JP4565357B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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本発明はスピーカ装置に係り、とくに第1スピーカの磁気回路を形成するセンタポール上に第2のスピーカを取付けるようにしたスピーカ装置に関する。
互いに異なる音域を担う複数のスピーカを同軸状に配し、低音側のスピーカのセンタポール上に高音側のスピーカを取付けるようにした同軸型(コアキシャル型)スピーカ装置が知られている。このようなスピーカ装置は、各帯域を担うスピーカから出る音声を低音側のスピーカのほぼ中心から放射することができ、しかも全体的に簡潔にまとまった構成とすることができる。従ってとくに車載用スピーカ装置として広く利用されている。
特開平11−285091号公報には、低音用スピーカユニットの磁気回路を構成するセンタヨーク上に立設した中高音用スピーカユニットを支持する支柱を多角形状として表面の熱放射効果を高めるとともに、支柱に溝を形成し、この溝を介して磁気回路の空間部内の熱せられた空気をコーンの外部に放出させるようにし、車載用等の狭い場所で用いるコアキシャル型のスピーカ装置の冷却効果を高めるようにしたコアキシャル型スピーカ装置が開示されている。
このようなスピーカ装置は、低音用スピーカのセンタヨーク上に立設される支柱として例えばアルミニウム合金の引抜き材を用いるようにし、この支柱を低音用スピーカのセンタポール上にビスによって固定するとともに、この支柱の先端部に高音用スピーカの磁気回路の底部を接着して固定している。従って支柱の先端部に取付けられる中高音用スピーカの位置決めが必ずしも確実ではなく、場合によっては低音用スピーカと高音用スピーカの中心位置が互いにずれる可能性がある。また支柱の先端部に接着固定して高音用スピーカを取付けるために、高音用スピーカの保持が不十分になる可能性がある。また支柱の先端部と高音用スピーカの磁気回路の底面との間に接着剤層が介在し、この接着剤層によって高音用スピーカの磁気回路と支柱との間での熱の伝導が妨げられ、これによってとくに高音用スピーカの磁気回路の放熱性が妨げられる。
特開平11−285091号公報 特開平7−322385号公報 特開2002−215270号公報
本願発明の課題は、第1のスピーカのセンタポール上に第2のスピーカと第3のスピーカを安定に保持することができるスピーカ装置を提供することである。
本願発明の別の課題は、第1のスピーカのセンタポール上に第2のスピーカを正しく位置決めして取付けるとともに、上記第2のスピーカの支持手段によってさらに第3のスピーカを取付けることができるスピーカ装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、第1のスピーカのセンタポール上に支持体を介して取付けられる第2のスピーカの磁気回路と第3のスピーカからの熱が上記支持体に流動しあるいは放熱され、これによってとくに第2のスピーカの磁気回路の温度上昇を防止することが可能なスピーカ装置を提供することである。
本願発明のさらに別の課題は、第2のスピーカの外周部に保持枠が支持され、この保持枠によって第2のスピーカよりもさらに高音域を担う第3のスピーカを保持し、しかも上記保持枠が嵌合保持部に対して放熱手段として機能し、嵌合保持部を介して保持枠によって第1のスピーカあるいは第2のスピーカの熱を放散するようにしたスピーカ装置を提供することである。
本願発明の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願発明の技術的思想およびその実施の形態によって明らかにされる。
かかる課題を解決するため本発明のスピーカ装置においては、カップ状に成形され、底部が第1のスピーカの磁気回路を形成するセンタポールの前面に取り付けられることにより、当該センタポールの前方に延出される金属製の支持体と、支持体の前端側が第1のスピーカよりも高音域を担う第2のスピーカの磁気回路の外周部及び背面の一部と当接するように段状に折り曲げられることにより形成され、当該第2のスピーカを保持する嵌合保持部と、嵌合保持部の前端が外周側に開くように折り曲げられることにより形成され、第2のスピーカのフレームの背面の一部と当接するフランジ部と、フランジ部の前面にビスを介して取り付けられ、第2のスピーカのフレームの外周を囲むとともに当該フレームの前面の一部に当接して当該フレームをフランジ部との間に挟みこむ金属製の保持枠と、保持枠の所定の位置に外周側に延びるように形成され、第2のスピーカよりもさらに高音域を担う第3のスピーカを保持する保持部とを設けるようにした。
