JP2005008195A - 計量容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器から物品を振り出して取り出す際の開閉操作や取り出し操作における操作性を向上させるとともに、容易な操作によって確実に一定量の物品を取り出すことができる計量容器を提供することにある。
【解決手段】矩形状部と小矩形状部からなる底板1上にその周端に四方の側壁板を立設し、一方の側壁板の内面に所定幅の物品採入口12を有する三角形状隔壁板11を立設して形成した物品収納室6と、突出計量室10とからなる容器部Aと、前記底板1の矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21面下に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25と、前記切欠部26の近傍に前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能であって且つ物品採入口12を閉鎖可能な閉鎖板27とを立設して形成した容器部Aを施蓋する蓋部Bとからなる。
【選択図】図1
【解決手段】矩形状部と小矩形状部からなる底板1上にその周端に四方の側壁板を立設し、一方の側壁板の内面に所定幅の物品採入口12を有する三角形状隔壁板11を立設して形成した物品収納室6と、突出計量室10とからなる容器部Aと、前記底板1の矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21面下に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25と、前記切欠部26の近傍に前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能であって且つ物品採入口12を閉鎖可能な閉鎖板27とを立設して形成した容器部Aを施蓋する蓋部Bとからなる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒状又は粉状の医薬品や医薬部外品、菓子や調味料等の食料品、その他の粒状又は粉状の内容物を収納包装し、定量の取り出しが可能な計量容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、容器内の粒状物品を使用時に振り出すことができ、繰り返し同様の動作によって取り出し可能な振り出し容器としては、ヒンジ開閉式やスライド開閉式の取り出し口を片手指でワンタッチにて簡単に開放して、所望量の物品を取り出すことができる容器が多用されている。
【0003】
しかしながら、従来の振り出し容器は、物品を定量ずつ取り出す機構が付いていないため、使用時に一定量の物品のみを取り出すことができず、物品を取り出し過ぎて物品を無駄に使ってしまったり、物品をまた容器内に戻す操作が必要であったりして、振り出す操作に慎重さを必要としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、容器から物品を振り出して取り出す際の開閉操作や取り出し操作における操作性を向上させるとともに、容易な操作によって、確実に一定量の物品を取り出すことができる計量容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、矩形状部とその一角隅部の一辺に突設した小矩形状部とを備えた底板1面上に、該矩形状部の周端に沿う四方の側壁板2、3、4及び前記小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5と、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の前記側壁板2の内面から側壁板5の方向に向かう辺を備え側壁板5との間に所定幅の物品採入口12を有する三角形状隔壁板11とを立設して形成した物品収納室6と、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って側壁板2、5に連続して三方の側壁部7、8、9を立設して形成した突出計量室10とからなる容器部Aと、前記底板1の矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21面下に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25と、前記切欠部26の近傍に前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能であって且つ物品採入口12を閉鎖可能な閉鎖板27とを立設して形成した容器部Aを施蓋する蓋部Bとからなり、前記容器部Aの物品収納室6内に内容物を収納して、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の容器部Aの側壁板2、4の外面と前記蓋部Bの側壁板22、24の内面とに沿って設けた直線状ガイド13、28を互いに嵌合して容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられていることを特徴とする計量容器である。
【0006】
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る計量容器において、前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅の板状体であることを特徴とする計量容器である。
【0007】
本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1に係る計量容器において、前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅に幅方向に配列した複数本の格子状体であることを特徴とする計量容器である。
