JP5090136B2 - 異常検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、FBG(Fiber Bragg Grating)センサを用いて検知箇所の異常事象を検出する異常検知システムに関するものである。
一般に、セキュリティ区域への侵入等の異常事象の発生を検知する際には、監視カメラ等を用いて異常を検知することが行われている。
また、近年、セキュリティ区域のフェンス等に、FBGセンサを備えた光ファイバを敷設し、侵入者がフェンスを乗り越えた際には、振動や荷重等により、FBGセンサにひずみが生じることから、このFBGセンサのひずみによるブラッグ波長の変化を検出して侵入の有無を判断することが行われている。
ここで、FBGセンサは、ブラッグ波長の変化を検出できるように、予めブラッグ波長の基準値が設定されており、基準値は、ひずみが無いときのブラッグ波長を測定することにより設定されている。また、FBGセンサのブラッグ波長は、温度に対しても感度を有し、外気の温度変化により基準値が大きく変化するため、基準値を逐次更新するようにしている。
更に、屋外のフェンス等に、FBGセンサを備えた光ファイバを敷設する場合には、一本の光ファイバ上に多数のFBGセンサを配置し、監視位置の識別と、個々のひずみによるブラッグ波長の変化とを求めるよう、FBGセンサの全てに異なる波長帯域を持つように設定し、FBGセンサで局所的なひずみを検知し得るようにしている。
尚、本発明と関連する先行技術文献情報としては、例えば、下記の特許文献1〜3等が既に存在している。
特開2006−215649号公報 特開2005−32224号公報 特開2006−172339号公報
しかしながら、FBGセンサは、外気の温度変化に対応できるようにブラッグ波長の基準値を更新する場合には、監視状態を一時的に解除する必要があるため、侵入等の異常事象を連続的に監視できないという問題があった。
また、一本の光ファイバ上に多数のFBGセンサを配置すると共に、FBGセンサの全てに異なる波長帯域を持つように設定した場合には、ひずみや温度変化を生じてもFBGセンサが互いに識別し得るように、FBGセンサの全てに対してある程度の波長帯域の幅を設定するため、FBGセンサに入射する光源の帯域の制限に応じてFBGセンサの設置個数に制限を生じ、FBGセンサを備えた光ファイバを長距離で敷設することができないという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、基準値を更新することなく、異常事象を常時監視すると共に、光ファイバに備えるFBGセンサの個数や敷設距離の制限を緩和する異常検知システムを提供することを目的としている。
本発明は、FBGセンサを配置する光ファイバと、該光ファイバへ光を連続的に出力する光源と、前記FBGセンサのブラッグ波長で発生した反射光を分離する光サーキュレータと、前記反射光を入射させる光ファイバ・ファブリペローフィルタと、該光ファイバ・ファブリペローフィルタで設定される透過域を基準にして処理する計測手段とを備え、
前記計測手段は、FBGセンサのブラッグ波長の変化を連続的に対比するように、信号が一定時間に光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数を記録すると共に、回数の変化を記録し、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数と、回数による履歴の変化とから異常事象の判断を行い、
外気の温度変化がある場合であっても、ブラッグ波長の変化量に基づき、FBGセンサが敷設された検知箇所での異常事象の有無を常時監視するように構成されたことを特徴とする異常検知システム、に係るものである。
本発明において、複数の光ファイバに同一のブラッグ波長のFBGセンサを直列に配置し、FBGセンサ列で異常事象の有無を常時監視することが好ましい。
本発明において、光源からの光を分岐する光カプラを備え、該光カプラにより光を複数の光ファイバへ入射させて広範囲の異常事象の有無を常時監視することが好ましい。
