JP2009000213A - 脱臭シートの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱圧着に起因した不具合を解消することができる脱臭シートの製造方法を提供する。
【解決手段】タンク12に収容された消臭・脱臭剤21とバインダー22とからなる散布剤13を基材シート11上に均一に散布し、基材シート11上に散布されたバインダー22を加熱ヒーター41で加熱して溶融する。溶融状態のバインダー22によって消臭・脱臭剤21が固着された基材シート11上に被覆シート31を重ねて積層し、バインダー22及び消臭・脱臭剤21を挟んだ基材シート11と被覆シート31とを圧着ローラ51で圧着する。これにより、基材シート11と被覆シート31間に、バインダー22によって消臭・脱臭剤21が挟まれた状態で坦持された脱臭シート1を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消臭・脱臭剤を坦持した脱臭シートの製造方法に関する。
従来、消臭剤を坦持した脱臭シートが用いられており、この脱臭シートを製造する際には、図4に示す手順の製造方法が知られている(例えば、特許文献1)。
この脱臭シートを製造する際には、基材シート801の一面に、熱可塑性のバインダーと消臭剤とが混合された混合剤802を散布する。そして、この混合剤802が散布された前記基材シート801の一面を被覆シート803で覆うとともに、前記基材シート801上に前記被覆シート803が積層された状態でローラ804,804で熱圧着で接合して脱臭シート805を形成していた。
特開昭61−119269号公報
しかしながら、このような従来の脱臭シート805の製造方法にあっては、前記基材シート801と前記被覆シート803の両者を耐熱性の素材で構成しなければならず、素材の選択幅が制限されるという問題があった。
また、熱圧着する際には、高い熱を加える必要があり、前記基材シート801及び前記被覆シート803には、より高い耐熱性が要求される。
さらに、熱圧着する際には、各シート801,803が樹脂化する恐れがある。この場合、風合いが損なわれたり、通気性が悪化する恐れがあった。
また、脱臭シートに防虫機能や芳香機能等の他の機能を併せ持った脱臭シートとする場合、予め基材シート又は被覆シートに防虫剤や香料等の機能性薬剤を含浸させると、熱圧着の際に薬剤が揮散、変質、分解等してしまう虞があり、有効に機能を発揮することができない。また、脱臭シートに加工した後、機能性薬剤を含浸させることは、機能性薬剤が脱臭消臭剤に吸着されてしまい、機能性薬剤が無駄になり機能性薬剤が十分に機能しないばかりか、消臭脱臭剤の消臭脱臭機能も有効に機能しなくなってしまうといった問題も生ずる。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、熱圧着に起因した不具合を解消することができる脱臭シートの製造方法を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の脱臭シートの製造方法にあっては、基材シートにバインダーと消臭・脱臭剤とを散布した後に、加熱ヒーターで加熱して前記バインダーを溶融するとともに、この基材シートに被覆シートを積層し、前記バインダー及び前記消臭・脱臭剤を挟んだ前記被覆シートと前記基材シートとを圧着する。
すなわち、脱臭シートを製造する際には、基材シートにバインダーと消臭・脱臭剤とを散布した後、前記バインダーと前記消臭・脱臭剤とが散布された前記基材シートを加熱ヒータで加熱することで、前記基剤シート上の前記バインダーを溶融する。
次に、このバインダーが溶融された前記基材シートに被覆シートを積層することで、溶融したバインダーに含まれた前記消臭・脱臭剤を、前記基材シートと前記被覆シートとの間に挟み込む。そして、この挟み込まれた状態において、前記被覆シートと前記基材シートとを圧着する。
これにより、前記消臭・脱臭剤が前記バインダーによって前記基材シートと前記被覆シートとの間に挟まれて構成された脱臭シートが形成される。
このとき、前記基材シートは、前記加熱ヒータによって前記バインダーが溶融するまで加熱されるが、当該基材シートに積層される前記被覆シートは、圧着によって前記基材シートに接合される。このため、前記被覆シートは、耐熱性の素材で構成する必要がない。
そして、前記基材シート及び前記被覆シートは、溶融されたバインダーによって接合される。このため、両シートを熱圧着する場合のように、各シートが樹脂化する恐れも無い。
また、請求項2の脱臭シートの製造方法においては、前記被覆シートが機能性薬剤が含浸されたシートである。
すなわち、前記被覆シートとして、防虫剤や香料等の機能性薬剤が予め含浸されたシートを用いることによって、製造工程中で機能性薬剤が揮散、分解、変質してしまう虞がなく、また、消臭脱臭薬剤の消臭脱臭機能を損なうことなく、防虫機能や芳香機能等、他の機能を併せ持った脱臭シートを製造することができる。
