JP2008082921A - 光ファイバセンサシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度および多重伝送能力を維持したまま、処理量を少なくし、低コスト化が可能な光ファイバセンサシステムを得る。
【解決手段】検出物理量に基づく位相信号を入力信号光に重畳して出力する光ファイバセンサ105と、光ファイバセンサ105の光路差と同じ光路差を有し、該光路差に基づいて干渉信号光を出力する遅延補償器107と、遅延補償器107の出力に基づき、位相信号を復調する復調処理部109とを備え、遅延補償器107は、干渉信号光を均等な位相差で複数出力し、復調処理部109は、これら複数の干渉信号光より直交成分を抽出し、該直交成分に基づいて位相信号を復調して検出物理量を得ることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、歪み・温度・変位・圧力などの物理量を検出する光ファイバセンサシステムに関するものである。
従来、PGC(Phase Generated Carrier)変調方式を用いた光ファイバセンサに関する技術として、ハイドロホン(水中音響センサ)にこれを適用したものが提案されている(非特許文献1)。
また、その他の光ファイバセンサに関する技術として、地震計(加速度センサ)に関するものも提案されている(非特許文献2)。
また、『光ファイバを伝搬する光信号の少なくとも一つがセンシングファイバを伝搬し、これと他の光信号とが干渉して干渉信号が形成され、この干渉信号によりセンシングファイバに加わる外力を検出する干渉型光ファイバセンサであって、センシングファイバ111−1,112−1,113−1,…と、特定波長の光信号を反射し、その他を透過する部分反射器111−A,111−B;112−A,112−B;113−A,113−B,…とを含む複数のセンサ111,112,113,…から成り、これらセンサ111,112,113,…を複数接続するセンサアレイ110を複数のグループで構成し、一つのグループ内では前後のセンサ111,112,113,…に用いる前記部分反射器の前記特定波長を同一にし、前記特定波長の異なるグループを連結して一つのセンサアレイ110とした。』というものも提案されている(特許文献1)。
特開2003−344148号公報(要約) 佐藤陵沢他、「光ファイバハイドロホンの開発」、信学技報OPE95−2、Vol.95、No.32、pp.2−12、1995 新藤雄吾他、「光ファイバ加速度センサによる海底地震観測」、第32回光波センシング技術研究会講演論文集、LST32−13、pp.93−98、2003
上記従来技術は、検出物理量に基づく位相変調信号を検出するものであり、一般に高感度で伝送路の損失変動の影響も受けにくいため、大規模かつ高精度なセンサシステムに適しているという特徴がある。
しかし、PGC位相変調信号を重畳するため、これに要する余分な周波数帯域が必要となり、結果として、必要以上にセンサ信号の伝送レートが高くなり、復調処理が重くなるという課題がある。
そのため、処理量を少なくし、低コスト化が可能な光ファイバセンサシステムが望まれていた。
本発明に係る光ファイバセンサシステムは、
検出物理量に基づく位相信号を入力信号光に重畳して出力する光ファイバセンサと、
前記光ファイバセンサの光路差と同じ光路差を有し、該光路差に基づいて干渉信号光を出力する遅延補償器と、
前記遅延補償器の出力に基づき、前記位相信号を復調する復調処理部とを備え、
前記遅延補償器は、前記干渉信号光を均等な位相差で複数出力し、
前記復調処理部は、
これら複数の干渉信号光より直交成分を抽出し、
該直交成分に基づいて前記位相信号を復調して検出物理量を得ることを特徴とするものである。
本発明に係る光ファイバセンサシステムによれば、従来のPGC−PMDI(Phase Generated Carrier−Path Matched Differential Interferometry)ホモダイン方式やヘテロダイン方式と同程度の高精度および多重伝送能力を維持したままシステムを簡素化することができ、光ファイバセンサシステムの低処理量化および低コスト化を実現することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ファイバセンサシステムの構成を示すものである。
図1の光ファイバセンサシステムは、パルス光源部101、往路伝送ファイバ102、光カプラ103、干渉型光ファイバセンサ105、復路伝送ファイバ106、遅延補償器107、受光部108a及び108b、復調処理部109を有する。
