JP4641080B2 - 振出し容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、菓子類やその他の粒状物を収納し、これを小出しできるようにした振出し容器の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の振出し容器としては、片手で把持できる程度のサイズ、すなわち携帯可能なサイズをしたプラスチック製容器であって、中に粒状の菓子類を収納したものが多く出回っている。そして、通常これらの容器は、指先やもう一方の手で容器の一部をスライドするか、或いは回転することで取出し口を形成し、その取出し口を下向きにして手のひらで受けるようにし、中に収納されている粒子をそこから振り出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の振出し容器は、形成した取出し口を下側にして中身を振り出そうとすると、その取出し口から中の粒子が次々と出てしまう。特に、形が球状をした粒子についてはその傾向が著しい。そして、粒子が必要以上に出ると、容器の中に戻したりするのが面倒である。このような事態を招かないようにするには、手のひらで受けながら注意深く小刻みに振るようにするが、所定の数だけ取り出すようにするのは困難である。
【0004】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定数の球状粒子だけを取り出すことができ、しかも、大小2種類の球状粒子を同時に取り出すことができるようにした振出し容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の振出し容器は、仕切りにより区画された2つの収納部を有し、一方の収納部は小径の球状粒子を多数収納するように、もう一方の収納部は大径の球状粒子を多数収納するようになっており、それらの収納部は収納した球状粒子が一つずつ通過できるように仕切りの両側にて先の方が細くなるとともに、内側に突き出る山形の凸部を介して、先端にそれぞれ球状粒子が一つだけ入るスペースの2つの取出し口が仕切りの両側に隣接して形成されてなる容器本体と、それぞれの球状粒子の取出し口を同時に開ける開位置とそれらの取出し口を同時に覆う閉位置との間で容器本体に対してスライド可能で、閉位置とした時に容器本体の凸部の真上となる位置に山形の膨出部が仕切りを介して隣接する2つの取出し口に跨がるように形成されてなる蓋体とからなり、閉位置では大小2種類の球状粒子がそれぞれの収納部内において凸部と膨出部との間の隙間を通って取出し口のところに移動可能で、開位置では大小2種類の球状粒子がそれぞれの収納部内において取出し口のところに移動できないようになっていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0009】
図1は本発明に係る振出し容器を閉じた状態で示す斜視図、図2は図1の振出し容器を開けた状態で示す斜視図、図3は容器内部の状態を閉じた状態と開けた状態で示す断面図である。この振出し容器は、中にサイズの異なる2種類の球状粒子A,Bを入れるタイプで、容器本体10と蓋体20はいずれもプラスチックの射出成形品からなっており、手で把持できる形態サイズに設計されている。また、この例では蓋体20が透明プラスチックで中が見えるようになっている。
【0010】
容器本体10は、中央を走る仕切り11により区画された2つの収納部12,13を有している。一方の収納部12には直径5mmの球状粒子Aが20個収納され、もう一方の収納部13には直径6mmの球状粒子Bが20個収納されるようになっている。そして、各収納部12,13は先の方が細くなっており、内側に突き出る山形の凸部14を介して、先端に球状粒子A,Bが一つだけ入るスペースがあり、ここが取出し口15,16となるものである。
【0011】
蓋体20は、天面部21とその両サイドに側面部22を備え、さらに天面部21と両側面部22とを繋ぐ後面部23を備えた形状で、容器本体10の収納部12,13を覆うようにして容器本体10の上に被せられる。そして、両側面部22の下端には内向きに曲げ部が突設してあり、この部分が容器本体10の底面に嵌合することで、容器本体10に対して前後にスライド可能になっている。さらに、蓋体20の天面部21の裏側には、図示のような突起24が形成してあり、この突起24が容器本体10の後壁部17に当接することで、図2に示すように、収納部12,13の先端の取出し口15,16を開ける開位置となる。また、蓋体20の後面部23が容器本体10の後壁部17に当接することで図1に示す閉位置となる。
