JP4742309B2 - 監視装置 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態1に係る監視装置の基本構成を説明する図である。実施の形態1に係る監視装置は漏洩同軸ケーブル(以降、LCXと称する)を用いるものであり、一対の送信LCX1および受信LCX2、送信LCX1の一端に接続してスペクトラム拡散された信号を発生する信号発生器3、受信LCX2の一端に接続してスペクトラム拡散された信号を受信する信号受信器4、信号発生器3および信号受信器4に接続してシステム全体を管理する管理装置5、ならびに警報を発報する警報器6からなる。
なお、送信LCX1および受信LCX2は、送信用漏洩伝送路および受信用漏洩伝送路に相当し、管理装置5は検出部に相当する。
管理装置5が信号の送信を信号発生器3に指令すると、信号発生器3は送信用信号をスペクトラム拡散して送信LCX1に出力する。スペクトラム拡散された送信用信号であるスペクトラム拡散信号は送信LCX1のスリットから電波として放射される。この信号は受信LCX2のスリットに入射し、信号受信器4で受信される。
送信LCX1から放射されて受信LCX2に入射したスペクトラム拡散信号には、伝播した距離に比例して遅れが生じる。このスペクトラム拡散信号の遅れは、信号発生器3が発生したスペクトラム拡散信号の位相と信号受信器4が受信したスペクトラム拡散信号の位相との差に現われる。この位相差を用いれば、測定位置において一定間隔で信号を受信しているのと同等の監視を実現できる。ここで、測定位置とは送信LCX1または受信LCX2のケーブル方向の距離であり、例えば、信号発生器3が接続した送信LCX1の一端を原点として、他端に向かって位置が大きくなるものである。
図2(b)および図3(b)は、管理装置5が、信号受信器4が受信したスペクトラム拡散信号の電波強度から、測定位置での信号レベルを計算して求めたものである。横軸は測定位置を、縦軸は各位置における信号レベルを示す。
したがって、「侵入物が存在する」と判断する信号レベルの減少量や変化率を予め定めておけば、スペクトラム拡散信号を解析して得られた信号レベルの減少量や変化率を予め定めた値と比較することにより、監視対象とする侵入物7の有無を判別することができる。
監視装置は、送信LCX1および受信LCX2の間に存在する物体の有無を検知する。送信LCX1および受信LCX2の間の領域を感知領域とすると、感知領域が侵入禁止区域8を覆うことにより、侵入禁止区域8を平面的に監視することができる。また、感知領域が侵入禁止区域8を覆う面積が大きい程、侵入禁止区域8における侵入物7をより確実に検出することができる。
なお、スリット9aおよび9b、ならびにシールド10aおよび10bは、スペクトラム拡散信号の混信状況により、どちらか一方を設置しても良く、両方を設置しても良い。
実施の形態1では、スリット9aおよび9b、ならびにシールド10aおよび10bを備えることで、スペクトラム拡散信号の混信の発生を回避していた。実施の形態2では、スリット9aおよび9bやシールド10aおよび10bなどの補助部材を用いずに、送信LCX1同士または受信LCX2同士の隣接距離を広く取っている。
実施の形態1および2では、一対の送信LCX1および受信LCX2を折り曲げて侵入禁止区域8内に敷設していたが、実施の形態3では、送信LCX1、受信LCX2、信号発生器3および信号受信器4を複数備える。
信号発生器3が発生する信号の周波数、および信号受信器4が受信すべき信号の周波数は、監視装置の動作前に予め定めておいても良く、また監視中に変更しても良い。また、信号発生器3および信号受信器4を直接調整しても良く、信号発生器3および信号受信器4はメイン管理装置11や管理装置5などの上位装置からの指示により送受信する信号の周波数を変更しても良い。
しかし、管理装置5を用いず、信号発生器3および信号受信器4の全てをメイン管理装置11に接続させても良い。この場合、メイン管理装置11は、複数の信号発生器3および複数の信号受信器4を個別に認識し、使用する周波数の指定や信号の送受信を信号発生器3および信号受信器4ごとに行なうことが必要である。さらに信号発生器3および信号受信器4を対ごとに管理し、侵入物7の有無を対ごとに検知する必要がある。
Claims (5)
- 監視領域の所定方向において並設するよう前記監視領域内に曲げて配置された一本の送信用漏洩伝送路、
この送信用漏洩伝送路と一対になるとともに前記送信用漏洩伝送路に対向するように前記監視領域内に曲げて配置された一本の受信用漏洩伝送路、
前記送信用漏洩伝送路の一端に接続すると共にスペクトラム拡散信号を発生して前記送信用漏洩伝送路に出力する信号発生器、
前記受信用漏洩伝送路の一端に接続すると共にスペクトラム拡散信号を受信する信号受信器、
前記信号発生器が発生した前記スペクトラム拡散信号および前記信号受信器が受信した前記スペクトラム拡散信号の信号強度に基づき前記監視領域内の侵入物を検知し、信号強度の変化率に基づき前記侵入物が移動物体か静物かを判別する検出部
を備えたことを特徴とする監視装置。 - 送信用漏洩伝送路および受信用漏洩伝送路において対向し合う部分にのみスリットを施したことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
- 送信用漏洩伝送路において前記送信用漏洩伝送路と隣接する側にシールドを設け、
受信用漏洩伝送路において前記受信用漏洩伝送路と隣接する側にシールドを設けたことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。 - 隣接し合う送信用漏洩伝送路の間の距離または隣接し合う受信用漏洩伝送路の間の距離が、対向し合う前記送信用漏洩伝送路と前記受信用漏洩伝送路との間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
- 一対の送信用漏洩伝送路および受信用漏洩伝送路、
前記送信用漏洩伝送路の一端に接続すると共にスペクトラム拡散信号を発生して前記送信用漏洩伝送路に出力する信号発生器、
前記受信用漏洩伝送路の一端に接続すると共に前記スペクトラム拡散信号を受信する信号受信器をそれぞれ複数備えるとともに、
前記信号発生器が発生した前記スペクトラム拡散信号および前記信号受信器が受信した前記スペクトラム拡散信号の信号強度に基づき監視領域内の侵入物を検知し、信号強度の変化率に基づき前記侵入物が移動物体か静物かを判別する検出部を備え、
前記送信用漏洩伝送路および前記受信用漏洩伝送路からなる組の複数を前記監視領域内に配置し、複数の前記信号発生器は互いに異なる周波数の前記スペクトラム拡散信号を発生することを特徴とする監視装置。
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