JP2003334330A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP2003334330A
JP2003334330A JP2002080671A JP2002080671A JP2003334330A JP 2003334330 A JP2003334330 A JP 2003334330A JP 2002080671 A JP2002080671 A JP 2002080671A JP 2002080671 A JP2002080671 A JP 2002080671A JP 2003334330 A JP2003334330 A JP 2003334330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
reels
winning
display device
row
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002080671A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Inoue
治雄 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DRAGON KK
Dragon Co Ltd
Original Assignee
DRAGON KK
Dragon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DRAGON KK, Dragon Co Ltd filed Critical DRAGON KK
Priority to JP2002080671A priority Critical patent/JP2003334330A/ja
Publication of JP2003334330A publication Critical patent/JP2003334330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者に煩わしさを感じさせることなく、当
たりに対する期待感を増大させると共に、遊技に対する
興味を持続させる。 【解決手段】 シンボル表示装置4の第1〜第6リール
17〜22は、下段の第1〜第3リール17〜19から
なる第1リール列24と、上段の第4〜第6リール20
〜22からなる第2リール列25とを構成する。各リー
ル列24、25のうち回転させるリール列を抽選して決
定し、この抽選結果に基づいて各リール17〜22を回
転させる。第1リール列24のみが回転する場合は、第
1〜第3リール17〜19が回転される。第1、第2リ
ール列24、25が回転する場合は、第1リール列24
の回転が停止された後、第4〜第6リール20〜22が
回転される。シンボル表示装置4の保留球表示器23
は、保留球の有無を表示すると同時に、リール列抽選の
結果についても表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンボルが並べら
れた複数のリールと、これらのリールを個別に回転させ
る複数のステッピングモータとからなるシンボル表示装
置を備えたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】シンボルが並べられた複数のリールを個
別のステッピングモータで回転させるシンボル表示装置
を備え、リールの回転が停止したときに、各リールのシ
ンボルの組み合わせによって当たりの有無を決定し、当
たりになるとゲーム上の特典が与えられるいわゆる図柄
合わせタイプのパチンコ機が知られている。このような
パチンコ機としては、特開平9−699号公報に記載さ
れるように、リールを2行×3列、あるいは3行×3列
に配置し、当たり表示を横、上下、および斜めなどの種
々に行うものがある。また、特開平9−75517号公
報には、シンボルを2行×3列に表示する液晶表示器を
用いたものが記載されている。これらはいずれもパチン
コ球が所定の始動穴に入ると、シンボル表示装置が作動
して全てのリールが一斉に回転する。また、当たりシン
ボルが揃う可能性のあるリールの配置状態、いわゆるリ
ーチ時の演出に音響や照明を用いるなどして、遊技者の
当たりに対する期待感を増大させている。さらに、この
ようなパチンコ機には、複数のリール列を関連付けして
全て揃うことにより当たりとなる仕様もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなパチンコ機には、始動穴にパチンコ球が入ると、
全てのリールが一斉に回転するので、遊技者にとって長
時間注視し続けることは眼精疲労の原因になり、煩わし
さを感じさせるという欠点があった。また、複数のリー
ル列を関連付けして全て揃うことにより当たりとなるも
のは、遊技者に当たりが出にくいという印象を与えるた
め、当たりに対する期待感が薄れるという欠点があっ
た。
【0004】本発明は、遊技者に煩わしさを感じさせる
ことなく、当たりに対する期待感を増大させるととも
