JP2003314039A - 暖房畳 - Google Patents

暖房畳

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JP2003314039A
JP2003314039A JP2002124013A JP2002124013A JP2003314039A JP 2003314039 A JP2003314039 A JP 2003314039A JP 2002124013 A JP2002124013 A JP 2002124013A JP 2002124013 A JP2002124013 A JP 2002124013A JP 2003314039 A JP2003314039 A JP 2003314039A
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JP
Japan
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support
fiber board
soft fiber
tatami
heating
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Application number
JP2002124013A
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English (en)
Inventor
Akihiro Maeda
昭広 前田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟質繊維板の経時変化によるへたりを防止
し、長期使用に対して厚みが変わらず変形を防ぐことの
できる暖房畳を提供する。 【解決手段】 畳表1と、クッション材2と、金属板3
と、面状発熱体4と、合板5の両面にアルミ箔6を一体
加工してなる芯材7と、少なくとも4つの貫通孔9を設
けた軟質繊維板8と、軟質繊維板8の貫通孔9に挿入す
る支持体10と、硬質繊維板11と、樹脂発泡体複合品
12とを積層して構成し、長期使用に伴い繰り返し荷重
が加わっても、支持体が軟質繊維板のへたりを防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気暖房器具に利
用する暖房畳に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の暖房畳としては、特開平
10−159317号公報に記載されているものがあっ
た。図7は、前記公報に記載された従来の暖房畳を示す
ものである。
【0003】図7において、1は畳表、14は伝熱保護
層、4は面状発熱体、15は樹脂発泡体、16はワラま
たはインシュレーションボード、17は裏シート、18
は空隙、19は貫通穴である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、長期使用に伴い繰り返し荷重が加わる場
合、ワラまたはインシュレーションボードが経時変化で
へたるので、暖房畳の厚みが変わり変形するという課題
を有していた。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、軟質繊維板の経時変化によるへたりを防止し、長期
使用に対して厚みが変わらず変形を防ぐことのできる暖
房畳を提供できる。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の暖房畳は、畳表と、クッション材
と、金属板と、面状発熱体と、合板の両面にアルミ箔を
一体加工してなる芯材と、少なくとも4つの貫通孔を設
けた軟質繊維板と、前記軟質繊維板の貫通孔に挿入する
支持体と、硬質繊維板と、樹脂発泡体複合品とを有し、
前記面状発熱体に通電可能としたものである。
【0007】これによって、長期使用に伴い繰り返し荷
重が加わる場合でも、軟質繊維板の貫通孔に挿入した支
持体により、軟質繊維板の経時変化によるへたりを防ぐ
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、上面よ
り、畳表と、クッション材と、金属板と、面状発熱体
と、合板の両面にアルミ箔を一体加工してなる芯材と、
少なくとも4つの貫通孔を設けた軟質繊維板と、軟質繊
維板の貫通孔に挿入する支持体と、硬質繊維板と、樹脂
発泡体複合品とを積層しており、長期使用に伴い繰り返
し荷重が加わっても、支持体により、経時変化のへたり
を防ぐことができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、上面より、畳表
と、クッション材と、金属板と、面状発熱体と、合板の
両面にアルミ箔を一体加工してなる芯材と、角部に切欠
部を有する軟質繊維板と、前記切欠部に配置する支持体
と、硬質繊維板と、樹脂発泡体複合品とを積層してお
り、長期使用に伴い繰り返し荷重が加わっても、支持体
により、経時変化のへたりを防ぐことができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、支持体を金属以
外としているので、長期使用で錆びずに、長期使用に伴
い繰り返し荷重が加わっても、支持体により、経時変化
のへたりを防ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おける暖房畳の断面図であり、図2は、軟質繊維板の斜
視図、図3は、支持体の斜視図である。図1〜図3にお
いて、畳表1、クッション材2、金属板3、面状発熱体
4、合板5の両面にアルミ箔6を一体加工した芯材7、
軟質繊維板8、軟質繊維板8の貫通孔9、支持体10、
硬質繊維板11、樹脂発泡複合品12を設けた構成にし
ている。
【0013】畳表1は、天然イグサまたは、人工イグサ
を編んだものを用いている。
【0014】クッション材2は、天然繊維や人工繊維な
どをニードルパンチにより繊維同士を絡ませた不織布で
構成されており、厚みは1.5mm〜5mmのものを用
いている。
【0015】金属板3は、厚みを0.2mm〜1mmの
範囲に設定してあり、材質は、アルミ、メッキ鋼板等を
用いている。
【0016】面状発熱体4は、シート状に形成された発
熱体であり、通電することで発熱し、所定の温度に制御
されるもので、この面状発熱体4からの熱により金属板
