JP2003172015A - 暖房畳 - Google Patents

暖房畳

Info

Publication number
JP2003172015A
JP2003172015A JP2001371283A JP2001371283A JP2003172015A JP 2003172015 A JP2003172015 A JP 2003172015A JP 2001371283 A JP2001371283 A JP 2001371283A JP 2001371283 A JP2001371283 A JP 2001371283A JP 2003172015 A JP2003172015 A JP 2003172015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tatami mat
tatami
water
aluminum foil
fiber board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001371283A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Maeda
昭広 前田
Yoshitaka Morikawa
由隆 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001371283A priority Critical patent/JP2003172015A/ja
Publication of JP2003172015A publication Critical patent/JP2003172015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水などが畳表にこぼれても、内部への浸透を
防止する。 【解決手段】 上面より、畳表1と、樹脂フイルム2
と、クッション材3と、金属板4と、面状発熱体5と、
合板6の両面にアルミ箔7を一体加工してなる芯材7
と、軟質繊維板9と、硬質繊維板10と、樹脂発泡体複
合品11とを積層して構成し、水などがこぼれても内部
への浸透を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気暖房器具に利
用する暖房畳に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の暖房畳としては、特開平
10−159317号公報に記載されているものがあっ
た。図2は、前記公報に記載された従来の暖房畳を示す
ものである。
【0003】図2において、1は畳表、12は伝熱保護
層、5は面状発熱体、13は樹脂発泡体、14はワラま
たはインシュレーションボード、15は裏シート、16
は空隙、17は貫通穴である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、水などが畳表にこぼれた場合、畳表より浸透
した水などが伝熱保護層の貫通穴より内部に浸透し、さ
らに、樹脂発泡体端部よりワラまたはインシュレーショ
ンボードに浸透し、乾燥しない状態で、面状発熱体に通
電されることで暖房畳に熱ストレスを与えるので、ワラ
またはインシュレーションボードが変形し、暖房畳にソ
リが発生するという課題を有していた。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、水などが畳表にこぼれても、畳表から浸透した水な
どの内部への浸透を防止するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の暖房畳は、上面より、畳表と、樹脂
フイルムと、クッション材と、金属板と、面状発熱体
と、合板の両面にアルミ箔を一体加工してなる芯材と、
軟質繊維板と、硬質繊維板と、樹脂発泡体複合品とを有
し、前記面状発熱体に通電可能としたものである。
【0007】これによって、水などが畳表にこぼれた場
合、樹脂フイルムが、畳表から浸透した水などの内部へ
の浸透を防ぐことができる。
【0008】また、万一、水などがクッション材の端部
から回り込んで、芯材、軟質繊維板、硬質繊維板等に浸
透して、乾燥しない状態で面状発熱体に通電しても、芯
材の両面にアルミ箔を一体加工しているので、このアル
ミ箔が暖房畳に与えられる熱ストレスを吸収することで
暖房畳のソリを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、上面よ
り、畳表と、樹脂フイルムと、クッション材と、金属板
と、面状発熱体と、合板の両面にアルミ箔を一体加工し
てなる芯材と、軟質繊維板と、硬質繊維板と、樹脂発泡
体複合品とを積層しており、水などが畳表にこぼれて
も、樹脂フイルムにより、内部への浸透を防ぐことがで
きる。
【0010】また、万一、水などがクッション材の端部
から回り込んで、芯材、軟質繊維板、硬質繊維板等に浸
透して、乾燥しない状態で面状発熱体に通電しても、芯
材の両面にアルミ箔を一体加工しているので、このアル
ミ箔が暖房畳に与えられる熱ストレスを吸収することで
暖房畳のソリを防止することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、特に請求項1に
記載の樹脂フイルムを、クッション材と金属板の間に設
ける構成としたことにより、水などが畳表にこぼれた場
合、樹脂フイルムが、畳表から浸透した水の内部への浸
透を防ぐことができると共に、樹脂フイルムが、畳面側
にある場合に比べクッション性を確保することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0013】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おける暖房畳の断面図を示すものである。
【0014】図1において、畳表1、樹脂フイルム2、
クッション材3、金属板4、面状発熱体5、合板6の両
面にアルミ箔7を一体加工した芯材8、軟質繊維板9、
硬質繊維板10、樹脂発泡複合品11を設けた構成にし
ている。
【0015】畳表1は、天然イグサまたは、人工イグサ
を編んだものを用いている。
【0016】樹脂フイルム2は、厚みを0.01mm〜
0.2mmの範囲に設定してあり、材質としては、ウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ナイロン樹脂等を用いている。
【0017】クッション材3は、天然繊維や人工繊維な
どをニードルパンチにより繊維同士を絡ませた不織布で
構成されており、厚みは1.5mm〜5mmのものを用いて
いる。
【0018】金属板4は、厚みを0.2mm〜1mmの範囲
に設定してあり、材質は、アルミ、メッキ鋼板等を用い
るている。
【0019】面状発熱体5は、シート状に形成された発
熱体であり、通電することで発熱し、所定の温度に制御
されるもので、この面状発熱体5からの熱により金属板
4が加熱され、クッション材3、畳表1に均一な熱を伝
えるものである。
【0020】合板6は、JAS(日本農林規格協会)に
定められているものであれば特に限定しない。
【0021】アルミ箔7は、厚みを0.15mm以下とし
たものである。
【0022】芯材8は、合板6の両面にアルミ箔7を一
体に構成したものであり、アルミ箔7があるために、ソ
リの発生しないものである。
【0023】軟質繊維板9は、密度0.25g/cm3
満、含水率6%〜10%、含水量0.2g/cm3以下、厚
みを10mm〜20mmの範囲に設定してあり、材質として
は、主原料としてチップ化木材を使用したものである。
【0024】硬質繊維板10は、密度0.8g/cm3
上、含水率5%〜13%、吸水率25%以下、厚みを3
mm〜7mmの範囲に設定してあり、材質としては、主原料
としてチップ化木材を使用し、樹脂などで特殊処理した
ものである。
【0025】樹脂発泡複合品11は、樹脂発泡体等にポ
リエチレンシートやポリプロピレンシート等の樹脂シー
トを一体に構成されたものである。
【0026】以上のように構成された暖房畳について、
以下その動作、作用を説明する。
【0027】まず、水などが畳表1にこぼれた場合、樹
脂フイルム2により、畳表1から浸透した水などの内部
への浸透を防ぐことができる。
【0028】また、万一、水などがクッション材3の端
部から回り込んで、芯材8、軟質繊維板9、硬質繊維板
10等に浸透して、乾燥しない状態で面状発熱体5に通
電しても、芯材8の両面にアルミ箔7を一体加工してい
るので、このアルミ箔7が暖房畳に与えられる熱ストレ
スを吸収することで暖房畳のソリを防止することができ
る。
【0029】さらに、樹脂フイルム2を前記クッション
材3と前記金属板4の間に設ける構成とすると、畳表1
とクッション材3の間に樹脂フイルム2を設ける場合に
比べクッション性を確保することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、畳表に
水等がこぼれたても、樹脂フイルムを構成部材に設けて
いるので、水等の内部への浸透を防ぐことができると共
に、暖房畳が乾燥しない状態で、通電しても芯材の両面
にアルミ箔を一体加工しているので、このアルミ箔が暖
房畳に与えられる熱ストレスを吸収することで暖房畳の
ソリを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における暖房畳の断面図
【図2】従来の暖房畳断面図
【符号の説明】
1 畳表 2 樹脂フイルム 3 クッション材 4 金属板 5 面状発熱体 6 合板 7 アルミ箔 8 芯材 9 軟質繊維板 10 硬質繊維板 11 樹脂発泡体複合品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面より、畳表と、樹脂フイルムと、ク
    ッション材と、金属板と、面状発熱体と、合板の両面に
    アルミ箔を一体加工してなる芯材と、軟質繊維板と、硬
    質繊維板と、樹脂発泡体複合品とを積層したことを特徴
    とする暖房畳。
  2. 【請求項2】 上面より、畳表と、クッション材と、樹
    脂フイルムと、金属板と、面状発熱体と、合板の両面に
    アルミ箔を一体加工してなる芯材と、軟質繊維板と、硬
    質繊維板と、樹脂発泡体複合品とを積層したことを特徴
    とする暖房畳。
JP2001371283A 2001-12-05 2001-12-05 暖房畳 Pending JP2003172015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001371283A JP2003172015A (ja) 2001-12-05 2001-12-05 暖房畳

