JP2003320209A - 脱臭濾材および脱臭フィルタ - Google Patents

脱臭濾材および脱臭フィルタ

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JP2003320209A
JP2003320209A JP2002129505A JP2002129505A JP2003320209A JP 2003320209 A JP2003320209 A JP 2003320209A JP 2002129505 A JP2002129505 A JP 2002129505A JP 2002129505 A JP2002129505 A JP 2002129505A JP 2003320209 A JP2003320209 A JP 2003320209A
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deodorizing filter
filter medium
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adsorbents
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Tomohisa Kondo
智久 今藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着材充填量が大きい場合でも活性炭等から
なる吸着材5を確実に固着保持でき、折り加工性や濾材
剛性、通気抵抗に優れた脱臭濾材1を提供する。 【解決手段】 塵埃除去を行う両側の不織布2,8の間
に、粒径の大きな吸着材5aと粒径の小さな吸着材5b
と粉体状ホットメルト結着剤6とを均一に混合した混合
物を充填し、加熱かつ加圧してシート状に一体化する。
吸着材5a,5bの粒子同士がホットメルト結着剤6で
固定保持されるとともに、不織布2,8とも接合され
る。吸着材5の密度が高くなるので、全体の厚みが小さ
くなり、通気抵抗も低くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、塵埃の捕集性能
に加え、悪臭や有害なガス等を吸着し得る脱臭濾材およ
びこれを用いた脱臭フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば一般家庭やビルあるいは自
動車の室内等を浄化する空調関連のフィルタに対して、
塵埃の捕集性能に加え、悪臭や有害なガス等の被吸着物
を吸着する性能も必要とされてきている。
【0003】このような吸着性能を有する濾材として、
被吸着物を吸着する粒状の吸着材をネットや不織布のよ
うな中間基材に固着保持し、その両面に除塵用の不織布
を重ねて一体に接合したものが知られている(例えば特
開2002−17832号公報)。中間基材は、粒状の
吸着材が濾材内部で移動して片寄ったりしないようにす
るためのものであり、この中間基材に対する吸着材の固
着の方法としては、エマルジョン系の接着剤を用いた
り、ホットメルト型の結着剤を用いる方法が知られてい
る。
【0004】また、特開2000−153114号公報
には、熱可塑性樹脂からなるホットメルト不織布の表面
に、粒径の大きな粒状の吸着材(脱臭粉粒体)を散布し
て加熱することで、この粒径の大きな吸着材を固着した
後、粒径の小さな吸着材を同様に散布して加熱し、粒径
の大きな吸着材の間の隙間に粒径の小さな吸着材を固着
するようにした脱臭濾材が開示されている。このもので
は、ホットメルト不織布の表面に吸着材を直接に接着さ
せる形となっており、中間基材は用いられていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者のようにネットな
どの中間基材を用いて吸着材を保持する構成では、脱臭
の高性能化のために吸着材充填量(単位面積当たりの吸
着材重量)を増加させていくと、吸着材の固着性が低下
し、濾材内部で吸着材が移動する虞がある。ここで、単
に吸着材の固着性を高めるためには、中間基材の厚さを
増加させればよいが、このように必要な吸着材充填量に
応じて中間基材の厚さを増加させると、最終的な脱臭濾
材の厚さが増加し、脱臭フィルタとしてプリーツ形状に
折り加工することが困難となる。また、脱臭濾材の厚さ
の増加に伴って、通気抵抗が急激に増加する、という問
題がある。
【0006】一方、後者の公報には、大小の吸着材を用
いることが開示されているが、このものでは、ホットメ
ルト不織布の表面に一層のみの吸着材層が形成されるに
過ぎず、十分な量の吸着材を保持するためには、ホット
メルト不織布をさらに積層していく必要があるので、あ
る一定の厚さの濾材における吸着材充填量はかなり小さ
くなってしまう。また、多数の層状にホットメルト不織
布と吸着材層とを積層していった場合に、溶融したホッ
トメルト不織布によって粒状の吸着材の表面が覆われて
