JP2002292227A - フィルターユニット - Google Patents

フィルターユニット

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JP2002292227A
JP2002292227A JP2001098828A JP2001098828A JP2002292227A JP 2002292227 A JP2002292227 A JP 2002292227A JP 2001098828 A JP2001098828 A JP 2001098828A JP 2001098828 A JP2001098828 A JP 2001098828A JP 2002292227 A JP2002292227 A JP 2002292227A
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JP
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filter medium
permeable
air
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Application number
JP2001098828A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Nakajima
敏充 中島
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、第1に吸着剤の脱落の少ない、第2
に5.3cm/秒に基づく粒径0.3〜0.5μmの粒
子の捕集効率が良好で圧力損失が少なく、第3に高湿環
境においても良好に使用可能で、脱臭性能が良く、脱臭
寿命の長いフィルターユニットを提供することを目的と
する。 【解決手段】上流側から撥水性で通気性の基材9、除塵
濾材2、吸着剤5、通気性基材Iの順に積層されてなる
濾材8を上流側に配置し下流側に粗塵基材12を配置す
ることによって、圧力損失、捕集効率に優れ粉落ちの極
めて少ないフィルターユニットが得られた。さらに、最
上流側に撥水性で通気性の基材9を用いる事により脱臭
寿命の長いフィルターユニットが得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工業、
医薬品製造工業、食品工業、病院などの分野で使用され
るクリーンルーム用エアーフィルター、オフィスの空
調、家庭用エアコンなどのフィルターユニット部材、乗
り物に使用される自動車用エアーフィルター、作業環境
の悪い場所で使用される呼吸用保護具などのフィルター
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸着剤を使用したフィルターユニ
ットは、通気性を有するウレタンの多孔質基材上に、粒
状或いは粉体状活性炭を接着させたものや、不織布に活
性炭を塗りつけたり、活性炭素を含浸させたものに除塵
性シートであるエレクトレットを張り合わせたものがあ
った。また、ハニカムの空孔部分にぺレット状活性炭を
詰めたもの、あるいは、波状の不織布と平面状の不織布
を組み合わせたコルゲート状の三角柱の部分に同じくぺ
レット状活性炭を詰めたものがあった。また、特開昭6
1−119269号公報では2枚の基材シート間に活性
炭を挟み込んで、活性炭シートとする方法が開示されて
いる。
【0003】不織布に活性炭が塗布されたものや不織布
に活性炭を含浸させたものとエレクトレットを組合わせ
たフィルターでは活性炭を固定化するためにバインダー
が必須である。バインダーを使用すると活性炭の脱臭能
力が低下するといった問題が生じ、単位面積当たりの活
性炭の量を増加させると必然的に圧力損失が増大し、通
気性のフィルターとして適さない性能となったり、圧力
損失を十分に小さくすると吸着剤の量が少なく脱臭寿命
も短かくなるというジレンマを抱えていた。通気性を有
するウレタンを使用したものは高価であるばかりでな
く、脱臭性能を十分に得ようとすると非常に嵩高くなり
フィルターとしての適性にかける。ハニカムやコルゲー
トの空孔部分にぺレット状活性炭を詰めたフィルターな
どもあるが、空気の流れが乱れたり、エレクトレットな
どの平面上の除塵フィルターを併用した場合に空気の流
れにむらができ、除塵性能が低下する。一方、2枚のシ
ート間に活性炭を挟み込んで、熱可塑性樹脂で接着する
