JP2003325731A - ゲーム機及びゲームの表示方法 - Google Patents

ゲーム機及びゲームの表示方法

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JP2003325731A
JP2003325731A JP2002138500A JP2002138500A JP2003325731A JP 2003325731 A JP2003325731 A JP 2003325731A JP 2002138500 A JP2002138500 A JP 2002138500A JP 2002138500 A JP2002138500 A JP 2002138500A JP 2003325731 A JP2003325731 A JP 2003325731A
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JP
Japan
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game
lcd panel
display
game machine
display unit
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Application number
JP2002138500A
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English (en)
Inventor
Koji Suzuki
孝司 鈴木
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Konami Group Corp
Original Assignee
Konami Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ゲーム機内の空間を有効に
活用できるとともに、多様なゲーム演出が可能であるゲ
ーム機及びゲームの表示方法を提供することにある。 【解決手段】 本発明に関わるゲーム機1は、ゲームの
進行状況またはゲーム機の稼動状況によって主表示器2
をゲーム機筐体1k内に移動、格納することによって副
表示器7a、7b、7cを現出させ得る構成となしたこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム機に係り、
より詳細には主表示器または副表示器の少なくとも何れ
かをプレイヤーに表示してゲームを進行するゲーム機及
びゲームの表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、第16図に示すように、スロット
マシン100は、プレイヤーの視線に正対してゲームの
主表示を行う正面表示部102が配設され、正面表示部
102の上方には上面表示部103がトップボックス1
04の前面に配設されている。
【0003】また、正面表示部102の下方には操作釦
等が設けられるコントロールパネル105が配設され、
コントロールパネル105の下方に下面表示部106が
配設されている。
【0004】正面表示部102は、プレイヤーにスロッ
トマシンゲームを表示する箇所であり、従来、3つのメ
カニカルリールが夫々個別に回転してメカニカルリール
周面の図柄を表示するリール機構、或いは映像表示の場
合にはCRT(Cathode-RayTube)が配設されていたが、
図16(b)に示すように、最近では薄型のLCD(Liqui
d Crystal Display:以下、LCDと称す)、プラズマ
・ディスプレイ・パネル等が使用されることが主流とな
っている。
【0005】上面表示部103には、ガラス等のパネル
が嵌合され配当表が描かれたり、またLCDが奥方に配
され表面のガラスに絵柄等が描かれたり、またコインを
入れた分に応じてボーナスの金額が加算されるプログレ
ッシブジャックポット表示器等が取り付けられている。
【0006】下面表示部106には、ガラス等のパネル
が嵌合され、ゲーム名のロゴ、カジノ名等が描かれた
り、上面表示部103に描画しきれなかった配当表が描
かれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、正面表示部102にはスロットマシンゲーム用の
リール機構が固定、配設されたスロットマシン、または
映像表示のスロットマシンゲームのためのCRT、LC
D等が固定、配設されたスロットマシンが存在してい
る。
【0008】そのため、遊技場においては、リール機構
によるスロットマシンゲームを好む遊戯者の希望に応じ
るためには、CRT等が配設された映像表示のスロット
マシンに加え、リール機構を有するスロットマシンを設
置する必要があり、リール機構または映像による遊戯者
の嗜好に柔軟に対応し、スロットマシンの稼動率を上昇
させるには限界がある。
【0009】一方、最近では映像表示のスロットマシン
100において、正面表示部102の奥方に容積を占有
するCRTに代替して、薄型のLCD、プラズマ・ディ
スプレイ・パネル等が使用されることが主流となってお
り、図16(b)に示すように、正面表示部102の奥方
に空き空間が生じている。
【0010】本発明は上記実状に鑑み、ゲーム機内の空
間を有効に活用できるとともに、多様なゲーム演出が可
能であるゲーム機及びゲームの表示方法の提供を目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明の請求項1に関わるゲーム機は、ゲーム機筐
体前面に設けた主表示器と、ゲーム機筐体内に収容され
た副表示器と、主表示器をゲーム機筐体内部に格納する
ための移動機構と、を少なくとも有し、ゲームの進行状
況またはゲーム機の稼動状況によって主表示器をゲーム
機筐体内に移動、格納することによって副表示器を現出
させ得る構成となしたことを特徴としている。
【0012】本発明の請求項2に関わるゲーム機は、請
求項1に記載のゲーム機において、移動機構は、主表示
器背面位置からゲーム機筐体奥側に連なる案内部と、主
表示器にその背面側より取り付けられ主表示器をゲーム
機筐体内に導く牽引部材と、この牽引部材を牽引する駆
動機構とを有することを特徴としている。
【0013】本発明の請求項3に関わるゲーム機は、請
求項1に記載のゲーム機において、移動機構は、主表示
器背面位置からゲーム機筐体内上側または下側に連なる
案内部と、主表示器にその背面側より取り付けられ主表
示器をゲーム機筐体内に導く牽引部材と、この牽引部材
を牽引する駆動機構とを有することを特徴としている。
【0014】本発明の請求項4に関わるゲーム機は、請
求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のゲーム機にお
いて、副表示器をゲーム機筐体内で移動可能に構成した
ことを特徴としている。
【0015】本発明の請求項5に関わるゲーム機は、請
求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のゲーム機にお
いて、主表示器は、パネル型ディスプレイであることを
特徴としている。
【0016】本発明の請求項6に関わるゲーム機は、請
求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のゲーム機にお
いて、副表示器は、回転停止可能なメカニカルリールで
あることを特徴としている。
【0017】本発明の請求項7に関わるゲーム機は、請
求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のゲーム機にお
いて、副表示器は、実物を模した模型体であることを特
徴としている。
【0018】本発明の請求項8に関わるゲーム機は、請
求項7記載のゲーム機において、副表示器は、ロボット
のように動作させるマリオネットであることを特徴とし
ている。
【0019】本発明の請求項9に関わるゲーム機は、請
求項7または請求項8記載のゲーム機において、主表示
器の背面側からゲーム機筐体奥側にかけてステージを設
け、このステージに副表示器を配置させる構成となした
ことを特徴としている。
【0020】本発明の請求項10に関わるゲーム内容踏
襲表示方法は、ゲーム機筐体前面に設けた主表示器と、
ゲーム機筐体内に収容された副表示器と、主表示器をゲ
ーム機筐体内部に格納するための移動機構と、を少なく
とも有し、ゲームの進行状況またはゲーム機の稼動状況
によって主表示器をゲーム機筐体内に移動、格納するこ
とによって副表示器を現出させ得る構成となしたゲーム
機を用い、主表示器をゲーム機筐体内に格納するととも
に副表示器を現出させ、それまで主表示器で表示されて
いたゲーム内容を副表示器に踏襲表示させることを特徴
としている。
【0021】本発明の請求項11に関わる特別ゲームの
表示または演出方法は、ゲーム機筐体前面に設けた主表
示器と、ゲーム機筐体内に収容された副表示器と、主表
示器をゲーム機筐体内部に格納するための移動機構と、
を少なくとも有し、ゲームの進行状況またはゲーム機の
稼動状況によって主表示器をゲーム機筐体内に移動、格
納することによって副表示器を現出させ得る構成となし
たゲーム機を用い、ゲーム結果に対応して主表示器をゲ
ーム機筐体内に格納するとともに副表示器を現出させ、
それまで主表示器で表示されていたゲーム内容から転じ
て、ゲーム結果に対応する特別ゲームの表示または演出
を副表示器で行わせることを特徴としている。
【0022】本発明の請求項12に関わる特別ゲームの
表示または演出方法は、請求項11記載の特別ゲームの
表示または演出方法において、再び主表示器をゲーム機
筐体前面に復帰させ、副表示器で行われていた特別ゲー
ムの表示または演出を、主表示器に表示または演出させ
ることを特徴としている。
【0023】本発明の請求項13に関わるゲーム状態表
示方法は、ゲーム機筐体前面に設けた主表示器と、ゲー
ム機筐体内に収容された副表示器と、主表示器をゲーム
機筐体内部に格納するための移動機構と、を少なくとも
有し、ゲームの進行状況またはゲーム機の稼動状況によ
って主表示器をゲーム機筐体内に移動、格納することに
よって副表示器を現出させ得る構成となしたゲーム機を
用い、主表示器をゲーム機筐体奥側に、副表示器をこの
主表示器前面に位置させ、かつこの副表示器背後に位置
する主表示器をプレイヤーが視認可能となるよう配置す
ることによって、主表示器と副表示器との連携でゲーム
状態を表示することを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て、本発明を詳細に説明する。
【0025】本発明に関わる第1実施例のスロットマシ
ン(ゲーム機)1は、複数の図柄を所定の列毎に変動後、
停止させて、役図柄が入賞ラインに揃うことにより、賞
への当選が決定されるスロットマシンである。
【0026】スロットマシン1は、図1に示すように、
筐体1k前面にLCDパネル(主表示器、パネル型ディ
スプレイ)2が配設され、LCDパネル2の後方には周
面に図柄が描かれ夫々個別に回転する3つのメカニカル
リール(副表示器)7a、7b、7cから成るリール機構
7が配設されている。
【0027】LCDパネル2は、ゲームのモードに応じ
て、図1(b)に示すプレイヤーの視線に正対する筐体1
k前面の位置2Aと、図1(c)に示す筐体1k内部に格
納された位置2Bとに適宜、移動し、LCDパネル2が
位置2Aに位置する場合にはプレイヤーはLCDパネル
2に映像表示され移動および停止を繰り返す映像図柄を
視認してスロットマシンゲームを行い、LCDパネル2
が位置2Bに位置する場合にはプレイヤーは個別に回転
および停止を繰り返す3つのメカニカルリール7a、7
b、7c周面の図柄を視認してスロットマシンゲームを
行う構成である。
【0028】以下、スロットマシン1の構成から詳細に
説明する。
【0029】スロットマシン1は、図1(a)、図1(b)
に示すように、プレイヤーの視線に正対してゲームの主
表示を行うLCDパネル2が、上方に行くに従い後方に
傾斜する防護ガラス1gの奥側に配設され、LCDパネ
ル2の上方には上面表示部3がトップボックス4の前面
に配設されている。ここで、防護ガラス1gは筐体1k
に嵌合されている。
【0030】なお、LCDパネル2は、プラズマ・ディ
スプレイ・パネル等の他の表示装置でもよい。
【0031】また、LCDパネル2の下方に操作釦等が
設けられるコントロールパネル5が配設されており、コ