本発明によれば、嵌合保持部が第2のスピーカの磁気回路の外周部及び背面の一部と当接するように段状に折り曲げられることにより形成されていることにより、第2のスピーカを安定して保持し且つ正しく位置決めして取り付けることができる。また、第3のスピーカを保持する保持枠が嵌合保持部の前端に形成されたフランジ部に取り付けられ、ビスの螺着力によって第2のスピーカのフレームが保持枠及びフランジ部に挟着されることにより、第3のスピーカを安定して保持できると共に第1のスピーカ及び第2のスピーカの熱を放散することができる。かくして、第1のスピーカのセンタポール上に第2のスピーカと第3のスピーカとを安定して保持できると共に、第2のスピーカを正しく位置決めして取り付けることができ、且つ第1のスピーカ及び第2のスピーカの熱を放散することが可能なスピーカ装置を実現することができる。
図1および図2は本実施の形態に係るスピーカ装置の全体の構成を示すものであって、このスピーカ装置は低音域を担う第1のスピーカの磁気回路10を備えている。磁気回路10は図2に示すようにほぼ円盤状をなすヨーク11を備え、このヨーク11の中心部には上方に突出する円柱状のセンタポール12が一体に設けられている。そしてセンタポール12の外周側にはリング状をなすマグネット13が取付けられている。マグネット13はその軸線方向の両端が互いに異極になるように着磁されている。そしてマグネット13の上面にリング状をなすプレート14が取付けられている。
上記プレート14の中心部に設けられる円形の開口と上記センタポール12の外周面との間の部分がエアギャップ15を形成しており、このエアギャップ15にボイスコイル16が配される。すなわちボイスコイル16は円筒状のボビン17の外周部に巻装された状態でエアギャップ15内に配される。
プレート14上には前方側が開放されたカップ状をなす鋼製のフレーム20が取付けられる。フレーム20内にはコーンから成る振動板21が取付けられる。すなわち振動板21の外周側の部分が断面が半円状のリングから成るエッジ22を介してフレーム20の外周縁部の前面に取付け固定されるとともに、エッジ22の外周部がガスケット23によってフレーム20に固定される。
上記振動板21の中心側の部分はボイスコイル16を巻装したボビン17の外周部に固着される。また振動板21の図2において下側にはダンパ24が配される。ダンパ24はボビン17とフレーム20とを連結する。またフレーム20の外側面上には入力端子板25が設けられる。この入力端子板25には錦糸線26が接続される。
上記磁気回路10のセンタポール12上にはとくに図3に拡大して示すように、筒状支持体30が取付けられる。この筒状支持体30は金属、例えば鉄、鋼、銅、真鍮、アルミニウム合金等の金属によって鍛造で成形されたものであって、その底部の部分がビス31によってセンタポール12の上面に固定されている。そしてこの筒状支持体30によって中高音用スピーカ32が支持される。
中高音用スピーカ32の磁気回路33はカップ状をなすヨーク34を備え、このヨーク34の内側であってその中心部にマグネット35を保持している。そしてマグネット35上にはセンタポール36が取付けられており、このセンタポール36の外周側の部分であってヨーク34の内周面との間の部分がエアギャップを構成している。そしてこのエアギャップにボイスコイル37がボビン38に巻装された状態で配されている。
中高音用スピーカ32のコーンから成る振動板41が上記ボビン38に取付けられるとともに、この振動板41の外周部がフレーム43によって支持される。また上記ボビン38とフレーム43との間にはダンパ42が配される。またフレーム43の外周側には飾りリング44が取付けられる。そして上記ボビン38の開口部を塞ぐようにドーム状をなすキャップ45が取付けられる。
次にこのようなスピーカの動作を説明する。入力端子板25を介して第1のスピーカのボイスコイル16に音声信号が供給されると、この音声信号によって磁気回路10のエアギャップ15に配されるボイスコイル16はフレミングの左手の法則によってボビン17の軸線方向の力を受ける。このためにボビン17が同方向に移動し、これに伴って振動板21が同方向に振動し、音声を再生する。