本発明において、一系統の光ファイバに異なるブラッグ波長のFBGセンサを直列に配置し、各FBGセンサからの反射光を光スプリッタにより分岐し、異常事象の有無を常時監視することが好ましい。
上記した本発明の異常検知システムによれば、FBGセンサのブラッグ波長の変化を連続的に対比するように、信号が一定時間に光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数を記録すると共に、回数の変化を記録し、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数と、回数による履歴の変化とから異常事象の判断を行うので、基準値の更新による監視状態の一時的な解除を不要にして、異常事象を常時監視することができる。また、ブラッグ波長の変化量に基づいて異常事象の有無を判断することにより、FBGセンサの全てに異なる波長帯域を持つことを不要にするので、光源の帯域の制限によるFBGセンサの設置個数を大幅に緩和し、FBGセンサを備えた光ファイバを長距離で敷設することができるという種々の優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明の異常検知システムを実施する形態の第一例である。
第一例の異常検知システムは、塀、フェンス等の乗り越えや破壊行為、無人居室内への侵入行為、無人エリアでの放火や自然発火等を検出するためのものであり、全体の構成は、FBGセンサ1を中途位置に配置する光ファイバ2と、光ファイバ2へ光を連続的に出力する光源3と、FBGセンサ1と光源3との間に位置して接続される光サーキュレータ4と、光サーキュレータ4から分岐した光を入射させる光学フィルタ5と、光学フィルタ5等からの信号を変換する光電変換器6と、光電変換器6からの信号を処理する信号処理装置(計測手段)7と、信号処理装置7からの指令信号により警報を発信する警報発信装置(警報手段)8とを備えている。
光ファイバ2は、光源3から光サーキュレータ4へ入射光を導波する第一の光ファイバ部2aと、光サーキュレータ4からFBGセンサ1へ入射光を導波する第二の光ファイバ部2bと、光サーキュレータ4から分岐して光学フィルタ5へFBGセンサ1からの反射光を導波する第三の光ファイバ部2cと、光学フィルタ5から光電変換器6へ透過光を導波する第四の光ファイバ部2dとから構成されている。また光電変換器6から信号処理装置7へは電気信号により信号が伝達される連絡線9で構成されている。
FBGセンサ1は、光ファイバ2のコア部分に光軸方向に沿って一定の間隔で回折格子を形成しており、検査対象のひずみや温度変化により反射波長を変化させ、検査対象のひずみや温度変化等を検出するようになっている。
光源3は、第一の光ファイバ部2aへ光を連続的に出力する広帯域のものが適用されている。
光サーキュレータ4は、光ファイバ2の入射光または反射光による導波の方向を制御するように構成されており、具体的には、光源3からの入射光を第二の光ファイバ部2bへ導波させると共に、FBGセンサ1からの反射光を第三の光ファイバ部2cへ導波させるようになっている。
光学フィルタ5は、光ファイバ・ファブリペローフィルタ(FFP(Fiber Fabry-Perot))であり、光ファイバ・ファブリペローフィルタの光学特性は、図2に示す如く、フィルタの透過率が一定の波長間隔(FSR)で周期的に変化し、FBGセンサ1からの反射光が入射した際には、図3に模式的のAの状態に示すように、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域とFBGセンサ1の反射光スペクトルの重なりあった波長のみが透過するようになっている。ここで、光ファイバ・ファブリペローフィルタの波長間隔(FSR)は、1pm以上500pm以下であることが好ましく、光ファイバ・ファブリペローフィルタのFinesse=(波長間隔(FSR)/半値幅)は10以上1000以下であることが好ましい。また、光ファイバ・ファブリペローフィルタの波長−透過率特性は、温度により変化するため、温度調整機能を備えて温度調整を行うことが好ましい。なお、光学フィルタ5は、光ファイバ・ファブリペローフィルタと同じ光学特性を示すならば、他のフィルタや光学部材の構成であっても良い。
