JP2006261962A - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トッププレートの材料を削減するとともに加工を容易にしてコストダウンを図ることができるスピーカ装置を得る。
【解決手段】スピーカ装置51において、外径側磁束印加部5は、環状を成して、磁気ギャップgに対向する磁気ギャップ対向面5fを有しており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW1、磁気ギャップ対向面5fの軸方向長さをL1としたとき、L1>W1である第1のピース5aと、環状を成して、第1のピース5aに磁気ギャップgと反対側にて磁気的に接合されており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW2、軸方向長さをL2としたとき、W2>L2である第2のピース5bとを有し、このとき、L1>L2である。
【選択図】 図1−1

Description

本発明は、磁気ギャップ内に振動可能に支持されたボイスコイルに磁束を印加する磁束印加部を有するスピーカ装置に関するものである。
所謂外磁型スピーカ装置は、装置の中央部にセンターポールを配置して、このセンターポールの周囲に同軸状に永久磁石であるリング磁石を配設して、このリング磁石上に当該リング磁石とともに磁気回路を形成するトッププレートを配設して、このトッププレートとセンターポールとの間に磁気ギャップを形成する。そしてさらにこの磁気ギャップ内に、振動板に連結するボイスコイルを軸方向に振動可能に配置しておき、トッププレートを介してボイスコイルに磁束を印加した状態で、ボイスコイルに音声信号電流を流すことにより振動板を振動させて、これにより音声を再生する。
ここで、トッププレートとセンターポールは、ボイスコイルに磁束を印加する磁束印加部を構成している。そして、この磁束印加部のうち、ボイスコイルの径方向外側に配置されたトッププレートが外径側磁束印加部を構成して、ボイスコイルの径方向内側に配置されたセンターポールが内径側磁束印加部を構成している。
このような外磁型スピーカ装置において、磁気ギャップはボイスコイルの振動方向に、少なくとも振動ストローク以上の長さだけ形成される必要がある。そのため、トッププレートはボイスコイルの振動方向(センターポールの軸方向)に所定の長さの対向面を必要とする。つまり、トッププレートは軸方向に所定の厚さを必要とする。特に、ボイスコイルの振幅ストロークの大きい低音域用のスピーカ装置においては、ボイスコイルの振動方向に長さを長くされた磁気ギャップ対向面を有する磁気回路とする必要がある。つまり、所謂長ギャップの磁気回路とする必要がある。
これに対して、トッププレートの厚みを単純に軸方向に大きくすることで、磁気ギャップ対向面を形成しようという提案がある。しかしなから、トッププレートの厚みを大きくすると、スピーカ装置の重量が増すといった問題や、磁気回路の軸方向の大きさが大きくなり、ひいては、スピーカ装置の大きさが増大するという問題もある。また、トッププレートの材料が増えコストが増大するといった問題も有る。
これらの問題を解消するために、従来、外磁型スピーカ装置のトッププレートとして、軟質磁性材料薄板からリング状部材を打ち抜き、このリング状部材の内周縁部を曲げ加工して2重とし、これにより、磁気ギャップ側の厚みを大きくされたトッププレートを得るという提案がされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−168092号公報
しかしながら、上述特許文献1で提案されているような、薄板からリング状の部材を打ち抜き、さらに、内周縁部を曲げ加工して、磁気ギャップ側の厚みの大きいトッププレートを得るという方法は、材料の削減、および装置の軽量化といった課題を解消するが、一方で技術的に難しい加工工程が増えるので、逆にコストが増大するといった未解決の課題を残している。
一方、このようなボイスコイルに磁束を印加して振動板を振るわせるタイプのスピーカ装置においては、ボイスコイルが振動する際、多くの熱を発生する。この熱は対向するトッププレートにも伝わりトッププレートを高温にする。この熱は、誤動作の原因となるばかりか、装置の耐久性を落とすので、どのように逃がすか従来からの課題とされている。特にボイスコイルに大電流が流れる低音域用のスピーカ装置や、設置スペースが小さく放熱しづらい環境に置かれる車載用のスピーカ装置にあってはとりわけ改善が求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、第1の目的は、トッププレートの材料を削減するとともに加工を容易にしてコストダウンを図ることができるスピーカ装置を得ることであり、第2の目的は、そのようなスピーカ装置において、効率よく熱を逃がすことができるスピーカ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1のスピーカ装置は、永久磁石とともに磁気回路を構成して、対向する外周面及び内周面間に磁気ギャップを形成する環状の内径側磁束印加部及び外径側磁束印加部を有して、磁気ギャップ内に軸方向に振動可能に支持されたボイスコイルに両磁束印加部を介して磁束を印加して、該ボイスコイルに接続された振動板を振動させるスピーカ装置において、内径側磁束印加部及び外径側磁束印加部の少なくともいずれか1方は、環状を成して、磁気ギャップに対向する磁気ギャップ対向面を有しており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW1、磁気ギャップ対向面の軸方向長さをL1としたとき、L1>W1である第1のピースと、環状を成して、第1のピースに磁気ギャップにて磁気的に接合されており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW2、軸方向長さをL2としたとき、W2>L2である第2のピースとを有し、L1>L2であることを特徴とする。
以下に、本発明にかかるスピーカ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。以下では、本発明のスピーカ装置の概略と特徴を実施の形態として説明し、その後にスピーカ装置に関する実施例を説明する。
[実施の形態1]
