JP2009200919A - スピーカ装置 - Google Patents

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寛幸 土肥
Shintaro Aradera
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Abstract

【課題】ボイスコイルに接続される引出線がスピーカ装置の各部に接触して異音を発したり、ショート又は断線等が発生するのを抑止し、振動板からの音波と干渉する等、音響特性に悪影響を与えるのを抑止する。
【解決手段】このスピーカ装置は磁気回路1、フレーム2、振動体3を備える。フレーム2は磁気回路1、振動体3を支持する。振動体3は振動板21、ボイスコイルボビン23、ボイスコイル24、引出線27を有する。振動板21は内周部21aから外周部21bまでの間に折り返し部21cを有する。ボイスコイルボビン23は振動板21の内周部に取り付けられる。ボイスコイル24はボイスコイルボビン23の周面に巻き回される。引出線27はボイスコイル24に接続される。振動板21の背面側には内周部21aから折り返し部21cにかけて延在する引出線収容部21daが形成される。引出線収容部21daには引出線27の一部が収容される。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に、携帯電話、携帯ラジオあるいはPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯用電子機器に搭載されたり、自動車のドア内や液晶ディスプレイ等の平面型表示装置の筐体内等の限られた空間内に取り付けられたりする薄型のスピーカ装置に関する。
従来のスピーカ装置に用いられるスピーカ用振動板には、コーン型を呈する振動板(以下、「コーン型振動板」という。)の表面又は裏面の全面に、所定の間隔を有して外周部からネック部の中心に向けて渦巻状のリブが一体的に形成されているものがある。このスピーカ用振動板では、上記リブに上記ネック部から外周方向に向けてボイスコイルのリード線引き出し用の凹溝が形成されている。このスピーカ用振動板では、上記凹溝の先端部分に外部リード線と結合させるための透孔が形成されている。この透孔は、コーン型振動板の表裏を貫通するものである。ボイスコイルのリード線は、上記透孔を介して直接コーン型振動板の裏面に引き出されるか又は、上記透孔にハトメ等が装着され、リード線と外部リード線とが結合される(例えば、特許文献1参照。)。ここで、リード線のうち、コーン型振動板の裏面に引き出された部分及び外部リード線を総称して、「引出線」と呼ぶことにする。以下、この技術を第1の従来例と呼ぶ。
また、従来の薄型のスピーカ装置には、内周部がボイスコイルボビンに連結され、外周部がエッジを介してフレームに連結されている振動板を有しているものがある。このスピーカ装置では、上記振動板は、内周部と外周部の間に頂部が形成されている。また、外周部が上記フレームに連結されるとともに、内周部が磁気回路又は上記プレートに連結されたダンパが設けられている。このダンパは、上記外周部と上記内周部の間において、上記振動板の上記頂部を支持している。さらに、上記ボイスコイルボビンに巻き回されたボイスコイルの両端は、それぞれボイスコイルボビン及び振動板に沿って引き出され、振動板の内周部近傍において一対のリード線とそれぞれ接続されている。上記一対のリード線は、振動板に形成された挿通孔内において挿通孔に接触しないように空中配線(スタイリング)され、挿通孔を経由してフレームに固定された正負の入力端子にそれぞれ接続されている(例えば、特許文献2参照。)。以下、この技術を第2の従来例と呼ぶ。
実開平2−8294公報(請求項1,請求項2、第3頁下から6行目〜第7頁第7行目、第1図,第2図) 特許第3643855号公報(請求項3,[0023],[0032]〜[0055]、図1〜図3)
上記第1の従来例では、上記引出線がスピーカ装置を構成するヨークの外周側部、振動板又はダンパに接触し、異音が生じるおそれがある。また、上記第1の従来例において、ボイスコイルのリード線を上記透孔を介して直接コーン型振動板の裏面に引き出した場合、コーン型振動板の裏面に引き出された部分(引出線)がコーン型振動板の前面側に引出され、コーン型振動板から放射される音波と干渉(共振等)し、上記音波を打ち消す等、スピーカ装置の音響特性に悪影響を与えるおそれがある。さらに、上記第1の従来例では、上記ヨークの外周側部に引出線が接触等し、ショート又は断線等が発生するおそれがある。