光電変換器6は、光ファイバ・ファブリペローフィルタからの透過光を電気信号(電圧)に変換するように構成されている。ここで、光電変換器6による電気信号は、FBGセンサ1のひずみ及び温度変化の大きさに応じた時間な変動を生じるようになっている。
信号処理装置(計測手段)7は、単位時間ごとに電圧信号を集録し、電気信号の変動回数を読み取るか、または信号の周波数解析により最も顕著な周波数を読み取り、所定の関数処理を行うようにしている。
警報発信装置(警報手段)8は、所定の条件になった場合に警報アラームの出力や警報ランプの点滅等を生じるようになっている。ここで、警報発信装置8は、図1に示す如く信号処理装置7と一体化しても良い。
以下本発明の異常検知システムを実施する形態の第一例の作用を説明する。
異常検知システムにおいて、塀、フェンス等の乗り越えや破壊行為、無人居室内への侵入行為、無人エリアでの放火や自然発火等を検出する際には、予め設置段階として、塀、フェンス、無人居室、無人エリア等の監視場所に、FBGセンサ1を備えた光ファイバ2を敷設する。
監視を開始した際には、広帯域の光源3から計測光を第一の光ファイバ部2aへ連続的に照射し(ステップS1)、計測光を、第一の光ファイバ部2aから光サーキュレータ4に入射し(ステップS2)、次に光サーキュレータ4から第二の光ファイバ部2bを介してFBGセンサ1へ入射し(ステップS3)、続いてFBGセンサ1によりブラッグ波長で反射光を発生させる(ステップS4)。次に、FBGセンサ1から生じた反射光を第二の光ファイバ部2bから光サーキュレータ4に戻し(ステップS5)、光サーキュレータ4により分離して第三の光ファイバ部2cへ入射し(ステップS6,S7)、光フィルタを通過した透過光を光電変換器6に導き(ステップS8)、透過光の光強度を電圧信号に変換し(ステップS9)、電圧信号を信号処理装置7に入力して信号処理装置7により電圧信号を一定時間計測する(ステップS10)。ここで、図4、図5はAによりフローが連続的につながることを示している。
信号処理装置7では、電圧信号を介して電気信号の変動回数を読み取り、若しくは信号の周波数解析により最も顕著な周波数を読み取ることにより、所定の関数プログラムによって、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を何回通過したかを演算し(ステップS11(1))、若しくはこの処理(ステップS11(1))の代わりに、電圧信号の時間データから所定の閾値を超えた回数を求め、その回数から光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数を求める(ステップS11(2))。
ここで、FBGセンサ1に振動や荷重等によるひずみ、または温度変化が生じている場合にはブラッグ波長が変化しており、図2に示す如く、ブラッグ波長が光ファイバ・ファブリペローフィルタ(FFP)の波長間隔(FSR)の半分の変化を生じた例で説明すると、FBGセンサ1からの反射光帯域と光ファイバ・ファブリペローフィルタ(FFP)の透過帯域との重なり状態が変化するため、光ファイバ・ファブリペローフィルタ(FFP)の透過光強度が図3の状態Bの如く変化し、この透過光強度の変化は、FBGセンサ1に発生したひずみ及び温度変化によるプラッグ波長の変化に相当する量(ブラッグ波長の変化量)だけ繰り返される。
続いて、信号処理装置7では、一定時間に周波数が光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数を記録すると共に、回数の変化を記録し(ステップS12)、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数と、回数による履歴の変化とから異常事象の判断を行い(ステップS13)、異常事象が無いと判断した場合には、STARTへ戻り(ステップS14のNO)、異常事象があると判断した場合(ステップS14のYES)には、警報発信装置8により警報を発信する(ステップS15)。ここで、警報を発信する際には、光ファイバ2を敷設した監視場所に何らかの異常があるので、監視カメラ等の他の監視手段を備え、どのような異常事象が発生しているのか確認できるようにしても良いし、警備員等が直ちに急行して異常事象を確認するようにして良い。