実施の形態1のスピーカ装置は、所謂外磁型のスピーカ装置である。このスピーカ装置は、まず、磁束を発生させる永久磁石としてリング磁石を有している。さらに、このリング磁石とともに磁気回路を構成する環状の内径側磁束印加部及び外径側磁束印加部として、センターポール及びトッププレートを有している。このセンターポール及びトッププレートは、対向する外周面及び内周面間に磁気ギャップを形成する。
つまり、本実施の形態のスピーカ装置においては、磁気回路は、長尺円柱状のセンターポール、このセンターポールの周囲に同軸状に配設された環状のリング磁石及び同じくセンターポールの周囲に同軸状に配設されたトッププレートを含んで構成されており、この磁気回路は、センターポールの外周面とトッププレートの内周面との間に磁気ギャップを形成する。
そして、この磁気ギャップ内にボイスコイルが配置されている。このボイスコイルは、この磁気ギャップ内にセンターポールの軸方向に振動可能に支持されている。ボイスコイルの一端には振動板が連結されている。このボイスコイルに対して、センターポール及びトッププレートは磁束を印加する。そして、このボイスコイルに音声信号電流を流すことにより振動板を振動させて音声を再生する。そして、本実施の形態のスピーカ装置においては、トッププレートが、概略円筒状を成す第1のピースと、この第1のピースの外周面から径方向に延びるように設けられた第2のピースとから構成されている。
第1のピースは、環状を成しており、磁気ギャップに対向する磁気ギャップ対向面を有しており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW1、磁気ギャップ対向面の軸方向長さをL1としたとき、L1>W1である。また、第2のピース5bは、同じく環状を成しており、第1のピースに磁気ギャップにて磁気的に接合されており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW2、軸方向長さをL2としたとき、W2>L2である。そして、第1のピース5aと第2のピース5bとの関係は、L1>L2である。
すなわち、第1のピースは、環状を成していて、L1>W1であるので、例えば、軸方向に延びる円筒形状を成している。そして、第1のピース5aの内周面は、磁気ギャップに対向する磁気ギャップ対向面となっている。一方、第2のピースは、環状を成していて、W2>L2であるので、例えば、径方向に延びる平板リング形状を成している。
つまり、本実施の形態のトッププレートは、材料を増やすことなく磁気ギャップ対向面を増やすために半径方向断面形状がT字型とされ、且つ加工を容易とするためにT字型のT字型の横棒に相当する部分と縦棒に相当する部分とで2つの部材に分割されている。本実施の形態のスピーカ装置においては、トッププレートが、このような2つの部材からなるので、材料を増やすことなく、磁気ギャップに対向する磁気ギャップ対向面を大きくすることができる。さらにリング磁石と磁気的に接合できるリング磁石対向面も大きくすることができる。また、2つのピースに分割したことにより、さらに加工が容易になりコストダウンを図ることができる。
また、本実施の形態のスピーカ装置のトッププレートにおいては、軸方向の大きさを小さくする目的で、第1のピースが、第2のピースから振動板方向に延出する部分の長さ(第1の長さ)が、振動板と反対方向に延出する部分の長さ(第2の長さ)よりも短くされている。
また、本実施の形態のスピーカ装置のトッププレートにおいては、第1のピースと第2のピースの位置決めを容易とし、且つ磁気的な接合を確実にする目的で、第1のピースおよび第2のピースは、互いに組み合って相互間の位置決めをする係合部を有している。
また、一般に、このような構成のスピーカ装置においては、ボイスコイル及びこれに対向するトッププレートに熱が発生する。そのため、本実施の形態においては、この熱を発散させるために、熱伝導性の良い材料で作製されて、トッププレートの開放側の端部に、トッププレートに熱的に結合する放熱部材が設けられている。そして、この放熱部材は、フレームに対してトッププレートを固定する固定部材を兼ねている。
なお、「外径側磁束印加部」とは、永久磁石とともに磁気回路を構成して、内径側と外径側に対向して設けられて、相互に対向する間隙に磁気ギャップを形成して、この磁気ギャップ内に配置されたボイスコイルに磁束を印加する一対の磁性体部材のうち、外径側に配設される部材のことを指し、例えば、本実施の形態のように外磁型スピーカ装置にあってはトッププレートであり、後で述べる内磁型のスピーカ装置にあってはアウターヨークであるが、これに限定されるものではない。
また、「磁気的に接合」とは、本明細書の場合、ある部材が他の部材に対して磁束を伝達可能に接合されている状態を指して、例えば磁性を有する接着剤の層を介して接続されているような直接接触していない状態も含む。また、「開放側の端部」の「開放側」とは、本実施の形態においては、支持されてない(他の部材と接触してない)側を指して、具体的には、トッププレートの永久磁石と反対側、ヨークのボトムヨークと反対側を指す。
また、「熱的に結合」とは、ある部材が他の部材に熱伝導可能に接続している状態を指して、例えば接着剤の層を介して接続されているような直接接触していない状態も含む。また、「覆うような形状」とは、ある部材が他の部材の表面に沿って広がっている状態をいうが、両部材が接触している状態と接触してない状態の両方を含む。さらに、「熱伝導性の良い材料」とは、少なくとも空気より熱伝導性が良いものを指す。さらに、締着手段は、ボルト以外に、ねじ、ビス、リベット、釘等を指す。
[実施の形態2]
実施の形態2のスピーカ装置においては、材料を増やすことなく磁気ギャップ対向面を増やして、さらに軸方向の大きさを小さくする目的で、トッププレートが、半径方向断面形状において、概略L字型とされ、さらに加工を容易とするためにL字型の横棒に相当する部分と縦棒に相当する部分とで2つの部材に分割されている。本実施の形態のトッププレートにおいては、第1のピースが、第2のピースから振動板方向に延出する部分の長さ(第1の長さ)が、振動板と反対方向に延出する部分の長さ(第2の長さ)よりも短くされており、第2の長さは零である。そのため、磁気回路の軸方向の大きさをさらに小さくすることができ、スピーカ装置の大きさをさらに小さくすることができる。
[実施の形態3]
実施の形態3は、上述の実施の形態1の放熱部材を所謂外磁型のスピーカ装置に適用したものである。
本実施の形態のスピーカ装置は、まず、磁束を発生させる永久磁石としてセンター磁石を有している。さらに、このセンター磁石とともに磁気回路を構成する環状の内径側磁束印加部及び外径側磁束印加部としてトッププレート及びアウターヨークを有している。このトッププレート及びアウターヨークは、対向する外周面及び内周面間に磁気ギャップを形成する。
