JP2003340836A - 樹脂成形用金型構造 - Google Patents

樹脂成形用金型構造

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Abstract

(57)【要約】 【目的】金型を安価にするため、汎用部と専用部に分割
し、かつ専用部をZASにすると、大きな型締め圧が専
用部へ係る場合は耐久性に乏しくなる。したがって、こ
のような場合でも、十分耐久使用できるようにする。 【構成】大型の射出成形用金型を可動型10と固定型2
0で構成し、それぞれを箱状の汎用部11と汎用部21
及びその内側へ着脱自在に固定される専用部12及び2
2で構成する。汎用部11と21の合わせ部を階段状合
わせ部13と23とする。各階段状合わせ部13と23
は、それぞれが専用部を囲んで連続し、かつ互いにはま
り合って型締め方向及びこれら直交する方向で突き合わ
さる。また、汎用部11に設けた位置決め段部16と専
用部12の間へ高さ調整板30を入れて、交換により専
用部の厚さが変化しても、汎用部は階段状合わせ部13
と23が必ず突き合わさるように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、樹脂成形用金型
構造、特に射出成形用金型に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の射出成形用金型の一例を
示し、互いに分離される固定型1と可動型2を備え、そ
れぞれに設けられた成形部3,4間のキャビティ空間へ
樹脂を射出して成形するようになっている。固定型1,
可動型2はそれぞれ全体を鋼材等の高強度単一材料で形
成されている。
【0003】しかし、このようにすると金型は一機種毎
に専用のものを製作しなければならず、コスト及び製作
時間が増大した。そこで成形部3,4のみを小さなカセ
ット型とし、これをその周囲部分をなす母型へ着脱自在
に固定したものも知られている(一例として、特開20
01−1375号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記カセット型構造を
採用すれば、カセット型の周囲部分を汎用部として複数
機種に使用できることになる。しかし、このようなカセ
ット構造は、型締め圧がカセット部へかかる構造になっ
ているため型締め圧の小さな精密部品などの比較的小型
の成形品用に限定され、自動車用大型部品成形用のよう
な大きな射出圧並びに型締め圧がかかる大型金型には強
度等の点で採用し難かった。したがって、カセット部に
加工しやすく安価な材料を採用したくても不可能であっ
た。
【0005】そのうえ、このような大型金型では成形面
に大きな射出圧がかかるため、成形面が曲面になってい
ると型締め方向と異なる方向、例えば、型締め方向と直
交する方向(以下この方向を横圧方向という)に圧力が
かかり、その結果、成形部が横ズレして正確な成形がで
きなくおそれがあり、高精度が要求される精密金型には
不向きであった。そこで本願発明はこのようなカセット
構造を大型金型にも適用可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願の樹脂成形用金型構造に係る請求項1は、固定型と
可動型に分割された樹脂成形用金型において、前記固定
型と可動型のそれぞれは、成形部を含む専用部と、この
専用部を着脱自在に収容するべく相手側へ向かって開放
された装着空間を有する箱状の汎用部とからなり、この
汎用部の前記固定型と可動型の合わせ部は、前記装着空
間の開口部周囲を連続して囲み、かつ互いにはまり合う
階段状断面をなすとともに、前記専用部と汎用部間に高
さ調節手段を設け、型締め時に前記一対の汎用部が前記
合わせ部にて、型締め方向及びこれと直交する方向で互
いに突き当たるようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2は上記請求項1において、前記専
用部が前記汎用部よりも軟らかい材料からなることを特
徴とする。
【0008】
【発明の効果】請求項1によれば、固定型及び可動型の
それぞれを専用部と汎用部で構成し、一対の汎用部をそ
れぞれ箱状とし、専用部を着脱可能に収容するととも
に、各汎用部の合わせ部を、階段状断面をなして装着空
間の開口部を連続して囲むようにした。したがって、装
着空間内に収容された専用部周囲を汎用部が箱状に囲む
ことによって専用部を補強する。
【0009】また、各汎用部の合わせ部は、固定型と可
動型を型締めしたとき、互いが階段状にはまり合って突
き合わさるため、合わせ部で型締め圧を受けることがで
き、型締め圧がいくら大きくなっても専用部にかからな
いようにすることができる。しかも、高さ調節部材を専
用部と汎用部の間に設けることにより、専用部を交換し
ても合わせ部における突き合わせ状態を維持できる。
【0010】そのうえ、各汎用部の合わせ部は、階段状
をなして装着空間の開口部を連続して囲んでいるから、