【0008】
本発明の請求項4に係る発明は、矩形状部とその一辺の中間部に突設した小矩形状部とを備えた底板1面上に、該矩形状部の周端に沿う四方の側壁板2、3、4及び前記中間部の小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5、5と、前記小矩形状部の突設部分の中間に向かって正対する先端Vの字状の二等辺を備え前記両側壁板5、5の小矩形状部突設部分側の端部との間に所定幅の物品採入口12、12を有する三角形状又は扇形状隔壁板11とを立設して形成した物品収納室6と、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って前記側壁板5、5に連続して三方の側壁部7、8、9を立設して形成した突出計量室10とからなる容器部Aと、前記底板1の矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21面下に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有する側壁板25と、前記切欠部26の近傍に前記容器部Aの対向する側壁板7、9の内面と平行に摺接可能であって且つ前記物品採入口12、12を閉鎖可能な一対の平行に対向する閉鎖板27、27とを立設して形成した容器部Aを施蓋する蓋部Bとからなり、前記容器部Aの物品収納室6内に内容物を収納し、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の容器部Aの側壁板2、4の外面と前記蓋部Bの側壁板22、24の内面とに沿って設けた直線状ガイド13、28を互いに嵌合して容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられていることを特徴とする計量容器である。
【0009】
本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項4に係る計量容器において、前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅の板状体であることを特徴とする計量容器である。
【0010】
本発明の請求項6に係る発明は、上記請求項4に係る計量容器において、前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅に幅方向に配列した複数本の格子状体であることを特徴とする計量容器である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に係る計量容器の実施の形態を、図1に示す組み立て斜視図に基づいて以下に詳細に説明する。
【0012】
本発明の請求項1に係る計量容器は、図1に示すように、容器部Aと、容器部Aを施蓋する蓋部Bとから構成され、容器部Aは大きい矩形状の物品収納室6と小さい矩形状の突出計量室10とを備えている。
【0013】
容器部Aは、図1に示すように、少なくとも対向する一対の辺又は対向する二対の辺が平行な大きい矩形状部と、その大きい矩形状部の一角隅部の一辺に突設した小さい矩形状部とを備えた底板1と、その底板1面上に、大きい矩形状部の周端に沿って、三方の側壁板2、3、4と、前記小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5とによる、四方の側壁板が立設していて、対向する一対の前記側壁板2、4は互いに平行な関係となっている。
【0014】
前記底板1上における矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の前記側壁板2の内面には、その内面から前記側壁板5の方向に斜めに向かう辺11aと、その斜めに向かう辺11aの先端から所定角度の夾角(例えば夾角60°〜90°、乃至90°〜120°)を以て側壁板2に接続する他の一辺11bとを備え、夾角部分と側壁板5との間に所定幅の物品採入口12を有する三角形状隔壁板11(又は直角三角形状隔壁板11)が立設していて、前記三方の側壁板2、3、4及び側壁板5と、前記三角形状隔壁板11のうちの側壁板5の方向に向かう辺11aとによる物品収納室6が形成されている。
【0015】
また、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って、前記側壁板2、5に連続して、三方の側壁板7、8、9が立設していて、小矩形状部を囲む三方の側壁板7、8、9と、前記三角形状隔壁板11の他の一辺11bとによる突出計量室10が形成されていて、前記側壁板9は、少なくとも対向する一対の平行な前記側壁板2、4に対して平行な関係となっている。
【0016】
また、容器部Aの互いに平行な前記側壁板2、4の外面には、図1に示すように、その外面の長手方向に沿って直線状の嵌合スライドガイド13(例えばガイド溝)が設けられている。
【0017】
蓋部Bは、前記底板1の大きい矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21と、その天板21面下に該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25とが立設していて、対向する一対の前記側壁板22、24は互いに平行な関係となっている。
【0018】
また、前記切欠部26の近傍には閉鎖板27が立設していて、閉鎖板27は、蓋部Bを容器部Aに施蓋した際に、前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能なように立設しており、且つ容器部Aの物品採入口12を閉鎖できるようになっている。