つまり、本実施の形態のスピーカ装置においては、磁気回路は、円柱状のセンター磁石、このセンター磁石に重ねて設けられた円柱状のトッププレート及びトッププレートの周囲に同軸状に配設された円筒状のアウターヨークを含んで構成されており、この磁気回路は、トッププレートの外周面とアウターヨークの内周面との間に磁気ギャップを発生する。
放熱部材は、アウターヨークの開放側の端部に設けられている。放熱部材の両者の熱的結合を高めるため、アウターヨークの端部にアウターヨークより小径のサブアウターヨークを設けて段部を形成して、この段部を覆うように放熱部材が配設されている。このような構成のスピーカ装置においては、外径側磁束印加部であるアウターヨークの開放側の端部がボイスコイルの熱を伝達されて高熱になるが、この熱を効率よく熱を逃がすことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
図1−1は本発明の実施例1にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。図1−2は図1−1のスピーカ装置のトッププレート近傍の拡大図である。図1−1および図1−2において、本実施例のスピーカ装置51は、センターポール1とボトムヨーク2とから成るヨーク3と、センターポール1の周囲に同軸状に配設された永久磁石であるリング磁石4と、同じくセンターポール1の周囲に同軸状に配設されて外径側磁束印加部を構成するトッププレート5とを有している。これらヨーク3、リング磁石4及びトッププレート5は、磁束A(図1の中央より左側の部分のみに点線にて示す)を発生させる磁気回路を形成している。そして、この磁気回路においては、外径側磁束印加部を構成するトッププレート5に対向するセンターポール1が内径側磁束印加部を構成しており、この磁気回路は、センターポール1の外周面1aとトッププレート5の内周面5cとの間に磁気ギャップgを発生させる。ここで、本実施例の構成上の特徴の1つであるトッププレート5は、第1のピース5aと第2のピース5bとの2つのピースから構成されている。この詳細は後述する。
スピーカ装置51は、さらに磁気ギャップg内に配置されたボイスコイルボビン6を有している。ボイスコイルボビン6にはボイスコイル7が巻装されている。ボイスコイルボビン6は、ダンパ部材であるスパイダ8によってフレーム9から支持され、センターポール1の軸方向に振動可能とされている。ボイスコイルボビン6には、振動板10が接続されている。トッププレート5の振動板10側には、トッププレート5を固定するとともにトッププレート5の熱を逃がす放熱部材11が配設されている。
ヨーク3は、スピーカ装置51の中央部に配設されている。このヨーク3は、鉄等の磁性体によって作製され、スピーカ装置51の中央に立設する厚肉円筒状のセンターポール1と、センターポール1の振動板10と反対側の基端部から径方向外方に広がる径方向拡張部であるボトムヨーク2とが一体的に形成されて構成されている。ボトムヨーク2の外周部の振動板10側面には、永久磁石であるリング磁石4を載置するための平坦部2aが形成されている。
ボトムヨーク2の平坦部2a上に、短尺厚肉円筒状で半径方向断面矩形のリング磁石4が、センターポール1と中心軸を一致させて載置されている。リング磁石4のさらに振動板10側にはトッププレート5が同じくセンターポール1と中心軸を一致させて載置されている。
トッププレート5は、鉄等の磁性体の板材によって作製されている。そして、トッププレート5は、軸方向に延びる円筒状の第1のピース5aと、第1のピース5aの外側に配置された中央部に大径の穴を有する円板状の第2のピース5bとから構成されている。第1のピース5aは、大径の薄肉円筒状を成し、半径方向断面形状が細長矩形で、径方向に均一な厚さを保ちながら軸方向に延びる円筒である。第2のピース5bは、薄肉平板リング状を成し、半径方向断面形状が細長矩形で、軸方向に均一な厚さを保ちながら径方向に延びる円板である。そして、図1−2に示されるように、第1のピース5aは、内周面5cに磁気ギャップgに対向する磁気ギャップ対向面5fを形成しており、半径方向断面形状において、この磁気ギャップ対向面5fの軸方向寸法L1が、径方向寸法W1より大きい断面形状を成している。一方、第2のピース5bは、半径方向断面形状において、軸方向寸法L2より径方向寸法W2が大きい断面形状を成している。
第1のピース5aと第2のピース5bとは、第1のピース5aの外周面と第2のピース5b内周面との間に塗布された図示しない接着剤にて接着されている。リング磁石4に直接載置された第2のピース5bは、接着剤でリング磁石4に接着され、その第2のピース5bに第1のピース5aが接着されている。トッププレート5のさらに振動板10側には、熱伝導性が良く且つ非磁性体の材料であるアルミニウムで作製された放熱部材11が配設されている。放熱部材11は、磁気回路を乱すことがないよう非磁性体である必要がある。
放熱部材11は、フレーム9の内側の一部が第2のピース5bの開放側端面まで延びて形成され、先端に形成された端面接触部11aが第2のピース5bの開放側端面に面接触している。この端面接触部11aには、軸方向に貫通穴が穿孔されていて、また対応する位置の第2のピース5bにはねじ穴が螺刻されており、放熱部材11はねじ穴に挿入されたボルト14を第2のピース5bに締着されて固定されている。放熱部材11は、トッププレート5の熱を放熱する放熱手段であるとともに、トッププレート5をリング磁石4上に固定する固定手段でもある。
センターポール1の外周面1aとトッププレート5の内周面5cとの間には、径方向に所定の距離離れて形成された磁気ギャップgが全周にわたって形成されている。この磁気ギャップgは、センターポール1の外周面に沿って軸線方向に延びている。つまり、磁気ギャップgは円筒状に形成されている。この磁気ギャップg内に、薄肉長尺円筒状のボイスコイルボビン6の片側端部が挿入配置されている。そして、円筒状のボイスコイルボビン6の磁気ギャップgに対応する位置の外周面にボイスコイル7が巻回されている。ボイスコイルボビン6は、ダンパ部材であるスパイダ8によってフレーム9から支持されている。これにより、ボイスコイル7は、磁気ギャップg内でセンターポール1の軸線方向に振動可能とされている。ボイスコイルボビン6の他側の端部には、所謂コーン型の振動板10の小径側端が連結されている。フレーム9は、若干テーパ状に広がる円筒状を成しており、底側縁部には、周方向等間隔にボルト13が貫通するねじ穴が螺刻されている。そして、ヨーク3を裏面から支持する固定板がボルト13にてフレーム9に固定されている。
