JP2003325568A - 眼内挿入用レンズの挿入システム - Google Patents

眼内挿入用レンズの挿入システム

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    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/14Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2/1662Instruments for inserting intraocular lenses into the eye
    • A61F2/1675Instruments for inserting intraocular lenses into the eye with a lubricated inner surface, e.g. the lubricant being coated on the inner surface or being injected through a port

Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼内挿入用レンズを挿入筒の内腔を通過さ
せるための潤滑剤として注入する物質の注入が容易に可
能な眼内挿入用レンズの挿入システムを提供する。 【解決手段】、変形可能な光学部21を有する眼内挿入
用レンズ20からなるレンズと、光学部21に応力をか
けない状態でレンズ20を内部に保持する機構を有する
保持手段(10)と、前記レンズ20を小さく変形する
変形手段(39a)と、変形されたレンズ20を内腔を
通して眼内に挿入する挿入筒32および前記レンズを眼
内に押出す押出機構34を有する眼内挿入用レンズの挿
入器具30とで構成される眼内挿入用レンズの挿入シス
テムにおいて、注入量を指示するための指標40を設け
た構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、白内障で水晶体
を摘出した後に水晶体の代わりに挿入される、屈折異常
を矯正する等の目的で眼内に挿入される眼内挿入用レン
ズを眼内に挿入するためのシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】眼内挿入用レンズは、白内障手術の際に
除去した水晶体(無水晶体眼)の屈折力を補うために水
晶体の位置に挿入されるものが一般的であり、1949年に
リドレイ(Ridley)により初めて移植されて以来、その
素材、形状等についてさまざまな研究がなされてきた。
また、近年になってこのような白内障術後の屈折異常を
矯正する目的以外に水晶体を持った眼(有水晶体眼)に
対して近視、遠視の矯正のために眼内に挿入する屈折矯
正用眼内挿入用レンズに関しても研究が進んでいる。白
内障手術に関しても、超音波乳化吸引術等の普及もあり
小さい切開創で混濁した水晶体を除去する水晶体摘出手
術が可能になっている。それらの進歩に伴い眼内挿入用
レンズも例えば、特開昭58−146346号公報に開
示されている発明のように光学部が弾性体等の変形可能
な素材で構成され、折畳んだ形状で小さな切開創から眼
内に挿入し、眼内もとの形状に復元させることによって
レンズとして機能させる眼内挿入用レンズが実用化され
ている。これらの技術に伴い、光学部の素材も硬いポリ
メチルメタクリレート(PMMA)から、折畳んで眼内挿入
可能なシリコーンやソフトアクリル樹脂に次第に移行し
ている。
【0003】また、近年ではヒドロキシエチルメタクリ
レートとメチルメタクルレート等との共重合体やメタク
リル酸−2−ヒドロキシエチル(HEMA)等の親水性材料
も研究の対象となっている。さらに、その形状も円形の
光学部とは別素材で構成したループ状の支持部を持つも
の、ループ状の支持部が光学部と同一素材で一体化した
もの、支持部が板状のもの等さまざまなものが研究され
実用化されている。さらにまた、上記に示した変形可能
な眼内挿入用レンズを圧縮したり、折り曲げたりして眼
球内に挿入する挿入装置として、 特表平9−5062
85号公報に開示された発明がある。上記発明に記載さ