【0019】
前記蓋部Bの閉鎖板27は、少なくとも前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能に立設したものであり、例えば、図1に示すように、物品採入口12の入口の幅と略同一幅の板状体であってもよいし、物品採入口12の幅方向に配列した複数本の格子状体であってもよい。閉鎖板27を格子状体とした場合には、その格子状体の配列間隔を適宜な間隔に設定して立設することができる。
【0020】
また、蓋部Bの互いに平行な前記側壁板22、24の内面には、図1に示すように、その内面の長手方向に沿って直線状の嵌合スライドガイド28(例えばガイド突起)が設けられている。
【0021】
本発明の計量容器は、上記容器部Aの物品収納室6内に、粒状物や粉体等の定量取り出し用の内容物を収納した後、図1に示すように蓋部Bを容器部A上に矢印方向に被せ、容器部Aの側壁板を、蓋部Bの側壁板の内側に嵌合させる。
【0022】
そして、図2(a)の上面図に示すように、容器部Aの側壁板9内面側に蓋部Bの閉鎖板27を摺接させて差し込み、容器部Aの互いに平行な側壁板2、4の外面と前記蓋部Bの互いに平行な側壁板22、24の内面とに沿って設けた前記直線状ガイド13、28を互いに凹凸嵌合して、図3(a)の全体外観斜視図に示すように容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられる。
【0023】
このようにして組み立てられた本発明の計量容器は、図2(a)に示すように閉鎖板27が側壁板9と摺接していて、計量室10の物品採入口12は開放状態にあり、容器部Aの物品収納室6内に収容されている内容物Dを採入口12から一定容積の計量室10(小さい矩形状部)内に定量だけ採り込むことができる。
【0024】
そして、本発明の計量容器は、図2(b)に示すように容器部Aを蓋部Bの嵌合スライドガイド28に沿って矢印方向にスライド移動させることができ、これにより、図2(b)及び図3(b)の全体外観斜視図に示すように、容器部Aの計量室10は蓋部Bの切欠部26から蓋部B外側に突出して、計量室10内の定量の内容物Dを取り出すことができる。
【0025】
本発明の請求項4に係る計量容器の実施の形態を、図4に示す組み立て斜視図に基づいて以下に詳細に説明する。
【0026】
本発明の請求項4に係る計量容器は、図4に示すように、容器部Aと、容器部Aを施蓋する蓋部Bとから構成され、容器部Aは大きい矩形状の物品収納室6と小さい矩形状の突出計量室10とを備えている。
【0027】
容器部Aは、図4に示すように、少なくとも対向する一対の辺又は対向する二対の辺が平行な大きい矩形状部(以下単に矩形状部という)と、その大きい矩形状部の一辺の中間部に突設した小さい矩形状部(以下小矩形状部という)とを備えた底板1と、その底板1面上に、大きい矩形状部の周端に沿って、三方の側壁板2、3、4と前記小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5、5とによる、四方の側壁板が立設していて、対向する一対の前記側壁板2、4は互いに平行な関係となっている。
【0028】
前記底板1上における矩形状部には、小矩形状部の突設部分の中間に向かって正対する先端がVの字状の夾角部分(例えば夾角が30°〜60°、乃至60°〜90°、乃至90°〜120°)となる二等辺11a、11aを備えた三角形状隔壁板11(他の一辺11bは直線状の辺)又は扇形状隔壁板11((他の一辺11bは円弧状の辺)が立設していて、該隔壁板11のVの字状の先端と前記両側壁板5、5の小矩形状部突設部分側の端部との間には、所定幅の物品採入口12、12を有する物品収納室6を備えている。
【0029】
また、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って、前記側壁板5、5に連続して、三方の側壁板7、8、9が立設していて、小矩形状部を囲む三方の側壁板7、8、9と、前記三角形状又は扇形状隔壁板11の二等辺11a、11aとによる突出計量室10が形成されていて、対向する前記側壁板7、9は、少なくとも、対向する一対の平行な前記側壁板2、4に対して平行な関係となっている。
【0030】
また、容器部Aの互いに平行な前記側壁板2、4の外面には、図4に示すように、その外面の長手方向に沿って直線状の嵌合スライドガイド13(例えばガイド溝)が設けられている。
【0031】
蓋部Bは、前記底板1の大きい矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21と、その天板21面下に該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24と、該矩形状部の一辺中間部の小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25、25とが立設していて、対向する一対の前記側壁板22、24は互いに平行な関係となっている。
【0032】
また、前記切欠部26の近傍には、平行に対向する閉鎖板27、27が立設していて、該閉鎖板27、27は、蓋部Bを容器部Aに施蓋した際に、前記容器部Aの小矩形状部に形成された突出計量室10を構成する対向する平行な側壁板7、9の内面と平行に摺接可能であって、且つ前記物品採入口12、12を閉鎖できるようになっている。
【0033】
前記蓋部Bの閉鎖板27、27は、少なくとも前記容器部Aの側壁板7、9の内面と平行に摺接可能に立設したものであり、例えば、図4に示すように、物品採入口12の入口の幅と略同一幅の板状体であってもよいし、物品採入口12の幅方向に配列した複数本の格子状体であってもよい。それぞれ閉鎖板27を格子状体とした場合には、その格子状体の配列間隔を適宜な間隔に設定して立設することができる。