以上説明したように本発明の脱臭シートの製造方法にあっては、被覆シートを圧着によって基材シートに接合するため、当該被覆シートを、耐熱性の素材で構成する必要が無い。
このため、基材シートと被覆シートとを熱圧着する製法上、両シートを高い耐熱性を有する素材で構成しなければならなかった従来と比較して、素材の選択幅を広げることができる。
また、前記基材シート及び前記被覆シートを、溶融されたバインダーによって接合するため、両シートを熱圧着する場合と比較して、接合時でのシートの樹脂化を防止することができる。これにより、シートの風合いを維持することができ、品質を高めることができる。
さらに、接合時にシートが樹脂化する従来と比較して、シートの目詰まりを防止することができ、通気性を確保することができる。これにより、坦持された消臭・脱臭剤による脱臭効果を十分に発揮することができる。
このように、本発明の脱臭シートの製造方法では、前記基材シートと前記被覆シートとの熱圧着を廃止することができ、この熱圧着に起因して発生し得る不具合を解消することができる。
そして、請求項2の脱臭シートの製造方法においては、製造過程にて加熱されない被覆シートとして、防虫剤や香料等の機能性薬剤が予め含浸されたシートを用いることにより、製造工程中において、熱に起因した機能性薬剤の揮散や分解や変質を防止することができる。
また、消臭脱臭薬剤の消臭脱臭機能を損なうことなく、防虫機能や芳香機能等、他の機能を併せ持った脱臭シートを製造することができる。
以下、本発明の一の実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる脱臭シート1の製造方法を示す説明図である。
すなわち、この脱臭シート1を製造する際には、散布工程S1において、ロール状に巻き取られた基材シート11を引き出すとともに、当該基材シート11を一定速度で下流に送りつつ、タンク12に収容された散布剤13を、前記基材シート11上の全域又は任意の場所(例えば筋状)に散布する。
ここで、前記散布剤13は、図2に示すように、前記脱臭シート1に坦持される消臭・脱臭剤21,・・・と、バインダー22とが予め混合さた混合剤によって構成されている。
前記基材シート11は、通気性を有する紙、織布、不織布等であり、不織布等を構成する繊維の材質としては、耐熱温度が前記バインダー22の溶融温度より高い温度を有する繊維を使用する必要がある。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、アクリル酸、レーヨン、パルプ等の一種若しくは二種以上を混合して用いることができるが、これらの内、耐熱温度が高いポリエステル、ポリアミド、レーヨン、パルプ等を用いることが好ましい。
この基材シート11の製造方法としては、従来公知の不織布の製造方法、例えば、スパンボンド、ウォーターニードル、エアレイド、ウェットレイド等の方法により製造することができる。
前記バインダー22は、前記基材シート11と前記消臭・脱臭剤21,・・・又は被覆シート31を接着することができれば特に限定されないが、本実施の形態では、熱可塑性のバインダー22を用いる。このようなバインダー22としては、エチレン−ビニルアセテート、直鎖低密度ポリエチレンポリエステル、ナイロン等が挙げられ、これらの一種若しくは二種以上を混合して用いることができる。
また、前記消臭・脱臭剤21,・・・としては、従来公知の消臭・脱臭剤を用いることができる。具体的には、活性炭、アルミノケイ酸亜鉛、光触媒酸化チタン、シリカゲル、活性アルミナ、ゼオライト、セラミックが挙げられ、これらの一種若しくは二種以上を混合して用いることができる。
そして、図1に示したように、バインダー溶融工程S2において、前記散布剤13が散布された前記基材シート11を、一定速度で加熱ヒーター41内を通過させ、当該加熱ヒーター41の熱によって熱可塑性の前記バインダー22を加熱して溶融する。これにより、図2に示したように、前記基材シート11上に散布された粒状の消臭・脱臭剤21,・・・を、溶融したバインダー22によって前記基材シート11に貼着する。
次に、図1に示したように、被覆シート積層工程S3において、ロール状に巻き取られた前記被覆シート31を引き出し、溶融状態のバインダー22によって前記消臭・脱臭剤21,・・・が固着された前記基材シート11上に当該被覆シート31を重ねて積層する。
前記被覆シート31は、通気性を有する紙、織布、不織布等であり、不織布等を構成する繊維の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、アクリル酸、レーヨン、パルプ等の一種若しくは二種以上を混合して用いることができる。
この被覆シート31の製造方法としては、前記基材シート11の製造方法と同様、従来公知の不織布の製造方法、例えば、スパンボンド、ウォーターニードル、エアレイド、ウェットレイド等の方法により製造することができる。
また、前記被覆シート31には、他の機能性薬剤を含浸させることができる。他の機能性薬剤としては、例えば、防虫剤、殺虫剤、香料、防カビ剤、抗菌剤、他の消臭剤等の一種若しくは二種以上を混合して用いることができる。