而して、このように実施の形態の第一例によれば、光学フィルタ5で設定される透過域を基準にしてFBGセンサ1のブラッグ波長の変化を連続的に対比し、ブラッグ波長の変化量に基づき、FBGセンサ1が敷設された場所(領域)での異常事象の有無を判断するので、基準値の更新による監視状態の一時的な解除を不要にして、異常事象を常時監視することができる。
また、FBGセンサ1の全てに異なる波長帯域を持つことを不要にするので、FBGセンサ1に入射する光源3の帯域の制限によるFBGセンサ1の設置個数を大幅に緩和し、FBGセンサ1を備えた光ファイバ2を長距離で敷設することができる。更に、最小限のFBGセンサ1によって光ファイバ2の一定範囲内の異常事象を認識し得るので、FBGセンサ1の個数等を減らしてコストを大幅に低減することができる。
実施の形態の第一例において、光学フィルタ5は光ファイバ・ファブリペローフィルタであると、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域が短いので、変化を検出する分解能が高く、異常事象の発生を迅速且つ容易に検出することができる。ここで、光ファイバ・ファブリペローフィルタの波長間隔(FSR)は、0.1pm以上500pm以下である場合に異常事象を好適に検出し、波長間隔(FSR)が0.1pm未満の場合には信号の情報量が多すぎるという問題があり、波長間隔(FSR)が500pmより大きい場合には透過域が長くなり過ぎ、異常事象の検出感度が大幅に低下するという問題がある。また、光ファイバ・ファブリペローフィルタのFinesse=(波長間隔(FSR)/半値幅)は10以上1000以下である場合に異常事象を好適に検出し、Finesseが10未満の場合には光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過帯域半値幅が広すぎるため、光ファイバ・ファブリペローフィルタを透過する光量が多すぎて、FBGセンサのブラッグ波長の変化の識別が難しくなるという問題があり、Finesseが1000より大きい場合には光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過帯域半値幅が狭すぎるため光ファイバ・ファブリペローフィルタを透過する光強度が低下し、この場合もFBGセンサのブラッグ波長の変化の識別が難しくなり、異常事象の検出感度が大幅に低下するという問題がある。なお、FBGセンサ1は、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過光強度の変化を検知し易くするため、アポダイズド処理されたものが好ましい。
以下本発明を実施する形態の第二例を図面を参照しつつ説明する。図6は本発明を実施する形態の第二例を示すものである。
第二例の異常検知システムは、塀、フェンス等の乗り越えや破壊行為、無人居室内への侵入行為、無人エリアでの放火や自然発火等を検出するためのものであって、更に監視区域が大きく、光ファイバの敷設距離が長く構成されている。
全体の構成は、複数のFBGセンサ11を中途位置に配置する複数の光ファイバ12(図6では四本)と、光を連続的に出力する光源13と、光源13からの光を分岐して夫々の光ファイバ12へ向かわせる光カプラ14と、夫々の光ファイバ12に対応するようFBGセンサ11と光カプラ14との間に位置して接続される複数の光サーキュレータ15と、夫々の光ファイバ12に対応するよう光サーキュレータ15から分岐した光を入射させる複数の光学フィルタ16と、夫々の光学フィルタ16に対応して光学フィルタ16等からの信号を変換する光電変換器17と、光電変換器17からの信号を処理する信号処理装置(計測手段)18と、信号処理装置18からの指令信号により警報を発信する警報発信装置(警報手段)19とを備えている。