【0034】
また、蓋部Bの互いに平行な前記側壁板22、24の内面には、図4に示すように、その内面の長手方向に沿って直線状の嵌合スライドガイド28(例えばガイド突起)が設けられている。
【0035】
本発明の請求項4に係る上記計量容器は、図4に示す容器部Aの物品収納室6内に、粒状物や粉体等の定量取り出し用の内容物Dを収納した後、蓋部Bを容器部A上に矢印方向に被せ、容器部Aの側壁板を、蓋部Bの側壁板の内側に嵌合させる。
【0036】
そして、図5(a)の上面図に示すように、容器部Aの突出計量室10を構成する平行に対向する各々側壁板7、9内面側に、蓋部Bのそれぞれ閉鎖板27、27を摺接させて差し込み、容器部Aの互いに平行な側壁板2、4の外面と、蓋部Bの互いに平行な側壁板22、24の内面に沿って設けた前記直線状ガイド13、28を互いに凹凸嵌合して、図6(a)の全体外観斜視図に示すように容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられる。
【0037】
このようにして組み立てられた本発明の請求項4に係る計量容器は、図5(a)に示すように各々閉鎖板27、27がそれぞれ側壁板7、9の内面と摺接していて、突出計量室10の採入口12は開放状態にあり、容器部Aの物品収納室6内に収容されている内容物Dを、隔壁板11aと閉鎖板27、27の内端部(側壁板5、5の内端部)との所定幅の採入口12、12から一定容積の計量室10(小さい矩形状部)内に定量だけ採り込むことができる。
【0038】
そして、上記計量容器は、図5(b)に示すように容器部Aを蓋部Bの嵌合スライドガイド28に沿って矢印方向にスライド移動させることができ、これにより、図5(b)及び図6(b)の全体外観斜視図に示すように、容器部Aの計量室10は蓋部Bの切欠部26から蓋部B外側に突出して、計量室10内の定量の内容物Dを取り出すことができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の計量容器は、プラスチック成形加工や金属成形加工などにより作製したスライド開閉式による計量容器であって、蓋部のスライド閉鎖動作により、容器部の突出計量室を施蓋できるとともに、該突出計量室の物品採入口を開放でき、容器部内の定量の内容物をその突出計量室に手軽に採り入れることができ、また、蓋部のスライド開放動作により、容器部の突出計量室を蓋部の外側に突出させて開放できるとともに、該突出計量室内に採り入れた定量の内容物を、その開放した突出計量室から手軽に取り出すことができ、取り出し使用時には一定量の物品のみを取り出すことができ、物品を取り出し過ぎて物品を無駄に使ってしまったり、取り出した物品をまた容器内に戻すなどの無駄な操作が不要になり、容易な操作によって確実に一定量の物品を取り出すことができる計量容器を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計量容器の一実施の形態を説明する組み立て斜視図。
【図2】(a)は本発明の一実施の形態における計量容器の取出孔を閉鎖した状態の外観斜視図、(b)は開放した状態の外観斜視図。
【図3】(a)は本発明の一実施の形態における計量容器の取出孔を閉鎖した状態の容器内部を説明する上面図、(b)は開放した状態の容器内部を説明する上面図。
【図4】本発明の計量容器の他の実施の形態を説明する組み立て斜視図。
【図5】(a)は本発明の他の実施の形態における計量容器の取出孔を閉鎖した状態の外観斜視図、(b)は開放した状態の外観斜視図。
【図6】(a)は本発明の他の実施の形態における計量容器の取出孔を閉鎖した状態の容器内部を説明する上面図、(b)は開放した状態の容器内部を説明する上面図。
【符号の説明】
A…容器部 B…蓋部 D…内容物
1…底板 2、3、4、5…側壁板 6…物品収納室 7、8、9…側壁板
10…突出計量室 11…二等辺三角形状又は扇形状隔壁板 12…物品採入口13…スライド溝部
21…天板 22、23、24、25…側壁板 26…切欠部 27…隔壁板28…スライド突起部
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒状又は粉状の医薬品や医薬部外品、菓子や調味料等の食料品、その他の粒状又は粉状の内容物を収納包装し、定量の取り出しが可能な計量容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、容器内の粒状物品を使用時に振り出すことができ、繰り返し同様の動作によって取り出し可能な振り出し容器としては、ヒンジ開閉式やスライド開閉式の取り出し口を片手指でワンタッチにて簡単に開放して、所望量の物品を取り出すことができる容器が多用されている。
【0003】
しかしながら、従来の振り出し容器は、物品を定量ずつ取り出す機構が付いていないため、使用時に一定量の物品のみを取り出すことができず、物品を取り出し過ぎて物品を無駄に使ってしまったり、物品をまた容器内に戻す操作が必要であったりして、振り出す操作に慎重さを必要としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、容器から物品を振り出して取り出す際の開閉操作や取り出し操作における操作性を向上させるとともに、容易な操作によって、確実に一定量の物品を取り出すことができる計量容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、矩形状部とその一角隅部の一辺に突設した小矩形状部とを備えた底板1面上に、該矩形状部の周端に沿う四方の側壁板2、3、4及び前記小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5と、