パルス光源部101は、パルス信号光を発生し、往路伝送ファイバ102に出力する。
往路伝送ファイバ102は、パルス信号光をパルス光源部101から干渉型光ファイバセンサ105へと伝送させる伝送路である。
光カプラ103は、伝送路の分岐点に設けられ、パルス信号光を分岐させる。
干渉型光ファイバセンサ105は、往路伝送ファイバ102から送られたパルス信号光を受光して、検出物理量に比例した位相信号を重畳し、復路伝送ファイバ106へとパルス信号光を出力する。
復路伝送ファイバ106は、干渉型光ファイバセンサ105から送られたパルス信号光を遅延補償器107へと伝送させる。
遅延補償器107は、干渉型光ファイバセンサと同じ光路差をつけることにより干渉型光ファイバセンサ105の前後パルスの遅延時間差を補償し、復路伝送ファイバ106を経由して戻ってくるパルス信号光を干渉信号光へと変換する。
受光部108a及び108bは、遅延補償器107で発生した干渉信号光を電気信号へと変換し、復調処理部109へ出力する。
復調処理部109は、受光部108a及び108bで変換された電気信号を位相信号へと復調する。
復調処理部109は、マイコンやDSP(Digital Signal Processor)のような演算手段上に実装したソフトウェア、ないしは回路デバイスなどのハードウェアを用いて実現することができる。
なお、遅延補償器107は、3ポート以上の多ポートカプラから構成され、図1に示すように入力側の未使用ポートを信号ポート(P1、P2、…)として使用する。本実施の形態1においては、3ポートを有するものとして以後の説明を行う。以後の実施の形態でも同様である。
なお、干渉型光ファイバセンサ105は、伝送路に対して並列に、同仕様のものを2個接続するものとする。
信号ポートから得られる干渉信号l1、l2、…から直交成分を抽出し、位相復調することによって干渉位相φを得る。具体的な計算式については後述する。
ここで、本発明に係る光ファイバセンサシステムの理解を容易にするために、従来のPGC−PMDI光ファイバセンサシステムの動作を説明する。
図10は、従来のPGC−PMDI方式を用いた光ファイバセンサシステムの構成を示すものである。
図10の光ファイバセンサシステムの構成は、図1と基本部分を共通にするが、遅延補償器107に替えてPGC位相変調器104を有する点、干渉型光ファイバセンサ105を1つのみ備える点、及び受光部108を1つのみ備える点が、図1の構成と異なる。
PGC−PMDI光ファイバセンサの長所としては、時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)などの多重化技術を使うことより、1往復分(2本)の光ファイバ伝送路に数百チャネルの光ファイバセンサを繋げることができ、また、低伝送損失で強度変動の影響を受けにくいため長距離伝送能力が極めて高いことが挙げられる。
次に、図10の光ファイバセンサシステムの動作について説明する。
図1の受光部108の左側に示した3つ山のパルス波形において、真ん中のパルスが干渉信号(I)であり、検出する位相信号φを含む次式(6)で与えられる。
Figure 2008082921
ここで、A、Bは光強度および干渉する2光の偏光面がどれだけ一致しているかを表す係数であり、CはPGC変調度、f0はPGCキャリア周波数である。
このとき、キャリア周波数成分(l1)およびキャリア2次高調波成分(l2)を同期検波処理およびLPF(Low Pass Filter)処理によって抽出すると、次式(7)の直交成分(cosφ、sinφ)を得る。
Figure 2008082921
ここで、Jn(C)はn次の第一種ベッセル関数を表す。
上記式(7)から、直交成分(cosφ、sinφ)を用いて、次式(8)のatan復調処理あるいは次式(9)の微分クロス乗算復調処理により、干渉位相信号φを得る。
Figure 2008082921
Figure 2008082921
図11は、以上説明した従来のPGC−PMDI方式を用いた光ファイバセンサシステムの位相復調処理を表すブロック図である。
図10の復調処理部109は、図11の構成を備えることにより、干渉位相信号φを得る。
このように、従来のPGC−PMDI方式を用いた光ファイバセンサシステムにおいては、直交成分(cosφ、sinφ)を得る演算過程において、LPFを用いることからも分かるように、余分な周波数帯域が必要となる。
本発明は、このような余分な周波数帯域を必要とせず、高精度かつ多重伝送能力を有する光ファイバセンサシステムを提案するものである。
