JP2013539042A - 光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器 - Google Patents

光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器を提供すること。
【解決手段】一つのワイドスペクトラムライトを提供する光源と、少なくとも一つの光ファイバセンサアレイと、一つの調節可能マルチビームジェネレータと、少なくとも一つの光ファイバリングと、少なくとも一つの光電測探機とを有し、光ファイバセンサアレイはセンサ光ファイバが次々と接続されることにより構成され、隣接するセンサの接続端面はオンライン部分の反射鏡を形成し、調節可能マルチビームジェネレータは固定アームと調節可能アームとを有し、固定アームと調節可能アームとの間の光路差は調節可能であり、センサアレイの各センサの光路長とマッチし、光ファイバリングはダブルビームまたはマルチビームジェネレータが生成した信号をセンサアレイに結合し、且つセンサアレイから返送された信号を光電測探機に結合し、光電測探機は光ファイバリングに接続される。本発明は多地点ひずみまたは変形などの物理量のオンラインリアルタイムのモニタリング及び測定を実現することができ、光源パワーのロスが小さく、効率的であり、安定性が優れている。

Description

本発明はセンサ分野の自己相関器に関し、特に応力、ひずみ、温度など、絶対光路長の変化をもたらす分散型測定設備に関する。
ワイドスペクトラムライト(Wide Spectrum Light)を光源とし、光ファイバを伝送媒体とする干渉計を白光光ファイバ干渉計という。従来の光ファイバ白光干渉計は、通常、一つのセンサアームと一つの調節可能なリファレンスアームを有し、センサアームとリファレンスアームに沿って伝送した信号は光電測探機によって探測される。センサアームとリファレンスアームの光路差が光源の相関長より小さい場合は、双方パスの信号は干渉を起こす。白光干渉縞の特徴は、中心縞という一つのメイン最大値を有し、リファレンス光と測定光の光路長が絶対的に同一である場合に対応し、この場合を「リファレンス光と測定光の光路長がマッチする」という。測定アームの光路長が変化したとき、光ファイバ遅延線の遅延量を変更することによって、リファレンス信号の光路長を変更させ、中心干渉縞を取得することができる。中心縞の位置は測定に的確な絶対位置の参考を提供し、測定光が外部の測定すべき物理量の影響のもとでその光路長が変化した場合にリファレンスアームの光路長を調整さえすれば、白光干渉縞の位置の変化を得ることができ、これにより測定される物理量の絶対変化値を取得することができる。他の光ファイバ干渉計と比べ、光ファイバ白光干渉は高感度、本質的安全、耐磁界干渉などの利点の他に、応力、ひずみ、温度などの測定すべき量を絶対測定できることが最大の特徴である。したがって、白光干渉性光ファイバ干渉計は、物理量、機械量、環境量、化学量、生物医学量の測定に広く応用されている。
実際の応用において、特に建築構造の監視測定において、通常は建築構造に対して長距離、多地点の準分散式測定を行う必要があるため、光ファイバセンサに比較的長いゲージ長が必要となる。しかしながら、従来の光ファイバ白光干渉計の構造については、センサ光ファイバのゲージ長はリファレンスアームにおける調節可能な距離範囲の制限を受ける。また、長距離の調節可能範囲を得られたとしても、光信号の長距離のスペース光路での伝送ロスもかなり大きい。
以上の問題を解決するために、一連の端面切断が優れている短距離光ファイバを一つの長距離の光ファイバアレイに多重させることができる。センサアレイにおいて、各センサは次々と接続され、隣接するセンサの接続端面は反射鏡の一部を構成し、隣接反射鏡が反射した信号の間に干渉が起きる。
1995年に米国H−P社Wayne V.SorinとDouglas M.Baneyは光路長自己相関器に基づく白光干渉センサの多重方法(米国特許:特許番号555740)を公開し、マイケルソン干渉計の構造を基に、光信号がマイケルソン干渉計の固定アームと可変スキャンアームとの間に形成する光路差と光ファイバセンサの前後両端面の反射光信号の光路差とのマッチを利用して光路長自己相関を実現し、当該センサの白光干渉信号を獲得し、更にスキャンアームと固定アームとの間の光路差の大きさを変化させて、複数の次々と接続された直列光ファイバセンサアレイにおけるそれぞれのセンサの一つずつのマッチを利用して、光ファイバセンサのマルチパス多重を完了させる。
また、出願人が2007年と2008年に公開した低コヒーレントねじれサニャック光ファイバ変形センサ装置(中国特許出願番号:200710072350.9)と空間分割多重マッハ・ツェンダカスケード式光ファイバ干渉計及び測定方法(中国特許出願番号:200810136824.6)は主に光ファイバセンサの多重アレイのレイアウト過程において耐破壊の問題を解決するためのものであり、出願人が2008年に公開した光ファイバマッハ・ツェンダとマイケルソン干渉計アレイの組み合わせ測定計(中国特許出願番号200810136819.5)とツインアレイマイケルソン光ファイバ白光干渉ひずみ計(中国特許出願番号:200810136820.8)は主に白光光ファイバ干渉計のマルチパス多重において温度が測定に対する干渉及び温度とひずみを同時に測定する問題を解決するためのものであり、出願人が2008年に公開した簡易型マルチパス多重白光干渉光ファイバセンサ復調装置(中国特許出願番号:200810136826.5)と調節可能Fabry−perot共振空胴に基づく分散型光ファイバ白光干渉センサアレイ(中国特許出願番号:200810136833.5)はリング空胴、F−P空胴光路長自己相関器を導入し、主にマルチパス多重干渉計の位相構造を簡易化させ、共通光路を構成し、温度安定性を向上させるものであり、出願人が2008年に公開した二重基準長低コヒーレント光ファイバリングネットワークセンサ復調装置(中国特許出願番号:200810136833.5)は4×4光ファイバカプラ光路長自己相関器を導入し、多基準長センサの同時測定問題を解決することを目的とする。