第2の中高音用スピーカ32の動作も同様であって、入力端子板25を介して磁気回路33のエアギャップ中に配されるボイスコイル37に音声信号が供給されると、フレミングの左手の法則によってボビン38の軸線方向の力を生じ、このためにボビン38と結合されている振動板41がボビン38の軸線方向に振動する。従ってこれにより、中高音域の音声の再生が行なわれる。
このようなスピーカ装置の特徴は、第2の中高音用スピーカ32を嵌合保持する筒状支持体30が放熱に有効に寄与する特徴をもっている。上述の如く筒状支持体30として例えば鍛造によって成形された鋼を用いたときの第1および第2のスピーカのボイスコイル16、37の温度変化を測定したところ、図4に示す結果が得られた。すなわち50Wで連続入力を行なったときに、第1の低音用スピーカ(WF)のボイスコイル16の温度は最終的に178℃で飽和して安定した。これに対して第2の中高音用スピーカ(TW)32のボイスコイル37は158℃で飽和した。
第2のスピーカ32のとくに磁気回路33を金属製の筒状支持体30で支持することによって、この筒状支持体30による熱容量の増加によって第2のスピーカ(TW)32の温度上昇が緩やかになるとともに、筒状支持体30の放熱効果によって第2のスピーカ32の飽和温度が低くなっている。また第1のスピーカについても、その磁気回路10中のボイスコイル16の温度は筒状支持体30によって放熱されるために、低くなる。
図5は筒状支持体30を樹脂の成形体から構成した比較例のスピーカを示している。このような比較例のスピーカについて、50Wの連続入力を行なったときの温度の変化が図6に示される。
筒状支持体30として樹脂を用いると、この支持体30が断熱手段として機能するために、とくに第2のスピーカ32の磁気回路33の放熱が妨げられてボイスコイル37の温度上昇が急激になる。また最終的にはこの第2のスピーカの磁気回路33に熱が蓄熱され、そのボイスコイル37の温度が最終的に188℃に至る。また第1のスピーカのボイスコイル16の部分についても、磁気回路10内に蓄熱されて放熱が行なわれないために、最終温度は184℃になって金属製の筒状支持体30を用いた場合よりも温度が高くなる。従って筒状支持体30として樹脂に代えて金属を用いると、低音用スピーカ(WF)32について6%、高音用スピーカ(TW)について20%、それぞれ冷却効率が上昇する。
このようなスピーカ装置の別の特徴は、図2および図3に示すように、第2の中高音用スピーカ32を筒状支持体30を介して第1のスピーカの磁気回路10のセンタポール12上に支持していることである。すなわちカップ状をなす筒状支持体30の先端側の嵌合保持部によって中高音用スピーカ32の磁気回路33の外周部を受入れ、この中高音用スピーカ32を安定に保持している。なおこの実施の形態においては、筒状支持部30の開放端を中高音用スピーカ32のフレーム43の下端部に突当てている。
従ってこのような構造によれば、第2のスピーカ32の円周方向および高さ方向の位置決めが非常に安定する。とくに筒状支持体30の開放端の内径を中高音用スピーカ32の磁気回路33の外径に高精度に一致させると、両者の嵌合精度によって第2のスピーカ32を安定に保持することが可能になるとともに、第2のスピーカ32の位置決めが非常に容易になる。
また中高音用スピーカ32の磁気回路33を必ずしも接着剤を用いることなく筒状支持体30の先端部の嵌合保持部を介して第1のスピーカのセンタポール12上に嵌め合いの嵌合力によって取付けることが可能になる。従って接着材層が断熱層となって第2のスピーカ32から筒状支持体30へ熱の流動が妨げられることがなくなる。このことはとくに中高音用スピーカ32の磁気回路33の過度の温度上昇を防止できることを意味する。すなわち筒状支持体30は第1のスピーカの磁気回路10とともに第2のスピーカ32の磁気回路33の温度上昇をも防止できるようになる。
次に上記実施の形態の変形例を説明する。図7に示す変形例は第1のスピーカのセンタポール12上に取付けられる筒状支持体30の嵌合支持部によって中高音用スピーカ32の磁気回路33の外周部のみならずこのスピーカのフレーム43の外周部をも覆うようにしたものである。すなわち筒状支持体30は上記スピーカ32の磁気回路33の外周部とフレーム43の外周部にほぼ整合するように3段に絞られており、このような形状の筒状支持体30によって中高音用スピーカ32の磁気回路33とフレーム43とを受入れるようにしている。従って第2のスピーカ32の保持が安定になるとともに、筒状支持体30によってとくに第2のスピーカ32の放熱を確実に行なうことが可能になる。
