JP2024060287A - 金型装置 - Google Patents

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亮 尾崎
勇樹 菅野
峰広 柴田
州 小野寺
和弘 吉本
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Abstract

【課題】形成品の外観品質を向上させる金型装置を提供する。【解決手段】本開示に係る金型装置は、キャビティ40を形成する部分の形状が異なる複数の入子と、前記複数の入子から選択された1つの入子20を組み付ける組付部13が設けられた母型10と、を備え、1つの入子20は、組付部13の側面に設けられた凹部14に篏合され、母型10と共にキャビティ40を形成する。そのため、形成品の外観品質を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本開示は、金型装置に関する。
母型に入子を嵌合して使用する成形用金型装置が知られている。
例えば、特許文献1には、形状の異なる複数の入子から選択された入子を母型に篏合して使用する成形用金型装置が開示されている。
特開2011-183682号公報
発明者らは、金型装置に関し、下記の課題を見出した。
特許文献1に開示されている技術では、入子を篏合した母型同士の間にキャビティを形成している。そのため、入子と母型との境界部分に溶湯が入り込み、形成品の表面に分割線が発生して外観品質を損ねる虞がある。
本開示は、このような課題に鑑みなされたものであり、形成品の外観品質を向上させる金型装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための一態様は、金型装置であって、キャビティを形成する部分の形状が異なる複数の入子と、前記複数の入子から選択された1つの入子を組み付ける組付部が設けられた母型と、を備え、前記1つの入子は、前記組付部の側面に設けられた凹部に篏合され、前記母型と共に前記キャビティを形成する。
本開示によれば、形成品の外観品質を向上させる金型装置を提供することができる。
実施形態1に係る金型装置の断面図である。 実施形態2に係る金型装置の断面図である。 実施形態3に係る金型装置の断面図である。
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る金型装置の断面図である。図1に示すように、金型装置1は、母型10、入子20及びくさび状部材30を備える。母型10には、組付部13が設けられている。組付部13には、凹部14及び斜面15が設けられている。
金型装置1は、図示しない複数の入子のうち1つの入子20を選択して母型10に組付けた金型である。金型装置1は、図示しない金型装置と組み合わせられて、一対の金型おして用いられる。金型装置同士の間隙は、図1に示すキャビティ40を形成する。キャビティ40には、溶湯が充填される。キャビティ40に充填された溶湯は、キャビティ40の形状に対応した形成品を形成する。
図1に示すように、母型10は、キャビティ40側に組付部13が設けられた断面コの字型の部材である。組付部13の側面すなわち母型10の内周側面には、凹部14が設けられている。凹部14が設けられた側面に対向する側面には、斜面15が設けられている。斜面15は、キャビティ40側に比較して組付部13の底面側が凹部14に向かって突出する斜面である。凹部14には、入子20が篏合される。
入子20は、母型10に組付けられて母型10と共にキャビティ40を形成する部材である。金型装置1は、図示しない複数の入子を備えており、複数の入子は、組付部13にそれぞれ組付け可能である。それぞれの入子は、キャビティ40を形成する部分が異なる形状である。したがって、金型装置1は、母型10に組み付ける入子を変更することによって、異なる形状の形成品を形成することができる。
入子20を母型10に組み付ける際には、組付部13の開口部すなわちキャビティ40側から入子20を組付部13内に移動させ、入子20を凹部14に向かって移動させ、くさび状部材30を用いて入子20を固定する。また、入子20を母型10から取り外す際には、くさび状部材30を取り外し、入子20を斜面15に向かって移動させ、組付部13の開口部から入子20を取り出す。このように、入子20は、2方向の移動によって、母型10に組付けされ、また、母型10から取り外される。そのため、入子20の形状を柔軟に設定することができ、母型10と入子20との境界位置を形成品の分割線が目立ちにくい箇所となるように設定することができる。
