JP2003342045A - 合わせガラス中間層用樹脂組成物、合わせガラスおよびその製造法 - Google Patents

合わせガラス中間層用樹脂組成物、合わせガラスおよびその製造法

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JP2003342045A
JP2003342045A JP2002149033A JP2002149033A JP2003342045A JP 2003342045 A JP2003342045 A JP 2003342045A JP 2002149033 A JP2002149033 A JP 2002149033A JP 2002149033 A JP2002149033 A JP 2002149033A JP 2003342045 A JP2003342045 A JP 2003342045A
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laminated glass
glass
intermediate layer
liquid resin
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JP2002149033A
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Toheiji Kawabata
十平次 川端
Yasuhiro Matsumoto
泰宏 松本
Akifumi Nakamura
昭文 中村
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合わせガラス用に優れた透明性、耐衝撃性お
よび耐光性等を有する中間層を形成し、かつ中間層材料
の作業性が簡便で、ガラスとの貼り合わせ工程が簡略化
されうる中間層用樹脂組成物、合わせガラスおよびその
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 イソシアネート基を有するウレタンプレ
ポリマー(A)又は該イソシアネート基がブロックされ
たウレタンプレポリマー(B)と、活性水素を2個以上
有するポリアミン化合物(C)又は該アミン化合物と活
性水素を2個以上有するポリオール化合物(D)の混合
物とを含有し、且つ溶剤を含有しない合わせガラス中間
層用液状樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合わせガラスの中間層
として耐衝撃性、透明性および耐光性に優れる無溶剤ポ
リウレタン液状樹脂組成物及びそれを用いてなる合わせ
ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2枚の透明ガラス板の間に、可塑
化ポリビニルブチラール樹脂に代表される樹脂膜(以
下、中間膜という)を積層接着して得られる合わせガラ
スが、破損時にガラスの破片が飛散せず安全性に優れて
いるので、自動車用、航空機用、建築用等の窓ガラスと
して広く使用されてきた。
【0003】このような合わせガラスは、可塑化ポリビ
ニルブチラール樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂あるい
はエチレン−酢酸ビニル樹脂等の中間膜を2枚の透明ガ
ラス板の間にはさみ、得られた積層体を予備圧着して層
間に残存する空気等の気体を脱気した後、本圧着し積層
体を完全に密着させて作製される。
【0004】その中間膜に要求される特性としては、透
明性、ガラスとの接着性、耐衝撃性即ち耐貫通性、耐光
性などがあげられる。
【0005】しかしながら、従来の前記中間膜は、上記
の特性を有しているものの、一般に長尺シートを巻重し
て保存されるために、例えば、可塑化ポリビニルブチラ
ール樹脂シートの保存中に中間膜同士がくっついてしま
う、いわゆるブロッキング現象が生じるという問題点を
有している。
【0006】このブロッキングを防止するために、重曹
のようなブロッキング防止剤を散布し、使用にあたって
はこれを水洗除去、乾燥といった煩雑な工程が必要とな
り、また、中間膜シートの表面にエンボス加工を施しブ
ロッキングを防止する工程を加えるなど、いずれも作業
工程が複雑である欠点を有している。
【0007】また、前記中間膜シートの吸湿によりガラ
スとの接着性が低下し、白濁不透明化といった現象もみ
られ、その対策として予備圧着工程で十分脱気した後、
オートクレーブによる強制的な加圧圧着を行うといった
複雑な工程が必要である欠点も有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の問題
点を解決するために、合わせガラス用に優れた透明性、
耐衝撃性および耐光性等を有する中間層を形成し、かつ
中間層材料の作業性が簡便で、ガラスとの貼り合わせ工
程が簡略化されうる中間層用樹脂組成物、合わせガラス
およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、上記中間層をシート状の中間膜として一対の
ガラス板の間に挿入するのではなく、液状樹脂組成物を
ガラス板の間に挿入し、該組成物を反応させることによ
って中間膜を形成させ、同時に合わせガラスを製造する
という製造工程・コストの面で有利な方法を見いだし本
発明に至った。
【0010】即ち、本発明は、イソシアネート基を有す
るウレタンポリマー(A)又は該イソシアネート基がブ
ロック化剤によってブロックされたウレタンポリマー
(B)と、ポリアミン化合物(C)又は該ポリアミン化
合物と活性水素を2個以上有するポリオール化合物
(D)の混合物を含有し、かつ溶剤を含有しない合わせ
ガラス中間層用液状樹脂組成物、該組成物を含む合わせ
ガラス及びその製造方法に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、合わせガラスの中間
層材料が液状樹脂組成物であるため、容易に1枚のガラ
ス板に塗布でき、これにもう1枚のガラス板を重ね合わ
せ加熱し、上記樹脂組成物を反応硬化させて合わせガラ
スが得られることから、従来方法に比べ合わせガラス製
造工程が大幅に簡略化できる利点があるのに加え、該合
わせガラスの全光線透過率が80%以上で透明性に優
れ、かつガラスとの接着性がよく耐貫通性に優れた合わ
せガラスを供給することができる。
【0012】本発明における液状樹脂組成物の反応によ
って得られる高分子量ポリウレタン樹脂は、イソシアネ
ート基を有するウレタンポリマー(A)〔以下、単にウ
レタンポリマー(A)と称す〕又は該イソシアネート基
がブロック化剤によってブロックされたウレタンポリマ
ー(B)〔以下、単にウレタンポリマー(B)と称す〕
からなる通常A液と称される液状のウレタンプレポリマ
ーと、通常B液と称されるポリアミン化合物又は該ポリ
アミン化合物とポリオール化合物の混合物とを、室温又
は加温して混合、脱泡した後、加熱してウレタン・ウレ
ア結合に基づく鎖伸長反応、およびアロファネート・ビ
ューレット結合に基づく架橋反応により得られる。
【0013】本発明で用いられるウレタンプレポリマー
(A)又は(B)を構成するポリオール(E)は、種々
のポリオールを挙げることができるが、最終的に得られ
るウレタン樹脂の耐光性を考慮して脂肪族又は脂環族の
ポリオールが好ましい。特にポリアルキレンエーテルジ
オール(G)、ポリエステルジオール(H)、ポリカー
ボネートジオール(I)及びこれらのジオールにラクト
ンモノマー(J)を開環付加重合反応させて得られるラ
クトン変性ジオール(K)から選ばれた一種または二種
以上のポリオールが注型品に柔軟性、弾力性、低温屈曲
性、等の特性を付与することができることから好まし
い。
【0014】本発明で用いることができるポリアルキレ
ンエーテルジオール(G)としては、通常、エチレンオ
キサイド、1,2−及び1,3−プロピレンオキサイ
ド、1,2−、2,3−及び1,4−ブチレンオキサイ
ド、アルキルテトラヒドロフラン等の分子内環状エーテ
ル化合物の単独重合又は2種類以上のランダム共重合、
ブロック共重合等で得られるものが挙げられる。特に
1,4−ブチレンオキサイド(テトラヒドロフラン)単
独又はそれを含む2種以上のアルキレンオキサイドの開
環重合物及び付加重合物が好ましい。
【0015】ポリエステルジオール(H)としては、二
価アルコ−ルと二塩基性カルボン酸との反応生成物が挙
げられる。遊離ジカルボン酸の代わりに、対応の無水物
又は低級アルコ−ルのジエステル或いはその混合物もポ
リエステルの製造に使用することができる。
【0016】上記二価アルコ−ルとしては、特に限定は
しないが、脂肪族又は脂環族のものが好ましく、例えば
エチレングリコ−ル、1,3−及び1,2−プロピレン
グリコ−ル、1,4−及び1,3−及び2,3−ブチレ
ングリコ−ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘ
キサングリコ−ル、1,8−オクタンジオ−ル、1,9
−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、ネオペ
ンチルグリコ−ル、シクロヘキサンジメタノ−ル、1,
4−ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキサン、2
−メチル−1,3−プロパンジオ−ル、2,2,4−ト
リメチル−1,3−ペンタンジオ−ル、ジエチレングリ
コ−ル、ジプロピレングリコ−ル、トリエチレングリコ
−ル、トリプロピレングリコ−ル、ジブチレングリコ−
ル、ポリエチレングリコ−ル、ポリプロピレングリコ−
ル、ポリテトラメチレングリコ−ル等が挙げられる。
【0017】上記二塩基性カルボン酸としては、脂肪
族、脂環族、芳香族及び/又は複素環式とすることがで
き、不飽和であっても或いは例えばハロゲン原子で置換
されても良い。これらカルボン酸としては、限定はしな