しかしながら、上記の空間分割多重に基づく干渉計構造において、光源パワーの減衰が大きく、光源利用率が低く、光源により発せられる光はごくわずかな一部のみセンサアレイに到達し、測探機によって受信され干渉パターンを形成する。前記のW.V.Sorinが公開した光路構造では、センサアレイが反射した光信号が光ファイバカプラを通過するとき、半分の光のみがマイケルソン自己相関器に入り、もう半分の光は光源に接続された光路に沿ってロスしてしまう。また、マイケルソン自己相関器に入った光は、反射鏡によって反射された後、カプラ2を経由するときには、半分の光のみが光電測探機に入り、もう半分はカプラにフィードバックされる。したがって、このような構造は最大で1/4の光源パワーのみがセンサ過程に資する。一つだけのセンサアレイを含む場合、カプラのもう一つの出力ポートは使用されず、よって更に1/2の光パワーがロスし、光源の総使用率は最大で1/8となる。また、カプラによってフィードバックされた光は直接光源に入り、使用する光源類型はワイドスペクトラムライトであるが、レーザー光源に比べてフィードバックに対してあまり敏感ではなく、かといって大きすぎるフィードバック信号パワーでフィードバックをすると、特にSLDやASEなどの自発放射ゲインが比較的大きな光源の場合は、フィードバック光は光源の共振を招いてしまう。
いかなるセンサシステムにおいても、直接センサシステムの多重能力に影響するため、光源の有効利用率は重要なパラメータである。したがって、白光干渉に基づくセンサシステムの光源利用率は、実際応用において、重要な役割を果たしている。光源の利用率を3dB向上させた場合、同一の光源出力パワーの条件のもとで、センサシステムの多重できるセンサの数量は約倍増する。
本発明は、多地点のひずみまたは変形などの物理量のオンラインリアルタイムのモニタリングと測定を実現し、複数のセンサが一本の光ファイバにおいて多重する場合に、光源パワーロスが大きく、効率が低く、光路において光源フィードバック光が存在することに起因して、測定精度が悪化するなどの問題を解決するため、システムの安定性を向上させる光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器を提供することを目的とする。
本発明の目的は以下の方法で実現する。
本発明における光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器は、少なくとも一つの光ファイバセンサアレイと、一つのダブルビームまたはマルチビームジェネレータと、少なくとも一つの光ファイバリングと、少なくとも一つの光電測探機とが接続して構成され、
前記光ファイバセンサアレイはいくつかの端面切断が優れているセンサ光ファイバが次々と接続されることにより構成され、隣接する光ファイバの接続端面はオンライン部分の反射鏡を形成し、各部分の反射鏡はリファレンス光とセンサ光の一部を反射し、
前記ダブルビームまたはマルチビームジェネレータは一つの固定アームと一つの調節可能アームとを有し、固定アームと調節可能アームとの間の光路差は調節可能であり、センサアレイの各センサの光路長とマッチし、
前記光ファイバリングはダブルビームまたはマルチビームジェネレータが生成した信号をセンサアレイに結合し、且つセンサアレイから返送された信号を光電測探機に結合し、
前記光電測探機は、干渉信号を検出するために光ファイバリングに接続される。
本発明はいくつかの光ファイバセンサを一つまたは複数のセンサアレイに多重して実現する。隣接する二つのセンサの接続端面は一つの部分の反射鏡を構成する。光源から発せられるワイドスペクトラムライトはマルチビームジェネレータを介して、二パスに別かれ、第1パスは固定光路長を有し、第2パスは光路長が調節可能な遅延線を有する。二パスの光信号は同一の伝送パスに沿って、3ポート光ファイバリングを介して光ファイバセンサアレイに入り、順次光ファイバセンサアレイの各反射鏡によって反射されたあと、再び光ファイバリングを介して光電測探機によって探測される。
本発明のもっとも基本的な構成は、発光ダイオード(LED)、スーパールミネッセントダイオード(SLD)または自然放射増幅光(ASE)でもよい一つのワイドスペクトラム光源と、リファレンス信号とセンサ信号との間に各センサのゲージ長とマッチされた調節可能遅延を発生させるための位置が調節可能なスキャン反射鏡を有する調節可能マルチビームジェネレータと、光源出力光パワーの有効利用率を向上させることにより、センサシステムの多重能力を向上させるための一つまたは複数の光ファイバリングと、長さが数キロメートルに至り、または更に長くてもよい、リモートセンシング測定に用いられる入力/出力光ファイバと、いくつかの端面切断が優れ、一定の反射率を有する光ファイバが次々と接続されることにより構成され、隣接する二つの光ファイバの接続端面には一つの部分の反射鏡が形成される一つまたは複数の光ファイバセンサアレイと、干渉信号を検出するための一つまたは複数の光電測探機とを有する。
実際の応用では、マルチビームジェネレータの遅延線光路長とセンサアレイの一つのセンサの光路長がマッチした場合、光電測探機は干渉信号を検出する。スキャン反射鏡の位置はセンサのゲージ長と関係する。スキャン反射鏡の位置を調節することによって、遅延線の光路長を変化させ、遅延線を各センサの光路長とそれぞれマッチさせることができる。光ファイバセンサの長さが互いに少し異なる場合は、各干渉縞の位置は唯一の光ファイバセンサに対応する。
従来技術と比べ、本発明の特徴は主に以下のように現される。
1.光ファイバリングを導入することにより、光源出力パワーの有効利用率を向上させ、これによりセンサシステムの多重能力を向上させる。
2.一方向伝送の光路構造を構成し、ビームが光源にフィードバックすることを防止し、測定システムの安定性と信頼性を向上させる。
3.完全共通光路構造を構成し、マルチスケール準分散式完全共通光路の光路長マッチを実現し、光路がシステム探測に対する影響を減少させる。
本発明は多地点ひずみまたは変形などの物理量のオンラインアルタイムのモニタリングまたは測定を実現し、複数のセンサが一本の光ファイバにおいて多重する場合に、光源パワーロスが大きく、効率が低く、光路において光源フィードバック光が存在し、測定精度が悪化するなどの問題を解決し、システムの安定性を向上させる。光路差が調節可能なダブルビームまたはマルチビームジェネレータを採用すれば、リファレンス光路とセンサ光路との間に取り入れた光路遅延により、二つまたは複数の光路差が調節可能なクエリービーム(Query Beam)を生成する。これらの異なるクエリービームの光路差がいずれかの光ファイバセンサの前後二つの端面間の光路長が同一であるとき、低コヒーレント光の干渉を実現することができ、光ファイバセンサアレイまたはネットワークの分散式白光干渉ひずみセンサシステムの構成に用いることができる。