方法は散布状態によっては活性炭が脱落する。
【0004】これらのフィルターの使用環境は必ずしも
日常的な環境下で使用されるとは限らず場合によっては
高湿度である場合もあり、除塵性能、脱臭性能が急激に
低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点を解消するためになされたもので、第1に、吸着
剤の脱落の少ない、第2にJIS B9908に基づき
風速5.3cm/秒に基づき測定される粒径0.3〜
0.5μmの粒子の捕集効率が良好で圧力損失が少な
く、第3に高湿環境においても良好に使用可能で、脱臭
性能が良く寿命の長いフィルターユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達し
たものである。
【0007】上流側から除塵濾材2、通気性基材3、吸
着剤5、通気性基材4の順に積層されてなる濾材1を上
流側に配置し下流側に粗塵基材12を配置してなるフィ
ルターユニットに関するものである。
【0008】第2の発明は、上流側から親水性で通気性
の基材7、除塵濾材2、吸着剤5、通気性基材4の順に
積層されてなる濾材6を上流側に配置し下流側に粗塵基
材12を配置してなるフィルターユニットに関するもの
である。
【0009】第3の発明は、上流側から撥水性で通気性
の基材9、除塵濾材2、吸着剤5、通気性基材4の順に
積層されてなる濾材8を上流側に配置し下流側に粗塵基
材12を配置してなるフィルターユニットに関するもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のフィルターユニ
ットについて、図面を参照しながら詳細に説明する。請
求項1の発明は、図1の符号2に示される除塵濾材、符
号3に示される通気性基材、符号5に示される吸着剤、
符号4に示される通気性基材が上流側からこの順に積層
され、図1の符号1で示される第1の発明に係わる濾材
が形成されている。濾材1は、例えば図6の符号14に
示されるプリーツ加工を施し、下流側に符号12に示さ
れる粗塵基材を例えばフラットな状態で配置し、符号1
7に示される筐体に固定して使用される。尚、符号2に
示される除塵濾材、符号3に示される通気性基材の積層
方法はEVA系、ポリエステル系、ポリアミド系などの
熱可塑性樹脂からなる熱可塑性バインダー、もしくは通
気性のフィルム、ネット、織布、不織布からなる熱可塑
性シート等が用いられる。尚、通気性を阻害しなければ
考えられる如何なる方法を用いてもかまわない。
【0011】請求項2の発明は、図2の符号7に示され
る親水性で通気性の基材、符号2に示される除塵濾材、
符号5に示される吸着剤、符号4に示される通気性基材
が上流側からこの順に積層され、図2の符号8で示され
る第2の発明に係わる濾材が形成されている。濾材6
は、例えば図6の符号14に示されるプリーツ加工を施
し下流側に符号12に示される粗塵基材を例えばフラッ
トな状態で配置し、符号17に示される筐体に固定して
使用される。濾材6を使用することにより接着剤の量を
減さすことが可能となり圧力損失の低減を可能とした発
明である。尚、符号7に示される親水性で通気性の基
材、符号2に示される除塵濾材の順の積層方法は前記に
示したように熱可塑性バインダー、熱可塑性シート等が
用いられる。
【0012】請求項3の発明は、図3の符号9に示され
る撥水性で通気性の基材、符号2に示される除塵濾材、
符号5に示される吸着剤、符号4に示される通気性基材
が上流側からこの順に積層され、図3の符号8で示され
る第3の発明に係わる濾材が形成されている。濾材8
は、例えば図6の符号14に示されるプリーツ加工を施
し下流側に符号12に示される粗塵基材を例えばフラッ
トな状態で配置し、符号17に示される筐体に固定して
使用される。符号9に示される撥水性で通気性の基材を
使用する事により高湿環境下での使用を可能とした発明
である。
【0013】次に、本発明のフィルターユニットに係わ
る構成要素を説明する。
【0014】本発明に係わる除塵濾材2、通気性基材
3、通気性基材4、親水性で通気性の基材7、撥水性で
通気性の基材9は、織布、不織布、ネット、及びスポン
ジ等の他、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィ
ルム、及びポリエステルフィルムの様な汎用の熱可塑性
フィルムや薄板等が挙げられる。これらの内、フィルム
