JP2001240158A - 振出し容器 - Google Patents

振出し容器

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JP2001240158A
JP2001240158A JP2000053224A JP2000053224A JP2001240158A JP 2001240158 A JP2001240158 A JP 2001240158A JP 2000053224 A JP2000053224 A JP 2000053224A JP 2000053224 A JP2000053224 A JP 2000053224A JP 2001240158 A JP2001240158 A JP 2001240158A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納した球状粒子を所定数ずつ取り出せるよ
うにすること。 【解決手段】 多数の球状粒子A,Bを収納するための
収納部12,13を少なくとも1つ備えた容器本体10
と、球状粒子の取出し口15,16を開ける開位置とそ
の取出し口15,16を覆う閉位置との間で容器本体に
対してスライド可能な蓋体20とで構成し、閉位置では
球状粒子A,Bが収納部内において取出し口15,16
のところに移動可能で、開位置では球状粒子A,Bが収
納部内において取出し口15,16のところに移動でき
ないように、容器本体10に内側に突き出る凸部を形成
するとともに蓋体20に外側に突き出る膨出部25を形
成する。取出し時に際して蓋体20をスライドして開位
置とすることにより、所定数の球状粒子だけが取出し口
に位置し、それ以外の球状粒子は取出し口に移動できな
いことから、所定数の球状粒子だけを正確に取り出すこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菓子類やその他の
粒状物を収納し、これを小出しできるようにした振出し
容器の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振出し容器としては、片
手で把持できる程度のサイズ、すなわち携帯可能なサイ
ズをしたプラスチック製容器であって、中に粒状の菓子
類を収納したものが多く出回っている。そして、通常こ
れらの容器は、指先やもう一方の手で容器の一部をスラ
イドするか、或いは回転することで取出し口を形成し、
その取出し口を下向きにして手のひらで受けるように
し、中に収納されている粒子をそこから振り出すように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の振出し
容器は、形成した取出し口を下側にして中身を振り出そ
うとすると、その取出し口から中の粒子が次々と出てし
まう。特に、形が球状をした粒子についてはその傾向が
著しい。そして、粒子が必要以上に出ると、容器の中に
戻したりするのが面倒である。このような事態を招かな
いようにするには、手のひらで受けながら注意深く小刻
みに振るようにするが、所定の数だけ取り出すようにす
るのは困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、容器を閉じた状態では、取出し口と
なるところに所定数の球状粒子が位置し、容器を開けて
取出し口を形成するとそれ以外の球状粒子は取出し口の
ところに移動できないような構造を採ることとしてい
る。そして、このような構造を採ることにより、余分な
球状粒子の取出し口への移動を阻止して、所定数の球状
粒子だけを取り出すことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、多数の球状粒子を収納
するための収納部を少なくとも1つ備えた容器本体と、
球状粒子の取出し口を開ける開位置とその取出し口を覆
う閉位置との間で容器本体に対してスライド可能な蓋体
とからなり、閉位置では球状粒子が収納部内において取
出し口のところに移動可能で、開位置では球状粒子が収
納部内において取出し口のところに移動できないよう
に、容器本体に内側に突き出る凸部を形成するとともに
蓋体に外側に突き出る膨出部を形成したものである。
【0006】そして、容器本体の収納部は一つでもよい
が、容器本体の空間を区画することで収納部を複数設
け、蓋体のスライドによりそれらの収納部の取出し口を
同時に開閉するように構成してもよい。
【0007】さらに、それぞれの収納部にサイズの異な
る球状粒子を収納するように設計することもできる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1は本発明に係る振出し容器を閉じた状
態で示す斜視図、図2は図1の振出し容器を開けた状態
で示す斜視図、図3は容器内部の状態を閉じた状態と開
けた状態で示す断面図である。この振出し容器は、中に
サイズの異なる2種類の球状粒子A,Bを入れるタイプ
で、容器本体10と蓋体20はいずれもプラスチックの
射出成形品からなっており、手で把持できる形態サイズ
に設計されている。また、この例では蓋体20が透明プ
ラスチックで中が見えるようになっている。
【0010】容器本体10は、中央を走る仕切り11に
より区画された2つの収納部12,13を有している。
一方の収納部12には直径5mmの球状粒子Aが20個
収納され、もう一方の収納部13には直径6mmの球状