3が加熱され、クション材2、畳表1に均一に熱を伝え
るものである。
【0017】合板5は、JAS(日本農林規格協会)に
定められているものであれば特に限定しない。
【0018】アルミ箔6は、厚みを0.15mm以下と
したものである。
【0019】芯材7は、合板5の両面にアルミ箔6を一
体に構成したものであり、アルミ箔6があるために、ソ
リの発生しないものである。
【0020】軟質繊維板8は、密度0.25g/cm3
未満、含水率6%〜10%、含水量0.2g/cm3以
下、厚みを10mm〜20mmの範囲に設定してあり、
材質としては、主原料としてチップ化木材を使用したも
ので、円筒形の支持体10を挿入するための貫通孔9を
設けてある。
【0021】支持体10は、長期使用で錆びない金属以
外の材質で、高度100以上のものが好ましく、本実施
例ではABSを用いている。
【0022】硬質繊維板11は、密度0.8g/cm3
以上、含水率5%〜13%、吸水率25%以下、厚みを
3mm〜7mmの範囲に設定してあり、材質としては、
主原料としてチップ化木材を使用し、樹脂などで特殊処
理したものである。
【0023】樹脂発泡複合品12は、樹脂発泡体等にポ
リエチレンシートやポリプロピレンシート等の樹脂シー
トを一体に構成されたものである。
【0024】以上のように構成された暖房畳について、
以下その動作、作用を説明する。
【0025】まず、使用者が畳表1の上に着座したり、
歩行したり、長期使用する場合、芯材7と硬質繊維版1
1の間に配置されている軟質繊維板8は密度が密度0.
5g/cm3以下なので、長期使用するとへたりを生じ
てくが、軟質繊維板8の貫通孔9に挿入した支持体10
により軟質繊維板8のへたりを防ぐことができる。
【0026】なお、本実施例では、支持体を円筒形とし
たが、支持体の形状はこれに限定されるものではない。
【0027】(実施例2)図4は、本発明の実施例2の
暖房畳の断面図であり、図5は軟質繊維板の斜視図、図
6は支持体の斜視図である。
【0028】なお実施例1と同一符号のものは、同一構
造を有し説明は省略する。
【0029】図4〜図6において、実施例1の構成と異
なるところは角に四角の切欠部13を設けた軟質繊維板
8と、切欠部13に配置する四角柱の支持体10を設け
た点である。
【0030】以上のように構成された暖房畳について、
以下その動作、作用を説明する。まず、使用者が畳表1
の上に着座したり、歩行したり、長期使用する場合、芯
材7と硬質繊維版11の間に配置されている軟質繊維板
8は密度が密度0.5g/cm3以下なので、長期使用
するとへたりを生じてくが、軟質繊維板8の4辺の角部
13に配置した支持体10により軟質繊維板8のへたり
を防ぐことができる。
【0031】なお、本実施例では、支持体を四角柱とし
たが、支持体の形状はこれに限定されるものではない。
【0032】また、実施例1と実施例2に記載の軟質繊
維板と支持体の構成を組み合わせることも可能で、この
場合、暖房畳の4角および中央の変形を効果的に防止で
きる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、長期使
用で軟質繊維板が変形しても、支持体を構成部材の一部
に設けているので、この支持体が軟質繊維板に与えられ
る長期繰り返し荷重を吸収することで暖房畳の変形を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における暖房畳の断面図
【図2】本発明の実施例1における軟質繊維板の斜視図
【図3】本発明の実施例1における支持体の斜視図
【図4】本発明の実施例2における暖房畳の断面図
【図5】本発明の実施例2における軟質繊維板の斜視図
【図6】本発明の実施例2における支持体の斜視図
【図7】従来の暖房畳断面図
【符号の説明】
1 畳表 2 クッション材 3 金属板 4 面状発熱体 5 合板 6 アルミ箔 7 芯材 8 軟質繊維板 9 貫通孔 10 支持体 11 硬質繊維板 12 樹脂発泡体複合品 13 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E220 AA04 AA26 AA27 AB09 AC01 AD06 BA01 BA15 GA02X GA22X GA24X GA25X GA27X GB05X GB33X GB45X GB47X GB52X 3K034 BB13 FA13 HA04 HA08 3L072 AB04 AB10 AC02 AD13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面より、畳表と、クッション材と、金
    属板と、面状発熱体と、合板の両面にアルミ箔を一体加
    工してなる芯材と、少なくとも4つの貫通孔を設けた軟
    質繊維板と、前記貫通孔に挿入する支持体と、硬質繊維
    板と、樹脂発泡体複合品とを積層したことを特徴とする
    暖房畳。
  2. 【請求項2】 上面より、畳表と、クッション材と、金
    属板と、面状発熱体と、合板の両面にアルミ箔を一体加
    工してなる芯材と、角部に切欠部を有する軟質繊維板
    と、前記切欠部に配置する支持体と、硬質繊維板と、樹
    脂発泡体複合品とを積層したことを特徴とする暖房畳。
  3. 【請求項3】 支持体を金属以外としたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の暖房畳。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007063792A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Kaihatsu Board Kk 暖房性に優れたボード畳床
KR101566776B1 (ko) 2015-07-15 2015-11-06 (주)원양건축사사무소 공동주택 층간 소음 방지용 바닥재

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JP2007063792A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Kaihatsu Board Kk 暖房性に優れたボード畳床
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