以後は、本実施の形態1の説明に戻る。
まず、パルス光源部101が発するパルス信号光の経路と、これに基づく遅延補償器107の出力について説明する。
(1)干渉型光ファイバセンサ105からの出力
パルス光源部101が発するパルス信号光は、干渉型光ファイバセンサ105に入力した後、アーム長の長い方を経由して出力される信号光と、アーム長の短い方を経由して出力される信号光とに分かれて出力される。
(2)遅延補償器107からの出力
干渉型光ファイバセンサ105が出力したパルス信号光は、遅延補償器107に入力した後、遅延補償器107のアーム長の長い方を経由して出力される信号光と、アーム長の短い方を経由して出力される信号光とに分かれて出力される。
(3)結果出力
上記(1)(2)の結果、干渉型光ファイバセンサ105からの出力が2パターン、遅延補償器107からの出力が2パターン、掛け合わせて合計4パターンの信号が出力されることとなる。
遅延補償器107は干渉型光ファイバセンサ105と同じ光路差を有しているため、(1)干渉型光ファイバセンサ105の短いアームと遅延補償器107の長いアームを経由した光と、(2)干渉型光ファイバセンサ105の長いアームと遅延補償器107の短いアームを経由した光とは、相互に干渉し合って出力される。
以後の説明において、この干渉成分のことを「干渉信号光」「干渉成分」などと称し、この前後に現れる残りの2パターンの信号光のことを「非干渉信号」「非干渉成分」などと称する。
また、図1において干渉型光ファイバセンサ105が2つ存在するが、これらはともに同様の動作をするものである。一方の干渉型光ファイバセンサ105から出力された信号光が受光部108aで、もう一方が受光部108bで受光され、それぞれに対応した信号ポートから出力されるものとする。
次に、遅延補償器107の構成について説明する。
遅延補償器107は、上述の通り3ポートを有し、このうち信号ポート1(受光部108aに接続されている)および信号ポート2(受光部108bに接続されている)より、遅延補償器107の出力を得る。
3ポート遅延補償器から得られる干渉信号光は、3ポート光カプラの空間対称性からポート間の位相が2π/3ずれた干渉信号光となり、次式(10)で表される。
Figure 2008082921
ここで、A1、B1、A2、B2は、上記式(6)と同様に光強度および偏光面の一致度を表す係数である。これらA1、B1、A2、B2の値は、事前に初期値を計測して図示しないメモリ等の記憶手段に記憶させておく。
次に、復調処理部109の演算について説明する。
上記式(10)及び事前に計測して記憶させておいたA1、B1、A2、B2により、次式(11)が得られる。
Figure 2008082921
さらに、上記式(11)の両辺から、次式(12)のように、干渉信号の直交成分(cosφ、sinφ)を求めることができる。
Figure 2008082921
この直交成分(cosφ、sinφ)に、上記式(8)のatan復調あるいは式(9)の微分クロス乗算復調処理を行うことにより、干渉位相信号φを得ることができる。
図2は、本実施の形態1における位相復調処理を表すブロック図である。
復調処理部109は、受光部108aより干渉信号光I1を、受光部108bより干渉信号光I2を受け取り、上述の式(11)(12)を用いて干渉位相信号φを得る。
A1、B1、A2、B2は、上述の通り初期値としてあらかじめ計測し、図示しない記憶手段に記憶させておくか、演算時に入力して復調処理部109に渡すようにする。
本実施の形態1において、光部品の偏光依存損失および温度依存損失、パルス光源の強度変動、伝送ファイバの伝送損失変動などが発生すると、初期値A1、B1、A2、B2が変動するので復調位相の誤差が劣化する。これらA1、B1、A2、B2の変動による影響を抑えるには、実施の形態2以降で述べる強度補正処理を備える必要がある。
従って、本実施の形態1は、A1、B1、A2、B2の初期値を計測した後、短時間の測定を行うような場合において、有効な手段となる。
本実施の形態1において、干渉型光ファイバセンサ105が検出する物理量としては、例えば歪み・温度・変位・圧力などが挙げられる。干渉型光ファイバセンサ105は、これらの物理量に基づいた位相信号をパルス光源部101が発したパルス信号光に重畳して出力する。
このときの位相信号と検出物理量の関係は、検出対象の物理量の種類や干渉型光ファイバセンサ105の仕様により異なるものであるため、本実施の形態1においては具体的には言及しないが、センサシステムに求められる機能や性能に基づき、適切に設計すればよい。
