JP2015130569A - ラウドスピーカと、これを用いた移動体装置 - Google Patents

ラウドスピーカと、これを用いた移動体装置 Download PDF

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Takayuki Dan
孝幸 段
満裕 長谷川
Mitsuhiro Hasegawa
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Abstract

【課題】本発明は磁気回路の温度の上昇を抑制することを目的とする。
【解決手段】本発明は、この課題を解決するために、樹脂製のフレーム103と、磁気回路102と、振動板105と、ボイスコイル104と、放熱部106とを含んでいる。磁気回路102は、磁気空隙102Aと、磁石111と、ヨーク113と、ポールピース112とを含んでいる。ヨーク113は、磁石111の第1面に結合され、ポールピース112は、磁石111の第2面に結合されている。そして、放熱部106は、磁性体金属によって形成されており、放熱部106の第3端は、ヨーク113へ結合されている。この構成により、磁気回路102で発生した熱は放熱部106によって放熱できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体装置などに搭載されるラウドスピーカに関するものである。
以下、従来のラウドスピーカについて図7を参照しながら、説明する。図7は、従来のラウドスピーカ1の断面図である。ラウドスピーカ1は、磁気空隙2Aを含む磁気回路2、樹脂製のフレーム3、ボイスコイル4、振動板5を含んでいる。磁気回路2は、磁石11、ポールピース12、ヨーク13を含んでいる。磁石11の第1面と第2面には、それぞれ磁極が形成されている。なお、磁石11において、第2面は第1面の反対側に形成されている。
磁気回路2は、たとえば内磁型である。この場合、ヨーク13は、磁石11の第1面に結合されている。一方、ポールピース12は、磁石11の第2面に結合されている。なお、ヨーク13は、底部13Aと、側壁部13Bを含んでいる。側壁部13Bは、底部13Aの周縁部に形成されている。この場合、ヨーク13は、ポールピース12の側面と側壁部13Bの内面とが対向するように配置されている。この構成によって、ポールピース12の側面と側壁部13Bの内面との間に磁気空隙2Aを形成できる。
振動板5の外周は、フレーム3に連結されている。ボイスコイル4の第1端は、振動板5に結合されている。一方、ボイスコイル4の第2端は、磁気空隙2Aへ挿入されている。
ヨーク13には、側壁部13Bの上端部に爪13Cが形成されている。一方、フレーム3には、挿入部3Aが形成されている。そして、ヨーク13は、爪13Cを挿入部3Aへ嵌めることによって、フレーム3へ結合されている。さらに、爪13Cはあるいは側壁部13Bとフレーム3とは、接着剤によって固定されている。このような構成により、磁気回路2は、フレーム3へ結合されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2002−10392号公報
しかしながら従来の磁気回路の体積は小さく、かつ表面積も小さい。したがって、磁気回路の温度が高くなるという課題を有していた。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、磁気回路によって発生した熱を放熱し、磁気回路の温度上昇を抑制する。
この目的を達成するために、樹脂製のフレームと、磁気回路と、振動板と、ボイスコイルと、放熱部とを含んでいる。さらに、磁気回路は、磁気空隙と、磁石と、ヨークと、ポールピースとを含んでいる。磁石は、第1面と、第1面の反対の第2面とを含んでいる。ヨークは、磁石の第1面に結合されている。一方、ポールピースは、磁石の第2面に結合されている。振動板の外周部は、フレームと連結されている。ボイスコイルは、第1端と第2端とを有している。そして、ボイスコイルの第1端は、振動板に結合されている。一方、ボイスコイルの第2端は、磁気空隙へ挿入されている。放熱部は、磁性体金属によって形成されている。また、放熱部には第3端と第4端とを有しており、第3端は、ヨークへ結合されている。これにより所期の目的を達成することができる。
以上のように本発明によれば、金属製の放熱部がヨークと結合されているので、磁気回路で発生する熱を放熱部によって放熱できる。したがって、磁気回路の温度上昇を抑制できる。
本発明の実施の形態のラウドスピーカの要部断面図 本発明の実施の形態のラウドスピーカの背面図 本発明の実施の形態における他のラウドスピーカの要部断面図 本発明の実施の形態におけるさらに他のラウドスピーカの要部断面図 本発明の実施の形態の移動体装置の概念図 本発明の実施の形態のラウドスピーカの装着状態の要部断面図 従来のラウドスピーカの要部断面図