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の前記側壁板2の内面から側壁板5の方向に向かう辺を備え側壁板5との間に所定幅の物品採入口12を有する三角形状隔壁板11とを立設して形成した物品収納室6と、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って側壁板2、5に連続して三方の側壁部7、8、9を立設して形成した突出計量室10とからなる容器部Aと、前記底板1の矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21面下に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25と、前記切欠部26の近傍に前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能であって且つ物品採入口12を閉鎖可能な閉鎖板27とを立設して形成した容器部Aを施蓋する蓋部Bとからなり、前記容器部Aの物品収納室6内に内容物を収納して、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の容器部Aの側壁板2、4の外面と前記蓋部Bの側壁板22、24の内面とに沿って設けた直線状ガイド13、28を互いに嵌合して容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられていることを特徴とする計量容器である。
【0006】
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る計量容器において、前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅の板状体であることを特徴とする計量容器である。
【0007】
本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1に係る計量容器において、前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅に幅方向に配列した複数本の格子状体であることを特徴とする計量容器である。
【0008】
本発明の請求項4に係る発明は、矩形状部とその一辺の中間部に突設した小矩形状部とを備えた底板1面上に、該矩形状部の周端に沿う四方の側壁板2、3、4及び前記中間部の小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5、5と、前記小矩形状部の突設部分の中間に向かって正対する先端Vの字状の二等辺を備え前記両側壁板5、5の小矩形状部突設部分側の端部との間に所定幅の物品採入口12、12を有する三角形状又は扇形状隔壁板11とを立設して形成した物品収納室6と、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って前記側壁板5、5に連続して三方の側壁部7、8、9を立設して形成した突出計量室10とからなる容器部Aと、前記底板1の矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21面下に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有する側壁板25と、前記切欠部26の近傍に前記容器部Aの対向する側壁板7、9の内面と平行に摺接可能であって且つ前記物品採入口12、12を閉鎖可能な一対の平行に対向する閉鎖板27、27とを立設して形成した容器部Aを施蓋する蓋部Bとからなり、前記容器部Aの物品収納室6内に内容物を収納し、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の容器部Aの側壁板2、4の外面と前記蓋部Bの側壁板22、24の内面とに沿って設けた直線状ガイド13、28を互いに嵌合して容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられていることを特徴とする計量容器である。
【0009】
本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項4に係る計量容器において、前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅の板状体であることを特徴とする計量容器である。
【0010】
本発明の請求項6に係る発明は、上記請求項4に係る計量容器において、前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅に幅方向に配列した複数本の格子状体であることを特徴とする計量容器である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に係る計量容器の実施の形態を、図1に示す組み立て斜視図に基づいて以下に詳細に説明する。
【0012】
本発明の請求項1に係る計量容器は、図1に示すように、容器部Aと、容器部Aを施蓋する蓋部Bとから構成され、容器部Aは大きい矩形状の物品収納室6と小さい矩形状の突出計量室10とを備えている。
【0013】
容器部Aは、図1に示すように、少なくとも対向する一対の辺又は対向する二対の辺が平行な大きい矩形状部と、その大きい矩形状部の一角隅部の一辺に突設した小さい矩形状部とを備えた底板1と、その底板1面上に、大きい矩形状部の周端に沿って、三方の側壁板2、3、4と、前記小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5とによる、四方の側壁板が立設していて、対向する一対の前記側壁板2、4は互いに平行な関係となっている。
【0014】
