JP3893448B2 - 眼内挿入用レンズの挿入システム - Google Patents

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この発明は、水晶体を摘出した後に水晶体の代わりに挿入され、白内障の治療や近視遠視の矯正等の目的で眼内に挿入される眼内挿入用レンズを眼内に挿入するためのシステムに関するものである。
眼内挿入用レンズは、白内障手術の際に除去した水晶体(無水晶体眼)の屈折力を補うために水晶体の位置に挿入されるものが一般的であり、1949年にリドレイ(Ridley)により初めて移植されて以来、その素材、形状等についてさまざまな研究がなされてきた。また、近年になってこのような白内障術後の屈折異常を矯正する目的以外に水晶体を持った眼(有水晶体眼)に対して近視、遠視の矯正のために眼内に挿入する屈折矯正用眼内挿入用レンズに関しても研究が進んでいる。白内障手術に関しても、超音波乳化吸引術等の普及もあり小さい切開創で混濁した水晶体を除去する水晶体摘出手術が可能になっている。それらの進歩に伴い眼内挿入用レンズも例えば、特許文献1に開示されている発明のように光学部が弾性体等の変形可能な素材で構成され、折畳んだ形状で小さな切開創から眼内に挿入し、眼内もとの形状に復元させることによってレンズとして機能させる眼内挿入用レンズが実用化されている。これらの技術に伴い、光学部の素材も硬いポリメチルメタクリレート(PMMA)から、折畳んで眼内挿入可能なシリコーンやソフトアクリル樹脂に次第に移行している。
また、近年ではヒドロキシエチルメタクリレートとメチルメタクルレート等との共重合体やメタクリル酸−2−ヒドロキシエチル(HEMA)等の親水性材料も研究の対象となっている。さらに、その形状も円形の光学部とは別素材で構成したループ状の支持部を持つもの、ループ状の支持部が光学部と同一素材で一体化したもの、支持部が板状のもの等さまざまなものが研究され実用化されている。さらにまた、上記に示した変形可能な眼内挿入用レンズを圧縮したり、折り曲げたりして眼球内に挿入する挿入装置として、特許文献2に開示された発明がある。上記発明に記載されている実施例では、折畳まれたレンズを保持する保持部材を本体に取り付け、先端にある挿入筒から眼内に挿入する装置が開示されている。また、特許文献3に開示された発明には、器具本体に折畳まれたレンズを保持する部分が本体部と一体化されたものが使用され、全体が樹脂でできていて一回使いきりのディスポーザブルな挿入器具が開示されている。さらに特許文献4に開示された発明には、さらに応用を広げた眼内挿入用レンズの挿入器具が開示されている。この発明の眼内挿入用レンズの挿入器具によれば、中間準備領域に応力のない状態でレンズを保持し、中間準備領域が本体部を本体部に取り付けた上で、さらに眼内にレンズを挿入するカニューレ(挿入筒)をはめ込むことで、眼内レンズを眼内に挿入する装置が開示されていると共に、中間領域がレンズパッケージとして使用され得る技術が開示されている。
特開昭58−146346号公報 特開平5−103803号公報 特開平7−23991 号公報 特表平9−506285公報
しかしながら、上述した従来の特許文献2,3にて開示された眼内挿入用レンズの挿入器具に関しては、眼内挿入用レンズをパッケージから取り出して設置部に設置した後に変形させて眼内に挿入するために、実際の手術時には眼内挿入用レンズを挿入器具に設置する設置作業が必要となり、眼内挿入用レンズの挿入に伴う時間と手数がかかるという問題点があった。また、眼内挿入用レンズおよび挿入器具は、創口から眼内に挿入されるため滅菌作業を経て無菌状態を保つ必要があるが、上記のような設置作業の際にレンズや挿入器具を術者の不注意により床,載置台等の不潔領域に落したりすることで無菌性が失われ、使用不能になるという問題点があった。さらに、術者の不注意等により正常な状態でレンズの設置操作が行われずに、レンズを無理に挿入しようとして眼内挿入用レンズを破損したり挿入筒からレンズが勢い良く飛び出したりして眼内組織を損傷する危険性も考えられる。
さらにまた、上述した従来の特許文献4に開示された発明には、あらかじめ中間領域にレンズを設置してレンズパッケージとして使用する点が示されているが、カニューレ(挿入筒)部分が別部材であるため、使用の際にはカニューレを取り付ける作業が発生することになる。また、中間領域が本体部と一体に構成されており、設置されているレンズと挿入器具が1対1で対応するため、患者の状態や術式の違いなどにより挿入器具を急遽変更する場合、一旦中間領域からレンズを取り出して異なる挿入器具に設置し直すか、もしくは新たにレンズが設置された異なる挿入器具を使う必要があり、手間もしくは無駄が生ずることとなる。