れている実施例では、中間準備領域に応力のない状態で
レンズを保持し、中間準備領域を本体部に取り付けた上
で、さらに眼内にレンズを挿入するカニューレ(挿入
筒)をはめ込むことで、眼内レンズを眼内に挿入する装
置が開示されていると共に、中間領域がレンズパッケー
ジとして使用され得る技術が開示されている。また、任
意の構成要素として、水晶体(眼内レンズ)を保持する
ための中間準備領域を形成する棚部(レンズを設置する
部分)に設けられたホール(注入口)より粘弾性の材料
(眼内レンズを通過させるための潤滑剤)を挿入(注
入)する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述した従来の発明には、あらかじめレンズが設置された
中間準備領域にホールを設け、粘弾性の材料を注入する
方法が示されているが、注入量を指示するための指標が
存在しないため、注入に必要な量を判断することが困難
であり、物質を必要以上に注入してしまい、手術のコス
トを増大させ、経済的な不利益をもたらしたり、注入量
が不十分であるために十分な潤滑効果が得られずに眼内
レンズの破損等のトラブルに繋がる危険性があった。ま
た、粘弾性の材料は、レンズが通過するための潤滑剤と
して使用されるため、中間準備領域に設置されたレンズ
に対して、レンズが通過するカニューレ(挿入筒)側に
注入されることが望ましいが、この発明では、中間準備
領域の棚部にカニューレ(挿入筒)の中心軸直交方向に
ホールが形成されているため、ホールからの注入方向の
コントロールが困難であり、レンズが通過するために必
要なカニューレ(挿入筒)側に注入できなかったり、注
入が不要な中間準備領域後方にまで注入してしまい、手
術コストの増大に繋がる危険性があった。
【0005】本発明は、前述した問題点を解決しようと
するもので、レンズを通過させる際の潤滑剤として内腔
に注入する物質の注入口を備えると共に、注入量を指示
するための指標を設けることで、必要な注入量が判断で
きるため、必要以上の物質の注入を回避し、注入量の不
足による破損などの不具合を解消できる眼内挿入用レン
ズの挿入システムを提供することを目的としている。ま
た、レンズが通過するための潤滑剤として必要な物質の
注入部を挿入筒先端部開口としたり、眼内挿入用レンズ
保持手段側から注入が必要な挿入等方向に向かって形成
することで、レンズが通過するために物質の注入が必要
な挿入筒内に確実に注入することが可能となる眼内挿入
用レンズの挿入システムの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、変形
可能な光学部を有する眼内挿入用レンズからなるレンズ
と、光学部に応力をかけない状態でレンズを内部に保持
する機構を有する保持手段と、前記レンズを小さく変形
する変形手段、並びに、変形されたレンズを内腔を通し
て眼内に挿入する挿入筒および前記レンズを挿入筒先端
開口から眼内に押出す押出機構を有する眼内挿入用レン
ズの挿入器具とで構成される眼内挿入用レンズの挿入シ
ステムにおいて、前記押出機構により変形されたレンズ
を通過させる際の潤滑剤として内腔に注入する物質の注
入部を備えると共に、注入量を指示するための指標を設
けたことを特徴とする。請求項2の発明は、前記請求項
1に記載した眼内挿入用レンズの挿入システムにおい
て、前記指標が粗面であることを特徴とする。請求項3
の発明は、前記請求項1に記載した眼内挿入用レンズの
挿入システムにおいて、前記物質を注入するための注入
部が、挿入筒先端部開口であることを特徴とする。請求
項4の発明は、前記請求項1に記載した眼内挿入用レン
ズの挿入システムにおいて、前記物質を注入するための
注入部が、眼内挿入用レンズ保持手段側から挿入筒方向
に向かって形成されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による眼内挿入用
レンズの挿入システムの一実施の形態を示すもので、本
実施の形態においては、眼内挿入用レンズ20の保持手
段としてのレンズ保持部材10に設置した眼内挿入用レ
ンズ20の水平状態の前後方向中心と挿入器具30の押
出軸33の軸方向中心とが互いに一致していない状態で