以下本実施の形態におけるラウドスピーカについて、図1、図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態のラウドスピーカ101の要部断面図である。図2は、ラウドスピーカ101の背面図である。ラウドスピーカ101は、磁気空隙102Aを含む磁気回路102と、樹脂製のフレーム103と、ボイスコイル104と、振動板105と、放熱部106とを含んでいる。フレーム103は、ラウドスピーカ101を外部機器へ装着するための固定部103Aを含んでいる。固定部103Aは、フレーム103の外方側へ突出している。磁気回路102は、磁石111と、ポールピース112と、ヨーク113とを含むことが好ましい。磁石111の第1面と第2面には、それぞれ磁極が形成されている。なお、磁石111において、第2面は第1面の反対側に形成されている。
振動板105の外周は、フレーム103に連結されている。なお、振動板105は、エッジ105Aを介してフレーム103へ連結することが好ましい。なお、エッジ105Aは、振動板105の外周部に形成されている。さらに、振動板105は、センターキャップ105Bを含んでもかまわない。センターキャップ105Bは、振動板105の前面側の中央に配置されている。
ボイスコイル104は、ボビン104Aと、導体線104Bとを含んでいる。導体線104Bは、ボビン104Aの外周に巻かれている。そして、ボイスコイル104の第1端は、振動板105に結合されている。一方、ボイスコイル104の第2端は、磁気空隙2Aへ挿入されている。
ラウドスピーカ101は、さらにダンパー107を含むことが好ましい。ダンパー107の内周部は、ボビン104Aと結合している。一方、ダンパー107の内周部は、放熱部106に結合されている。
放熱部106は、金属によって形成されている。放熱部106には第3端106Bと第4端106Cとを有している。第3端106Bは、放熱部106の内周部に形成されている。一方、第4端106Cは、放熱部106の外周部に形成されている。そして、第3端106Bは、ヨーク113へ結合されている。この構成により、ボイスコイル104によって発生した熱は、磁気空隙102Aを介して放熱部106へと伝達する。放熱部106を金属によって形成しているので、放熱部106の熱伝導性は優れている。したがって、放熱部106へ伝達した熱は、放熱部106を介してラウドスピーカ101の外部へ放熱できる。そのために、放熱部106の材料としては、熱伝達率の優れた金属を選定することが好ましい。放熱部106の材料としては、たとえば、鉄、銀、銅などを用いることができる。
以上の構成により、ボイスコイル104によって発生した熱をラウドスピーカ101の外部へ放熱できるので、ボイスコイル104、さらにはラウドスピーカ101の温度の上昇を抑制できる。したがって、ボイスコイル104の温度上昇に伴う直流抵抗部分の増加を抑制できる。その結果、ラウドスピーカ101の音圧レベルの低下を抑制できる。
また、ボイスコイル104によって発生した熱によって、樹脂製のフレーム103が溶けることを抑制できる。あるいは、ボイスコイル104によって発生した熱によるフレーム103の変形も抑制できる。したがって、磁気回路102あるいは放熱部106が、フレーム103から脱落することを抑制できる。
さらに、放熱部106は、磁性体金属によって形成することが好ましい。この構成により、ポールピース112の側面と放熱部106との間にも磁気空隙102Aを形成できる。したがって、磁気空隙102Aでの磁束密度が向上する。放熱部106の材料としては、透磁率の優れた金属を選定することが好ましい。放熱部106の材料としては、たとえば、鉄、パーマロイなどを用いることができる。
以上のように、放熱部106の材料は、熱伝達率と、透磁率がともに優れた材料を選択することが好ましい。したがって、放熱部106の材料としては、特に鉄を用いることが好ましい。さらに鉄は、安く、加工が容易な材料である。したがって、放熱部106の材料として鉄を用いた場合、放熱部106のコストを安くできる。
なお、第4端106Cは、フレーム103へ結合することが好ましい。この構成により、放熱部106が、振動などによって異音を生じることを抑制できる。また、フレーム103と放熱部106とは、インサート成型によって一体に形成することが好ましい。この構成により、フレーム103と放熱部106との組立工数を削減できる。
また、放熱部106において、ラウドスピーカ101の背面側は開放していることが好ましい。すなわち、ラウドスピーカ101を背面側から見た場合、放熱部106は、第3端106B、第4端106Cを除いて、フレーム103から露出していることが好ましい。この構成により、ボイスコイル104によって発生した熱は、放熱部106からラウドスピーカ101の外部へと直接に放熱できる。