いが、例えばコハク酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸、トリメチン酸、無水フタル酸、無水テトラヒ
ドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水テトラ
ヒドロイソフタル酸、無水ヘキサヒドロイソフタル酸、
無水エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水グルタ
ル酸、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、ダイマ
−脂肪酸、例えばオレイン酸、ジメチルテレフタレ−ト
及び混合テレフタレ−トが挙げられる。特に、脂肪族及
び脂環族の二塩基性カルボン酸が好ましい。
【0018】これらの中で特に、炭素数が2〜10のア
ルキレングリコールとアジピン酸からのポリエステルジ
オールが好ましい。
【0019】ポリカーボネートジオール(I)として
は、エチレングリコ−ル、1,3−及び1,2−プロピ
レングリコ−ル、1,4−及び1,3−及び2,3−ブ
チレングリコ−ル、1,6−ヘキサングリコ−ル、1,
8−オクタンジオ−ル、1,9−ノナンジオール、1,
10−デカンジオール、ネオペンチルグリコ−ル、シク
ロヘキサンジメタノ−ル、1,4−ビス−(ヒドロキシ
メチル)−シクロヘキサン、2−メチル−1,3−プロ
パンジオ−ル、2,2,4−トリメチル−1,3−ペン
タンジオ−ル、ジエチレングリコ−ル、ジプロピレング
リコ−ル、トリエチレングリコ−ル、トリプロピレング
リコ−ル、ジブチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ
−ル、ポリプロピレングリコ−ル、ポリテトラメチレン
グリコ−ル等の様なジオ−ルとホスゲン、ジアリルカ−
ボネ−ト、ジアルキルカーボネートもしくは環式カ−ボ
ネ−ト(例えばエチレンカ−ボネ−ト)との反応生成物
が挙げられる。中でも炭素数が4〜10のアルキレング
リコールのポリカーボネートジオールが好ましい。
【0020】また、ラクトン変性ジオール(K)に使用
されるラクトンモノマーとしては、バレロラクトン、メ
チルバレロラクトン、ε−カプロラクトン、トリメチル
カプロラクトン等の1種又は2種以上を用いることが可
能である。特にε−カプロラクトンが、好ましく用いら
れる。ラクトンの変性量については特に限定はないが、
ポリオール(E)100重量部にラクトンモノマー
(J)10〜100重量部を開環付加重合反応させるの
が最も好適である。
【0021】ラクトン変性方法としては特に限定はない
が、一般に無溶媒下、テトライソプロピルチタネ−ト、
テトラブチルチタネ−ト、オクチル酸第1スズ、亜鉛ア
セチルアセトネート等の触媒存在下に、ポリオール
(E)と前述した様な各種ラクトンモノマ−(J)と
を、110℃〜220℃で反応させることにより得る事
ができる。
【0022】本発明で用いられるポリオール(E)とし
ては、上記するように、ポリアルキレンエーテルジオー
ル(G)、ポリエステルジオール(H)、ポリカーボネ
ートジオール(I)及びこれらのジオールにラクトンモ
ノマー(J)を開環付加重合させて得られるラクトン変
性ジオール(K)が好ましいが、上記二価アルコールを
それらと併用するか、場合によって単独で用いることも
できる。
【0023】本発明で用いられる多官能イソシアネート
(F)としては、特に限定はしないが、テトラメチレン
ジイソシアネ−ト、1,6−ヘキサメチレンジイソシア
ネ−ト、ドデカメチレンジイソシアネ−ト等の脂肪族イ
ソシアネート類、シクロヘキサン−1,3−及び1,4
−ジイソシアネ−ト、1−イソシアナト−3−イソシア
ナトメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン
(=イソホロンジイソシアネ−ト)、ビス−(4−イソ
シアナトシクロヘキシル)メタン(=水添MDI)、2
−及び4−イソシアナトシクロヘキシル−2´−イソシ
アナトシクロヘキシルメタン、1,3−及び1,4−ビ
ス−(イソシアナトメチル)−シクロヘキサン、ビス−
(4−イソシアナト−3−メチルシクロヘキシル)メタ
ン等の脂環族イソシアネート類、1,3−及び1,4−
テトラメチルキシリデンジイソシアネ−ト、2,4−及
び/または2,6−ジイソシアナトトルエン、2,2´
−、2,4´−及び/または4,4´−ジイソシアナト
ジフェニルメタン、1,5−ナフタレンジイソシアネ−
ト、p−及びm−フェニレンジイソシアネ−ト、キシリ
レンジイソシアネ−ト、ジフェニル−4,4´−ジイソ
シネ−ト、カルボジイミド変性液状MDI、ポリメリッ
クMDI等の芳香族イソシアネート類がある。中でも耐
光性の良好な脂肪族又は脂環族イソシアネートが好まし
い。
【0024】本発明におけるウレタンプレポリマー
(A)又は(B)の製造方法は特に限定はないが、例え
ばポリオール(E)に、多官能イソシアネート(F)を
多官能イソシアネート成分とポリオール成分とのNCO
基/OH基のモル比率を5.0/1.0〜1.3/1.
