JP4057333B2 - 光伝送路障害検出システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光伝送路障害検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
2地点間に張られた1本の光伝送路の断線の有無を判断する装置として、後方錯乱光測定装置(OTDR)が知られている。このOTDRは、光ファイバの一端(入射点)から入射された光パルスが、光ファイバ中を伝搬する際に生じるレイリー錯乱光のうち、光パルスの入射点に戻ってくる光の強度を測定し、測定した光の強度の時間に対する変化率から光損を算出する装置である。時間を横軸とし、戻ってくるレイリー錯乱光の強度を縦軸にプロットすると、曲線状のグラフが得られる。横軸は光ファイバ長に対応すると考えられるため、このグラフの傾きは、光ファイバの単位長さに対する光損を表すこととなる。そのため、光伝送路が断線していれば、断線した位置に対応するグラフ地点に顕著な光損特性が現れ、光伝送路の断線の有無を判断することができる。
【0003】
図8は、パッシブダブルスター形式の光通信網の一例を示したブロック図である。この光通信網は、局側光終端装置1000と、スターカプラ1001と、5つの端末側光終端装置1003〜1007とを備える。局側光終端装置1000及びスターカプラ1001は、光伝送路1002を介して接続されている。スターカプラ1001と、端末側光終端装置1003〜1007はそれぞれ端末側光伝送路1008〜1012を介して接続されている。
【0004】
スターカプラ1001は、1つの入力用光ファイバと複数の出力用光ファイバとを備え、入力用光ファイバから入射した光の強度を等分し、各出力用ファイバに出力する光デバイスである。また、スターカプラ1001は、光信号を逆方向に伝搬することも可能であり、この場合、複数の出力用光ファイバのいずれか1つの端子から光信号が入射すると、入射した光を、入力用光ファイバから出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような光通信網の端末側光伝送路の障害検出を上記OTDRを用いて行う場合、局側光終端装置1000にOTDRを接続し、局側光終端装置1000から検査光を端末側光終端装置1003〜1007に向けて出力する。局側光終端装置から出力された検査光は、光伝送路1002を伝搬し、スターカプラ1001に到達し、各端末側光伝送路1008〜1012に伝搬する。そして、各端末側光伝送路1008〜1012を伝搬する検査光のレイリー錯乱光のうち局側光終端装置に戻ってくる光を測定し光損を算出する。しかし、局側光終端装置1000には、各端末側光伝送路1008〜1012からレイリー錯乱光が戻ってくるため、特定の端末側光伝送路の光損を調べることができず、どの端末側光伝送路が断線したかを特定することができない。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、パッシブダブルスター形式の光通信網のような、複数の網終端装置を備える光通信網においても、障害のある端末側光伝送路を特定することができる光伝送路障害検出システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数の端末側光終端装置と、光信号を分岐するスターカプラと、当該スターカプラを介して前記端末側光終端装置に光信号を出力する局側光終端装置と、前記スターカプラにより分岐された光信号を各端末側光終端装置に伝達する複数の端末側光伝送路とを備え、当該端末側光伝送路の障害を検出する光伝送路障害検出システムであって、前記スターカプラを介して各端末側光伝送路に検査光を出力する検査光源と、前記端末側光伝送路毎に設けられ、当該端末側光伝送路を流れる検査光を受信し、受信した検査光に各光伝送路毎に異なる処理を施し、処理した検査光を前記端末側光伝送路に折り返して出力する検査光折返手段と、前記折り返して出力された検査光を前記スターカプラを介して受信し、当該検査光をもとに障害のある端末側光伝送路を検出する障害検出手段とを備え、前記検査光折返手段のそれぞれは、互いに異なる第1の設定値に基づいて検査光の遅延特性を変化させる端末側光特性変化手段を備え、前記障害検出手段は、前記端末側光特性変化手段により変化された検査光の遅延特性を第2の設定値に基づいて更に変化させる局側光特性変化手段と、当該局側光特性変化手段により出力された検査光を受信する検査光受信手段とを備え、前記検査光は、単一の光パルスであり、前記端末側光特性変化手段は、2個の出力端と、受信した光パルスを前記第1の設定値に基づいて所定時間遅延させる第1の光路と、当該第1の光路と並列接続された第2の光路と、前記第1及び第2の光路から出力された