粒子Bが20個収納されるようになっている。そして、
各収納部12,13は先の方が細くなっており、内側に
突き出る山形の凸部14を介して、先端に球状粒子A,
Bが一つだけ入るスペースがあり、ここが取出し口1
5,16となるものである。
【0011】蓋体20は、天面部21とその両サイドに
側面部22を備え、さらに天面部21と両側面部22と
を繋ぐ後面部23を備えた形状で、容器本体10の収納
部12,13を覆うようにして容器本体10の上に被せ
られる。そして、両側面部22の下端には内向きに曲げ
部が突設してあり、この部分が容器本体10の底面に嵌
合することで、容器本体10に対して前後にスライド可
能になっている。さらに、蓋体20の天面部21の裏側
には、図示のような突起24が形成してあり、この突起
24が容器本体10の後壁部17に当接することで、図
2に示すように、収納部12,13の先端の取出し口1
5,16を開ける開位置となる。また、蓋体20の後面
部23が容器本体10の後壁部17に当接することで図
1に示す閉位置となる。
【0012】蓋体20には、その天面部21に山形の膨
出部25が形成されている。すなわち、図3(a)に示
すように、蓋体20を閉位置とした時に容器本体10の
凸部14の真上となる位置に形成されている。そして、
この閉位置では凸部14と膨出部25との間に球状粒子
A,Bが通過可能な隙間ができ、取出し口15,16の
ところに球状粒子A,Bが移動可能になっており、蓋体
20を閉位置とした時には、図3(b)に示すように取
出し口15,16のところに球状粒子A,Bが移動でき
ないようになっている。
【0013】上記の構成からなる振出し容器は、蓋体2
0をスライドして開けると、2つ目以降の球状粒子は通
路が狭くなるので、取出し口15,16のところに移動
できないので出てこない。すなわち、蓋体20をスライ
ドさせて球状粒子A,Bを1粒ずつ2粒だけ取り出すこ
とができる。
【0014】図4は本発明に係る別の振出し容器を閉じ
た状態で示す斜視図、図5は図4の振出し容器を開けた
状態で示す斜視図であり、この例の振出し容器では全体
形状を先細状とし、先端に取出し口15,16を設ける
ようにデザインしてある。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の振出し容
器は、多数の球状粒子を収納するための収納部を少なく
とも1つ備えた容器本体と、球状粒子の取出し口を開け
る開位置とその取出し口を覆う閉位置との間で容器本体
に対してスライド可能な蓋体とからなり、閉位置では球
状粒子が収納部内において取出し口のところに移動可能
で、開位置では球状粒子が収納部内において取出し口の
ところに移動できないように、容器本体に内側に突き出
る凸部を形成するとともに蓋体に外側に突き出る膨出部
を形成した構成としたので、取出し時に際して蓋体をス
ライドして開位置とすることにより、所定数の球状粒子
だけが取出し口に位置し、それ以外の球状粒子は取出し
口に移動できないことから、所定数の球状粒子だけを正
確に取り出すことができる。
【0016】また、容器本体の空間を区画することで収
納部を複数設け、蓋体のスライドによりそれらの収納部
の取出し口を同時に開閉するようにしたことにより、さ
らにはそれぞれの収納部にサイズの異なる球状粒子を収
納するようにしたことにより、上記の効果に加え、異な
る種類やサイズの球状粒子を一回の取出し操作で、所定
数ずつ取り出すことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振出し容器を閉じた状態で示す斜
視図である。
【図2】図1の振出し容器を開けた状態で示す斜視図で
ある。
【図3】容器内部の状態を閉じた状態と開けた状態で示
す断面図である。
【図4】本発明に係る別の振出し容器を閉じた状態で示
す斜視図である。
【図5】図4の振出し容器を開けた状態で示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 容器本体 11 仕切り 12,13 収納部 14 凸部 15,16 取出し口 17 後壁部 20 蓋体 21 天面部 22 側面部 23 後面部 24 突起 25 膨出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の球状粒子を収納するための収納部
    を少なくとも1つ備えた容器本体と、球状粒子の取出し
    口を開ける開位置とその取出し口を覆う閉位置との間で
    容器本体に対してスライド可能な蓋体とからなり、閉位
    置では球状粒子が収納部内において取出し口のところに
    移動可能で、開位置では球状粒子が収納部内において取
    出し口のところに移動できないように、容器本体に内側
    に突き出る凸部を形成するとともに蓋体に外側に突き出
    る膨出部を形成したことを特徴とする振出し容器。
  2. 【請求項2】 容器本体の空間を区画することで収納部
    を複数設け、蓋体のスライドによりそれらの収納部の取
    出し口を同時に開閉するようにした請求項1に記載の振
    出し容器。
  3. 【請求項3】 それぞれの収納部にサイズの異なる球状
    粒子を収納するようにした請求項2に記載の振出し容
    器。
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