また、上記第2の従来例では、振動板に形成した挿通孔に接着剤等を充填して、リード線が振動板に固定され、且つ振動板の動きに伴って移動しないようにしているが、接着剤の充填が不十分な場合や、スピーカ装置に対して強い衝撃が与えられた場合、あるいは振動板の長期間にわたる振動等によって、振動板に対するリード線の固定が緩んでしまうおそれがある。このような場合、リード線が挿通孔に接触して異音が生じてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題を解決することを課題の一例とするものであり、これらの課題を解決することができるスピーカ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係るスピーカ装置は、振動体と、磁気回路と、前記振動体と前記磁気回路とを支持するフレームとを備え、前記振動体は、内周部から外周部までの間に折り返し部を有する振動板と、前記振動板の前記内周部に取り付けられたボイスコイルボビンと、前記ボイスコイルボビンの周面に巻き回されたボイスコイルと、前記ボイスコイルに接続される引出線とを有し、前記振動板の背面側には、前記内周部から前記折り返し部にかけて延在する引出線収容部が形成され、前記引出線収容部に前記引出線の一部が収容されていることを特徴としている。
図1は、本発明の一実施の形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図、図2は、図1の部分拡大図である。また、図3は、図1に示すスピーカ装置を構成する振動板21の外観構成を示す斜視図である。このスピーカ装置は、磁気回路1と、フレーム2と、振動体3とを有している。
磁気回路1は、プレート11を同極同士が対向するように配置された2つの磁石12及び13で挟持して構成した反発型であって、内磁型である。また、磁石13の上面には、プレート14が載置されている。プレート11及び14は、例えば、鉄(例えば、ローカーボンスチール)等の軟質磁性材料からなる。プレート11及び14は、いずれも略円盤形状を呈しており、互いの外径は略等しい。プレート11の上端縁部及び下端縁部並びにプレート14の上端縁部には、面取りが施されている。プレート11の面取りは、いずれも、後述するボイスコイルボビン23との接触を避けるために、所定の間隙(クリアランス)を維持する必要上施されている。一方、プレート14の面取りは、後述するボイスコイルボビン23に穿設された貫通孔23aを介した空気の流通を容易にするために施されている。
磁石12及び13は、例えば、希土類系(例えば、ネオジム系)、サマリウム・コバルト系、アルニコ系、フェライト系磁石等の永久磁石等からなる。磁石12及び13は、同一の略円盤形状を呈しており、かつ、同一寸法である。磁石12及び13のそれぞれの外径は、プレート11の外径よりわずかに小さい。プレート11及び14と磁石12及び13とは、互いの厚み方向の中心軸が重なるように、例えば、接着剤等により固着されている。
一方、磁石12の下面には、ヨーク15が例えば、接着剤等により固着されている。ヨーク15は、例えば、純鉄、無酸素鋼、ケイ素鋼等の磁性材料からなる。ヨーク15は、底板部15aと、張出部15bと、外周側部15cとが一体に形成されて構成されている。底板部15aは、略円盤形状を呈している。底板部15aの外周部略中央からは、略円環形状を呈する張出部15bが略水平方向に張り出している。外周側部15cは、略円筒状を呈しており、張出部15bの外周部に略垂直に立設されている。底板部15aの外径は、磁石12及び13の外径に略等しい。外周側部15cの上端面の位置は、底板部15aの上面に積層された磁石12及びプレート11の上端面の位置に略等しい。また、外周側部15cの内径は、プレート11の外径よりわずかに大きく、外周側部15cの内周壁と、プレート11の外周壁との間には、磁気ギャップgが形成されている。さらに、外周側部15cの上端縁部には、面取りが施されている。この面取りが施されている部分を面取り部15dと称する。この面取り部15dは、後述する振動板21及び引出線27との接触を避けるために、所定の間隙(クリアランス)を維持する必要上、施されている。