光パルスが干渉性を有する場合、両光パルスを合成し、合成した光パルスを一方の出力端のみから出力するとともに、前記第1及び第2の光路から出力された光パルスが干渉性を有さない場合、両光を両出力端に分岐して出力する光分配手段とを備え、前記局側光特性変化手段は、2個の出力端と、受信した光パルスを前記第2の設定値に基づいて所定時間遅延させる第3の光路と、当該第3の光路と並列接続された第4の光路と、前記第3及び第4の光路から出力された光パルスが干渉性を有する場合、両光パルスを合成し、合成した光パルスを一方の出力端のみから出力するとともに、前記第3及び第4の光路から出力された光パルスが干渉性を有さない場合、両光パルスのそれぞれを両出力端に分岐して出力する光分配手段とを備え、前記検査光受信手段は、前記局側光特性変化手段の第3の光路の光遅延時間を調節し、各端末側光特性変化手段の第1の光路の遅延時間に順次合わせ、前記局側光特性光変化手段の両出力端から出力された検査光の差分をとることを特徴とする。
【0013】
この場合、端末側光特性変化手段により、第1の設定値に基づいて特性が変化された検査光は、局側光特性変化手段により、第2の設定値に基づいて更に特性が変化される。第1の設定値は、それぞれ端末側光伝送路毎に異なる設定値が設定されている。第1及び第2の設定値が等しい端末側特性変化手段及び局側特性変化手段を通過した検査光と、第1及び第2の設定値が異なる局側光特性変化手段及び端末側光特性変化手段を通過した検査光は、それぞれ異なる特性をもって検査光受信手段に出力される。そのため、第2の設定値を端末側光特性変化手段に設定された第1の設定値に順次一致させ、検査光出力により受信される検査光の強度を観測することにより、いずれの光伝送路に障害が発生したかを検出することができる。また、この構成によれば1つの波長の検査光を用いて、障害のある端末側光伝送路を特定することができる。
【0015】
また、この場合、端末側光特性変化手段に入射した検査光は、第1の光路により、第1の設定値に基づいて所定時間遅延されるとともに、第2の光路により、遅延されずに光分配手段へと導かれる。そして、光分配手段により、第1の光路を通過した検査光と、第2の光路を通過した検査光とは、それぞれ、2個の出力端に分配されて出力される。したがって、両出力端のそれぞれから出力された検査光は、第1の光路により遅延された検査光と、第2の光路により遅延されていない検査光とを含むこととなる。そして、両入力端のうち一方の入力端から出力された検査光は、局側光特性変化手段に入力される。局側特性変化手段に入力された検査光は、第3の光路により所定時間遅延されるとともに、第4の光路により遅延されずに、光分配手段に導かれる。ここで、局側光特性変化手段に入力された検査光は、端末側光特性変化手段により所定時間遅延された検査光と遅延されていない検査光とを含むため、端末側光特性変化手段と局側光特性変化手段との遅延時間が一致している場合、第3の光路を通過した検査光と第4の光路を通過した検査光の一部は、それぞれ干渉し、一方の出力端から出力されることとなる。一方、遅延時間の異なる局側光特性変化手段及び端末側光特性変化手段を通過した検査光は、干渉性を有さないため、分岐手段により、両出力端子から分岐されて出力される。そして、検査光受信手段は、両出力端子から出力された検査光の差分をとるため、両出力端子から分岐して出力された検査光を相殺するが、干渉性を有し両出力端のうち一方の出力端のみから出力された検査光を相殺しない。そのため、障害のある端末側光伝送路を特定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る光伝送路障害検出システムの第1の実施形態のブロック構成図を示している。この光伝送路障害検出システムは、局側光終端装置101と、3個の検査光源1021〜1023と、スターカプラ104と、7個の検査光反射器1071〜1077と、7個の端末側光終端装置1081〜1087を主な構成要素としている。
【0019】
局側光終端装置101は、光カプラ1033及び光伝送路105を介してスターカプラ104に接続されている。スターカプラ104には、7本の端末側光伝送路1061〜1067が接続されている。端末側光伝送路1061〜1067には、それぞれ検査光反射器1071〜1077が接続されている。検査光反射器1071〜1077には、それぞれ端末側光終端装置1081〜1087が接続されている。光カプラ1033には、光カプラ1032を介して検査光受信器106が接続されている。光カプラ1033には、光カプラ1031及び1032を介して3個の検査光源1021〜1023が接続されている。
【0020】
光伝送路105及び端末側光伝送路1061〜1067は、単一モード光ファイバ(single mood fiber;SMF)であり、全て同等の基本特性を備えている。基本特性とは、単位長さあたりの光損、遮断周波数及び分散特性をいう。