前記底板1上における矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の前記側壁板2の内面には、その内面から前記側壁板5の方向に斜めに向かう辺11aと、その斜めに向かう辺11aの先端から所定角度の夾角(例えば夾角60°〜90°、乃至90°〜120°)を以て側壁板2に接続する他の一辺11bとを備え、夾角部分と側壁板5との間に所定幅の物品採入口12を有する三角形状隔壁板11(又は直角三角形状隔壁板11)が立設していて、前記三方の側壁板2、3、4及び側壁板5と、前記三角形状隔壁板11のうちの側壁板5の方向に向かう辺11aとによる物品収納室6が形成されている。
【0015】
また、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って、前記側壁板2、5に連続して、三方の側壁板7、8、9が立設していて、小矩形状部を囲む三方の側壁板7、8、9と、前記三角形状隔壁板11の他の一辺11bとによる突出計量室10が形成されていて、前記側壁板9は、少なくとも対向する一対の平行な前記側壁板2、4に対して平行な関係となっている。
【0016】
また、容器部Aの互いに平行な前記側壁板2、4の外面には、図1に示すように、その外面の長手方向に沿って直線状の嵌合スライドガイド13(例えばガイド溝)が設けられている。
【0017】
蓋部Bは、前記底板1の大きい矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21と、その天板21面下に該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25とが立設していて、対向する一対の前記側壁板22、24は互いに平行な関係となっている。
【0018】
また、前記切欠部26の近傍には閉鎖板27が立設していて、閉鎖板27は、蓋部Bを容器部Aに施蓋した際に、前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能なように立設しており、且つ容器部Aの物品採入口12を閉鎖できるようになっている。
【0019】
前記蓋部Bの閉鎖板27は、少なくとも前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能に立設したものであり、例えば、図1に示すように、物品採入口12の入口の幅と略同一幅の板状体であってもよいし、物品採入口12の幅方向に配列した複数本の格子状体であってもよい。閉鎖板27を格子状体とした場合には、その格子状体の配列間隔を適宜な間隔に設定して立設することができる。
【0020】
また、蓋部Bの互いに平行な前記側壁板22、24の内面には、図1に示すように、その内面の長手方向に沿って直線状の嵌合スライドガイド28(例えばガイド突起)が設けられている。
【0021】
本発明の計量容器は、上記容器部Aの物品収納室6内に、粒状物や粉体等の定量取り出し用の内容物を収納した後、図1に示すように蓋部Bを容器部A上に矢印方向に被せ、容器部Aの側壁板を、蓋部Bの側壁板の内側に嵌合させる。
【0022】
そして、図2(a)の上面図に示すように、容器部Aの側壁板9内面側に蓋部Bの閉鎖板27を摺接させて差し込み、容器部Aの互いに平行な側壁板2、4の外面と前記蓋部Bの互いに平行な側壁板22、24の内面とに沿って設けた前記直線状ガイド13、28を互いに凹凸嵌合して、図3(a)の全体外観斜視図に示すように容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられる。
【0023】
このようにして組み立てられた本発明の計量容器は、図2(a)に示すように閉鎖板27が側壁板9と摺接していて、計量室10の物品採入口12は開放状態にあり、容器部Aの物品収納室6内に収容されている内容物Dを採入口12から一定容積の計量室10(小さい矩形状部)内に定量だけ採り込むことができる。
【0024】
そして、本発明の計量容器は、図2(b)に示すように容器部Aを蓋部Bの嵌合スライドガイド28に沿って矢印方向にスライド移動させることができ、これにより、図2(b)及び図3(b)の全体外観斜視図に示すように、容器部Aの計量室10は蓋部Bの切欠部26から蓋部B外側に突出して、計量室10内の定量の内容物Dを取り出すことができる。
【0025】
本発明の請求項4に係る計量容器の実施の形態を、図4に示す組み立て斜視図に基づいて以下に詳細に説明する。
【0026】
本発明の請求項4に係る計量容器は、図4に示すように、容器部Aと、容器部Aを施蓋する蓋部Bとから構成され、容器部Aは大きい矩形状の物品収納室6と小さい矩形状の突出計量室10とを備えている。
【0027】
容器部Aは、図4に示すように、少なくとも対向する一対の辺又は対向する二対の辺が平行な大きい矩形状部(以下単に矩形状部という)と、その大きい矩形状部の一辺の中間部に突設した小さい矩形状部(以下小矩形状部という)とを備えた底板1と、その底板1面上に、大きい矩形状部の周端に沿って、三方の側壁板2、3、4と前記小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5、5とによる、四方の側壁板が立設していて、対向する一対の前記側壁板2、4は互いに平行な関係となっている。
【0028】
前記底板1上における矩形状部には、小矩形状部の突設部分の中間に向かって正対する先端がVの字状の夾角部分(例えば夾角が30°〜60°、乃至60°〜90°、乃至90°〜120°)となる二等辺11a、11aを備えた三角形状隔壁板11(他の一辺11bは直線状の辺)又は扇形状隔壁板11((他の一辺11bは円弧状の辺)が立設していて、該隔壁板11のVの字状の先端と前記両側壁板5、5の小矩形状部突設部分側の端部との間には、所定幅の物品採入口12、12を有する物品収納室6を備えている。
