけるパルス光が1つになるようにすることで、伝送ファイバでレイリー散乱光が発生してもO/E変換器5に入力することがない。このため、光ファイバの距離を長くすることができる。このとき、パルス光源1から発するパルス光の繰り返し周期を長くする必要がなく、このため、復調可能な光の周波数(周波数帯)の制限を緩和することができる。また、パルス光源1から光サーキュレータ120−1までの間、各光サーキュレータ120からO/E変換器5においてはパルス光に関する制限がなくなるため、伝送ファイバの距離等に関する制限等を緩和することができる。さらに、経路変更手段を光サーキュレータ120で構成することにより、経路変更に係る損失を抑えることができる。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2に係る光ファイバセンサアレイシステムの構成を表す図である。図3において、図1と同じ符号を付している手段等については、実施の形態1と同様の動作を行う。図2において、光カプラ130−11は、光サーキュレータ120−1及び120−2からの光を結合させる。また、光カプラ130−12は、光サーキュレータ120−3及び120−4からの光を結合させる。そして、光カプラ130−21は、光カプラ130−11、光カプラ130−12がそれぞれ結合させた光を復路伝送ファイバ3に合流させる。
例えば、上述の実施の形態1では、例えば伝搬距離が最も遠くなるセンサグループ110−nの反射光に対し、各光カプラ130により光サーキュレータ120からの光を結合させながら、最終的にすべての反射光を復路伝送ファイバ3に伝送するようにした。一般に、光カプラ130は、例えば製造時における結合度の製作誤差を有していることが多い。このため、センサグループ110−nの反射光が、光カプラ130を通過する回数が最も多くなる。その分、光カプラ130の製作誤差が蓄積することで、信号に対して雑音(ノイズ)の影響も大きくなる。一方、センサグループ110−1の反射光については、光カプラ130における製作誤差の蓄積が少ない。以上のことから、光カプラ130の通過回数に差が生じることで、信号検出に係る出力におけるノイズレベルのバラツキが大きくなる。
そこで、各センサグループ110における光カプラ130の通過回数をできるだけ均一にするため、本実施の形態では光カプラ130を多段構成にする。図3においては、各センサグループ110の反射光は、光カプラ130を2回通過した上で、復路伝送ファイバ3を通過することになる。各センサグループ110における物理量の検出に係る動作については、実施の形態1で説明したことと同様である。
以上のように、実施の形態2の光ファイバセンサアレイによれば、各センサグループ110からの反射光を結合させて復路伝送ファイバ3を通過させる光カプラ130を多段構成にするようにしたので、各センサグループ110の反射光が復路伝送ファイバ3にいたるまでの光カプラ130を通過する回数をできるだけ同じにすることができる。このため、光カプラ130における製作誤差の蓄積の程度が同じになるため、各出力におけるノイズレベルのバラツキを低減することができ、光ファイバセンサアレイ全体として精度の高い検出を行うことができる。
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態3に係る光ファイバセンサアレイシステムの構成を表す図である。図4において、図1等と同じ符号を付している手段等については、前述の実施の形態と同様の動作を行う。このため、本実施の形態において、各センサグループ110における物理量の検出に係る動作については、実施の形態1で説明したことと同様である。
OADM(Optical add-drop multiplexer:光分岐挿入装置)140は、例えば光サーキュレータとFBGとの組み合わせを有する装置であり、特定波長の光の分岐(分波)又は混合(合波)を行う。本実施の形態では、OADM140−1〜140−(n−1)は、対応するセンサグループ110からの光を復路伝送ファイバ3を通過する光に混合させるようにする。本実施の形態では、各センサグループ110のFBG112が反射する反射光の波長帯が、対応するOADM140が有するFBGにおいて反射し、混合可能な波長帯に含まれるようにしておく。
前述した実施の形態1の光ファイバセンサアレイ100においては、合波手段を光カプラ130としたが、本実施の形態ではOADM140とするものである。
OADM140−1〜140−(n−1)の光サーキュレータは、復路伝送ファイバ3をO/E変換器5(遅延補償器4)側に進行する光については、方向を変えずにそのまま通過させる。また、光サーキュレータ120側からの光(反射光)については、O/E変換器5と反対側に向けて伝送しようとする。光サーキュレータを通過した反射光に対して、OADM140−1〜140−(n−1)のFBGが特定波長の光を反射する。この反射により、センサグループ110側からの光は、O/E変換器5側に進行する光と混合し、復路伝送ファイバ3を通過する。遅延補償器4、O/E変換器5及び位相復調器6における動作等については、実施の形態1で説明したことと同様の動作等を行う。