0の範囲で、20〜120℃の温度で、触媒なしで或い
は公知のウレタン化触媒を用いるか或いは反応遅延剤を
添加して、撹拌反応させてウレタンプレポリマーとする
方法が一般的である。
【0025】本発明に使用するブロック化剤としては、
ケトオキシム類、ラクタム類、フェノール類、ピラゾー
ル類、活性メチレン化合物類等、通常使用される公知の
イソシアネートブロック化剤が用いられる。中でも、ブ
ロック化反応が容易に進行し、又、解離温度も120〜
180℃と比較的マイルドな加熱条件で脱ブロック化が
可能という観点からケトオキシム類およびラクタム類が
好適である。中でも臭気が少ないという点でシクロヘキ
サノンオキシム、アセトキシム、ε−カプロラクタムが
特に本発明に於いて好ましいブロック化剤である。
【0026】ウレタンプレポリマーとブロック化剤を反
応させるブロック化反応条件はブロック化剤成分とウレ
タンプレポリマー成分とのNCO基/OH基のモル比率
を1.2/1.0〜1.0/1.0の範囲で、20〜1
20℃の温度で攪拌反応させる。
【0027】本発明におけるウレタンプレポリマー
(A)又は(B)は、反応時に鎖伸長剤として活性水素
を2個以上有するポリアミン化合物(C)が単独で使用
されるか、又は該ポリアミン化合物と活性水素を2個以
上有するポリオール化合物(D)の混合物が使用され
る。
【0028】活性水素を2個以上有するポリアミン化合
物の中でも特にジアミンが好適である。代表的なジアミ
ン化合物としては、1,2−ジアミノエタン、1,2−
ないしは1,3−ジアミノプロパン、1,2−ないしは
1,3−ないしは1,4−ジアミノブタン、1,5−ジ
アミノペンタン、1,6−ジアミノヘキサン、ピペラジ
ン、N,N’−ビス−(2−アミノエチル)ピペラジ
ン、1−アミノ−3−アミノメチル−3,5,5−トリ
メチル−シクロヘキサン(=イソホロンジアミン)、ビ
ス−(4−アミノシクロヘキシル)メタン、ビス−(4
−アミノ−3−ブチルシクロヘキシル)メタン、1,2
−、1,3−ないしは1,4−ジアミノシクロヘキサン
または1,3−ジアミノプロパン、ノルボルネンジアミ
ン、4,4’−メチレン−ビス−2−メチルシクロヘキ
シルアミン等が使用できる。
【0029】本発明のウレタンプレポリマー(A)又は
(B)とポリアミン化合物(C)との使用比率は、本発
明のウレタンプレポリマー成分とポリアミン成分のNC
O基/NH2基のモル比率が1.35/1.0〜1.0
/1.0の範囲になるような比率で使用される。
【0030】また、鎖伸長剤として上記ポリアミン化合
物と併用されうる活性水素を2個以上有するポリオール
化合物としては、特に限定はしないが、数平均分子量3
000以下のポリオールが好ましい。かかるポリオール
としては、エチレングリコ−ル、1,3−及び1,2−
プロピレングリコ−ル、1,4−及び1,3−及び2,
3−ブチレングリコ−ル、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサングリコ−ル、1,8−オクタンジオ−
ル、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオー
ル、ネオペンチルグリコ−ル、シクロヘキサンジメタノ
−ル、1,4−ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロヘ
キサン、2−メチル−1,3−プロパンジオ−ル、2,
2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオ−ル、ジエ
チレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、トリエチ
レングリコ−ル、トリプロピレングリコ−ル、ジブチレ
ングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、ポリプロピレ
ングリコ−ル、ポリテトラメチレングリコ−ル等のジオ