次に、動作を説明する。リング磁石4は自らの磁力によって磁気回路内に磁束Aを発生する。この磁束Aは、センターポール1の外周面1aとトッププレート5の内周面5cとの間に磁気ギャップgを発生させる。磁束Aが発生している状態のときに、磁気ギャップg内に配置されているボイスコイル7に音声信号電流を流すとフレミングの左手の法則に従いボイスコイル7が振動する。そして、これに伴いボイスコイル7に連結した振動板10が駆動して音声が再生される。このとき、本実施例のスピーカ装置51においては、ギャップ対向面5fが軸方向に長いので、ボイスコイル7の振幅が大きくなっても問題がない。
そして、ボイスコイル7は振動して熱を発生する。この熱は対向する外径側磁束印加部であるトッププレート5に伝導してトッププレート5の温度も上昇させる。しかしながら、本実施例においては、放熱部材11がトッププレート5の熱を吸収して自らの表面から周囲に発散するとともに、フレーム9に伝導してフレーム9の表面からも周囲に発散させるので、トッププレート5の温度は所定の温度以上に上昇することがない。一方、内径側磁束印加部であるセンターポール1の熱は、ボトムヨーク2を介してフレーム9に伝導して、フレーム9の表面から周囲に発散されるので、センターポール1の温度も所定の温度以上に上昇することがない。
なお、第1のピース5aと第2のピース5bとを接合している接着剤は、例えば、高分子樹脂系接着剤に高熱伝導性材料を均一な割合で混入したものを用いることができる。ここで、高熱伝導性材料としては、炭素材料、金属材料、および金属酸化物を用いることができる。また、高分子樹脂系接着剤としては、例えば、ポリイミド樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂等の接着剤を用いることができる。
このように本実施例のスピーカ装置51においては、外径側磁束印加部を構成するトッププレート5が、第1のピース5aと第2のピース5bとに分割されており、第1のピース5aは、環状を成して、磁気ギャップgに対向する磁気ギャップ対向面5fを有しており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW1、磁気ギャップ対向面5fの軸方向長さをL1としたとき、L1>W1である。一方、第2のピース5bは、環状を成して、第1のピース5aに磁気ギャップgと反対側にて磁気的に接合されており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW2、軸方向長さをL2としたとき、W2>L2である。そして、第1のピース5aと第2のピース5bとの関係が、L1>L2であるので、材料を増やすことなく、磁気ギャップに対向する磁気ギャップ対向面を大きくすることができる。さらにリング磁石4と磁気的に接合することができるリング磁石対向面も大きくすることができる。また、2つのピースに分割したことにより、さらに加工が容易になりコストダウンを図ることができる。
また、第1のピース5aは、軸方向に延びる円筒状を成しており、第2のピース5bは、径方向に延びる円板状を成しているので、加工がさらに容易でさらにコストダウンを図ることができる。
さらに、本実施例のスピーカ装置51においては、熱伝導性の良い材料で作製されて、第2のピース5bに熱的に結合する放熱部材を有する。そのため、熱を溜める熱容量が放熱部材11の体積だけ増すとともに、放熱部材11は内部に溜めた熱を非常に速く伝導するので、放熱部材11はトッププレート5の熱を逐次吸収して他の場所へ移動させるとともに自らの表面から周囲に発散する。そのため、トッププレート5の熱は、放熱部材11を介して、トッププレート5の周囲から効率よく周囲に発散される。これにより、トッププレート5の温度上昇を抑制することができ、誤動作を削減することができる。また、装置の耐久性が向上する。
また、この放熱部材11は、フレーム9から支持され、第2のピース5bを永久磁石であるリング磁石4に固定する固定部材でもある。そのため、別に固定部材を設ける必要がなく、部品点数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
さらにまた、本実施例のスピーカ装置51においては、センターポール1と一体に基端部から径方向に広がって形成されたボトムヨーク2が、フレーム9の底面に面接触して熱的に結合している。さらには、ボトムヨーク2はボルト13によってフレーム9の底部9bに締着されて熱的に結合している。これにより、ボトムヨーク2とフレーム9とは、熱的に結合が十分にとれている。そのため、ボイスコイル7及びトッププレート5に発生した熱が、センターポール1を介してフレーム9で発散されるので、放熱効率がさらに向上する。そして、放熱の径路に関しては、放熱部材11を介して伝導する径路とセンターポール1を介して伝導する径路とで2系統にて熱が伝導されることとなり放熱能力が増大する。さらに、この2系統の径路にて伝導された熱は、同一のフレーム9から外部に発散されるので、例えば、放熱表面積を大きくして放熱効率を上げようとしたときに、フレーム9に放熱フィンを形成することにより、2系統の径路で伝導した熱の放熱性を高めることができ、コストパフォーマンスを向上させることができる。
なお、本実施例の放熱部材11は、アルミニウムで作製されているが、放熱部材11の材料は、非磁性体であり且つ熱伝導性の良いものであればよく、非磁性体アルミニウム合金や銅等でもよい。
また、放熱部材11は、表面に凹凸部やフィンを設けて表面積を拡大して、これにより放熱効率を向上させてもよい。
図2−1は本発明の実施例2にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。図2−2は図2−1のスピーカ装置のトッププレート周辺の拡大図である。図2−1および図2−2において、本実施例のスピーカ装置52のトッププレート15は、第1のピース15aと第2のピース15bとから構成されている。さらに、第1のピース15aは、径方向に均一な厚さの円筒状部15cと、この円筒状部15cの側面(外周面)から第2のピース15b側に全周にわたって突出して第2のピース15bと係合する係合部15eとから構成されている。第2のピース15bは、径方向に均一な厚さの円板状を成している。第2のピース15bの内周面と振動板10側大面積面とが形成する内周部振動板10側の断面直角となる角部は、第1のピース15aの係合部15eと係合する第2のピース15b側の係合部を構成している。両係合部は、互いに組み合って相互間の位置決めをする。そして、この角部において、第2のピース15bは、内周部の側開放側面を第1のピース15aの系合部15eの裏面に密着(軸方向に密着)させ、また、内周面を第1のピース15aの外周面に密着(径方向に密着)させている。その他の構成は、実施例1と同様である。