フレーム2は、例えば、鉄系金属、非鉄金属又はそれらの合金、合成樹脂などから構成されている。鉄系金属としては、例えば、純鉄、無酸素鋼又はケイ素鋼等がある。非鉄金属としては、例えば、アルミニウム、マグネシウム又は亜鉛等がある。合成樹脂としては、例えば、ポリプロピレンなどのオレフィン系、ABS(アクリロニトリル・ブダジエン・スチレン)、ポリエチレンテレフタレート系などの熱可塑性樹脂に、補強用フィラーとしてガラス繊維又はフィブリル化したサーモトロピック液晶ポリエステル樹脂を添加してなるものなどがある。フレーム2は、例えば、鉄系金属を絞り成形したり、非鉄金属又はそれらの合金をダイキャスト成形したり、合成樹脂を射出成形したりして形成されている。
フレーム2は、第1層2a、第2層2b及び第3層2cの3層が一体に構成されている。第1層2aの外径よりも第2層2bの外径が大きく、第2層2bの外径よりも第3層2cの外径が大きい。第1層2aは、略円環形状を呈する底板部2aaと、底板部2aaの外周部に略垂直に立設された略円筒形状を呈する外周側部2abとが一体に形成されて構成されている。フレーム2は、この底板部2aaにおいて下方に開口している。第2層2bは、略円環形状を呈する底板部2baと、底板部2baの外周部に略垂直に立設された略円筒形状を呈する外周側部2bbとが一体に形成されて構成されている。第2層2bの側面には、平面形状が略矩形状を呈する複数の開口部2bcがそれぞれ穿設されている。なお、図1には、一つの開口部2bcだけを示している。第3層2cは、略円環形状を呈する底板部2caと、底板部2caの外周部に略垂直に立設された略円筒形状を呈する外周側部2cbとが一体に形成されて構成されている。第3層2cの上端外周部には、略円環状を呈するフランジ2dが第3層2cと一体に形成されて構成されている。フレーム2は、図示しないが、このフランジ2dにおいて上方に開口している。
また、第1層2aの底板部2aaの内周部には、ヨーク15を構成する底板部15aの下部外周部15aaが係合され、下部外周部15aa及び張出部15bの下面15baと接着剤等により固着されている。これにより、フレーム2は、上記磁気回路1を支持している。また、フレーム2は、第2層2bの底板部2baと第3層2cの底板部2caにおいて後述する振動体3を支持している。
振動体3は、振動板21と、エッジ22と、ボイスコイルボビン23と、ボイスコイル24と、ダンパー25と、センターキャップ26とを有している。振動板21は、平面形状が略円環状を呈している。振動板21の縦断面形状は、内周部21aから外周部21b側であって、かつ、スピーカ装置の背面側(音響放射方向に対し反対側)に向かいつつ、スピーカ装置の前面側(音響放射方向)が凸状となるように所定の曲線(以下、「第1の曲線」という。)を描いて湾曲して折り返し部21cに至る形状を呈している。また、振動板21の縦断面形状は、折り返し部21cから外周部21bに向かって、スピーカ装置の前面側(音響放射方向)が凸状となるように上記第1の曲線より緩やかな曲線(以下、「第2の曲線」という。)を描いて湾曲して外周部21bに至る形状を呈している。
ここで、振動板21の内周部21aから折り返し部21cまでを第1湾曲部21dと呼び、振動板21の折り返し部21cから外周部21bまでを第2湾曲部21eと呼ぶことにする。振動板21の平面形状において、内周部21aから折り返し部21cまでの直線距離と、折り返し部21cから外周部21bまでの直線距離の比は、例えば、1:3程度である。また、振動板21の折り返し部21cは、後述するように、ダンパー25の内周部近傍前面に接着剤28により固着されている。
振動板21の材料としては、例えば、紙、繊維を用いた織布、繊維を用いた編み物、不織布、繊維を用いた織布にシリコーン樹脂等からなる結合樹脂を含浸させたもの、合成樹脂、アクリル発泡体などがある。合成樹脂には、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリメチルメタアクリレート、ポリカーボネイト、ポリアリレート、エポキシ樹脂等などがある。また、アクリル発泡体は、例えば、メタアクリル酸メチルと、メタアクリル酸と、スチレンと、無水マレイン酸と、メタアクリルアミドとを原料とする。