ントロールパネル5の下方には下面表示部6が配設され
ている。
【0032】上面表示部3には、ガラス等のパネルが嵌
合され配当表が描かれたり、またはLCDが奥方に配さ
れ表面のガラスに絵柄等が描かれたり、コインを入れた
分に応じてボーナスの金額が加算されるプログレッシブ
ジャックポット表示器等が取り付けられている。
【0033】下面表示部6には、ガラス等のパネルが嵌
合され、ゲーム名のロゴ、カジノ名等が描かれたり、上
面表示部3に描画しきれなかった配当表が描かれてい
る。
【0034】LCDパネル2の後方には、図1(b)、図
2(b)に示すように、周面上にそれぞれ図柄が描かれ各
々個別に回転する3つのメカニカルリール7a、7b、
7cから成る一対のリール機構7が配設されている。
【0035】リール機構7の3つのメカニカルリール7
a、7b、7cは、スロットマシン1の左右方向に水平
に延設される同心軸廻りにそれぞれ回転自在に軸支され
ており、設定した角度だけ回動するステッピングモータ
ー(図示せず)により個別にダイレクトドライブの回転駆
動がなされている。
【0036】そして、3つのメカニカルリール7a、7
b、7cを、それぞれ内部抽選で決定される所定位置に
停止させるため、各メカニカルリール7a、7b、7c
毎にそれぞれ位置センサー(図示せず)が適用され、各メ
カニカルリール7a、7b、7c毎に位置制御されてい
る。
【0037】また、リール機構7の3つのメカニカルリ
ール7a、7b、7c内には、メカニカルリール7a、
7b、7c周面上の図柄を強調表示するためのリールラ
ンプI、リールランプII、リールランプIII(図示せず)が
配設されている。
【0038】スロットマシン1の防護ガラス1g内に
は、図2(b)、(c)に示すように、LCDパネル2の右
上方部にネジ歯車状のウォーム(移動機構、駆動機構)w
1が防護ガラス1gの後側から奥方に向って水平に配設
されており、また、図2(b)、(d)に示すように、LC
Dパネル2の左上方部にはガイドレール(移動機構、案
内部)r3が防護ガラス1gの後側から奥方に向って水
平に配設されており、また、図2(a)、(c)、(d)に示
すように、LCDパネル2の側方部にガイドレール(移
動機構、案内部)r1、ガイドレール(移動機構、案内
部)r2が防護ガラス1gと略平行に配設されている。
【0039】ウォームw1の後方右側にはウォームw1
を回転するためのLCD移動用モーター(移動機構、駆
動機構)m1が配設されており、ウォーム近傍の詳細正
面図の図3(a)、詳細上面図の図3(b)、詳細側面図の
図3(c)に示すように、LCD移動用モーターm1の軸
の回転運動がウォームw1の回転運動として伝達される
ように歯車等を使用して、LCD移動用モーターm1の
軸とウォームw1の軸w1aとが連結されている。
【0040】ウォームw1には、図3(b)、図3(c)に
示すように、ウォームw1の正逆回転運動により矢印a
1、a2方向に往復運動を行う従動子(移動機構、牽引部
材)j1がボールネジ等を有して螺合されており、従動
子j1は取り付け部材(移動機構、牽引部材)t1を介し
てLCDパネル2の上方右角部2a(図2(a)参照)に連
結されている。
【0041】また、ウォームw1の前方端近傍にはLC
D位置センサーi1aが、後方端近傍にはLCD位置セン
サーi1bがそれぞれ設けられており、LCD位置センサ
ーi1aはLCDパネル2が位置2A(図1(b)参照)に位
置することを、LCD位置センサーi1bはLCDパネル
2が位置2B(図1(c)参照)に位置することをそれぞれ
検知する。
【0042】上記LCD位置センサーi1a、i1bは、フ
ォトカプラの光センサー、電磁誘導を利用したセンサー
等が適宜、使用される。
【0043】また、LCDパネル2の下方右角部2b
(図2(a)参照)には、拡大正面図の図4(a)、拡大側面
図の図4(b)、断面図の図4(c)に示すように、ローラ
ーro1が回動自在に軸支されている。
【0044】該ローラーro1は、前記ガイドレールr
1内を案内されるように配設され、回動することにより
ガイドレールr1内を上下方向に案内され移動する。
【0045】LCDパネル2の下方左角部2c(図2
(a)参照)には、ローラーro1と同様に、第2ローラ
ー(図示せず)が回動自在に軸支されており、該第2ロー
ラーはガイドレールr2内を案内されるように配設さ
れ、回動することによりガイドレールr2内を案内され
上下方向に移動する。
【0046】LCDパネル2の上方左角部2d(図2
(a)参照)には、ローラーro1と同様に、第3ローラ
ー (図示せず)が回動自在に軸支されており、該第3ロ
ーラーはガイドレールr3内を案内されるように配設さ
れ、回動することによりガイドレールr3内を案内され
前後方向に移動する。
【0047】上述のLCDパネル2の設置構成によっ
て、LCD移動用モーターm1が正逆回転駆動すること
により、図3に示すように、ウォームw1が正逆回転
し、ウォームw1の正逆回転に従い従動子j1が矢印a
1または矢印a2方向に往復運動を行い、従動子j1に連
結されるLCDパネル2の上方右角部2aが従動子j1
とともに移動し、また、LCDパネル2の下方右角部2
b(図2(a)参照)に取り付けられるローラーro1(図4参
照)がガイドレールr1内を案内され、また、LCDパ
ネル2の下方左角部2c(図2(a)参照)に取り付けられる
第2ローラー(図示せず)がガイドレールr2内を案内さ
れ、また、LCDパネル2の上方左角部2d(図2(a)参
照)に取り付けられる第3ローラー(図示せず)がガイド
レールr3(図2(d)参照)内を案内されることにより、L
CDパネル2が、図2(e)に示すように、位置2A(図
1(b)参照)と位置2B(図1(c)参照)との間を移動す
る。
【0048】このようにして、LCDパネル2が位置2
Aから移動して位置2Bに到達するとLCD位置センサ
ーi1b(図3参照)により検知され停止して位置2Bに位
置し、一方、LCDパネル2が位置2Bから移動して位
置2Aに到達するとLCD位置センサーi1aにより検知
され停止して位置2Aに位置する。
【0049】前記コントロールパネル5には、図1(a)
に示すように、プレイヤーがスロットマシンゲームに賭
けるコインを投入するためのコイン投入口5aと紙幣を
投入するための紙幣投入口5bとが設置されている。
【0050】また、コントロールパネル5には、LCD
パネル2での映像表示によるスロットマシンゲームまた
はリール機構7のメカニカルリール7a、7b、7cに
よるスロットマシンゲームの何れかを選択したり、LC
Dパネル2で表示されていたゲーム内容をリール機構7
のメカニカルリール7a、7b、7cによるスロットマ
シンゲームに踏襲表示させるためのゲーム表示選択ボタ
ンが設置されている。
【0051】加えて、1単位毎賭けるための単位ベット
ボタン、最大単位賭けるとともにゲームを開始するため
の最大ベット/プレイボタン、その他、プレイボタン、
チェンジボタン、キャシュアウトボタン等が設置されて
いる。
【0052】また、コントロールパネル5の下方、下面
表示部6を挟んで払出し受け1uが手前に突出して設け
られており、ゲーム終了時にホッパー(図示せず)から払
出されるコイン等が貯留される。
【0053】次に、スロットマシン1の制御部の構成の
うちLCD移動用モーターm1、LCD位置センサーi
1a、i1bに係る制御部を図5を用いて説明する。
【0054】制御手段(図示せず)は、コントロールの中
心であるCPU(Central Processing Unit)、制御プ
ログラムが格納されたEPROM(Erasable and Prog
rammable ROM)、ワークデータを格納するためのRAM
(Random Access Memory)、映像制御回路等を具えてい
る。
【0055】そして、制御手段は、メインユニットイン
ターフェースmiを介してインターフェース処理部sa
に接続され、また、インターフェース処理部saから、
モーター駆動回路であるLCD移動用モーター制御処理
部sbおよびセンサー回路であるLCD位置センサー処
理部scにそれぞれ接続され、また、LCD移動用モー
ター制御処理部sbはLCD移動用モーターm1に接続
され、LCD位置センサー処理部scはLCD位置セン
サーi1a、i1bに接続されている。
【0056】スロットマシン1の一連の動作は、CPU
によりEPROMに格納された制御プログラムが実行さ
れることにより行われている。
【0057】制御プログラムは、LCDパネル2を移動
するためのLCD移動用モーターm1の駆動制御、LC
D位置センサーi1a、i1bのLCDパネル2位置の検知
によるLCD移動用モーターm1の停止制御、LCDパ
ネル2での映像表示制御、リール機構7のメカニカルリ
ール7a、7b、7cをそれぞれ回転駆動するための各
ステッピングモーターの駆動および停止位置制御、プレ
イヤーのコントロールパネル5における入力操作による
ベット処理、賭け金の残金の計算等の各種処理を行って
いる。
【0058】また、EPROMは、リール機構7のメカ
ニカルリール7a、7b、7cの回転駆動停止制御を行
うための制御データやテーブル等を有している。
【0059】ここで、LCDパネル2または各メカニカ
ルリール7a、7b、7cに表示される回転が停止した
図柄の組み合わせで決定される役の成立は、乱数発生器
によって発生される乱数のうちから所定の方式で抽出さ
れた乱数値によって判定している。
【0060】上記RAMは、制御プログラムの実行時の
ワークエリアとして使われたり、可変データ等を一時的
に記憶している。
【0061】すなわち、プレイヤーの投入金額、残金
額、獲得賞金等のデータが記憶されている。
【0062】上記制御手段は、CD−ROM等の外部記
憶装置に接続されており、外部記憶装置にはゲームのた
めの画像データ、音データ等が格納されている。
【0063】また、制御手段は、インターフェースを介
して、メカニカルリール7a、7b、7cをそれぞれ駆
動するためのステッピングモーターと、各メカニカルリ
ール7a、7b、7c内のリールランプI、リールラン
プII、リールランプIII(図示せず)と、各メカニカルリ
ール7a、7b、7cの回転位置検出用の位置センサー
に接続されている。
【0064】また、制御手段は、インターフェースを介
してゲーム効果音を発音するスピーカーに接続されてお
り、また、インターフェースを介して、紙幣投入口5b
から投入される紙幣を読み込むためのビルバリデータ、
コイン投入口5aから投入されるコインが有効かどうか
をチェックするコインアクセプタ、引き換えチケットに
印刷するためのチケットプリンタ等に接続されている。
【0065】また、制御手段におけるCPUは、映像制
御回路を介してLCDパネル2に接続されている。
【0066】CPUは、外部記憶装置のCD−ROMに
格納される画像データを読み取り、実際の描画処理を行
い、得られた画像データをグラフィックメモリであるR
AMを介して映像制御回路へ出力する。
【0067】映像制御回路では、CPUから入力された
画像データのディジタルアナログ変換等を行いRGB信
号としてLCDパネル2に出力し、LCDパネル2にお
いて映像が表示される。
【0068】前記CPUは、EPROMに格納される制
御プログラムを実行することにより、上述したLCDパ
ネル2の移動停止制御、映像制御回路に対する処理によ
るLCDパネル2上での映像表示制御、リール機構7の
メカニカルリール7a、7b、7cをそれぞれ回転駆動
するための各ステッピングモーターの制御、プレイヤー
の入力操作に応じた各種処理等、スロットマシン1の全
体の制御を統括的に行っている。
【0069】次に、上記制御手段を使用するスロットマ
シン1のLCDパネル2の移動制御を説明する。
【0070】例えば、図1(a)、(b)に示すように、L
CDパネル2が位置2Aに位置して、LCDパネル2上
に3列の複数の映像図柄が垂直方向に移動表示および停
止表示され、スロットマシンゲームが行われている。
【0071】ここで、プレイヤーがコントロールパネル
5におけるゲーム表示選択ボタンを押下して、リール機
構7のメカニカルリール7a、7b、7cによるスロッ
トマシンゲームを選択した場合、ゲーム表示選択ボタン
から制御手段に信号が送信され、制御手段にその旨通知
される。
【0072】すると、CPUにより制御手段からLCD
パネル2を位置2Aから位置2Bに移動するための信号
が、図5に示すように、メインユニットインターフェー
スmi、インターフェース処理部saを介してLCD移
