JP2003312755A - 粒状物用容器 - Google Patents

粒状物用容器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ばねを含めて全部材を合成樹脂材で一体成形
することによって製造コストを削減し、かつワンタッチ
で取出し口を開閉できるようにした使い勝手がよい粒状
物用容器を提供すること。 【解決手段】 容器本体と、容器本体にヒンジを介して
連結されたスライドキャップおよび底蓋とからなり、合
成樹脂材で一体成形された粒状物用容器であって、容器
本体が、端部に上方に突出するストッパーを設け、その
下方からU字形に折り曲げられた板ばねを連設した上壁
を具備しており、スライドキャップが、板ばねに弾接す
る操作板と、裏面にストッパーに係合する係止片を設け
た蓋板とを具備しており、容器本体に、粒状物取出し口
が穿孔され、スライドキャップに取出し開口を形成する
ため粒状物取出し口と重なり合う開口が穿孔されている
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒状菓子や薬剤等
の粒状物を収納し、粒状物を小出しできる粒状物用容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】粒状物を収納して小出しできる容器とし
て、容器本体と蓋体をヒンジを介して一体に接続し、蓋
体を一定角度に開くことによって取出し口を形成させて
粒状物を取出すようにした粒状物用容器は、従来から知
られている(例えば特開平11−70983号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の容器では、蓋体の開閉にあたっては、蓋体の取出し
口側を把持して上方に持ち上げて取出し口を開き、蓋体
を上から押さえることによって、取出し口を閉じるよう
にしていた。そのため、蓋体をワンタッチで簡単に開閉
できなかった。これを解決するために、ばねを弾装して
取出し口を閉じる方向に付勢するようにしたものも提案
されているが、部品数とともにばねの装着工程が増える
ので、生産コストが削減できなかった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決することを
課題として、ばねを含めて全部材を合成樹脂材で一体成
形することによって製造コストを削減し、かつワンタッ
チで取出し口を開閉できるようにした使い勝手がよい粒
状物用容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、粒状物用容器として、容器本体と、容器
本体にヒンジを介して連結されたスライドキャップおよ
び底蓋とからなり、合成樹脂材で一体成形された粒状物
用容器であって、容器本体が、端部に上方に突出するス
トッパーを設け、その下方からU字形に折り曲げられた
板ばねを連設した上壁を具備しており、スライドキャッ
プが、板ばねに弾接する操作板と、裏面にストッパーに
係合する係止片を設けた蓋板とを具備しており、容器本
体に、粒状物取出し口が穿孔され、スライドキャップに
取出し開口を形成するため粒状物取出し口と重なり合う
開口が穿孔されていることを特徴とする構成を採用す
る。
【0006】容器本体とスライドキャップの具体的な実
施形態として、上記構成に付加して、容器本体は、前壁
と後壁および左右の側壁と、前壁の上端に連設された上
壁とからなり、スライドキャップは、その操作板が後壁
の上端にヒンジを介して接続されており、操作板と蓋板
の端縁の一部を結ぶ左右の側板を具えていることを特徴
とする構成を採用する。
【0007】容器本体とスライドキャップの別実施形態
として、容器本体は、前壁と後壁および左右の側壁と、
一方の側壁に連設され、該側壁との間にスリットを後壁
側寄りに設けた上壁とからなり、上壁と前壁、および上
壁と他方の側壁との間にスリットが形成されており、ス
ライドキャップは、その操作板が後壁の上端にヒンジを
介して接続されており、操作板の端縁と蓋板の端縁の一
部を結ぶ側板と、操作板の端縁と蓋板の先端までの端縁
を結んでいる他方の側板を具えていることを特徴とする
構成を採用する。
【0008】容器本体の粒状物取出し口とスライドキャ