以上のように、実施の形態3の光ファイバセンサアレイによれば、また、各センサグループ110からの反射光を、OADM140により混合させて復路伝送ファイバ3側に伝送するようにしたので、光カプラ130と比して結合損失を抑えることができる。
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態4に係る光ファイバセンサアレイシステムの構成を表す図である。図5において、図1、図4等と同じ符号を付している手段等については、前述の実施の形態と同様の動作を行う。本実施の形態において、各センサグループ110における物理量の検出に係る動作については、実施の形態1で説明したことと同様である。
本実施の形態では、往路伝送ファイバ2と復路伝送ファイバ3にそれぞれ各センサグループ110に対応して前述したOADM140を設けるようにしたものである。OADM140−11〜140−(n−1)1は、往路伝送ファイバ2を通過する光から、それぞれ特定波長の光を分岐(分波)して対応するセンサグループ110を通過させるようにする。また、OADM140−12〜140−(n−1)2は、対応するセンサグループ110からの光を復路伝送ファイバ3を通過する光に混合させるようにする。図5では、センサグループ110−1及び110−2、光サーキュレータ120−1及び120−2並びにOADM140−11、140−12、140−21及び140−22について示している。このため、本実施の形態では、各センサグループ110のFBG112が反射する反射光の波長帯が、対応するOADM140が有するFBGにおいて反射し、分岐、混合可能な波長帯に含まれるようにしておく。
ここで、本実施の形態では、センシングファイバ111の数NG が次式(17)の条件を満たすように、光ファイバセンサアレイにおけるセンシングファイバ111を分割し、各センサグループ110とする。(17)式におけるαは例えばセンサグループ110−1の場合は光サーキュレータ120−1とFBG112−111との間、FBG112−112とFBG112−121との間等、各組間における光の伝搬時間である。
Figure 0005008011
次に動作について説明する。センサグループ110における物理量検出に係る動作については、実施の形態1で説明したことと同様の動作を行うため、OADM140等による異なる動作について説明する。
往路伝送ファイバ2側に設けたOADM140−11〜140−(n−1)1の光サーキュレータは、パルス光源1からの光については、往路伝送ファイバ2を通過させようとする。そして、光サーキュレータを通過した光に対して、OADM140−11〜140−(n−1)1のFBGが特定波長の光を反射する。この反射光を、OADM140−11〜140−(n−1)1の光サーキュレータは、光サーキュレータ120を設けた伝送路を通過させる。
往路伝送ファイバ2側に設けたOADM140側からの光に対し、各光サーキュレータ120は、センサグループ110を通過させる。また、センサグループ110側からの光を復路伝送ファイバ3側に設けたOADM140−12〜140−(n−1)2に出力する。
OADM140−12〜140−(n−1)2の光サーキュレータは、復路伝送ファイバ3をO/E変換器5(遅延補償器4)側に進行する光については、そのまま復路伝送ファイバ3を通過させる。また、センサグループ110側からの光については、O/E変換器5と反対側に向けて伝送しようとする。光サーキュレーを通過したセンサグループ110側からの光に対して、OADM140−12〜140−(n−1)2のFBGが特定波長の光を反射する。この反射により、センサグループ110側からの光は、復路伝送ファイバ3をO/E変換器5側に進行する光と混合し、遅延補償器4に入力される。遅延補償器4、O/E変換器5及び位相復調器6における動作等については、実施の形態1で説明したことと同様の動作等を行う。
以上のように実施の形態4の光ファイバセンサアレイでは、往路伝送ファイバ2を通過する光をOADM140が分岐(分波)させながら各センサグループ110に入力させるようにしたので、パルス光源1からの光がセンシングファイバ111を通過することによる透過損失を軽減することができる。このため、例えば、パルス光源1から遠いセンサグループ110でも、他のセンサグループ110のセンシングファイバ111を通過していない光が入力されるので、透過損失によって光が弱くならず、このため、出力における雑音レベルの増加を軽減することができる。
また、各センサグループ110からの反射光を、復路伝送ファイバ3側に設けたOADM140により混合させてO/E変換器5(遅延補償器4)側に伝送するようにしたので、結合損失を抑えることができる。このため、例えば、パルス光源1から遠いセンサグループ110に係る反射光が他のセンサグループ110に係る反射光との結合により弱くなることなく、O/E変換器5において変換することができ、出力における雑音レベルの増加を軽減することができる。
そして、(17)式の条件に基づいて、センシングファイバ111の数NG(グループ内の最大数)を決めることができるので、従来の装置等に比べて制限を緩和することができる。
実施の形態5.