に、遊技に対する興味を持続させるパチンコ機を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シンボルが並べられた複数のリールと、
これらのリールを個別に回転させる複数のステッピング
モータとからなるシンボル表示装置を備えたパチンコ機
において、前記複数のリールを複数のリール列が構成さ
れるように配列するとともに、パチンコ球が所定の入賞
穴に入賞したことに応じて抽選を行い、この抽選結果に
基づいて前記複数のリール列のうちの少なくともいずれ
かのリール列を構成するリールを回転させることを特徴
とする。なお、前記抽選により選択されたリール列を予
告する表示器を備えることが好ましく、この表示器は、
リールの回転中に前記所定の入賞穴に入賞したパチンコ
球の個数を表示する保留球表示器を兼ねることがより好
ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に、本発明を実施したパチン
コ機の正面概観を示す。パチンコ機2の盤面3には、シ
ンボル表示装置4が組み込まれている。シンボル表示装
置4の下方には、盤面3のほぼ中央に位置するように始
動穴5が設けられている。また、盤面3には、適数個の
通常入賞穴6、アタッカ7、アウト穴8が設けられ、さ
らに図示は省略してあるが、障害釘や風車などが設けら
れている。
【0007】球発射装置によってパチンコ球は一個ずつ
盤面3に打ち出され、始動穴5、通常入賞穴6、アウト
穴8のいずれかに入る。また、アタッカ7が開いている
ときには、ここにも入るようになる。始動穴5に入った
ときには、シンボル表示装置4が作動し、詳しくは後述
するように、入賞ライン上で所定のシンボルが揃うと当
たりになり、アタッカ7が開いてパチンコ球が入りやす
くなる。シンボル表示装置4が作動している期間中に始
動穴5に入ったパチンコ球は、4個程度を限度に保留球
として記憶される。そして、シンボル表示装置4が1回
の作動を終了した後に保留球がある場合には、引き続き
シンボル表示装置4が作動を開始する。
【0008】始動穴5、通常入賞穴6、アタッカ7にパ
チンコ球が入ると入賞となり、景品球の払い出しが行わ
れる。アタッカ7は一定個数(例えば10個)のパチン
コ球が入るまではほとんど開いたままとなっており、一
定個数のパチンコ球が入った後でも合計16回を限度に
再び開放される。したがって、シンボル表示装置4で当
たりが得られた場合には多くの景品球が得られるように
なる。
【0009】図2に、シンボル表示装置4の正面パネル
を示す。シンボル表示装置4には6個の表示窓11〜1
6が形成され、その奥にはそれぞれ第1〜第6リール1
7〜22が設けられている。第1〜第6リール17〜2
2は、その外周面にシンボルシートが巻き付けられてい
る。シンボルシートにはシンボルが印刷されている。こ
のシンボルは、「7」の「当たりシンボル」と、グレー
プ、バナナ、チェリーなどを表す「フルーツシンボル」
とから構成されている。なお、シンボルの種類および
数、配列順序については、リールごとに適宜に変更可能
である。
【0010】全てのリール17〜22が停止した状態で
は、表示窓14〜16からは1個のリールごとに1個ず
つ、表示窓11〜13からは1個のリールごとに3個ず
つ、合計12個のシンボルが遊技者に表示される。第1
〜第6リール17〜22は、それぞれ各別のステッピン
グモータ42〜47(図3参照)によって駆動される。
また、シンボル表示装置4の上方には、保留球表示器2
3が設けられている。この保留球表示器23には、例え
ばLEDなどの発光素子が用いられ、シンボル表示装置
4が作動している期間中に始動穴5に入った保留球の有
無を表示する。また、保留球表示器23は、保留球の有
無を表示すると同時に、後述するリール列抽選の結果に
ついても表示する。
【0011】第1〜第6リール17〜22は、下段の第
1〜第3リール17〜19からなる第1リール列24
と、上段の第4〜第6リール20〜22からなる第2リ
ール列25とを構成する。第1リール列24の横3列、
斜め2列、第2リール列25の横1列に組み合わせるよ
うに、図中破線で示す合計6本の入賞ラインが設定され
ている。いずれか一本の入賞ライン上に「7」の「当た
りシンボル」が揃うと通常当たりとなる。一方、第1リ
ール列24の入賞ラインのうち、2本以上の入賞ライン
上に「当たりシンボル」が揃ったとき、第1リール列2
4に「フルーツシンボル」が揃ったときには大当たりと
なる。それ以外のシンボルの組み合わせは全てハズレと
なる。なお、各リール列の入賞ラインの本数は、上記に
限らず任意に設定することができる。
【0012】通常当たりではアタッカ7が所定回数の開
閉を繰り返して一回の処理が終了する。一方、大当たり
(確率変動当たり)では、同様にアタッカ7を作動させ
る他に、その一回の処理が終了した後には、シンボル表
示装置4の当たりの確率が高められる。この状態は次回
の当たりも大当たりであれば継続され、通常当たりが出
ると自動的に解除される。なお、シンボル表示装置4の
当たりの確率が高められた状態の解除は、上記に限ら