装着される第1の未使用の保持状態と、眼内挿入用レン
ズ20が押出軸33により押出し可能な位置に移動した
第2の使用設置状態およびレンズ移動機構である押圧部
13により前記第1から第2の状態に遷移させるレンズ
移動機構により構成されていること示している。図1の
(a)はレンズ保持部材10を挿入器具30に組付け装
着した前記第1の未使用の保持状態を示す正面図、
(b)は第2の使用設置状態を示した正面図である。本
発明の前記システムは大きく分けて眼内挿入用レンズ2
0を保管するレンズ保持手段であるレンズ保持部材10
と、眼内挿入用レンズ20を患者の眼内に挿入する挿入
器具30により構成されている。図中、30は眼内挿入
用レンズの挿入システムにおける挿入器具で、透明又は
半透明製のプラスチックなどで成型され、基端部31a
側を太径に且つ先端部31b側を小径に形成した内部中
空の筒本体31と、該筒本体31の軸方向中心上に位置
するように内装配設された押出軸33と、前記筒本体3
1の基端部31aに取付けられ前記押出軸33の基端部
と連結され、押出軸33を左右方向に移動させる押出機
構34と、前記筒本体31の先端部31bに形成された
装着部35には保持手段であるレンズ保持部材10とが
装着され、該装着部35の先端側に前記筒本体31の軸
心と一致する内腔を有する先細の挿入筒32が形成され
たもので、挿入筒32の先端部開口32aから眼内挿入
用レンズ20を小さく変形して押し出すようにしたもの
である。図1の(a)ではレンズの中心が一点鎖線Lで表
す押出軸33の軸方向の中心とが一致しない状態で配置
されていることがわかる。眼内挿入用レンズ20は、レ
ンズ保持部材10内で図1の(a)に示す第1の未使用の
保持状態で保管されている。図1の(b)は、前記第1の
未使用の保持状態からトップ部材12の押圧部13を紙
面下方に押し込んで眼内挿入用レンズ20を押し出し、
押出軸33の軸方向中心とほぼ一致する第2の使用設置
状態に移動させた様子を表している。この第2の使用設
置状態では、筒本体31の基端部31a側に設けられた
押出機構34により押出軸33を先端側に移動すること
で眼内挿入用レンズ20を挿入筒32の先端部開口32
aより眼内に押し出すことが可能となる。
【0008】図2は、図1(a)に示すレンズ保持部材
10が挿入器具30に装着された組付け状態を示す図
で、(a)は部分拡大正面図、(b)はレンズ保持部材
10部の拡大平面図である。図2の(a)に示すレンズ保
持部材10は、例えば円形の光学部21とは別素材で構
成したループ状の一対の支持部22,22を有する眼内
挿入用レンズ20の支持部22,22と光学部21との
角度θを保持するために、前後方向に対峙して左右方向
に伸び、角度θの傾斜面11aをもったベース部材11
の係止部11b上に前記レンズ20の外周部を係止させ
て置き、ベース部材11の傾斜面11aと合わさる角度
を底面14bに形成したトップ部材12の挟持部14で
前記眼内挿入用レンズ20の支持部22,22を挟み込
む構造を有している。
【0009】前記レンズ保持部材10は、図2の(b)
に示す平面図及び図3の(a),(b)によく示すよう
に、上面に開口部11cを有し、且つ、前,後側壁11
d,11dの下端部にそれぞれ前記装着部35の前,後
側面下端近傍外周面に形成した係止段部38と弾撥的に
結合する突状11e,11eを形成した左右方向開口の
断面コ字状に構成されると共に、前記前,後側壁11
d,11dの内面ほぼ中央部には、眼内挿入用レンズ2
0の支持部22,22及び光学部21の外周を載置させ
る左右方向に伸びる一対の係止部11bが形成されてい
る。そして、前記係止部11bは、図2(a)に示すよ
うに、眼内挿入用レンズ20の支持部22,22と光学
部21との角度θを保持するために、角度θを有する傾
斜面11aが形成されたものである。
【0010】一方、前記ベース部材11の上面開口部1
1cに挿入されるトップ部材12は、中空矩形の角筒状
に形成した挟持部14とこの挟持部14に上下方向移動
可能に配設される押圧部13とから構成されている。前
記挟持部14の底面14bは前記ベース部材11の係止
部11bの傾斜面11aと同様の傾斜面14aが形成さ