【0021】
検査光反射器1071〜1077は、特定の波長の光を反射するが、それ以外の波長の光を透過する性質を有する光素子であり、本実施形態では、FBG(fiber bragg grating)が使用されている。FBGは、反射率が高い、透過光損が小さい、小型軽量であるなどの優れた特徴がある。以下の説明においては、例えば波長λの光を反射するFBGをλのFBGと言う。検査光反射器1071〜1077は、3種類の波長λ1、λ2及びλ3のFBGの組み合わせからなり、その組み合わせは全て異なる。また、3種類の波長λ1、λ2及びλ3は、局側光終端装置101から出力される光とは波長帯域が異なる。
【0022】
本実施形態の場合、3つの波長をλ1、λ2及びλ3とすると、検査光反射器1071はλ1のFBGを含み、検査光反射器1072はλ2のFBGを含み、検査光反射器1073はλ3のFBGを含み、検査光反射器1074はλ1のFBG及びλ2のFBGを含み、検査光反射器1075はλ1のFBG及びλ3のFBGを含み、検査光反射器1076はλ2のFBG及びλ3のFBGを含み、検査光反射器1077はλ1のFBG、λ2のFBG及びλ3のFBGを含む。
【0023】
検査光源1021は波長λ1の光を発生し、検査光源1022は波長λ2の光を発生し、検査光源1023は波長λ3の光を発生する。なお、検査光源1021〜1023の発生する光は、連続光及びパルス光のいずれを出力してもよい。検査光源1021〜1023の光は、光カプラ1031によって合波される。本実施形態では、光カプラ1031はスターカプラであるが、WDM(wavelength division multiplexing;波長分割多重)カプラであってもよい。
【0024】
光カプラ1033は、通信用信号光と検査光とを合波するための光カプラであり、本実施形態では、波長λ1と波長λ2と波長λ3と局側光終端装置101の通信用信号光とを合波及び分波することができるWDMカプラが用いられる。なお、光カプラ1033としては、WDMカプラに代えて3dB(デシベル)カプラを用いてもよい。光カプラ1033として、3dBカプラを用いる場合は、局側光終端装置101側への光の逆流を防止するために、局側光終端装置101と光カプラ1033との間に光アイソレータなどを挿入すればよい。
【0025】
3dBカプラは、2本の光導波路の一部を接近させることにより光が相互に結合するようにした光デバイスであり、基本的には入力用の2端子と出力用の2端子をもつ4端子の光デバイスである。ただし、構造の対称性から、入力側と出力側とはと特性上の区別はない。
【0026】
3dBカプラは次のような性質を持っている。入力端子のいずれかに光が入射したときは、出力用の2端子には、同一の強度の光が出力される。その強度は入射光の半分であるため、3dBカプラと言われる。入力用の2端子の両方から光が同時に入射する場合には、光の干渉性によって結果が異なる。干渉性のない光が入力用の2端子から同時に入射する場合は、一つの端子から入射する場合の単純な重ね合わせであるため、出力用の2端子には同じ強度の光が出力される。干渉性のある光が2つの入力端子から入射した場合には、出力端子の一方の端子のみから出力される。2つの端子のうちどちらから出力されるかは、光の結合部に到達した2つの光の位相関係によって決まる。すなわち、光の位相が同位相で加わるか、あるいは逆位相で加わるかによって決まる。
【0027】
光カプラ1032は、光サーキュレータである。光サーキュレータは、第1〜第3の3つのポートを持つ光デバイスであり、第1のポートに入射した光は、第2のポートから出力され、第2のポートに入射した光は、第3のポートから出力される。本実施形態では、光カプラ1032の第1のポートには、光カプラ1031が接続されている。光カプラ1032の第2のポートには、光カプラ1033の一端が接続されている。光カプラ1032の第3のポートには、検査光受信器106が接続されている。なお、光カプラ1032としては、光サーキュレータに代えて3dBカプラを用いてもよい。
【0028】
検査光受信器106は、光の波長毎の光強度を測定可能な装置であって、本実施形態では光スペクトルアナライザ(光SP)が使用されている。
【0029】
次に、本光伝送路障害検出システムの動作について説明する。
【0030】
まず、光伝送路に異常が無いとする。検査光源1021から送出された波長λ1の光は、光カプラ1031、1032、1033、光伝送路105、スターカプラ104を通過して、端末側光伝送路1061〜1067に分配され、検査光反射器1071〜1077に到達する。検査光反射器1071、1074、1075及び1077には、λ1のFBGが含まれているため、波長λ1の光は、検査光反射器1071、1074、1075及び1077により反射され、図1で示す光伝搬方向とは逆方向(逆伝搬方向)に伝搬される。