しまうため、吸着性能が低下する虞がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の脱臭濾
材は、請求項1のように、塵埃除去のための上流側およ
び下流側の不織布の間に、少なくとも2種の粒径が異な
る吸着材を混合して粉体状ホットメルト結着剤とともに
配置し、加熱かつ加圧してシート状に一体化したことを
特徴としている。
【0008】上記吸着材は、例えば請求項2のように、
粒状の活性炭が用いられる。またこのほか、悪臭や有害
ガス等の被吸着物を効果的に吸着するものとして、例え
ば、鉄、マンガン、銅、アルミニウム、マグネシウム、
亜鉛、ニッケル、コバルト、白金、パラジウム、金、ル
テニウム、ロジウムなどの金属単体、これらの金属酸化
物または金属塩化物、ゼオライト、カオリン、セピオラ
イト、シリカゲル、などを単独で、或いは混合して使用
することができる。
【0009】なお、不織布とは、周知のように、一本一
本の繊維をシート状に集積した後、その繊維同士を高分
子樹脂等のバインダで化学的に結合させる(ラテックス
ボンド法)、あるいは熱により繊維同士を圧着させる
(サーマルボンド法)、または機械的に繊維同士を絡ま
せる(ニードルパンチ法,水流絡合法)等によってでき
る布のことをいい、繊維をシート状に集積する方法とし
ては、繊維の元の原料自体から直に繊維を紡糸するスパ
ンボンド法,メルトブロー法,フラッシュスピニング
法、または繊維を紡績に似たカードで機械的に並べてつ
くるカード法、あるいは紙を漉す方法と同様にして漉し
上げる湿式法等が挙げられる。
【0010】また上記繊維としては、例えば、ポリクラ
ール繊維、ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ
エステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリビ
ニルアルコール繊維、ポリプロピレン織維、ポリエチレ
ン繊維、あるいは複数の樹脂成分からなる複合繊維など
の合成繊維や、これら合成繊維に芳香剤、抗菌剤や抗か
び剤などを混入し、芳香性、抗菌性や抗かび性などの機
能を有する繊維や、レーヨン、ビスコースなどの再生繊
維や、アセテートなどの半合成繊維や、炭素繊維、ガラ
ス繊維などの無機繊維などを使用できる。これらの中で
も、ポリクラール繊維、ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニ
ル繊維は難燃性に優れており、ポリエステル繊維は耐薬
品性、耐熱性に優れているため、本発明における不織布
として好適に使用できる。
【0011】上記ホットメルト結着剤は、熱可塑性を有
するホットメルト型の粉体状のものが用いられるが、吸
着材の脱臭性能をあまり低下させない特性であることが
好ましい。このようなホットメルト結着剤として、例え
ばポリエステル系、ポリアミド系、ウレタン系、ポリオ
レフィン系、エチレン、塩化ビニル、EVA(エチレン
酢酸ビニル共重合体)系のものを使用できる。
【0012】本発明の脱臭濾材では、少なくとも2種の
粒径が大小異なる吸着材が混合して用いられるので、単
一の粒径の吸着材を充填する場合に比べて吸着材の密度
が高くなる。これらの大小の吸着材は、粉体状ホットメ
ルト結着剤が溶融することによって、大小のものが互い
に混ざり合った状態のまま各吸着材粒子同士が接着し、
全体として薄いシート状に固定保持される。また同時
に、上記ホットメルト結着剤によって、両側の不織布と
も一体に接合される。そして、ネットのような中間基材
を具備しないことから、同一の吸着材充填量で比較した
場合に濾材全体の厚さが薄くなり、その結果、通気抵抗
が低減する。
【0013】本発明では、粒径が異なる3種以上の吸着
材を混合して用いることも可能であるが、一般には、粒
径が大小異なる2種の吸着材を混合することで、良好な
脱臭濾材を得ることができる。この場合、請求項3のよ
うに、吸着材充填量が大であるほど平均粒径が小さくな
るように2種の粒径の吸着材の配合比を設定することが
望ましい。これにより、吸着材充填量が大であっても吸
着材の確実な固着が可能である。また、吸着材充填量が
少ない場合には、粒径の大きな吸着材を多く配合するこ
とにより適度な厚さが得られ、十分な濾材剛性を確保で
きる。
【0014】また、シート状に構成された本発明の脱臭
濾材は、そのまま使用することも可能であるが、濾過面
積ならびに吸着材の接触面積を増大するために、請求項
4のように、多数回折り加工することによりプリーツ形
状をなす脱臭フィルタとして構成することができる。本
発明の脱臭濾材は、吸着材充填量が大きい場合でも、従
来のような中間基材を具備せずに過度に厚くならないこ
とから、折り加工が可能であり、かつ確実にプリーツ形
状が保持される。
【0015】本発明の脱臭濾材においては、吸着材充填
量は、好ましくは、50〜500g/m2の範囲内であり、
各吸着材は、好ましくはその粒径中央値が、0.1〜1
mmのものであり、脱臭濾材の厚みは、好ましくは、0.