光ファイバ12は、光源13から光カプラ14へ入射光を導波する第一の光ファイバ部12aと、光カプラ14から光サーキュレータ15へ入射光を導波する第二の光ファイバ部12bと、光サーキュレータ15からFBGセンサ11へ入射光を導波する第三の光ファイバ部12cと、光サーキュレータ15から分岐して光学フィルタ16へFBGセンサ11からの反射光を導波する第四の光ファイバ部12dと、光学フィルタ16から光電変換器17へ透過光を導波する第五の光ファイバ部12eとから構成されている。また光電変換器17から信号処理装置18へは電気信号により信号が伝達される連絡線20で構成されている。
FBGセンサ11は、光ファイバ12のコア部分に光軸方向に沿って一定の間隔で回折格子を形成しており、検査対象のひずみや温度変化により反射波長を変化させ、検査対象のひずみ等を検出するようになっている。また、一本(一系統)の光ファイバ12に配置される複数のFBGセンサ11は、全て同一のブラッグ波長を備えて直列に配置されている。ここで、光ファイバ12に配置されるFBGセンサ11は、光ファイバ12のラインごとにブラッグ波長を変更しても良いし、同一にしても良い。また、一本(一系統)の光ファイバ12に配置されるFBGセンサ11は、所定の間隔を備えて配置されており、この間隔は1個のFBGセンサ11がひずみや温度変化を検出し得る範囲内になっている。
光源13は、第一例と同様に、第一の光ファイバ部12aへ光を連続的に出力する広帯域のものが適用されている。
光カプラ14は、接続された光ファイバ12の数に対応するように入射光を分岐して夫々の光ファイバ12へ更に入射させるようになっている。
光サーキュレータ15は、光ファイバ12の入射光または反射光による導波の方向を制御するように構成されており、具体的には、光源13からの入射光を第三の光ファイバ部12cへ導波させると共に、FBGセンサ11からの反射光を第四の光ファイバ部12dへ導波させるようになっている。
光学フィルタ16は、夫々、光ファイバ・ファブリペローフィルタ(FFP(Fiber Fabry-Perot))であり、第一例と同様に構成されている。
光電変換器17は、光ファイバ・ファブリペローフィルタからの透過光を電気信号(電圧)に変換するように構成されている。ここで、光電変換器17による電気信号は、FBGセンサ11のひずみ及び温度変化の大きさに対応して時間な変動を生じるようになっている。
信号処理装置(計測手段)18は、夫々の光学フィルタ16からの信号をまとめるよう、単位時間ごとに電圧信号を集録し、電気信号の変動回数を読み取るか、または信号の周波数解析により最も顕著な周波数を読み取り、所定の関数処理を行うようにしている。
警報発信装置(警報手段)19は、所定の条件になった場合に警報アラームの出力や警報ランプの点滅等を生じるようになっている。ここで、警報発信装置19は、図6に示す如く信号処理装置18と一体化しても良い。
以下本発明の異常検知システムを実施する形態の第二例の作用を説明する。
異常検知システムにおいて、塀、フェンス等の乗り越えや破壊行為、無人居室内への侵入行為、無人エリアでの放火や自然発火等を検出する際には、予め設置段階として、塀、フェンス、無人居室、無人エリア等の監視場所に、FBGセンサ11を備えた光ファイバ12を敷設する。
監視を開始した際には、広帯域の光源13から計測光を第一の光ファイバ部12aへ連続的に照射し、計測光を、第一の光ファイバ部12aから光カプラ14に入射し、次に光カプラ14から光サーキュレータ15を介して夫々の光ファイバ12のライン(FBGセンサ列)へ入射し、続いてFBGセンサ11によりブラッグ波長で反射光を発生させ、その後、夫々の光ファイバ12のライン(FBGセンサ列)で第一例と略同様に処理する。
ここで、第二例において光ファイバ・ファブリペローフィルタに入射する光は、個々のFBGセンサ11からの反射光の波長が異なる成分のみが加算されたものとなっており、FBGセンサ列のブラッグ波長を同じにすることから、最も光サーキュレータ15に近いFBGセンサ11からの反射光が強く、その下流にあるFBGセンサ11からは、それぞれ重ならない波長のみが光ファイバ・ファブリペローフィルタに入射される。