ず、所定回数の当たりが出るまで、またはシンボル表示
装置4の作動回数が一定回数になるまで継続されるよう
にしてもよい。
【0013】図3に、パチンコ機2の電気的構成を表す
ブロック図を示す。CPU31はプログラムROM32
に格納されたシーケンスプログラムにしたがってパチン
コ機2の作動を制御する。
【0014】始動穴5に組み込まれた始動穴入賞センサ
33によって入賞が検知されると、スタート信号発生部
34からCPU31にスタート信号が入力される。CP
U31は、スタート信号に応答してモータ制御部35を
作動させ、それぞれドライバ36〜41により6個のス
テッピングモータ42〜47を駆動させ、後述するリー
ル列抽選の結果に基づいて第1〜第6リール17〜22
を回転させる。ステッピングモータ42〜47はドライ
バ36〜41を介して入力される駆動パルスの個数に応
じて単位ステップ角ずつ回転する。CPU31は、さら
にスタート信号の入力により乱数発生部48を作動さ
せ、これにより1個の乱数値がランダムにサンプリング
され、入賞判定部49に送られる。
【0015】入賞判定部49は、サンプリングされた乱
数値を入賞確率テーブル50と照合する。入賞確率テー
ブル50は、乱数発生部48で発生される全乱数値に対
し、通常当たりを発生させる数値範囲と大当たりを発生
させる数値範囲とを割り当てるとともに、それぞれの当
たり役を成立させる入賞ラインを決めるラインデータと
を組み合わせたデータテーブルで構成されている。これ
ら入賞判定部49と入賞確率テーブル50により、乱数
値がサンプリングされた時点で当たりを出すか否か、そ
して当たりを出す場合にはどの入賞ライン上で当たりを
成立させるかを決定する。
【0016】入賞判定部49は、前述の当たりの有無や
種類を決定すると同時に、各リール列24、25のうち
回転させるリール列を抽選して決定する。すなわち、第
1リール列24のみを回転させるか、あるいは第1、第
2リール列24、25を回転させるかの抽選を行う。C
PU31は、この抽選結果に基づいて各リール17〜2
2を回転させる。第1リール列24のみが回転する場合
は、第1〜第3リール17〜19がドライバ36〜38
で回転され、第1リール列ストップ信号発生部51によ
り、当たりの抽選結果に応じて回転が停止される。第
1、第2リール列24、25が回転する場合は、第1リ
ール列24の回転が停止された後、第4〜第6リール2
0〜22がドライバ39〜41で回転され、第2リール
列ストップ信号発生部52により、当たりの抽選結果に
応じて回転が停止される。
【0017】入賞確率テーブル50には、第1入賞確率
テーブル50aと第2入賞確率テーブル50bとの2種
類が用意されている。第1入賞確率テーブル50aは通
常モード下で用いられ、第2入賞確率テーブル50bは
確率変動モード下で用いられる。第1入賞確率テーブル
50aでは、通常当たりおよび大当たりに割り当てられ
た数値範囲が第2入賞確率テーブル50bよりも低く、
例えば1/316程度に設定される。一方、第2入賞確
率テーブル50bでは、当たり役の発生確率が、例えば
1/60程度に設定されている。これらの第1、第2入
賞確率テーブル50a、50bは、CPU31からの指
令によりその一方のみが選択され、乱数値のサンプリン
グが行われたときにそのデータが入賞判定部49によっ
て照合される。また、リール列抽選で第2リール列25
が回転する確率は、例えば1/4に設定される。この場
合、第1、第2リール列24、25の当たり確率を1/
395とすれば、通常当たり確率は、1/395+1/
395×1/4=1/316となる。
【0018】電源投入後、第1入賞確率テーブル50a
が通常に選択されるのに対し、第2入賞確率テーブル5
0bは、シンボル表示装置4によって大当たりが発生し
た後の確率変動モード下で選択される。確率変動モード
は、次回の当たりが通常当たりであったときに解除され
通常モードに戻るが、次回の当たりが大当たりであった
ときにはさらに継続される。確率変動モード下では当た
り役の発生率が高い第2入賞確率テーブル50bが利用
されるため当たり役が出やすく、しかも大当たりが出て
いる限り継続されるので、遊技者にとっては非常に有利
な特典が与えられることになる。なお、確率変動モード
に移行したことを、パチンコ機に組み込まれた表示器や
内蔵されたスピーカーからの効果音などにより遊技者に
報知するようにすれば、遊技に対する興味を持続させる
ことができる。
【0019】サンプリングされた乱数値と入賞確率テー
ブル50との照合により、入賞判定部49は、当たり役
の有無と当たり役を成立させる場合のラインデータとに
基づいて、第1リール列ストップ信号発生部51および
第2リール列ストップ信号発生部52を作動させる。第
1リール列ストップ信号発生部51は第1〜第3リール
17〜19の回転開始とともに作動し、第2リール列ス
トップ信号発生部52は第1〜第3リール17〜19が
停止された後、第4〜第6リール20〜22の回転開始
とともに作動する。
【0020】第1リール列ストップ信号発生部51およ
び第2リール列ストップ信号発生部52は、乱数値に基