前記防虫剤、殺虫剤としては、パラジクロロベンゼン、ナフタリン、樟脳やピレトリン、アレスリン、レスメトリン、フタルスリン、フラメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、プラレトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、デカメスリン、フェンバレート、シフルトリン、シハロトリン、エトフェンプロックス、トラロメスリン、エムペントリン、テフラメトリン、テラレトリン、トランスフルスリン、エミネンス、プロフルトリン等のピレスロイド系防虫剤、エトフェンプロックス、N,N−ジメチル−m−トルアミド等が挙げられ、これらの一種若しくは二種以上を混合して用いることもできる。これらの内、25℃における蒸気圧が10−4mmHg未満の防虫剤を用いることが好ましい。
また、前記香料としては、植物性香料、動物性香料、合成香料若しくはこれらを調合した調合香料を用いることができる。
さらに、防カビ剤、抗菌剤としては、チモール、α−ブロムシンナミックアルデヒド、パラクロロメタキシレノール、オルトフェニルフェノール、3−ヨード−2−プロピルブチルカーバメート、N−(フルオロジクロロメチルチオ)−フタルイミド、N−ジクロロフルオロメチルチオ−N’,N’−ジメチル−N−フェニルスルファミド等の一種若しくは二種以上を混合して用いることができる。
他の消臭剤としては、植物抽出物、フラボノイド等が挙げられる。
これらの機能性薬剤を含浸させる方法は、上記機能性薬剤をそそまま、若しくは、樹脂、バインダー、溶剤等に溶解後、印刷、含浸、浸漬、スプレー塗布、滴下等、従来公知の方法で行うことができる。
そして、圧着工程S4において、前記消臭・脱臭剤21,・・・及び前記バインダー22を挟んだ前記基材シート1と前記被覆シート31とを、圧着ローラ51,51間に通し、両圧着ローラ51,51からの圧力を両面から加えることによって圧着する。
これにより、前記基材シート11と前記被覆シート31との間に、前記バインダー22によって前記消臭・脱臭剤21,・・・が挟まれた状態で坦持された前記脱臭シート1が形成され、この脱臭シート1を巻き取りローラ61によって巻き取る。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前述した製造方法で製造される前記脱臭シート1の前記基材シート11は、散布されたバインダー22が溶融するまで加熱ヒーター41で加熱されるが、当該基材シート11に積層される前記被覆シート31は、圧着によって前記基材シート11に接合される。このため、当該被覆シート31は、加熱されず、耐熱性の素材で構成する必要がなくなる。
このため、基材シート11と被覆シート31とを熱圧着する製法上、両シート11,31を高い耐熱性を有する素材で構成しなければならなかった従来と比較して、素材の選択幅を広げることができる。
そして、前記基材シート11と前記被覆シート31とを、溶融された前記バインダー22によって接合することができる。このため、両シート11,31を熱圧着する場合のように、各シート11,31が樹脂化して、例えば硬化する等の恐れも無い。これにより、両シート11,31の風合いを維持することができ、製造された脱臭シート1の品質を高めることができる。
さらに、接合時に各シート11,31が樹脂化してしまう従来と比較して、各シート11,31の目詰まりを防止することができ、通気性を確保することができる。これにより、坦持された消臭・脱臭剤21,・・・による脱臭効果を十分に発揮することができる。
このように、本実施の形態の脱臭シート1の製造方法にあっては、前記基材シート11と前記被覆シート31との熱圧着を廃止することができる。これにより、この熱圧着に起因して発生し得る不具合を解消することができる。
また、防虫剤や香料等の機能性薬剤を予め含浸させた被覆シート31を用いた場合であっても、製造工程中で前記機能性薬剤が揮散、分解、変質してしまう虞がなく、また、消臭脱臭薬剤の消臭脱臭機能を損なうことなく、防虫機能や芳香機能等の機能を併せ持った脱臭シート1を製造することができる。
以上のように作成した脱臭シート1は、そのまま、任意の大きさに裁断して、台所、たんすの引き出し、衣装ケース、食器棚等に設置したり、袋状、洋服カバー、巾着等の形状にすることもできる。また、空気清浄機や換気扇、エアダクト等のフィルターとしても利用できる物である。
図3は、その応用例を示す図であり、前記脱臭シート1を用いた衣類カバー101が示されている。
この衣類カバー101は、ハンガー111に掛けた衣類112を覆って保管する際に使用するものであり、保管中に衣類112を害虫から保護するとともに、当該衣類112に付いた臭いを消臭できるように構成されている。
この衣類カバー101のカバー本体121は、図3の(b)にも示すように、当該カバー本体121で衣類112を覆った状態で、該衣類112の正面側を覆う正面部122と、前記衣類112の背面側を覆う背面部123と、前記衣類112の側面側を覆う襠部124,124とによって袋状に形成されている。