や薄板等の通気性に乏しいシートは、微細な穴をあけて
通気性を向上させても良い。その中でも、特に不織布等
を用いれば、比較的均一な通気性を確保することができ
るばかりか、貼合わせ加工、封入加工も容易であるた
め、優位に使用される。
【0015】不織布は、ポリアミド系繊維、ポリエステ
ル系繊維、ポリアルキレンパラオキシベンゾエート系繊
維、ポリウレタン系繊維、ポリビニルアルコール系繊
維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊
維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリオレフィン系繊
維、フェノール系繊維などの合成繊維、ガラス繊維、金
属繊維、アルミナ繊維、活性炭素繊維などの無機繊維、
木材パルプ、麻パルプ、コットンリンターパルプなどの
天然繊維、再生繊維、あるいはこれらの繊維に親水性や
難燃性などの機能を付与した繊維などを使用し、各種方
法によって製造したものである。
【0016】不織布の製造方法については特に制限はな
く、目的・用途に応じて、乾式法、湿式抄造法、メルト
ブローン法、スパンボンド法などで得られたウェブを水
流交絡法、ニードルパンチ法、ステッチボンド法などの
物理的方法、サーマルボンド法などの熱による接着方
法、レジンボンドなどの接着剤による接着方法で強度を
発現させる方法を適宜組み合わせて製造することができ
る。
【0017】除塵濾材2はJIS B9908に基づき
風速5.3cm/秒に於いて測定される粒径0.3〜
0.5μmの粒子の捕集効率が99%以上で、一般に湿
式抄造法によるガラス繊維で作製した中・高性能フィル
ター、HEPAフィルター、ULPAフィルターが比較
的安価で購入出来ることから使用されるが、最近では圧
力損失が良好なメルトブローン法、スパンボンド法など
で作製したエレクトレット不織布がよく使用される。そ
の中でもメルトブローン法で作製した不織布は捕集効率
が長く持続する事から特に好ましい。坪量は10〜10
0g/m2、JIS B9908に基づき風速5.3c
m/秒の圧力損失が200Pa以下が好ましい。
【0018】通気性基材3、通気性基材4は同一のもの
でも異なったものでも良く、さらに親水性でも、撥水性
でも良い。これらはスパンボンド法、サーマルボンド法
で作製する事が好ましく、比較的圧力損失が低く、通気
性の良好なものが作製できる。坪量は10〜100g/
2、JIS B9908に基づき風速5.3cm/秒
の圧力損失が10Pa以下が好ましい。
【0019】親水性で通気性の基材7、撥水性で通気性
の基材9は同一のものでも異なったものでも良く、スパ
ンボンド法、サーマルボンド法で作製する事が好まし
く、比較的圧力損失が低く、通気性の良好なものが作製
できる。坪量は10〜100g/m2、JIS B99
08に基づき風速5.3cm/秒の圧力損失が10Pa
以下が好ましい。
【0020】尚、用途に応じて、除塵濾材2、通気性基
材3、通気性基材4、親水性で通気性の基材7、撥水性
で通気性の基材9には、難燃剤、抗菌剤、防黴剤などを
加えても良い。
【0021】本発明に係わる粗塵基材12、16は同一
の基材を示すが、これらは、織布、不織布、ネット、及
びスポンジ等の他、ポリエチレンフィルム、ポリプロピ
レンフィルム、及びポリエステルフィルムの様な汎用の
熱可塑性フィルムや薄板等が挙げられる。これらの内、
フィルムや薄板等の通気性に乏しいシートは、微細な穴
をあけて通気性を向上させても良い。また、塩化ビニル
樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂等をフィルター状に加
工してしても良い。その中でも、特に不織布等を用いれ
ば、比較的均一な通気性を確保することができるばかり
か、付加機能の加工も容易であるため、優位に使用され
る。
【0022】尚、用途に応じて、粗塵基材12、16に
は、難燃剤、撥水剤、抗菌剤、防黴剤などを加えても良
い。
【0023】本発明に係わる撥水剤としては、シリコン
系、フッ素系、オレフィン系等があげられるが、通気性
基材3、通気性基材4、撥水性で通気性の基材9、及び
粗塵基材12、16に塗布、含浸が可能で撥水機能が生
じるものであれば、前記基材の機能、形状を損なわない
ものである限りこれらに限定されるものではなくどの様
なものを使用してもかまわない。
【0024】本発明に係わる吸着剤の具体的な例として