固定型と可動型を型締めすると互いが階段状にはまり合
って、双方が型締め方向及び横圧方向で突き合わさるた
め、大きな成形圧が成形面へかかっても専用部の横ズレ
が生じなくなる。しかもこのはまり合いは装着空間の開
口部全周囲で生じるため、型締め方向と直交する平面内
における全方向の横ズレを規制できる。
【0011】したがって大型金型であってもカセット構
造を採用可能になりる。しかも、汎用部は多機種に共通
使用できるので、比較的小型の専用部だけを製作して交
換するだけで済むから、金型が安価になる。
【0012】請求項2によれば、専用部に型締め圧がか
からないため、専用部の材質を汎用部よりも軟らかい材
料にしても十分に使用に耐えることができる。ゆえに加
工が容易で安価な材料により専用部を形成することがで
きるので、さらに金型費用をコスタダウンできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施例を
説明する。図1は本願発明の概要を示す大型射出成形用
金型の簡略断面図、図2は同様に概略表示した分解斜視
図、図3は詳細断面図、図4は固定型を型締め方向(図
3のA矢示方向)から示す図である。まず図1及び2に
おいて、この射出成形用金型は固定型10と可動型20
に分離され、数100トンのような大きな型締め圧で型
締めされる。固定型10と可動型20は、それぞれは汎
用部11,21と専用部12,22から構成される。
【0014】汎用部11,21は鋼材等の高い型締め圧
にも十分耐えうる高強度材料からなり、それぞれ専用部
12,22を着脱自在に収容する装着空間11a及び2
1aを有する(図1にて専用部の一部を切り欠いて表示
する)。装着空間11a及び21aは金型の割面を挟ん
で互いに相手側へ向かって開放された空間をなし、各汎
用部11,21は略箱状をなしている。
【0015】各汎用部11,21の割面内外周部には装
着空間11a及び21aの開口部を連続して囲む階段状
合わせ部13,23が一体に形成されている。これらの
階段状合わせ部13,23は型締め時に互いに階段状に
はまり合って突き当たるようになっている。
【0016】各専用部12,22は、対応する汎用部1
1,21の装着空間11a及び21aへ挿入され、図示
省略のボルトにより固着一体化される。本実施例では、
専用部12が凸型として構成され、凸状の成形部14を
有する。一方、専用部22は凹型として構成され、凹状
の成形部24を有する。なお、成形部14と成形部24
の間に形成される空間がキャビティCををなす。これら
の専用部12,22は、加工しやすくかつ安価なZAS
で構成されている。
【0017】これらの専用部は機種毎に製作され、図1
に例示するように、成形部の形状が異なる組合せであ
る、専用部12Aと22Aの組合せ並びに別の専用部1
2Bと22Bの組合せ等を適宜交換使用できる。これら
の専用部は対応する装着空間へ収容可能な大きさであれ
ば、各組合せ毎に寸法が変化してもよく、かつ材質も変
更してもよい。装着空間よりも小さくなるときは後述す
るように隙間調整する。
【0018】なお、型締め方向(図1のB矢示方向)の
寸法(以下、厚みという)が変化することにより、適正
なキャビティCを形成したとき、階段状合わせ部13,
23における突き合わせを確保できない場合に備えて、
可動型10における汎用部11と専用部12の間に高さ
調整板30を介在させる。高さ調整板30は高さ調整機
構の一例であり、他の種々な公知構造に代えることもで
きる。また、可動型20へ設けることもでき、双方に設
けることもできる。
【0019】図2に明らかなように、階段状合わせ部1
3,23は内側段部13a及び23aと外側段部13c
及び23cの内外2段をなし、これら内外の段部13
a、13c及び23a、23cはそれぞれ型締め方向突
き合わせ面をなし、内外の段部間に形成される側壁13
b及び23bがそれぞれ横圧方向突き合わせ面をなす。
本実施例では、割面中央に対して、階段状合わせ部13
が凹、階段状合わせ部23が凸になっている。すなわち
階段状合わせ部13では、外側段部13cより内側段部
13aが低く、一方、階段状合わせ部12では、外側段
部23cより内側段部23aが高くなっている。
【0020】以下、図3及び図4に基づいてより詳細に
説明する。これらの図において、符号15,25は調整
板であり(概略図である図1及び図2ではこれらの図示
を省略)、汎用部と専用部の間隙を埋めるよう挿入され
る部材であって、それぞれがテーパー状をなしているた
め、楔効果により専用部を汎用部内へ確実に固定するよ
うになっている。これにより専用部を交換することによ
り、寸法が変わって汎用部との間に隙間ができる場合で
あっても問題なく汎用部を共通使用できる。
【0021】高さ調整板30は、汎用部11の内側へ突
出形成された位置決め段部16と専用部12の基部との
間へ介装され、位置決め段部16,専用部12及び専用
部22の各当接部間における寸法、すなわち高さ調整板
30、専用部12及び22の各厚みに相当するD1,D