振動板21を構成する第1湾曲部21dの前面(音響放射方向)の内周部21aから折り返し部21cまでには、複数個の引出線収容部21daが形成されている。図3の例では、3個の引出線収容部21daが点対称となる位置に形成されている。各引出線収容部21daは、引出線27が収容できれば良いので、断面形状は、第1湾曲部21dの背面側(音響放射方向に対し反対側)で凹形状となるのであれば、どのような形状を呈していても良い。引出線収容部21daの厚さは、振動板21の厚さと略等しい。このように構成するのは、振動板21の重量を大きくすることなく、感度を十分に確保するためである。各引出線収容部21daの下端には、引出線27をフレーム2を構成する第2層2b側に取り出すための引出部21fが形成されている。
振動板21の内周部21aには、平面形状が略円形状を呈する開口21aaが形成されている。開口21aaには、略円筒形状を呈するボイスコイルボビン23の上端近傍外周面が接着剤等により固着されている。ボイスコイル23の外周面には、略円形状を呈する複数の貫通孔23aが穿設されている。各貫通孔23aは、スピーカ装置の内部と外部との間で空気を出入りさせるためのものである。すなわち、スピーカ装置の内部が密閉されている場合には、スピーカ装置内の空気が圧縮・膨張し、いわゆるバネ性を帯び、振動板3の動きが抑制され、振動体3の振動特性が著しく劣化してしまうので、貫通孔23aを設けてそれを抑止しているのである。
ボイスコイルボビン23の下端近傍外周面には、ボイスコイル24が巻き回されている。ボイスコイル24の両端は、図1及び図2に示すように、それぞれボイスコイルボビン23に沿って上方へ引き出され、例えば、ボイスコイルボビン23の上端近傍において一対の引出線27とそれぞれ電気的に接続されている。引出線27は、例えば、複数の細い電線を撚り合せて形成された屈曲に強い錦糸線からなる。各引出線27は、振動板21を構成する第1湾曲部21dに形成されている引出線収容部21daのいずれかに収容され、対応する引出線収容部21daの下端に形成されている引出部21fからフレーム2を構成する第2層2b側に引き出されている。引出線27が収容された引出線収容部21daには、例えば、接着剤等が充填され、引出線27が収容される引出線収容部21daから脱落することが抑止されている。フレーム2の第2層2bの略中央内周面には、略対称となる2箇所に、断面略L字状を呈する一対の端子29が取り付けられている。各端子29には、一対の引出線27の各一端がそれぞれ電気的に接続されている。
センターキャップ26は、例えば、ボイスコイルボビン23の内径に略等しい外径を有する曲面板によって形成されている。ボイスコイルボビン23の上端には、ボイスコイルボビン23の上端開口をふさぐとともに、スピーカ装置の前面側(音響放射方向)が凸状となるように、センターキャップ26が接着剤等により固着されている。このように、センターキャップ26は、ボイスコイルボビン23(又は、ボイスコイルボビン23及び振動板21)に連結されることにより、ボイスコイルボビン23及び振動板21の強度(剛性)を補強し、ボイスコイルボビン23及び振動板21の分割振動を極力抑えている。
また、センターキャップ26は、振動板21と一体に振動するので、音響エネルギーの一部(主として高音域)の放射を担うとともに、振動板21の形状に起因した音波の干渉を位相補正してスピーカ装置の音響特性を調整する役割を有している。これにより、センターキャップ26は、振動板21の内周部21aに形成された開口21aaに起因した音響特性の影響を必要に応じて補正している。
一方、振動板21の外周部21bの背面(音響放射方向に対し反対側)には、平面形状が略円環形状を呈するエッジ22の内周部22aが接着剤等により固着されている。エッジ22は、適度なコンプライアンスと剛性を兼ね備えている。エッジ22には、振動板21の外周部21bと同心円形状にコルゲーションが形成されている。すなわち、エッジ22の断面形状は、複数の凸部及び凹部とを有している。エッジ22の外周部下面は、フレーム2を構成する第3層2cの底板部2caの上面に接着剤等により固着されている。以上により、振動板21の外周部21bは、エッジ22を介してフレーム2に連結されている。すなわち、エッジ22は、振動板21をフレーム2に対し、弾性的に支持している。エッジ22の材料としては、上記した振動板21の材料の他、例えば、ゴム、ポリウレタン等の樹脂、発泡ゴム、発泡樹脂、又はポリプロピレン等の合成樹脂とタングステン等の金属とからなるハイブリッド材を用いても良い。