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001371283A JP2003172015A (ja) 2001-12-05 2001-12-05 暖房畳

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003172015A true JP2003172015A (ja) 2003-06-20

Family

ID=19180354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001371283A Pending JP2003172015A (ja) 2001-12-05 2001-12-05 暖房畳

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003172015A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019039123A1 (ja) 吸音パネル
JP2006062239A (ja) 繊維ボードの製造方法及び繊維ボード
JP3738792B2 (ja) 竹製複合ボード
JP2003172015A (ja) 暖房畳
JP4654890B2 (ja) 建築板の製造方法
JP2002276137A (ja) 暖房畳
JP2003314039A (ja) 暖房畳
JPH04214301A (ja) 建築板とその製法
JP2005199557A (ja) 合板とその製造方法
JPH0116308Y2 (ja)
JP2006212895A (ja) 積層体、建築用部材および床暖房パネル
JPH0133324Y2 (ja)
DE20105464U1 (de) Dämmplatte
JP3803160B2 (ja) テーブル板
JPH10115045A (ja) 複合ボード
KR101497284B1 (ko) 마루판재 및 그 제조 방법
JP2001107542A (ja) 床暖房用薄畳
JP2014125758A (ja) 畳の製造方法及びその方法により製造される畳
JP2652758B2 (ja) 建築用板およびその製造方法
JPH09257266A (ja) 床 材
JP2005232685A (ja) 暖房畳
JP2652758C (ja)
JP2000096810A (ja) 畳床およびこれを用いた畳
JP2000064567A (ja)
JP2005153409A (ja) 突板原紙及び突板貼り化粧合板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041206

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050704

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061212

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070522

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02