れていると共に、前後方向の内壁面14cには、互いに
対峙させて所定の間隔で上,下に一対の凹部14d,1
4eが形成されている。前記押圧部13は、前記挟持部
14の開口部14fより挿入されて、前記眼内挿入用レ
ンズ20を未使用の保持状態から使用設置状態に移動さ
せるためのものである。そして、上部には大径の頭部1
3aと、この頭部13aに連続する角柱状の脚部13b
とから構成されると共に、脚部13bの下端近傍外面に
は突子13cが形成され、前記挟持部14の凹部14
d,14eのいずれか一方に係合するようになってい
る。すなはち、未使用の保持状態では、凹部14dと、
使用設置状態では押圧によって移動し凹部14eと係合
する。また脚部13bの底面には凹面13dが形成さ
れ、該凹面13dには眼内挿入用レンズ20の外周部を
保持する突起13fが形成されたものである。
【0011】以上のように構成された本発明の実施の形
態によれば、眼内挿入用レンズを挿入筒の内腔を通過さ
せるためには潤滑剤物質を注入する。この潤滑剤は、ヒ
アルロン酸ナトリウムや生理食塩水などに代表される液
状の物質を使用することが望ましい。この注入操作は、
後述するレンズ移動機構による眼内挿入用レンズの移動
操作完了後に実施することもできる。注入に際しては、
図2に示す挿入筒先端部開口32aより注入すること
で、潤滑剤が最も必要とされる挿入筒内への注入が確
実、容易に行うことができると共に、不必要な箇所への
注入を防止することができる。また、注入に際しては、
図4に示すように注入量を指示する指標40を設けるこ
とで、注入に必要な量を容易に判断することができる。
この時、物質の注入量を判断するためには、装着部35
は好ましくは透明、もしくは半透明とすることが望まし
い。この実施例では、指標40は線状の指標による例を
示したが、図5に示すように、潤滑物質の注入不要部分
42(右下がり斜線部分)を粗面とすることで、注入量
の指標とすることもできる。この例では、潤滑物質が粗
面箇所に到達することで、粗面箇所が透明性を増すこと
によって、注入の完了を指示することができる。図5で
は、各々注入を必要する注入部分41(左下がり斜線部
分)の箇所によって注入不要部分42(右下がり斜線部
分)への粗面の配置例を示したが、注入を要する注入部
分41を粗面として注入量の指標とすることも可能であ
る。また、図6(a),(b)の変形例に示すように注
入部を形成することもできる。図6は前記実施形態と基
本的構成は同様であって、潤滑物質の注入のための注入
部16の構成が異なるのみである。すなわち、この変形
例による注入部16は、前記押圧部13を貫通して保持
手段10側に連通する貫通孔16aからなるものであ
る。したがって、注入部16が保持手段10側から挿入
筒32側に形成されているため、潤滑物質が最も必要で
ある挿入筒32側への注入が容易であり、不必要な箇所
への注入を防止することができる。この注入部16は、
適宜角度、配置を変更することによって、所望の注入位
置へのコントロールが可能となることは言うまでもな
い。次に、図3の(a)に示す第1の未使用の保持状態
より図3の(b)に示す第2の使用設置状態にするに
は、レンズ保持部材10のベース部材11とトップ部材
12によって、その外周の一部が挟み込まれたレンズ2
0をトップ部材12の押圧部13の大径の頭部13aを
下方に押圧移動させることにより装着部35の凹状に湾
曲した溝状のレンズ移動部39方向へ眼内挿入用レンズ
20を移動させ、眼内挿入用レンズ20の外周部を前記
湾曲凹部39aの開口突縁39bの裏面に係止させる。
このレンズ移動機構の操作によりレンズ20の中心と不
図示の押出軸33の軸方向中心とがほぼ一致する状態と
なり、押出軸33を左方向へ移動させることでレンズ移
動部39内の空間15を紙面垂直方向に移動して装着部
35に一体に設けた挿入筒32の内腔を通過した後、眼
内に押し出される。なお、前記押圧部13は、突子13
cが押圧によって移動して凹部14eと係合することで
レンズ移動部39へ移動させた眼内挿入用レンズ20の
復元を防止し位置決めが確実にできる。
【0012】また、レンズ移動部39へレンズ20が移
動した状態を確認することができるようにレンズ保持部