づいて決定された当たり役やハズレに応じて入賞ライン
上でシンボルが停止するように、各ステッピングモータ
42〜47の回転停止位置を表す停止位置データをCP
U31に入力する。
【0021】各リール17〜22には基準位置を示す信
号片が設けられ、その回転がフォトインタラプタで監視
されている。そして、各リール17〜22が一回転する
ごとにフォトインタラプタからリセット信号が得られ、
駆動パルスの個数を計数するカウンタ53〜58の計数
値が「0」リセットされる。したがって、カウンタ53
〜58の計数値はリール一回転以内での回転位置を表す
ことになる。リセット信号が得られるときの各リール1
7〜22の回転位置と、各リール17〜22に配列され
たシンボルの種類および配列は予め判っているから、ス
テッピングモータ42〜47に供給される駆動パルスの
個数を監視することによって、表示窓11〜16に現れ
るシンボルの種類を識別することが可能となる。
【0022】アタッカ開閉制御部59は、全てのリール
17〜22が停止し、シンボル表示装置4によって当た
りが出たときに作動してアタッカ7を開放する。そし
て、アタッカ7に入ったパチンコ球の数が一定個数に達
するとアタッカ7は一旦閉じられた後、再度開放され、
16回の開閉が繰り替えされた時点で一回の当たり発生
に対する処理が終わる。
【0023】次に、上記実施形態による作用について、
図4のフローチャートを参照して説明する。始動穴5に
パチンコ球が入賞すると、スタート信号発生部34から
CPU31にスタート信号が入力される。CPU31は
モータ制御部35を介してステッピングモータ42〜4
7を駆動し、リール列抽選の結果に基づいて第1〜第6
リール17〜22を回転させる。第1〜第6リール17
〜22の回転時には、表示窓11〜16を通して各リー
ル17〜22は絵柄シンボルが上から下に移動する状態
で観察される。
【0024】乱数発生部48による抽選が行われ、一つ
の乱数値がサンプリングされる。入賞判定部49は、こ
の乱数値を入賞確率テーブル50の第1入賞確率テーブ
ル50aと照合し、この乱数値が通常当たり、大当た
り、ハズレのいずれに該当するかを判定する。また、こ
れと同時に回転させるリール列の抽選を行う。
【0025】リール列抽選で第2リール列25の回転が
当選した場合は、まず第1リール列24がステッピング
モータ42〜44により回転する。そして、第1リール
列24が、第1リール列ストップ信号発生部51により
抽選の結果に応じて回転を停止した後、第2リール列2
5がステッピングモータ45〜47により回転し、第2
リール列ストップ信号発生部52により抽選の結果に応
じて回転を停止する。そして、CPU31によりハズ
レ、通常当たり、大当たりの各処理が行われる。第2リ
ール列25が当選しなかった場合は、第1リール列24
のみが回転し、同様の処理が行われる。
【0026】保留球表示器23は、保留球の有無を表示
すると同時に、リール列抽選の結果についても表示す
る。図2に示すように、回転するリールが第1リール列
24のみの場合は、例えば青色で表示し、第1、第2リ
ール列24、25が回転する場合は、例えば赤色で表示
する。保留球がない場合には何も表示しない。このよう
にすると、第2リール列25の回転の有無や、何回目に
どのリール列が回転するかなどを予見しながら遊技を行
えるので、遊技に対する興味を持続させることができ
る。なお、保留球表示器23の表示方法は、遊技者が視
認しやすい方法であればよく、上記の色による識別の他
に、キャラクター形状を用いて、例えば第1リール列2
4のみ回転する場合は表示なし、第1、第2リール列2
4、25が回転する場合は○印などを表示するようにし
てもよい。また、保留球の個数は4個に限定されている
が、例えば10個に増えた場合には視認性がより良好に
なる。さらに、第1、第2リール列24、25が回転す
る場合に、通常とは異なる演出、例えば保留球の表示を
点滅させたり、効果音を発するようにすれば、より当た
りに対する期待感を高めることができる。
【0027】入賞判定部49による判定結果がハズレで
あるときには、CPU31は表示窓11〜16のいずれ
の入賞ライン上でも当たり役が出ないように、各リール
列ストップ信号発生部51、52からの制御データを受
けて、ステッピングモータ42〜47を停止制御する。
【0028】入賞ライン上に2個の「当たりシンボル」
が停止した状態、または第1リール列24の入賞ライン
上に8個の「フルーツシンボル」が停止した状態、すな
わちリーチ目を伴うハズレが抽選される場合には、CP
U31は第1リール列ストップ信号発生部51からの制
御データを受けて、入賞ライン上に2個の「当たりシン
ボル」が揃うシンボルパターン、または入賞ライン上に
8個の「フルーツシンボル」が揃うシンボルパターンと
なるようにステッピングモータ42〜44の停止制御を
行う。
【0029】通常当たりが抽選されたときには、入賞判
定部49は第1入賞確率テーブル50aからのデータに
応じ、1本の入賞ライン上に「当たりシンボル」が揃う
シンボルパターンとなるようにそれぞれのステッピング
モータ42〜47の停止制御を行う。
