JP2003339099A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JP2003339099A
JP2003339099A JP2002147403A JP2002147403A JP2003339099A JP 2003339099 A JP2003339099 A JP 2003339099A JP 2002147403 A JP2002147403 A JP 2002147403A JP 2002147403 A JP2002147403 A JP 2002147403A JP 2003339099 A JP2003339099 A JP 2003339099A
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JP
Japan
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yoke
magnetic
hole
coupled
side wall
Prior art date
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Application number
JP2002147403A
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English (en)
Inventor
Masahide Sumiyama
昌英 隅山
Hiroshi Yano
博 矢野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は各種音響機器および情報通信機器に
使用されるスピーカに関するものであり、薄型化が課題
であった。 【解決手段】 本発明のスピーカは、ヨーク23に貫通
孔23aを設けて、ダンパー29の一部を貫通孔23a
に通し、一方をフレーム26に結合し、他方はボイスコ
イル28下方を支持するように構成することで、ダンパ
ー29のヨーク23への接触を防止して薄型化を実現す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種音響機器および
情報通信機器に使用されるスピーカに関するもである。
【0002】
【従来の技術】従来のスピーカについて図5により説明
する。
【0003】図5は従来のスピーカの断面図を示したも
のである。
【0004】図5に示すごとく、着磁されたマグネット
1を上部プレート2およびヨーク3により挟み込んで内
磁型の磁気回路4を構成している。この磁気回路4のヨ
ーク3にフレーム6を結合し、このフレーム6の周縁部
にダイアフラム7を接着している。そして、このダイア
フラム7に結合されたボイスコイル8をダンパー9にて
中心保持し、上記磁気回路4の磁気ギャップ5にはまり
込むように結合していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のスピーカは、薄
型化を目的としており、薄型化を図るために、各構成部
品の振幅ストロークを小さく設計してしまうと、ボイス
コイル8が大きく振幅したときにダンパー9が磁気回路
4のヨーク3に接触して、異常音を発生するという課題
を有していた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、薄
型化を実現できる優れたスピーカを提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の構成を有する。
【0008】本発明の請求項1に記載の発明は、ヨーク
に少なくとも1箇所以上の貫通孔を設けて、ダンパーは
その一方がフレームに結合され、他方はヨークの貫通孔
を通した後ボイスコイル下方を支持するように構成した
ものである。この構成により、ボイスコイルが大きく振
幅しても、ダンパーがヨークに接触することがなくな
り、異常音の発生を防止し、薄型化を実現することがで
きる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、有底円
筒状の側壁にスリットを構成し、この側壁上部にリング
状の磁性体からなる磁極部を結合することにより貫通孔
を形成したヨークを構成したものである。この構成によ
り、ダンパーのヨークへの接触防止による薄型化が低コ
ストで実現することができる。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、円筒状
の磁性体からなる上部の磁極部と、下部のスリットを有
した磁性体からなる側壁部の下方に、プレート状の磁性
体を結合することにより貫通孔を形成したヨークを使用
して構成したものである。この構成により、ダンパーの
ヨークへの接触防止による薄型化が低コストで実現する
ことができる。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、スリッ
トまたは貫通孔を設けた側壁部のスリットまたは貫通孔
の構成範囲での側壁部の材厚が、他のヨーク材厚部より
厚くなるように設定されたヨークを使用して請求項1か
ら請求項3記載のいずれか1つに記載のスピーカを使用
して構成したものである。この構成により、スリットま
たは貫通孔を設けた側壁部を有するヨークを使用して
も、スリットまたは貫通孔の構成範囲での側壁部の材厚
を厚く設定することで、磁気飽和を防止して音圧レベル
の向上を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0013】(実施の形態1)以下、実施の形態1を用
いて、本発明の特に請求項1に記載の発明について説明
する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態1のスピーカ
の断面図を示したものである。
【0015】図1に示すごとく、着磁されたマグネット
21を、上部プレート22および縦方向の3箇所の貫通
孔23aを有したヨーク23により挟み込んで内磁型の
磁気回路24を構成している。この磁気回路24のヨー
ク23にフレーム26を結合し、このフレーム26の周
縁部にダイアフラム27を接着している。そして、この
ダイアフラム27に結合されたボイスコイル28を上記
磁気回路24の磁気ギャップ25にはまり込むように結
合している。この時、ダンパー29の外周部をフレーム
26に結合し、内周部をヨーク23の3箇所の貫通孔2
3aを通した後ボイスコイル28の下方に結合して支持
する構成としている。
【0016】この構成により、大きな入力を印加してボ
イスコイル28が大きく上下振動しても、ダンパー29
がヨーク23に接触することがなくなり、異常音の発生
を防止することができる。
【0017】また、このヨーク23の貫通孔23aは3
箇所のみならず、それ以上またはそれ以下の数で設定し
ても良い。さらに、このヨーク23の貫通孔23aに通
すダンパー29の一部についても、その数を貫通孔23
aの数量以下で自由に設定することも可能である。