ール化合物が好ましく、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン等のトリオール化合物も使用することができる。
【0031】尚、ウレタンプレポリマー(A)又は
(B)と、ポリアミン化合物(C)及びポリオール化合
物(D)との使用比率は、(A)又は(B)のNCO基
/(C)及び(D)の反応基のモル比率が1.35/
1.0〜1.0/1.0の範囲が好ましい。
【0032】また、本発明のイソシアネート基を有する
ウレタンプレポリマー(A)または(B)、又は活性水
素を2個以上有するポリアミン化合物(C)及びそれと
ポリオール化合物(D)の混合物には、必要に応じて、
ベンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン系等の紫外線
吸収剤の他、酸化防止剤、光安定剤、滑剤、顔料着色
剤、接着性改良剤、界面活性剤、充填剤、帯電防止剤、
可塑剤、発泡剤その他の添加剤を加えることができる。
【0033】本発明で使用されるイソシアネート基を有
するウレタンプレポリマー(A)または(B)、又は活
性水素を2個以上有するポリアミン化合物(C)及びそ
れとポリオール化合物(D)との混合物は、実質的に溶
剤を含有しないものであり、常温で液状のものである。
該液状樹脂組成物の粘度は、25℃で100mPa・s
〜1000Pa・sが好ましく、実用的には100〜3
000dPa・sであることがより好ましい。該粘度が
かかる範囲であると、ガラス板への塗布が容易であり、
均一な厚みの中間層が得られ易い。
【0034】本発明で使用される該液状樹脂組成物は、
ガラス板に塗布し加熱反応させるまでの間、適当なポッ
トライフ、即ち例えば、JIS K−7301による8
0℃での樹脂組成物の粘度が500dPa・sに達する
までの時間が10分以上であることが好ましい。このポ
ットライフが10分以上であれば、ガラス板に塗布して
いる間の液状組成物の粘度が上がりすぎず、流動性を保
持して均質な中間層を容易に得る。
【0035】また、本発明での中間層の厚みは、特に限
定されるものではないが、合わせガラスとして要求され
る透明性、耐衝撃性や耐貫通性等の特性を保持するため
には、0.05〜1.6mm程度が好ましく、実用的に
は0.2〜1.2mm程度であることがより好ましい。
【0036】本発明で得られる合わせガラスは、少なく
とも一対のガラス及び/又は合成樹脂層を本発明の液状
樹脂組成物で接着することにより作製される。
【0037】上記ガラスの種類としては、特に限定され
るものではなく、フロート板ガラス、磨き板ガラス、平
板ガラス、曲板ガラス、並板ガラス、型板ガラス、金網
入り型板ガラス、着色されたガラス等の各種無機ガラ
ス、及び透明性がよく適度な剛性及び耐衝撃性を有する
ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹
脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂などの板状素材
である有機ガラスが挙げられ、これらの1種もしくは2
種以上が適用される。また上記ガラスの厚みは、用途・
目的に応じて選択されればよく、特に限定されるもので
はない。
【0038】上記合わせガラスの構成は、特に限定され
るものではなく、例えば、無機ガラス/本発明の中間層
/無機ガラスのガラス2枚からなる構成、あるいは無機
ガラス/該中間層/有機ガラス、有機ガラス/該中間層
/有機ガラス等の3層構成であってもよく、また無機ガ
ラス/該中間層/無機ガラス/有機ガラス/無機ガラス
等のガラス3枚以上からなる多層構成であってもよい。
【0039】また、上記の合わせガラスの構成におい
て、更に中間に、又は/及び表裏面の少なくとも1面に
合成樹脂層を貼り合わせることもできる。この合成樹脂
層の種類としては、特に限定されるものではなく、例え
ば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂等の透明
性に優れた合成樹脂の板状体、フィルムもしくはシート