【0030】大当たりが抽選されたときには、入賞判定
部49は第1入賞確率テーブル50aからのデータに応
じ、第1リール列24の全ての入賞ライン上で「フルー
ツシンボル」が揃うシンボルパターンか、または複数本
の入賞ライン上で「当たりシンボル」が揃うシンボルパ
ターンとなるようにそれぞれのステッピングモータ42
〜44の停止制御を行う。
【0031】大当たりが出ると、アタッカ7の開閉制御
処理が行われた後、通常モードから確率変動モードに移
行し、入賞判定部49が照合する入賞確率テーブル50
が第1入賞確率テーブル50aから第2入賞確率テーブ
ル50bに切り換えられる。したがって、それ以後はシ
ンボル表示装置4が作動したときの当たりの発生確率が
高くなり、遊技者は短期間のうちに次の当たりを得るこ
とができる。しかも、次回の当たりも大当たりであれば
確率変動モードが維持されるため、遊技者は多くの景品
球を得ることができるようになる。そして、この確率変
動モードに移行した後、通常当たりが出たことがCPU
31によって確認されると、自動的に確率変動モードが
解除され、通常モードに復帰する。
【0032】上記のような構成であると、第1リール列
24で当たりとなる場合や、第1、第2リール列24、
25が回転するときには、もし第1リール列24でハズ
レとなっても第2リール列25で当たりとなる場合もあ
るので、遊技者の当たりに対する期待感が高まり、遊技
に対する興趣を増す効果がある。また、常時全てのリー
ルが回転することがないので、遊技者は煩わしさを感ず
ることなく長時間遊技を続けることができる。
【0033】なお、リール列の数は2列に限定されるこ
となく、例えば図5に示すように3列であってもよい。
この場合、シンボル表示装置71は、第1リール列7
2、第2リール列73、第3リール列74で構成され、
第1リール列72の横3列、斜め2列、第2リール列7
3および第3リール列74の横1列に組み合わせるよう
に、図中破線で示す合計7本の入賞ラインが設定され
る。また、保留球表示器75は、第1リール列72のみ
が回転する場合は、例えば青色で表示し、第1、第2リ
ール列72、73が回転する場合は赤色で表示し、全て
のリール列72〜74が回転する場合は緑色で表示す
る。保留球がない場合には何も表示しない。
【0034】上記実施形態では、各リール17〜22と
の回転方向を同一としたが、これに限らず回転方向を反
対にしたり、回転速度を各リール毎、あるいはリール列
毎に変化させるなど適宜の変更が可能である。また、い
ずれか1本の入賞ライン上に「当たりシンボル」が揃っ
たときに通常当たりとし、2本以上の入賞ライン上に
「当たりシンボル」が揃ったとき、または第1リール列
24に「フルーツシンボル」が揃ったときに大当たりと
したが、これに限らず、例えばいずれか1本の入賞ライ
ン上に「フルーツシンボル」が揃ったときに通常当たり
とし、いずれか1本の入賞ライン上に「当たりシンボ
ル」が揃ったとき、または2本以上の入賞ライン上に
「フルーツシンボル」が揃ったときを大当たりとするな
ど、適宜の変更が可能である。
【0035】上記実施形態では、第1リール列24を先
に停止させた後に、第2リール列25を停止させたが、
第2リール列25を先に停止させてから第1リール列2
4を停止させてもよい。また、各リール列の当たり確率
や、第2リール列25を回転させる確率は、遊技性を考
慮して任意に設定可能である。さらに、各リール列のサ
イズや配置なども、適宜の変更が可能である。
【0036】なお、本発明は、リール駆動タイプのシン
ボル表示装置を組み込んだパチンコ機に限らず、ビデオ
タイプのパチンコ機にも適用することができる。また、
リールを用いたスロットマシンやそのほかの遊技機にも
同様に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明のパチンコ機によ
れば、複数のリールを複数のリール列が構成されるよう
に配列するとともに、パチンコ球が所定の入賞穴に入賞
したことに応じて抽選を行い、この抽選結果に基づいて
複数のリール列のうちの少なくともいずれかのリール列
を構成するリールを回転させるので、遊技者に煩わしさ
を感じさせることなく、当たりに対する期待感を増大さ
せることができる。また、抽選により選択されたリール
列を予告する表示器を備えたので、遊技に対する興味を
持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパチンコ機の正面概観図であ
る。
【図2】シンボル表示装置の正面パネルを示す図であ
る。
【図3】パチンコ機の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】パチンコ機の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の別の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機 4 シンボル表示装置 5 始動穴 7 アタッカ 17〜22 リール 23 保留球表示器 24 第1リール列 25 第2リール列 31 CPU 35 モータ制御部 36〜41 ドライバ 42〜47 ステッピングモータ 49 入賞判定部 50 入賞確率テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンボルが並べられた複数のリールと、