ここで、第1のピース15aが、第2のピース15bに対して、軸方向振動板10側に延出する第1の長さL3は、振動板10と反対側に延出する第2の長さL4よりも短くされている。これは、磁束Aを発生させている磁気回路の軸方向長さを短くし、ひいては、スピーカ装置52の軸方向長さを短くして小型化を図るものである。
なお、本実施例の第1のピース15aと第2のピース15bとは、内周部の側開放側面を第1のピース15aの系合部15eの裏面に密着(軸方向に密着)させ、また、内周面を第1のピース15aの外周面に密着(径方向に密着)させているが、一般に、円筒状の2つの部材を径方向に密着させるのは加工状難しい。そして、第1のピース15aと第2のピース15bとは、必ずしも径方向に密着する必要はない。磁気的に接合されていればよい。しかしながら、第1のピース15aと第2のピース15bとの接合面は、磁路を狭くすることがないように、磁気的に充分に大きな面をもって接合されることが理想である。そのため、本実施例のように、軸方向接触面と径方向接触面の両方の接触面が密着した状態で接合されるか、或いは、両者の間に若干の間隙が発生してしまう場合には、この間隙が磁性材料等にて埋められることが好ましい。
以上のように、本実施例のスピーカ装置52においては、第1のピース15aが、第2のピースから振動板10方向に延出する第1の長さL3は、振動板10と反対方向に延出する第2の長さL4よりも短い。そのため、磁束Aを発生させている磁気回路の軸方向長さを短くし、ひいては、スピーカ装置52の軸方向長さを短くして小型化を図ることができる。
さらに、第1のピース15aおよび第2のピース15bは、互いに組み合って相互間の位置決めをする係合部を有するので、相互の位置決めが容易となり組立工程の作業が軽減されるとともに、組立精度のよい高性能な装置とすることができる。
図3は本発明の実施例3にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。図3において、本実施例のスピーカ装置53の放熱部材21は、トッププレート15の開放側端面に接触して配設された断面概略クランク形で環状を成す端面接触部21aを有している。放熱部材21の端面接触部21aの半径方向中間部には、断面クランク状の屈曲部21cが全周にわたって形成されている。屈曲部21cの大きさ(軸方向高さ)は、屈曲部21cが、系合部15eの形成する段部を所定の押圧力で固定するように、系合部15eの高さ(軸方向厚さ)と概略同じか若干小さくされている。
放熱部材21の端面接触部21aの屈曲部21cより内径側の部分である内径部21dにおいては、系合部15eに対向する側の平面が、系合部15eの振動板10側端面に対して面と面にて接触する面接触をしている。また、放熱部材21の端面接触部21aの屈曲部21cより外径側の部分である外径部21eにおいては、第2のピース15bに対向する側の平面が第2のピース15bの主面に対して面接触をしている。
外径部21eには、周方向等間隔に全部で4個の締着手段挿入穴であるねじ穴が螺刻されている。ねじ穴は、軸線方向に貫通するように穿孔されている。そして、第2のピース15bの対向する位置にもねじ穴が螺刻されている。そして、放熱部材21は、ねじ穴に挿入された締着手段であるボルト14によって第2のピース15bに締着されている。
以上のように本実施例のスピーカ装置53においては、放熱部材21は、第1のピース15aと第2のピース15bとを相互に固定する固定部材でもあるので、別に固定部材を設ける必要がなく、部品点数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
図4は本発明の実施例4にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。図4において、本実施例のスピーカ装置54のトッププレート25は、振動板10側の開口部に外向きのフランジ部を有する大径の薄肉円筒状を成し、半径方向断面形状がL字形を成す第1のピース25aと、薄肉平板リング状を成し半径方向断面形状が細長矩形の第2のピース25bとから構成されている。
第1のピース25aのフランジ部が形成する系合部25eは、第2のピース25bの開放側端面に階段状の段部を1段形成している。そして、トッププレート25のさらに振動板10側には、熱伝導性が良く且つ非磁性体の材料であるアルミニウムで作製された放熱部材31が配設されている。放熱部材31は、磁気回路を乱すことがないよう非磁性体で作成されている。放熱部材31は、トッププレート25の開放側端面に接触して配設された断面概略クランク形で環状を成す端面接触部31aと、この端面接触部31aの外周縁部31jからフレーム9の内面に沿って下方に延びる概略円筒状のフレーム接触部31bとが一体に形成されて構成されている。放熱部材31の端面接触部31aの半径方向中間部には、断面クランク状の屈曲部31cが全周にわたって形成されている。屈曲部31cの大きさ(軸方向高さ)は、屈曲部31cがトッププレート25の開放側端面に形成された段部と合致するように、系合部25eの高さ(軸方向厚さ)と概略同じか若干小さくされている。
放熱部材31の端面接触部31aの屈曲部31cより内径側の部分である内径部31dにおいては、系合部25eに対向する側の平面が、系合部25eの振動板10側端面に対して面と面にて接触する面接触をしている。また、放熱部材31の端面接触部31aの屈曲部31cより外径側の部分である外径部31eにおいては、第2のピース25bに対向する側の平面が第2のピース25bの主面に対して面接触をしている。
外径部31eには、周方向等間隔に全部で4個の締着手段挿入穴であるねじ穴が螺刻されている。ねじ穴は、軸線方向に貫通するように穿孔されている。そして、第2のピース25bの対向する位置にもねじ穴が螺刻されている。そして、放熱部材31は、ねじ穴に挿入された締着手段であるボルト14によって第2のピース25bに締着されている。また、外径部31eとフレーム接触部31bとの間の位置に、周方向等間隔に全部で8個の通風口31gが穿孔されている。通風口31gは、円周に沿うように円弧状の長穴とされている。通風口31gは、トッププレート25、放熱部材31およびフレーム9が形成する概略閉じた空間と外部の空間との間で空気を流通させる。なお、この閉じた空間には、リング磁石4が収納されている。