2,D3の合計が汎用部21の側部と位置決め段部16
との内のり寸法Dと一致するよう調整し、型締め時に適
正なキャビティCを形成しつつ必ず階段状合わせ部13
と同23が突き合わさるようになっている。
【0022】31はイジェクトピンであり、イジェクト
プレート32を介してベースプレート33へ取付けられ
ている。ベースプレート33がボルト33aにて取付け
られている取付プレート40は汎用部11とボルト34
により一体にされている。ボルト33aを外してイジェ
クトプレート32をベースプレート33より外すことに
より、イジェクトピン31等を専用部12と一体に汎用
部11から取り外すことができる。35はガイドピンで
あって、汎用部21の4隅へボルト36により固定さ
れ、対応して汎用部11側に設けられたブッシュ37及
びガイド穴17内へ嵌合し、可動型10の型開閉を固定
型20に対してガイドしている。
【0023】図3中の符号Wは汎用部の割面を示し、P
は専用部の割面であるパーテイングラインである。本実
施例では図示のようにパーテイングラインPが汎用部の
割面Wよりも可動型20側へ段違いに突出している。専
用部12,22を略箱状の汎用部11,21に対する嵌
合構造にすることにより。このような割面Wとパーテイ
ングラインPの段違い構造をとることが自在になる。ま
た、成形部14、24の各成形面は、凸又は凹が大きく
湾曲した曲面になっている。
【0024】図2に示すように、階段状合わせ部13は
専用部12を連続して囲む略四角形をなし、専用部12
も略四角形になっている。但し、内側段部13aとの間
に隙間が生じるため、図3に示すように、ここに一対の
調整板15、15が差し込まれている。調整板15、1
5は隣り合う2辺部分へ挿入されている。ブッシュ37
は汎用部11の4隅に設けられている。なお固定型20
の汎用部21側も対応する構成となっている。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。図1〜
図3に明らかなように、型締め時には、汎用部11と2
1の階段状合わせ部13と23が互いにはまり合って突
き合わせ状態になる。したがって数100トンのような
大きな型締め圧であっても、内外の段部13aと23a
及び13cと23cの型締め方向突き合わせ面で受け止
めるから、汎用部11及び汎用部21の強度で耐えるこ
とができる。しかも、この型締め圧は専用部12及び2
2へ及ばないため、これらを加工しやすくかつ安価なZ
AS等の汎用部11,21側より比較的軟らかい材料で
形成しても十分に使用に耐えることになる。
【0026】しかも、キャビティC内へ樹脂を射出した
とき、その大きな射出圧が成形部14,24の成形面へ
向かって直角にかかることになり、これらの成形面が大
きく湾曲する等の曲面をなすと、横圧方向へ力を受けて
互いを横ズレしようとする。しかし横圧方向突き合わせ
面である階段状合わせ部13と23の側面13bと23
bが突き合わさり、かつ連続して専用部12及び22の
周囲を囲んではまり合っているから、この横ズレ方向へ
働く力を型締め方向の突き合わせにより受け止める。
【0027】したがって、汎用部11と21の横ズレが
生じず、その結果、専用部12と22を確実に位置決め
することにより、成形部14と24の横ズレを防止でき
る。その結果、このような型締め圧及び射出圧が共に大
きな大型の射出成形用金型に用いても十分に使用に耐え
ることができる。
【0028】また、高さ調整板30を設けることによ
り、専用部12及び22が変更されても、必ず高さ調整
板30,専用部12及び22間の隣り合う寸法D1+D
2+D3=Dなるように調整すれば、階段状合わせ部1
3と23における型締め時の突き合わせを確保できる。
【0029】なお、本願発明は上記の各実施例に限定さ
れるものではなく、発明の原理内において種々に変形や
応用が可能である。例えば、この金型の用途は必ずしも
射出成形用に限定されるものではなく、他の各種成形法
の金型としても使用できる。この場合、専用部の横ズレ
原因は射出圧ではなく、これらの成形方法による成形圧
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る射出成形用金型の概略断面図
【図2】上記の金型構成部を分解して概略表示する斜視
【図3】本実施例に係る大型射出成形用金型の断面図
【図4】上記の可動型を型締め方向から示す図
【図5】従来の射出成形用金型の概略断面図
【符号の説明】
10:可動型、11:汎用部、12:専用部、13:階
段状合わせ部、14:凸状成形部、15:調整板、2
0:固定型、21:汎用部、22:専用部、23:階段
状合わせ部、24:凹状成形部、25:調整板、30:
高さ調整板、40:取付プレート
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月9日(2002.7.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の射出成形用金型の一例を