動用モーター制御処理部sbに出力される。
【0073】そして、LCD移動用モーター制御処理部
sbからLCD移動用モーターm1に通電されると、L
CD移動用モーターm1(図3参照)が駆動されウォーム
w1が回転する。
【0074】ウォームw1が回転すると、図3に示すよ
うに、ウォームw1に螺合される従動子j1が矢印a1
方向に移動され、従動子j1に連結されるLCDパネル
2の上方右角部2aが従動子j1とともに移動し、ま
た、図4に示すように、LCDパネル2の下方右角部2
bに取り付けられるローラーro1がガイドレールr1
内を案内され、また、LCDパネル2の下方左角部2c
(図2(a)参照)に取り付けられる第2ローラー (図示せ
ず)がガイドレールr2内を案内され、また、LCDパ
ネル2の上方左角部2d(図2(a)参照)に取り付けられる
第3ローラー(図示せず)がガイドレールr3(図2(d)参
照)内を案内されることにより、LCDパネル2が、図
2(e)に示すように、位置2A(図1(b)参照)から矢印C
(図2(e)参照)方向に移動して、位置2B(図1(c)参照)
に到達すると、図2(b)、(c)に示すように、LCD位
置センサーi1bにより検知される。
【0075】すると、LCD位置センサーi1bの検知に
より、図5に示すように、LCD位置センサー処理部s
cからLCDパネル2が位置2Bに到達した信号がイン
ターフェース処理部sa、メインユニットインターフェ
ースmiを介して制御手段に送信される。
【0076】制御手段に、当該信号が入力されると、C
PUによりLCD移動用モーターm1停止信号が、メイ
ンユニットインターフェースmiを介してLCD移動用
モーター制御処理部sbに送信され、LCD移動用モー
ターm1が停止されウォームw1の回転が停止して従動
子j1とともにLCDパネル2の移動が停止し、LCD
パネル2が位置2B(図1(c)参照)に位置する。
【0077】図1(c)に示すスロットマシン1の状態
で、プレイヤーがコントロールパネル5を用いてスロッ
トマシンゲームを開始すると、リール機構7のメカニカ
ルリール7a、7b、7cが回転を開始後、順次個別に
回転を停止するメカニカルリール7a、7b、7c周面
の図柄を用いたスロットマシンゲームが行われる。
【0078】一方、図1(c)に示すように、LCDパネ
ル2が位置2Bに位置して、メカニカルリール7a、7
b、7cを用いたスロットマシンゲームが行われてい
る。
【0079】そこで、プレイヤーがLCDパネル2を用
いたスロットマシンゲームを行うために、ゲーム表示選
択ボタンを押下して、LCDパネル2に映像表示される
映像図柄によるスロットマシンゲームを選択すると、ゲ
ーム表示選択ボタンから制御手段に信号が送信され、制
御手段にその旨通知される。
【0080】すると、CPUにより制御手段からLCD
パネル2を位置2Bから位置2A(図1(b)参照)に移動
するための信号が、図5に示すように、メインユニット
インターフェースmi、インターフェース処理部saを
介してLCD移動用モーター制御処理部sbに出力され
る。
【0081】そして、LCD移動用モーター制御処理部
sbからLCD移動用モーターm1に通電されると、L
CD移動用モーターm1(図3参照)が駆動されウォーム
w1が回転する。
【0082】ウォームw1が回転すると、図3に示すよ
うに、ウォームw1に螺合される従動子j1が矢印a2
方向に移動され、従動子j1に連結されるLCDパネル
2の上方右角部2aが従動子j1とともに移動し、ま
た、図4に示すように、LCDパネル2の下方右角部2
bに取り付けられたローラーro1がガイドレールr1
内を案内され、また、LCDパネル2の下方左角部2c
(図2(a)参照)に取り付けられた第2ローラー(図示せず)
がガイドレールr2内を案内され、また、LCDパネル
2の上方左角部2dに取り付けられた第3ローラー(図
示せず)がガイドレールr3内を案内されることによ
り、LCDパネル2が、図2(e)に示すように、位置2
Bから矢印D方向に移動して位置2A (図1(b)参照)
に到達すると、図2(b)、(c)示すように、LCD位置
センサーi1aにより検知される。
【0083】すると、LCD位置センサーi1aの検知に
より、図5に示すように、LCD位置センサー処理部s
cからLCDパネル2が位置2A(図1(b)参照)に到達
した信号が、インターフェース処理部sa、メインユニ
ットインターフェースmiを介して制御手段に送信され
る。
【0084】制御手段に、当該信号が入力されると、C
PUによりLCD移動用モーターm1停止信号が、メイ
ンユニットインターフェースmiを介してLCD移動用
モーター制御処理部sbに送信され、LCD移動用モー
ターm1が停止されウォームw1の回転が停止して従動
子j1とともにLCDパネル2の移動が停止し、LCD
パネル2が位置2A (図1(a)、(b)、図2(a)、(b)
参照)に位置する。
【0085】このようにして、図1(a)、(b)に示すス
ロットマシン1の状態で、LCDパネル2上に映像図柄
が映像表示される映像図柄を用いたスロットマシンゲー
ムが行われる。
【0086】なお、上述の例では、プレイヤーがゲーム
表示選択ボタンを押下することにより、位置2Aにある
LCDパネル2を用いてのスロットマシンゲームから、
LCDパネル2を位置2Aから位置2Bに移動して、リ
ール機構7のメカニカルリール7a、7b、7c周面の
図柄を用いたスロットマシンゲームを行う構成を例示し
たが、例えば、プレイヤーが位置2Aに在るLCDパネ
ル2を用いてのスロットマシンゲームを行い、ボーナス
ゲーム等の特別ゲームを獲得した場合に、自動的にLC
Dパネル2を位置2Aから位置2Bに移動してリール機
構7を現出させ、プレイヤーはリール機構7のメカニカ
ルリール7a、7b、7c周面の図柄を用いた特別ゲー
ムを行う構成としてもよい。
【0087】すなわち、LCDパネル2を用いてのスロ
ットマシンゲームの結果に対応してLCDパネル2を位
置2Aから位置2Bに移動して筐体1k内に格納すると
ともに、リール機構7のメカニカルリール7a、7b、
7cを現出させ、前記ゲーム結果に対応するボーナスゲ
ーム等の特別ゲームの表示または演出を、リール機構7
のメカニカルリール7a、7b、7cで行わせてもよ
い。
【0088】さらに、リール機構7のメカニカルリール
7a、7b、7c周面の図柄を用いた特別ゲームから、
位置2Bに在るLCDパネル2を位置2Aに移動して、
リール機構7のメカニカルリール7a、7b、7cを用
いて行われていた特別ゲームを、LCDパネル2上の映
像表示によって行ってもよい。
【0089】すなわち、位置2Bに在るLCDパネル2
を、再び筐体前面である位置2Aに移動させ、リール機
構7のメカニカルリール7a、7b、7cで行われてい
た特別ゲームの表示または演出を、LCDパネル2上に
表示または演出させてもよい。
【0090】逆に、LCDパネル2が位置2Bに在り、
プレイヤーがリール機構7のメカニカルリール7a、7
b、7c周面の図柄を用いたスロットマシンゲームを行
い、ボーナスゲーム等の特別ゲームを獲得した場合に、
自動的にLCDパネル2を位置2Bから位置2Aに移動
して、プレイヤーはLCDパネル2上に映像表示される
映像図柄を用いた特別ゲーム等を行う構成としてもよ
い。
【0091】また、ゲームの一形態として、プレイヤー
がゲーム表示選択ボタンを押下したり、或いはゲーム展
開に従って、CPUが位置2Aに在るLCDパネル2上
に映像表示されている映像図柄の位置情報を取得し、該
位置情報を用いてリール機構7のメカニカルリール7
a、7b、7cを回転してメカニカルリール7a、7
b、7c周面の図柄がLCDパネル2上の映像図柄と相
対的に同位置になるように設定した後、制御手段によっ
てLCDパネル2を位置2Aから位置2Bへ筐体内に格
納するように移動してリール機構7のメカニカルリール
7a、7b、7cを現出させて、それまでLCDパネル
2で表示されていたゲーム内容をリール機構7のメカニ
カルリール7a、7b、7cに踏襲表示させてゲームを
行う構成とすることもできる。
【0092】上記構成によれば、スロットマシン内の空
間が有効活用され、1台のスロットマシンでLCDパネ
ル2上に表示される映像図柄を用いたスロットマシンゲ
ームまたはリール機構7のメカニカルリール7a、7
b、7c周面の図柄を用いたスロットマシンゲームが選
択可能である。
【0093】また、プレイヤーはスロットマシンの種類
を選択する為に移動することなく、プレイを行う為の視
線もコントロールパネル5に極めて近い位置で一定な
為、LCDパネル2による映像図柄またはリール機構7
のメカニカルリール7a、7b、7c周面の図柄を用い
るスロットマシンゲームのどちらにでも熱中することが
できる。
【0094】このように、プレイヤーの好みに応じて自
在にLCDパネル2の映像図柄または実際のリール機構
7のメカニカルリール7a、7b、7c周面の図柄を用
いるスロットマシンゲームが選択でき、スロットマシン
1の稼動率が上昇し、収益性の高いスロットマシン1を
実現できる。
【0095】また、プレイヤーがスロットマシンゲーム
においてボーナスゲーム等の特別ゲームを獲得した場
合、ゲーム結果に対応して、LCDパネル2を位置2A
から筐体内の位置2Bに格納するとともにリール機構7
のメカニカルリール7a、7b、7cを現出させ、それ
までLCDパネル2で表示されていたゲーム内容から転
じて、ゲーム結果に対応する特別ゲームの表示または演
出をメカニカルリール7a、7b、7cで行わせれば、
LCDパネル2のみを有するゲーム機では不可能な迫真
性に満ちたメカニカルリール7a、7b、7cを用いた
特別ゲームの表示または演出を行うことができる。
【0096】さらに、位置2Bに在るLCDパネル2
を、再びゲーム機筐体前面の位置2Aに復帰させ、リー
ル機構7のメカニカルリール7a、7b、7cを用いて
行われていたボーナスゲーム等の特別ゲームの表示また
は演出を、位置2Aに在るLCDパネル2上に表示また
は演出をさせれば、メカニカルリール7a、7b、7c
を用いて行われていた特別ゲームの表示または演出をL
CDパネル2を用いて行うことが可能である。
【0097】なお、上述の第1実施例のスロットマシン
1においては、リール機構7を配設する構成としたが、
リール機構7に代替して実物を模した模型体、例えばロ
ボットのように動作させるマリオネット(操り人形)等を
配設する構成としてもよい。
【0098】例えば、主表示器であるLCDパネル2の
背面側からスロットマシン筐体1k奥側にかけてステー
ジを設け、このステージに副表示器であるマリオネット
等の実物を模した模型体を配置させる構成のスロットマ
シン1とする。
【0099】上記スロットマシン1を使用して、LCD
パネル2に映像表示される映像図柄を用いたスロットマ
シンゲームでボーナスゲーム等の特別ゲームを獲得した
時点で、LCDパネル2を位置2Aから位置2Bへ移動
して、該模型体を出現させれば、あたかもLCDパネル
2を舞台の緞帳のようにプレイヤーに擬似表示して該模
型体が在るステージが現れる演出を行うことができる。
【0100】したがって、多様なゲーム演出が可能であ
るスロットマシン1が得られる。
【0101】なお、上述の実施例では、LCDパネル2
をリール機構7の上方に移動可能な構成としたが、LC
Dパネル2をリール機構7の下方に移動可能な構成とし
てもよい。
【0102】次に、第1実施例のスロットマシン1の変
形例を説明する。
【0103】上述のスロットマシン1において、ガイド
レールr2とガイドレールr3(図2参照)とを連続して
構成し、さらにガイドレールr3の後方端に連続して筐
体1k内奥面に平行に新たな第4ガイドレール(移動機
構、案内部) (図示せず)を鉛直方向に立設する。
【0104】また、ウォームw1に代替して、同位置に
新たな第5ガイドレール(移動機構、案内部) (図示せ
ず)を、ガイドレールr1の上端部に連続して防護ガラ
ス1gの後側から奥方に向って水平に配設し、さらに、
該第5ガイドレールの後方端に連続して筐体1k内奥面
に平行に新たな第6ガイドレール(移動機構、案内部)
(図示せず)を鉛直方向に立設する。
【0105】そして、LCDパネル2の上方右角部2a
に取り付けられる取り付け部材t1(図3(a)、(c))およ
び従動子j1に代替して第4ローラー(図示せず)を取り
付ける。
【0106】該第4ローラーは、第5ガイドレール、第
6ガイドレール内に回転自在に案内されるように配設さ