フレーム接触部31bとフレーム9とは接着剤16にて固着されている。接着剤16は熱伝導性が良いものが望ましい。そして、放熱部材31の外周縁部31jからフレーム9の内面に沿って下方に延びるフレーム接触部31bの外周面31hは、接着剤16を介して、フレーム9の内周面9cと大きな面積にて面接触している。また、外周面31hの振動板10側の周縁に形成された位置決め係合部31iは、フレーム9の内周面9cに全周にわたって形成された係合段部9dと係合して、放熱部材31をフレーム9に対して所定の位置に位置決めする。
以上のように本実施例のスピーカ装置54においては、第1のピース25aの係合部25eの外径は、第2のピース15bの外径より小径とされおり、これによりトッププレート25のリング磁石4と反対側の面に段部が形成されており、放熱部材31は、半径方向中間部に全周にわたって屈曲部31cが形成され、この屈曲部31cは、第1のピース25aの係合部25eと第2のピース25bとが形成する段部に係合する。このような構成のとすることにより、放熱部材31とトッププレート25との接触面積を大きくすることができ熱的結合を高めることができるのでより良好に多くの熱を吸収することができる。そして、放熱部材31は、屈曲しながらトッププレート25の段に沿うようにトッププレート25の表面を覆おうので、少ない材料で広い面積を効率よく覆うことができ、コストダウンを図ることができる。また、屈曲部11cが段部に係合することにより第1のピース25aと第2のピース25bとの組立剛性が向上する。
また、放熱部材31は、屈曲部31cの内径側に設けられて第1のピース25aの係合部25eに面接触する内径部31dと、屈曲部31cの外径側に設けられて第2のピース25bに面接触する外径部31eとを有しており、外径部31eは接触面に交わる方向に貫通する締着手段であるボルト14によって第2のピース25bに締着されている。そのため、接触面積が確実に増大するとともに、放熱部材31の外径部31eにはボルト14による積層方向に働く締着力が作用して、外径部31eはこの締着力によって接触面を確実に第2のピース25bに密着されるので熱的な結合が高まる。また、外径部31eに屈曲部31cを介して連続する内径部31dにもこの締着力が伝達され、内径部31dの接触面も確実に第1のピース25aの系合部25eに密着するのでさらに熱的な結合が高まる。さらにまた、第1のピース25aはこの締着力により、内径部31dと第2のピース25bとの間に挟持されるので、第1のピース25aと第2のピース25bとの組立剛性はさらに向上する。尚、この締着力は、締着手段であるボルト14の締め付け加減により調節することができる。そのため、ボルト14の締め付け加減をそれぞれ変えたり、或いは、すべてのボルト14を強く締め付けてトッププレート25を強制的に放熱部材31に密着させたりすることにより、例えば、トッププレート25の変形を矯正することも可能である。
さらにまた、放熱部材31には、この放熱部材31の内側の空間と外側の空間との間で空気を流通させる通風口31gが貫通して形成されている。ここで、本実施例においては、放熱部材31がフレーム9に接触する位置まで延びているので、この放熱部材31により、リング磁石4やトッププレート25が配設された空間は、概ね閉ざされた空間となっている。しかしながら、放熱部材31に通風口31gが穿孔されているので、放熱部材31の内側と外側とで通風口31gを介して空気の対流が発生する。これにより、暖まった空気が放熱部材31の外側に抜けるので、さらに放熱を効率よく行うことができる。
また、放熱部材31の外周縁部31jは、フレーム9に熱的に結合しているので、放熱部材31は、トッププレート25から吸収した熱をフレーム9に伝導させて、フレーム9から外部に発散させる。これにより、放熱効率がさらに向上する。
さらに、放熱部材31の外周縁部31jには、フレーム9に熱的に結合しながらフレーム9の内周面に沿って広がるように延設されたフレーム接触部31bが形成されている。そのため、放熱部材31とフレーム9との間で熱を伝導するのに十分な接触面積を得ることができる。これにより、放熱部材31に熱が滞ることがなくなり、さらに熱効率が向上する。
さらにまた、フレーム9には、フレーム9内部の空間と外部の空間との間で空気を流通させる開口9eが形成されている。そのため、フレーム9内に暖まった空気が滞ることがなくなり、さらに熱効率が向上する。
また、フレーム9の内周面には、放熱部材31の外周縁部31jに係合する係合段部9dが全周にわたって連続的に形成されている。そのため、放熱部材31がフレーム9に対して所定の位置に位置決めされる。これにより、組み立て作業が容易になるほか、位置決め精度が向上して高性能の装置とすることができ、また、組立剛性がアップし耐久性が向上する。
また、放熱部材31は、第2のピース25bに形成されたねじ穴に挿入されたボルト14によって第2のピース25bに締着されているが、必ずしもボルト等の締着手段である必要はなく、接着剤によって第2のピース25bに固着されてもよい。または接着剤によって両第1,第2のピース25a,25bに固着されてもよい。或いは、ボルト14と接着剤が併用されてもよい。
図5は本発明の実施例5にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。図5において、本実施例のスピーカ装置55においては、第1のピース25aの系合部25eの外周部に斜面17が形成されている。そして、第1のピース25aの先端部に斜面18が形成されている。斜面17は、系合部25eが外形方向外方に向けて次第に厚さを薄くするようにして形成されている。また、斜面18は、第1のピース25aが、第2のピース25bから、振動板10と反対側に離れるにつれて次第に厚さを薄くするように形成されている。このようにして、第1のピース25aの系合部25eに、径方向外方に向けて次第に厚さを薄くするような断面テーパ状部が形成されている。また、第1のピース25aが、第2のピース25bに対して、軸方向振動板10と反対側に延出する延出部が、先端に向けて次第に厚さを薄くするような断面テーパ状部とされている。このような構成とすることにより、材料を削減してコストダウンを図るとともに、装置の軽量化を図ることができる。