本発明の光ファイバリングに基づく自己相関器の装置構造模式図であり、少なくとも一つの光学遅延線を生成するための一つの光ファイバリング共振空胴を有する。 本発明の一つの光ファイバリングに基づく自己相関器の干渉信号の模式図であり、前記自己相関器のセンサアレイは六つの光ファイバセンサを有する。 本発明の光ファイバリングに基づく自己相関器のもう一つの装置構造模式図であり、一つの光学遅延線を生成するための一つの光ファイバフィゾー干渉計を有する。 本発明の光ファイバリングに基づく自己相関器のもう一つの装置構造模式図であり、マッハ・ツェンダ干渉計を用いて一つの光路差遅延線を生成し、固定光路長を有する信号のパスと調節可能光路長の信号パスとを有する。マッハ・ツェンダ干渉計における第二の光ファイバカプラは光路長遅延を二パスに分け、各パスは一つの光ファイバセンサアレイに接続される。 本発明の光ファイバリングに基づく自己相関器のもう一つの装置構造模式図であり、一つのマイケルソン干渉計を用いて一つの光路差遅延線を生成し、固定光路長を有する信号のパスと調節可能光路長の信号パスとを有する。図5(a)は一つの光ファイバセンサアレイのみ有し、図5(b)は図5(a)に示す装置の改良であり、二つの3ポート光ファイバリングを追加して、二つの光ファイバセンサアレイを構成することによって装置の多重能力を高め、図5(c)は図5(b)に示す装置の一つの変形であり、図5(b)の二つの3ポート光ファイバリングに替えて、一つの4ポート光ファイバリングを使用し、図5(d)は図5(b)に示す装置の拡張であり、二つの1×N光ファイバスターカプラと、いくつかの光ファイバリングと、光電測探機とによって一つの準分散式測定のための光ファイバセンサマトリックスを構成する。
以下に図面と共に、例を用いて本発明を更に詳しく説明する。
本発明の具体的な実施例は、光ファイバリングに基づき、建築構造の材料と幾何特性の分散式リアルタイムモニタリングと測定に用いられ、一つのダブルビームまたはマルチビームジェネレータと少なくとも一つの光ファイバセンサアレイを有する。マルチビームジェネレータは、固定光路長を有するセンサ信号と調節可能遅延線を有するリファレンス信号を発生させるために用いられる。マルチビームジェネレータは異なる構造を有してもよいが、少なくとも一つの光路長固定アームと一つの光路長調節可能アームと、を有していなければならず、光路長調節可能アームは光ファイバ端に接続された屈折率分布(GRIN)レンズと一つのリニア変位台に取り付けられたスキャン反射鏡によって構成する。スキャン反射鏡は光路長固定アームと光路長調節可能アームとの間の光路差を調節するために用いられ、各光ファイバセンサの光路長とマッチさせる。
本発明に記載する装置において、各光ファイバセンサは実質的には一つの端面切断が優れている光ファイバである。各センサアレイはいくつかの光ファイバが次々と接続されることにより構成され、隣接する二つの光ファイバの間の接続端には一つの部分の反射鏡が形成され、これにより光ファイバに沿って一連の相互に平行なオンライン反射鏡が構成される。センサアレイにおいて伝送される信号の減衰が速くなるのを防止するため、反射鏡の反射率はとても小さい。リファレンス信号、センサ信号は共にセンサアレイに沿って伝送され、且つ各反射鏡で一部の信号が反射される。反射された信号は同じパスに沿って後戻りし、光ファイバリングを介して光電測探機に到達する。センサアレイのいずれかのセンサの近端の反射鏡が反射したリファレンス信号の光路長と同一のセンサの遠端の反射鏡が反射したセンサ信号の光路長が等しいとき、測探機端で干渉信号が生じる。スキャン反射鏡の位置を用いて干渉縞の位置を示し、光ファイバのゲージ長に対応する。したがって、干渉縞をモニタリングすることで、いかなる光ファイバセンサの光路長を変化させる物理量も測定することができる。
注意すべきことは、センサアレイにおいて、すべての光ファイバセンサの長さはほぼ同一だが、相互に微差がある。更に注意すべきことは、本発明に記載する装置において、光ファイバ方向性カプラに替えて、光ファイバリングを使用することは、光源出力光パワーの有効利用率を大きく改善することができ、センサシステムの多重能力を向上させる。
具体的な実施例1
図1を用いて本実施例を説明する。調節可能マルチビームジェネレータ110は、光ファイバリング共振空胴構造に基づいており、2×2光ファイバ方向性カプラ116と、3ポート光ファイバリング111と、GRINレンズ113と、スキャン反射鏡115とからなる。光ファイバカプラ116の二つのポート116cと116dはそれぞれリング111の二つのポート111aと111cに接続される。リングの第3のポート111bはGRINレンズ113に接続される。スキャン反射鏡115が一つのリニア変位台に取り付けられ、且つその反射面をGRINレンズ113の光軸と垂直にさせることにより、GRINレンズ113とスキャン反射鏡115との間に調節可能マッチ距離114が得られる。光ファイバカプラ116のポート116bはもう一つの3ポート光ファイバリング120のポート120aに接続され、リング120のもう一つのポート120bは入力/出力光ファイバ130を通じて光ファイバセンサアレイ140に接続される。入力/出力光ファイバ130は数キロメートルに至り、または更に長くてもよく、リモートセンシング測定に用いられる。光ファイバセンサアレイ140は、N個の光ファイバセンサS1―Snが次々と直列に接続されることにより構成され、隣接するセンサが接続される接続端にオンライン部分の反射鏡R0―Rnが形成される。センサアレイにおいて伝送される信号の減衰が速すぎないようにするため、反射鏡R0―Rnの反射率はとても小さい。すべての光ファイバセンサS1―Snの長さはほぼ同一だが、相互に微差がある。光電測探機150は、光ファイバセンサアレイ140からのセンサ光信号とリファレンス光信号を探測し、これらの光信号を電気信号に変換するため、光ファイバリング120の第3のポート120cに接続される。