材10に使用する成型材料は、透明または半透明である
ことが望ましい。また、本図によりトップ部材12の下
方の面と、装着部35に形成したレンズ移動部39との
間に、眼内挿入用レンズ20が移動する空間15を形成
していることも確認できる。すなわちトップ部材12の
押圧部13はレンズ20を下方に移動させる機能と装着
部35との組合せによりレンズ移動空間15を形成する
という2通りの機能を果すこととなる。
【0013】以上のように、この発明の実施の形態にお
けるベース部材11,挟持部14及び押圧部13を備え
たトップ部材12で構成されるレンズ保持部材10は、
挿入器具30に組み込んで挿入器具30の機構の一部と
して機能するものである。なお、前述の実施形態では、
挿入器具30の筒本体31とレンズ保持部材10とを分
離可能な別体構成のものを組付けて挿入器具30を構成
するようにしたが、前記ベース部材11は筒本体31の
装着部35と一体成型することも可能であると共に、ト
ップ部材12についてもベース部材11の上面端部にヒ
ンジを介して一体に成型することも勿論可能である。ま
た本図は眼内挿入用レンズ20を小さく変形させる変形
手段の一部をレンズ保持部材10と一体に構成したこと
を特徴とすることも説明することができる。
【0014】レンズ移動部39が湾曲の溝状としている
ことと、トップ部材12でレンズ20をレンズ移動部3
9へ押し付けながら移動させること、及びレンズ移動部
39の寸法Jとレンズ50の寸法Kにより、J寸法より
K寸法が長いことの3点から、レンズ20が装着部35
のレンズ移動部39へ移動した際に、変形手段の一部を
レンズ保持部材10と一体に構成したことを確認でき
る。
【0015】特に、眼内挿入用レンズの挿入システムが
使用される環境では無菌の環境が必要とされるため、実
際の使用時に操作者は手袋等をはめた状態で作業をする
必要があり、細かいものへの操作性が低下するため、レ
ンズ保持部材10より大きく持ちやすい挿入器具30を
もって、レンズ保持部材10の押圧部13を上方から下
方に押し付ける動作により第1の未使用の保持状態より
第2の使用設置状態に眼内挿入用レンズ20を移動させ
て挿入器具30から眼内挿入用レンズ20を眼内に挿入
できることは、より好ましい操作形態といえる。
【0016】また、前述の実施の形態では、レンズ保持
部材10と挿入筒32の双方で眼内挿入用レンズ20を
変形させる変形手段を示したが、特にこれに限定するこ
となく、レンズ保持部材10のみで眼内挿入用レンズ2
0を眼内に挿入する小さな形状に変形させた上で、挿入
筒32の内腔を通過させて眼内に挿入する構成とした
り、レンズ保持部材10には前記変形手段を形成するこ
となく、変形手段を挿入筒32に持たせる構成とするな
ど、容易に変更出来ることは勿論である。
【0017】また、前記使用した眼内挿入用レンズ20
の中心とは、眼内挿入用レンズ20を水平にした状態
で、光学部21の垂直中心を通る前後方向且つ厚さ方向
の中心を指すものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、変形可能な光学部を有する眼内挿入用レンズからな
るレンズと、光学部に応力をかけない状態でレンズを内
部に保持する機構を有する保持手段と、前記レンズを小
さく変形する変形手段、並びに、変形されたレンズを内
腔を通して眼内に挿入する挿入筒および前記レンズを眼
内に押出す押出機構を有する眼内挿入用レンズの挿入器
具とで構成される眼内挿入用レンズの挿入システムにお
いて、前記押出機構により変形されたレンズを通過させ
る際の潤滑剤として内腔に注入する物質の注入部を備え
ると共に、注入量を指示するための指標を設けた構成と
したので、必要な注入量の判断が容易にとなり、必要以
上の物質の注入が回避できるため、経済的な効果が得ら
れると共に、注入量の不足により、十分な潤滑効果が得
られずに眼内挿入用レンズが破損するなどの不具合解消
が可能であるため、誤操作を防止し、操作性と安全性を
向上させた眼内挿入用レンズの挿入システムの提供が可
能となる。請求項2の発明は、請求項1に記載した眼内
挿入用レンズの挿入システムにおいて、指標を粗面とす