ヨーク113は、放熱部106を介してフレーム103と結合してもかまわない。この構成により、放熱部106が露出する面積を大きくできる。したがって、さらにボイスコイル104や、フレーム103の温度上昇を抑制できる。また、この場合、ヨーク113は、フレーム103とは結合されていない。したがって、ボイスコイル104の発生する熱によるフレーム103の溶融や変形の発生を抑制できる。
さらに、放熱部106には、凹凸106Aを形成することが好ましい。この構成により、放熱部106が空気と接する表面積を大きくできる。したがって、ボイスコイル104の温度上昇をさらに抑制できる。なお、放熱部106が円形である場合、凹凸106Aの周方向における断面の形状は、たとえば波状であることが好ましい。
次に、磁気回路102について、説明する。磁気回路102は、内磁型であることが好ましい。この場合、磁石111としては、ネオジム磁石を用いることが好ましい。ネオジム磁石は、フェライト磁石に比べて、最大エネルギー積が大きい。したがって、ラウドスピーカ101を小さくできる。ただし、ネオジム磁石は、フェライト磁石に比べて、温度の上昇に伴う磁力の低下量が大きい。そこで、ラウドスピーカ101に放熱部106を設けているので、磁石111の温度上昇も抑制できる。したがって、磁石111にネオジム磁石を用いても、磁石111の減磁を抑制できる。その結果、ラウドスピーカ101の音圧レベルの低下を抑制できる。
ヨーク113は、磁石111の第1面に結合されている。一方、ポールピース112は、磁石111の第2面に結合されている。なお、ヨーク113は、底部113Aと、側壁部113Bを含んでいる。磁石111は、底部113Aの中央部に搭載されている。側壁部113Bは、底部113Aの周縁部に形成されている。なお、ヨーク113は、ポールピース112の側面と側壁部113Bの内面と対向するように配置されている。この構成によって、ポールピース112の側面と側壁部113Bの内面との間に磁気空隙102Aを形成できる。この場合、放熱部106の第3端106Bは、側壁部113Bの上端部と結合していることが好ましい。この構成により、ポールピース112の側面と放熱部106の内周側の側面との間にも磁気空隙102Aを形成できる。したがって、側壁部113Bの高さを低くできる。その結果、ヨーク113に使用する材料を削減できるので、ヨーク113のコストを安くできる。
さらに、放熱部106の第3端106Bには、磁極部114を結合することが好ましい。そして磁極部114の内周部は、ポールピース112の側面と対向するように配置されている。この構成により、ポールピース112の側面と磁極部114の内周部との間に磁気空隙102Aを形成できる。なお、放熱部106と、磁極部114とは、一体に形成することが好ましい。この構成により、磁極部114と放熱部106とを組み立てる作業なども不要となる。
なお、磁極部114は、筒状の凸部であることが好ましい。筒状の凸部は、バーリング加工や、セージング加工などによって作製できる。この場合、ポールピース112の側面と、筒状の凸部の内周部とが対向する面積を大きくできる。さらに、筒状の凸部の外周部は、側壁部113Bの内側にはめ込まれることが好ましい。この構成により、磁極部114は、ポールピース112に対して、精度良く配置することができる。したがって、磁気空隙102Aの寸法のばらつきを抑制できる。
さらに、磁極部114の凸部の高さは、側壁部113Bの高さよりも低くすることがこのましい。すなわち、磁極部114の先端部と底部113Aとの間に、隙間115を形成する。この構成により、振動板105の振動時にローリングが生じた場合でも、ボイスコイル104の第2端が、側壁部113Bへ当たることを抑制できる。したがって、ボイスコイル104と側壁部113Bとが当たることによる異音の発生は抑制できる。また、ボイスコイル104の第2端と、側壁部113Bとが当たることによって、振動板105の振幅が制限されることも抑制できる。したがって、ラウドスピーカ101の音圧レベルが向上する。
また、磁極部114の先端部と底部113Aとの間に、隙間115を有しているので、放熱部106とヨーク113とを接着剤によって結合した場合に、接着剤が磁気空隙102Aにはみ出すことを抑制できる。したがって、ボイスコイル104の第2端が、接着剤へ当たることを抑制できる。さらに、ボイスコイル104の第2端と接着剤とが当たることによって、振動板105の振幅が制限されることも抑制できる。
さらに、放熱部106は、連結部106Eを介して、接触部106Dへ連結していることが好ましい。接触部106Dは、固定部103Aの片面側に設けられている。なお、固定部103Aでは、接触部106Dを露出していることが好ましい。この構成により、ボイスコイル104で発生した熱は、連結部106Eを介して接触部106Dへ到達できる。その結果、接触部106Dからも熱を放熱できるので、さらにラウドスピーカ101の温情上昇を抑制できる。
