JP2003319482A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
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- JP2003319482A JP2003319482A JP2002123979A JP2002123979A JP2003319482A JP 2003319482 A JP2003319482 A JP 2003319482A JP 2002123979 A JP2002123979 A JP 2002123979A JP 2002123979 A JP2002123979 A JP 2002123979A JP 2003319482 A JP2003319482 A JP 2003319482A
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Abstract
供することを目的とする。 【解決手段】 この目的を達成するために本発明は、磁
気回路4と、この磁気回路4に設けた磁気ギャップ5に
その一端部を可動自在に配置したボイスコイル8と、こ
のボイスコイル8の他端部に結合されたダイアフラム7
と、このダイアフラム7の周縁部と前記磁気回路4とを
連結するフレーム6と、少なくとも前記ダイアフラム7
の表面を覆うように設けたプロテクタ9とを備え、前記
プロテクタ9は複数の多孔体9a,9bを重ねてなるス
ピーカとするものである。
Description
び情報通信機器等に用いられるスピーカに関するもので
あり、さらに言えば、その構造に関するものである。
図13を用いて説明する。
図、図11,図13は同上面図である。
るスピーカである。すなわち、凹形状を有するヨーク3
の凹部の表面に着磁されたマグネット1を、このマグネ
ット1の表面に上部プレート2をそれぞれ設けて磁気回
路4を構成している。前記ヨーク3の外周囲面にはフレ
ーム6が、このフレーム6の周縁部にはダイアフラム7
がそれぞれ設けられている。このダイアフラム7にはボ
イスコイル8が設けられ、このボイスコイル8は前記磁
気回路4の磁気ギャップ5にはめ込まれている。そして
前記ダイアフラム7を覆うようにプロテクタ20が設け
られ、このプロテクタ20には、スピーカとして最適な
音響負荷を得ることができるように孔21が設けられて
いる。
呼ばれるスピーカである。すなわち、凸部を有する下部
プレート14の前記凸部を囲むようにして着磁されたマ
グネット1を配し、前記マグネット1を上部プレート2
と下部プレート14で挟着して磁気回路4を構成してい
る。前記上部プレート2にはフレーム6を、前記フレー
ム6の周縁部にはダイアフラム7を設けている。前記ダ
イアフラム7に設けられたボイスコイル8は前記磁気回
路4の磁気ギャップ5にはめ込まれている。そして、前
記ダイアフラム7を覆うようにプロテクタ20が設けら
れ、このプロテクタ20には孔21が設けられている。
数多くの部品より構成されているため各部品の誤差の累
積により各々のスピーカにおいて音響特性にばらつきが
発生してしまうという問題があった。
スピーカを提供することを目的とする。
に本発明の請求項1に記載の発明は、磁気回路と、この
磁気回路に設けた磁気ギャップにその一端部を可動自在
に配置したボイスコイルと、このボイスコイルの他端部
に結合されたダイアフラムと、このダイアラムの周縁部
と前記磁気回路とを連結するフレームと、少なくとも前
記ダイアフラムの表面を覆うように設けたプロテクタと
を備え、前記プロテクタは複数の多孔体を重ねてなるス
ピーカであり、この構成により音響特性のばらつきを低
減することができるという作用効果を奏する。
を重ねたものとすることにより偏った音響負荷値を与え
ることができ、これによりローリングを打ち消してギャ
ップ不良を低減することができる。その結果、音響特性
のばらつきを低減することができるという作用効果を奏
する。
クタは二つの多孔体を重ねてなり、外側の多孔体の面積
は内側の多孔体の面積の25〜50%である請求項1に
記載のスピーカであり、この構成により音響特性のばら
つきを低減することができるという作用効果を奏する。
の多孔体の表面に突起を設けた請求項1に記載のスピー
カであり、この突起を設けることにより製造工程におい
て軸を中心として多孔体を容易に回転させることがで
き、その結果、音響負荷の微調整を容易に行うことがで
きるという作用効果を奏する。
ムに最外側の多孔体を固定する留め具を設けた請求項1
に記載のスピーカであり、この留め具により音響負荷の
微調整を行った後の多孔体を固定することができるとい
う作用効果を奏する。
クタの中心部に複数の多孔体を貫くように軸を設けた請
求項1に記載のスピーカであり、この軸を設けることに
