JP2005015008A - 定数量個取り出し機構つき錠剤容器 - Google Patents

定数量個取り出し機構つき錠剤容器 Download PDF

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JP2005015008A
JP2005015008A JP2003183962A JP2003183962A JP2005015008A JP 2005015008 A JP2005015008 A JP 2005015008A JP 2003183962 A JP2003183962 A JP 2003183962A JP 2003183962 A JP2003183962 A JP 2003183962A JP 2005015008 A JP2005015008 A JP 2005015008A
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Kenta Tanimura
健太 谷村
Takashi Kashiwabara
貴 柏原
Koji Moriizumi
孝二 森泉
Teijiro Kaneda
禎二郎 金田
Daiki Yasukawa
大樹 安川
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

【課題】定数量個だけの取り出しを可能にする計量性能を有し、キャップからの錠剤の取り出しが容易であり、キャップをはずしている時にも容器からの錠剤の漏れ出がなく、また、構造が簡単な定数量個取り出し機構つき錠剤容器を提供する
【解決手段】内容物を収容可能な容器本体2と容器本体2の口部に装着して容器本体2の口部を閉じている中栓3と、中栓3の上から容器本体2の口部を覆う開閉可能なキャップ4とを有し、キャップ4は開口している先端部を有し内容物10の定数量を収容可能な計量収容部17を天板の内側に有し中栓3は内容物10の通過を許容しない大きさの小開口とキャップ4の計量収容部17の先端部を通過させる大きさの大開口22との間に変形可能な開口を有する仕切り板14を備えている
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は錠剤などの粒状物の内容物を収納し、かつ定数量ずつ取り出す場合に使用する容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
嗜好品、サプリメント、薬剤は一度の摂取量の適量が定められており、これらの粒状物は錠剤として形成され、容器に収納され、容器から取り出して使用される。
【0003】
これらサプリメントなどの錠剤の容器には遮光性、防潤性が求められる。現在市場に出回っている錠剤系のボトル容器は錠剤を収容する容器胴部とその開口部を開閉するキャップとからなっているが、定量数個を取り出す計数機能は付加されていないので、内容物を取り出す際には容器胴部から不定量の内容物を手のひらまたはキャップに振り出して載せるなどして取り出し、取り出し量が少ない時は振り出し動作を繰り返し、また、取り出し過ぎた場合には容器胴部に戻す必要が生じる。しかし開口部が小さく、一旦取り出し過ぎたものを容器に戻し難い上に、直接手の上に取り出した内容物を容器に戻す場合には内容物を濡らしたり不潔感を伴うことになる。
【0004】
【特許文献1】実開平5−49648号
特許文献1は容器口部を開閉するキャップの内側に錠剤を収容可能な室を設け、その室の入り口を開口させて、その室と容器内部とを連通させると共にその入り口の縁に堰堤を形成して、容器を逆さにした時に錠剤がキャップの室内に流入し、容器を元の姿勢に戻した時にいくつかの錠剤が堰堤によって留められてキャップの室内に残るように構成したものであるが、キャップの室に計量機能が付加されておらず、キャップの室内の錠剤を手のひらに移すためには、キャップを激しく振って錠剤に堰堤を乗り越えさせなければならないし、また、キャップを容器からはずしている時に、容器から錠剤がこぼれ出る可能性もある。
【0005】
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであって、定数量個だけの取り出しを可能にする計量性能を有し、キャップからの錠剤の取り出しが容易であり、キャップをはずしている時にも容器からの錠剤の漏れ出がなく、また、構造が簡単な定数量個取り出し機構つき錠剤容器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【構成】