本発明は、前述した問題点を解決しようとするもので、眼内挿入用レンズを保管しているレンズパッケージであるレンズケースを挿入器具の機構の一部として機能するように装着する構成を備えることで、レンズを挿入器具に設置する設置操作を不要とし、もしくは簡略化して設置操作に関わる時間を節約するばかりでなく、術者の誤操作等に伴うレンズの破損、あるいはレンズが正常に眼内に挿入されないという不具合を解消することができる眼内挿入用レンズの挿入システムの提供を目的としている。また、本発明のさらなる目的は、複数の種類の眼内挿入用レンズおよび挿入器具において、レンズケースと挿入器具との装着部分を共通にしておくことにより、前述した利点を損なうことなく術者が術式、患者の状態等により自由に眼内挿入用レンズと挿入器具とを選択できる環境を備えた眼内挿入用レンズの挿入システムを提供することにある。さらに、本発明は、レンズを保管状態から容易に小さく変形させて眼内に挿入できるようにした挿入システムを提供することを目的としている。
本発明の挿入システムは、眼内挿入用レンズの光学部に応力をかけない状態で該レンズとともに保管されるレンズパッケージと、該レンズを眼内に押出す押出し機構を有する挿入器具とから構成される。該レンズパッケージは、挿入器具に装着されることにより該挿入器具の機構の一部として作用する。さらに、該レンズパッケージは、該レンズを、光学部に応力をかけない第1の状態で保持する第1の位置から、該光学部が変形して該押出し機構による押し出しが可能な第2の状態とする第2の位置に押して移動させる機構を有する。
本発明によれば、眼内挿入用レンズをレンズケースから取り出して挿入器具に設置するという設置操作を不要とし、もしくは簡便化することが可能となるばかりでなく、誤操作を未然に防ぎ安全性を向上させることができ、さらには眼内挿入用レンズと挿入器具の選択肢を増やすことで術式、患者の状態に応じて最適な眼内挿入用レンズの挿入システムを提供することができる。
しかも、レンズパッケージを挿入器具に装着した後、レンズを保管のための第1の状態から変形した第2の状態に遷移させ、その後挿入筒によってさらに小さく変形させながら押し出し機構によるレンズの押し出しを行うことが可能であり、スムーズに挿入筒によるレンズのより小さな形状への変形を行わせることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る眼内挿入用レンズの挿入システムの概念を表す斜視図である。本発明の挿入システムは大きく分けて眼内挿入用レンズを保管するレンズパッケージであるレンズケース10と眼内挿入用レンズ20を患者の眼内に挿入する挿入器具30により構成されている。
図1には、本発明による眼内挿入用レンズの挿入システムに係る実施形態を示すもので、本実施形態においては、レンズパッケージとしてのレンズケース40に設置した眼内挿入用レンズ50の水平状態の前後方向中心と挿入器具30の押出し軸33の軸方向中心とが互いに一致していない状態で装着される第1の未使用状態と、眼内挿入用レンズ50が押出し軸33により押出し可能な位置に移動した第2の使用状態および前記第1から第2の状態に遷移させる機構により構成されている。図1の(a)はレンズケース40を挿入器具30に装着して第1の未使用状態を示す正面図、(b)は第2の使用状態を表した正面図である。
図1の(a)ではレンズの中心が一点鎖線Lで表す押出し軸33の軸方向の中心とが一致しない状態で配置されていることがわかる。眼内挿入用レンズ50は、レンズケース40内で図1の(a)に示す第1の未使用状態で保管されている。図1の(b)は、第1の未使用状態からレンズケーストップ41の押圧部材43を紙面下方に押し込んで眼内挿入用レンズ50を押出し、軸33の軸方向中心とほぼ一致する第2の使用状態に移動させた様子を表している。この第2の使用状態では、筒本体31の基端部31a側に設けられた押出し機構34により押出し軸33を先端側に移動することで眼内挿入用レンズ50を挿入筒32の先端部32aより眼内に押し出すことが可能となる。
図2は、図1に示すレンズケース40と挿入器具30とを分離した状態を示すもので、(a)は挿入器具30の正面図、(b)はレンズケース40の正面図、(c)は(b)の拡大平面図、(d)は(c)の2―2線断面図である。図2の(a)に示す挿入器具30には予め装着部35が装着されている。また、図2の(b)に示すレンズケース40は、例えば円形の光学部51とは別素材で構成したループ状の支持部52,52を有する眼内挿入用レンズ50の支持部52,52と光学部51との角度θを保持するために、前後方向に左右方向に伸びる角度θの傾斜面42aをもったレンズケースベース42の係止部42b上にレンズ50を置き、レンズケースベース42の傾斜面42aと合わさる角度を底面41bに形成したレンズケーストップ41で支持部52,52を挟み込む構造を有している。図2の(c)はレンズケース40を上面から見た平面図である。