等が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上が好適に
用いられる。また、上記合成樹脂層の厚みは、用途・目
的に応じて選択されればよく、特に限定されるものでは
ない。
【0040】本発明の合わせガラスの製造方法は、概略
以下の通りである。第一工程として、本発明のイソシア
ネート基を有するウレタンプレポリマー(A)または該
イソシアネート基がブロックされたウレタンプレポリマ
ー(B)と、活性水素を2個以上有するポリアミン化合
物(C)、又は(C)とポリオール化合物(D)の混合
物をミキサーで混合し、この液状組成物を40〜120
℃にて加温脱泡する。第二工程として、中間層が適当な
厚みになるようスペーサーもしくはクオーターを用いて
該組成物を1枚のガラス板に塗布し、次いでもう1枚の
ガラスを貼り合わせ方法、あるいは2枚のガラス板の間
に該組成物を流し込む方法によって2枚のガラス板の間
に中間層を形成する。第三工程として、これを70〜1
00℃程度の温度で減圧下で吸引脱気した後、プレスを
用いて2〜3kg/cm2程度の圧力で固定し、20〜
230℃で10〜60分加熱反応し該組成物を硬化させ
ることによって所望の合わせガラスを得ることができ
る。この加熱温度が20℃未満であれば、硬化反応が十
分に進行せず所望の性能を有する中間層が得られず、ま
た230℃を越えると、副反応により樹脂が分解し均質
な中間層が得られないことがある。
【0041】
【実施例】次に、本発明の実施態様を具体的な実施例で
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。尚、実施例中の部及び%は断りのない限り重量
に関するものである。又、分子量とは水酸基価から計算
した数平均分子量を指すものとする。
【0042】[合成例1]液状のPTMG(ポリテトラ
メチレンエーテルグリコール)(保土谷化学製PTGL
−2000 分子量2000) 500部に、テトラメ
チルキシリレンジイソシアナート(TMXDI)122
部(NCO/OH=2.0)を激しく攪拌しながら投入
し、その後、ウレタン化触媒としてオクチル酸スズを
0.06g添加し、100℃で5時間反応させてウレタ
ンプレポリマーを得た。60℃まで冷却し、これにブロ
ック化剤としてシクロヘキサノンオキシムを57部投入
し70℃にて2時間攪拌反応させた。その後減圧脱泡し
て得られたプレポリマーは液状で25℃での粘度は95
8dPa・sであった。
【0043】[合成例2]液状のポリエステルジオール
(大日本インキ製 ポリライト ODX−2420 分
子量2000) 500部に、テトラメチルキシリレン
ジイソシアナート(TMXDI)122部(NCO/O
H=2.0)を激しく攪拌しながら投入し、その後、ウ
レタン化触媒としてオクチル酸スズを0.06g添加
し、100℃で5時間反応させてウレタンプレポリマー
を得た。60℃まで冷却し、これにブロック化剤として
シクロヘキサノンオキシムを57部投入し70℃にて2
時間攪拌反応させた。その後減圧脱泡して得られたプレ
ポリマーは液状で25℃での粘度は2870dPa・s
であった。
【0044】[合成例3]液状のポリエステルジオール
(クラレ製 クラレポリオール P−1010分子量1
000)に同重量のカプロラクトンを付加した、ラクト
ン変性ジオール500部に、2,4−ジイソシアナトト
ルエン 87部(NCO/OH=2.0)を激しく攪拌
しながら投入し、100℃で4時間反応させてウレタン
プレポリマーを得た。60℃まで冷却し、これにブロッ
ク化剤としてε−カプロラクタムを57部 投入し70
℃にて5時間攪拌反応させた。その後減圧脱泡して得ら
れたプレポリマーは液状で25℃での粘度は1756d
Pa・sであった。
【0045】[合成例4]液状のPTMG(ポリテトラ
メチレンエーテルグリコール)(保土谷化学製PTGL
−2000 分子量2000) 500部に、2,4−
ジイソシアナトトルエン 87部(NCO/OH=2.