実際の応用において、光源100(一般的にはSLD)が発するワイドスペクトラムライトがマルチビームジェネレータ110に入った後、光ファイバ方向性カプラ116によって二ビームに分けられ、一ビームはセンサ光として直接光ファイバリング120を通じて光ファイバセンサアレイ140に入り、マルチビームジェネレータ110を通過する伝送パスは116a−116bであり、もう一つのビームはリファレンス光として、光ファイバリング111を通過した後、スキャン反射鏡115によって反射され、反射された光は再び光ファイバリング111を介して光ファイバカプラ116の入力端に戻り、これにより光ファイバリング共振空胴に基づく遅延線が形成される。遅延したリファレンス信号は再び光ファイバカプラ116によって二ビームに分けられ、一ビームはポート116cを通じて光ファイバリング120に入り、もう一つのビームはポート116cを通じてリング111に入り、反射されるプロセスを繰り返す。反射鏡115によって一回反射されたリファレンス光の伝送パスは116a−116c−111a−111b−115−111b−111c−116d−116bであり、反射鏡115によって二回反射されたリファレンス光の伝送パスは116a−116c−111a−111b−115−111b−111c−116d−116c−111a−111b−115−111b−111c−116d−116bであり、同じように類推していく。以上から、マルチビームジェネレータ110が発した隣接する二ビームの光信号の光路遅延は116c−111a−111b−115−111b−111c−116dであることが分かる。センサアレイ140において伝送されるセンサ光とリファレンス光は各センサS1―Snの両端の部分の反射鏡R0―Rnに反射され、反射光は同一の光路に沿って光ファイバリング120を介して光電測探機150に入る。
説明の便宜のため、光ファイバセンサS1の光路長をL1とし、光ファイバセンサS2の光路長をL2とし、同じように類推して、センサSnの光路長をLnとする。センサSjを例にとると、一部分のリファレンス光はSjの近端にある反射鏡Rj−1によって反射された後、光電測探機150に入り、一部分のセンサ光もSjの遠端にある反射鏡Rjによって反射された後、光電測探機に入る。測探機に到達したリファレンス光とセンサ光の間の光路差が光源100のコヒーレンス長より小さい場合、即ちマルチビームジェネレータ110の光路遅延116c−111a−111b−115−111b−111c−116dとセンサSjの光路長Ljとの差が光源100のコヒーレンス長より小さい場合、この二つのパスの光信号は干渉が発生する。同じく、マルチビームジェネレータ110の光路長遅延がもう一つのセンサSj+kの光路長Lj+kと等しくなるようにスキャン反射鏡115の位置を調整した場合、測探機115でもう一つの干渉パターンが得られる。干渉縞の中央縞の振幅が最大であり、リファレンス光とセンサ光との間の光路長の絶対的同一に対応する。したがって、干渉縞の位置と光ファイバセンサゲージ長の間に直接な対応関係を築くことができる。センサアレイ140における各センサのゲージ長が互いに異なる場合、各センサは唯一の干渉パターンに対応し、これにより異なるセンサからの信号を区別することができる。
図2は本発明の一つの光ファイバリングに基づく自己相関器の干渉信号である。前記の自己相関器のセンサアレイは六つの光ファイバセンサを有し、センサのゲージ長はL1<L2<・・・<L6を満たす。
注意すべきことは、マルチビームジェネレータ110において、調節可能なリファレンス光路の固定長さは各光ファイバセンサゲージ長の最小値よりやや小さく、且つスキャン反射鏡115の調節可能範囲はセンサの最大ゲージ長と最小ゲージ長の差よりやや大きい。更に注意すべきことは、異なるセンサに対応する干渉縞が重ならないようにするため、光ファイバセンサゲージ長の間の最小長さの差はこの二つのセンサの最大変形量に光源100のコヒーレンス長の二倍を加えたものより大きい。
具体的な実施例2
図3を用いて、建築構造の材料と幾何特性の変化を測定するための本実施例を説明する。調節可能マルチビームジェネレータ210は、光ファイバフィゾー干渉計構造に基づいており、一つのGRINレンズ213と、一つのスキャン反射鏡215とを有する。4ポート光ファイバリング220の各ポートの接続方法は以下のとおりであり、即ちポート220aは光源200に接続され、ポート220bはマルチビームジェネレータ210におけるGRINレンズ213に接続され、ポート220cはインポート/アウトポート光ファイバ230を通じて光ファイバセンサアレイ240に接続され、ポート220dは光電測探機250に接続される。前記GRINレンズ213の上表面は一定の反射率と透過率を有し、且つ反射率と透過率は需要に基づき選択することができる。スキャン反射鏡213は一つのリニア変位台の上に取り付けられ、且つその反射面をGRINレンズ213の光軸と垂直にさせることにより、GRINレンズ213とスキャン反射鏡215との間に一つの調節可能なマッチ距離214が得られる。光ファイバセンサアレイ240はN個の光ファイバセンサS1−Snが次々と直列に接続されることにより構成され、隣接するセンサが接続される接続端でオンライン部分の反射鏡R0−Rnが形成される。センサアレイにおいて伝送される信号の減衰が速すぎないようにするため、反射鏡R0―Rnの反射率はとても小さい。前記の光ファイバセンサS1−Snはいくつかの端面切断が優れ、一定の反射率を有する光ファイバであり、各光ファイバの長さは互いに異なるが、ほとんど同一である。
実際の応用において、光源200(一般的にはSLD)が発するワイドスペクトラムライトは、リング220のポート220aと220bを通じてマルチビームジェネレータ210に入り、GRINレンズ213によって二ビームに分けられ、一ビームはセンサ信号として、GRINレンズの上表面に反射され、リング220のポート220bと220cを介してインポート/アウトポート光ファイバ230に入り、もう一つのビームはリファレンス信号として、GRINレンズ213を通り抜けてスキャン反射鏡215に反射された後、GRINレンズ213に戻り、且つGRINレンズ213の上面でまた二ビームに分けられ、そのうちの一ビームはGRINレンズ213を通り抜けてリング220のポート220aと220bを介してインポート/アウトポート光ファイバ230に入り、もう一つの部分の光はGRINレンズ213の上表面に反射された後、再びスキャン反射鏡215に到着し、もう一度反射された後、GRINレンズ213に到着し、同じように類推していき、一連の同じ光路差を有する信号が発生する。スキャン反射鏡215に一回反射された光と直接GRINレンズ213に反射された光との間の光路差は2X(Xは調節可能間隔214の光路差)であり、スキャン反射鏡215に二回反射された光と一回反射された光との間の光路差も2Xであり、同じように類推していき、スキャン反射鏡215にk+1回反射された光とk回反射された光との間の光路差も2Xである。光路差2Xの大きさはスキャン反射鏡215の位置を調節することによって変化させることができる。