【0029】
また、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って、前記側壁板5、5に連続して、三方の側壁板7、8、9が立設していて、小矩形状部を囲む三方の側壁板7、8、9と、前記三角形状又は扇形状隔壁板11の二等辺11a、11aとによる突出計量室10が形成されていて、対向する前記側壁板7、9は、少なくとも、対向する一対の平行な前記側壁板2、4に対して平行な関係となっている。
【0030】
また、容器部Aの互いに平行な前記側壁板2、4の外面には、図4に示すように、その外面の長手方向に沿って直線状の嵌合スライドガイド13(例えばガイド溝)が設けられている。
【0031】
蓋部Bは、前記底板1の大きい矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21と、その天板21面下に該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24と、該矩形状部の一辺中間部の小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25、25とが立設していて、対向する一対の前記側壁板22、24は互いに平行な関係となっている。
【0032】
また、前記切欠部26の近傍には、平行に対向する閉鎖板27、27が立設していて、該閉鎖板27、27は、蓋部Bを容器部Aに施蓋した際に、前記容器部Aの小矩形状部に形成された突出計量室10を構成する対向する平行な側壁板7、9の内面と平行に摺接可能であって、且つ前記物品採入口12、12を閉鎖できるようになっている。
【0033】
前記蓋部Bの閉鎖板27、27は、少なくとも前記容器部Aの側壁板7、9の内面と平行に摺接可能に立設したものであり、例えば、図4に示すように、物品採入口12の入口の幅と略同一幅の板状体であってもよいし、物品採入口12の幅方向に配列した複数本の格子状体であってもよい。それぞれ閉鎖板27を格子状体とした場合には、その格子状体の配列間隔を適宜な間隔に設定して立設することができる。
【0034】
また、蓋部Bの互いに平行な前記側壁板22、24の内面には、図4に示すように、その内面の長手方向に沿って直線状の嵌合スライドガイド28(例えばガイド突起)が設けられている。
【0035】
本発明の請求項4に係る上記計量容器は、図4に示す容器部Aの物品収納室6内に、粒状物や粉体等の定量取り出し用の内容物Dを収納した後、蓋部Bを容器部A上に矢印方向に被せ、容器部Aの側壁板を、蓋部Bの側壁板の内側に嵌合させる。
【0036】
そして、図5(a)の上面図に示すように、容器部Aの突出計量室10を構成する平行に対向する各々側壁板7、9内面側に、蓋部Bのそれぞれ閉鎖板27、27を摺接させて差し込み、容器部Aの互いに平行な側壁板2、4の外面と、蓋部Bの互いに平行な側壁板22、24の内面に沿って設けた前記直線状ガイド13、28を互いに凹凸嵌合して、図6(a)の全体外観斜視図に示すように容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられる。
【0037】
このようにして組み立てられた本発明の請求項4に係る計量容器は、図5(a)に示すように各々閉鎖板27、27がそれぞれ側壁板7、9の内面と摺接していて、突出計量室10の採入口12は開放状態にあり、容器部Aの物品収納室6内に収容されている内容物Dを、隔壁板11aと閉鎖板27、27の内端部(側壁板5、5の内端部)との所定幅の採入口12、12から一定容積の計量室10(小さい矩形状部)内に定量だけ採り込むことができる。
【0038】
そして、上記計量容器は、図5(b)に示すように容器部Aを蓋部Bの嵌合スライドガイド28に沿って矢印方向にスライド移動させることができ、これにより、図5(b)及び図6(b)の全体外観斜視図に示すように、容器部Aの計量室10は蓋部Bの切欠部26から蓋部B外側に突出して、計量室10内の定量の内容物Dを取り出すことができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の計量容器は、プラスチック成形加工や金属成形加工などにより作製したスライド開閉式による計量容器であって、蓋部のスライド閉鎖動作により、容器部の突出計量室を施蓋できるとともに、該突出計量室の物品採入口を開放でき、容器部内の定量の内容物をその突出計量室に手軽に採り入れることができ、また、蓋部のスライド開放動作により、容器部の突出計量室を蓋部の外側に突出させて開放できるとともに、該突出計量室内に採り入れた定量の内容物を、その開放した突出計量室から手軽に取り出すことができ、取り出し使用時には一定量の物品のみを取り出すことができ、物品を取り出し過ぎて物品を無駄に使ってしまったり、取り出した物品をまた容器内に戻すなどの無駄な操作が不要になり、容易な操作によって確実に一定量の物品を取り出すことができる計量容器を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計量容器の一実施の形態を説明する組み立て斜視図。
【図2】(a)は本発明の一実施の形態における計量容器の取出孔を閉鎖した状態の外観斜視図、(b)は開放した状態の外観斜視図。
【図3】(a)は本発明の一実施の形態における計量容器の取出孔を閉鎖した状態の容器内部を説明する上面図、(b)は開放した状態の容器内部を説明する上面図。
【図4】本発明の計量容器の他の実施の形態を説明する組み立て斜視図。
【図5】(a)は本発明の他の実施の形態における計量容器の取出孔を閉鎖した状態の外観斜視図、(b)は開放した状態の外観斜視図。
【図6】(a)は本発明の他の実施の形態における計量容器の取出孔を閉鎖した状態の容器内部を説明する上面図、(b)は開放した状態の容器内部を説明する上面図。