上述の実施例1から5は、ボイスコイル7の径方向外側に永久磁石を配置した所謂外磁型のスピーカ装置であった。本実施例においては、上述の実施例1から5のトッププレートを内磁型のスピーカ装置に適用した場合の例を示す。
図6は本発明の実施例6にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。図6において、本実施例のスピーカ装置56は、磁束B(図6の中央より左側の部分のみに点線にて示す)を発生する磁気回路を有している。この磁気回路は、スピーカ装置56の中央部に設けられた永久磁石である2個のセンター磁石24と、このセンター磁石24に重ねて設けられた2つの部材からなるトッププレート35と、これらセンター磁石24とトッププレート35とを内部に収納する有底円筒状のヨーク38とから構成されている。ヨーク38は、円筒状のアウターヨーク36と底部を形成するボトムヨーク37とから構成されている。この磁気回路においては、トッププレート35が内径側磁束印加部を構成して、アウターヨーク36が外径側磁束印加部を構成している。そして、この磁気回路は、トッププレート35の外周面とアウターヨーク36の内周面31cとの間に磁気ギャップgを発生させる。
センター磁石24は、短尺厚肉円柱状を成す永久磁石であり、スピーカ装置56の中央部に2個が重ねて設けられている。センター磁石24の振動板10側に、鉄等の磁性体によって作製されたトッププレート35が、磁性を有する接着剤にて固着されている。そして、センター磁石24とトッププレート35とが、厚肉有底円筒状のヨーク38の内部に収納されている。
そして、本実施例のトッププレート35は、第1のピース35aと第2のピース35bとから構成されている。第1のピース35aは、センター磁石24の上に直接載置され、円板状を成している。一方、第2のピース35bは、振動板10側の開口部に内向きのフランジ部を有する概略薄肉円筒状を成している。内向きのフランジ部は、第1のピース35aと系合する系合部35eを構成している。
アウターヨーク36の振動板10側には、熱伝導性が良く且つ非磁性体の材料であるアルミニウムで作製された放熱部材41が配設されている。放熱部材41は、磁気回路を乱すことがないよう非磁性体で作成されている。放熱部材41は、アウターヨーク36の開放側端面に接触して設けられた薄肉リング状の端面接触部41aと、この端面接触部41aの外周縁部からフレーム9の内面に沿って下方に延びる概略円筒状のフレーム接触部41bとが一体に形成されて構成されている。
フレーム接触部41bとフレーム9とは接着剤16にて固着されている。接着剤16は熱伝導性が良いものが望ましい。そして、放熱部材41の外周縁部からフレーム9の内面に沿って下方に延びるフレーム接触部41bの外周面は、接着剤16を介して、フレーム9の内周面9cと大きな面積にて面接触している。
このような構成の内磁型のスピーカ装置56においては、外磁型のスピーカ装置と同じように、材料を増やすことなく、磁気ギャップgに対向する磁気ギャップ対向面を大きくすることができる。さらにリング磁石4と磁気的に接合することができるリング磁石対向面も大きくすることができる。また、2つのピースに分割したことにより、さらに加工が容易になりコストダウンを図ることができる。
図7は本発明の実施例7にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。図7において、本実施例のスピーカ装置57のトッププレート45は、センター磁石24の上に直接載置され円板状を成す第1のピース45aと、第1のピース45aを覆うように設けられた有底円筒状の第2のピース45bから構成されている。このような構成のスピーカ装置においても、実施例6のスピーカ装置56と概略同様な効果を得ることができる。
以上のようにこの発明にかかるスピーカ装置は、ボイスコイルの振幅ストロークの大きな低音域用のスピーカ装置に好適なものであり、特に自家用自動車等に搭載されるような小型軽量化が要求される車載用低音域スピーカ装置等に適用されて好適なものである。
本発明の実施例1にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。 図1−1のスピーカ装置のトッププレート近傍の拡大図である。 本発明の実施例2にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。 図2−1のスピーカ装置のトッププレート近傍の拡大図である。 本発明の実施例3にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。 本発明の実施例4にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。 本発明の実施例5にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。 本発明の実施例6にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。 本発明の実施例7にかかるスピーカ装置の概略の縦断面図である。
符号の説明
1 センターポール(内径側磁束印加部)
2 ボトムヨーク(径方向拡張部)
3,33 ヨーク
4,24 リング磁石(永久磁石)
5,15,25 トッププレート(外径側磁束印加部)
5a,15a,25a 第1のピース
5b,15b,25b 第2のピース
6 ボイスコイルボビン
7 ボイスコイル
9 フレーム
11,21,31,41 放熱部材(放熱部材)
14 ボルト(締着手段)
17,18 斜面
35,45 トッププレート(内径側磁束印加部)
35a,45a 第1のピース
35b,45b 第2のピース
A,B 磁束
g 磁気ギャップ
L1 第1のピースの半径方向断面における磁気ギャップ対向面の軸方向長さ
W1 第1のピースの半径方向断面の径方向長さ
L2 第2のピースの半径方向断面の軸方向長さ
W2 第2のピースの半径方向断面の径方向長さ
L3 第1のピースの振動板方向に延出する第1の長さ
L4 第1のピースの振動板と反対方向に延出する第2の長さ

Claims (20)

  1. 永久磁石とともに磁気回路を構成して、対向する外周面及び内周面間に磁気ギャップを形成する環状の内径側磁束印加部及び外径側磁束印加部を有して、前記磁気ギャップ内に軸方向に振動可能に支持されたボイスコイルに前記両磁束印加部を介して磁束を印加して、該ボイスコイルに接続された振動板を振動させるスピーカ装置において、