本実施の形態によるレンズケース40は、レンズケースベース42と押圧部材43を備えたレンズケーストップ41とから構成されている。レンズケースベース42は、図3に示すように、上面に開口部42cを有し、且つ、前,後側壁42d,42dの下端部にそれぞれ装着部35の前,後側面下端近傍の外周面に形成された係止段部38と弾撥的に結合する突状部42e,42eを形成した左右方向開口の断面コ字状に構成されると共に、前,後側壁42d,42dの内面ほぼ中央部には、眼内挿入用レンズ50の支持部52,52及び光学部51の外周を載置させる左右方向に伸びる一対の係止部42bが形成されている。そして、係止部42bは、図2(d)に示すように、眼内挿入用レンズ50の支持部52,52と光学部51との角度θを保持するために、角度θを有する傾斜面42aが形成されたものである。
一方、レンズケースベース42の上面開口部42cに挿入されるレンズケーストップ41は、中空矩形の角筒状に形成した挟持部41aとこの挟持部41aに上下方向移動可能に配設される押圧部材43とから構成されている。挟持部41aの底面41bはレンズケースベース42の係止部42bの傾斜面42aと同様に傾斜面41bが形成されていると共に、前後方向の内壁面41cには、互いに対峙させて所定の間隔で上,下に一対の凹部41d,41eが形成されている。43は押圧部材で、挟持部41aの開口部41fより挿入されて、眼内挿入用レンズ50を未使用状態から使用状態に移動させるためのものである。押圧部材43は、大径の頭部43aと、この頭部43aに連続する角柱状の脚部43bとから構成されると共に、脚部43bの下端近傍外面には突子43cが形成され、挟持部41aの凹部41d,41eのいずれかに係合するようになっている。すなわち、未使用状態では、凹部41dと、使用状態では押圧によって移動し凹部41eと係合する。また脚部43aの底面には凹面43dが形成され、該凹面43dには眼内挿入用レンズ50の外周部を保持する突起43fが形成されている。
以上のように構成された本実施の形態によれば、図4の(a)に示す第1の未使用状態より図4の(b)に示す第2の使用状態にするには、レンズケース40のレンズケースベース42とレンズケーストップ41に挟み込まれたレンズ50を、レンズケーストップ41における押圧部材43の大径の頭部43aを下方に押圧移動させることにより装着部35の凹状に湾曲した溝状のレンズ移動部39へ眼内挿入用レンズ50を移動させ、眼内挿入用レンズ50の外周部を湾曲凹部39aの開口突縁39bの裏面に係止させる。この移動により、レンズ50は、レンズ移動部39の湾曲凹部39aに沿うように変形するとともに、レンズ50の中心と不図示の押出し軸33の軸方向中心とがほぼ一致する状態となる。そして、この状態で押出し軸33を移動させることで、レンズ50はレンズ移動部39内の空間15を紙面垂直方向に移動して、装着部35に一体に設けられた挿入筒32の内腔を通過することによって、第2の使用状態よりもさらに小さく変形された後、眼内に押し出される。なお、押圧部材43は、突子43cが押圧によって移動して凹部41eと係合することで、レンズ移動部39へ移動させた眼内挿入用レンズ50の復元を防止し、位置決めが確実にできる。
また、レンズ移動部39へレンズ50が移動した状態を確認することができるようにレンズケース40は透明または、半透明であることが望ましい。また、本図によりレンズケーストップ41の下方の面と、装着部35に形成したレンズ移動部39との間に、眼内挿入用レンズ50が移動する空間15を形成していることも確認できる。すなわち、レンズケーストップ41の押圧部材43は、レンズ50を下方に移動させる機能と、装着部35との組合せによりレンズ移動空間15を形成するという、2通りの機能を果すこととなる。
以上のように、この実施の形態におけるレンズケースベース42,挟持部41a及び押圧部材43を備えたレンズケーストップ41で構成されるレンズケース40は、挿入器具30に組み込んで挿入器具30の機構の一部として機能するものである。また本図は眼内挿入用レンズ50を小さく変形させる変形手段の一部をレンズケース40と一体に構成したことを特徴とすることも説明することができる。
レンズ移動部39を湾曲の溝状としていることと、レンズケーストップ41でレンズ50をレンズ移動部39へ押し付けながら移動させること、及びレンズ移動部39の寸法Jとレンズ50の寸法Kにより、J寸法よりK寸法が長いこと、の3点から、レンズ50が装着部35のレンズ移動部39へ移動した際に、変形手段の一部をレンズケース40と一体に構成したことを確認できる。