以上のように、本実施の形態1によれば、
検出物理量に基づく位相信号を入力信号光に重畳して出力する光ファイバセンサ105と、
光ファイバセンサ105の光路差と同じ光路差を有し、該光路差に基づいて干渉信号光(I1、I2)を出力する遅延補償器107と、
遅延補償器107の出力に基づき位相信号φを復調する復調処理部109とを備え、
遅延補償器107は、干渉信号光(I1、I2)を均等な位相差(2π/3)で複数出力し、
復調処理部109は、
これら複数の干渉信号光より直交成分(cosφ、sinφ)を抽出し、
該直交成分に基づいて位相信号φを復調して検出物理量を得るので、
従来技術のPGC−PMDI方式と比較すると、PGC位相変調を使わないので余分なキャリア周波数帯域が不要であり、低処理・低コストな光ファイバセンサシステムを得ることができる。
また、干渉信号光(I1、I2)を表す式(10)の係数A1、B1、A2、B2を記憶するメモリなどの記憶手段を設け、
復調処理部109は、当該記憶値及び式(10)に基づいて、直交成分(cosφ、sinφ)を抽出するので、
A1、B1、A2、B2を計測した後、短時間の測定を行うような場合において、高精度かつ多重伝送能力を有する光ファイバセンサシステムを得ることができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る光ファイバセンサシステムの構成を示すものである。
図3の光ファイバセンサシステムの構成は、実施の形態1における図1と主要部を共通にするが、これに加えて、遅延補償器107の干渉アーム側の未使用ポートをモニタポート(M)として使用する点が異なる。
なお、図3で示すように、モニタポートの前後パルスをそれぞれm1、m2、信号ポート1の干渉信号光をl1、干渉信号光l1の前後パルスをそれぞれp11、p12、信号ポート2の干渉信号光をl2、干渉信号光l2の前後パルスをそれぞれp21、p22とする。
m1、m2、p11、p12、p21、p22を測定して強度補正を随時行いながら、干渉信号光l1、l2を位相復調することによって、干渉位相φを得る。具体的な計算式については後述する。
次に、図5の、モニタポート、信号ポート1および2から構成される遅延補償器107による動作について説明する。なお、基本的な干渉信号光の位相復調処理は、実施の形態1に準ずるため省略し、ここでは式(10)のA1、B1、A2、B2を算出する強度補正処理について説明する。
干渉型光ファイバセンサ105のアーム長の短い方の挿入損失をS1、長い方の挿入損失をL1とし、遅延補償器107のアーム長の短い方の挿入損失をS2、長い方の挿入損失をL2と定義する。
モニタポートの前パルス強度(m1)は干渉型光ファイバセンサ105の短いアームの挿入損失(S1)に比例し、後パルス強度(m2)は干渉型光ファイバセンサ105の長いアームの挿入損失(L1)に比例する。
また、信号ポート1の干渉しない前パルス強度(p11)は干渉型光ファイバセンサ105の短いアームと遅延補償器107の短いアームを経由した光なのでS1・S2に比例し、後パルス強度(p12)は干渉型光ファイバセンサ105の長いアームと遅延補償器107の長いアームを経由した光なのでL1・L2に比例する。
従って、a、bを適切な比例係数として、m1、m2、p11、p12は次式(13)で与えられる。
Figure 2008082921
干渉信号光(l1)は、(1)干渉型光ファイバセンサ105の短いアームと遅延補償器107の長いアームを経由した光と、(2)干渉型光ファイバセンサ105の長いアームと遅延補償器107の短いアームを経由した光との干渉光なので、次式(14)で与えられる。
Figure 2008082921
I2についても、同様の関係が成り立つ。
従って、(A1、B1、A2、B2)と(m1、m2、p11、p12、p21、p22)は次式(15)の関係を満たす。
Figure 2008082921
式(15)よりA1、B1、A2、B2を算出して、実施の形態1で述べた式(11)および式(12)を経て、式(8)のatan復調あるいは式(9)の微分クロス乗算復調処理を行うことにより、干渉位相信号φを得ることができる。
図4は、本実施の形態2における位相復調処理を表すブロック図である。
復調処理部109は、受光部108aより(I1、p11、p12)を、受光部108bより(I2、p21、p22)を、受光部108cより(m1、m2)を受け取り、上述の式(11)(12)(15)を用いて干渉位相信号φを得る。