図1に記載する説明と同じように、光ファイバセンサS1の光路長をL1とし、光ファイバセンサS2の光路長をL2とし、同じように類推して、センサSnの光路長をLnとする。同じようにセンサSjを例にとると、一部分のリファレンス光はSjの近端にある反射鏡Rj−1によって反射された後、光電測探機250に入り、一部分のセンサ光もSjの遠端にある反射鏡Rjによって反射された後、光電測探機250に入る。測探機250に到着するリファレンス光とセンサ光との間の光路差が光源200のコヒーレンス長より小さい場合、即ちマルチビームジェネレータ210において調節可能光路長XとLjとの差が光源200のコヒーレンス長より小さいとき、当該二つのパスの光信号は干渉が発生する。同じく、マルチビームジェネレータ210の光路長Xがもう一つのセンサSj+kの光路差Lj+kと等しくなるようにスキャン反射鏡215の位置を調整した場合、測探機250でもう一つの干渉パターンが得られる。干渉縞の中央縞の振幅が最大であることは、リファレンス光とセンサ光との間の光路長の絶対的同一に相当する。したがって、干渉縞の位置と光ファイバセンサゲージ長の間に直接な対応関係を築くことができる。センサアレイ240における各センサのゲージ長が互いに異なる場合、各センサは唯一の干渉パターンに対応する。
具体的な実施例3
図4を用いて本実施例を説明する。本発明に記載する装置の多重能力を向上させるため、調節可能ダブルビームジェネレータ310は光ファイバマッハ・ツェンダ干渉計構造に基づくものであり、一つの1×2光ファイバ方向性カプラ311と、一つの2×2光ファイバ方向性カプラ317と、一つの3ポート光ファイバリング312と、一つのGRINレンズ313と、一つのスキャン反射鏡315とを有する。光ファイバカプラ311の一つの出力ポートhは直接光ファイバカプラ317の一つの入力ポートiに接続され、一つの光路長固定アーム316を構成してセンサ光路の一部分となり、光ファイバカプラ311のもう一つの出力ポートbと光ファイバカプラ317の第2の入力ポートfはそれぞれ光ファイバリング312の二つのポートcとeと接続されてリファレンス光路の一部分となる。リング312の第3のポートdはGRINレンズ313に接続され、スキャン反射鏡315が反射してきた光信号を受信する。スキャン反射鏡315が一つのリニア変位台の上に取り付けられ、且つその反射面をGRINレンズ313の光軸と垂直にさせることにより、GRINレンズ313とスキャン反射鏡315との間に一つの調節可能なマッチ距離314が得られる。
光ファイバカプラ317の二つの出力ポートgとjはそれぞれ光ファイバリング321と322の入力ポート321aと322aに接続され、ポート321bと322bはそれぞれインポート/アウトポート光ファイバ331と332を通じてセンサアレイ341と342に接続される。センサアレイ341は、N個の光ファイバセンサS11―S1nが次々と直列に接続され、隣接するセンサの接続端にオンライン部分の反射鏡R10―R1nが形成される。同じように、光ファイバセンサアレイ342は、M個(Nと等しくてもよい)の光ファイバセンサS21―S2mが次々と直列に接続され、隣接するセンサの接続端にオンライン部分の反射鏡R21―R2mが形成される。センサアレイにおいて伝送される信号の減衰が速くなるのを防止するため、すべての反射鏡の反射率はとても小さい。すべての光ファイバセンサの長さはほぼ同一だが、相互に微差がある。光電測探機351と352は、光ファイバセンサアレイ341と342からのセンサ光信号とリファレンス光信号を受信し、これらの光信号を電気信号に変換するため、それぞれポート321cと322cに接続される。
注意すべきことは、図4に記載するマッハ・ツェンダ干渉計に基づく自己相関器は、前記装置における各素子本来のロスと接続点の挿入ロスを考慮しなければ、光源出力光パワーの有効利用率はほぼ100%に達することができ、したがって、前記装置の多重能力は大幅に向上する。
実際の応用において、光源300(一般的にはASE)が発するワイドスペクトラムライトは光ファイバカプラ311に入った後、二つのパスに分けられ、一つのパスの光はセンサ光としてポートbとiに沿って直接光ファイバカプラ317を通過し、再び二つのパスに分けられ、それぞれ光ファイバリング321と322を介して光ファイバセンサアレイ341と342に入り、もう一つの光はリファレンス光として光ファイバリング312のポートcとdを通過した後、スキャン反射鏡315によって反射され、反射してきた光は光ファイバリング312のポートdとeを介して光ファイバカプラ317に到達し、カプラ317によって二つのパスに分けられ、同じようにそれぞれ光ファイバリング321と322を介して光ファイバセンサアレイ341と342に入る。センサアレイ341に入ったリファレンス光とセンサ光は一部の反射面R10−R1nに反射された後、リング321を介して光電測探機351に入る。同じように、センサアレイ342に入ったリファレンス光とセンサ光は、一部の反射面R20−R2mに反射された後、リング322を介して光電測探機352に入る。
説明の便宜のため、光ファイバセンサS11の光路長をL11とし、光ファイバセンサS12の光路長をL12とし、同じように類推する。センサS11を例にとると、一部分のリファレンス光はS11の近端にある反射鏡R10によって反射された後、光電測探機351に入り、一部分のセンサ光もS11遠端にある反射鏡R11によって反射された後、光電測探機351に入る。マッハ・ツェンダ干渉計の二つのアームの間の光路差とL11との差が光源300のコヒーレンス長より小さいとき、当該二つのパスの光信号は干渉が発生する。同じく、マッハ・ツェンダ干渉計の二つのアームの間の光路差がL12と等しくなるようにスキャン反射鏡315の位置を調整した場合、測探機315でもう一つの干渉パターンが得られる。干渉縞の中央縞の振幅が最大であることは、リファレンス光とセンサ光との間の光路長の絶対的同一に相当する。したがって、干渉縞の位置と光ファイバセンサゲージ長の間に直接な対応関係を築くことができる。センサアレイ341と342のそれぞれにおける各センサのゲージ長が互いに異なる場合、各センサは唯一の干渉パターンに対応する。
具体的な実施例4
