JP3946047B2 - スピーカの磁気回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動電型のスピーカの磁気回路に係り、特に、軸線方向に沿う上下2か所に設けた磁気ギャップ内にボイスコイルを配置させることにより、リニアな振幅領域の拡大を図った2ギャップ1ボイスコイル構造のスピーカの磁気回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁路の途中に設けられた磁気ギャップ内にボイスコイルを配置し、このボイスコイルに信号電流(音声電流)を通電して振動させることにより振動板を駆動するようにした動電型のスピーカでは、信号電流のレベルに対してボイスコイルの振幅をリニアに変化させないと音のひずみが発生してしまうので、振動中のボイスコイルに作用する磁気ギャップ内の磁束を一定に保っておく必要がある。しかしながら、図3に示すように、軸線方向に着磁されたマグネット4の磁路が形成されるヨーク1のポールピース部2と上部プレート3とが磁気ギャップGを介して対向し、かつ上部プレート3の内周面の厚さ寸法よりも巻き幅の小さいボイスコイル5を磁気ギャップG内に配置させているスピーカの場合、ボイスコイル5を磁気ギャップGの図示上方もしくは図示下方まで変位させると、このボイスコイル5に作用する磁束が急減してしまうので、音のひずみを防止するためにはボイスコイル5の振幅領域を小さく設定しておかねばならない。つまり、音量を大きくすると音のひずみが発生してしまうという不具合があった。なお、ボイスコイル5の巻き幅を上部プレート3の内周面の厚さ寸法よりも大きくすれば、リニアな振幅領域を拡大させることは可能となるが、この場合、ボイスコイル5の重量が増加して電気音響変換効率が悪くなってしまう。
【0003】
そこで従来、図4に示すように、下部磁気ギャップG1と上部磁気ギャップG2を軸線方向にずらした2か所に設け、これら両磁気ギャップG1,G2内にボイスコイル5を配置させたスピーカが提案されている。同図に示す従来のスピーカの磁気回路は、マグネット4上に載置される上部プレート3の形状に特徴がある。すなわち、この上部プレート3にはポールピース部2と対向する内周面に環状の凹溝3aが設けてあるので、上部プレート3とポールピース部2との間には、凹溝3aの下方と上方にそれぞれ下部磁気ギャップG1と上部磁気ギャップG2が形成されている。環状のマグネット4は軸線方向に着磁されているので、このマグネット4から上部プレート3へ供給される磁束は、下部磁気ギャップG1および上部磁気ギャップG2を通過してポールピース部2へ向かい、ポールピース部2内を下降した磁束がヨーク1の底部プレート部6を経てマグネット4へ戻る。円筒状のボビン7に巻装されたボイスコイル5は、非通電時に、下部磁気ギャップG1の上部から上部磁気ギャップG2の下部に至る高さ位置に配置されている。ボビン7の図示上端部は、円錐状のコーン紙等からなる振動板8の内周部に接合されている。また、上部プレート3上にはネジ9を用いてフレーム10が固定されており、このフレーム10は変形接合部11を介して振動板8の外周部を支持していると共に、ダンパー12を介してボビン7を振動自在に支持している。
【0004】
このように構成されたスピーカでは、通電時にボイスコイル5が下部磁気ギャップG1の下方や上部磁気ギャップG2の上方へ変位したとしても、ボイスコイル5に作用する磁気回路の磁束をほぼ一定に保つことができるので、ボイスコイル5の重量を不所望に増大させなくても、リニアな振幅領域を拡大させることが可能となり、スピーカの性能向上が図れる。なお、かかる従来例に関連する技術は、例えば実開平1−65592号公報等に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示す如き磁気回路を採用したスピーカは、図3に示す如き磁気回路を採用したスピーカに比べて、効率よくリニアな振幅領域を拡大させることができるが、上部プレート3の内周部に環状の凹溝3aを形成するための切削加工がアンダーカット加工となるため、極めて煩雑な加工を伴って加工コストが増大してしまい、加工精度も出しにくいという問題があった。また、小型のスピーカであっても、軸線方向に沿う各磁気ギャップG1,G2の長さ(厚み)や両磁気ギャップG1,G2の間隔としてそれぞれ最低4mm程度は必要なので、上部プレート3の板厚は最低でも12mm以上必要であり、このことがスピーカ全体の薄型化を阻害する要因となっていた。その結果、スピーカの磁気回路の高さ寸法に制約がある場合には、厚みを抑えたマグネット4の使用を余儀なくされ、磁束量の不足から所望の性能が得にくくなるという問題も起こる。さらに、板厚が12mm以上の上部プレート3にフレーム10を確実に固定するためには複数本のネジ9が必要となるので、組立工程で複数回のネジ止め作業を行わねばならず、組立作業性が悪いという問題があった。