実施の形態1と異なり、強度補正処理部109aにより、A1、B1、A2、B2の値を補正する強度補正の機能が含まれるため、干渉型光ファイバセンサ105および遅延補償器107の偏光依存損失および温度依存損失の影響を受けにくい。
また、パルス光源101の強度変動や伝送ファイバ102、106の伝送損失変動の影響も受けにくい。
本実施の形態2においては、実施の形態1のように、A1、B1、A2、B2の初期値を事前に計測することが不要である。ただし、強度補正処理が加わる分だけ、実施の形態1の構成よりも低処理量化、低コスト化の効果は小さい。
なお、本実施の形態2における「補正手段」は、強度補正処理部109aがこれに該当する。
以上のように、本実施の形態2によれば、
干渉信号光(I1、I2)の強度補正処理を行う強度補正処理部109aを設け、
遅延補償器107は、
干渉型光ファイバセンサ105のアーム挿入損失(S1、L1)に比例した強度のモニタ信号(m1、m2)を出力し、
強度補正処理部109aは、モニタ信号(m1、m2)を用いてA1、B1、A2、B2の強度補正処理を行い、
復調処理部109は、
当該補正処理後の干渉信号光(I1、I2)を用いて、直交成分(cosφ、sinφ)を抽出するので、
干渉型光ファイバセンサ105および遅延補償器107の偏光依存損失および温度依存損失の影響を受けにくい。
また、パルス光源101の強度変動や伝送ファイバ102、106の伝送損失変動の影響も受けにくい。
そのため、より高精度な光ファイバセンサシステムを得ることができる。
また、強度補正処理部109aは、
上記(15)により、干渉信号光の干渉成分(I1、I2)の前後に現れる非干渉成分(p11、p12、p21、p22)を用いて強度補正処理を行うので、
より高精度な光ファイバセンサシステムを得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、(m1、m2、p11、p12、p21、p22)の合計6個の信号を用いて強度補正処理部109aで強度補正を行った。
本実施の形態3では、遅延補償器107の多ポートカプラとして、偏光依存損失、温度依存損失の低いデバイスを選定することによって、これらは一定であると見なし、モニタポートの2信号(m1、m2)の2信号のみを用いて強度補正処理を行う。
ただし、伝送路の損失変動は(m1、m2)に含まれるので、後述の強度補正処理で補正する。
なお、本実施の形態3に係る光ファイバセンサシステムの構成は、復調処理部109を除き実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
次に、本実施の形態3における強度補正処理について説明する。
本実施の形態3では、信号ポート1および2の干渉しない前後パルス(p11、p12、p21、p22)は使用せず、初期状態から安定しているものと見なして、次式(16)を用いて復調処理を行う。
Figure 2008082921
上記式(16)の係数(m1_0、m2_0、p11_0、p12_0、p21_0、p22_0)は、事前に初期値を計測して図示しないメモリ等の記憶手段に記憶させておく。
実際の復調処理においては、モニタ信号(m1、m2)から上記式(16)を用いてA1、B1、A2、B2を算出し、実施の形態1で述べた式(11)および式(12)を経て、式(8)のatan復調あるいは式(9)の微分クロス乗算復調処理を行うことにより、干渉位相信号φを得ることができる。
図5は、本実施の形態3における位相復調処理を表すブロック図である。
復調処理部109は、受光部108aより(I1)を、受光部108bより(I2)を、受光部108cより(m1、m2)を受け取り、上述の式(11)(12)(16)を用いて干渉位相信号φを得る。
実施の形態2における図4の構成と異なり、前後パルス(p11、p12、p21、p22)を用いないので、強度補正処理に使用する信号が少なく、実施の形態2よりも低処理・低コストな復調処理装置を構築することができる。
以上のように、本実施の形態3によれば、
干渉信号光を表す数式(16)の係数(m1_0、m2_0、p11_0、p12_0、p21_0、p22_0)を記憶する記憶手段を設け、
強度補正処理部109aは、
当該記憶値及び式(16)に基づいて強度補正処理を行うので、
強度補正処理に使用する信号が少なく、実施の形態2よりも低処理・低コストな復調処理装置を構築することができる。その反面、遅延補償器107の偏光依存損失および温度依存損失の影響を受けやすいので、遅延補償器107に使用する多ポート光カプラには偏光依存損失や温度依存損失の低い光デバイスを選定する必要がある。
実施の形態4.
