JP2011004308A - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大入力対応の薄型のスピーカ装置を提供する。
【解決手段】振動板を平板とし、その背面に、フレーム内部に設けられた磁気回路の外側に位置する円筒部を一体形成した。円筒部をボイスコイルと接続し、かつ円筒部外側位置であって平板振動板背面に放射状リブを一体形成し、剛性を図った。平板振動板前面にセンターキャップを取付け、これによっても平板振動板の剛性を高めた。ダンパーは磁気回路と機械的に干渉しないよう円筒部の外側に設けた。このダンパーはボイスコイル巻線部のほぼ中央部とほぼ同一面上に配置した。また、円筒部、フレームにボイスコイルの熱を放熱する放熱孔、窓を形成し、放熱性を良好とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば各種AV機器等に使用される薄型化を図ったスピーカ装置に関する。
図7は従来から一般的に使用されているスピーカ装置を示す。図において、100は内磁型の磁気回路で、ヨーク101、マグネット102、プレート103を備え、プレート103の外周面とこれと対向するヨーク内周壁101aとの間に磁気ギャップが形成されている。
この磁気ギャップ内にはボイスコイル104のボイスコイル巻線部104aが位置している。
ボイスコイル104の上方外周部にはダンパー105の内周部が接着され、ダンパー105の外周部はフレーム106の段部106aに接着されている。フレーム106の下部はヨーク上部の天面101b上に結合され、かつフレーム106の上部にはエッジ107の外周部が接着され、エッジ107の内周部はコーン状の振動板108の外周部が接着され、振動板108の内周部側はボイスコイル104の上方外周部に接着されている。109は振動板108の中央部に設けられたセンターキャップである。
動作にあたっては、磁気ギャップ内のボイスコイル巻線部104aに音声信号が入力されると、ボイスコイル104が振動し、ひいては振動板108が振動する。この際、ダンパー105も振動する。
この場合、大入力時にダンパー105が、ヨーク101の天面101bの上面またはフレーム下部と接触するおそれがあるといった機械的干渉を避けるためにダンパー105と磁気回路100のヨーク上面との間に十分なクリアランスaを設けておく必要があるため、これが薄型化の阻害要因となっていた。
図8は、磁気回路が振動板の前方に設けられたタイプのスピーカの従来例で、このようなスピーカ装置としては特開昭62−136196が挙げられる。
このスピーカ装置は、コーン状の振動板200の前方に磁気回路201が配置されている。振動板200の内周部はボイスコイル202の下部に接着され、ボイスコイル202の上部に磁気ギャップ内に位置するボイスコイル巻線部202aが配置され、ボイスコイル202は振動板200の下側に設けられたダンパー203を介し振動可能に支持されている。
このスピーカ装置は、振動板200と磁気回路201のヨーク204の下部との間の距離bを確保する必要がある。
図9は、振動板300の内径を磁気回路301より大とし、かつダンパー302の位置を磁気回路301のヨーク303の上部の位置とほぼ同等にした従来のスピーカ装置で、このスピーカ装置としては特開2002−271893が挙げられる。
すなわち、フレーム304の底部中央部に磁気回路301が設けられ、フレーム304のほぼ中央位置にダンパー302が位置されている。このダンパー302は磁気回路301のヨーク外側に位置され、ダンパー302の内周部とコーン状の振動板300のネック部は連結部305の外周下部に接着され、連結部305の内周部はボイスコイル306の上部に接着され、ボイスコイル306の下方外周側にボイスコイル巻線部306aが設けられている。
図10もダンパー400の位置が磁気回路401のヨーク402の上部とほぼ同位置としたスピーカ装置の他の従来例で、このスピーカ装置としては、特開2005−269328が挙げられる。