5〜2.0mmである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を説明する。
【0017】初めに、図1に基づいて、本発明の脱臭濾
材の製造方法を説明する。
【0018】まず、第1ローラ4から一方の面の不織布
2が一定速度で連続的に供給される。この第1ローラ4
の下流側には、ホッパ3が配置されており、このホッパ
3内に、粒状の吸着材5と粉体状のホットメルト結着剤
6とを撹拌した混合物が収容されている。ここで、吸着
材5としては、後述するように、粒径の大きな吸着材5
aと粒径の小さな吸着材5bとが所定の割合で配合され
ており、この2種の吸着材5a,5bと粉体状ホットメ
ルト結着剤6とが、均一に混合されている。この混合物
は、ホッパ3の下端の開口から、不織布2の上に均一に
散布される。その供給量は、所望の吸着材充填量となる
ように設定される。
【0019】次いで、この吸着材5の混合物の上を覆う
ように、第2ローラ7から、他方の面の不織布8が一定
速度で連続的に供給され、互いに積層される。そして、
加熱プレス機9において、所定の厚さのシート状となる
ように加圧されるとともに加熱される。これにより、吸
着材5に混合されていたホットメルト結着剤6が溶融
し、吸着材5の各粒子同士が三次元的に配列した状態で
互いに固着されるとともに、この吸着材5の層と各不織
布2,8とが融着される。つまり、全体が薄いシート状
に一体化される。そして、加熱プレス機9から出たシー
ト状の濾材1は、第3ローラ10に巻き取られる。な
お、必要に応じて、濾材1を帯電機11に通過させ、こ
こで電界を加えて帯電性を付与することができる。
【0020】図2は、上記のようにして製造された本発
明の脱臭濾材1の断面構造を模式的に示したものであ
り、図示するように、吸着材5の層に、粒径の大きな吸
着材5aと粒径の小さな吸着材5bとが混在し、一旦溶
融して再凝固したホットメルト結着剤6によって、吸着
材5a,5bの各粒子同士が三次元的に配列した状態で
互いに固着される。このように粒径の大小異なるものが
混在することで、余分な空隙がなくなり、吸着材5の密
度が高くなる。特に、中間基材を具備する場合に比べて
吸着材5の密度が遙かに高くなり、同一の吸着材充填量
で比較した場合に、濾材1全体の厚さが薄くなる。ま
た、図3は、図2の例に比べて、吸着材5a,5bの粒
径がさらに小さな例を示している。
【0021】この脱臭濾材1は、例えば空調装置の吹き
出し空気の濾過に用いられるものであり、空気中の塵埃
は、2枚の不織布2,8によって除去され、かつ悪臭成
分や有害なガス成分などが、例えば活性炭からなる吸着
材5に吸着される。
【0022】図4は、上記の脱臭濾材1をプリーツ加工
してカートリッジ状の脱臭フィルタ21として構成した
例を示している。すなわち、帯状に形成される脱臭濾材
1を、所定幅ずつ多数回折り返して、鋭角の波形断面を
有するプリーツ形状とし、かつ周囲の端板22と接合し
て一体化してある。
【0023】以下、より具体的な実施例を説明する。
【0024】[実施例1]吸着材充填量が150g/m2の脱
臭濾材1を製造するために、吸着材5として、市販の2
0/42メッシュの粒状活性炭(吸着材5aに相当)と
32/60メッシュの粒状活性炭(吸着材5bに相当)
とを重量比で50:50に混合調整したものを用いた。
なお、20/42メッシュの粒状物の粒径中央値は0.
60mm、32/60メッシュの粒状物の粒径中央値は
0.35mmであり、混合物の平均粒径は0.48mmとな
る。ホットメルト結着剤6としては、EVA(エチレン
酢酸ビニル共重合体)系ホットメルトパウダー(東京イ
ンキ2030FP)を用い、30g/m2の配合量となるよ
うに活性炭5に加えた。なお、このホットメルトパウダ
ーの粒径中央値は0.30mmである。除塵用の不織布
2,8としては、目付23g/m2のスパンボンド不織布
(三井化学製R011)を用い、この不織布2,8の間
に上記の活性炭およびホットメルトパウダーの混合物を
充填して加熱圧着した。
【0025】このようにして製造された脱臭濾材1は、
厚みが0.8mmで、十分な濾材剛性を確保できており、
従って、折り加工の際の加工性がよく、かつ脱臭フィル
タ21として構成した状態での通気抵抗も十分に満足な
レベルであった。また濾材1内部で活性炭5が確実に固
着しており、2枚の不織布2,8の剥離に対する強度が
十分に高く得られた。
【0026】[実施例2]吸着材充填量が350g/m2の脱
臭濾材1を製造するために、吸着材5として、市販の2
0/42メッシュの粒状活性炭(吸着材5aに相当)と
32/60メッシュの粒状活性炭(吸着材5bに相当)
とを重量比で10:90に混合調整したものを用いた。
なお、20/42メッシュの粒状物の粒径中央値は0.