実施の形態3では、(m1、m2)の合計2個の信号を用いて強度補正処理部109aで強度補正を行った。
本実施の形態4では、m1あるいはm2の何れか1信号をモニタ信号(m)として強度補正処理を行う。
なお、本実施の形態4に係る光ファイバセンサシステムの構成は、復調処理部109を除き実施の形態3と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態4では、実施の形態3と同様に遅延補償器107の多ポートカプラとして偏光依存損失、温度依存損失が低いものを選択することによって、これらは一定であると見なす。
さらに実施の形態3に加えて、干渉型光ファイバセンサ105に使用する光カプラの偏光依存損失、温度依存損失も一定であると見なすため、干渉型光ファイバセンサ105に使用する光カプラには偏光依存損失や温度依存損失の低いものを選定する必要がある。
次に、本実施の形態4における強度補正処理について説明する。
本実施の形態4では、モニタポートの1信号(m)のみを用い、次式(17)により強度補正処理を行う。
Figure 2008082921
上記式(17)の係数(m0、A1_0、B1_0、A2_0、B2_0)は、事前に初期値を計測して図示しないメモリ等の記憶手段に記憶させておく。
実際の復調処理においては、モニタ信号(m)から上記式(17)を用いてA1、B1、A2、B2を算出し、実施の形態1で述べた式(11)および式(12)を経て、式(8)のatan復調あるいは式(9)の微分クロス乗算復調処理を行うことにより、干渉位相信号φを得ることができる。
図6は、本実施の形態4における位相復調処理を表すブロック図である。
復調処理部109は、受光部108aより(I1)を、受光部108bより(I2)を、受光部108cより(m)又は(m2)を受け取り、上述の式(11)(12)(17)を用いて干渉位相信号φを得る。
実施の形態3における図5の構成と異なり、モニタ信号を1つのみしか用いないので、強度補正処理に使用する信号が少なく、実施の形態3よりも低処理・低コストな復調処理装置を構築することができる。
なお、本実施の形態4においては、モニタ信号として、モニタポートの前後パルスのどちらか1信号を用いた強度補正処理について述べたが、モニタポートを使用しないで、パルス光源101の直後や遅延補償器107の直前にタップPD(Photo Diode)を挿入して得られた平均パワーをモニタ信号として使用しても同様の効果が得られる。
このとき、遅延補償器107のモニタポートは不要になる。
以上のように、本実施の形態4によれば、
式(17)の係数m0、A1_0、B1_0、A2_0、B2_0を記憶する記憶手段を設け、
強度補正処理部109aは、
当該記憶値及び式(17)を用いて強度補正処理を行うので、
強度補正に使用する信号が少なく、実施の形態3よりも低処理・低コストな復調処理装置を構築することができる。その反面、実施の形態3と比較して、干渉型光ファイバセンサ105の偏光依存損失および温度依存損失の影響を受けやすいので、干渉型光ファイバセンサ105に使用する光カプラには偏光依存損失や温度依存損失の低い光デバイスを選定する必要がある。
実施の形態5.
実施の形態2では、(m1、m2、p11、p12、p21、p22)の合計6個の信号を用いて強度補正処理部109aで強度補正を行った。
本実施の形態5では、干渉信号光(l1、l2)の前後に現れる前後パルス(p11、p12、p21、p22)の4信号を用いて強度補正処理を行う。
従って、実施の形態2の図3と比較して、モニタポートの受光部(M)が不要となる。
また、本実施の形態5では、実施の形態4と同様に干渉型光ファイバセンサ105に使用する光カプラとして偏光依存損失、温度依存損失が低いものを選択することによって、これらは一定であると見なす。
なお、本実施の形態5に係る光ファイバセンサシステムの構成は、復調処理部109を除き実施の形態1の図1と同様であるため、説明を省略する。
次に、本実施の形態5における強度補正処理について説明する。
本実施の形態5では、モニタポートの2信号(m1、m2)は使用せずに、初期状態から安定しているものと見なして、次式(18)により強度補正処理を行う。
Figure 2008082921
上記式(18)の係数(m1_0、m2_0)は、事前に初期値を計測して図示しないメモリ等の記憶手段に記憶させておく。
実際の復調処理においては、前後パルス(p11、p12、p21、p22)から上記式(18)を用いてA1、B1、A2、B2を算出し、実施の形態1で述べた式(11)および式(12)を経て、式(8)のatan復調あるいは式(9)の微分クロス乗算復調処理を行うことにより、干渉位相信号φを得ることができる。
図7は、本実施の形態5における位相復調処理を表すブロック図である。
復調処理部109は、受光部108aより(I1、p11、p12)を、受光部108bより(I2、p21、p22)を受け取り、上述の式(11)(12)(18)を用いて干渉位相信号φを得る。