このスピーカ装置の振動板403はほぼ平板状をなすが、その内周部には立ち下がり部403aが形成され、ボイスコイル404の上方外周部に接着されている。
振動板403の下側にダンパー400とボイスコイル404間に設けられた連結部405が位置し、連結部405の内周部はボイスコイル404の上方外周部に接着され、連結部405の外周部はヨーク402の上部側に位置し、ダンパー400の内周部が接着されている。
特開昭62−136196号公報 特開2002−271893号公報 特開2005−269328号公報
図7に示した一般的なスピーカ装置は、ダンパー105と、その下方に離間して配置された磁気回路100のヨーク内周壁101aの上面とのクリアランスaを取らなければならないため、薄型化に限界がある、という課題があった。
図8に示した磁気回路が振動板の前方に設けられたタイプのスピーカ装置も、ダンパー203と磁気回路201との距離bが大きく、また、ダンパー203によるボイスコイル巻線部202aの中心保持作用が弱く、ローリング不良が発生し易く、磁気ギャップを広げる必要がある、という課題があった。
図9に示す磁気回路301より内径の大きい振動板300を用い、かつ振動板300を支えるダンパー302を磁気回路301の上方位置に配設したタイプのスピーカ装置では、振動板300の内周部とボイスコイル306との間に連結部305を設け、連結部305の内側にボイスコイル306があるため、連結部305によって放熱経路を確保できず、大入力化できない、という課題があった。
図10の従来例では、振動板403の内周部に立ち下がり部403aを形成し、その部分をボイスコイル404の上方外周部に接着するとともに、連結部405も接着しているが、このようなほぼ平板状の振動板403では十分な形状剛性を得ることはできず、大入力化し難いという課題があった。
この発明は上記課題を解決するために提案されたもので、振動板の形状剛性を高め、かつダンパ−の配置を磁気回路と機械的に干渉しない位置とし、これらによって大入力に対応しつつ薄型化を可能とし、かつ磁気回路のギャップ長も小さく取ることが可能なため、磁気回路の効率が向上し、放熱性も良好であり、大入力対応としたスピーカ装置を提供することを、本発明の目的とする。
請求項1の発明は、中央孔9cが形成された平板振動板9の背面9aに円筒部9bが一体形成され、この円筒部9bの外側に前記背面外周部に向って放射状に延びるリブ9dが一体形成され、前記円筒部9bの内側位置であって、フレーム1内底部中央に磁気回路2が設けられ、この磁気回路2の磁気ギャップにボイスコイル巻線部8aが位置するボイスコイル8の上方外周部に前記平板振動板9の内周部が接着され、かつ前記中央孔9cから突出した前記ボイスコイル8の先端部に嵌め込んで、前記平板振動板9の前面に平板状のセンターキャップ11が取付けられ、前記磁気回路2より内径が大きく、磁気回路2と機械的に干渉しないよう前記平板振動板9の円筒部9bの外側に配置したダンパー12により円筒部9bを介し前記ボイスコイル8を支持し、前記円筒部9bにはその内側に配置された前記ボイスコイル8の発熱を外部に放熱する通気孔9eが形成され、かつこの通気孔9eとともに放熱経路Aを形成する放熱窓7が前記フレーム1に形成されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のスピーカ装置において、前記リブ9dは前記円筒部9bの外側に間隔を介し複数形成され、かつ前記リブ9d間に前記通気孔9eが形成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のスピーカ装置において、前記平板振動板9の前面9hに平板15が設けられたことを特徴とする。
本発明では、ダンパー12と磁気回路2とが機械的に干渉しないよう、ダンパー12を磁気回路2の外側に配置したため、ダンパー12と磁気回路2との間にクリアランスを確保する必要がなく、薄型化が可能となる。