図5は、上記実施形態の変形例を示すもので、レンズケース40と挿入器具30が分離された形態を示す正面図である。この変形例においては、図1で説明したレンズケース40を挿入器具30の装着部35に上方より装着したものに代えて、レンズケース置台60にレンズケース40を反転して置き、挿入器具30を反転させて挿入器具30の装着部35を上方からレンズケース40のレンズケースベース42に弾撥的に係合装着させる。その他の構成は図1〜図4に示した実施形態と同様である。
尚、使用時には手袋等をはめることで、細かいものへの操作性が低下するため、レンズケース40より大きく持ちやすい挿入器具30を手で持ち、レンズケース40を下方に置き、挿入器具30を上方から装着させることの方が好ましい。
図6は、上記実施の形態のさらに異なる変形例を示すもので、特にレンズケースのレンズケースベース部を変形した構成を示す、図4に相当する図である。この実施形態によるレンズケース70のレンズケースベース72は、上面に開口部72aを有し、且つ前,後側壁72b,72bのいずれか一方に装着部35と係合する、レンズ挿入方向に対して直交する方向の係合溝72cを形成したものである。装着部35にレンズケースベース72を装着した状態では、前,後側壁72b,72bのいずれか一方の内壁面と係合溝72cに開口部に構成した突縁72dとによって位置決め装着されるようになっており、挿入器具30の前後方向よりレンズケース70を装着させることが可能となる。
また、レンズケース70を載台に置き、挿入器具30を手でもちレンズケース70の係合溝72cの開口方向から装着させることが可能であることは、当該事業者であれば、容易に判断される。尚、使用時には手袋等をはめることで、細かいものへの操作性が低下するため、レンズケース70より大きく持ちやすい挿入器具30を手で持ち、レンズケース70を下方に置き、挿入器具30を前後方向のいずれか一方から装着させることの方が好ましい。
尚、上記以外の構成については、図1に示した実施形態と同様であり、挿入器具30の使用時には、レンズケーストップ71の押圧部材73を押し下げて、眼内挿入用レンズ50を装着部35のレンズ移動部39内に位置させ、押出し軸33により挿入筒の先端部より眼内に挿入できる。
図7は、本発明の実施形態のさらなる変形例を示す。この変形例では、挿入器具30の挿入筒32と挿入器具30の装着部35とを一体に形成したことを特徴としている。具体的には、挿入筒32の基端側に、眼内挿入用レンズ変形用の溝状の湾曲凹部39aが形成されている。
本発明による眼内挿入用レンズの挿入システムに係る実施形態を示すもので、(a)はレンズケース40を挿入器具30に装着して前記第1の未使用状態を示す正面図、(b)は第2の使用状態を表した正面図である。 図1に示すレンズケース40と挿入器具30とを分離した状態を示すもので、(a)は挿入器具30の正面図、(b)はレンズケース40の正面図、(c)は(b)の拡大平面図、(d)は(c)の2―2線断面図である。 図2のレンズケースの3―3線に沿う断面図で、(a)は未使用状態の断面図、(b)は使用状態の断面図である。 (a)は図1 (a)における4―4線に沿う断面図、(b)は図1 (b)における5―5線に沿う断面図である。 本発明の実施形態の変形例を示すもので、レンズケース40と挿入器具30が分離された形態を示す正面図である。 本発明の実施形態を示すさらに他の変形例を示すもので、レンズケースのレンズケースベース部分を変形した構成を示す。 本発明の実施形態の挿入器具における挿入筒部分の変形例を示す平面図である。
符号の説明
30 挿入機具
31 筒本体
33 押出し軸
34 押出し機構
40 レンズケース(レンズパッケージ)
41 レンズケーストップ
41a 挟持部
42 レンズケースベース
42c 開口部
42b,42b 係止部
42e 突状部
42d,42d 前,後壁面
43 押圧部材
43a 大径の頭部
43b 脚部
43c 突子
50 眼内挿入用レンズ

Claims (2)

  1. 眼内挿入用レンズの光学部に応力をかけない状態で該レンズを保管するレンズパッケージと、前記レンズを眼内に押出す押出し機構を有する挿入器具とからなる眼内挿入用レンズの挿入システムであって、
    前記レンズパッケージは、前記挿入器具に装着されることにより該挿入器具の機構の一部として作用し、
    かつ前記レンズパッケージは、前記レンズを、前記光学部に応力をかけない第1の状態で保持する第1の位置から、前記光学部が変形して前記押出し機構による押し出しが可能な第2の状態とする第2の位置に押して移動させる機構を有することを特徴とする眼内挿入用レンズの挿入システム。
  2. 前記レンズを、前記第2の位置から前記押し出し機構により挿入筒内を通して眼内に押し出すことを特徴とする請求項1に記載の眼内挿入用レンズの挿入システム。
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