図8は別の変形例を示している。この変型例は第1のスピーカのセンタポール12を貫通するボルト31を第2のスピーカ32の磁気回路33のヨーク34の雌ねじ孔に螺着し、第2のスピーカ32をボルト31によって下方へ引張ることにより、筒状支持体30をセンタポール12上に固定している。そして筒状支持体30は第2のスピーカ32の磁気回路33の外周面と嵌合して保持するようになっている。しかも筒状支持体30の上端の半径方向への折曲げ部分がフレーム43の下端に当接している。フレーム43は飾りリングを兼用するようになっている。
図9はさらに別の変形例を示している。この変形例は第1のスピーカのセンタポール12を貫通するボルト31を第2のスピーカ32の磁気回路33のヨーク34の雌ねじ孔に螺着し、このヨーク34を下方に引張ることによって筒状支持体30をセンタポール12上に固定している。また筒状支持体30はその上端がほぼ外周側に開くように成形され、この開かれた部分が上記ヨーク34の下面を受けるようになっている。
図10および図11はさらに別の変型例を示している。この変型例においてもボルト31がセンタポール12を貫通し、第2のスピーカ32の磁気回路33のヨーク34の雌ねじ孔に螺着されている。そしてこの筒状支持体30の上端側の嵌合支持部によって第2のスピーカ32の磁気回路33の外周面を保持している。しかも筒状支持体30の先端側のフランジ部が第2のスピーカ32のフレーム43および飾りリング44の下面に当接している。ここでとくに飾りリング44がアルミダイキャスト製の飾りリングから構成されており、放熱板を構成している。従って磁気回路10、33の熱が筒状支持体30に伝達されても、この熱がさらに飾りリング44によって放熱されることになる。
次に第2の実施の形態を図12〜図14によって説明する。この実施の形態はスピーカグリル54を保持するグリルフレーム50を上記筒状支持体30に結合したものである。すなわち第1のスピーカの前面側であってフレーム20の外周部にはグリルフレーム50が取付けられる。グリルフレーム50は例えばアルミニウム合金の成形体から構成されるとともに、その主体部が楕円形の形状をなしている。そしてグリルフレーム50には斜め上方および斜め下方に延びる合計4本のアーム51が連設されており、これらのアーム51の先端部がフレーム20の外周部に固着されるようになっている。
そしてグリルフレーム50の中心側の部分には円形の凹部から成る結合部52が形成され、この結合部52の内周面が図12および図13に示すように筒状支持部30の外周面に嵌合されるようになっている。そしてグリルフレーム50の内側に設けられている段部53に金属製のネットから成るスピーカグリル54が取付けられるようになっている。スピーカグリル54は第2のスピーカ32の前面側を覆う。
上記グリルフレーム50の結合部52と結合される筒状支持体30は第1のスピーカのセンタポール12上にボルト31によって固定されるようになっており、第2のスピーカ32の磁気回路33の外周部に嵌合してこの磁気回路33を保持するとともに、さらにこの筒状支持体30の両端側の部分が2段に絞られてフレーム43の外周部を保持するようになっている。そして第2のスピーカのフレーム43の外周部を保持する筒状支持体30の外周面がグリルフレーム50の結合部52の外周面に嵌合されるようになっている。
従ってこのような構成によれば、第1のスピーカのセンタポール12上において第2のスピーカ32を支持する筒状支持体30はその先端側の外周部がグリルフレーム50の結合部52に嵌合されて結合されることになる。従ってとくに筒状支持体30に対してグリルフレーム50が放熱手段として機能するとともに、筒状支持体30の先端側の外周部を安定的に位置決め保持することになる。
次に第3の実施の形態を図15〜図17によって説明する。この実施の形態は第2のスピーカ32の前端部にさらに支持体60を介して第3のスピーカ、すなわち高音用スピーカ63を取付けたものである。第1のスピーカのセンタポール12上に筒状支持体30を介して取付けられる第2のスピーカ32のフレーム43の外周部にはアルミニウム合金のダイキャスト製の支持体60が取付けられる。そしてこの支持体60の円周方向の所定の位置に半径方向に突出した保持部62が形成され、この保持部62によって高音用スピーカ63が保持される。