ダンパー25は、適度なコンプライアンスと剛性を兼ね備えている。ダンパー25は、例えば、布にフェノール系樹脂等又はフェノール系樹脂と有機溶媒とからなる溶液などを含浸し、加熱成形により形成されている。ダンパー25は、平面形状が略円環形状を呈している。ダンパー25は、外周部から内周部へ向かって順に、直線部25aと、第1の曲線部25bと、第2の曲線部25cと、折り曲げ部25dとが一体に形成されて構成されている。
ダンパー25を構成する直線部25aの下面は、フレーム2を構成する第2層2bの底板部2baの上面に接着剤等により固着されている。第1の曲線部25b及び第2の曲線部25cは、振動板21の内周部21aと同様に、同心円形状を呈している。すなわち、ダンパー25の第1の曲線部25b及び第2の曲線部25cの各断面形状は、複数の凸部及び凹部とを有している。第2の曲線部25cの凹凸は、第1の曲線部25bの凹凸より小さく形成されている。これは、第2の曲線部25cの方が第1の曲線部25bよりもスピーカ装置の中心に近いため、振動板21や引出線27との接触等の可能性が高いからである。すなわち、第2の曲線部25cの凹凸を小さくすることにより、第2の曲線部25cと振動板21や引出線27との接触等を抑止することにより、この接触等に伴う異音の発生を抑止するためである。
ダンパー25の内周部には、スピーカ装置の前面側(音響放射方向)に略直角に折れ曲がる折り曲げ部25dが形成されている。このダンパー25の折り曲げ部25dは、振動板21の折り返し部21cが接着剤28により固着されている。このように、ダンパー25の内周部に折り曲げ部25dを設けることにより、ボイスコイル24が配線されるボイスコイルボビン23の周面及び振動板21の引出線収容部21daに影響を及ぼすことなく、振動板21、特に、折り返し部21cとダンパー25との接合面積を確保することができ、接合力を大きくすることができる。また、ダンパー25の内周部に折り曲げ部25dを設けることにより、振動板21を大きな振幅にて振動させた場合でも、ダンパー25の内周部が、ヨーク15の外周側部15cに接触することが抑止できる。したがって、ダンパー25の内周部がヨーク15の外周側部15cに接触することによる異音の発生等を抑止することができる。
一方、ダンパー25の外周部下面は、フレーム2を構成する第2層2bの底板部2baの上面に接着剤等により固着されている。以上により、振動板21の折り返し部21cは、ダンパー25を介してフレーム2に連結されている。すなわち、ダンパー25は、ダンパー25の内周部においてフレーム2に対し、振動板21の折り返し部21cを弾性的に支持している。
これにより、ダンパー25は、スピーカ装置の静止状態(スピーカ装置が駆動されない状態)において、エッジ22とともに、振動板21、センターキャップ26、ボイスコイルボビン23及びボイスコイル24をそれぞれスピーカ装置の所定位置において弾性的に支持している。また、ダンパー25は、ボイスコイル24及びボイスコイルボビン23をプレート11及び14、磁石12及び13等の磁気回路1を構成する部材に接触させない所定位置で弾性的に保持している。
また、ダンパー25は、スピーカ装置の駆動状態においては、センターキャップ26、振動板21、ボイスコイルボビン23及びボイスコイル24を振動方向に沿って弾性的に支持する役目も担っている。
上記構成を有するスピーカ装置は、音声信号(音声電流)が供給されると、音声電流が一対の引出線27を介してボイスコイル24に供給される。一方、磁気回路1を構成する磁石12に基づく磁束と、磁石13に基づく磁束とは、それぞれプレート11の厚み方向の略中央に向かった後、合成されてプレート11の外周縁に向かい(径方向)、ボイスコイルボビン23及びボイスコイル24の中心軸方向に直交する方向へボイスコイルボビン23及びボイスコイル24を透過する。