0)を激しく攪拌しながら投入し、100℃で4時間反
応させてウレタンプレポリマーを得た。60℃まで冷却
し、これにブロック化剤としてMEKオキシム(メチル
エチルケトンオキシム)を44部投入し70℃にて2時
間攪拌反応させた。得られたプレポリマーは液状で25
℃での粘度は479dPa・sであった。
【0046】[合成例5]液状のPTMG(ポリテトラ
メチレンエーテルグリコール)(保土谷化学製PTGL
−2000 分子量2000) 500部に、4,4’
−メチレンビスシクロヘキシルイソシアナト 131部
(NCO/OH=2.0)を激しく攪拌しながら投入
し、その後、ウレタン化触媒としてオクチル酸スズを
0.06g添加し、100℃で4時間反応させて、その
後減圧脱泡し、ウレタンプレポリマーを得た。得られた
プレポリマーは液状で25℃での粘度は1850dPa
・sであった。
【0047】[実施例1]合成例1で得られたプレポリ
マー100部を60℃に加温して、脱泡し、注型配合機
で約60℃に加温した鎖伸長剤4,4’−メチレン−ビ
ス−2−メチルシクロヘキシルアミンを8.7部と混合
し、この混合液を1枚目のフロートガラス板(縦30c
mx横30cmx厚さ3.0mm)の上に塗布し、次い
でスペーサーを用い2枚のガラス板の間隔を0.32m
mに設定し、2枚目の上記フロートガラス板を重ね合わ
せ上辺以外の周辺縁をシールした。この状態で20to
rrの真空度で5分脱気した後、プレスを用い2kg/
cm2の圧力で固定したまま160℃で15分間加熱処
理を行い、中間層を反応硬化させ合わせガラスを作製し
た。
【0048】得られた合わせガラスについて、透明性、
耐貫通性及び耐光性を以下に示す方法で試験した。
【0049】1.透明性:得られた合わせガラスから試
験片を作成し、その光線透過率(%)をJIS K−7
105「プラスチックの光学的特性試験方法」に準拠し
て測定した。
【0050】2.耐貫通性:作製した合わせガラス試験
片についてJIS R−3205に準拠して試験した。
試験片の端部を支持枠に固定して水平に保持した状態
で、その上から重さ2.26kgの鋼球を試験片の中央
部に自由落下させえる装置を用い、鋼球の落下高さを変
化させて繰り返し落下試験を行い、試験片数の50%が
鋼球の貫通を防止できる落球高さの最高値(m)を測定
した。この最高値が大きいほど耐貫通性が優れているこ
とを示す。
【0051】3.耐光性:得られた合わせガラスから試
験片を作成し、これを750±50Wの石英ガラス水銀
燈を光源として、45±5℃に保持された「高促進耐光
性試験装置」内の光源から230mmの距離にある位置
に設置し、100時間経過後の光線透過率(%)をJI
S K−7105に準拠して測定した。
【0052】[実施例2〜5]各々合成例2〜5で得られ
たプレポリマー100部を60℃に加温して、脱泡した
後、注型配合機で約60℃に加温した表1に示す鎖伸長
剤を表1に示す量だけ混合した以外は、実施例1と同様
にして液状樹脂組成物を挟み込んだ合わせガラスを調製
し、次いで表1に示す反応条件で加熱処理を行い、中間
層を反応硬化させ合わせガラスを作製した。
【0053】[比較例1]市販のポリビニルブチラール樹
脂(重合度1700、残存酢酸基99モル%、ブチラー
ル化度66モル%)100重量部と、可塑剤トリエチレ
ングリコールー2−エチルブチレート50重量部とをミ
キシングロールで十分に溶融混練した後、プレス成形
し、厚みが0.32mmのシートを作製した。これを実
施例1で用いた2枚のフロートガラス板に挟み込み積層
し、20torrの真空度で20分間脱気した後、その
まま90℃で30分保持し、真空プレスした。この積層
体をオートクレーブで130℃、圧力15kg/cm2
の条件で20分間加圧圧着し、合わせガラスを作製し
た。
【0054】[比較例2]市販のポリウレタン系樹脂
(4,4−ジイソシアネートジシクロヘキシルメタンと
分子量1000のポリテトラメチレングリコール及び
1,4ーブタンジオールの共重合体)100重量部をミ
キシングロールで十分に溶融混練した後、プレス成形
し、厚みが0.32mmのシートを作製した。これを比
較例1と同様にして合わせガラスを作製した。
【0055】実施例1〜5及び比較例1〜2で得られた
合わせガラスの性能を前述の方法で評価した結果は表1
に示すとおりであった。
【0056】
【表1】
【0057】上記表中に於ける鎖伸長剤は次の通りであ
る。 (注)1 鎖伸長剤A:4,4’−メチレン−ビス−2−
メチルシクロヘキシルアミン (注)2 鎖伸長剤B:イソホロンジアミン (注)3 鎖伸長剤C:1,4−BGとトリメチロールプ
ロパンのラクトン付加物(分子量500)の1/1等量
の混合物
【0058】実施例1〜5のいずれにおいても、ガラス
板に塗布した液状樹脂組成物のポットライフは十分長
く、該組成物が硬化することなく容易に塗布することが
できた。
【0059】また、実施例1,2及び5で得られた合わ
せガラスの性能は、比較例1及び2のポリビニルブチラ
ール樹脂やポリウレタン系樹脂の中間膜を用いて得られ
た合わせガラスに比べ、同等の透明性及び耐光性、並び
に優れた耐貫通性を示しただけでなく、ガラス板への貼
り合わせ工程から合わせガラス作製完了までの工程が短
時間で大幅に工程簡略化できた。
【0060】