本発明のもう一つの具体的な実施例は、図5(a)に示すように、建築構造の材料と幾何特性の変化を測定するために用いられる。図5(a)に示す装置の調節可能ダブルビームジェネレータ410は、光ファイバマイケルソン干渉計構造に基づいており、一つの2×2光ファイバ方向性カプラ411と、一つの固定反射鏡412と、一つのGRINレンズ413と、一つのスキャン反射鏡415とを有する。カプラ411の一つのポート411cの端面に反射鏡412を貼り付け、固定光路長を有するセンサアームの一部とする。反射鏡412を得る方法は光ファイバアーム411cの端面に金属膜をめっきしてもよい。リファレンスアームの一部分として、光ファイバカプラ411のもう一つのポート411dの端面にスキャン反射鏡415が反射する光信号を受信するためのGRINレンズ413を接続する。スキャン反射鏡415は一つのリニア変位台の上に取り付けられ、且つその反射面をGRINレンズ413の光軸と垂直にさせることにより、GRINレンズ413とスキャン反射鏡415との間に調節可能マッチ距離414が得られる。
光ファイバカプラ411のポート411bはリング420の一つのポート420aに接続され、リング420のもう一つのポート420bはインポート/アウトポート光ファイバ430を通じてセンサアレイ440に接続され、入力ポート/出力ポート光ファイバ430は数キロメートルに至り、または更に長くてもよく、リモートセンシング測定に用いられる。光ファイバセンサアレイ440は、N個の光ファイバセンサS1―Snが次々と直列に接続されることにより構成され、隣接するセンサが接続される接続端にオンライン部分の反射鏡R0―Rnが形成される。センサアレイにおいて伝送される信号の減衰が速すぎないようにするため、反射鏡R0―Rnの反射率はとても小さい。光ファイバセンサS1―Snの長さはほぼ同一だが、相互に微差がある。光電測探機450は、光ファイバセンサアレイ440からのセンサ光信号とリファレンス光信号を受信し、これらの光信号を電気信号に変換するため、光ファイバリング420のポート420cに接続される。
実際の応用において、光源400(一般的にはASE光源)は光ファイバアイソレータ401を通じて光ファイバカプラ411に接続される。光源400から発するワイドスペクトラムライトは光ファイバカプラ411によって二つに分けられ、一つはセンサ光として光ファイバアーム411cを介した後、反射鏡412に反射され、もう一つの光はリファレンス光として光ファイバアーム411dとGRINレンズ413を介した後、スキャン反射鏡415によって反射される。反射されてきたセンサ信号とリファレンス信号は再びカプラ411によって二つに分けられ、一つの光はポート411aに沿ってアイソレータ401に入り、減衰され、もう一つの光はポート411bに沿って光ファイバリング420に入り、そしてインポート/アウトポート光ファイバ430を介して光ファイバアレイ440に入り、一部の反射面R0−Rnに反射された後、同じパスに沿って後戻りし、光ファイバリング420を介して光電測探機450に入る。
同じように、光ファイバセンサS1の光路長をL1とし、光ファイバセンサS2の光路長をL2とし、同じように類推して、センサSnの光路長をLnとする。同じようにセンサSjを例にとると、一部分のリファレンス光はSjの近端にある反射鏡Rj−1によって反射された後、光電測探機450に入り、一部分のセンサ光もSjの遠端にある反射鏡Rjによって反射された後、光電測探機450に入る。マイケルソン干渉計410の二つのアームの光路差OPDがLjと等しい場合、測探機450で干渉縞が得られる。マイケルソン干渉計410の二つのアームの光路差OPDをもう一つのセンサSj+kの光路差L2と等しくなるようにスキャン反射鏡415の位置を調整した場合、測探機450でもう一つの干渉パターンが得られる。干渉縞の中央縞の振幅が最大であることは、リファレンス光とセンサ光との間の光路長の絶対的同一に相当する。したがって、干渉縞の位置と光ファイバセンサゲージ長の間に直接な対応関係を築くことができる。センサアレイ440における各センサのゲージ長が互いに異なる場合、各センサは唯一の干渉パターンに対応する。
注意すべきことは、図5(a)に示す装置において、光ファイバ方向性カプラではなく光ファイバリング420を利用し、前記装置の結合効率を約3dB向上させたことにより、前記装置のSN比が3dB向上したことになり、これにより前記装置のセンサに対する多重能力が大幅に改善される。
図5(a)に示す装置は光源の利用率とシステムの多重能力を向上させることができるが、依然として光ファイバカプラ411で約3dBのロスが存在する。これは、反射鏡415と412が反射した信号が光ファイバカプラ411を通過するとき、半分のパワーのみがカプラ411のポート411bに沿って光ファイバリング420を通じて光ファイバセンサアレイ440に入り、もう半分のポート411aを通じてアイソレータ401に入る信号はロスしてセンサシステムに資しないからである。
前記装置の光源出力パワーの有効利用率を更に向上させるため、マイケルソン干渉計に基づくもう一つの実施例を図5(b)に示す。図5(b)に示す装置において、ダブルビームジェネレータ510の構造は図5(a)におけるジェネレータ410と同じである。図5(a)に示す装置における光ファイバアイソレータ401に替えて、図5(b)に示す装置は3ポート光ファイバリング520である点で異なる。また、リング520の一つのポート520aは光源500に接続され、もう一つのポート520bはダブルビームジェネレータ510の入力ポート511aに接続され、第3のポート520cはもう一つの3ポート光ファイバリング522の一つのポート522aに接続される。リング522のもう一つのポート522bはインポート/アウトポート光ファイバ532を通じてもう一つの光ファイバセンサアレイ542に接続され、ポート522cは光電測探機552に接続される。反射鏡512と515が反射した光信号は、一部分は光ファイバカプラ301の入力ポート301aを通じてリング520と552を介してセンサアレイ542に入り、センサアレイ532の反射面の一部によって反射された後、同じパスに沿って後戻りし、再びリング522を介して光電測探機522によって検出される。ダブルビームジェネレータ510のもう一つのポート511bの接続方法は図5(a)と同じであり、リング521とインポート/アウトポート光ファイバ531を通じてセンサアレイ541に接続され、センサアレイ541の反射面によって反射された後、同じパスに沿って後戻りし、リング521のポート521cを介して光電測探機551に入る。