したがって、上記した磁石12及び13に基づく合成磁束とボイスコイル24に流された音声電流との間の電磁気力(ローレンツ力)に基づいてスピーカ装置の中心軸方向の駆動力がボイスコイル24に誘起される。この駆動力は、ボイスコイルボビン23を介して振動板21に伝達される。振動板21は、この駆動力の作用を受けて、エッジ22及びダンパ25に弾性支持されつつ、振動し、音声電流に応じた音波を前面(音響放射方向)にある空間に向けて放射する。
この実施の形態に係るスピーカ装置は、磁気回路1と、フレーム2と、振動体3とを備えている。フレーム2は、磁気回路1と振動体3とを支持している。振動体3は、振動板21と、ボイスコイルボビン23と、ボイスコイル24と、引出線27とを有している。振動板21は、内周部21aから外周部21bまでの間に、折り返し部21cを有している。また、ボイスコイルボビン23は、振動板21の内周部に取り付けられている。ボイスコイル24は、ボイスコイルボビン23の外周面に巻き回されている。引出線27は、ボイスコイル24に接続されている。振動板21の背面側には、内周部21aから折り返し部21cにかけて延在する引出線収容部21daが形成されている。引出線収容部21daには、引出線27の一部が収容されている。
したがって、引出線27がヨーク15を構成する外周側部15c、振動板21及びダンパー25に接触することを抑止することができ、異音の発生を抑止することができる。また、引出線27が振動板21の背面側に引き出されているので、振動板21から発せられる音波と、引出線27が振動板3と接触することで生じる異音とが干渉(共振等)し、上記音波を打ち消す等、スピーカ装置の音響特性に悪影響を与えることを抑止することができる。
また、ヨーク15を構成する外周側部15cに引出線27が接触等し、ショート若しくは断線等が発生することを抑止することができる。また、引出線収容部21daに引出線27が収容されることにより、引出線27を引き回すためのスペースを削減することができ、振動体21の振幅を大きくすることができる。さらに、引出線収容部21daを設けることにより、振動板21の剛性が従来に比べて大きくなり、分割共振も含めた分割振動の発生を抑止することができる。
また、この実施の形態に係るスピーカ装置では、振動体21は、フレーム2に支持されるダンパー25を有している。振動板21は、折り返し部21cがダンパー25に取り付けられている。また、折り返し部21c近傍には、引出線収容部21daと連通する引出部21fが形成されている。そして、引出線収容部21daに収容された引出線27が引出部21fから引き出されている。
このように、引出部21fを設けることにより、振動板21に貫通孔を穿設することなく、引出線27を容易に引出すことができ、さらに振動板21とダンパー25との接合面積が低減することを抑止することができる。これにより、スピーカ装置の信頼性が高められている。
また、この実施の形態に係るスピーカ装置では、フレーム2に支持される端子29を備えている。そして、引出部21fから引出される引出線27は、振動板21の背面とダンパー25との間を引き回されて端子29に接続されている。このように、引出線27を引き回すスペースを、振動板21とダンパー25との間に設け、かつ、振動板21の折り返し部21cよりも外側に設けることにより、振動板21が振動するスペースを十分に確保することができ、さらに振動板21を大きな振幅にて振動させることができる。
また、この実施の形態に係るスピーカ装置では、引出線収容部21daは、振動板21の前面側が凸状となるように形成されている。引出線収容部21daをこのような形状にすることにより、容易に引出線27を収容することができるとともに、振動板21の剛性を大きくすることができ、分割振動(分割共振等)の発生を抑止することができる。
また、この実施の形態に係るスピーカ装置では、ダンパー25の内周部には、折り曲げ部25dが形成されているとともに、ダンパー25の折り曲げ部25dは、振動板21の折り返し部21cに取り付けられている。このように構成することにより、ボイスコイル24が配線されるボイスコイルボビン23の周面及び振動板21の引出線収容部21daに影響を及ぼすことなく、振動板21、特に、折り返し部21cとダンパー25との接合面積を確保することができ、接合力を大きくすることができる。また、ダンパー25の内周部に折り曲げ部25dを設けることにより、振動板21を大きな振幅にて振動させた場合でも、ダンパー25の内周部が、ヨーク15の外周側部15cに接触することがない。したがって、ダンパー25の内周部がヨーク15の外周側部15cに接触することによる異音の発生等を抑止することができる。