【0012】
蓋体20には、その天面部21に山形の膨出部25が形成されている。すなわち、図3(a)に示すように、蓋体20を閉位置とした時に容器本体10の凸部14の真上となる位置に形成されている。そして、この閉位置では凸部14と膨出部25との間に球状粒子A,Bが通過可能な隙間ができ、取出し口15,16のところに球状粒子A,Bが移動可能になっており、蓋体20を閉位置とした時には、図3(b)に示すように取出し口15,16のところに球状粒子A,Bが移動できないようになっている。
【0013】
上記の構成からなる振出し容器は、蓋体20をスライドして開けると、2つ目以降の球状粒子は通路が狭くなるので、取出し口15,16のところに移動できないので出てこない。すなわち、蓋体20をスライドさせて球状粒子A,Bを1粒ずつ2粒だけ取り出すことができる。
【0014】
図4は本発明に係る別の振出し容器を閉じた状態で示す斜視図、図5は図4の振出し容器を開けた状態で示す斜視図であり、この例の振出し容器では全体形状を先細状とし、先端に取出し口15,16を設けるようにデザインしてある。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の振出し容器は、仕切りにより区画された2つの収納部を有し、一方の収納部は小径の球状粒子を多数収納するように、もう一方の収納部は大径の球状粒子を多数収納するようになっており、それらの収納部は収納した球状粒子が一つずつ通過できるように仕切りの両側にて先の方が細くなるとともに、内側に突き出る山形の凸部を介して、先端にそれぞれ球状粒子が一つだけ入るスペースの2つの取出し口が仕切りの両側に隣接して形成されてなる容器本体と、それぞれの球状粒子の取出し口を同時に開ける開位置とそれらの取出し口を同時に覆う閉位置との間で容器本体に対してスライド可能で、閉位置とした時に容器本体の凸部の真上となる位置に山形の膨出部が仕切りを介して隣接する2つの取出し口に跨がるように形成されてなる蓋体とからなり、閉位置では大小2種類の球状粒子がそれぞれの収納部内において凸部と膨出部との間の隙間を通って取出し口のところに移動可能で、開位置では大小2種類の球状粒子がそれぞれの収納部内において取出し口のところに移動できないようになっている構成としたので、取出し時に際して蓋体をスライドして開位置とすることにより、大小2種類の球状粒子がそれぞれの取出し口に一つずつ位置し、それ以外の球状粒子は取出し口に移動できないことから、大小2種類の球状粒子を一回の取出し操作で一つずつ正確に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振出し容器を閉じた状態で示す斜視図である。
【図2】図1の振出し容器を開けた状態で示す斜視図である。
【図3】容器内部の状態を閉じた状態と開けた状態で示す断面図である。
【図4】本発明に係る別の振出し容器を閉じた状態で示す斜視図である。
【図5】図4の振出し容器を開けた状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
10 容器本体
11 仕切り
12,13 収納部
14 凸部
15,16 取出し口
17 後壁部
20 蓋体
21 天面部
22 側面部
23 後面部
24 突起
25 膨出部

Claims (1)

  1. 仕切りにより区画された2つの収納部を有し、一方の収納部は小径の球状粒子を多数収納するように、もう一方の収納部は大径の球状粒子を多数収納するようになっており、それらの収納部は収納した球状粒子が一つずつ通過できるように仕切りの両側にて先の方が細くなるとともに、内側に突き出る山形の凸部を介して、先端にそれぞれ球状粒子が一つだけ入るスペースの2つの取出し口が仕切りの両側に隣接して形成されてなる容器本体と、それぞれの球状粒子の取出し口を同時に開ける開位置とそれらの取出し口を同時に覆う閉位置との間で容器本体に対してスライド可能で、閉位置とした時に容器本体の凸部の真上となる位置に山形の膨出部が仕切りを介して隣接する2つの取出し口に跨がるように形成されてなる蓋体とからなり、閉位置では大小2種類の球状粒子がそれぞれの収納部内において凸部と膨出部との間の隙間を通って取出し口のところに移動可能で、開位置では大小2種類の球状粒子がそれぞれの収納部内において取出し口のところに移動できないようになっていることを特徴とする振出し容器。
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