ることで、注入量をより容易に判断することが可能とな
る効果がある。請求項3の発明は、請求項1に記載した
眼内挿入用レンズの挿入システムにおいて、物質を注入
する注入部を挿入筒先端部開口とすることで、眼内挿入
用レンズが通過するために物質の注入が必要な挿入筒内
に確実、且つ、容易に注入可能となる効果がある。請求
項4の発明は、請求項1に記載した眼内挿入用レンズの
挿入システムにおいて、物質を注入する注入部を眼内挿
入用レンズ保持手段側から挿入筒方向に向かって形成し
たので、眼内挿入用レンズが通過するために物質の注入
が必要な挿入筒内に確実、且つ、容易に注入可能となる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼内挿入用レンズの挿入システム
の一実施の形態を示す図であり、(a)はレンズ保持部
材を挿入器具に装着して前記第1の未使用の保持状態を
示す正面図、(b)は第2の使用設置状態を示した正面
図である。
【図2】図1の(a)の部分拡大図で、(a)は挿入器
具にレンズ保持部材が装着された状態を示す部分拡大正
面図、(b)はレンズ保持部材の平面図である。
【図3】図1の(a),(b)実施の形態の要部の断面
を示すもので、(a)は図1(a)における1―1線に沿
う拡大断面図、(b)は図1(b)における2―2線に沿
う拡大断面図である。
【図4】図1の3−3矢視図であり、(a)は眼内挿入
用レンズより挿入筒側への注入を指示する指標の例を示
し、(b)は眼内挿入用レンズを含み、挿入筒側までの
注入を指示する指標を示し、(c)は眼内挿入用レンズ
付近への注入を指示する指標を示す。
【図5】図1の3−3矢視図であり、図2における指標
を粗面とした変形例を示す。
【図6】本発明の注入部の変形例を示す部分拡大図であ
り、(a)はレンズ保持状態を示す部分拡大正面図、
(b)は使用設置状態を示す拡大正面図を示す。
【符号の説明】
10 レンズ保持部材(保持手段) 11 ベース部材 12 トップ部材 13 押圧部 13a 大径の頭部 13b 脚部 13c 突子 14 挟持部 14a 傾斜面 14b 底面 14c 内壁面 14d ,14e 凹部 14f 開口部 15 空間 16 注入部 16a 貫通孔 20 眼内挿入用レンズ 21 光学部 22 支持部 30 挿入器具 31 筒本体 31a 基端部 31b 先端部 32 挿入筒 32a 挿入筒先端部開口 33 押出軸 34 押出機構 35 装着部 39 装着部のレンズ移動部 39a 湾曲面 39b 突縁 40 指標 41 注入部分 42 注入不要部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形可能な光学部を有する眼内挿入用レ
    ンズからなるレンズと、光学部に応力をかけない状態で
    レンズを内部に保持する機構を有する保持手段と、前記
    レンズを小さく変形する変形手段、並びに、変形された
    レンズを内腔を通して眼内に挿入する挿入筒および前記
    レンズを挿入筒先端部開口から眼内に押出す押出機構を
    有する眼内挿入用レンズの挿入器具とで構成される眼内
    挿入用レンズの挿入システムにおいて、前記押出機構に
    より変形されたレンズを通過させる際の潤滑剤として内
    腔に注入する物質の注入部を備えると共に、注入量を指
    示するための指標を設けたことを特徴とする眼内挿入用
    レンズの挿入システム。
  2. 【請求項2】 前記指標が粗面であることを特徴とする
    請求項1に記載の眼内挿入用レンズの挿入システム。
  3. 【請求項3】 前記物質を注入するための注入部が、挿
    入筒先端部開口であることを特徴とする請求項1に記載
    の眼内挿入用レンズの挿入システム。
  4. 【請求項4】 前記物質を注入するための注入部が、眼
    内挿入用レンズ保持手段側から挿入筒方向に向かって形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の眼内挿
    入用レンズの挿入システム。
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