また、この実施の形態に係るスピーカ装置では、ダンパー25は、外周部から内周部へ向かって順に、フレーム2に取り付けられる直線部25aと、第1の曲線部25bと、凹凸が第1の曲線部25bの凹凸より小さく形成された第2の曲線部25cとが一体に形成されて構成されている。このように構成することにより、第2の曲線部25cと振動板21や引出線27との接触等を抑止することができ、この接触等に伴う異音の発生を抑止することができる。
また、この実施の形態では、振動板21は、上記した構造を有し、その内周部から外周部にわたる振動面が折り返し部21cで折り返されて形成されている。すなわち、折り返し部21cは、ボイスコイル24の下端と略等しい高さ又はボイスコイル24の下端より下方に位置している。このため、折り返し部21cから外周部21bまでの高さが振動板21の全高となる。したがって、振動板21の全高は、同じ口径(振動板の外径)、ボイスコイル径(振動板の内周部)を有する従来のコーン形振動板に比べて小さく形成することができる。これにより、本実施の形態に係るスピーカ装置は、振動板21の全高を小さく抑えることができるので、薄型に形成することができる。
また、この実施の形態に係るスピーカ装置は、ボイスコイルボビン23にダンパ25が固定されていないので、振動時にダンパ25がプレート13にぶつかることがない。この結果、スピーカ装置の最大振幅を大きくすることができるとともに、ボイスコイルボビン23の全高を小さく抑えることができるので、スピーカ装置を薄型に形成することができる。
また、この実施の形態では、図1に示すように、振動板21の折り返し部21cを弾性支持するダンパ25の高さ位置を、電磁気力の作用にて駆動されるボイスコイル24の高さ位置に近くすることができる。さらに、振動板21をボイスコイルボビン23の外径と略同軸であって、ボイスコイルボビン23の外径よりも大きな円環状を呈する折り返し部21cによって支持するようにしている。したがって、振動板21、ボイスコイルボビン23及びボイスコイル24の振動方向における弾性支持が安定し、これによりスピーカ装置の駆動時においてローリング現象が発生しにくくなる。
以上説明したように、スピーカ装置の駆動時において、振動板21、ボイスコイルボビン23及びボイスコイル24が安定して振動するので、振動板21においてローリング現象が発生しにくくなり、ボイスコイルボビン23及びボイスコイル24が磁石12やプレート13に接触することがないので、その分、大きな音声電流を入力し、振動板21を大きな振幅にて振動させることができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上述の実施の形態では、ダンパー25は、振動板21の外周部21bと同心円形状にコルゲーションが形成されている例を示したが、これに限定されず、ダンパー25にはコルゲーションを形成しなくても良い。同様に、上述の実施の形態では、エッジ22は、振動板21の外周部21bと同心円形状に複数のコルゲーションが形成されている例を示したが、これに限定されず、エッジ22には一つのコルゲーションが形成されていても良い。
また、上述の実施の形態では、スピーカ装置の平面形状が略円形状を呈している例を示したが、これに限定されず、スピーカ装置の平面形状は略矩形状を呈していても良い。さらに、上述の実施の形態では、スピーカ装置の平面形状が略円形状を呈しているため、ヨーク15は、いずれも略円盤形状を呈する底板部15a及び張出部15b並びに略円筒形状を呈する外周側部15cを有している例を示したが、これに限定されない。例えば、スピーカ装置の平面形状が略矩形状を呈している場合には、ヨーク15は、略平板形状を呈していても良い。
本発明の一実施の形態に係るスピーカ装置の構成を示す断面図である。 図1の部分拡大図である。 図1に示すスピーカ装置を構成する振動板の外観構成を示す斜視図である。
符号の説明