【0031】
次いで、光伝送路105を、逆方向に伝搬された波長λ1の光は、光カプラ1033に入射した後、光カプラ1032の第2ポートに入射する。次いで、波長λ1の光は、光カプラ1032の第3のポートから出力され、検査光受信器106に入力される。以下、説明の便宜上、各検査光反射器1071〜1077により反射された検査光の強度は同一の値1Pであるとする。本実施形態では、端末側光伝送路1061〜1067に異常がない場合、波長λ1の光は、検査光反射器1071、1074、1075及び1077で反射されるため、検査光受信器106により4Pの強度が示される。また、端末側光伝送路1061〜1067に異常がない場合、検査光源1022及び1023からそれぞれ出力される波長λ2及びλ3の光も波長λ1の光と同様に、それぞれ4個の検査光反射器により反射されるため、検査光受信器106により、それぞれ4Pの強度が示される。したがって、検査光源1021〜1023からそれぞれ波長λ1、λ2及びλ3の光を同時に出力すると、検査光受信器106は、波長λ1、λ2及びλ3の検査光に対してそれぞれ4Pの強度を示す。この状態を(4P、4P、4P)と表す。
【0032】
次に、端末側光伝送路1061〜1067のうちのどれか1本が断線した場合を考える。例えば端末側光伝送路1061が断線した場合、波長λ1の光が検査光反射器1071によって反射されないため、光伝送路105を逆方向に伝搬される光の強度が1P分減少する。したがって、検査光受信器106は、状態(3P、4P、4P)を示す。同様に、端末側光伝送路1062〜1067が順次断線したとすると、検査光受信器106は、(4P、3P、4P)、(4P、4P、3P)、(3P、3P、4P)、(3P、4P、3P)、(4P、3P、3P)、(3P、3P、3P)の状態を示す。
【0033】
このように、本光伝送路障害検出システムによれば、断線のある端末側光伝送路1061〜1067によって、検査光受信器106の観測する状態(スペクトル)が全て異なるため、どの光伝送路が断線したかを知ることができる。
【0034】
なお、各検査光反射器1071〜1077により反射される光の強度は、同一にする必要はないが、検査光反射器1071〜1077の手前に光の減衰量を調節することができる光減衰器を挿入すれば、各検査光反射器1071〜1077により反射される光の強度を同一にすることができる。
【0035】
(第2実施形態)
図2は、本発明に係る光伝送路障害検出システムの第2の実施形態のブロック構成図である。本光伝送路障害検出システムは、局側装置210と、局側装置210と光伝送路250を介して接続されたスターカプラ240と、スターカプラ240とそれぞれ端末側光伝送路230を介して接続された複数の端末側装置220とを備える。
【0036】
局側装置210は、局側光終端装置211と、検査光源212と、WDMカプラ213と、光カプラ214と、局側光干渉系215と、検査光受信器216とを備える。
【0037】
局側光終端装置211は、WDMカプラ213及び光伝送路217を介して光カプラ214と接続されている。検査光受信器216は、局側光干渉系215を介して光カプラ214と接続されている。検査光源212は、WDMカプラ213と接続されている。
【0038】
端末側装置220は、光カプラ221と、光カプラ222と、端末側光干渉系223と、端末側光終端装置224とを備える。光カプラ221は、端末側光伝送路230と接続されている。端末側光終端装置224は、光カプラ222を介して光カプラ221と接続されている。端末側光干渉系223は、光カプラ222と光カプラ221との間に接続された折返しループ225上に接続されている。
【0039】
WDMカプラ213は、通信用信号光と検査光とを合波して光伝送路217に出力する。なお、WDMカプラ213としては、3dBカプラを用いてもよい。
【0040】
光カプラ214は、3dBカプラであり、通信用信号光と検査光とを端末側光伝送路230に出力し、戻ってきた検査光を取り出すための光カプラである。
【0041】
光カプラ221は、光サーキュレータであり、検査光を元の光伝送路250に戻すための光カプラである。なお、光カプラ221は、光サーキュレータに代えて、3dBカプラを用いてもよい。
【0042】
検査光受信器216は、光電変換素子、2つの光入力端などを備え、両入力端から入射した光を、光電変換素子によりそれぞれ電気信号に変換し、両電気信号の強度差(差分値)をモニタなどに出力する。検査光受信器216としては、光電変換素子として、周知のバランストレシーバを用いる。
【0043】