    前記内径側磁束印加部及び前記外径側磁束印加部の少なくともいずれか1方は、
    環状を成して、前記磁気ギャップに対向する磁気ギャップ対向面を有しており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW1、前記磁気ギャップ対向面の軸方向長さをL1としたとき、L1>W1である第1のピースと、
    環状を成して、前記第1のピースに前記磁気ギャップと反対側にて磁気的に接合されており、半径方向断面形状において、半径方向長さをW2、軸方向長さをL2としたとき、W2>L2である第2のピースとを有し、
    L1>L2である
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記第1のピースが、前記第2のピースから前記振動板方向に延出する第1の長さは、前記振動板と反対方向に延出する第2の長さよりも短い
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記第1のピースおよび前記第2のピースは、互いに組み合って相互間の位置決めをする係合部を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記第1のピースは、軸方向に延びる円筒状を成しており、
    前記第2のピースは、径方向に延びる円板状を成している
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  5. 前記第2のピースは、軸方向に均一な厚さの円板で成り、
    前記第1のピースは、径方向に均一な厚さの円筒部と該円筒部の側面から前記第2のピース側に突出して該第2のピースと係合する係合部から成る
    ことを特徴とする請求項3に記載のスピーカ装置。
  6. 前記第1のピースの前記系合部および前記第2のピースの少なくともいずれか一方は、径方向外方に向けて次第に厚さを薄くするような断面テーパ状部を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載のスピーカ装置。
  7. 前記第1のピースが、前記第2のピースに対して、軸方向前記振動板側に延出する延出部及び前記振動板と反対側に延出する延出部の少なくともいずれか一方の延出部は、先端に向けて次第に厚さを薄くするような断面テーパ状部とされている
    ことを特徴とする請求項2に記載のスピーカ装置。
  8. 熱伝導性の良い材料で作製されて、前記第1のピースおよび前記第2のピースの少なくともいずれか1方に熱的に結合する放熱部材をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  9. 前記放熱部材は、前記第1のピースと前記第2のピースとを相互に固定する固定部材でもある
    ことを特徴とする請求項8に記載のスピーカ装置。
  10. 前記磁気回路を収納するフレームをさらに有しており、
    前記放熱部材は、フレームから支持され、少なくとも前記第2のピースを前記永久磁石に固定する固定部材でもある
    ことを特徴とする請求項8に記載のスピーカ装置。
  11. 前記第1のピースの係合部の外径は、前記第2のピースの外径より小径とされおり、これにより前記外径側磁束印加部の前記永久磁石と反対側の面に段部が形成されており、
    前記放熱部材は、半径方向中間部に全周にわたって屈曲部が形成され、該屈曲部は前記第1のピースの係合部と前記第2のプレートとが形成する前記段部に係合する
    ことを特徴とする請求項3または5に記載のスピーカ装置。
  12. 前記放熱部材は、前記屈曲部の内径側に設けられて前記第1のピースの係合部に面接触する内径部と、前記屈曲部の外径側に設けられて前記第2のピースに面接触する外径部とを有しており、前記外径部は接触面に交わる方向に貫通する締着手段によって前記第2のピースに締着されている
    ことを特徴とする請求項9に記載のスピーカ装置。
  13. 前記放熱部材には、該放熱部材の内側の空間と外側の空間との間で空気を流通させる通風口が貫通して形成されている
    ことを特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記載のスピーカ装置。
  14. 前記放熱部材の外周縁部は、前記フレームに熱的に結合している
    ことを特徴とする請求項10に記載のスピーカ装置。
  15. 前記放熱部材の前記外周縁部には、前記フレームに熱的に結合しながら該フレームの内周面に沿って広がるように延設されたフレーム接触部が形成されている
    ことを特徴とする請求項14に記載のスピーカ装置。
  16. 前記フレームの内周面には、前記放熱部材の前記外周縁部に係合する係合段部が形成されている
    ことを特徴とする請求項14に記載のスピーカ装置。
  17. 前記フレームには、該フレーム内部の空間と外部の空間との間で空気を流通させる開口が形成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載のスピーカ装置。
  18. 前記磁気回路は、長尺円柱状の前記内径側磁束印加部、該内径側磁束印加部の周囲に同軸状に配設された環状の前記永久磁石及び同じく前記内径側磁束印加部の周囲に同軸状に配設された前記外径側磁束印加部を含んで構成されており、該磁気回路は、前記内径側磁束印加部の外周面と前記外径側磁束印加部の内周面との間に前記磁気ギャップを形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  19. 前記内径側磁束印加部、前記永久磁石、前記外径側磁束印加部及び前記放熱部材を収納するフレームをさらに有して、
    前記内径側磁束印加部と一体に基端部から径方向に広がって形成された径方向拡張部が、前記フレームに熱的に結合している
    ことを特徴とする請求項18に記載のスピーカ装置。
  20. 前記磁気回路は、円柱状の前記永久磁石、該永久磁石に重ねて設けられた円柱状の前記内径側磁束印加部及び該内径側磁束印加部の周囲に同軸状に配設された円筒状の前記外径側磁束印加部を含んで構成されており、該磁気回路は、前記内径側磁束印加部の外周面と前記外径側磁束印加部の内周面との間に前記磁気ギャップを発生する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
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