ップの開口の実施形態として、容器本体の粒状物取出し
口が上壁に穿孔され、スライドキャップの開口が蓋板に
穿孔されていることを特徴とする構成、または、容器本
体の粒状物取出し口が側壁に穿孔され、スライドキャッ
プの開口が側板に穿孔されていることを特徴とする構成
を採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明粒状物用容器の第1
実施形態について、図面を参照して説明する。図1にお
いて、Aは容器本体、Bは容器本体Aにヒンジで結合さ
れたスライドキャップ、Cは容器本体Aにヒンジで結合
された底蓋であり、容器本体A、スライドキャップB、
底蓋Cは合成樹脂で一体成形されている。
【0010】図1,2に示すように、容器本体Aは、前
壁1、後壁2及び左右の側壁3a,3bと上壁4とから
なっている。側壁3a,3bの上端縁は、前壁1の上端
から円弧状に延びる弧状部分5aと、傾斜した直線部分
5bとからなっている。
【0011】上壁4は、前壁1の上端から容器本体Aの
中央近くまで側壁3の弧状部分5aに沿って円弧状に延
びており、前壁1近くには粒状物の取出し口6が穿孔さ
れている。上壁4の中間位置から端部に向かって、側壁
3a,3bとの間にスリット7a,7bが設けられてい
る。上壁4の端部には、上方へ突出するストッパー8が
設けられ、同端部から下方に折り曲げられたU字状の板
ばね9が連設されている。
【0012】スライドキャップBは、ヒンジ10を介し
て容器本体Aの後壁2の上端縁と連結されており、ヒン
ジ10に接続された操作板11と、該操作板11に連設
された弧状部分5aと同形の蓋板12、および操作板1
1と蓋板12の中間部までを覆う扇形の左右の側板13
a,13bとからなっている。
【0013】蓋板12には、容器本体Aの上壁4に形成
された粒状物の取出し口6と同じ大きさの開口14が穿
孔され、蓋板12の裏面には、容器の組立て時、取出し
口6の閉鎖時にストッパー8と係合する係止片15が設
けられている。側板13a,13bは、それぞれ容器本
体Aの側壁3a,3bと摺接して、スリット7a,7b
内で移動自在としており、スライドキャップBは、側壁
3a,3bの間で廻動可能となっている。
【0014】底蓋Cは、ヒンジ16を介して容器本体A
の前壁1の下端縁と連結され、底蓋Cは、容器本体A下
端の底部開口を閉鎖するために、容器本体Aの横断面と
略同一の矩形状をなす底板17と、底板17の内周部に
設けられた係止リブ18とから構成されている。
【0015】次に、第1実施形態容器の使用態様と作用
効果について説明する。本実施形態の容器は、図1,2
に示す形状で一体成形した後、スライドキャップBをヒ
ンジ10で屈曲させて上方に持ち上げ、図3に示すよう
に、操作板11の裏面を板ばね9の端部に当接させると
ともに、蓋板12の裏面に設けられた係止片15を、上
壁4と板ばね9の接続部に形成されたストッパー8を乗
り越えて係合させ、スライドキャップBが、時計方向に
廻動して成形時の状態に戻らないようにしている。この
状態では、上壁4に形成された取出し口6は、スライド
キャップBの蓋板12によって閉鎖されている。
【0016】次に、容器本体A下端の底部開口から所望
の粒状物を充填して、図3に示すように、底蓋Cをヒン
ジ16で屈曲させて容器本体A下端の底部開口に当接
し、底板17の内周部に設けられた係止リブ18を底部
開口に嵌着して、不用意に底蓋Cが開放されないように
係止する。
【0017】本発明の粒状物用容器は、この段階で、粒
状物を収納した容器として市販されるが、使用時には、
スライドキャップBを廻動させて、上蓋4の取出し口6
を開閉することによって粒状物を取り出し、粒状物がな
くなったときには、底蓋Cを開いて、詰め替え容器、袋
から粒状物を新しく入れることができる。
【0018】粒状物を容器から取出すにあたっては、図
3で示す状態から、スライドキャップBの操作板11を
手指で押し込むことにより板ばね9を変形させ、図4に
示すように、スライドキャップBの蓋板12が前壁1方
向にスライドして、蓋板12の端縁と側板13の表面
が、側壁3a,bの内面と摺接しつつ側板13の端縁が
スリット7a,bの内端に当接するまで廻動させる。