図3は、端末側光干渉系223のブロック構成図を示している。端末側光干渉系223は、光入力端301a及び308aと、3dBカプラ302aと、光遅延器303aと、光導波路304aと、3dBカプラ305aと、光出力端306a及び307aとを備える。光入力端301a及び308aは、3dBカプラ305aに接続されている。光出力端306a及び307aは、3dBカプラ305aと接続されている。3dBカプラ302aと3dBカプラ305aとは、光遅延器303aを介して接続されている。光導波路304aは、光遅延器303aと並列接続されている。
【0044】
3dBカプラ302a及び305aは、2個の光入力端と2個の光出力端とを備え、両光入力端子に、干渉性のない光が同時に入力されると、これらの光強度を2分岐して、両光出力端から強度の等しい光を出力する。一方、3dBカプラ302a及び305aは、干渉性のある光が両入力端に入力されると、一方の出力端子のみから光を出力する。
【0045】
次に、端末側光干渉系の動作について説明する。光入力端301aよりスーパルミネセントダイオード光のようなコヒーレンスがあまり高くない光を入射すると、入射した光は、3dBカプラ302aにより強度の等しい2つの光に分岐される。一方の光は、光遅延器303aを通過し、他方の光は光導波路304aを通過する。3dBカプラ302a、光遅延器303a及び3dBカプラ305a間の光路R1と、3dBカプラ302a、光導波路304a及び3dBカプラ305a間の光路R2との光路長の差が無い場合(光遅延器303aによる遅延が無い場合)、光路R1を通過した光と光路R2とを通過した光とは、干渉性を有するため、3dBカプラ305aで合成され、光出力端306aから出力される。一方、光路R1と光路R2との間に、光路差がある場合、両光は、干渉性を有しないため、それぞれ等しい強度の光に2分岐され、光出力端306a及び光出力端307aから出力される。
【0046】
局側光干渉系215は、端末側光干渉系223と構成を同一とする。以下の説明では、端末側光干渉系223に対応する局側光干渉系215の同一名称の部品は、「b」の番号を付して説明する。また、端末側光干渉系223の光路R1及びR2に対応する局側光干渉系215の光路は、光路R3及びR4とする。局側光干渉系215の光遅延器303bは、光遅延時間を調節することができる可変式のものを採用する。また、端末側光干渉系223は、端末側装置220毎に異なる光路長差を有するものとする。端末側装置220毎に異なる光路長差を持たせることは、光遅延量が可変な光干渉系の光遅延器を半固定で用いることにより、容易に実現できることであり、装置のコスト低減にもつながる。
【0047】
次に、図2に示す光伝送路障害検出システムの動作について説明する。検査光源212から出力された検査光は、WDMカプラ213、光カプラ214、光カプラ221、光カプラ222を順番に通過し、折返しループ225を通って端末側光干渉系223に入射する。端末側干渉系223から出力された検査光は、更に、光カプラ221、端末側光伝送路230、光カプラ214を通過し、局側光干渉系215に入射する。そして、局側光干渉系215から出力された検査光は、検査光受信器216に入射し、電気信号に変換される。
【0048】
次に、検査光として光パルスを用いた場合を例に挙げて、光伝送路障害検出システムの動作の詳細な説明を行う。検査光源212から出力された検査光は、端末側光干渉系223に入射する。端末側光干渉系223に入射するまでは、検査光は、単一の光パルスである。そして、検査光が端末側光干渉系223に入射すると、図4(a)に示すように、3dBカプラ302aにより2分岐される。光路R1を通過する光は、光遅延器303aにより所定時間遅延され(遅延時間T)、3dBカプラ305aに到達する。一方、光路R2を通過する光は、遅延されることなく3dBカプラに到達する。したがって、検査光は、端末側光干渉系223により、光パルスX1と、光パルスX1に対してT時間ずれた光パルスX2との2つの光パルスとなって出力される。そして、光パルスX1及びX2は、局側光干渉系215に到達し、光入力端301bを介して3dBカプラ302bに入射する。3dBカプラ302bに入射した光パルスX1及びX2は、光入力端308bから干渉性のある光パルスが入力されていないため、図4(b)に示すように、それぞれ強度の等しい光パルスに2分岐される。ここでは、光パルスX1は、光パルスX11及びX12に、光パルスX2は、光パルスX21及びX22に2分岐されたとする。したがって、光路R1には、光パルスX11及びX21が、光路R2には、光パルスX21及びX22が存在する。光遅延器303a及び303bの遅延時間が等しい場合、光パルスX11は、光パルスX12に対してT時間ずれて3dBカプラに到達し、光パルスX21は、光パルスX22に対して、T時間ずれて3dBカプラ305bに到達する。光パルスX12及びX21は、単独で3dBカプラ305bに到達するため、それぞれ2分岐されて、検査光受信器216に入射するが、光パルスX11及びX22は、同時に3dBカプラ305bに到達するため、ともに干渉して光出力端306bのみに干渉した光が出力される。そのため、検査光受信器216は、光パルスX11及びX22が干渉した光パルスについて、両入力端子間の電気信号の差分値を出力することができる。