【0006】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、磁気回路を構成する部材に対して煩雑な加工を施さなくても軸線方向にずらした2か所に磁気ギャップを設けることができ、薄型化も促進しやすいスピーカの磁気回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、環状のマグネット上に配設されるプレートとして、内周部をプレス加工等により軸線方向へ偏肉させてなる2枚の環状プレートを積層配置し、一方の環状プレートの内周部で下部磁気ギャップを包囲し、かつ他方の環状プレートの内周部で上部磁気ギャップを包囲することとした。これにより、マグネット上のプレートに煩雑な加工を施さなくても、下部磁気ギャップおよび上部磁気ギャップを所定位置に設けることができる。また、各環状プレートからなる積層体であり、この積層体の厚さは、前記内周部よりも径方向外側の部分が前記内周部側より薄くして、前記内周部よりも径方向外側の該薄くした部分を前記マグネット上に積層させる構成としたので、内周部どうしの間に所定の間隔が確保され、一方、該内周部の径方向外側の該薄くした部分でマグネット上に積層されるので、2枚の環状プレートからなる積層体の厚みが薄くなり、磁気回路の薄型化が図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明によるスピーカの磁気回路では、軸線方向に着磁された環状のマグネットと、このマグネット上に配設されるプレートと、このプレートに対して筒状の空間を介して対向するヨークとを備え、前記空間内の軸線方向にずらした上下2か所に上部磁気ギャップと下部磁気ギャップを設けたスピーカの磁気回路において、前記プレートが、内周部を軸線方向下方へ偏肉させて内周面を前記下部磁気ギャップに対向させる第1の環状プレートと、内周部を軸線方向上方へ偏肉させて内周面を前記上部磁気ギャップに対向させる第2の環状プレートとの積層体からなり、この積層体の厚さは、前記内周部よりも径方向外側の部分が前記内周部側より薄くして、前記内周部よりも径方向外側の該薄くした部分を前記マグネット上に積層させる構成とした。
【0009】
このように構成されたスピーカの磁気回路では、マグネット上に第1の環状プレートと第2の環状プレートを積層状態で配設することによって下部磁気ギャップおよび上部磁気ギャップを設けることができ、各環状プレートには煩雑な加工を施す必要がないので、リニアな振幅領域の拡大が安価に実現できる。なお、第1および第2の環状プレートの各内周部を所定方向へ所定量だけ偏肉させる手法としては、プレス加工が好適である。また、この磁気回路では、積層体は、各環状プレートの互いに逆向きに偏肉させた内周部がそれぞれ下部磁気ギャップと上部磁気ギャップを包囲し、これら内周部どうしの間には所定の間隔が確保され、一方、これら内周部の径方向外側の該薄くした部分でマグネット上に積層されるので、マグネット上の2枚の環状プレートからなる積層体の厚みが薄くなる。それゆえ、磁気回路全体の薄型化が促進でき、マグネットを厚くして性能向上を図ることもできる。
【0010】
また、このような構成にしてあると、第1の環状プレートと第2の環状プレートの共通化が図れ、一方の天地を逆にして組み込めば他方となすことができるので、部品の種類を増やす必要がなくなって部品管理が容易となり、部品コストも低減できる。
【0011】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は本発明の第1実施例に係るスピーカの断面図であり、図4と対応する部分には同一符号が付してある。
【0012】
図1に示すスピーカの磁気回路では、マグネット4上に配設される部材が、内周部を偏肉させた第1の環状プレート31および第2の環状プレート32からなり、これら第1および第2の環状プレート31,32の内周面がそれぞれ下部磁気ギャップG1と上部磁気ギャップG2に対向させてある。