具体的には、形成品に設けられた凹形状の近傍に対応する位置に母型10と入子20との境界位置を設定すると、形成品の分割線が目立ちにくい。例えば図1に示す例では、母型10と入子20との境界位置は、形成品に設けられた凹形状の角部すなわち最も凹んでいる部分に対応する位置である。また、母型10と入子20との境界位置は、形成品に設けられた凹R形状の端部又は途中部等に対応する位置であってもよい。
このように、形成品に設けられた凹形状の近傍に対応する位置に母型10と入子20との境界位置を設定することによって、形成品の分割線が目立ちにくいため、金型装置1が形成した形成品の外観品質を向上させることができる。また、金型装置1が形成した形成品は、分割線が目立ちにくいため、磨き工程等、分割線を消すための工程を形成後に行う必要がない。
くさび状部材30は、入子20を母型10に固定する固定部材の一例である。くさび状部材30は、入子20と斜面15との間隙に篏合される。くさび状部材30は、キャビティ40側から組付部13の底面に向かって断面積が小さくなる部材である。入子20は、くさび状部材30を入子20と斜面15との間隙に押圧することによって、凹部14に向かって押圧されて固定される。そのため、入子20が凹部14と密着し、入子20と凹部14との間隙の発生が抑制される。したがって、母型10と入子20との境界部分における溶湯の入り込みが抑制され、バリすなわち分割線の発生が抑制される。
実施形態1に係る金型装置1は、上述の構成によって形成品の外観品質を向上させることができる。
<実施形態2>
次に、図2を参照して、実施形態2に係る金型装置の構成について説明する。図2は、実施形態2に係る金型装置の断面図である。図2に示すように、実施形態2に係る金型装置2は、実施形態1に係る金型装置1に示したくさび状部材30に代えてボルト50を備える。その他の構成については、実施形態1で説明した構成と同様であるため、重複した説明は適宜省略する。
本実施形態において、入子20は、ボルト50を用いて固定される。ボルト50は、凹部14が設けられた側面に対向する母型10の外側側面から母型10を貫通して入子20を凹部14に向かって押圧して固定する。そのため、入子20が凹部14と密着し、入子20と凹部14との間隙の発生が抑制される。
尚、本実施形態においては、凹部14が設けられた側面に対向する側面を斜面としなくてもよい。
実施形態2に係る金型装置2は、上述の構成によって形成品の外観品質を向上させることができる。さらに、金型装置2は、実施形態1において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
<実施形態3>
次に、図3を参照して、実施形態3に係る金型装置の構成について説明する。図3は、実施形態3に係る金型装置の断面図である。図3に示すように、実施形態3に係る金型装置3は、実施形態1に係る金型装置1に示したくさび状部材30に代えてブロック60を備える。その他の構成については、実施形態1で説明した構成と同様であるため、重複した説明は適宜省略する。
本実施形態において、入子20は、ブロック60を用いて固定される。ブロック60は、断面矩形状の部材である。ブロック60は、凹部14が設けられた側面に対向する側面と入子20との間隙に篏合され、入子20を凹部14に向かって押圧して固定する。そのため、入子20が凹部14と密着し、入子20と凹部14との間隙の発生が抑制される。
尚、本実施形態においては、凹部14が設けられた側面に対向する側面を、組付部13の底面に対して略垂直な面とすることが入子20の固定のしやすさの観点から好ましい。
実施形態3に係る金型装置3は、上述の構成によって形成品の外観品質を向上させることができる。さらに、金型装置3は、実施形態1及び2において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
1~3 金型装置
10 母型
13 組付部
14 凹部
15 斜面
20 入子
30 くさび状部材
40 キャビティ
50 ボルト
60 ブロック

Claims (1)

  1. キャビティを形成する部分の形状が異なる複数の入子と、
    前記複数の入子から選択された1つの入子を組み付ける組付部が設けられた母型と、を備え、
    前記1つの入子は、前記組付部の側面に設けられた凹部に篏合され、前記母型と共に前記キャビティを形成する、
    金型装置。
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