より製造工程において軸を中心として多孔体を容易に回
転させることができ、その結果、音響負荷の微調整を容
易に行うことができるという作用効果を奏する。
クタは二つの多孔体を重ねてなり、外側の多孔体の面積
は内側の多孔体の面積の25〜50%である請求項5に
記載のスピーカであり、請求項2と同様の作用効果を奏
する。
の多孔体の表面に突起を設けた請求項5に記載のスピー
カであり、請求項3と同様の作用効果を奏する。
ムに最外側の多孔体を固定する留め具を設けた請求項5
に記載のスピーカであり、請求項4と同様の効果を奏す
る。
実施の形態および図面を用いて説明する。なお、従来の
スピーカと同一部分には同一番号を付して説明を省略す
る。
1〜図3を用いて請求項1に記載の発明について説明す
る。
面図、図2は同上面図である。
多孔体9bを重ねてなり、外側に第二の多孔体9bを、
その内側に第一の多孔体9aを配している。第一の孔1
0aと第二の孔10bは、大きさを変えており、第二の
孔10bの方を大きくしている。また、第一の孔10
a,第二の孔10bの配置としてはそれぞれ放射状に配
し、第一の孔10aの上に第二の孔10bが位置するよ
うにした。
いう点のみである。すなわち、図1は内磁型、図3は外
磁型である。本発明の特徴はプロテクタ9にあり、スピ
ーカの形式に拘わらず同様の効果を得ることができるも
のである。
音響負荷値を与えることができ、これによりローリング
を打ち消してギャップ不良を低減することができ、その
結果、音響特性のばらつきを低減することができる。
4〜図7を用いて請求項1,3〜5,7,8に記載の発
明について説明する。
図、図5は同上面図であり、一例として内磁型のスピー
カを示した。本実施の形態2が実施の形態1と異なる点
はプロテクタ9の中心部に第一の多孔体9aと第二の多
孔体9bを貫くように軸11を設けた点であり、この軸
11を設けることにより製造工程において第二の多孔体
9bを軸11を中心に容易に回転することができ、その
結果、音響負荷の微調整を容易に行うことができる。
る方法として上記方法以外に、図6に示すように第二の
多孔体9bの表面に凸部12を設けるという方法も挙げ
られる。すなわち、この凸部12をつまむことにより第
二の多孔体9bを容易に回転させることができる。
し、組み合わせて行うことも可能である。
多孔体9bを固定する必要がある。その固定方法として
は図7に示すようにフレームに留め具13を設ける方法
が挙げられる。例えば、この留め具13の多孔体9bに
接する部位(図7A)を鋸形状にすることにより第二の
多孔体9bに食い込ませ、この多孔体9bの固定を確実
にすることができる。
化性樹脂や硬化に比較的時間が必要な接着剤を用いる方
法も挙げられる。例えば第一および第二の多孔体9a,
9bの周縁部の接面(図7B)に熱硬化性樹脂もしくは
接着剤を塗布し、音響負荷の微調整後に熱硬化性樹脂も
しくは接着剤の硬化温度にて多孔体9a,9bを固定さ
せる。その際プロテクタ9が変形しない温度で行う必要
があるため、この温度域で硬化する熱硬化性樹脂もしく
は接着剤を選定しなければならない。上記固定方法はそ
れぞれ単独で行ってもよいし、組み合わせて行うことも
可能である。
音響負荷値を与えることができ、これによりローリング
を打ち消してギャップ不良を低減することができる。そ
の結果、音響特性のばらつきを低減することができる。
8,図9を用いて請求項2,6に記載の発明について説
明する。
ーカの上面図であり、本実施の形態3が実施の形態1と
異なる点はプロテクタ9の構成である。すなわち、プロ
テクタ9の外側の第二の多孔体9bの面積を内側の第一
の多孔体9aの面積の25〜50%としたものである。
図8は製造工程の音響負荷調整時に第二の多孔体9bを
付加したものであるが、図9に示すように実施の形態2
で示した軸11を設けて構成してもよい。
は実施の形態2と同様の方法を用いることができる。
荷値を与えることができ、これによりローリングを打ち
消してギャップ不良を低減することができ、その結果、
音響特性のばらつきを低減することができる。
孔体9a,9bとして第一および第二の孔10a,10
bの配置が放射状のものを用いたがこれに限定されるも
のではなく様々な配置のものを用いることできる。
の形状として円形のものを用いたがこれに限定されるも
のではない。
して二つの多孔体9a,9bを用いたが、これに限定さ
れるものではなく、三つ以上の多孔体を用いてもよい。
の磁気回路に設けた磁気ギャップにその一端部を可動自
在に配置したボイスコイルと、このボイスコイルの他端
部に結合されたダイアフラムと、このダイアフラムの周
縁部と前記磁気回路とを連結するフレームと、少なくと
も前記ダイアフラムの表面を覆うように設けたプロテク