第1のスピーカのセンタポール12上には筒状支持体30が取付けられ、センタポール12を貫通するボルト31が第2のスピーカ32の磁気回路33のヨーク34の雌ねじ孔に螺着される。さらにこの筒状支持体30はその先端側の部分にフランジ59が形成され、このフランジ59によってその前面側の部分にビス61を介して上記支持体60を支持している。
従って筒状保持部30のフランジ59上に支持体60が取付け保持されることになり、支持体60が高音用スピーカ63の支持手段とともに筒状支持体30の放熱手段を兼用することになる。従って筒状支持体30の温度上昇を支持体60によって防止することが可能になる。
本願発明はとくに複数のスピーカを同軸状に取付けるコアキシャル型スピーカ装置として音声の再生に広く利用可能である。とくにスペースの限られた場所で配置を行なわなければならない車載用スピーカとして広く利用可能である。
スピーカの全体の形状を示す正面図である。 図1におけるA〜A線断面図である。 同要部拡大断面図である。 スピーカのボイスコイルの温度変化の状態を示すグラフである。 樹脂製の筒状支持体を用いた比較例のスピーカの要部拡大断面図である。 同スピーカのボイスコイルの温度の変化の状態を示すグラフである。 変型例のスピーカ装置の要部拡大断面図である。 別の変形例のスピーカ装置の要部拡大断面図である。 さらに別の変型例のスピーカ装置の要部拡大断面図である。 さらに別の変形例のスピーカ装置の正面図である。 同スピーカ装置の要部拡大断面図である。 第2の実施の形態のスピーカ装置の正面図である。 同要部縦断面図である。 同スピーカ装置の要部分解斜視図である。 第3の実施の形態のスピーカ装置の正面図である。 図15におけるB〜B線断面図である。 同要部分解斜視図である。
符号の説明
10‥‥磁気回路、11‥‥ヨーク、12‥‥センタポール、13‥‥マグネット、14‥‥プレート、15‥‥エアギャップ、16‥‥ボイスコイル、17‥‥ボビン、20‥‥フレーム、21‥‥振動板(コーン)、22‥‥エッジ、23‥‥ガスケット、24‥‥ダンパ、25‥‥入力端子板、26‥‥錦糸線、30‥‥筒状支持体、31‥‥ビス、32‥‥中高音用スピーカ、33‥‥磁気回路、34‥‥ヨーク、35‥‥マグネット、36‥‥センタポール、37‥‥ボイスコイル、38‥‥ボビン、39‥‥プレート、41‥‥振動板(コーン)、42‥‥ダンパ、43‥‥フレーム、44‥‥飾りリング、45‥‥キャップ、50‥‥グリルフレーム、51‥‥アーム、52‥‥結合部、53‥‥段部、54‥‥スピーカグリル、59‥‥フランジ、60‥‥支持体、61‥‥ビス、62‥‥保持部、63‥‥高音用スピーカ

Claims (4)

  1. カップ状に成形され、底部が第1のスピーカの磁気回路を形成するセンタポールの前面に取り付けられることにより、当該センタポールの前方に延出される金属製の支持体と、
    上記支持体の前端側が上記第1のスピーカよりも高音域を担う第2のスピーカの磁気回路の外周部及び背面の一部と当接するように段状に折り曲げられることにより形成され、当該第2のスピーカを保持する嵌合保持部と、
    上記嵌合保持部の前端が外周側に開くように折り曲げられることにより形成され、上記第2のスピーカのフレームの背面の一部と当接するフランジ部と、
    上記フランジ部の前面にビスを介して取り付けられ、上記第2のスピーカのフレームの外周を囲むとともに当該フレームの前面の一部に当接して当該フレームを上記フランジ部との間に挟みこむ金属製の保持枠と、
    上記保持枠の所定の位置に外周側に延びるように形成され、上記第2のスピーカよりもさらに高音域を担う第3のスピーカを保持する保持部と
    を具えるスピーカ装置。
  2. 上記第1のスピーカのセンタポールの中心部を軸線方向に貫通し、かつ上記支持体の底部の中心部の挿通孔を挿通して、先端部が第2のスピーカのヨークの背面側に開口する雌ねじ孔に螺着されるボルト
    を具える請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 上記保持枠の上記保持部が開口または凹部から構成される
    求項に記載のスピーカ装置。
  4. 上記保持枠がアルミニウム合金のダイキャストから構成される
    求項1に記載のスピーカ装置。
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