このとき、異常事象の発生により、一本の光ファイバ12において一つのFBGセンサ11にブラッグ波長変化が生じた場合には、その反射光は、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過光強度の変化となり、一本の光ファイバ12のライン(FBGセンサ列)に何らかの変化が生じたことを識別し得る。
また、異常事象の発生により、複数のFBGセンサ11にブラッグ波長の変化が生じた場合には、一つのFBGセンサ11にブラッグ波長の変化が生じた場合と同様に、一本の光ファイバ12(FBGセンサ列)からの反射光スペクトルの帯域の変化となり、光ファイバ・ファブリペローフィルタを透過する光強度の変化の両方が生じ、異常事象の発生有無を検知する。
而して、このように実施の形態の第二例によれば、第一例と略同様な作用効果を得ることができる。また、同一のFBGセンサ11を用いて、複数の光ファイバ12(FBGセンサ列)によりある長さ領域の異常事象の監視を行うことができる。
実施の形態の第二例において、複数の光ファイバ12に同一のブラッグ波長のFBGセンサ11を直列に配置し、FBGセンサ列で異常事象の有無を常時監視すると、複数のFBGセンサ11において互いに識別し得るよう、異なる波長帯域を設定することを不要にするので、一本の光ファイバ12に配置できるFBGセンサ11の個数制限を無くし、複数のFBGセンサ11を備えた光ファイバ12を長距離で敷設することができる。
また、光ファイバ12のライン(FBGセンサ列)は並列の構成にできるため、全て同じブラッグ波長のFBGセンサ11を使用することが可能であり、光源13の波長帯域に制限があっても広範囲で異常事象の監視を行うことができる。更に、同一のFBGセンサ11の有効的な長さは、例えば、監視カメラ1台が監視できる空間と同程度とすれば、FBGセンサ11からの信号を基に、侵入や火災等の異常事象に対して監視カメラと連携した監視を行うことができる。
実施の形態の第二例において、光源13からの光を分岐する光カプラ14を備え、光カプラ14により光を複数の光ファイバ12へ入射させて広範囲の異常事象の有無を常時監視を行うと、容易に光ファイバ12のライン(FBGセンサ列)を並列の構成にできるため、光源13の波長帯域に制限があっても好適に広範囲で異常事象の監視を行うことができる。
以下本発明を実施する形態の第三例を図面を参照しつつ説明する。図7は本発明を実施する形態の第三例を示すものである。
第三例の異常検知システムは、塀、フェンス等の乗り越えや破壊行為、無人居室内への侵入行為、無人エリアでの放火や自然発火等を検出するためのものであって、更に監視区域が大きく、光ファイバの敷設距離が長く構成されている。
全体の構成は、複数個で且つ複数種のFBGセンサ21を中途位置に配置する複数の光ファイバ22(図7では四本)と、光を連続的に出力する光源23と、光源23からの光を分岐して夫々の光ファイバ22へ向かわせる光カプラ24と、夫々の光ファイバ22に対応するようFBGセンサ21と光カプラ24との間に位置して接続される複数の光サーキュレータ25と、夫々の光ファイバ22に対応するよう光サーキュレータ25から分岐した光を、異なるブラッグ波長のFBGセンサ21に対応して更に分岐する複数の光スプリッタ26と、光スプリッタ26から分岐した光を入射させる複数の光学フィルタ27と、夫々の光学フィルタ27に対応して光学フィルタ27等からの信号を変換する光電変換器28と、光電変換器28からの信号を処理する信号処理装置(計測手段)29と、信号処理装置29からの指令信号により警報を発信する警報発信装置(警報手段)30とを備えている。
光ファイバ22は、光源23から光カプラ24へ入射光を導波する第一の光ファイバ部22aと、光カプラ24から光サーキュレータ25へ入射光を導波する第二の光ファイバ部22bと、光サーキュレータ25からFBGセンサ21へ入射光を導波する第三の光ファイバ部22cと、光サーキュレータ25から分岐して光スプリッタ26へFBGセンサ21からの反射光を導波する第四の光ファイバ部22dと、光スプリッタ26から光学フィルタ27へ反射光を導波する第五の光ファイバ部22eと、光学フィルタ27から光電変換器28へ透過光を導波する第六の光ファイバ部22fとから構成されている。また光電変換器28から信号処理装置29へは電気信号により信号が伝達される連絡線31で構成されている。