タとを備え、前記プロテクタは複数の多孔体を重ねてな
るスピーカであり、この構成により音響特性のばらつき
を低減することができるという作用効果を奏する。
を重ねたものにすることにより偏った音響負荷値を与え
ることができ、これによりローリングを打ち消してギャ
ップ不良を低減することができる。その結果、音響特性
のばらつきを低減することができるという作用効果を奏
する。
Claims (8)
- 【請求項1】 磁気回路と、この磁気回路に設けた磁気
ギャップにその一端部を可動自在に配置したボイスコイ
ルと、このボイスコイルの他端部に結合されたダイアフ
ラムと、このダイアラムの周縁部と前記磁気回路とを連
結するフレームと、少なくとも前記ダイアフラムの表面
を覆うように設けたプロテクタとを備え、前記プロテク
タは複数の多孔体を重ねてなるスピーカ。 - 【請求項2】 プロテクタは二つの多孔体を重ねてな
り、外側の多孔体の面積は内側の多孔体の面積の25〜
50%である請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項3】 最外側の多孔体の表面に突起を設けた請
求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項4】 フレームに最外側の多孔体を固定する留
め具を設けた請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項5】 プロテクタの中心部に複数の多孔体を貫
くように軸を設けた請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項6】 プロテクタは二つの多孔体を重ねてな
り、外側の多孔体の面積は内側の多孔体の面積の25〜
50%である請求項5に記載のスピーカ。 - 【請求項7】 最外側の多孔体の表面に突起を設けた請
求項5に記載のスピーカ。 - 【請求項8】 フレームに最外側の多孔体を固定する留
め具を設けた請求項5に記載のスピーカ。
Priority Applications (1)
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JP2002123979A JP4016708B2 (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | スピーカ |
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JP2002123979A JP4016708B2 (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003319482A true JP2003319482A (ja) | 2003-11-07 |
JP4016708B2 JP4016708B2 (ja) | 2007-12-05 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006166070A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ |
JP2007318467A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ |
EP3288284A1 (en) * | 2008-08-14 | 2018-02-28 | Harman International Industries, Incorporated | Phase plug and acoustic lens for direct radiating loudspeaker |
-
2002
- 2002-04-25 JP JP2002123979A patent/JP4016708B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007318467A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ |
EP3288284A1 (en) * | 2008-08-14 | 2018-02-28 | Harman International Industries, Incorporated | Phase plug and acoustic lens for direct radiating loudspeaker |
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---|---|
JP4016708B2 (ja) | 2007-12-05 |
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