【0049】
一方、光遅延器303b及び303aの遅延時間とが異なる場合(光路長差が異なる場合)、3dBカプラ305bへの光パルスの到達時刻が全て異なるため、光出力端306b及び307bには、それぞれ4つの光パルス列が出力される。そのため、検査光受信器216は、両入力端子間の電気信号の差分値を出力することができない。
【0050】
以上の原理を光伝送路の障害検出に適用するためには、以下のような構成とする。端末側光干渉系223の光遅延時間は、それぞれ異なるものとする。局側光干渉系215の光遅延時間は可変であって、各端末側装置220の端末側光干渉系223の光遅延時間に一致できる構造とする。
【0051】
このような構成で、局側光干渉系215の光遅延時間を調節し、各端末側装置220の光遅延時間に順次合わせる。端末側光伝送路230に障害があれば、障害のある端末側光伝送路230の端末側装置220の遅延時間と同一の遅延時間を局側光干渉系215の遅延時間として設定したとき、検査光受信器216は電気信号を出力しないため、障害のある端末側光伝送路230を特定することができる。
【0052】
なお、以上の説明は、検査光を光パルスとしたが、干渉性のある光が3dBカプラに到達するか否かが要点であるので、連続光を用いても端末側光伝送路230の障害を検出することが可能である。
【0053】
また、図3の説明では、局側光干渉系215は、検査光受信器216の手前に接続されているが、検査光源212とWDMカプラ213との間に接続してもよい。
【0054】
また、光カプラ214を検査光源212及びWDMカプラ213間に接続してもよい。この場合、光カプラ214を光サーキュレータとすることによって、光損を小さくすることができる。
【0055】
また、局側及び端末側光干渉系215及び223を図5に示すような構成にしてもよい。図5に示す光干渉系は、WDMカプラ401と、3dBカプラ402と、光遅延器403と、光導波路404と、光反射体405及び406とを備える。WDMカプラ401及び光反射体405間には、3dBカプラ402、光遅延器403が順番に接続されている。また、3dBカプラ402の一方の光出力端には、光反射体406が光導波路404を介して接続されている。
【0056】
端末側装置220に入射した光は、WDMカプラ401により波長に応じて分割され、3dBカプラ402により2分岐される。2分岐された光はそれぞれ光遅延器403及び光導波路404を通過し、光反射体405及び406で反射され、元の光伝送路250を引き返す。したがって、3dBカプラ402で合波された光は、片道の2倍の光遅延量を有することとなる。
【0057】
(第3実施形態)
図6は、本発明の光伝送路障害検出システムの第3の実施形態のブロック構成図である。本光伝送路障害検出システムは、図2に示す光伝送路障害検出システムにおいて、局側光干渉系215に代えて局側光符号拡散器502を、端末側光干渉系223に代えて、端末側光符号拡散器501を接続している。
【0058】
図7は、端末側光符号拡散器501のブロック構成図である。端末側光符号拡散器501は、光入力端601aと、スターカプラ602a及び603aと、4個の光遅延器604a〜607aと、光出力端608aとを備える。光入力端601aは、スターカプラ602aに接続されている。光出力端608aは、スターカプラ603aに接続されている。スターカプラ602a及びスターカプラ603a間には、光遅延器604a〜607aが並列に接続されている。スターカプラ602a及び603aは、1対Nのスターカプラであり、本実施形態では、N=4のスターカプラを用いる。光遅延器604a〜607aは、それぞれ光遅延時間が異なる。光路R4a〜R7aのそれぞれの光路長は、光遅延器604a〜607aにより調節することができる。この場合、各光路R4a〜R7aの光パルスの遅延時間は、時間Tの整数倍となるように設定する。時間Tは、例えばナノセカンドオーダーである。
【0059】
光入力端601aから入射した光パルスは、光路R4a〜R7aを通過すると、光遅延器604a〜607aの設定によって、4つの時間差をもった光パルス列に変換される。光路R4a〜R7aの光遅延器604a〜607aの設定の仕方によって、光出力端608aから出力される4つの光パルスは、時間軸上の並び方が変わる。この光パルスの時間軸上の並び方のことを符号形式という。