FBGセンサ21は、光ファイバ22のコア部分に光軸方向に沿って一定の間隔で回折格子を形成しており、検査対象のひずみや温度変化により反射波長を変化させ、検査対象のひずみ等を検出するようになっている。また、一本(一系統)の光ファイバ22に配置される複数のFBGセンサ21は、一つのブラッグ波長により統一された複数のFBGセンサ21aの単位群λaと、他のブラッグ波長により統一された複数のFBGセンサ21bの単位群λbとを備えており、夫々、異なるブラッグ波長のFBGセンサ21a,21bの単位群λa,λbは、一本(一系統)の光ファイバ22に直列に配置されている。ここで、光ファイバ22に配置されるFBGセンサ21の単位群の個数は、2個以上であり且つ光源23の帯域の制限を超えないものでならば、特に限定されるものではない。また、一本の光ファイバ22に配置されるFBGセンサ21同士の間隔は、1個のFBGセンサ21がひずみや温度変化を検出し得る範囲内になっている。
光源23は、第一例と同様に、第一の光ファイバ部22aへ光を連続的に出力する広帯域のものが適用されている。
光カプラ24は、接続された光ファイバ22の数に対応するように入射光を分岐して夫々の光ファイバ22へ更に入射させるようになっている。
光サーキュレータ25は、光ファイバ22の入射光または反射光による導波の方向を制御するように構成されており、具体的には、光源23からの入射光を第三の光ファイバ部22cへ導波させると共に、FBGセンサ21からの反射光を第四の光ファイバ部22dへ導波させるようになっている。
光スプリッタ26は、一本(一系統)の光ファイバ22に直列に配置されたFBGセンサ21の単位群に対応して、異なるブラック波長ごとに区分けするように反射光を分岐し、夫々の光学フィルタ27へ導波するようになっている。なお、複数の光ファイバ22には、夫々対応する光スプリッタ26、光学フィルタ27、光電変換器28、信号処理装置29、警報発信装置30を備えており、図7では、一本(一系統)の光ファイバ22にのみ、光スプリッタ26、光学フィルタ27、光電変換器28を示している。
光学フィルタ27は、夫々、光ファイバ・ファブリペローフィルタ(FFP(Fiber Fabry-Perot))であり、第一例と同様に構成されている。
光電変換器28は、光ファイバ・ファブリペローフィルタからの透過光を電気信号(電圧)に変換するように構成されている。ここで、光電変換器28による電気信号は、FBGセンサ21のひずみ及び温度変化の大きさに対応して時間な変動を生じるようになっている。
信号処理装置(計測手段)29は、夫々の光学フィルタ27からの信号をまとめるよう、単位時間ごとに電圧信号を集録し、電気信号の変動回数を読み取るか、または信号の周波数解析により最も顕著な周波数を読み取り、所定の関数処理を行うようにしている。
警報発信装置(警報手段)30は、所定の条件になった場合に警報アラームの出力や警報ランプの点滅等を生じるようになっている。ここで、警報発信装置30は、図7に示す如く信号処理装置29と一体化しても良い。
以下本発明の異常検知システムを実施する形態の第三例の作用を説明する。
異常検知システムにおいて、塀、フェンス等の乗り越えや破壊行為、無人居室内への侵入行為、無人エリアでの放火や自然発火等を検出する際には、予め設置段階として、塀、フェンス、無人居室、無人エリア等の監視場所に、FBGセンサ21を備えた光ファイバ22を敷設する。
監視を開始した際には、広帯域の光源23から計測光を第一の光ファイバ部22aへ連続的に照射し、計測光を、第一の光ファイバ部22aから光カプラ24に入射し、次に光カプラ24から光サーキュレータ25を介して夫々の光ファイバ22のライン(FBGセンサ列)へ入射し、続いてFBGセンサ21によりブラッグ波長で反射光を発生させ、その後、夫々の光ファイバ22のライン(FBGセンサ列)で第一例、第二例と略同様に処理する。