【発明の効果】本発明の無溶剤液状ウレタン樹脂組成物
は、ガラス板の間に挿入し、その組成物を反応硬化させ
ることによって透明性、耐貫通性等の合わせガラスとし
ての要求特性を兼備した合わせガラス中間層を得ること
ができる。また、かかる樹脂組成物を用いた本発明の合
わせガラスの製造法は、貼り合わせ工程で別途調製した
フィルム又はシート形状の中間膜を使用する必要がな
く、中間層の製造工程が簡素化されたものであるため、
従来の合わせガラス製造方法に比べ大幅に工程簡略化さ
れた生産性に優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G061 AA04 AA20 BA01 BA02 CA02 CB03 CB04 CB16 CD02 CD18 DA23 DA46

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソシアネート基を有するウレタンプレ
    ポリマー(A)又は該イソシアネート基がブロックされ
    たウレタンプレポリマー(B)と、活性水素を2個以上
    有するポリアミン化合物(C)又は該アミン化合物と活
    性水素を2個以上有するポリオール化合物(D)の混合
    物とを含有し、且つ溶剤を含有しない合わせガラス中間
    層用液状樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ウレタンプレポリマー(A)及び(B)
    が、ポリオール(E)と多官能イソシアネート化合物
    (F)とから得られるもので、常温で液状である請求項
    1記載の合わせガラス中間層用液状樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ポリオール(E)が脂肪族又は脂環族の
    ものであり、また多官能イソシアネート化合物(F)が
    脂肪族又は脂環族のものである請求項2記載の合わせガ
    ラス中間層用液状樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 ウレタンプレポリマー(B)がそのイソ
    シアネート基をケトオキシム化合物及び/又はラクタム
    化合物のブロック化剤でブロックされている請求項1〜
    3のいずれかに記載の合わせガラス中間層用液状樹脂組
    成物。
  5. 【請求項5】 樹脂組成物の粘度が100mPa・s〜
    1000Pa・s(25℃)である請求項1〜4のいず
    れかに記載の合わせガラス中間層用液状樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 樹脂組成物のポットライフが80℃で1
    0分以上である請求項1〜5のいずれかに記載の合わせ
    ガラス中間層用液状樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 複数のガラス板(X)とその板の間の樹
    脂中間層(Y)とからなり、該脂中間層が請求項1〜6
    のいずれかの液状樹脂組成物から得られるポリウレタン
    樹脂である合わせガラス。
  8. 【請求項8】 樹脂中間層(Y)の厚さが0.05〜
    1.6mmである請求項7記載の合わせガラス。
  9. 【請求項9】 ガラス板(X)上に請求項1〜6のいず
    れかの液状樹脂組成物を塗布し、次いでその上に他のガ
    ラス板(X)を積層し、加熱して該樹脂組成物を反応す
    ることからなる合わせガラスの製造法。
  10. 【請求項10】 加熱温度が20〜230℃である請求
    項9記載の合わせガラスの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1542082A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-15 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoreceptor, undercoat layer coating liquid therefor, method of preparing the photoreceptor, and image forming apparatus and process cartridge using the photoreceptor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1542082A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-15 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoreceptor, undercoat layer coating liquid therefor, method of preparing the photoreceptor, and image forming apparatus and process cartridge using the photoreceptor

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