れ、回転することにより第5ガイドレール、第6ガイド
レール内を案内され移動する。
【0107】また、LCDパネル2は表面と裏面との両
面で表示可能な一対のLCDパネルとする。
【0108】そして、該LCDパネル2は、その一部に
ワイヤ(図示せず)(移動機構、牽引部材)が固着されてお
り、モーター(図示せず)(移動機構、駆動機構)の駆動に
より該ワイヤが滑車(移動機構、駆動機構)に巻き取られ
ることにより、LCDパネル2の上方右角部2aの第4
ローラーが第5ガイドレール、第6ガイドレール内を案
内され移動し、また、LCDパネル2の上方左角部2d
の第3ローラーがガイドレールr3、第4ガイドレール
内を案内され移動し、また、LCDパネル2の下方右角
部2bに取り付けられるローラーro1がガイドレール
r1、第5ガイドレール内を案内され移動し、また、L
CDパネル2の下方左角部2cの第2ローラーがガイド
レールr2、ガイドレールr3内を案内され移動する。
【0109】このような構成により、上記モーターの駆
動によって、両面表示可能なLCDパネル2は、図1
(b)に示す位置2Aと位置2C間を移動制御され、位置
2Aと位置2Cとに位置して表示を行うことができる。
【0110】なお、LCDパネル2が位置2Cにおいて
表示する際には、LCDパネル2裏面が表示部として使
用される。
【0111】このようにして、図1(b)に示すように、
LCDパネル2をスロットマシン筐体1k奥側の位置2
Cに、リール機構7のメカニカルリール7a、7b、7
cをLCDパネル2前面に位置させるとともに、リール
機構7のメカニカルリール7a、7b、7c背後に位置
するLCDパネル2をプレイヤーが視認可能となるよう
に配置する。
【0112】そして、例えば、リール機構7のメカニカ
ルリール7a、7b、7c周面の図柄を用いたスロット
マシンゲームで役が成立した場合には、リール機構7の
背後のLCDパネル2上に役成立用の映像を表示し、ま
たは、ボーナスゲーム等の特別ゲームが成立した場合に
はLCDパネル2上に特別ゲーム成立用の映像を表示す
る。
【0113】或いは、リール機構7のメカニカルリール
7a、7b、7c回転中はLCDパネル2上に回転速度
に伴なった動きの動画を表示し、またはリール機構7の
メカニカルリール7a、7b、7c停止中はLCDパネ
ル2上に静止画を表示する等、LCDパネル2の表示と
リール機構7のメカニカルリール7a、7b、7cの表
示との連携でゲーム状態を表示することも可能である。
【0114】次に、第2実施例(図6(a))、第3実施例
(図6(b))、第4実施例(図6(c))、第5実施例(図6
(d))、第6実施例(図6(e))、第7実施例(図6(f))
について、説明する。
【0115】第2実施例〜第7実施例のスロットマシン
は、第1実施例のスロットマシン1とほぼ同様な構成で
あるので、第1実施例のスロットマシン1と異なる構成
についてのみ説明を行う。
【0116】第2実施例のスロットマシン(ゲーム機)2
1は、図6(a)、図7に示すように、上部の軸(移動機
構、牽引部材)jk21廻りに揺動自在であるLCDパネ
ル(主表示器、パネル型ディスプレイ)22と、上下動自
在でありメカニカルリール(副表示器)27a、27b、
27cを有するリール機構27とを備えており、LCD
パネル22が位置22Aに位置する際にはリール機構2
7が位置27Aに位置してLCDパネル22を用いてス
ロットマシンゲームが行われ、一方、LCDパネル22
が位置22Bに位置する際にはリール機構27が位置2
7Bに位置してリール機構27を用いてスロットマシン
ゲームが行われる構成である。
【0117】LCDパネル22は、図7に示すように、
ステッピングモーター(移動機構、駆動機構)m21にドラ
イブされる軸jk21に固定されており、軸jk21の軸心
廻りに位置22Aと位置22B間を揺動自在に支持され
ている。
【0118】また、図7(c)に示すように、位置22A
(図6(a)参照)に位置するLCDパネル22の近傍には
LCD位置センサーi2a1が設置され、LCDパネル2
2が位置22Aに位置することを検知する。
【0119】また、位置22B(図6(a)参照)に位置す
るLCDパネル22の近傍にはLCD位置センサーi2
b1が設置され、LCDパネル22が位置22Bに位置
することを検知する。
【0120】例えば、図6(a)に示すように、LCDパ
ネル22が位置22Aに位置している際、ステッピング
モーターm21が反時計廻りに駆動するとLCDパネル2
2が矢印a21方向に回動して位置22Bに到達するとL
CD位置センサーi2b1により検知され、ステッピング
モーターm21の駆動が停止しLCDパネル22が位置2
2Bで停止する。
【0121】逆に、LCDパネル22が位置22Bに位
置している際、ステッピングモーターm21が時計廻りに
駆動するとLCDパネル22が矢印a22方向(図7(c)
参照)に回動して位置22Aに到達するとLCD位置セ
ンサーi2a1により検知され、ステッピングモーターm
21の駆動が停止しLCDパネル22が位置22Aで停止
する。
【0122】リール機構27は、図8に示すように、3
つのメカニカルリール27a、27b、27cを有し、
スロットマシン21の横方向に水平に延設される軸jk
22軸上に支持されている。
【0123】軸jk22の一方端には、ローラーro21が
回転自在に軸支されており、該ローラーro21は垂直方
向に設置されるガイドレールr21内に配設され、ガイド
レールr21内で回動することにより上下方向に案内され
る。
【0124】また、ガイドレールr21と平行にネジ歯車
状のウォームw21が垂直方向に設置されており、軸jk
22の他方端には、内部にボールネジ等を有し、ウォーム
w21に螺合する従動子j21が固着されている。
【0125】ウォームw21の上方には、リール機構移動
用のモーターm22が配設されており、モーターm22の回
転運動がウォームw21の軸心廻りの回転運動として伝達
されるように、歯車等を介して連結されている。
【0126】また、ウォームw21の下方部には、リール
機構27が位置27A(図6(a)参照)に位置することを
検知する位置センサーi2a2が配設されており、ウォー
ムw21の上方部には、リール機構27が位置27B(図
6(a)参照)に位置することを検知する位置センサーi2
b2が配設されている。
【0127】スロットマシン21の制御部の構成は、第
1実施例のスロットマシン1の制御部の構成と同様であ
るので、第1実施例のスロットマシン1と異なる構成に
ついて説明する。
【0128】LCD移動用のステッピングモーターm21
およびLCD位置センサーi2a1、i2a2の制御部の構
成は、図5に示す第1実施例のLCD移動用モーターm
1およびLCD位置センサーi1a、i1aの制御部の構
成と同様である。
【0129】図9にリール機構移動用のモーターm22と
位置センサーi2a2、i2b2との制御部の構成を示す。
【0130】第1実施例と同様の構成の制御手段(図示
せず)は、メインユニットインターフェースmi2を介し
てインターフェース処理部sa2に接続され、そして、イ
ンターフェース処理部sa2から、モーター駆動回路であ
るリール機構移動用モーター制御処理部sb2およびセン
サー回路である位置センサー処理部sc2にそれぞれ接続
されている。
【0131】また、リール機構移動用モーター制御処理
部sb2はリール機構移動用モーターm22に接続され、一
方、位置センサー処理部sc2は位置センサーi2a2、i2
b2に接続されている。
【0132】次に、スロットマシン21の上記制御部に
よって制御されるLCDパネル22とリール機構27の
移動制御を説明する。
【0133】例えば、図6(a)に示すように、LCDパ
ネル22が位置22Aに在るとともにリール機構27が
位置27Aに在り、LCDパネル22に映像表示される
映像図柄を用いてスロットマシンゲームが行われてい
る。
【0134】上記ゲームモードから、リール機構27を
用いるスロットマシンゲームに移行する場合、操作ボタ
ン等から制御手段にその旨の信号が入力される。
【0135】すると、CPUにより制御手段からモータ
ー駆動信号がメインユニットインターフェースmi2、
インターフェース処理部を介してLCD移動用モーター
制御処理部に出力され、LCD移動用モーター制御処理
部からLCD移動用のステッピングモーターm21に通
電される。
【0136】すると、図7(c)に示すように、ステッピ
ングモーターm21が駆動され反時計廻りに回転し、位
置22Aに在るLCDパネル22が矢印a21方向に回動
する。
【0137】LCDパネル22が位置22Bに到達する
とLCD位置センサーi2b1により検知され、LCD位
置センサー処理部から検知信号がインターフェース処理
部、メインユニットインターフェースmi2を介して制
御手段に送信される。
【0138】検知信号が制御手段に入力されると、制御
手段からモーター停止信号がメインユニットインターフ
ェースmi2、インターフェース処理部を介してLCD
移動用モーター制御処理部に出力される。
【0139】すると、LCD移動用モーター制御処理部
からステッピングモーターm21に停止信号が送信さ
れ、回転が停止しLCDパネル22の回動が停止して位
置22Bに位置する。
【0140】続いて、制御手段からリール機構移動用モ
ーターの駆動信号が、図9に示すように、メインユニッ
トインターフェースmi2、インターフェース処理部s
a2を介してリール機構移動用モーター制御処理部sb2
に送信される。
【0141】すると、リール機構移動用モーター制御処
理部sb2によりリール機構移動用のモーターm22に通
電され、図8に示すように、モーターm22の回転により
ウォームw21が回動する。
【0142】ウォームw21の回動に伴ない、従動子j2
1が上方に移動し従動子j21を固着する軸jk22に上
方向運動が伝達され、軸jk22に軸支されるローラーr
o21がガイドレールr21内で回動して上方向に移動し、
軸jk22に支持されるリール機構27が、位置27A
(図6(a)参照)から矢印a23方向に移動する。
【0143】そして、リール機構27が位置27B(図
6(a)参照)に到達すると、位置センサーi2b2により
検知され、図9に示すように、位置センサー処理部sc
2より検知信号がインターフェース処理部sa2、メイン
ユニットインターフェースmi2を介して制御手段に送
信される。
【0144】すると、制御手段からモーター停止信号が
メインユニットインターフェースmi2、インターフェ
ース処理部sa2を介してリール機構移動用モーター制
御処理部sb2に送信される。
【0145】すると、リール機構移動用モーター制御処
理部sb2からリール機構移動用のモーターm22に停止
信号が出力され、モーターm22の駆動が停止しウォーム
w21の回動が停止して従動子j21(図8参照)の移動が止
まり、従動子j21を固着する軸jk22とともにリール
機構27の上方向への移動が停止して、リール機構27
が位置27B(図6(a)参照)に位置する。
【0146】このように、リール機構27が位置27B
に位置するとともにLCDパネル22が位置22Bに位
置するスロットマシン21のゲームモードにおいては、
リール機構27の3つのメカニカルリール周面の図柄を
用いたスロットマシンゲームが行われる。
【0147】逆に、スロットマシン21において、リー
ル機構27が位置27Bに在るリール機構27を用いた
ゲームモードから、LCDパネル22を用いて映像表示
される映像図柄によるスロットマシンゲームを行うゲー
ムモードに移行する場合を説明する。
【0148】なお、制御部構成要素間における信号の入
出力は省略し、動作進行のみを記載する。
【0149】まず、モーターm22に通電して位置27B
(図6(a)参照)に在るリール機構27を、図8に示すよ
うに、矢印a24方向に移動し、位置27Aに到達すると
位置センサーi2a2(図8参照)で検知してモーターm22
を停止し、リール機構27の移動を停止させて位置27
Aに位置させる。
【0150】続いて、図7(c)に示すように、ステッピ
ングモーターm21に通電して時計方向に回転させて位置
22Bに在るLCDパネル22を矢印a22方向に回動し
て位置22Aに到達すると、LCD位置センサーi2a1
により検知され、ステッピングモーターm21の駆動を停
止しLCDパネル22が位置22Aで停止する。
【0151】このようにして、スロットマシン21は、
図6(a)、図7(a)に示す状態となり、プレイヤーはL