【0060】
このように変換されたパルス列は、以下に述べる性質を持っている。光符号拡散器通過した光は、光パルス列となって、時間軸上で分散して出力される(符号拡散)。光符号拡散器から出力した光パルス列は、再度同じ符号形式の光符号拡散器を通過すると、非コヒーレントな光のパワーの加算が起こり、パルス列の時間軸上の中央部に光のパワーが集中し、ピーク強度の強い光信号となる。一方、光符号拡散器から出力した光パルス列は、異なる符号形式の光符号拡散器を通過すると、光パワーの集中が起こらず、雑音的な光信号、すなわち、ピーク強度の弱い光信号となる。
【0061】
以上の説明は、検査光が単一の光パルスについて行ったが、一定周期の光パルス列とすると、検査光受信器216の感度が上昇するため好ましい。ただし、光符号拡散器に入射する光パルス列の周期は、光符号拡散器によって形成される光パルス列の周期よりも十分に大きいとする。
【0062】
局側光符号拡散器502は、端末側光符号拡散器501と構成を同一とする。したがって、端末側光符号拡散器501に対応する局側光符号拡散器502の同一名称の部品は、「b」の番号を付して説明する。また、端末側光符号拡散器501の光路R4a〜R7aに対応する局側光符号拡散器502の光路は、光路R4b〜R7bとする。
【0063】
次に、図6に示す光伝送路障害検出システムの動作について説明する。検査光源212より出力された検査光は、WDM213、光カプラ214及び光カプラ221を通過して光カプラ222に入射する。検査光は、光カプラ221により、通信用信号光と分離され、端末側光符号拡散器501に入射し、符号拡散される。符号拡散された検査光は、光カプラ221により、端末側光伝送路230に戻され、光カプラ214に入射し、局側光符号拡散器502を経て、検査光受信器216に入射する。
【0064】
検査光受信器216に入射した検査光は、光符号拡散器を2回通過している。そのため、光符号拡散器の性質により、局側光符号拡散器502の符号形式と端末側光符号拡散器501の符号形式とが一致していれば、検査光は、一定の強度以上の強度をもった光に変換され、検査光受信器216に出力される。一方、局側光符号拡散器502の符号形式と端末側光符号拡散器501との符号形式が一致していない場合、検査光は、雑音的な光信号に変換され、検査光受信器216に出力される。
【0065】
検査光受信器216は、入射した検査光の強度が所定強度以上であれば、電気信号を出力する。したがって、検査光受信器216は、局側光符号拡散器502と端末側光符号拡散器501との符号形式が一致していなければ、ピーク強度が所定強度以下である雑音的な光信号を受信するため、電気信号を出力しない。一方、検査光受信器216は、局側光符号拡散器502と端末側光符号拡散器501との符号形式が一致している場合は、ピーク強度が所定強度以上の光信号を受信するため、電気信号を出力する。そのため、局側光符号拡散器502と端末側光符号拡散器501との符号形式の一致の有無を判別することができる。
【0066】
本光伝送路障害検出システムは、以上の原理を用いて、次のような構成により端末側光伝送路230の障害を検出する。端末側光符号拡散器501の光符号形式は、各々異なるものとする。局側光符号拡散器502の光符号形式は、可変であって端末側光符号拡散器501光符号形式に一致させることができる構造とする。
【0067】
このような構成により、局側光符号拡散器502の光符号形式を変え、複数の端末側光符号拡散器501の光符号形式に順次合わせる。スターカプラより端末側光終端装置側の伝送路に障害があれば、所定の光符号形式に対して電気信号が出力されないため、障害のある端末側光伝送路230を特定することができる。
【0068】
なお、本実施形態では、局側光符号拡散器502は、検査光受信器216の手前に接続されているが、検査光源212とWDMカプラ213との間に接続してもよい。また、光カプラ214を、検査光源212とWDMカプラ213との間に接続してもよい。この場合、光カプラ214を光サーキュレータとすることにより本光伝送路障害検出システムの光損を小さくすることができる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、光折返手段により、受信した検査光に対し、端末側光伝送路毎に異なる処理が施され、端末側光伝送路に折返し出力され、折返し出力された検査光をもとに障害を検出するため、パッシブダブルスター形式のような光通信網においても障害の発生した端末側光伝送路を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光伝送路障害検出システムの第1の実施形態のブロック構成図である。