而して、このように実施の形態の第三例によれば、第一例、第二例と略同様な作用効果を得ることができる。また、FBGセンサ21の単位群を用いて、複数の光ファイバ22(FBGセンサ列)によりある長さ領域の異常事象の監視を行うことができる。
実施の形態の第三例において、一本(一系統)の光ファイバ22に異なるブラッグ波長のFBGセンサ21を直列に配置し、各FBGセンサ21からの反射光を光スプリッタ26により分岐し、異常事象の有無を常時監視すると、極めて広範囲で異常事象の監視を行うことができる。また、FBGセンサ21に入射する光源23の帯域の制限によるFBGセンサ21の設置個数を大幅に緩和し、FBGセンサ21を備えた光ファイバ22を長距離で敷設することができる。
尚、本発明の異常検知システムは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態例の第一例の構成を示すブロック図である。 光ファイバ・ファブリペローフィルタの光学特性を示す概念図である。 ブラッグ波長変化と光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過強度の変化を示す概念図である。 異常事象を検知するステップを示す前半のフローである。 異常事象を検知するステップを示す後半のフローである。 本発明を実施する形態の第二例の構成を示すブロック図である。 本発明を実施する形態の第三例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 FBGセンサ
2 光ファイバ
3 光源
4 光サーキュレータ
5 光学フィルタ
6 光電変換器
7 信号処理装置(計測手段)
11 FBGセンサ
12 光ファイバ
13 光源
14 光カプラ
15 光サーキュレータ
16 光学フィルタ
17 光電変換器
18 信号処理装置(計測手段)
21 FBGセンサ
21a FBGセンサ
21b FBGセンサ
22 光ファイバ
23 光源
24 光カプラ
25 光サーキュレータ
26 光スプリッタ
27 光学フィルタ
28 光電変換器
29 信号処理装置(計測手段)
λa FBGセンサの単位群
λb FBGセンサの単位群

Claims (4)

  1. FBGセンサを配置する光ファイバと、該光ファイバへ光を連続的に出力する光源と、前記FBGセンサのブラッグ波長で発生した反射光を分離する光サーキュレータと、前記反射光を入射させる光ファイバ・ファブリペローフィルタと、該光ファイバ・ファブリペローフィルタで設定される透過域を基準にして処理する計測手段とを備え、
    前記計測手段は、FBGセンサのブラッグ波長の変化を連続的に対比するように、信号が一定時間に光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数を記録すると共に、回数の変化を記録し、光ファイバ・ファブリペローフィルタの透過域を通過した回数と、回数による履歴の変化とから異常事象の判断を行い、
    外気の温度変化がある場合であっても、ブラッグ波長の変化量に基づき、FBGセンサが敷設された検知箇所での異常事象の有無を常時監視するように構成されたことを特徴とする異常検知システム。
  2. 複数の光ファイバに同一のブラッグ波長のFBGセンサを直列に配置し、FBGセンサ列で異常事象の有無を常時監視することを特徴とする請求項1に記載の異常検知システム。
  3. 光源からの光を分岐する光カプラを備え、該光カプラにより光を複数の光ファイバへ入射させて広範囲の異常事象の有無を常時監視することを特徴とする請求項1に記載の異常検知システム。
  4. 一系統の光ファイバに異なるブラッグ波長のFBGセンサを直列に配置し、各FBGセンサからの反射光を光スプリッタにより分岐し、異常事象の有無を常時監視することを特徴とする請求項1または2に記載の異常検知システム。
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