【0019】そのとき、蓋板12に形成された開口14
が上壁4に穿孔された粒状物の取出し口6と重なりあ
い、取出し開口が形成される。所望数の粒状物を取出し
終わった後は、スライドキャップBの操作板11から手
指を離すと、板ばね9の復元力によってスライドキャッ
プBが再び元の位置に戻って、上壁4に形成された粒状
物の取出し口6を閉鎖する。
【0020】上記第1実施形態では、容器本体の側壁の
上端縁を、円弧状部分と傾斜する直線部分で形成した
が、直線部分を垂直とし、スライドキャップを操作板と
蓋板とから構成するようにしてもよい。その場合には、
板ばねの変形時にその両側が容器本体の側壁の間で摺動
可能とし、側周壁内に板ばねの変形を一定量に規制する
突起を設けることによって、容器本体の上壁と側周壁と
の間のスリットをなくすこともできる。
【0021】次に、本発明粒状物用容器の第2実施形態
について説明する。第2実施形態は、粒状物の取出し口
を左右の側壁のいずれかに形成したものである。以下、
相違点を中心に説明する。図5,6において、Aaは容
器本体、Baは容器本体Aaにヒンジで結合されたスラ
イドキャップ、Caは容器本体Aaにヒンジで結合され
た底蓋であり、容器本体Aa、スライドキャップBa、
底蓋Caは合成樹脂で一体成形されている。
【0022】容器本体Aaは、第1実施形態と同様に、
前壁20、後壁21及び左右の側壁22a,22b、上
壁23とからなっている。側壁22aの前壁20側上方
には、粒状物の取出し口24が穿孔されている。上壁2
3は、前壁20の上端の内側から側壁22a,bの弧状
部分22aAに沿って円弧状に延びており、前壁20の
上端は、平坦面20Aとなっている。上壁23の端部に
は、ストッパー25が設けられ、U字形の板ばね26が
連設されている。上壁23の両側には、中間位置から端
部にかけて、側壁22a,bとの間にスリット27a,
27bが設けられている。
【0023】スライドキャップBaは、ヒンジ30を介
して容器本体Aaの後壁21の上端縁と連結されるよう
成形されており、ヒンジ30から続く操作板31、蓋板
32、および左右の側板33a,33bとからなってい
る。スライドキャップBaの側板33aには、容器本体
Aaの側面に形成された粒状物の取出し口24と同じ大
きさの開口34が形成されおり、蓋板32の裏面には、
容器の組立て時、取出し口24の閉鎖時に、ストッパー
25と係合する係止片35が設けられている。
【0024】底蓋Caは、第1実施形態と同一の構成で
あり、ヒンジ36を介して、容器本体Aaの前壁20の
下端と連結されている。
【0025】第2実施形態容器の使用態様と作用効果
は、前記第1実施形態のそれと同様であり、容器Aa
は、図5に示すように、一体成形され、第1実施形態と
同様にして図6に示す状態に組み立てられる。
【0026】粒状物の取出しにあたっては、図7に示す
ように、スライドキャップBaの操作板31を手指で押
込むことにより板ばね26を変形させ、スライドキャッ
プBaを前壁20方向にスライドさせ、側板33a,b
の端縁がスリット27a,bの内端に当接するまで廻動
させる。そのとき、容器本体Aaの前壁20の取出し口
24と側板33の開口34が重なり合い、取出し開口を
形成させることができ、粒状物を容器本体Aaの側方か
ら取出すことができる。
【0027】次に、本発明粒状物用容器の第3実施形態
について説明する。本実施形態は、スライドキャップの
蓋板を、容器本体の前壁内に入り込むようにしたもので
ある。図8,9において、Abは容器本体、Bbはスラ
イドキャップ、Cbは底蓋であり、前記各実施形態と同
様に合成樹脂で一体成形されている。
【0028】容器本体Abは、前壁40、後壁41、左
右の側壁42a,42bおよび上壁43とからなってい
る。側壁42a,42bの上端縁は、前壁40の上端か
ら円弧状に延びる弧状部分44aと傾斜した直線部分4
4bとからなっており、側壁42aの前壁40側上方に
は、粒状物の取出し口45が穿孔されている。
【0029】上壁43は、左側壁42bから弧状部分4
4aに沿って延びるように連設されており、前壁40と
の間にはスリット46が形成されている。上壁43と右
側壁42aとの間にもスリット47が形成されており、