前記正面部122は、消臭素材からなる前述した脱臭シート1で構成されており、前記背面部123は、防虫素材からなる防虫シート131で構成されている。これにより、前記カバー本体121の異なる部位である前記正面部122と前記背面部123とは、異なる素材で構成されている。
前記背面部123を構成する前記防虫シート131は、長方形状に形成されており、その上縁は、左縁及び右縁より当該防虫シート131の中心部へ向かうに従って上方に傾斜した後、上方へ延出するように形成されている。これにより、この防虫シート131の上端部は、中央部が上方へ突出した山形に形成されている。そして、この防虫シート131の左右の側縁には、透明フィルム132,132が上端から下端までの全域に渡って接合されている。
前記正面部122を構成する前記脱臭シート1は、前記防虫シート131より横幅の狭い長方形状に形成されており、その上縁は、左縁及び右縁より当該脱臭シート1の中心部へ向かうに従って上方に傾斜した後、上方へ延出するように形成されている。これにより、この脱臭シート1の上端部も、中央部が上方へ突出した山形に形成されている。
山形に形成された前記防虫シート131上縁は、図3の(a)に示したように、左右の傾斜部分が前記脱臭シート1上縁の傾斜部分に接合されており、前記カバー本体121の上縁には、左側縁及び右側縁より当該カバー本体121の中心へ向かうに従って上方に傾斜した傾斜部141,141が形成されている。前記防虫シート131は、上縁において上方へ延出した延出部分の縁部が、前記脱臭シート1上縁において上方へ延出した延出部分の縁部に接合されており、前記カバー本体121の上縁には、前記両傾斜部141,141より上方へ延出した上方延出部142,142が形成されている。
そして、前記カバー本体121の上縁中央部には、前記両上方延出部142,142を結ぶ水平部151が形成されており、この水平部151を構成する前記脱臭シート1の縁部及び前記防虫シート131の縁部は、接合されておらず、上方へ向けて開口した挿通部152が形成されている。これにより、当該カバー本体121に収容された前記ハンガー111のフック153を前記挿通部152から延出できるように構成されており、当該カバー本体121で覆われた衣類112をハンガー111に掛けた状態で、クローゼットやオープン収納ハンガーのパイプなどに吊り下げて保管できるように構成されている。
前記防虫シート131の側縁に接合された前記各透明フィルム132,132は、正面側へ折り返されており、前記防虫シート131の側縁と前記各透明フィルム132,132が接合された接合部161,161は、当該カバー本体121の内側へ向けて谷折りされている。この谷折り状態において、各透明フィルム132,132の上縁と前記防虫シート131,131の上縁とが接合されており、前記カバー本体121には、収容した衣類112の厚み方向に展開して該衣類112の側面側を覆う前記襠部124,124が形成されている。
この襠部124,124は、前記接合部161,161より正面側の部分が前記透明フィルム132,132で構成されており、上下に延在する襠部124,124には、その長さ方向に延設された前記透明フィルム132,132によって覗き窓171,171が形成されている。
前記脱臭シート1の幅寸法は、正面側に折り返された前記透明フィルム132,132の側縁部に重なる長さに設定されており、当該脱臭シート1は、重なった状態で各透明フィルム132,132の外側に配置されるように構成されている。前記脱臭シート1の側縁と前記透明フィルム132,132とは、接合されており、当該カバー本体121の下部開口部から衣類112を出し入れできるように構成されている。
これにより、前記脱臭シート1と前記防虫シート131とで異なる部位を構成するによって、前記脱臭シート1による消臭脱臭機能を損なうことなく、前記防虫シート131による防虫機能を得ることができる。
本発明の一実施の形態の脱臭シートの製造方法を示す説明図である。 同実施の形態の脱臭シートを要部を示す拡大図である。 同実施の形態の衣類カバーを示す図で、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 従来の脱臭シートの製造方法を示す説明図である。
符号の説明
1 脱臭シート
11 基材シート
21 消臭・脱臭剤
22 バインダー
31 被覆シート
41 加熱ヒーター
51 圧着ローラ
101 衣類カバー

Claims (2)

  1. 基材シートにバインダーと消臭・脱臭剤とを散布した後に、加熱ヒーターで加熱して前記バインダーを溶融するとともに、この基材シートに被覆シートを積層し、前記バインダー及び前記消臭・脱臭剤を挟んだ前記被覆シートと前記基材シートとを圧着することを特徴とした脱臭シートの製造方法。
  2. 前記被覆シートが機能性薬剤が含浸されたシートであることを特徴とした請求項1記載の脱臭シートの製造方法。
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