注意すべきことは、図5(b)に示す装置において、光源500とダブルビームジェネレータ510との間に光ファイバリング520を挿入し、且つもう一つの光ファイバセンサアレイ541をリング520に接続するため、前記装置の光源利用率を図5(a)に示す装置より更に倍増させる。したがって、同一の光パワー出力の場合において、センサシステムの多重能力を更に向上させることができる。
図5(b)に示す装置における二つの3ポート光ファイバリング520、522に替えて、一つの4ポート光ファイバリング620を用いることにより、更に図5(b)に示す装置を簡易化することができる。簡易化された装置の構造模式図は図5(c)に示すとおりであり、そのセンサ原理は図5(b)に示す装置のセンサ原理と基本的に同じである。唯一異なる点は、図5(b)に示す装置における二つの3ポート光ファイバリング520、522を一つの4ポート光ファイバリング620に替えるところである。4ポートリング620の役割は、光源600が発したワイドスペクトラムライトをダブルビームジェネレータ610に結合することと、スキャン反射鏡615と反射鏡612が反射した一部分の光を光ファイバセンサアレイ642に結合することと、センサアレイ642が変調した反射信号を光電測探機652に結合することと、を同時に実現することである。
4ポート光ファイバリング620のメリットは、図5(b)に示す装置の複雑性を減らし、前記装置の信頼性を向上させることである。3ポート光ファイバリング550、552に替えて、4ポート光ファイバリング620を用いれば、更に前記装置の挿入ロスを低減させることもできる。
マイケルソン干渉計のセンサシステムの多重能力を更に向上させるために、二つの光ファイバスターカプラ721と722を用いてM×Nセンサマトリックスを形成し、前記装置の構造模式図は図5(d)に示すとおりである。ダブルビームジェネレータ710の構造は図5(a)に示すダブルビームジェネレータ410と同じである。光ファイバ方向性カプラ711の一つのポート711bは1×Nスターカプラ721の入力ポートに接続され、カプラ711のもう一つのポート711aは一つの3ポート光ファイバリング720を通じて1×Mスターカプラ722に接続される。リングの第3のポート720aは光源700に接続される。スターカプラ721と722のそれぞれの出力アームは一つの光ファイバリングCijと入力/出力光ファイバLijを通じて一つの光フィアバセンサアレイAijに接続される。各センサアレイはいくつかの光ファイバセンサが次々と直列に接続されることにより構成され、隣接するセンサが接続される接続端にオンライン部分の反射鏡が形成される。センサアレイAijにおいて伝送される信号の減衰が速すぎないようにするため、反射鏡R0―Rnの反射率はとても小さい。すべての光ファイバセンサS1―Snの長さはほぼ同一だが、相互に微差がある。各光電測探機PDijは、光ファイバセンサアレイAijからのセンサ光信号とリファレンス光信号を探測し、これらの光信号を電気信号に変換するため、一つの光ファイバリングCijに接続される。
実際の応用において、光源700(一般的にはASE光源)が発するワイドスペクトラムライトは光ファイバ方向性カプラ717に二つに分けられ、一つの光はセンサ光としてポート711cを介した後、固定反射鏡712によって反射され、もう一つの光はリファレンス光としてポート711dとGRINレンズ713を介した後、スキャン反射鏡715によって反射される。反射されたセンサ信号とリファレンス信号はいずれも再び光ファイバカプラ717に二つに分けられ、一部分の光はポート711Bに沿って光ファイバスターカプラ721に直接入り、N本のパスに分けられ、いずれの光も一つの光ファイバリングC1jを通じて一つのセンサアレイA1jに入り、センサアレイA1jによって変調された後、反射信号は再び光ファイバリングC1jを介して光電測探機PD1jに入り、もう一部分の光はポート711aに沿って伝送され、光ファイバリング721を介した後、スターカプラ722に入り、M本のパスに分けられ、いずれの光も一つの光ファイバリングC2jを通じて一つのセンサアレイA2jに入り、センサアレイA2jによって変調された後、反射信号は再び光ファイバリングC2jを介して光電測探機PD2jに入る。
注意すべきことは、図5(d)に示すようなマイケルソン干渉計に基づくセンサマトリックスは、前記装置における各素子本来のロスと接続挿入ロスを考慮しなければ、光源出力光パワーの有効利用率はほぼ100%に達することができる。更に注意すべきことは、1×N光ファイバスターカプラを使用することにより、前記装置の多重能力を大幅に向上させ、これにより網状測定のための分散式センサマトリックスを構成することができる。

Claims (8)

  1. 光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器であって、一つのワイドスペクトラムライトを提供する光源と、少なくとも一つの光ファイバセンサアレイと、一つの調節可能マルチビームジェネレータと、少なくとも一つの光ファイバリングと、少なくとも一つの光電測探機とを有し、
    前記光ファイバセンサアレイはいくつかの端面切断が優れているセンサ光ファイバが次々と接続されることにより構成され、隣接する光ファイバの接続端面はオンライン部分の反射鏡を形成し、各部分の反射鏡はリファレンス光とセンサ光の一部を反射し、
    前記調節可能マルチビームジェネレータは一つの固定アームと一つの調節可能アームとを有し、固定アームと調節可能アームとの間の光路差は調節可能であり、センサアレイの各センサの光路長とマッチし、
    前記光ファイバリングはダブルビームまたはマルチビームジェネレータが生成した信号をセンサアレイに結合し、且つセンサアレイから返送された信号を光電測探機に結合し、
    前記光電測探機は、干渉信号を検出するために光ファイバリングに接続されることを特徴とする光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器。
  2. 前記光ファイバセンサアレイは、N個の光ファイバセンサが次々と直列に接続されることにより構成され、隣接するセンサが接続される接続端にオンライン部分の反射鏡が形成されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器。