は、活性炭、添着活性炭、活性白土、天然および合成ゼ
オライト、セピオライト、酸化鉄などの鉄系化合物、酸
化亜鉛、酸化マグネシウム、シリカ、シリカ−酸化亜鉛
複合物、シリカ−アルミナ−酸化亜鉛複合物、二酸化マ
ンガン、複合フィロケイ酸塩、シクロデキストリン、ア
スコルビン酸と二価鉄塩の混合物、ビタミンB群とリン
酸塩の混合物、あるいはこれらの混合物などが挙げられ
る。
【0025】本発明に係わる熱可塑性バインダーは、熱
可塑性樹脂を主体とするものであり、熱可塑性バインダ
ーとして、エチレン酢酸ビニル共重合体またはこの変性
物、エチレンアクリレート共重合体、アイオノマー、ポ
リアミド、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリウレタン系などの樹脂を挙げること
ができる。
【0026】本発明に係わる熱可塑性バインダーの軟化
点または融点は特に制限されるものではなく、濾材の後
加工条件や使用環境温度、基材、濾材または吸着剤の耐
熱性などを考慮して適宜選択すれば良い。
【0027】本発明に係わる吸着剤または熱可塑性バイ
ンダーの形状は、粉体状、粒状、ウイスカー状または短
繊維状であることが好ましい。本発明に係わる吸着剤ま
たは熱可塑性バインダーの粒径は、10〜100メッシ
ュであることが好ましい。粒径が10メッシュ未満では
吸着剤が加圧時に割れたり、基材同士の接着点が不均一
になるなどの問題があり、一方、粒径が100メッシュ
を越えると通気性基材の目から離脱するなどの問題があ
る。
【0028】また、熱可塑性シートとしては、通気性の
フィルム、ネット、織布、不織布からなる熱可塑性シー
ト等が用いられる。形状は三角形、四角形、ひし形、ク
モの巣状等がある。
【0029】吸着剤と熱可塑性バインダーを混ぜて使用
する場合の混合比率は吸着剤100重量部に対して、熱
可塑性バインダー10重量部から100重量部が好まし
い。また、熱可塑性シート単独、あるいは熱可塑性バイ
ンダー、熱可塑性シートを併用して使用出来る。
【0030】吸着剤の封入量は、JEM 1467−1
995などで定める除塵性能の算出、耐久日数の算出で
決定するが、50g/m2〜500g/m2が好ましい。
【0031】上流側から除塵濾材2と通気性基材3の積
層基材X、親水性で通気性の基材7と除塵濾材2の積層
基材Y、撥水性で通気性の基材9と除塵濾材2の積層基
材Zは熱可塑性バインダー、等で積層出来る。
【0032】吸着剤及び熱可塑性バインダーの混合物は
そのままの状態で以下の方法により封入出来る。
【0033】通気性基材4上に吸着剤と熱可塑性バイン
ダーの混合物を散布し、前記積層基材X、前記積層基材
Y、前記積層基材Zで覆いドライヤー等で熱を加え固定
させる方法。また、吸着剤と熱可塑性バインダーの混合
物を散布した通気性基材4にドライヤー等で熱を加え、
熱可塑性バインダーを溶融後に前記積層基材X、Y及び
Zを覆う方法などで封入することが出来る。
【0034】また、通気性基材4上に熱可塑性シートを
乗せ、その上に吸着剤と熱可塑性バインダーの混合物を
散布し、前記積層基材X、Y及びZで覆いドライヤー等
で熱を加え固定させる方法。また、通気性基材4上に熱
可塑性シートを乗せ、その上に吸着剤と熱可塑性バイン
ダーの混合物を散布し、ドライヤー等で熱を加え、熱可
塑性シート及び熱可塑性バインダーを溶融後に前記積層
基材X、Y及びZを覆う方法などで封入することが出来
る。
【0035】本発明のフィルターユニットで使用される
濾材1、6及び8を脱臭器、空気清浄機などの装置や自
動車用エアーフィルター、呼吸用保護具に装着して使用
する場合は、フラットなシートのまま使用してもかまわ
ないが、プリーツ加工などを施してフィルターの面積を
増やすとさらに脱臭、除塵に効果的である。
【0036】
【実施例】以下、実施例によりさらに本発明を詳細に説
明するが、本発明はその主旨を越えない限りこれらに限
定されるものではない。
【0037】実施例1 [通気性基材4の作製]通気性基材4として通気性不織
布を、ポリエステル繊維とビスコースレーヨン繊維とを
混合し、乾式法により空気中でウエッブを形成し、次
に、熱可塑性のバインダーであるアクリルのラテックス
中に含浸し、繊維を接着して形成した。
【0038】[積層基材Xの作製]通気性基材3として
ポリエステル主体のスパンボンド不織布(目付20g/
2)にエチレン酢酸ビニール樹脂粉体を10g/m2
なるよう散布し、赤外線ドライヤーで該樹脂粉体を加熱