平板振動板9の背面9aには適間隔でリブ9dが形成され、かつセンターキャップ11により振動板全面の形状剛性が確保できるため、大入力化が可能となる。
また、平板振動板9の背面に形成した円筒部9bを磁気回路2の外側に配置し、円筒部9bに磁気回路2中に置かれたボイスコイル8からの発熱を逃がす通気孔9eを形成するとともに、平板振動板9を支持するフレーム1に、通気孔9eと対応する放熱窓7を形成し、通気孔9e→放熱窓7といった第1の放熱経路Aを形成したため、放熱性が良好であり、この観点からも大入力化が可能となる。
放熱窓A、Bは、平板振動板9の振幅の変化に伴うスピーカ装置内部の気圧変化にも対応している。
また、ダンパー12の静止状態において、ダンパー12とボイスコイル巻線部8aのほぼ中央部をほぼ同一面上に配置したため、ローリングによるコイルタッチが発生しにくいので、ギャップ長Lgを短くすることが可能となり、磁束密度を向上させることもできる。
本発明の第1実施例の縦断面図。 (a)本発明で用いられる振動板を前面側から見た斜視図、(b)同上の振動板を背面側から見た斜視図を示す。 本発明の磁気回路の部分断面説明図。 本発明の第1実施例の組立説明図。 同上の組立の完成状態の説明図。 本発明の第2実施例の縦断面図。 従来の一般的なスピーカ装置の縦断面図。 磁気回路が振動板の前方に設けられたタイプの従来のスピーカ装置の縦断面図。 他の従来例のスピーカ装置の縦断面図。 更に他の従来例のスピーカ装置の縦断面図を示す。
この発明では、ダンパーを磁気回路と機械的に干渉しない位置、すなわち磁気回路の外側に設け、かつダンパーと磁気回路の磁気ギャップ内に置かれたボイスコイル巻線部とをほぼ同一面上に配置した。ボイスコイルによって駆動される平板振動板背面に放射状のリブを設け、また、センターキャップを取付け平板振動板の形状剛性を向上させた。また、ボイスコイルの発熱を外部に速やかに逃がす放熱経路を形成し、ダンパーの配設位置、平板振動板の形状剛性アップ、放熱性も良好とし薄型化と大入力化を達成した。
図1は本発明に係るスピーカ装置の第1実施例を示す。
フレーム1内の下面1aには磁気回路2が設けられている。フレーム1の下面1aの外周部には上方に向って立ち上がった円筒状の第1の周壁1bが形成され、第1の周壁1bの上部は外側に向って折曲されたダンパー取付用の段状の段部1cが形成され、段部1cの外周部は立ち上げられて、第2の周壁1dが形成され、その上端は外側に向って折曲されたエッジ取付部1eとなっている。そして、下面1aの外周部から第1の周壁1bにかけて放熱用の第1の放熱窓6が形成されている。また、ダンパー取付用の段部1cの外周側から第2の周壁1dにかけても放熱用の第2の放熱窓7が形成されている。
磁気回路2は有底円筒状のヨーク3と、ヨーク3の内側に設けられたマグネット4と、マグネット4の上部に設けられたプレート5とを備え、プレート外周面とこれと対向するヨーク周壁3aの内周面に磁気ギャップgが形成されている。
磁気ギャップg内にはボイスコイル巻線部8aが配置されている。ボイスコイル8の上方外周面には平板振動板9の内周面が接着されている。平板振動板9の背面9aの外周部にはエッジ10の一端が接着され、エッジ10の他端はフレーム1のエッジ取付部1eに接着されている。平板振動板前面9hであって平板振動板9の中央孔9cおよびその外周部分には平板状のセンターキャップ11が設けられる。このセンターキャップ11の外径はダンパー12の内径と等しいか、僅かに大に形成している。センターキャップ11の外径をダンパー12の内径より大きくすると駆動性を向上させることができる。すなわち、平板振動板9のうちダンパー12の内径(≒円筒部9bの径)より内側の部分はリブ9dにより補強されないため、強度が弱くなり、特に孔9f付近で屈曲しやすいので、それをセンターキャップ11の強度により補っている。よって駆動性が向上する。センターキャップ11の背面には、平板振動板9の中央孔9cから上方に突出したボイスコイル8の先端部外周に嵌め込むための段部が形成され、この立ち部を突出したボイスコイル先端部に嵌め込んでセンターキャップ11は平板振動板前面9hに位置決めしつつ取付けられるようにし、後述するようにこの部分を接着するようにし、接着強度を確保し、かつ大入力時の首抜け対策としている。