  3. 調節可能マルチビームジェネレータ(110)は、光ファイバリング共振空胴構造に基づいており、2×2光ファイバ方向性カプラ(116)と、第1の3ポート光ファイバリング(111)と、GRINレンズ(113)とスキャン反射鏡(115)からなり、第1の3ポート光ファイバカプラ(116)の第3のポート(116c)と第4のポート(116d)はそれぞれリング(111)の第1のポート(111a)と第3のポート(111c)に接続され、光ファイバリングの第2のポート(111b)はGRINレンズ(113)に接続され、スキャン反射鏡(115)は一つのリニア変位台に取り付けられ、且つその反射面をGRINレンズ(113)の光軸と垂直にさせることにより、GRINレンズ(113)とスキャン反射鏡(115)との間に調節可能マッチ距離(114)が得られ、光ファイバカプラ(116)の第4のポート(116b)は第2の3ポート光ファイバリング(120)の第1のポート(120a)に接続され、第2の3ポートリング(120)の第2のポート(120b)は入力/出力光ファイバ(130)を通じて光ファイバセンサアレイ(140)に接続され、入力/出力光ファイバ(130)はリモートセンシング測定に用いられ、光電測探機(150)は、光ファイバセンサアレイ(140)からのセンサ光信号とリファレンス光信号を探測し、これらの光信号を電気信号に変換するため、光ファイバリング(120)の第3のポート(120c)に接続されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器。
  4. 調節可能マルチビームジェネレータ(210)は、光ファイバフィゾー干渉計構造に基づいており、一つのGRINレンズ(213)と、一つのスキャン反射鏡(215)とを有し、4ポート光ファイバリング(220)の各ポートの接続方法は、第1のポート(220a)が光源(200)に接続され、第2のポート(220b)がマルチビームジェネレータ(210)のGRINレンズ(213)に接続され、第3のポート(220c)がインポート/アウトポート光ファイバ(230)を通じて光ファイバセンサアレイ(240)に接続され、第4のポート(220d)が光電測探機(250)に接続され、前記GRINレンズ(213)の上表面は一定の反射率と透過率を有し、スキャン反射鏡(215)が一つのリニア変位台の上に取り付けられ、且つその反射面をGRINレンズ(213)の光軸と垂直にさせることにより、GRINレンズ(213)とスキャン反射鏡(215)との間に一つの調節可能なマッチ距離(214)が得られることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器。
  5. 調節可能マルチビームジェネレータ(310)は光ファイバマッハ・ツェンダ干渉計構造に基づくものであり、第1の光ファイバカプラ(311)と、第2の光ファイバカプラ(317)と、第1の3ポート光ファイバリング(312)と、GRINレンズ(313)と、スキャン反射鏡(315)とを有し、第1の光ファイバカプラ(311)の第hの出力ポート(h)は直接第2の光ファイバカプラ(317)の第iの入力ポート(i)に接続され、一つの光路長固定アーム(316)を構成してセンサ光路の一部分となり、第1の光ファイバカプラ(311)のb出力ポート(b)と第2の光ファイバカプラ(317)のf入力ポート(f)はそれぞれ光ファイバリング(312)のcポート(c)とeポート(e)に接続されてリファレンス光路の一部分となり、光ファイバリング(312)のdポート(d)はGRINレンズ(313)に接続され、スキャン反射鏡(315)から反射してきた光信号を受信し、スキャン反射鏡(315)が一つのリニア変位台の上に取り付けられ、且つその反射面をGRINレンズ(313)の光軸と垂直にさせることにより、GRINレンズ(313)とスキャン反射鏡(315)との間に一つの調節可能なマッチ距離(314)が得られ、第2の光ファイバカプラ(317)のg出力ポート(g)とj出力ポート(j)はそれぞれ第2の光ファイバリング(321)と第3の光ファイバリング(322)のa入力ポート(321a,322a)に接続され、第2の光ファイバリング(321)と第3の光ファイバリング(322)のbポート(321b,322b)はそれぞれ二本のインポート/アウトポート光ファイバ(331,332)を通じて二つのセンサアレイ(341,342)に接続され、光電測探機(351,352)はそれぞれ第2の光ファイバリング(321)と第3の光ファイバリング(322)のcポート(321c,322c)に接続されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器。
  6. 調節可能マルチビームジェネレータ(410)は、光ファイバマイケルソン干渉計構造に基づいており、光ファイバカプラ(411)と、固定反射鏡(412)と、GRINレンズ(413)と、スキャン反射鏡(415)とを有し、光ファイバカプラ(411)のcポート(411c)の端面に反射鏡(412)を貼り付け、固定光路長を有するセンサアームの一部とし、リファレンスアームの一部分として、光ファイバカプラ(411)のdポート(411d)の端面にスキャン反射鏡(415)が反射する光信号を受信するためにGRINレンズ(413)を接続し、スキャン反射鏡(415)が一つのリニア変位台の上に取り付けられ、且つその反射面をGRINレンズ(413)の光軸と垂直にさせることにより、GRINレンズ(413)とスキャン反射鏡(415)との間に調節可能マッチ距離(414)が得られ、光ファイバカプラ(411)のbポート(411b)は光ファイバリング(420)のaポート(420a)に接続され、光ファイバリング(420)のbポート(420b)はインポート/アウトポート光ファイバ(430)を通じてセンサアレイ(440)に接続され、光電測探機(450)は、光ファイバリング(420)のcポート(420c)に接続され、光源(400)は光ファイバアイソレータ(401)を通じて光ファイバカプラ(411)に接続されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器。
  7. 前記光ファイバアイソレータに替えて光ファイバリングを使用し、前記光ファイバリングはインポート/アウトポート光ファイバを通じてもう一つの光ファイバセンサアレイに接続されることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器。
  8. 二つのスターカプラ(721,722)を使用してM×Nセンサマトリックスを形成することを特徴とする請求項7に記載の光ファイバリングに基づくセンサ用マルチ光路自己相関器。
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