実施の形態2における図4と異なり、モニタ信号を用いないので、モニタポート自体が不要となり、さらに強度補正処理に使用する信号が少なく、実施の形態2よりも低処理・低コストな復調処理装置を構築することができる。
以上のように、本実施の形態5によれば、
強度補正処理部109aは、
干渉信号光の干渉成分(l1、l2)の前後に現れる非干渉成分(p11、p12、p21、p22)を用いて強度補正処理を行うので、
強度補正処理に使用する信号が少なく、実施の形態2よりも低処理・低コストな復調処理装置を構築することができる。また、実施の形態3および4と比較して、モニタポート用の受光部(M)が不要であるため、コスト低減に資する。
その反面、干渉型光ファイバセンサ105の偏光依存損失および温度依存損失の影響を受けやすいので、干渉型光ファイバセンサ105に使用する光カプラには偏光依存損失や温度依存損失の低い光デバイスを選定する必要がある。
また、干渉信号光(l1、l2)を表す数式(18)の係数(m1_0、m2_0、p11_0、p12_0、p21_0、p22_0)を記憶する記憶手段を設け、
強度補正処理部109aは、
当該記憶値及び式(18)に基づいて強度補正処理を行うので、
非干渉成分(p11、p12、p21、p22)のみを用いて強度補正処理を行っても高精度なセンシングを行うことができる。
実施の形態6.
図8は、本発明の実施の形態6に係る光ファイバセンサシステムの一部の構成を示すものである。
上記実施の形態1〜5においては、遅延補償器107の入力側の未使用ポートを信号ポートとして説明したが、図8に示すように、入力ポート直前に光サーキュレータ110あるいは光カプラなどを挿入することにより、入力ポートも信号ポートとして使用することが可能である。
その他の構成は、実施の形態1〜5のいずれかと同様のものとすることができる。
実施の形態7.
図9は、本発明の実施の形態7に係る光ファイバセンサシステムの構成を示すものである。
上記実施の形態1〜6においては、往復路別伝送の光ファイバセンサシステムについて述べたが、光源部と検出部との場所が全く異なるような、図9のような形態をとる片道伝送の光ファイバセンサシステムに適用しても、同様の効果が得られる。
復調処理に関しては、実施の形態1〜5で説明したいずれかの方法及び構成を用いることができる。
上記実施の形態1〜7において、遅延補償器107として3ポート光カプラを用いた構成について述べたが、4ポート以上の光カプラを用いても同様の効果が得られる。
ただし、nポートの光カプラを用いた場合はポート間の位相差は2π/nとなるので、式(10)〜(12)、(14)の直交成分を抽出する過程の計算式は、ポート数に応じた適切な式に置き換える必要がある。
上記実施の形態1〜7において、反射型の光ファイバセンサから構成されるシステムについて述べたが、透過型の光ファイバセンサでも同様の効果が得られる。
しかし、透過型の光ファイバセンサにおいては反射素子のFRM(Faraday Rotator Mirror)を使用しないので、偏波保持ファイバを用いるなど他の偏光対策が必要となる。
上記実施の形態1〜7において、TDMを基本とした光カプラ分岐から構成されるシステムについて述べたが、光スイッチを用いたTDMや、光合波分波器およびOADM(Optical Add/Drop Multiplexer)を用いたWDMに適用しても同様の効果が得られる。
上記実施の形態1〜7において、往復路別伝送の光ファイバセンサシステムについて述べたが、往復路共通伝送の光ファイバセンサシステムに適用しても同様の効果が得られる。
ただし、往復路共通伝送の光ファイバセンサシステムにおいては、伝送路中で発生するレイリー散乱による雑音が支配的になるので、長距離伝送システムには不適である。
上記実施の形態1〜7において、PGC−PMDI方式と比較して低コスト・低処理量な光ファイバセンサシステムが構築できることを特長として述べたが、PGC位相変調が不要であるために余分となった周波数帯域をセンサの受信周波数帯域に割り振ることも可能である。
このときには、PGC−PMDI方式と同程度のコスト・処理量で、センサの受信周波数帯域を拡げることができる。即ち、PGC−PMDI方式と比較して、より高周波帯域まで測定できることを特長とするシステムも構築可能である。
実施の形態1に係る光ファイバセンサシステムの構成を示すものである。 実施の形態1における位相復調処理を表すブロック図である。 実施の形態2に係る光ファイバセンサシステムの構成を示すものである。 実施の形態2における位相復調処理を表すブロック図である。 実施の形態3における位相復調処理を表すブロック図である。 実施の形態4における位相復調処理を表すブロック図である。 実施の形態5における位相復調処理を表すブロック図である。 実施の形態6に係る光ファイバセンサシステムの一部の構成を示すものである。 実施の形態7に係る光ファイバセンサシステムの構成を示すものである。 従来のPGC−PMDI方式を用いた光ファイバセンサシステムの構成を示すものである。 従来のPGC−PMDI方式を用いた光ファイバセンサシステムの位相復調処理を表すブロック図である。
符号の説明