【0018】さらに、当構成はダンパー29にてボイス
コイル28の下方を支持する構成としている、すなわ
ち、ボイスコイル28の線輪である駆動部の下側を支持
しているために、ダイアフラム27のエッジとダンパー
29により、ボイスコイル28の線輪を上下から支持す
ることで、ローリングを極端に小さくでき、中心保持性
能を大幅に向上することができる。
【0019】(実施の形態2)以下、実施の形態2を用
いて、本発明の特に請求項2に記載の発明について説明
する。
【0020】図2は、本発明の実施の形態2のスピーカ
の断面図を示したものである。
【0021】実施の形態1と異なる点は、ヨーク23A
の構成である。すなわち、有底円筒状の側壁23bにス
リット23cを設け、この側壁23b上部にリング状の
磁性体からなる磁極部23dを結合構成することによ
り、2体品からなる部品により貫通孔23aを形成した
ヨーク23Aとしたものである。この構成により、図1
の一体成形によりヨーク23の側壁に貫通孔23aを加
工したものと比較して、加工工程が短縮でき、低コスト
化を実現することができる。
【0022】(実施の形態3)以下、実施の形態3を用
いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明
する。
【0023】図3は、本発明の実施の形態3のスピーカ
の断面図を示したものである。
【0024】実施の形態1と異なる点は、ヨーク23B
の構成である。すなわち、円筒状の磁性体からなる上部
の磁極部23eと、下部のスリット23fを有した磁性
体からなる側壁23gの下方に、プレート状の磁性体2
3hを結合構成することにより、2体品からなる部品に
より貫通孔23aを形成したヨーク23Bを構成したも
のである。この構成により、加工工程が短縮でき、低コ
スト化を実現することができる。
【0025】(実施の形態4)以下、実施の形態4を用
いて、本発明の特に請求項4に記載の発明について説明
する。
【0026】図4は、本発明の実施の形態4のスピーカ
の断面図を示したものである。
【0027】実施の形態1と異なる点は、ヨーク23J
の構成である。すなわち、スリット23cまたは貫通孔
23aを設けた側壁部23bのスリット23cまたは貫
通孔23aの構成範囲での側壁部23bの材厚が、他の
ヨーク材厚部より厚くなるように設定されたヨーク23
Jを使用したものである。この構成により、スリット2
3cまたは貫通孔23aを設けた側壁部23bを有する
ヨーク23Jを使用しても、スリット23cまたは貫通
孔23aの構成範囲での側壁部23bの材厚を厚く設定
することで、磁気飽和を防止して音圧レベルの向上を実
現することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明のスピーカは、ヨ
ークに貫通孔を設けて、ダンパーの一部を貫通孔に通し
て、一方をフレームに結合し、他方はボイスコイル下方
を支持するようにしたものである。この構成により、ボ
イスコイルが大きく振幅しても、ダンパーがヨークに接
触することがなくなり、異常音の発生を防止し、薄型化
を実現することができる。
【0029】このように本発明は、薄型化を実現できる
優れたスピーカを提供することができ、その工業的価値
は非常に大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるスピーカの断面
【図2】本発明の実施の形態2におけるスピーカの断面
【図3】本発明の実施の形態3におけるスピーカの断面
【図4】本発明の実施の形態4におけるスピーカの断面
【図5】従来のスピーカの断面図
【符号の説明】
21 マグネット 22 上部プレート 23 ヨーク 23A ヨーク 23B ヨーク 23J ヨーク 23a 貫通孔 23b 側壁 23c スリット 23d 磁極部 23e 磁極部 23f スリット 23g 側壁 23h 磁性体 24 磁気回路 25 磁気ギャップ 26 フレーム 27 ダイアフラム 28 ボイスコイル 29 ダンパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットと、プレートと、ヨークとか
    らなる磁気回路と、この磁気回路に結合されたフレーム
    と、このフレームに結合されたダイアフラムと、このダ
    イアフラムに結合されるとともに、その一部が前記磁気
    回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、この
    ボイスコイルを前記磁気ギャップ中に支持するダンパー
    とからなるスピーカであって、前記ヨークは少なくとも
    1箇所以上の貫通孔を有し、前記ダンパーはその一方が
    前記フレームに結合され、他方は前記ヨークの貫通孔を
    通した後前記ボイスコイル下方を支持するように構成し
    たスピーカ。
  2. 【請求項2】 有底円筒状の側壁にスリットを構成し、
    この側壁上部にリング状の磁性体からなる磁極部を結合
    したヨークを使用してなる請求項1記載のスピーカ。
  3. 【請求項3】 円筒状の磁性体からなる上部の磁極部
    と、下部のスリットを有した磁性体からなる側壁部の下
    方に、プレート状の磁性体を結合したヨークを使用して
    なる請求項1記載のスピーカ。
  4. 【請求項4】 スリットまたは貫通孔を設けた側壁部の
    スリットまたは貫通孔の構成範囲での側壁部の材厚が、
    他のヨーク材厚部より厚くなるように設定されたヨーク
    を使用してなる請求項1から請求項3記載のいずれか一
    つに記載のスピーカ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007042032A2 (en) * 2005-10-07 2007-04-19 Tymphany Denmark A/S Electroacoustic transducer
JP2008211733A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Minebea Co Ltd スピーカ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007042032A2 (en) * 2005-10-07 2007-04-19 Tymphany Denmark A/S Electroacoustic transducer
WO2007042032A3 (en) * 2005-10-07 2007-06-07 Tymphany Denmark As Electroacoustic transducer
JP2008211733A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Minebea Co Ltd スピーカ

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