また、連結部106Eもまた、フレーム103から露出していることが好ましい。この構成により、連結部106Eからのも放熱できる。したがって、さらにラウドスピーカ101の温情上昇を抑制できる。
次に、他の例のラウドスピーカについて、図3を参照しながら、説明する。図3は、他の例のラウドスピーカ121の要部断面図である。ラウドスピーカ121の磁気回路122は、図1に示す磁気回路102に比べて、さらにもう1個の磁石111Aを含んでいる。磁石111Aは、ポールピース112の上に搭載されている。磁石111もまた、ネオジム磁石であることが好ましい。なお、磁石111Aにおけるポールピース112側の磁極と、磁石111におけるポールピース112側の磁極とは、同じであることが好ましい。この構成により、磁気空隙102Aでの磁束密度が向上する。また、磁石111Aの上には、サブプレート124を設けてもかまわない。
さらに、ラウドスピーカ121は、図1に示すフレーム103に代えて、フレーム123を含んでいる。フレーム123では、ダンパー107の外周部をフレーム123へ結合している。
次に、さらに他の例のラウドスピーカについて、図4を参照しながら、説明する。図4は、さらに他の例のラウドスピーカ131の要部断面図である。ラウドスピーカ131は、図1に示す磁極部114に比べて、磁極部134を含んでいる。磁極部134と放熱部106とは、別々に作製されている。この場合、磁極部134の形状は筒状であり、磁極部134の外周面が側壁部113Bの内側に嵌るように、挿入されている。この構成により、磁極部134の内周面とポールピース112との間に、磁気空隙102Aを形成できる。
なお、磁極部134と放熱部106とを別々に形成しているので、磁極部134の厚みは、任意の厚さに設定できる。したがって、磁極部134の厚みを厚くすることによって、磁極部134の磁気抵抗が減少する。その結果、磁極部134での磁束の漏洩を抑制できるので、磁気空隙102Aでの磁束密度が向上する。
この場合、隙間115も大きくできるので、振動板105の振動時にローリングが生じた場合でも、ボイスコイル104の第2端が、側壁部113Bへ当たることを抑制できる。したがって、ボイスコイル104と側壁部113Bとが当たることによる異音の発生は抑制できる。また、ボイスコイル104の第2端と、側壁部113Bとが当たることによって、振動板105の振幅が制限されることも抑制できる。したがって、ラウドスピーカ131の音圧レベルが向上する。
この場合、放熱部106には、熱伝導率が優れた材料を用いることが好ましい。放熱部106の材料としては、たとえば銅や銀、さらには鉄に銀メッキを施した板などを用いることができる。この構成により、放熱部106の熱抵抗を小さくできる。したがって、ボイスコイル104の温度上昇をさらに抑制できる。
また、磁極部134の上側の端部には、鍔部134Aを形成することが好ましい。なお、鍔部134Aは、磁極部134の中心から外周へ向かう方向へと突出している。すなわち、磁極部134を横方向から見た場合の断面は、L字状である。
この構成により、放熱部106の第3端106Bは、鍔部134Aと側壁部113Bの上端との間に挟み込まれる。したがって、磁極部134の磁気抵抗が減少する。その結果、磁極部134での磁束の漏洩を抑制できるので、磁気空隙102Aでの磁束密度が向上する。さらに、鍔部134Aを設けることにより、磁極部134の下側の先端と底部113Aとの間の距離を規制できる。したがって、磁極部134とポールピース112の側面とが、対向する面積のばらつきを小さくできる。その結果、磁気空隙102Aでの磁束密度のばらつきが、減少する。
次に、ラウドスピーカ101を搭載した移動体装置を、図5、図6を参照しながら、説明する。図5は、移動体装置の概念図である。図6は、ラウドスピーカを移動体装置へ装着した状態の要部断面図である。移動体装置201は、ラウドスピーカ101が装着される外部機器の一例である。移動体装置201は、本体部202と、駆動部203と、増幅部204とを含んでいる。移動体装置201は、たとえば自動車である。なお、移動体装置201は、自動車に限られず、バイク、航空機、船舶、自転車などでもかまわない。本体部202は、たとえばシャーシや、内装部や、外装部や、エンジンルームあるいはモータルームなどを含んでもかまわない。駆動部203は、本体部202に搭載されている。駆動部203は、たとえば、エンジンや、モータや、変速機や、タイヤや、ハンドルや、アクセルなどを含んでもかまわない。
増幅部204は、本体部202内に収納されている。そして、増幅部204は、ラウドスピーカ101へ電気的に接続されている。なお、増幅部204は、CDプレーヤやMP3プレーヤなどの音源部を含んでもかまわない。