溶解し、除塵濾材2としてエレクトレットフィルター
(20EU、目付20g/m2)、を乗せ、加圧により
積層基材Xを作製した。
【0039】[濾材1の作製]次に、吸着剤として20
〜40メッシュの活性炭100重量部と50メッシュの
熱可塑性バインダーであるエチレン酢酸ビニール樹脂粉
体40重量部を予め混合し、混合粉体を作製した。この
混合粉体を通気性基材4の通気性不織布に140g/m
2となるよう散布し、赤外線ドライヤーで該混合粉体を
加熱溶解し、積層基材Xを通気性基材3側が混合粉体
(下流)側となる様乗せ、加圧により貼り合わせて図1
の濾材1を作製した。
【0040】次に図6に示すように下流側に粗塵基材1
2としてポリエステル主体のスパンボンド不織布(目付
15g/m2)をフラットな状態で配置し、上流側に濾
材1にプリーツ加工を施し上流側に積層基材Xとなるよ
うに筐体17に装着し実施例1のフィルターユニットを
作製した。
【0041】実施例2 通気性基材4を、実施例1同様の方法にて作製した。
【0042】[積層基材Yの作製]親水性で通気性の基
材7としてポリエステル主体のスパンボンド不織布(目
付20g/m2)にエチレン酢酸ビニール樹脂粉体を1
0g/m2となるよう散布し、赤外線ドライヤーで該樹
脂粉体を加熱溶解し、除塵濾材2としてエレクトレット
フィルター(20EU、目付20g/m2)を乗せ、加
圧により積層基材Yを作製した。
【0043】[濾材6の作製]次に、吸着剤として20
〜40メッシュの活性炭100重量部と50メッシュの
熱可塑性バインダーであるエチレン酢酸ビニール樹脂粉
体25重量部を予め混合し、混合粉体を作製した。この
混合粉体を通気性基材4の通気性不織布に125g/m
2となるよう散布し、赤外線ドライヤーで該混合粉体を
加熱溶解し、積層基材Yを通気性基材3側が表面(上
流)側となる様乗せ、加圧により貼り合わせて図2の濾
材6を作製した。
【0044】次に図6に示すように下流側に実施例1と
同じ粗塵基材12をフラットな状態で配置し、上流側に
濾材6にプリーツ加工を施し上流側に積層基材Yとなる
ように筐体17に装着し実施例2のフィルターユニット
を作製した。
【0045】実施例3 通気性基材4を、実施例1同様の方法にて作製した。
【0046】[通気性の基材9の作製]ポリエステル主
体のスパンボンド不織布(目付20g/m2)に撥水剤
としてポリアミン系撥水剤0.4g/m2を含浸塗工し
て撥水加工を施し撥水性で通気性の基材9を作製した。
【0047】[積層基材Zの作製]作製した撥水性で通
気性の基材9にエチレン酢酸ビニール樹脂粉体を100
g/m2となるよう散布し、赤外線ドライヤーで該樹脂
粉体を加熱溶解し、除塵濾材2としてエレクトレットフ
ィルター(20EU、目付20g/m2)を乗せ、加圧
により積層基材Zを作製した。
【0048】[濾材8の作製]次に、吸着剤として20
〜40メッシュの活性炭100重量部と50メッシュの
熱可塑性バインダーであるエチレン酢酸ビニール樹脂粉
体25重量部を予め混合し、混合粉体を作製した。この
混合粉体を通気性基材4の通気性不織布に125g/m
2となるよう散布し、赤外線ドライヤーで該混合粉体を
加熱溶解し、積層基材Zを撥水性で通気性の基材9側が
表面(上流)側となる様乗せ、加圧により貼り合わせて
図3の濾材8を作製した。
【0049】次に図6に示すように下流側に実施例1と
同じ粗塵基材12をフラットな状態で配置し、上流側に
濾材8にプリーツ加工を施し上流側に積層基材Zとなる
ように筐体17に装着し実施例3のフィルターユニット
を作製した。
【0050】比較例1 通気性基材4を、実施例1同様の方法にて作製した。
【0051】[従来のフィルターユニットの作製]吸着
剤として20〜40メッシュの活性炭100重量部と5
0メッシュの熱可塑性バインダーであるエチレン酢酸ビ
ニール樹脂粉体40重量部を予め混合し、混合粉体を作
製した。この混合粉体を通気性基材4の通気性不織布に
140g/m2となるよう散布し、赤外線ドライヤーで
該混合粉体を加熱溶解し、通気性基材3としてポリエス
テル主体のスパンボンド不織布(目付20g/m2)を
乗せ、加圧により貼り合わせて図4のフィルターユニッ
ト10を作製した。
【0052】次に図6に示すように下流側に実施例1と
同じ粗塵基材12をフラットな状態で配置し、上流側に
フィルターユニット10にプリーツ加工を施し通気性基
材4の通気性不織布が下流側となる様、筐体17に装着