CDパネル22上に映像表示される映像図柄を用いたス
ロットマシンゲームを行うことができる。
【0152】上記構成によれば、LCDパネル22を用
いたスロットマシンゲームまたはリール機構27を用い
たスロットマシンゲームを選択できるので、1台のスロ
ットマシンにおいて、LCDパネル22上に表示される
映像図柄を用いたスロットマシンゲームまたはリール機
構27のメカニカルリール周面の図柄を用いたスロット
マシンゲームが可能であり、第1実施例と同様な効果が
得られる。
【0153】また、第1実施例と同様に、リール機構2
7に代替して模型体を配設する構成としてもよく、この
場合も第1実施例と同様な効果が得られる。
【0154】次に、図6(b)、図10に示す第3実施例
のスロットマシン(ゲーム機)31について説明する。
【0155】スロットマシン31は、下部の軸jk31廻
りに揺動自在であるLCDパネル(主表示器、パネル型
ディスプレイ)32と、上下動自在でありメカニカルリ
ール(副表示器)を有するリール機構37とを備えてお
り、LCDパネル32が位置32Aに位置する際にはリ
ール機構37が位置37Aに位置してLCDパネル32
を用いてゲームが行われ、一方、LCDパネル32が位
置32Bに位置する際にはリール機構37が位置37B
に位置してリール機構37を用いてゲームが行われる構
成である。
【0156】LCDパネル32は、図10に示すよう
に、ステッピングモーター(移動機構、駆動機構)m31に
ドライブされる軸(移動機構、牽引部材)jk31に固定さ
れており、軸jk31の軸心廻りに位置32Aと位置32
B間を揺動自在に支持されている。
【0157】また、図10(c)に示すように、位置32
A(図6(b)参照)に位置するLCDパネル32の近傍に
はLCD位置センサーi3a1が設置され、LCDパネル
32が位置32Aに位置することを検知する。
【0158】また、位置32B(図6(b)参照)に位置す
るLCDパネル32の近傍にはLCD位置センサーi3
b1が設置され、LCDパネル32が位置32Bに位置
することを検知する。
【0159】リール機構37は、図8に示す第2実施例
のリール機構27の駆動構成と同様な駆動構成を有して
いる。
【0160】上述した如く、第3実施例のスロットマシ
ン31の構成は、LCDパネル32を下部の軸jk31廻
りに揺動自在とし、リール機構37をトップボックス3
4内に収納する構成とした以外は、第2実施例のスロッ
トマシン21の構成と同様な構成であるので、詳細な説
明は省略する。
【0161】上記構成によれば、LCDパネル32を用
いたスロットマシンゲームまたはリール機構37を用い
たスロットマシンゲームを選択できるので、1台のスロ
ットマシンにおいて、LCDパネル32上に表示される
映像図柄を用いたスロットマシンゲームまたはリール機
構37のメカニカルリール周面の図柄を用いたスロット
マシンゲームが可能であり、第1実施例と同様な効果が
得られる。
【0162】また、第2実施例と同様に、リール機構3
7に代替して模型体を配設する構成としてもよく、この
場合も第1実施例と同様な効果が得られる。
【0163】次に、図6(c)、図11に示す第4実施例
のスロットマシン(ゲーム機)41について説明する。
【0164】スロットマシン41は、垂直方向に立設さ
れる軸(移動機構、牽引部材)jk41廻りに水平方向に揺
動自在であるLCDパネル(主表示器、パネル型ディス
プレイ)42と、上下動自在でありメカニカルリール(副
表示器)を有するリール機構47とを備えており、LC
Dパネル42が図11(b)に示す位置42Aに位置する
際にはリール機構47が位置47A(図6(c)参照)に位
置してLCDパネル42を用いてゲームが行われ、一
方、LCDパネル42が位置42Bに位置する際にはリ
ール機構47が位置47B(図6(c)参照)に位置してリ
ール機構47を用いてゲームが行われる構成である。
【0165】LCDパネル42は、図11に示すよう
に、ステッピングモーター(移動機構、駆動機構)m41に
ドライブされる軸jk41に固定されており、軸jk41の
軸心廻りに位置42Aと位置42B間を水平方向に揺動
自在に支持されている。
【0166】また、図11(b)に示すように、位置42
Aに位置するLCDパネル42の近傍にはLCD位置セ
ンサーi4a1が設置され、LCDパネル42が位置42
Aに位置することを検知する。
【0167】また、位置42Bに位置するLCDパネル
42の近傍にはLCD位置センサーi4b1が設置され、
LCDパネル42が位置42Bに位置することを検知す
る。
【0168】図6(c)に示すリール機構47は、図8に
示す第2実施例のリール機構27の駆動構成と同様な駆
動構成を有している。
【0169】上述した如く、第4実施例のスロットマシ
ン41の構成は、LCDパネル42を垂直方向に立設さ
れる軸jk41(図11(a)参照)廻りに水平方向に揺動自在
とし、リール機構47をトップボックス44内に収納す
る構成とした以外は、第2実施例のスロットマシン21
の構成と同様な構成であるので、詳細な説明は省略す
る。
【0170】なお、リール機構47は、トップボックス
44内に収納するのではなく第2実施例のスロットマシ
ン21(図6(a)参照)と同様にLCDパネル42の下方
に収納してもよい。
【0171】上記構成によれば、LCDパネル42を用
いたスロットマシンゲームまたはリール機構47を用い
たスロットマシンゲームを選択できるので、1台のスロ
ットマシンにおいて、LCDパネル42上に表示される
映像図柄を用いたスロットマシンゲームまたはリール機
構47のメカニカルリール周面の図柄を用いたスロット
マシンゲームが可能であり、第1実施例と同様な効果が
得られる。
【0172】また、第2実施例と同様に、リール機構4
7に代替して模型体を配設する構成としてもよく、この
場合も第1実施例と同様な効果が得られる。
【0173】次に、図6(d)、図12に示す第5実施例
のスロットマシン(ゲーム機)51について説明する。
【0174】スロットマシン51は、水平方向に移動自
在であるLCDパネル(主表示器、パネル型ディスプレ
イ)52と、上下動自在でありメカニカルリール(副表示
器)を有するリール機構57とを備えており、LCDパ
ネル52が位置52Aに位置する際にはリール機構57
が位置57Aに位置してLCDパネル52を用いてゲー
ムが行われ、一方、LCDパネル52が位置52Bに位
置する際にはリール機構57が位置57Bに位置してリ
ール機構57を用いてスロットマシンゲームが行われる
構成である。
【0175】図12(a)、(c)に示すように、スロット
マシン51の防護ガラス51g内には、LCDパネル5
2の右下方部にネジ歯車状のウォーム(移動機構、駆動
機構)w5が防護ガラス51gの後側から奥方に向って
水平に配設されており、また、LCDパネル52の右上
方部にはガイドレール(移動機構、案内部)r51が防護ガ
ラス51gの後側から奥方に向って水平に配設されてお
り、また、図12(b)に示すように、LCDパネル52
の左側上方部にガイドレール(移動機構、案内部)r52が
防護ガラス51gの後側から奥方に向って水平に配設さ
れており、また、LCDパネル52の左側下方部には第
3ガイドレール(移動機構、案内部) (図示せず)が防護
ガラス51gの後側から奥方に向って水平に配設されて
いる。
【0176】図12(b)、(c)に示すように、ウォーム
w5の後方下方にはウォームw5を回転するためのLC
D移動用モーター(移動機構、駆動機構)m51が配設され
ており、LCD移動用モーターm51の軸の回転運動がウ
ォームw5の回転運動として伝達されるように歯車等を
使用して、LCD移動用モーターm51の軸とウォームw
5とが連結されている。
【0177】また、ウォームw5には、上面図の図13
(a)、側面図の図13(b)に示すように、ウォームw5
の正逆回転運動により矢印a51、a52方向(図12(c)
参照)に往復運動を行う従動子(移動機構、牽引部材)j5
がボールネジ等を有して螺合されており、従動子j5は
取り付け部材(移動機構、牽引部材)t5を介してLCD
パネル52の下方右角部52a(図12(a)参照)に連結
されている。
【0178】また、図12(c)に示すように、ウォーム
w5の前方端近傍にはLCD位置センサーi5aが、後方
端近傍にはLCD位置センサーi5bがそれぞれ設けられ
ており、LCD位置センサーi5aはLCDパネル52が
位置52A(図6(d)参照)に位置することを検知し、L
CD位置センサーi5bはLCDパネル52が位置52B
(図6(d)参照)に位置することを検知する。
【0179】上記LCD位置センサーi5a、i5bは、フ
ォトカプラの光センサー、電磁誘導を利用したセンサー
等が適宜、使用される。
【0180】また、LCDパネル2の上方右角部52b
(図12(a)参照)には、図4に示す第1実施例と同様な
構成で、第1ローラー (図示せず)が回動自在に軸支さ
れている。
【0181】該第1ローラーは、前記ガイドレールr5
1(図12(b)、(c)参照)内を案内されるように配設され、
回動することによりガイドレールr51内を前後方向に
案内され移動する。
【0182】LCDパネル52の上方左角部52c(図
12(a)参照)には、第1ローラーと同様に、第2ロー
ラー (図示せず)が回動自在に軸支されており、該第2
ローラーは前記ガイドレールr52内を案内されるように
配設され、回動することによりガイドレールr52内に案
内され前後方向に移動する。
【0183】LCDパネル52の下方左角部52d(図
12(a)参照)には、第1ローラーと同様に、第3ロー
ラー(図示せず)が回動自在に軸支されており、該第3ロ
ーラーは前記第3ガイドレール(図示せず)内を案内され
るように配設され、回動することにより第3ガイドレー
ル内に案内され前後方向に移動する。
【0184】上述のLCDパネル52の設置構成によっ
て、LCD移動用モーターm51が正逆回転駆動すること
により、図13に示すように、ウォームw5が正逆回転
し、ウォームw5の正逆回転に従い従動子j5が矢印a
51または矢印a52方向に往復運動を行い、従動子j5に
連結されるLCDパネル52の下方右角部52aが従動
子j5とともに移動し、また、LCDパネル52の上方
右角部52bに取り付けられる第1ローラーがガイドレ
ールr51内を案内され、また、LCDパネル52の上方
左角部52cに取り付けられる第2ローラーがガイドレ
ールr52内を案内され、また、LCDパネル52の下方
左角部52dに取り付けられる第3ローラーが第3ガイ
ドレール内を案内されることにより、LCDパネル52
が、図6(d)、図12(c)に示すように、位置52Aと
位置52B間を移動する。
【0185】そして、LCDパネル52が位置52Aか
ら移動し位置52Bに到達すると、LCD位置センサー
i5bにより検知され停止し位置52Bに位置する。
【0186】一方、LCDパネル52が位置52Bから
移動し位置52Aに到達するとLCD位置センサーi5a
により検知され停止し位置52Aに位置する。
【0187】図6(d)に示すリール機構57は、図8に
示す第2実施例のリール機構27の駆動構成と同様な駆
動構成を有している。そこで、説明に際しては図8の第
2実施例の符号を用いる。
【0188】なお、リール機構57は、トップボックス
54内に収納するのではなく第2実施例のスロットマシ
ン21(図6(a)参照)と同様にLCDパネル52の下方
に収納してもよい。
【0189】次に、スロットマシン51のLCDパネル
52とリール機構57の移動動作制御を説明する。
【0190】例えば、図12に示すように、LCDパネ
ル52が位置52Aに位置して、LCDパネル52上に
3列の複数の映像図柄が垂直方向に移動表示および停止
表示され、スロットマシンゲームが行われている。
【0191】そして、上記LCDパネル52を用いたス
ロットマシンゲームに代替して、リール機構57を用い
たスロットマシンゲームが選択された場合には、LCD
移動用モーターm51が駆動されウォームw5が回転す
る。
【0192】ウォームw5が回転すると、図13に示す
ように、ウォームw5に螺合される従動子j5が矢印a
51方向に移動され、従動子j5に連結されるLCDパネ
ル52の下方右角部52aが従動子j5とともに移動
し、また、図12に示すように、LCDパネル52の上
方右角部52bに取り付けられる第1ローラー(図示せ
ず)がガイドレールr51内を案内され、また、LCDパ