【0013】
第1の環状プレート31の内周部31aは軸線方向下方へ偏肉させてあり、この内周部31aが下部磁気ギャップG1を包囲していると共に、第1の環状プレート31のうち内周部31aよりも径方向外側の平坦部31bがマグネット4上に載置固定されている。なお、組立時におけるマグネット4と第1の環状プレート31の相互の位置合わせは、内周部31aの外縁を基準にして簡単かつ正確に行うことができる。
【0014】
第2の環状プレート32の内周部32aは軸線方向上方へ偏肉させてあり、この内周部32aが上部磁気ギャップG2を包囲していると共に、第2の環状プレート32のうち内周部32aよりも径方向外側の平坦部32bが、第1の環状プレート31の平坦部31b上に載置固定されている。ただし、これら第1および第2の環状プレート31,32は、同一部材の天地を逆にして組み込んだものであり、鉄等の磁性材からなる円環状プレートの内周部分をプレス加工により軸線方向へ所定量偏肉させることによって、平坦部31b,32bに対して段差を有する内周部31a,32aを比較的簡単に形成することができる。そして、第1および第2の環状プレート31,32を図1に示すように積層すると、内周部31aと内周部32aとの間には所定の間隔が確保されることとなる。
【0015】
上述した磁気回路において、環状のマグネット4は軸線方向に着磁されているので、このマグネット4から第1および第2の環状プレート31,32へ供給される磁束のうち、内周部31aへ進んだ磁束は下部磁気ギャップG1を通過してポールピース部2へと向かい、内周部32aへ進んだ磁束は上部磁気ギャップG2を通過してポールピース部2へと向かう。そして、ポールピース部2内を下降した磁束がヨーク1の底部プレート部6を経てマグネット4へ戻るので、閉磁路が形成されることとなる。すなわち、ポールピース部2および底部プレート部6を有するヨーク1と、第1および第2の環状プレート31,32と、マグネット4とによって磁気回路が構成されている。
【0016】
図1に示すスピーカのその他の構成について説明すると、円筒状のボビン7に巻装されたボイスコイル5は、非通電時に、下部磁気ギャップG1の上部から上部磁気ギャップG2の下部側約半分の高さに至る高さ位置に配置されている。ボビン7の図示上端部は、円錐状のコーン紙等からなる振動板8の内周部に接合されている。フレーム10は、変形接合部11を介して振動板8の外周部を支持していると共に、ダンパー12を介してボビン7を振動自在に支持している。このフレーム10は第2の環状プレート32の平坦部32b上に固定されているが、従来品のようにネジ止めされているわけではなく、内周部32aの外縁を基準にしてフレーム10を平坦部32b上に位置決めしたうえで、該外縁をかしめてフレーム10の内縁部を固定するという取付構造を採用している。したがって、フレーム10をヨーク1上に固定する際に煩雑なネジ止め作業は不要である。
【0017】
このように本実施例に係るスピーカの磁気回路は、マグネット4上に第1の環状プレート31と第2の環状プレート32を積層状態で配設することによって、ボイスコイル5が配置される下部磁気ギャップG1および上部磁気ギャップG2を所定位置に設けるというものであるが、各環状プレート31,32に対して煩雑な加工を施す必要がないので、図4に示す従来例に比べて加工コストを大幅に低減できる。また、各環状プレート31,32は同一部材の天地を逆にして組み込んだものなので、部品管理が容易となり部品コストも低減できる。しかも、フレーム10を第2の環状プレート32上にかしめ固定できてネジ止めする必要がないため、スピーカの組立コストも低減できる。したがって、本実施例では、リニアな振幅領域を拡大するために2ギャップ1ボイスコイル構造を採用しているにも拘らず、安価に製造できるという優れた利点がある。
【0018】
また、本実施例に係るスピーカの磁気回路は、第1および第2の環状プレート31,32の積層体の厚さが、内周部31a,32a側ではボイスコイル5のリニアな振幅領域を制約しない所定の寸法に設定されているが、マグネット4上に積層される平坦部31b,32b側では、内周部31aと内周部32aとの間に形成されるような間隔を設ける必要がない分だけ薄くなっているので、磁気回路全体の薄型化を容易に促進でき、例えば、マグネット4を厚くして性能向上を図ることもできる。また、第1の環状プレート31の内周部31aの下面がマグネット4の上面よりも下方に位置しているので、この点でも磁気回路全体の薄型化が図られるものとなっている。