示し、互いに分離される可動型1と固定型2を備え、そ
れぞれに設けられた成形部3,4間のキャビティ空間へ
樹脂を射出して成形するようになっている。可動型1,
固定型2はそれぞれ全体を鋼材等の高強度単一材料で形
成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施例を
説明する。図1は本願発明の概要を示す大型射出成形用
金型の簡略断面図、図2は同様に概略表示した分解斜視
図、図3は詳細断面図、図4は可動型を図3のA矢示方
向から示す図である。まず図1及び2において、この射
出成形用金型は可動型10と固定型20に分離され、数
100トンのような大きな型締め圧で型締めされる。
型10と固定型20は、それぞれは汎用部11,21
と専用部12,22から構成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】なお、型締め方向(図1のB矢示方向)の
寸法(以下、厚みという)が変化することにより、適正
なキャビティCを形成したとき、階段状合わせ部13,
23における突き合わせを確保できない場合に備えて、
可動型10における汎用部11と専用部12の間に高さ
調整板30を介在させる。高さ調整板30は高さ調整機
構の一例であり、他の種々な公知構造に代えることもで
きる。また、固定型20へ設けることもでき、双方に設
けることもできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】31はイジェクトピンであり、イジェクト
プレート32を介してベースプレート33へ取付けられ
ている。取付プレート40は汎用部11とボルト34に
より一体にされている。ボルト33aを外してイジェク
トプレート32をベースプレート33より外すことによ
り、イジェクトピン31等を専用部12と一体に汎用部
11から取り外すことができる。35はガイドピンであ
って、汎用部21の4隅へボルト36により固定され、
対応して汎用部11側に設けられたブッシュ37及びガ
イド穴17内へ嵌合し、可動型10の型開閉を固定型2
0に対してガイドしている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図3中の符号Wは汎用部の割面を示し、P
は専用部の割面であるパーテイングラインである。本実
施例では図示のようにパーテイングラインPが汎用部の
割面Wよりも固定型20側へ段違いに突出している。専
用部12,22を略箱状の汎用部11,21に対する嵌
合構造にすることにより。このような割面Wとパーテイ
ングラインPの段違い構造をとることが自在になる。ま
た、成形部14、24の各成形面は、凸又は凹が大きく
湾曲した曲面になっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る射出成形用金型の概略断面図
【図2】上記の金型構成部を分解して概略表示する斜視
【図3】本実施例に係る大型射出成形用金型の断面図
【図4】上記の可動型を図3のA矢示方向から示す図
【図5】従来の射出成形用金型の概略断面図
【符号の説明】 10:可動型、11:汎用部、12:専用部、13:階
段状合わせ部、14:凸状成形部、15:調整板、2
0:固定型、21:汎用部、22:専用部、23:階段
状合わせ部、24:凹状成形部、25:調整板、30:
高さ調整板、40:取付プレート
フロントページの続き (72)発明者 松田 政明 熊本県菊池郡大津町大字平川1500番地 本 田技研工業株式会社熊本製作所内 (72)発明者 坂本 和典 熊本県菊池郡大津町大字平川1500番地 本 田技研工業株式会社熊本製作所内 (72)発明者 田上 敬三 熊本県菊池郡大津町大字平川1500番地 本 田技研工業株式会社熊本製作所内 Fターム(参考) 4F202 AF01 AG05 AG22 AG25 AG26 AJ02 CA11 CA30 CB01 CK12 CK43

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型と可動型に分割された樹脂成形用
    金型において、前記固定型と可動型のそれぞれは、成形
    部を含む専用部と、この専用部を着脱自在に収容するべ
    く相手側へ向かって開放された装着空間を有する箱状の
    汎用部とからなり、この汎用部の前記固定型と可動型の
    合わせ部は、前記装着空間の開口部周囲を連続して囲
    み、かつ互いにはまり合う階段状断面をなすとともに、
    前記専用部と汎用部間に高さ調節手段を設け、型締め時
    に前記一対の汎用部が前記合わせ部にて、型締め方向及
    びこれと直交する方向で互いに突き当たるようにしたこ
    とを特徴とする樹脂成形用金型構造。
  2. 【請求項2】 前記専用部が前記汎用部よりも軟らかい
    材料からなることを特徴とする請求項1の樹脂成形用金
    型構造。
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