JP2004356833A - スピーカ - Google Patents

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JP2004356833A
JP2004356833A JP2003150644A JP2003150644A JP2004356833A JP 2004356833 A JP2004356833 A JP 2004356833A JP 2003150644 A JP2003150644 A JP 2003150644A JP 2003150644 A JP2003150644 A JP 2003150644A JP 2004356833 A JP2004356833 A JP 2004356833A
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diaphragm
voice coil
speaker
joint
cross
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JP2003150644A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Kubo
和隆 久保
Tomoyasu Takase
智康 高瀬
Takeshi Shimokawatoko
剛 下川床
Mitsutaka Enomoto
光高 榎本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は各種音響機器および情報通信機器に使用されるスピーカに関するものであり、スピーカの周波数特性の向上を図るものである。
【解決手段】本発明のスピーカは、ダイアフラム27のボイスコイル28との結合部近傍から中心にかけての断面形状を、楕円形状等にしたものである。この構成により、ダイアフラムとボイスコイルの接合部近傍の形状剛性が向上し、ボイスコイルの振動を伝達ロスを少なくして再生することができ、高域の音圧レベルの向上と、高域限界周波数の伸長が図れ、薄型化を図った高品質のスピーカの提供を可能とするものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種音響機器および情報通信機器に使用されるスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカについて図4、図5により説明する。
【0003】
図4は従来のスピーカの断面図を示したもので、図5は同要部であるダイアフラムの形状を説明する断面図である。
【0004】
同図に示すごとく、4は着磁されたマグネット1を上部プレート2及びヨーク3により挟み込んでなる磁気回路であり、この磁気回路4のヨーク3にフレーム6を接着結合し、このフレーム6の周縁部にダイアフラム7を接着結合し、更にダイアフラム7に接着結合されたボイスコイル8を、上記磁気回路4の磁気ギャップ5にはまり込むようにしていた。ここで、このダイアフラム7の形状は図5に示すように、中心部に凸部7aを設けており、この凸部7aは円の一部を切り取ったような断面形状を有している。
【0005】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0006】
【特許文献1】
実開昭59−50191号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のスピーカは薄型化を目的としており、薄型化を図るために、各構成部品の全高寸法を小さく設計している。ところがダイアフラム7の全高寸法を小さく設計すると、その形状剛性が低下してしまい、ボイスコイル8の振動伝達が悪化し、高域の音圧レベルが低下したり、高域限界周波数が伸びずに再生帯域が狭くなるという課題を有していた。
【0008】
本発明は上記課題を解決するもので、薄型でありながら高域の音圧レベルや再生帯域の確保ができるスピーカを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のスピーカは、ダイアフラムのボイスコイルとの結合部から中心部までの形状を、その断面が楕円の一部となるような形状にしたものである。この構成によりダイアフラムとボイスコイルの接合部近傍の形状剛性が向上し、ボイスコイルの振動を伝達ロスを少なくして再生することができ、高域の音圧レベルの向上と、高域限界周波数の伸長が図れ、薄型化を図った高品質のスピーカの提供を可能とするものである。
【0010】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスピーカのダイアフラムのボイスコイルとの結合部から中心までの形状を、その断面がダイアフラムとボイスコイル接合部付近の半径が中心部の半径より小さい2種類の円からなる曲線形状とすることで、ダイアフラムとボイスコイルの接合部近傍の形状剛性をより向上させたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0012】
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施形態のスピーカの断面図であり、図2は同要部であるダイアフラムの断面図を示したものであり、主として請求項1について説明するものである。
【0013】
同図によると、24は着磁されたマグネット21を上部プレート22およびヨーク23により挟み込んで構成した磁気回路であり、この磁気回路24のヨーク23にフレーム26を結合し、このフレーム26にダイアフラム27をこのダイアフラム27に結合されたボイスコイル28が、上記磁気回路24の磁気ギャップ25にはまり込むように接着するものである。
【0014】
ここで、ダイアフラム27の形状は、図2のようにダイアフラム27のボイスコイル28との結合部から中心にかけて、その断面が楕円の一部となるような形状としたものである。この構成により、ボイスコイル28との結合部近傍27aのダイアフラム27の曲率が小さくなってダイアフラム27の剛性を向上させ、ボイスコイル28の振動を伝達ロスを少なくして再生することができるため、高域の音圧レベルの向上と、高域限界周波数の伸長が図れるものである。
【0015】
(実施の形態2)
図3は本発明の他の実施の形態のスピーカの要部であるダイアフラムの断面図であり、主として請求項1について説明するものである。
【0016】
実施の形態1との相違点は、ダイアフラム29のボイスコイル28との結合部から中心にかけての形状が、2種類の半径の円をつなげた断面となっており、ボイスコイル28との接合部に近い部分の半径の方が中心付近の半径より小さくなっている点である。この構成により、ダイアフラム29のボイスコイル28との接合部付近の剛性を向上することができるものである。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明のスピーカは、ダイアフラムのボイスコイル近傍の曲率を他の部分より小さくして剛性の向上を図り、スピーカの高域の音圧レベルの向上と高域限界周波数の向上を図るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカの一実施の形態の断面図
【図2】同要部であるダイアフラムの断面図
【図3】本発明の他の実施の形態のスピーカの要部であるダイアフラムの断面図
【図4】従来のスピーカの断面図
【図5】同要部であるダイアフラムの断面図
【符号の説明】
21 マグネット
22 上部プレート
23 ヨーク
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
26 フレーム
27,29 ダイアフラム
28 ボイスコイル

Claims (2)

  1. マグネットをプレートとヨークにより挟持して構成した磁気回路と、この磁気回路に結合されたフレームと、このフレームに結合されたダイアフラムと、このダイアフラムに結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルとからなるスピーカであって、前記ダイアフラムは、前記ボイスコイルとの接合部から中心にかかった部分の断面が楕円形状であるスピーカ。
  2. ダイアフラムのボイスコイルとの結合部から中心に向かう場所の断面が、ボイスコイルとの接合部付近の半径が中心部付近の半径よりも小さい2種類の円からなる曲線形状である請求項1記載のスピーカ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166070A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ
JP2006245878A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカおよびこれを用いた電子機器、装置
US7593540B2 (en) 2007-06-15 2009-09-22 Citizen Electronics Co., Ltd Electroacoustic transducer and magnetic circuit unit

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