ラウドスピーカ101は、本体部内に収納されている。ラウドネススピーカ101は、たとえば、ドアや、天井、ダッシュボード、エンジンあるいはモータルーム、リアトレイなどに設置できる。なお、本体部202は、ラウドスピーカ101を装着するための装着部202Aを含んでいる。そして、固定部材205を用いて、固定部103Aを装着部202Aへ固定することによって、ラウドネススピーカ101は、本体部202へ装着されている。なお、移動体装置201にはラウドスピーカ101を搭載したが、これに限られず、ラウドスピーカ121、あるいはラウドスピーカ131を搭載してもかまわない。
接触部106Dは、装着部202Aと接触していることが好ましい。この構成により、図1に示すボイスコイル104で発生した熱は、接触部106Dを介して、装着部202Aへ伝道する。したがって、さらに、ラウドスピーカ101の温度上昇を抑制できる。なお、装着部202Aは、金属製であることが好ましい。この構成により、装着部202Aからも放熱できるので、さらにラウドスピーカ101の温度上昇を抑制できる。また、ラウドスピーカ101と装着部202Aとの接続強度を大きくできる。したがって、移動体装置201の移動によって発生する振動が、ラウドスピーカ101へ加わった場合でも、ラウドスピーカ101の装着部202Aからの脱落を抑制できる。
本発明にかかるラウドスピーカは、ボイスコイルの発生する熱を放熱し、ラウドスピーカの温度上昇を抑制できるという効果を有し、特に環境温度が高くなる自動車などに搭載すると有用である。
1 ラウドスピーカ
2 磁気回路
2A 磁気空隙
3 フレーム
3A 挿入部
4 ボイスコイル
5 振動板
11 磁石
12 ポールピース
13 ヨーク
13A 底部
13B 側壁部
13C 爪
101 ラウドスピーカ
102 磁気回路
102A 磁気空隙
103 フレーム
103A 固定部
104 ボイスコイル
104A ボビン
104B 導体線
105 振動板
105A エッジ
105B センターキャップ
106 放熱部
106A 凹凸
106B 第3端
106C 第4端
106D 接触部
106E 連結部
107 ダンパー
111 磁石
111A 磁石
112 ポールピース
113ヨーク
113A 底部
113B 側壁部
114 磁極部
115 隙間
121 ラウドスピーカ
122 磁気回路
123 フレーム
124 サブプレート
131 ラウドスピーカ
134 磁極部
134A 鍔部
201 移動体装置
202 本体部
202A 装着部
203 駆動部
204 増幅部
205 固定部材

Claims (11)

  1. 樹脂製のフレームと、
    磁気空隙と、磁石と、前記磁石の第1面に結合されたヨークと、前記磁石における前記第1面の反対の第2面に結合されたポールピースとを有した磁気回路と、
    外周部が前記フレームと連結された振動板と、
    第1端と第2端とを有し、前記第1端が前記振動板に結合され、かつ前記第2端が前記磁気空隙へ挿入されたボイスコイルと、
    磁性体金属によって形成され、かつ第3端と第4端とを有し、前記第3端が前記ヨークへ結合された放熱部と、
    を備えた、ラウドスピーカ。
  2. 前記ポールピースの側面と対向して配置されて、前記側面の間に前記磁気空隙が形成された内面部を有し、前記放熱部と結合された磁極部を、
    さらに含む、請求項1記載のラウドスピーカ。
  3. 記ヨークは、底部と、下端が前記底部の周縁に接続された側壁部とを有した、
    請求項2記載のラウドスピーカ。
  4. 前記磁極部の外面部は、前記側壁部の内側へはめ込まれた、
    請求項3記載のラウドスピーカ。
  5. 前記磁極部は、前記側壁部の上端との間で前記放熱部を挟み込む鍔部を、
    さらに有した、
    請求項3記載のラウドスピーカ。
  6. 前記側壁部の上端と、前記放熱部の内周とは結合された、
    請求項3記載のラウドスピーカ。
  7. 前記磁極部と、前記放熱部とは一体に形成された、
    請求項2記載のラウドスピーカ。
  8. 放熱部の外周は、前記フレームに結合された、
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  9. 前記ヨークは、前記放熱部を介して前記フレームと結合された、
    請求項8記載のラウドスピーカ。
  10. 前記放熱部は、凹凸を有した、
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  11. 本体部と、
    前記本体部に設置された駆動部と、
    前記本体部に装着された請求項1記載のラウドスピーカと、
    を備えた、移動体装置。
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JP2014000735A Pending JP2015130569A (ja) 2014-01-07 2014-01-07 ラウドスピーカと、これを用いた移動体装置

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