ネル52の上方左角部52cに取り付けられる第2ロー
ラー(図示せず)がガイドレールr52内を案内され、ま
た、LCDパネル52の下方左角部52dに取り付けら
れる第3ローラー(図示せず)が第3ガイドレール(図示
せず)内を案内されることにより、LCDパネル52
が、図12(c)に示すように、位置52Aから矢印a51
方向に移動して位置52B(図6(d)参照)に到達する
と、LCD位置センサーi5bにより検知される。
【0193】すると、LCD移動用モーターm51が停止
されウォームw5の回転が停止して従動子j5とともに
LCDパネル52の移動が停止し、LCDパネル52が
位置52B(図6(d)、図12(c)参照)に位置する。
【0194】続いて、図8に示す構成と同様に、リール
機構移動用のモーターm52に通電され、モーターm52の
回転によりウォームw21が回動する。
【0195】ウォームw21の回動に伴ない、従動子j2
1が上方に移動し従動子j21を固着する軸jk22に上
方向運動が伝達され、軸jk22に軸支されるローラーr
o21がガイドレールr21内で回動して上方向に移動し、
軸jk22に支持され、位置57A(図6(d)参照)に位置
するリール機構57が矢印a54方向に移動する。
【0196】そして、リール機構57が位置57B(図
6(d)参照)に到達すると、位置センサーi2a2(図8参
照)により検知される。
【0197】すると、モーターm52の駆動が停止しウォ
ームw21の回動が停止して従動子j21の移動が止ま
り、従動子j21を固着する軸jk22とともにリール機
構57の下方向への移動が停止して、リール機構57が
位置57Bに位置する。
【0198】このように、リール機構57が位置57B
に在るスロットマシン51のゲームモードにおいては、
リール機構57のメカニカルリール周面の図柄を用いた
スロットマシンゲームが行われる。
【0199】逆に、上記リール機構57を用いたスロッ
トマシンゲームの代わりにLCDパネル52を用いたス
ロットマシンゲームが選択された場合のリール機構57
の位置57Bから位置57Aへの移動動作制御、および
それに続くLCDパネル52の位置52Bから位置52
Aへの移動動作制御は、上述の移動動作制御の逆の移動
動作制御が行われるものであり、説明は省略する。
【0200】上記構成によれば、LCDパネル52を用
いたスロットマシンゲームまたはリール機構57を用い
たスロットマシンゲームを選択できるので、1台のスロ
ットマシンにおいて、LCDパネル52上に表示される
映像図柄を用いたスロットマシンゲームまたはリール機
構57のメカニカルリール周面の図柄を用いたスロット
マシンゲームが可能であり、第1実施例と同様な効果が
得られる。
【0201】また、第2実施例と同様に、リール機構5
7に代替して模型体を配設する構成としてもよく、この
場合も第1実施例と同様な効果が得られる。
【0202】ところで、上記スロットマシン51におい
て、図6(d)に示すように、LCDパネル52をスロッ
トマシン51筐体奥側に、リール機構57のメカニカル
リールをLCDパネル52前面に位置させ、且つこのリ
ール機構57のメカニカルリール背後に位置するLCD
パネル52をプレイヤーが視認可能となるように配置す
る。
【0203】そして、例えば、リール機構57のメカニ
カルリール周面の図柄を用いたスロットマシンゲームで
役が成立した場合には、メカニカルリール背後のLCD
パネル52上に役成立用の映像を表示したり、ボーナス
ゲーム等の特別ゲームが成立した場合には、LCDパネ
ル52上に特別ゲーム成立用の映像を表示する。
【0204】または、リール機構57のメカニカルリー
ル回転中はメカニカルリール背後のLCDパネル52上
に回転速度に伴なった動きの動画を表示し、またはリー
ル機構57のメカニカルリール停止中はLCDパネル5
2上に静止画を表示する等、LCDパネル52の表示と
リール機構57のメカニカルリールの表示との連携でゲ
ーム状態を表示することも可能である。
【0205】次に、図6(e)、図14に示す第6実施例
のスロットマシン(ゲーム機)61について説明する。
【0206】スロットマシン61は、図6(e)、図14
(a)に示すように、防護ガラス61gに平行に矢印a61
方向および矢印a62方向に移動自在であるLCDパネル
(主表示器、パネル型ディスプレイ)62と、上下動自在
でありメカニカルリール(副表示器)を有するリール機構
67とを備えており、LCDパネル62が位置62Aに
位置し、リール機構67が位置67Aに位置する際には
LCDパネル62を用いてゲームが行われ、一方、LC
Dパネル62が位置62Bに位置する際にはリール機構
67が位置67Bに位置してリール機構67を用いてゲ
ームが行われる構成である。
【0207】図14(a)、(c)に示すように、スロット
マシン61の防護ガラス61g内には、防護ガラス61
gに沿う態様でLCDパネル62の右方部にネジ歯車状
のウォーム(移動機構、駆動機構)w6が配設されてお
り、また、LCDパネル62の左方部にはウォームw6
と平行にガイドレール(移動機構、案内部)r61が防護ガ
ラス61gに沿う態様でトップボックス64内まで延設
されている。
【0208】図14に示すように、ウォームw6の右上
奥方にはウォームw6を回転するためのLCD移動用モ
ーター(移動機構、駆動機構)m61が配設されており、L
CD移動用モーターm61の軸の回転運動がウォームw6
の回転運動として伝達されるように歯車等を使用して、
LCD移動用モーターm61の軸とウォームw6とが連結
されている。
【0209】また、ウォームw6には、第5実施例に示
す図13と同様な構成で、ウォームw6の正逆回転運動
により往復直線運動を行う従動子(移動機構、牽引部材)
がボールネジ等を有して螺合されており、従動子は取り
付け部材(移動機構、牽引部材)を介してLCDパネル6
2の上方右角部62a(図14(a)参照)に連結されてい
る。
【0210】また、図14(c)に示すように、ウォーム
w6の下方端近傍にはLCD位置センサーi6aが、上方
端近傍にはLCD位置センサーi6bがそれぞれ設けられ
ており、LCD位置センサーi6aはLCDパネル62が
位置62A(図6(e)参照)に位置することを、LCD位
置センサーi6bはLCDパネル62が位置62Bに位置
することをそれぞれ検知する。
【0211】上記LCD位置センサーi6a、i6bは、フ
ォトカプラの光センサー、電磁誘導を利用したセンサー
等が適宜、使用される。
【0212】また、LCDパネル62の上方左角部62
b(図14(a)参照)には、図4に示す第1実施例と同様
な構成で、第1ローラー(図示せず)が回動自在に軸支さ
れている。
【0213】該第1ローラーは、前記ガイドレールr6
1(図14(a)、(b))内を案内されるように配設され、ガイ
ドレールr61内を回動することにより上下方向に案内
され移動する。
【0214】LCDパネル62の下方左角部62c(図
14(a)参照)には、上方左角部62bと同様に、第2
ローラー(図示せず)が回動自在に軸支されており、該第
2ローラーは前記ガイドレールr61内を案内されるよう
に配設され、回動することによりガイドレールr61内を
案内され上下方向に移動する。
【0215】上述のLCDパネル62の設置構成によっ
て、第5実施例の図13に示す構成と同様に、LCD移
動用モーターm61が正逆回転駆動することによりウォー
ムw6が正逆回転し、ウォームw6の正逆回転に従い従
動子がウォームw6に沿って往復運動を行い、図14
(a)に示すように、従動子に連結されるLCDパネル6
2の上方右角部62aが従動子とともに移動し、また、
LCDパネル62の上方左角部62bに取り付けられる
第1ローラーがガイドレールr61内を案内され、また、
LCDパネル62の下方左角部62cに取り付けられる
第2ローラーがガイドレールr61内を案内されることに
より、LCDパネル62が、図6(e)に示すように、位
置62Aと位置62B間を移動する。
【0216】そして、LCDパネル62が位置62Aか
ら移動して位置62Bに到達すると、LCD位置センサ
ーi6b(図14(c)参照)により検知され停止し位置62
Bに位置する。
【0217】逆に、LCDパネル62が位置62Bから
移動して位置62Aに到達すると、LCD位置センサー
i6a(図14(c)参照)により検知され停止し位置62A
に位置する。
【0218】図6(e)に示すリール機構67は、図8に
示す第2実施例のリール機構27の駆動構成と同様な駆
動構成を有している。そこで、説明に際しては図8の第
2実施例の符号を用いる。
【0219】なお、リール機構67は、トップボックス
64内に収納するのではなく第2実施例のスロットマシ
ン21(図6(a)参照)と同様にLCDパネル62の下方
に収納してもよい。
【0220】次に、スロットマシン61のLCDパネル
62とリール機構67(図6(e)参照)の移動動作制御を説
明する。
【0221】例えば、図14に示すように、LCDパネ
ル62が位置62A(図6(e)参照)に位置して、LCDパ
ネル62上に3列の複数の映像図柄が映像表示され垂直
方向に移動および停止して、スロットマシンゲームが行
われている。
【0222】そして、上記LCDパネル62を用いたス
ロットマシンゲームに代替して、リール機構67を用い
たスロットマシンゲームが選択された場合には、LCD
移動用モーターm61が駆動されウォームw6(図14参照)
が回転する。
【0223】ウォームw6が回転すると、図13に示す
構成と同様に、ウォームw6に螺合される従動子が上方
向に移動され、従動子に連結されるLCDパネル62の
上方右角部62aが従動子とともに移動し、また、図1
4に示すように、LCDパネル62の上方左角部62b
に取り付けられる第1ローラー(図示せず)がガイドレー
ルr61内を案内され、また、LCDパネル62の下方左
角部62cに取り付けられる第2ローラー (図示せず)
がガイドレールr61内を案内されることにより、LCD
パネル62が、図6(e)、図14(a)に示すように、矢
印a61方向に移動して、位置62Bに到達すると、図1
4(c)に示すLCD位置センサーi6bにより検知され
る。
【0224】すると、LCD移動用モーターm61が停止
されウォームw6の回転が停止して従動子とともにLC
Dパネル62の移動が停止し、LCDパネル62が位置
62B(図6(e)参照)に位置する。
【0225】続いて、図8に示す構成と同様に、リール
機構移動用のモーターm62に通電され、モーターm62の
回転によりウォームw21が回動する。
【0226】ウォームw21の回動に伴ない、従動子j2
1が下方に移動し従動子j21を固着する軸jk22に下
方向運動が伝達され、軸jk22に軸支されるローラーr
o21がガイドレールr21内で回動して下方向に移動し、
軸jk22に支持される位置67A(図6(e)参照)に位置
するリール機構67が矢印a64方向に移動する。
【0227】そして、リール機構67が位置67B(図
6(e)参照)に到達すると、位置センサーi2a2により
検知される。
【0228】すると、モーターm62の駆動が停止しウォ
ームw21の回動が停止して従動子j21の移動が止ま
り、従動子j21を固着する軸jk22とともにリール機
構67の下方向への移動が停止して、リール機構67が
位置67B(図6(e)参照)に位置する。
【0229】このように、リール機構67が位置67B
に在るスロットマシン61のゲームモードにおいては、
リール機構67の3つのメカニカルリール周面の図柄を
用いたスロットマシンゲームが行われる。
【0230】逆に、LCDパネル62が位置62Bに位
置し、位置67Bに位置するリール機構67を用いたス
ロットマシンゲームが行われている際にLCDパネル6
2を用いたスロットマシンゲームが選択された場合に
は、リール機構67が位置67Bから位置67Aへ移動
する移動動作制御、そしてそれに続くLCDパネル62
の位置62Bから位置62Aへの移動動作制御が行われ
るが、上述の移動動作制御と逆の移動動作制御が行われ
るのものであり、説明は省略する。
【0231】上記構成によれば、LCDパネル62を用
いたスロットマシンゲームまたはリール機構67を用い
たスロットマシンゲームを選択できるので、1台のスロ
ットマシンにおいて、LCDパネル62上に表示される
映像図柄を用いたスロットマシンゲームまたはリール機
構67のメカニカルリール周面の図柄を用いたスロット
マシンゲームが可能であり、第1実施例と同様な効果が
得られる。