60mm、32/60メッシュの粒状物の粒径中央値は
0.35mmであり、混合物の平均粒径は0.40mmとな
る。ホットメルト結着剤6としては、ポリエチレン系ホ
ットメルトパウダー(東京インキ1050S−P)を用
い、50g/m2の配合量となるように活性炭5に加えた。
なお、このホットメルトパウダーの粒径中央値は0.0
3mmである。除塵用の不織布2,8としては、目付34
g/m2のスパンボンド不織布(三井化学製R014)を用
い、この不織布2,8の間に上記の活性炭およびホット
メルトパウダーの混合物を充填して加熱圧着した。
【0027】このようにして製造された脱臭濾材1は、
厚みが1.1mmで、十分な濾材剛性を確保できており、
従って、折り加工の際の加工性がよく、かつ脱臭フィル
タ21として構成した状態での通気抵抗も十分に満足な
レベルであった。また濾材1内部で活性炭5が確実に固
着しており、2枚の不織布2,8の剥離に対する強度が
十分に高く得られた。
【0028】次の表1は、上記の実施例1,2を含むい
くつかの実施例と、1種類の粒径の活性炭のみを用いた
比較例の仕様をまとめて示したものである。
【0029】
【表1】
【0030】表に示すように、本発明では、吸着材充填
量が75g/m2〜450g/m2の範囲でいずれも良好な特性
が得られた。ここで、各実施例の活性炭5の平均粒径に
着目すると、図5に示すように、吸着材充填量が大であ
るほど平均粒径が小さくなるように2種の粒径の吸着材
の配合比が設定されている。これにより、吸着材充填量
が大であるほど密度が高くなって、全体の厚みが過度に
増すことなく活性炭粒子の確実な固着が可能である。ま
た、吸着材充填量が少ない場合には、粒径の大きな吸着
材を多く配合することにより適度な厚さが得られ、十分
な濾材剛性を確保できる。
【0031】このような実施例の脱臭濾材1に対し、中
間基材(保持基材)を具備せずに単一の活性炭を保持さ
せた2つの比較例では、濾材剛性が不十分となるととも
に活性炭の固着が不十分で剥離強度が低く、そのため、
折り加工して脱臭フィルタ21として構成することが困
難であった。
【0032】また、ネット状の中間基材(保持基材)を
備えるとともに単一の活性炭を用いた2つの比較例で
は、活性炭の固着保持や濾材剛性は十分であったが、濾
材全体の厚みが過度に増すことから、通気抵抗が悪化し
てしまった。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
によれば、吸着材充填量が大きい場合でも活性炭等の吸
着材粒子を確実に固着保持でき、かつ濾材剛性や折り加
工の際の加工性に優れ、しかも通気抵抗の低い脱臭濾材
および脱臭フィルタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る脱臭濾材の製造方法を示す説明
図。
【図2】この発明に係る脱臭濾材の断面図。
【図3】吸着材の粒径がさらに小さい場合の脱臭濾材の
断面図。
【図4】この脱臭濾材をプリーツ加工して構成した脱臭
フィルタの斜視図。
【図5】吸着材の平均粒径と吸着材充填量との関係を示
す特性図。
【符号の説明】
1…脱臭濾材 2,8…除塵用不織布 5,5a,5b…吸着材 6…ホットメルト結着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃除去のための上流側および下流側の
    不織布の間に、少なくとも2種の粒径が異なる吸着材を
    混合して粉体状ホットメルト結着剤とともに配置し、加
    熱かつ加圧してシート状に一体化したことを特徴とする
    脱臭濾材。
  2. 【請求項2】 上記吸着材は粒状の活性炭であることを
    特徴とする請求項1に記載の脱臭濾材。
  3. 【請求項3】 吸着材充填量が大であるほど平均粒径が
    小さくなるように2種の粒径の吸着材の配合比が設定さ
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載の脱
    臭濾材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の脱臭濾
    材を多数回折り加工してプリーツ形状としたことを特徴
    とする脱臭フィルタ。
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