    これらのリールを個別に回転させる複数のステッピング
    モータとからなるシンボル表示装置を備えたパチンコ機
    において、 前記複数のリールを複数のリール列が構成されるように
    配列するとともに、パチンコ球が所定の入賞穴に入賞し
    たことに応じて抽選を行い、この抽選結果に基づいて前
    記複数のリール列のうちの少なくともいずれかのリール
    列を構成するリールを回転させることを特徴とするパチ
    ンコ機。
  2. 【請求項2】 前記抽選により選択されたリール列を予
    告する表示器を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記表示器は、リールの回転中に前記所
    定の入賞穴に入賞したパチンコ球の個数を表示する保留
    球表示器を兼ねることを特徴とする請求項2に記載のパ
    チンコ機。
JP2002080671A 2002-03-15 2002-03-22 パチンコ機 Pending JP2003334330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002080671A JP2003334330A (ja) 2002-03-15 2002-03-22 パチンコ機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002-71574 2002-03-15
JP2002071574 2002-03-15
JP2002080671A JP2003334330A (ja) 2002-03-15 2002-03-22 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003334330A true JP2003334330A (ja) 2003-11-25

Family

ID=29714184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002080671A Pending JP2003334330A (ja) 2002-03-15 2002-03-22 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003334330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7672555B2 (en) 2003-09-30 2010-03-02 Prysmian Cavi E Sistemi Energia S.R.L. Cable with a coating layer made from a waste material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7672555B2 (en) 2003-09-30 2010-03-02 Prysmian Cavi E Sistemi Energia S.R.L. Cable with a coating layer made from a waste material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09686A (ja) スロットマシン
JPH04114676A (ja) スロットマシン
JPH09122309A (ja) 遊技機
JP2000308705A (ja) 遊技機
JP2004024486A (ja) 遊技機
JP2004097280A (ja) 遊技機
JP2003290492A (ja) 遊技機
JP2003220181A (ja) 遊技機
JP2003093585A (ja) 遊技機
JP2003334330A (ja) パチンコ機
JP4322354B2 (ja) スロットマシン
JP2002291960A (ja) スロットマシン
JP2002011151A (ja) 遊技機
JP2003159375A (ja) 遊技機
JP2001087450A (ja) スロットマシン
JP2003284809A (ja) 遊技機
JP2003290493A (ja) 遊技機用シンボル表示装置
JP2003325841A (ja) 遊技機用シンボル表示装置
JPH06165852A (ja) 遊技機
JP2002065995A (ja) 遊技機用シンボル表示装置
JP2002253730A (ja) 遊技機
JP2004267242A (ja) 遊技機
JPH09122307A (ja) 遊技機
JP2003275416A (ja) パチンコ機
JP4577383B2 (ja) 図柄組合せ遊戯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603