1…磁気回路、2…フレーム、2a…第1層、2aa,2ba,2ca…底板部、2ab,2bb,2cb…外周側部、2b…第2層、2bc…開口部、2c…第3層、2d…フランジ、3…振動体、11,14…プレート、12,13…磁石、15…ヨーク、15a…底板部、15aa…下部外周部、15b…張出部、15ba…下面、15c…外周側部、15d…面取り部、21…振動板、21a…内周部、21aa…開口、21b…外周部、21c…折り返し部、21d…第1湾曲部、21da…引出線収容部、21e…第2湾曲部、21f…引出部、22…エッジ、22a…内周部、23…ボイスコイルボビン、23a…貫通孔、24…ボイスコイル、25…ダンパー、25a…直線部、25b…第1の曲線部、25c…第2の曲線部、25d…折り曲げ部、26…センターキャップ、27…引出線、28…接着剤、29…端子

Claims (11)

  1. 振動体と、磁気回路と、前記振動体と前記磁気回路とを支持するフレームとを備え、
    前記振動体は、内周部から外周部までの間に折り返し部を有する振動板と、前記振動板の前記内周部に取り付けられたボイスコイルボビンと、前記ボイスコイルボビンの周面に巻き回されたボイスコイルと、前記ボイスコイルに接続される引出線とを有し、
    前記振動板の背面側には、前記内周部から前記折り返し部にかけて延在する引出線収容部が形成され、
    前記引出線収容部に前記引出線の一部が収容されている
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記振動体は、前記フレームに支持されるダンパーを有し、
    前記振動板は、前記折り返し部が前記ダンパーに取り付けられるとともに、前記折り返し部近傍には、前記引出線収容部と連通する引出部が形成され、前記引出線収容部に収容された前記引出線が前記引出部から引き出されている
    ことを特徴とする請求項1に記載されるスピーカ装置。
  3. 前記フレームに支持される端子を備え、
    前記引出部から引出される前記引出線は、前記振動板の背面と前記ダンパーとの間を引き回されて前記端子に接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載されるスピーカ装置。
  4. 前記引出線収容部は、前記振動板の前面側が凸状となるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載されるスピーカ装置。
  5. 前記ダンパーの内周部には、折り曲げ部が形成されている
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載されるスピーカ装置。
  6. 前記ダンパーの前記折り曲げ部は、前記振動板の前記折り返し部に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載されるスピーカ装置。
  7. 前記ダンパーは、外周部から前記内周部へ向かって順に、前記フレームに取り付けられる直線部と、第1の曲線部と、凹凸が前記第1の曲線部の凹凸より小さく形成された第2の曲線部とが一体に形成されて構成されている
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載されるスピーカ装置。
  8. 前記引出線収容部の厚さは、前記振動板の厚さと略等しい
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載されるスピーカ装置。
  9. 前記磁気回路は、ヨークと、磁石と、プレートとを有し、
    前記ヨークは、底板部と、前記底板部を囲む外周側部とを有し、
    前記外周側部の上端縁部には、面取りが施されている
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載されるスピーカ装置。
  10. 前記振動体は、エッジを備え、
    前記振動板は、前記エッジを介して前記フレームに支持されている
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載されるスピーカ装置。
  11. 前記振動体は、センターキャップを有し、
    前記振動板の前記内周部に前記センターキャップの外周部が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載されるスピーカ装置。
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