さらに、上壁43の端部から中間位置に向かって、左側
壁42bとの間にスリット48が設けられている。上壁
43の端部には、上方に突出するストッパー49が設け
られ、同端部から下方に折り曲げられたU字状の板ばね
50が連設されている。
【0030】図10に示すように、スライドキャップB
bは、ヒンジ51を介して容器本体Abの後壁41の上
端縁と連結されており、ヒンジ51に連設された操作板
52、該操作板52に連設された蓋板53、および操作
板52と蓋板53の先端までの右側端を接続するように
連設された右側板54、操作板52と蓋板53の一部の
左側端を接続するように連設された左側板55とからな
っている。
【0031】右側板54には、容器本体Abの側壁42
aに設けられた取出し口45と同じ大きさの開口56が
設けられており、蓋板53の裏面には、容器の組立て
時、取出し口45の閉鎖時にストッパー49と係合する
係止片57が設けられている。蓋板53の先端部分は、
前壁40に摺接してスリット46内で移動可能であり、
右側板54は、側壁42aに摺接してスリット47内で
移動自在としている。また、左側板55は、側壁42b
に摺接してスリット48内で移動可能となっており、前
記各実施形態と同様に、スライドキャップBbは、側壁
42a,bの間で廻動可能となっている。
【0032】底蓋Cbは、第1実施形態と同一の構成で
あり、ヒンジ58を介して、容器本体Abの前壁40の
下端と連結されている。
【0033】次に、第3実施形態容器の使用態様と作用
効果について説明する。本実施形態容器も第1実施形態
と同様に、容器本体Ab、スライドキャップBb、底蓋
Cbは一体成形され、係止片57がストッパー49を乗
り越えて係合し、スライドキャップBbを閉じ、粒状物
を充填し、底蓋Cbを閉じることによって、図10に示
す粒状物を収容した容器が組み立てられる。その際、ス
ライドキャップBbの蓋板53の先端部分は、前壁40
上端と上壁43との間のスリット46から容器本体Ab
に嵌挿され、右側板54は、右側壁42aに摺接し、ス
リット46内で移動自在となっている。
【0034】粒状物の取出しにあたっては、図10に示
す状態からスライドキャップBbの操作板52を押込む
ことによって、板ばね50が変形して、図11に示すよ
うに、スライドキャップBbの左側板55の端縁がスリ
ット48の内端部48aに当接するまで廻動させると、
蓋板53の先端は、スリット46内にさらに押込まれる
とともに、右側板54の開口56は、容器本体Abの右
側壁42aの取出し口45と重なり合い、粒状物の取出
し開口が形成される。所要個の粒状物を取出した後に操
作板52から指を離すと、板ばね50によってスライド
キャップBbは元の状態に復元し、取出し口45が閉鎖
される。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。板ばねを具えた容器本体にス
ライドキャップと底蓋とがヒンジを介して一体成形され
ているので、蓋を紛失するおそれがなく、しかも製造コ
ストを削減することができる。
【0036】また、粒状物の取出しが手指による押圧操
作のみででき、粒状物取出し口の閉鎖が板ばねの復帰動
作で確実になされ、使い勝手のよい粒状物用容器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の粒状物用容器の成形時の
状態を示す斜視図である。
【図2】粒状物用容器の成形時の状態を示す縦断面正面
図である。
【図3】粒状物用容器組立時の状態を示す縦断面正面図
である。
【図4】取出し口の開放状態を示す縦断面正面図であ
る。
【図5】本発明第2実施形態の粒状物用容器の成形時の
状態を示す斜視図である。
【図6】粒状物用容器組立時の状態を示す縦断面背面図
である。
【図7】取出し口の開放状態を示す縦断面背面図であ
る。
【図8】本発明第3実施形態の粒状物用容器の成形時状
態を示すの斜視図である。
【図9】粒状物用容器成形時の状態を示す背面よりみた
斜視図である。
【図10】粒状物用容器組立時の状態を示す縦断面背面
図である。
【図11】取出し口の開放状態を示す縦断面背面図であ
る。
【符号の説明】