し比較例1のフィルターユニットを作製した。
【0053】比較例2 通気性基材4を、実施例1同様の方法にて作製した。
【0054】[従来のフィルターユニットの作製]吸着
剤として20〜40メッシュの活性炭100重量部と5
0メッシュの熱可塑性バインダーであるエチレン酢酸ビ
ニール樹脂粉体40重量部を予め混合し、混合粉体を作
製した。この混合粉体を通気性基材4の通気性不織布に
140g/m2となるよう散布し、赤外線ドライヤーで
該混合粉体を加熱溶解し、除塵濾材2としてエレクトレ
ットフィルター(20EU、目付20g/m2)を乗
せ、加圧により貼り合わせて図5のフィルターユニット
11を作製した。
【0055】次に図6に示すように下流側に実施例1と
同じ粗塵基材12をフラットな状態で配置し、上流側に
フィルターユニット11にプリーツ加工を施し、通気性
基材4の通気性不織布側が下流側になる様、筐体17に
装着し比較例2のフィルターユニットを作製した。
【0056】比較例3 図7に示すように上流側に粗塵基材16をフラットな状
態で配置し、下流側に比較例2で作製したフィルターユ
ニット15にプリーツ加工を施し、通気性基材4の通気
性不織布側が下流側になる様、筐体17に装着し比較例
3のフィルターユニットを作製した。
【0057】比較例4 実施例3で作製した濾材8を図7に示すように上流側に
粗塵基材16をフラットな状態で配置し、下流側に濾材
8にプリーツ加工を施し、通気性基材4の通気性不織布
側が下流側になる様、筐体17に装着し比較例4のフィ
ルターユニットを作製した。
【0058】以上、実施例および比較例で得られた通気
性脱臭フィルターは、以下の方法で試験を行い、その性
能を評価した。
【0059】[圧力損失の評価方法]実施例1〜3、比
較例1〜4で作製したフィルターユニットを、JIS
B9908に基づく面風速100cm/秒で測定した。
尚、値が低い程、圧力損失が良好である事を示す。
【0060】[捕集効率の評価方法]実施例1〜3、比
較例1〜4で作製したフィルターユニットを、JIS
B9908による面風速100cm/秒に於いて測定さ
れる粒径が0.3〜0.5μmの粒子の捕集効率を測定
した。尚、値が高い程、捕集効率が良好である事を示
す。
【0061】[粉落ちの評価方法]実施例1〜3、比較
例1〜4で作製したフィルターユニットを、白紙上に9
0mm×50mm:板圧:5mmの板を4枚組み合わせ
た天地無しの容器上に高さ100mmの位置から50m
m落下させ、5回繰り返し行いその時の脱落した吸着剤
の量を目視により、粉落ち無し:「○」、粉落ち多少あ
り:「△」、粉落ち多い「×」の評価を行った。
【0062】[脱臭性能1の評価方法]実施例1〜3、
比較例1〜4で作製したフィルターユニット(10mm
×10mm×20mm、25山)を、JIS B990
1のガス除去フィルター性能試験方法により、風速:
0.2m/秒の条件にて、アンモニアガスのガス除去試
験を行った。アンモニアガスの初期ガス濃度は10pp
mになるよう調整し、初期濃度(ppm)及び5分後の
濃度(ppm)をガス検知管で測定し、除去率を”数
1”により求めた。評価条件は、温・湿度調節設備の整
った室内にて20℃、40%の環境にて評価を実施し
た。尚、値が高い程、脱臭性能が良好である事を示す。
【0063】[脱臭性能2の評価方法]さらに湿度の影
響を見極めるために、脱臭結果の良かった実施例1〜3
のみ、同室内にて20℃、65%の高湿度環境に変えて
評価を実施した。
【0064】
【数1】X[%]={(C0−C1)/C0}×100 Xは除去率、C0入口濃度、C1は出口濃度を示す。
【0065】[脱臭寿命の評価方法]実施例1〜3、比
較例1〜4で作製したフィルターユニット(10mm×
10mm×20mm、25山)を、JIS B9901
に基づく装置を用いて、風速:0.2m/秒の条件に
て、アンモニアガスを使用し脱臭寿命の加速試験を行っ
た。アンモニアガスの初期ガス濃度は50ppmになる
よう調整し、初期濃度(ppm)からアンモニアガスセ
ンサーで常時監視し、25ppmを上回るまでの時間に
より、脱臭寿命を算出した。尚、評価条件としては温調
設備の整った室内にて20℃、40%の環境にて評価を
実施した。
【0066】[粉塵保持性の評価方法]実施例1〜3、
比較例1〜4で作製したフィルターユニットを、JIS
B9908の形式3;重量法(試験用ダスト;JIS
8種使用)による面風速100cm/秒で測定した。フ