【図2】 本発明に係る光伝送路障害検出システムの第2の実施形態のブロック構成図である。
【図3】 端末側光干渉系のブロック構成図を示している。
【図4】 光干渉系の動作を説明するための図であり、(a)は端末側光干渉系を、(b)は局側光干渉系を示している。
【図5】 光干渉系の他の形態を示したブロック構成図である。
【図6】 本発明の光伝送路障害検出システムの第3実施形態のブロック構成図である。
【図7】 端末側光符号拡散器に用いられる光符号拡散器のブロック構成図である。
【図8】 パッシブダブルスター形式の光通信網の一例を示した図である。
【符号の説明】
101 211 局側光終端装置
1021〜1023 検査光源
1031〜1033 光カプラ
104 240 スターカプラ
105 光伝送路
106 検査光受信器
1061〜1067 端末側光伝送路
1071〜1077 光反射器
1081〜1087 端末側光終端装置
210 局側装置
212 検査光源
213 WDMカプラ
214 221 222 光カプラ
215 局側光干渉系
216 検査光受信器
217 250 光伝送路
220 端末側装置
223 端末側光干渉系
224 端末側光終端装置
225 折返しループ
230 端末側光伝送路
301a 308a 301b 308b 光入力端
302a 305a 302b 305b 3dBカプラ
303a 303b 光遅延器
304a 304b 光導波路
306a 306b 307a 307b 光出力端
401 WDMカプラ
402 3dBカプラ
403 光遅延器
404 光導波路
405 406 光反射体
501 端末側光符号拡散器
502 局側光符号拡散器
601a 608a 601b 608b 光入力端
602a 602b 603a 603b スターカプラ
604a〜607a 604b〜607b 光遅延器
1000 局側光終端装置
1001 スターカプラ
1002 光伝送路
1003〜1007 端末側光終端装置
1008〜1012 端末側光伝送路

Claims (1)

  1. 複数の端末側光終端装置と、光信号を分岐するスターカプラと、当該スターカプラを介して前記端末側光終端装置に光信号を出力する局側光終端装置と、前記スターカプラにより分岐された光信号を各端末側光終端装置に伝達する複数の端末側光伝送路とを備え、当該端末側光伝送路の障害を検出する光伝送路障害検出システムであって、
    前記スターカプラを介して各端末側光伝送路に検査光を出力する検査光源と、
    前記端末側光伝送路毎に設けられ、当該端末側光伝送路を流れる検査光を受信し、受信した検査光に各光伝送路毎に異なる処理を施し、処理した検査光を前記端末側光伝送路に折り返して出力する検査光折返手段と、
    前記折り返して出力された検査光を前記スターカプラを介して受信し、当該検査光をもとに障害のある端末側光伝送路を検出する障害検出手段とを備え、
    前記検査光折返手段のそれぞれは、互いに異なる第1の設定値に基づいて検査光の遅延特性を変化させる端末側光特性変化手段を備え、
    前記障害検出手段は、前記端末側光特性変化手段により変化された検査光の遅延特性を第2の設定値に基づいて更に変化させる局側光特性変化手段と、
    当該局側光特性変化手段により出力された検査光を受信する検査光受信手段とを備え、
    前記検査光は、単一の光パルスであり、
    前記端末側光特性変化手段は、2個の出力端と、受信した光パルスを前記第1の設定値に基づいて所定時間遅延させる第1の光路と、当該第1の光路と並列接続された第2の光路と、前記第1及び第2の光路から出力された光パルスが干渉性を有する場合、両光パルスを合成し、合成した光パルスを一方の出力端のみから出力するとともに、前記第1及び第2の光路から出力された光パルスが干渉性を有さない場合、両光を両出力端に分岐して出力する光分配手段とを備え、
    前記局側光特性変化手段は、2個の出力端と、受信した光パルスを前記第2の設定値に基づいて所定時間遅延させる第3の光路と、当該第3の光路と並列接続された第4の光路と、前記第3及び第4の光路から出力された光パルスが干渉性を有する場合、両光パルスを合成し、合成した光パルスを一方の出力端のみから出力するとともに、前記第3及び第4の光路から出力された光パルスが干渉性を有さない場合、両光パルスのそれぞれを両出力端に分岐して出力する光分配手段とを備え、
    前記検査光受信手段は、前記局側光特性変化手段の第3の光路の光遅延時間を調節し、各端末側光特性変化手段の第1の光路の遅延時間に順次合わせ、前記局側光特性光変化手段の両出力端から出力された検査光の差分をとることを特徴とする光伝送路障害検出システム。
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