A、Aa、Ab 容器本体 B、Ba、Bb スライドキャップ C、Ca、Cb 底蓋 1、20、40 前壁 2、21、41 後壁 3a,b、22a,b、42a,b 側壁 4、23、43 上壁 5a、44a 円弧部分 5b、44b 直線部分 6、24、45 取出し口 7a,b、27a,b、46、47、48 スリット 8、25、49 ストッパー 9、26、50 板ばね 10、30、51 ヒンジ 11、31、52 操作板 12、32、53 蓋板 13a,b、33a,b 側板 14、34、56 開口 15、35、57 係止片 16、36、58 ヒンジ 17 底板 18 係止リブ 20A 平坦面 22aA 弧状部分 48a 内端部 54 右側板 55 左側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 和紀 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内 (72)発明者 飯塚 茂雄 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式会 社吉野工業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、容器本体にヒンジを介して
    連結されたスライドキャップおよび底蓋とからなり、合
    成樹脂材で一体成形された粒状物用容器であって、 容器本体が、端部に上方に突出するストッパーを設け、
    その下方からU字形に折り曲げられた板ばねを連設した
    上壁を具備しており、 スライドキャップが、板ばねに弾接する操作板と、裏面
    にストッパーに係合する係止片を設けた蓋板とを具備し
    ており、 容器本体に、粒状物取出し口が穿孔され、スライドキャ
    ップに取出し開口を形成するため粒状物取出し口と重な
    り合う開口が穿孔されていることを特徴とする粒状物用
    容器。
  2. 【請求項2】 容器本体は、前壁と後壁および左右の側
    壁と、前壁の上端に連設された上壁とからなり、 スライドキャップは、その操作板が後壁の上端にヒンジ
    を介して接続されており、 操作板と蓋板の端縁の一部を結ぶ左右の側板を具えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の粒状物用容器。
  3. 【請求項3】 容器本体は、前壁と後壁および左右の側
    壁と、一方の側壁に連設され、該側壁との間にスリット
    を後壁側寄りに設けた上壁とからなり、 上壁と前壁、および上壁と他方の側壁との間にスリット
    が形成されており、 スライドキャップは、その操作板が後壁の上端にヒンジ
    を介して接続されており、 操作板の端縁と蓋板の端縁の一部を結ぶ側板と、操作板
    の端縁と蓋板の先端までの端縁を結んでいる他方の側板
    を具えていることを特徴とする請求項1記載の粒状物用
    容器。
  4. 【請求項4】 容器本体の粒状物取出し口が上壁に穿孔
    され、スライドキャップの開口が蓋板に穿孔されている
    ことを特徴とする請求項1〜3記載の粒状物用容器。
  5. 【請求項5】 容器本体の粒状物取出し口が側壁に穿孔
    され、スライドキャップの開口が側板に穿孔されている
    ことを特徴とする請求項1〜3記載の粒状物用容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076682A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Dainippon Printing Co Ltd 容器
JP2012030855A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Yoshino Kogyosho Co Ltd 粒状物用容器
JP2013133135A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Yoshino Kogyosho Co Ltd 粒状物用容器

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