【0019】
図2は本発明の第2実施例に係るスピーカの断面図であり、図1と対応する部分には同一符号が付してある。
【0020】
図2に示す第2実施例のように、各環状プレート31,32を、その内周部31a,32aと平坦部31b,32bとの間に傾斜部31c,32cを設けた形状に設定しておけば、内周部31a,32aを形成するためのプレス加工が極めて容易になる。この場合、前述した第1実施例のように、フレーム10を内周部32aの外縁でかしめ固定することはできないが、予め、平坦部31b,32bの片面の外周部に例えば深さ0.5mm程度の凹段部を設けておけば、両平坦部31b,32bを積層させた状態で、これら凹段部が対向して開口幅1mm程度のスリットSが形成されることになるので、このスリットS内にフレーム10の下端部を挿入して接着固定することができる。したがって、フレーム10をネジ止め固定する場合に比べて、組立作業性は良好となる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】
環状のマグネット上に配設されるプレートとして、内周部をプレス加工等により軸線方向へ偏肉させてなる2枚の環状プレートの積層体からなり、この積層体の厚さは、前記内周部よりも径方向外側の部分が前記内周部側より薄くして、前記内周部よりも径方向外側の該薄くした部分を前記マグネット上に積層配置し、一方の環状プレートの内周部で下部磁気ギャップを包囲し、かつ他方の環状プレートの内周部で上部磁気ギャップを包囲するようにしたので、マグネット上のプレートに煩雑な加工を施さなくても、下部磁気ギャップおよび上部磁気ギャップを所定位置に設けることができ、リニアな振幅領域の拡大が安価に実現できる。その際、第1の環状プレートと第2の環状プレートを共通化しておけば、部品管理が容易となり部品コストも低減できる。また、各環状プレートの偏肉させた内周部どうしの間に所定の間隔が確保され、一方、該内周部の径方向外側の該薄くした部分でマグネット上に積層されるので、マグネット上の2枚の環状プレートからなる積層体の厚みが薄くなり、磁気回路全体の薄型化を促進でき、マグネットを厚くして性能向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るスピーカの断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るスピーカの断面図である。
【図3】スピーカの磁気回路の一例を示す要部説明図である。
【図4】従来例に係るスピーカの断面図である。
【符号の説明】
1 ヨーク
2 ポールピース部
5 ボイスコイル
7 ボビン
8 振動板
10 フレーム
31 第1の環状プレート
31a,32a 内周部
31b,32b 平坦部
31c,32c 傾斜部
32 第2の環状プレート
G1 下部磁気ギャップ
G2 上部磁気ギャップ
S スリット
Claims (3)
- 軸線方向に着磁された環状のマグネットと、このマグネット上に配設されるプレートと、このプレートに対して筒状の空間を介して対向するヨークとを備え、前記空間内の軸線方向にずらした上下2か所に上部磁気ギャップと下部磁気ギャップを設けたスピーカの磁気回路において、
前記プレートが、内周部を軸線方向下方へ偏肉させて内周面を前記下部磁気ギャップに対向させる第1の環状プレートと、内周部を軸線方向上方へ偏肉させて内周面を前記上部磁気ギャップに対向させる第2の環状プレートとの積層体からなり、この積層体の厚さは、前記内周部よりも径方向外側の部分が前記内周部側より薄くして、前記内周部よりも径方向外側の該薄くした部分を前記マグネット上に積層させたことを特徴とするスピーカの磁気回路。 - 請求項1の記載において、前記第1の環状プレートと前記第2の環状プレートとが同一部材の天地を逆にして組み込んだものであることを特徴とするスピーカの磁気回路。
- 請求項1または2の記載において、前記第1および第2の環状プレートの各内周部がプレス加工により偏肉されたものであることを特徴とするスピーカの磁気回路。
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