平板振動板9の背面9aにはヨーク周壁3aの外側に位置する円筒部9bが形成されている。円筒部9bの下部は組立性の観点から分割構造となっている。これについては追って説明する。円筒部9bの外周面から平板振動板9の背面9aにかけ縦断面はほぼ直角三角形状をなし、平板振動板9の内側部分から外側に向って放射状に延びるリブ9dが形成され、ほぼ直角三角形状の頂部側が平板振動板背面9aの外周部側に位置している。なお、図中9fは平板振動板9の円筒部9bの部分に形成された孔である。この孔9fは本来無くとも良い。この孔9fは製造上の理由により設けられている。すなわち、金型で射出成形する場合、孔9fが無いとアンダーカットとなり、金型にスライドを設ける必要があり、金型構造が複雑となるため、起型コストが高く寿命が短くなる。このような製造上の理由により孔9fがある。
また、円筒部9bにはボイスコイル8の発熱を外に逃がす通気孔9eが形成されている。
図2(a)は外形がほぼ円形をなす平板振動板9の前面側を見た斜視図であり、円筒部9bの上端の部分において、平板振動板9の周方向に沿って適間隔で前記孔9fが形成されている。図2(b)は平板振動板9を背面側から見た斜視図である。リブ9dは平板振動板9の大きさにもよるが円周方向に沿って等間隔で6本〜20本、好ましくは16本形成されている。リブ9dは6本以下では強度不足であり、20本以上とすると重量が増加するというデメリットが生じるためである。これらのリブ9dはセンターキャップ11と相まって平板振動板9の全面の形状剛性を向上させ、大入力化対応の役割をなす。また、円筒部9bに形成されたリブ9dとリブ9dとの間には通気孔9eがそれぞれ形成されている。なお、前記孔9fはセンターキャップ11によって塞がれる。これはスピーカ背面側の気圧変化によるエアーノイズを防ぎ、かつ孔9fによる強度低下を抑えるためである。
再び図1において、平板振動板9の背面9aに形成された円筒部9bの下方外周部にはダンパー取付部9gが形成され、ダンパー12の内周部が取り付けられている。ダンパー12の外周部はフレーム1に形成されたダンパー取付用の段部1cに取り付けられている。
このダンパー12は、ボイスコイル8の静止時つまり振動前にボイスコイル巻線部8aのほぼ中央部の位置に位置する。換言すると、ダンパー12とボイスコイル巻線部8aのほぼ中央部はほぼ同一面上に配置されている。すなわち、ダンパー取付部9gと段部1cの上面とは、ほぼ同一位置に設けられ、かつヨーク上方外周部の外側位置に設けられ、ダンパー12は磁気回路2の外側であって、振動時に磁気回路2と機械的に干渉しない位置関係に設けられ、ダンパー12の前後面にはそれぞれ第1、第2の空間部13、14が形成され最大振幅が確保されている。
このようにダンパー12を配置することによりスピーカ装置を薄型化することができる。
また、ダンパー12とボイスコイル巻線部8aのほぼ中央部とをほぼ同一面上に配置することにより、ローリングによるコイルタッチが発生しにくいため、図3に示すギャップ長Lgを小さくすることが可能となり、磁束密度も向上させることができる。
ボイスコイル駆動時、発生するボイスコイル8の発熱は、速やかに円筒部9bに形成された通気孔9e、第2の放熱窓7を介しスピーカ装置の背面側の外気に放熱させることができる。Aはその第1の放熱経路である。この場合、第1の放熱窓6を介しても放熱される。Bはその第2の放熱経路である。このように第1、第2の放熱経路A、Bを形成すると、より放熱性が向上する。また、ボイスコイル8内の熱はボイスコイル8に形成された放熱孔8b、円筒部9bの通気孔9e、第2の放熱窓7等を介し外部に放熱することができる。
図4は本発明の第2実施例を示す。この実施例では平板振動板9の前面に、剛性アップ用の薄い平板15を貼り合わせ、より形状剛性を図った点が第1実施例と異なっている。他の構成、作用効果は同様である。