【符号の説明】
A…容器部 B…蓋部 D…内容物
1…底板 2、3、4、5…側壁板 6…物品収納室 7、8、9…側壁板
10…突出計量室 11…二等辺三角形状又は扇形状隔壁板 12…物品採入口13…スライド溝部
21…天板 22、23、24、25…側壁板 26…切欠部 27…隔壁板28…スライド突起部
Claims (6)
- 矩形状部とその一角隅部の一辺に突設した小矩形状部とを備えた底板1面上に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板2、3、4及び前記小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5と、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の前記側壁板2の内面から側壁板5の方向に向かう辺を備え側壁板5との間に所定幅の物品採入口12を有する三角形状隔壁板11とを立設して形成した物品収納室6と、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って側壁板2、5に連続して三方の側壁部7、8、9を立設して形成した突出計量室10とからなる容器部Aと、前記底板1の矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21面下に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有して側壁板25と、前記切欠部26の近傍に前記容器部Aの側壁板9の内面と平行に摺接可能であって且つ物品採入口12を閉鎖可能な閉鎖板27とを立設して形成した容器部Aを施蓋する蓋部Bとからなり、前記容器部Aの物品収納室6内に内容物を収納して、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の容器部Aの側壁板2、4の外面と前記蓋部Bの側壁板22、24の内面とに沿って設けた直線状ガイド13、28を互いに嵌合して、容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられていることを特徴とする計量容器。
- 前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅の板状体であることを特徴とする請求項1記載の計量容器。
- 前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅に幅方向に配列した複数本の格子状体であることを特徴とする請求項1記載の計量容器。
- 矩形状部とその一辺の中間部に突設した小矩形状部とを備えた底板1面上に、該矩形状部の周端に沿う四方の側壁板2、3、4及び前記中間部の小矩形状部を突設した部分を除く側壁板5、5と、前記小矩形状部の突設部分の中間に向かって正対する先端Vの字状の二等辺を備え前記両側壁板5、5の小矩形状部突設部分側の端部との間に所定幅の物品採入口12、12を有する三角形状又は扇形状隔壁板11とを立設して形成した物品収納室6と、前記底板1面上の小矩形状部の外側周端に沿って前記側壁板5、5に連続して三方の側壁部7、8、9を立設して形成した突出計量室10とからなる容器部Aと、前記底板1の矩形状部と同一形状の矩形状部を備えた天板21面下に、該矩形状部の周端に沿って四方の側壁板22、23、24及び前記小矩形状部の突設相当部分に切欠部26を有する側壁板25と、前記切欠部26の近傍に前記容器部Aの対向する側壁板7、9の内面と平行に摺接可能であって且つ前記物品採入口12、12を閉鎖可能な一対の平行に対向する閉鎖板27、27とを立設して形成した容器部Aを施蓋する蓋部Bとからなり、前記容器部Aの物品収納室6内に内容物を収納し、前記矩形状部の小矩形状部を突設した一辺と直交する方向の容器部Aの側壁板2、4の外面と前記蓋部Bの側壁板22、24の内面とに沿って設けた直線状ガイド13、28を互いに嵌合して容器部Aに蓋部Bを施蓋して組み立てられていることを特徴とする計量容器。
- 前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅の板状体であることを特徴とする請求項4記載の計量容器。
- 前記閉鎖板27が、物品採入口12の幅と略同一幅に幅方向に配列した複数本の格子状体であることを特徴とする請求項4記載の計量容器。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014184962A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Taisei Kako Co Ltd | 錠剤用容器 |
CN108545335A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-09-18 | 广州曼盛包装有限公司 | 用于定量量取及分发片剂的储存容器 |
JP2020164198A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社吉野工業所 | 錠剤容器 |
-
2003
- 2003-06-18 JP JP2003173108A patent/JP2005008195A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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JP7193219B2 (ja) | 2019-03-29 | 2022-12-20 | 株式会社吉野工業所 | 錠剤容器 |
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