【0232】また、第2実施例と同様に、リール機構6
7に代替して模型体を配設する構成としてもよく、この
場合も第1実施例と同様な効果が得られる。
【0233】次に、図6(f)、図15に示す第7実施例
のスロットマシン(ゲーム機)71について説明する。
【0234】スロットマシン71は、図6(f)に示すよ
うに、LCDパネル72を第6実施例のスロットマシン
61におけるLCDパネル62と逆に下方に移動するよ
うに構成したものである。
【0235】スロットマシン71は、図6(f)に示すよ
うに、防護ガラス71gに平行に矢印a71方向および矢
印a72方向に移動自在であるLCDパネル(主表示器、
パネル型ディスプレイ)72と、上下動自在でありメカ
ニカルリール(副表示器)を有するリール機構77とを備
えており、LCDパネル72が位置72Aに位置し、リ
ール機構77が位置77Aに位置する際にはLCDパネ
ル72を用いてゲームが行われ、一方、LCDパネル7
2が位置72Bに位置する際にはリール機構77が位置
77Bに位置してリール機構77を用いてゲームが行わ
れる構成である。
【0236】図15(a)、(c)に示すように、スロット
マシン71の防護ガラス71g内には、防護ガラス71
gに沿う態様でLCDパネル72の右方部にネジ歯車状
のウォーム(移動機構、駆動機構)w7が配設されてお
り、また、LCDパネル72の左方部にはウォームw7
と平行にガイドレール(移動機構、案内部)r71が防護ガ
ラス71gに沿う態様で下方に延設されている。
【0237】図15に示すように、ウォームw7の右下
方部にはウォームw7を回転するためのLCD移動用モ
ーター(移動機構、駆動機構)m71が配設されており、L
CD移動用モーターm71の軸の回転運動がウォームw7
の回転運動として伝達されるように歯車等を使用して、
LCD移動用モーターm71の軸とウォームw7とが連結
されている。
【0238】また、ウォームw7には、第5実施例に示
す図13と同様な構成で、ウォームw7の正逆回転運動
により往復直線運動を行う従動子(移動機構、牽引部材)
がボールネジ等を有して螺合されており、従動子は取り
付け部材(移動機構、牽引部材)を介してLCDパネル7
2の上方右角部72a(図15(a)参照)に連結されてい
る。
【0239】また、図15(c)に示すように、ウォーム
w7の上方端近傍にはLCD位置センサーi7aが、下方
端近傍にはLCD位置センサーi7bがそれぞれ設けられ
ており、LCD位置センサーi7aはLCDパネル72が
位置72A(図6(f)参照)に位置することを、LCD位
置センサーi7bはLCDパネル72が位置72B(図6
(f)参照)に位置することをそれぞれ検知する。
【0240】上記LCD位置センサーi7a、i7bは、フ
ォトカプラの光センサー、電磁誘導を利用したセンサー
等が適宜、使用される。
【0241】また、LCDパネル72の上方左角部72
b(図15(a)参照)には、図4に示す第1実施例と同様
な構成で、第1ローラー(図示せず)が回動自在に軸支さ
れている。
【0242】該第1ローラーは、前記ガイドレールr7
1内を案内されるように配設され、ガイドレールr71
内を回動することにより上下方向に案内され移動する。
【0243】LCDパネル72の下方左角部72c(図
15(a)参照)には、上方左角部72bと同様に、第2
ローラー(図示せず)が回動自在に軸支されており、該第
2ローラーは前記ガイドレールr71内を案内されるよう
に配設され、回動することによりガイドレールr71内を
案内され上下方向に移動する。
【0244】上述のLCDパネル72の設置構成によっ
て、第5実施例の図13に示す構成と同様に、LCD移
動用モーターm71が正逆回転駆動することによりウォー
ムw7が正逆回転し、ウォームw7の正逆回転に従い従
動子がウォームw7に沿って往復運動を行い、図15
(a)に示すように、従動子に連結されるLCDパネル7
2の上方右角部72aが従動子とともに移動し、また、
LCDパネル72の上方左角部72bに取り付けられる
第1ローラーがガイドレールr71内を案内され、また、
LCDパネル72の下方左角部72cに取り付けられる
第2ローラーがガイドレールr71内を案内されることに
より、LCDパネル72が、図6(f)に示すように、位
置72Aと位置72Bの間を移動する。
【0245】そして、LCDパネル72が位置72Aか
ら移動し位置72Bに到達すると、LCD位置センサー
i7b(図15(c)参照)により検知され停止し位置72B
に位置する。
【0246】逆に、LCDパネル72が位置72Bから
移動し位置72Aに到達すると、LCD位置センサーi
7aにより検知され停止し位置72Aに位置する。
【0247】図6(f)に示すリール機構77は、図8に
示す第2実施例のリール機構27の駆動構成と同様な駆
動構成を有している。
【0248】なお、リール機構77は、トップボックス
74内に収納するのではなく第2実施例のスロットマシ
ン21(図6(a)参照)と同様にLCDパネル72の下方
に収納してもよい。
【0249】次に、スロットマシン71のLCDパネル
72とリール機構77の移動動作制御を説明する。
【0250】例えば、図15に示すように、LCDパネ
ル72が位置72A(図6(f)参照)に位置して、LCDパ
ネル72上に3列の複数の映像図柄が映像表示され垂直
方向に移動および停止して、スロットマシンゲームが行
われている。
【0251】そして、上記LCDパネル72を用いたス
ロットマシンゲームに代替して、リール機構77を用い
たスロットマシンゲームが選択された場合には、LCD
移動用モーターm71が駆動されウォームw7が回転す
る。
【0252】ウォームw7が回転すると、図13に示す
構成と同様に、ウォームw7に螺合される従動子が下方
向に移動され、従動子に連結されるLCDパネル72の
上方右角部72aが従動子とともに移動し、また、図1
5に示すように、LCDパネル72の上方左角部72b
に取り付けられる第1ローラー(図示せず)がガイドレー
ルr71内を案内され、また、LCDパネル72の下方左
角部72cに取り付けられる第2ローラー(図示せず)が
ガイドレールr71内を案内されることにより、LCDパ
ネル72が、図6(f)、図15(a)に示すように、矢印
a71方向に移動して位置72Bに到達すると、図15
(c)示すLCD位置センサーi7bにより検知される。
【0253】すると、LCD移動用モーターm71が停止
されウォームw7の回転が停止して従動子とともにLC
Dパネル72の移動が停止し、LCDパネル72が位置
72B(図6(f)参照)に位置する。
【0254】続いて、位置77A(図6(f)参照)に位置
するリール機構77の位置77B(図6(f)参照)への移
動制御が行われるが、第6実施例のリール機構67の移
動制御と同様であるので説明は省略する。
【0255】こうして、リール機構77が位置77Bに
在るスロットマシン71のゲームモードにおいては、リ
ール機構77の3つのメカニカルリール周面の図柄を用
いたスロットマシンゲームが行われる。
【0256】これに対して、逆に、LCDパネル72が
位置72Bに位置し、位置77Bに位置するリール機構
77を用いたスロットマシンゲームが行われている際
に、LCDパネル72を用いたスロットマシンゲームが
選択された場合には、リール機構77が位置77Bから
位置77Aへ移動する移動動作制御、そしてそれに続く
LCDパネル72の位置72Bから位置72Aへの移動
動作制御が行われるが、上述の移動動作制御と逆の移動
動作制御が行われるのものであり、説明は省略する。
【0257】上記構成によれば、LCDパネル72を用
いたスロットマシンゲームまたはリール機構77を用い
たスロットマシンゲームを選択できるので、1台のスロ
ットマシンにおいて、LCDパネル72上に表示される
映像図柄を用いたスロットマシンゲームまたはリール機
構77のメカニカルリール周面の図柄を用いたスロット
マシンゲームが可能であり、第1実施例と同様な効果が
得られる。
【0258】また、第2実施例と同様に、リール機構7
7に代替して模型体を配設する構成としてもよく、この
場合も第1実施例と同様な効果が得られる。
【0259】なお、第6実施例、第7実施例において、
移動可能なLCDパネルの後方においてリール機構を移
動可能な構成としたが、リール機構をLCDパネルの後
方位置に固定して配設し、LCDパネルを筐体内に移
動、格納するとリール機構が出現する構成としてもよ
い。
【0260】また、第2実施例〜第7実施例において、
リール機構はウォームと従動子とを用いて上下移動する
構成としたが、リール機構をワイヤーで吊り、モーター
により滑車を用いてワイヤーを巻き取ったり伸ばしたり
して、リール機構を上下移動する構成としてもよい。
【0261】また、第1実施例〜第7実施例において、
LCDパネル等のパネル型ディスプレイをスロットマシ
ン前方に配置して移動可能とし、該パネル型ディスプレ
イの後方にリール機構を配設する構成としたが、逆に、
リール機構をスロットマシン前方に配置して移動可能と
し、該リール機構の後方にLCDパネル等のパネル型デ
ィスプレイを配設する構成としてもよい。
【0262】また、第1実施例〜第7実施例において
は、LCDパネルの後方にリール機構が配設される構成
としたが、LCDパネルの後方に別のLCDパネル等の
パネル型ディスプレイを配設する構成としてもよい。
【0263】また、第1実施例〜第7実施例において
は、LCDパネルにローラーを取り付け、該ローラーを
ガイドレールで案内し、そして、駆動モーターによりウ
ォームを回転し従動子を用いてLCDパネルを移動制御
する構成としたが、駆動モーター、ウォーム、従動子を
用いることなく、LCDパネルの一部にワイヤーを取り
付け、該ワイヤーをモーターにより滑車で巻き取り、巻
き伸ばしすることにより、LCDパネルを移動制御する
構成としてもよい。
【0264】また、上述の実施例において、LCDパネ
ルにスロットマシンゲームを表示する構成としたが、ス
ロットマシンゲーム以外の他のゲームを表示することも
可能である。
【0265】上述したように、本発明によれば、ゲーム
機内の空間を有効に活用できるとともに、多様なゲーム
演出が可能であるゲーム機が実現できる。
【0266】なお、上述の実施例では、スロットマシン
を例示したが、他のゲーム機においても本発明に関わる
ゲーム機及びゲームの表示方法を有効に適用し得ること
は言うまでもない。
【0267】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明の請求項1
に関わるゲーム機によれば、ゲームの進行状況またはゲ
ーム機の稼動状況によって主表示器をゲーム機筐体内に
移動、格納することによって副表示器を現出させ得る構
成となしたことを特徴とするので、ゲーム機内の空間が
有効活用され、主表示器によるゲームまたは副表示器に
よるゲームが可能であり、多様なゲーム演出が行え、収
益性の高いゲーム機が得られる。
【0268】本発明の請求項2に関わるゲーム機によれ
ば、移動機構は、主表示器背面位置からゲーム機筐体奥
側に連なる案内部と、主表示器にその背面側より取り付
けられ主表示器をゲーム機筐体内に導く牽引部材と、こ
の牽引部材を牽引する駆動機構とを有するので、主表示
器をゲーム機筐体内部に円滑に格納することができる。
【0269】本発明の請求項3に関わるゲーム機によれ
ば、移動機構は、主表示器背面位置からゲーム機筐体内
上側または下側に連なる案内部と、主表示器にその背面
側より取り付けられ主表示器をゲーム機筐体内に導く牽
引部材と、この牽引部材を牽引する駆動機構とを有する
ので、主表示器をゲーム機筐体内上側または下側に円滑
に格納することができる。
【0270】本発明の請求項4に関わるゲーム機によれ
ば、副表示器をゲーム機筐体内で移動可能に構成したの
で、主表示器を格納するための移動機構の選択自由度が
広がり、ゲーム機内の空間が有効活用される。
【0271】本発明の請求項5に関わるゲーム機によれ
ば、主表示器は、パネル型ディスプレイであるので、薄
型の主表示器であり筐体内スペースの占有容積が少ない
ゲーム機が得られる。
【0272】本発明の請求項6に関わるゲーム機によれ
ば、副表示器は、回転停止可能なメカニカルリールであ
るので、メカニカルリールによる迫真性に満ちたゲーム
を楽しむことが可能である。
【0273】本発明の請求項7に関わるゲーム機は、副
表示器は、実物を模した模型体であるので、模型体を用
いるバラエティに富んだゲーム演出が可能である。