組立にあたっては、図4に示すように、治具Aを介してフレーム1に磁気回路2を取り付ける。その後、治具Aは、除去される。
また、治具(図示せず)を用い、ボイスコイル8を磁気ギャップg内の適正位置に配置する。
平板振動板9の円筒部9bの下部9b’は組立性を考慮して当初分離されている。
分離されているほぼ円筒状の下部9b’の外周段部(ダンパー内周取付部)にはダンパー12の内周部が取付けられ、ダンパー12の外周部はフレーム1のダンパー取付用段部1cに接着される。
また、分離された下部9b’の上面9b’’に接着剤(図示せず)を塗布し、図5に示すように、平板振動板9側の円筒部9bの下面と接着する。
また、平板振動板9の内周部にボイスコイル8の外周部を接着する。
平板振動板9の外周部にはエッジ10の内周部が接着されているため、エッジ10の外周部をフレーム1のエッジ取付部1eに接着する。
ついで、平板振動板9の前面ほぼ中央部にセンターキャップ11を被せるようにし、接着する。この場合、平板振動板9の上面から前方に突出したボイスコイル8の上方外周部はセンターキャップ11の内面の段部11aの内周面に接着される。平板振動板9の背面側のダンパー内径より内側部分にリブ状の円筒部9bを設けると磁気回路2と干渉するため、高さ寸法が稼げないが、平板振動板9の前面側はボイスコイル8の上部の突出分、無駄になっている高さ寸法があるので、その部分を有効利用して平板振動板9の背面に段部11bを形成し、ボイスコイル8と接着し、接着強度を確保し、かつ大入力時の首抜け対策としている。
1 フレーム
1a 下面
1b 第1の周壁
1c 段部
1d 第2の周壁
1e エッジ取付部
2 磁気回路
3 ヨーク
3a ヨーク周壁
4 マグネット
5 プレート
6 第1の放熱窓
7 第2の放熱窓
8 ボイスコイル
8a ボイスコイル巻線部
9 平板振動板
9a 平板振動板背面
9b 円筒部
9c 中央孔
9d リブ
9e 通気孔
9f 孔
9g ダンパー取付部
9h 平板振動板前面
10 エッジ
11 センターキャップ
12 ダンパー
13 第1の空間部
14 第2の空間部

Claims (3)

  1. 中央孔(9c)が形成された平板振動板(9)の背面(9a)に円筒部(9b)が一体形成され、この円筒部(9b)の外側に前記背面外周部に向って放射状に延びるリブ(9d)が一体形成され、
    前記円筒部(9b)の内側位置であって、フレーム(1)内底部中央に磁気回路(2)が設けられ、この磁気回路(2)の磁気ギャップにボイスコイル巻線部(8a)が位置するボイスコイル(8)の上方外周部に前記平板振動板(9)の内周部が接着され、かつ前記中央孔(9c)から突出した前記ボイスコイル(8)の先端部に嵌め込んで、前記平板振動板(9)の前面に平板状のセンターキャップ(11)が取付けられ、
    前記磁気回路(2)より内径が大きく、磁気回路(2)と機械的に干渉しないよう前記平板振動板(9)の円筒部(9b)の外側に配置したダンパー(12)により円筒部(9b)を介し前記ボイスコイル(8)を支持し、
    前記円筒部(9b)にはその内側に配置された前記ボイスコイル(8)の発熱を外部に放熱する通気孔(9e)が形成され、かつこの通気孔(9e)とともに放熱経路(A)を形成する放熱窓(7)が前記フレーム(1)に形成された
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 請求項1記載のスピーカ装置において、
    前記リブ(9d)は前記円筒部(9b)の外側に間隔を介し複数形成され、かつ前記リブ(9d)間に前記通気孔(9e)が形成されたことを特徴とするスピーカ装置。
  3. 請求項1記載のスピーカ装置において、
    前記平板振動板(9)の前面(9h)に平板(15)が設けられたことを特徴とするスピーカ装置。
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