ィルター寿命は初期圧力損失の2倍になるまで行い、そ
の時のダスト保持容量によりフィルターの寿命を算出し
た。尚、ダストの保持容量が大きければフィルターの寿
命が長いことを示す。
【0067】以上の評価結果を”表1”にまとめた。
【0068】
【表1】
【0069】実施例1〜3のフィルターユニットは、何
れの評価項目についても良好な結果を示した。粉落ちに
関しては、従来最上流側のみに設置することが一般的で
あった粗塵基材12を少なくとも最下流側に設置するこ
とにより、粉落ちが飛躍的に改良された。また、フィル
ター寿命が明らかに延びる相乗効果が見られた。
【0070】さらに、実施例1〜3の図1〜図3に示す
ような構成にすることにより、比較例の図4、5の構成
よりも濾材上流側からの粉落ちが無く良好であった。特
に図5の従来の濾材ではプリーツ加工時に山部の割れが
発生し、粉落ちがあり、捕集効率も極端に低下した。
【0071】さらに、本発明の第1の発明である図1に
示すような構成にすることにより、撥水効果が生じ若干
の脱臭性向上が見られた。
【0072】さらに、本発明の第2の発明である図2に
示すような構成にすることにより、除塵濾材2とエチレ
ン酢酸ビニール樹脂粉体の接着性が良いことから、エチ
レン酢酸ビニール樹脂粉体の量を減らすことが可能とな
り圧力損失を下げることが出来た。
【0073】さらに、本発明の第3の発明は、図3に示
すように撥水性で通気性の基材9を使用することによ
り、高湿域での使用が可能となり、脱臭寿命を延ばすこ
とが出来た。
【0074】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のフィルター
ユニットは、JIS B9908に基づき風速5.3c
m/秒に於いて測定される粒径が0.3〜0.5μmの
粒子の捕集効率が99%以上で、圧力損失上昇に至るま
での粉塵保持容量が大きく、脱臭性に優れかつ脱臭性の
寿命が長く、吸着剤の粉塵の脱落が著しく少ない。さら
に高湿環境での使用が可能で、長期に亘って安定して使
用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明に係わる濾材1の断面図で
ある。
【図2】本発明の第2の発明に係わる濾材6の断面図で
ある。
【図3】本発明の第3の発明に係わる濾材8の断面図で
ある。
【図4】従来の濾材構成を示す断面図である。
【図5】従来の濾材構成を示す断面図である。
【図6】本発明の濾材1、6、8と粗塵基材12の使用
例を示す断面図である。
【図7】従来の濾材使用例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 第1の発明であるフィルターユニットで用いる濾材 2 除塵濾材 3 通気性基材 4 通気性基材 5 吸着剤 6 第2の発明であるフィルターユニットで用いる濾材 7 親水性で通気性の基材 8 第3の発明であるフィルターユニットで用いる濾材 9 撥水性で通気性の基材 10 従来の濾材構成 11 従来の濾材構成 12 下流側に配置した粗塵基材 13 空気の流れ方向を表す 14 上流側に配置したプリーツ加工を施した濾材1、
2、3または従来の濾材 15 下流側に配置したプリーツ加工を施した濾材1、
2、3または従来の濾材 16 上流側に配置した粗塵基材 17 筐体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側からJIS B9908に基づき
    風速5.3cm/秒に於いて測定される粒径0.3〜
    0.5μmの粒子の捕集効率が99%以上である除塵濾
    材2、通気性基材3、吸着剤5、通気性基材4の順に積
    層されてなる濾材1を上流側に配置し下流側に粗塵基材
    12を配置してなるフィルターユニット。
  2. 【請求項2】 上流側から親水性で通気性の基材7、除
    塵濾材2、吸着剤5、通気性基材4の順に積層されてな
    る濾材6を上流側に配置し下流側に粗塵基材12を配置
    してなるフィルターユニット。
  3. 【請求項3】 上流側から撥水性で通気性の基材9、除
    塵濾材2、吸着剤5、通気性基材4の順に積層されてな
    る濾材8を上流側に配置し下流側に粗塵基材12を配置
    してなるフィルターユニット。
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