【0274】本発明の請求項8に関わるゲーム機は、副
表示器は、ロボットのように動作させるマリオネットで
あるので、マリオネットを用いたゲームを楽しめる。
【0275】本発明の請求項9に関わるゲーム機は、主
表示器の背面側からゲーム機筐体奥側にかけてステージ
を設け、このステージに副表示器を配置させる構成とな
したので、移動、格納される主表示器を擬似的な緞帳の
ように演出し、ゲームを進行することができる。
【0276】本発明の請求項10に関わるゲーム内容踏
襲表示方法は、主表示器をゲーム機筐体内に格納すると
ともに副表示器を現出させ、それまで主表示器で表示さ
れていたゲーム内容を副表示器に踏襲表示させるので、
主表示器におけるゲーム内容を副表示器で踏襲表示する
ことができる。
【0277】本発明の請求項11に関わる特別ゲームの
表示または演出方法は、ゲーム結果に対応して主表示器
をゲーム機筐体内に格納するとともに副表示器を現出さ
せ、それまで主表示器で表示されていたゲーム内容から
転じて、ゲーム結果に対応する特別ゲームの表示または
演出を副表示器で行わせるので、主表示器のみでは不可
能な副表示器を用いた特別ゲームの表示または演出を行
うことができる。
【0278】本発明の請求項12に関わる特別ゲームの
表示または演出方法は、再び主表示器をゲーム機筐体前
面に復帰させ、副表示器で行われていた特別ゲームの表
示または演出を、主表示器に表示または演出させるの
で、副表示器で行われていた特別ゲームの表示または演
出を主表示器を用いて行うことが可能である。
【0279】本発明の請求項13に関わるゲーム状態表
示方法は、主表示器をゲーム機筐体奥側に、副表示器を
この主表示器前面に位置させ、かつこの副表示器背後に
位置する主表示器をプレイヤーが視認可能となるよう配
置することによって、主表示器と副表示器との連携でゲ
ーム状態を表示するので、主表示器の表示と副表示器の
表示とが連携したゲームの表示を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる第1実施
例のスロットマシンの正面図、LCDパネルが筐体前面
に在る際の(a)図のスロットマシンの要部を示す概念的
一部切り欠き側面図、およびLCDパネルを筐体内部に
格納した際の(a)図のスロットマシンの要部を示す概念
的一部切り欠き側面図。
【図2】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、図1のスロ
ットマシンの要部を示す一部切り欠き正面図、図1のス
ロットマシンの要部を示す概念的一部切り欠き上面図、
図1のスロットマシンの要部を示す概念的一部切り欠き
右側面図、図1のスロットマシンの要部を示す概念的一
部切り欠き左側面図、および図1のスロットマシンにお
いてLCDパネルの移動態様を示す概念的一部切り欠き
右側面図。
【図3】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる第1実施
例のスロットマシンにおけるLCDパネルを駆動するウ
ォームの連結機構を示す正面図、上面図、および側面
図。
【図4】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる実施例の
スロットマシンのLCDパネルに設置されるローラーと
ガイドレールとを示す一部切り欠き拡大正面図、拡大側
面図、および(a)図のA−A線断面図。
【図5】本発明に関わる第1実施例のLCD移動用モー
ターとLCD位置センサーの制御部の構成を示す図。
【図6】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、本発
明に関わる第2実施例のスロットマシンの要部を示す概
念的一部切り欠き側面図、本発明に関わる第3実施例の
スロットマシンの要部を示す概念的一部切り欠き側面
図、本発明に関わる第4実施例のスロットマシンの要部
を示す概念的一部切り欠き側面図、本発明に関わる第5
実施例のスロットマシンの要部を示す概念的一部切り欠
き側面図、本発明に関わる第6実施例のスロットマシン
の要部を示す概念的一部切り欠き側面図、および本発明
に関わる第7実施例のスロットマシンの要部を示す概念
的一部切り欠き側面図。
【図7】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる第2実施
例のスロットマシンの要部を示す一部切り欠き正面図、
一部切り欠き上面図、および一部切り欠き側面図。
【図8】本発明に関わる実施例のスロットマシンにおけ
るリール機構の移動構成を示す図。
【図9】本発明に関わる第2実施例のスロットマシンに
おけるリール機構の移動のための制御構成を示す図。
【図10】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる第3実
施例のスロットマシンの要部を示す一部切り欠き正面
図、一部切り欠き上面図、および一部切り欠き側面図。
【図11】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる第4実
施例のスロットマシンの要部を示す一部切り欠き正面
図、一部切り欠き上面図、および一部切り欠き側面図。
【図12】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる第5実
施例のスロットマシンの要部を示す一部切り欠き正面
図、一部切り欠き上面図、および一部切り欠き側面図。
【図13】(a)、(b)は、本発明に関わる第5実施例の
スロットマシンにおけるLCDパネルを駆動するウォー
ムの連結機構を示す上面図、および側面図。
【図14】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる第6実
施例のスロットマシンの要部を示す一部切り欠き正面
図、一部切り欠き上面図、および一部切り欠き側面図。
【図15】(a)、(b)、(c)は、本発明に関わる第7実
施例のスロットマシンの要部を示す一部切り欠き正面
図、一部切り欠き上面図、および一部切り欠き側面図。
【図16】(a)、(b)、(c)は、従来のスロットマシン
の正面図、(a)図のスロットマシンの要部を示す一部切
り欠き側面図、および(a)図のスロットマシンの表示部
を示す正面図。
【符号の説明】
1、21、31、41、51、61、71…スロットマ
シン(ゲーム機)、 1k…筐体、 2、22、32、42、52、62、72…LCDパネ
ル(主表示器、パネル型ディスプレイ)、 7a、7b、7c、27a、27b、27c…メカニカ
ルリール (副表示器)、 j1、j5…従動子(移動機構、牽引部材)、 jk21、jk31、jk41…軸(移動機構、牽引部材)、 r1、r2、r3、r51、r52、r61、r71…ガイドレ
ール(移動機構、案内部)、 t1、t5…取り付け部材(移動機構、牽引部材)、 m1、m51、m61、m71…LCD移動用モーター(移動
機構、駆動機構)、 m21、m31、m41、…ステッピングモーター(移動機
構、駆動機構)、 w1、w5、w6、w7…ウォーム(移動機構、駆動機
構)。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム機筐体前面に設けた主表示器
    と、ゲーム機筐体内に収容された副表示器と、主表示器
    をゲーム機筐体内部に格納するための移動機構と、を少
    なくとも有し、 ゲームの進行状況またはゲーム機の稼動状況によって主
    表示器をゲーム機筐体内に移動、格納することによって
    副表示器を現出させ得る構成となしたことを特徴とする
    ゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記移動機構は、主表示器背面位置か
    らゲーム機筐体奥側に連なる案内部と、主表示器にその
    背面側より取り付けられ主表示器をゲーム機筐体内に導
    く牽引部材と、この牽引部材を牽引する駆動機構とを有
    することを特徴とする請求項1記載のゲーム機。
  3. 【請求項3】 前記移動機構は、主表示器背面位置か
    らゲーム機筐体内上側または下側に連なる案内部と、主
    表示器にその背面側より取り付けられ主表示器をゲーム
    機筐体内に導く牽引部材と、この牽引部材を牽引する駆
    動機構とを有することを特徴とする請求項1記載のゲー
    ム機。
  4. 【請求項4】 前記副表示器をゲーム機筐体内で移動
    可能に構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れか一項に記載のゲーム機。
  5. 【請求項5】 前記主表示器は、パネル型ディスプレ
    イであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れ
    か一項に記載のゲーム機。
  6. 【請求項6】 前記副表示器は、回転停止可能なメカ
    ニカルリールであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項5の何れか一項に記載のゲーム機。
  7. 【請求項7】 前記副表示器は、実物を模した模型体
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか
    一項に記載のゲーム機。
  8. 【請求項8】 前記副表示器は、マリオネットである
    ことを特徴とする請求項7記載のゲーム機。
  9. 【請求項9】 前記主表示器の背面側からゲーム機筐
    体奥側にかけてステージを設け、このステージに前記副
    表示器を配置させる構成となしたことを特徴とする請求
    項7または請求項8記載のゲーム機。
  10. 【請求項10】 ゲーム機筐体前面に設けた主表示器
    と、ゲーム機筐体内に収容された副表示器と、主表示器
    をゲーム機筐体内部に格納するための移動機構と、を少
    なくとも有し、ゲームの進行状況またはゲーム機の稼動
    状況によって主表示器をゲーム機筐体内に移動、格納す
    ることによって副表示器を現出させ得る構成となしたゲ
    ーム機を用い、 主表示器をゲーム機筐体内に格納するとともに副表示器
    を現出させ、それまで主表示器で表示されていたゲーム
    内容を副表示器に踏襲表示させることを特徴とするゲー
    ム内容踏襲表示方法。
  11. 【請求項11】 ゲーム機筐体前面に設けた主表示器
    と、ゲーム機筐体内に収容された副表示器と、主表示器
    をゲーム機筐体内部に格納するための移動機構と、を少
    なくとも有し、ゲームの進行状況またはゲーム機の稼動
    状況によって主表示器をゲーム機筐体内に移動、格納す
    ることによって副表示器を現出させ得る構成となしたゲ
    ーム機を用い、 ゲーム結果に対応して主表示器をゲーム機筐体内に格納
    するとともに副表示器を現出させ、それまで主表示器で
    表示されていたゲーム内容から転じて、前記ゲーム結果
    に対応する特別ゲームの表示または演出を副表示器で行
    わせることを特徴とする特別ゲームの表示または演出方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の特別ゲームの表示
    または演出方法において、 再び主表示器をゲーム機筐体前面に復帰させ、副表示器
    で行われていた特別ゲームの表示または演出を、主表示
    器に表示または演出させることを特徴とする特別ゲーム
    の表示または演出方法。
  13. 【請求項13】 ゲーム機筐体前面に設けた主表示器
    と、ゲーム機筐体内に収容された副表示器と、主表示器
    をゲーム機筐体内部に格納するための移動機構と、を少
    なくとも有し、ゲームの進行状況またはゲーム機の稼動
    状況によって主表示器をゲーム機筐体内に移動、格納す
    ることによって副表示器を現出させ得る構成となしたゲ
    ーム機を用い、 主表示器をゲーム機筐体奥側に、副表示器をこの主表示
    器前面に位置させ、かつこの副表示器背後に位置する主
    表示器をプレイヤーが視認可能となるよう配置すること
    によって、主表示器と副表示器との連携でゲーム状態を
    表示することを特徴とするゲーム状態表示方法。
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