前述の各実施の形態においては、1本の往路伝送ファイバ2によりパルス光源1からの光を通過させ、各反射光を1本の復路伝送ファイバ3に合波するようにした構成例を示したが、このような構成に限定するものではない。例えば、複数の往路伝送ファイバ2を用いて光を伝送するようにしてもよく、また、複数の復路伝送ファイバ3で反射光を伝送するようにしてもよい。
また、前述の実施の形態では、光の経路を変更するために光サーキュレータ120を用いる例で示したが、例えば光サーキュレータ120の代わりに光カプラを用いるようにしてもよい。
さらに、前述の実施の形態1、2等においては、1つのセンサグループ110に複数のセンシングファイバ111を有する例について示したが、例えば1つのセンシングファイバ111だけでセンサグループ110を構成するようにしても本発明に係る効果を奏することができる。
前述の各実施の形態では、遅延補償器4を復路伝送ファイバ3の後段側に設ける構成例について示したが、このような構成に限定するものではない。例えば、パルス光源1と往路伝送ファイバ2との間、往路伝送ファイバ2と1つめの光サーキュレータ120−1との間等、他の位置に設けるようにしてもよい。
また、前述の実施の形態において、センシングファイバ111の伝搬時間τとセンシングファイバ111の感度Mがすべて同じであるものとして説明したが、これに限るものではない。センシングファイバ111の伝搬時間τ、センシングファイバ111の感度Mが異なることで、例えば、出力に漏れ込むクロストーク(成分)も異なることになるため、異なるクロストークレベルに合わせた設計にすることで、各実施の形態と同様の効果が得られる。
さらに、前述の実施の形態において、復路においてクロストークが発生する例を示した。例えば、パルス光源1とO/E変換器5との位置を入れ換え、光サーキュレータ120経路変更方向を反転させることにより、往路側でクロストークが発生するような構成であって、往路伝送ファイバ2から複数のセンサグループ100に光を分岐する構成にしても同様の効果が得られる。
また、例えば前述した実施の形態4では、往路と復路の両方にOADM140を用いる例について示したが、これに限定するものではない。例えば、反射光を合波する復路側のOADM140−12〜140−n2の代わりに光カプラなど別の部品を用いて、光を合波し、復路伝送ファイバ3を通過させるようにすることもできる。
そして、前述した実施の形態3、4では、光の分岐(分波)手段、合波手段としてOADM140を用いる例を示したが、これに限定するものではない。例えばAWG(Array Waveguide Gratings:アレイ導波路グレーティング)等の手段を用いて光の波長成分を分割(分波)又は合波(結合)しても同様の効果が得られる。
1 パルス光源
2 往路伝送ファイバ
3 復路伝送ファイバ
4 遅延補償器
41 リファレンスファイバ
42 合分波器
43 ミラー
5 O/E変換器
6 位相復調器
100 光ファイバセンサアレイ
110、110−1〜110−n センサグループ
111、111−1〜111−m センシングファイバ
112、112−111〜112−nm2 FBG
120、120−1〜120−n 光サーキュレータ
130、130−1〜130−(n−1)、130−11、130−12、130−21 光カプラ
140、140−11〜112−n2 OADM

Claims (11)

  1. 往路伝送ファイバを介して伝送したパルス光源の光を通過させ、また、検出対象となる物理量に基づいて伸縮する複数のセンシングファイバと、
    各センシングファイバの通過前後の光から任意の波長の光を反射する複数のFBGと、
    前記センシングファイバ及び前記FBGをグループ分けして構成した複数のセンサグループ毎に設けられ、前記パルス光源側からの光を対応する前記センサグループの前記センシングファイバに通過させ、前記対応する前記センサグループ側からの前記FBGによる反射光を復路伝送ファイバ側に通過させる複数の経路変更手段と、
    各経路変更手段からの反射光を合波して前記復路伝送ファイバに通過させる複数の合波手段と
    を備えることを特徴とする光ファイバセンサアレイ。
  2. すべての前記FBGにおける反射光が、前記復路伝送ファイバにいたるまでに通過するセンシングファイバの数が所定数以下となるように、各センサグループにおける前記センシングファイバの数を設定することを特徴とする請求項1記載の光ファイバセンサアレイ。
  3. 前記クロストークの許容限界に基づいて、前記各センサグループにおける前記センシングファイバの前記所定数を決定することを特徴とする請求項2記載の光ファイバセンサアレイ。
  4. 各経路変更手段からの反射光の合波回数が均等になるように、前記複数の合波手段を多段構成にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバセンサアレイ。
  5. 前記合波手段は、光カプラであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光ファイバセンサアレイ。
  6. 前記合波手段は、OADMであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光ファイバセンサアレイ。
  7. 前記経路変更手段は、光サーキュレータであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光ファイバセンサアレイ。
  8. 前記往路光伝送ファイバを通過する光から一部の光を分岐させて各センサグループに通過させるための光分岐手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光ファイバセンサアレイ。
  9. 前記光分岐手段は、OADMであることを特徴とする請求項8に記載の光ファイバセンサアレイ。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の光ファイバセンサアレイと、
    パルス光を発する光源と、
    前記光ファイバセンサアレイに前記光源からの光を伝送する伝送路となる1又は複数の往路伝送ファイバと、
    前記光ファイバセンサアレイからの反射光を伝送する伝送路となる1又は複数の復路伝送ファイバと、
    該復路伝送ファイバを通過した前記反射光に基づいて、各センシングファイバの伸縮に基づく位相を復調する位相復調器と
    を備えることを特徴とする光ファイバセンサアレイシステム。
  11. 前記光源の前記パルス光の繰り返し周期を、各センサグループにおける光の往復時間よりも大きくすることを特徴とする請求項10記載の光ファイバセンサアレイシステム。
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