101 パルス光源部、102 往路伝送ファイバ、103 光カプラ、104 PGC位相変調器、105 干渉型光ファイバセンサ、106 復路伝送ファイバ、107 遅延補償器、108 受光部、108a 受光部、108b 受光部、109 復調処理部、110 光サーキュレータ。

Claims (12)

  1. 検出物理量に基づく位相信号を入力信号光に重畳して出力する光ファイバセンサと、
    前記光ファイバセンサの光路差と同じ光路差を有し、該光路差に基づいて干渉信号光を出力する遅延補償器と、
    前記遅延補償器の出力に基づき、前記位相信号を復調する復調処理部とを備え、
    前記遅延補償器は、前記干渉信号光を均等な位相差で複数出力し、
    前記復調処理部は、
    これら複数の干渉信号光より直交成分を抽出し、
    該直交成分に基づいて前記位相信号を復調して検出物理量を得ることを特徴とする光ファイバセンサシステム。
  2. 前記干渉信号光を表す数式の係数を記憶する記憶手段を設け、
    前記復調処理部は、
    当該記憶値に基づいて、前記直交成分を抽出することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサシステム。
  3. 前記記憶手段は、次式(1)の係数A1、B1、A2、B2を記憶し、
    前記復調処理部は、
    当該記憶値及び次式(1)に基づいて、前記直交成分を抽出することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバセンサシステム。
    Figure 2008082921
  4. 前記干渉信号光の強度補正処理を行う補正手段を設け、
    前記遅延補償器は、
    前記光ファイバセンサのアーム挿入損失に比例した強度のモニタ信号を出力し、
    前記補正手段は、前記モニタ信号を用いて強度補正処理を行い、
    前記復調処理部は、
    当該補正処理後の干渉信号光を用いて、前記直交成分を抽出することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサシステム。
  5. 前記補正手段は、
    前記干渉信号光の干渉成分の前後に現れる非干渉成分を用いて強度補正処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の光ファイバセンサシステム。
  6. 前記補正手段は、
    次式(2)を用いて強度補正処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の光ファイバセンサシステム。
    Figure 2008082921
  7. 前記干渉信号光を表す数式の係数を記憶する記憶手段を設け、
    前記補正手段は、
    当該記憶値に基づいて強度補正処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の光ファイバセンサシステム。
  8. 前記記憶手段は、
    次式(3)の係数m1_0、m2_0、p11_0、p12_0、p21_0、p22_0を記憶し、
    前記補正手段は、
    当該記憶値及び次式(3)を用いて強度補正処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の光ファイバセンサシステム。
    Figure 2008082921
  9. 前記記憶手段は、
    次式(4)の係数m0、A1_0、B1_0、A2_0、B2_0を記憶し、
    前記補正手段は、
    当該記憶値及び次式(4)を用いて強度補正処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の光ファイバセンサシステム。
    Figure 2008082921
  10. 前記干渉信号光の強度補正処理を行う補正手段を設け、
    前記補正手段は、
    前記干渉信号光の干渉成分の前後に現れる非干渉成分を用いて強度補正処理を行い、
    前記復調処理部は、
    当該補正処理後の干渉信号光を用いて、前記直交成分を抽出することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサシステム。
  11. 前記干渉信号光を表す数式の係数を記憶する記憶手段を設け、
    前記補正手段は、
    当該記憶値に基づいて強度補正処理を行うことを特徴とする請求項10に記載の光ファイバセンサシステム。
  12. 前記記憶手段は、
    次式(5)の係数m1_0、m2_0を記憶し、
    前記補正手段は、
    当該記憶値及び次式(5)を用いて強度補正処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の光ファイバセンサシステム。
    Figure 2008082921
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