この目的に対応して、この発明の定数量個取り出し機構つき錠剤容器は、内容物を収容可能な容器本体と前記容器本体の口部に装着して前記容器本体の口部を閉じている中栓と、前記中栓の上から前記容器本体の口部を覆う開閉可能なキャップとを有し、前記キャップは開口している先端部を有し内容物の定数量を収容可能な計量収容部を天板の内側に有し前記中栓は前記内容物の通過を許容しない大きさの小開口と前記キャップの計量収容部の先端部を通過させる大きさの大開口との間に変形可能な開口を形成する仕切り板を備えていることを特徴としている。
【0007】
【実施の態様】
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面について説明する。
図1から図3において、1は錠剤容器であり、錠剤容器1はボトル状の容器本体2と中栓3とキャップ4とを備えている。容器本体2は筒状をなす胴部5とノズル部6とが肩部7を境にして連続しており、胴部5の下端は底8で閉じており、ノズル部6の上端は開口している。
【0008】
ノズル部6の外面にはそれぞれ、上端部にアンダーカット9が形成され、また下端に外ねじ12が形成されている。容器本体2は多数個の錠剤状の内容物10を収容することができる。ノズル部6の上端部には中栓3が装着して仕切り板14がノズル部6の開口13を横断して閉じている。
【0009】
中栓3は図3に示すように、仕切り板14とその周縁部から立ち下がっている取付筒15を有していて、取付筒15の下端に形成されているアンダーカット11を利用してノズル部6のアンダーカット9と嵌合してノズル部6に装着される。
【0010】
仕切り板14は薄板状をなしていて、中央部に径の小さい小開口16が形成されている。この小開口16は内容物10の径よりも小径で、したがって内容物を通過させない小径のものであるが、後述するようにキャップ4の大径の計量収容部17を押し通すことによって、計量収容部17を通過させることができる大径の大開口22に変形することができる。この変形は仕切り板14の弾性変形によって実現されるのであり、この弾性変形を容易にするために、小開口16から放射状にスリット18が形成され、これによって多数の片持はり状の仕切片21が形成され小開口16から大開口22への変形及びその逆の大開口22から小開口16への復元はこの片持ちはり状の仕切り片21の弾性変形によって実現される。キャップ4は図1、図2に示すように、天板23と取付筒24とを有する。取付筒24の上端は天板23によって閉じられており、下端は開放であり、内面に内ねじ25が形成されている。キャップ4はこの内ねじ25が容器本体2の外ねじ12に螺合することによって、中栓3の上からノズル部6を覆ってノズル部6に開閉可能に取り付けられる。天板23の内面からは計量収容部17が下方に向けて突出している。計量収容部17は筒状をなし、上端は天板23で閉じられており、下端26は開口27となっている。計量収容部17の収容室19の容積及び形状は内容物10の定数個以下を収容または保持することが可能に決定されている。
【0011】
計量収容部17はキャップ4がノズル部6に螺合してノズル部6に対して直線変位するに応じて計量収容部17の下端26は中栓3の仕切り板14を押して小開口16を大開口22に変形させながらノズル部6の内外に進退する。中栓3の仕切り板14が小開口16から大開口22に変形するのに充分な可変形性を有する場合にはスリット18は設けなくてもよい。
【0012】
このように構成された錠剤容器1における内容物10の動作は次の通りである。図4に示すように、容器本体2に多数個の内容物10が充填、収納され、中栓3が嵌着して仕切り板14がノズル部6を閉じ、かつ中栓3の上からキャップ4が外ねじ12に螺合して容器本体2のノズル部6を閉じた状態においては、キャップ4の計量収容部17の下端26が中栓3の仕切り板14の小開口16を大開口22に押し拡げた状態で、開口27が容器本体2内に開口し、内容物10が計量収容部17に入り込んでいる。この入り込んだ内容物10aの個数は計量収容部17の容積や形状によって決定された定数個(図示の場合は1個)である(図4a)。
【0013】
次に容器本体2のノズル部6に対するキャップ4の螺合を緩めてキャップ4を後退させるにつれて、仕切り板14は弾性力により復元して行き(図4b)、計量収容部17内の内容物10aとノズル部6内に残留する内容物10bとの間に仕切り板14が介在するようになり(図4c)、ついに仕切り板14の小開口16は完全に復元して、残留した内容物10bを止め、目的の内容物10aが分離して計量収容部17に止まることによる。
【0014】
この状態からキャップ4を外すと目的の内容物10aが計量収容部17内に取り出され、手のひらに振り出すことができる。計量収容部17には堰堤などの障害物がないので、この振り出しは容易である。空になったキャップ4は容器本体2のノズル部6にきつく螺合させて初めの状態に戻る。
【0015】
【発明の効果】
この発明の錠剤容器1では、キャップ4の収容部17の容積や形状を内容物10の取り出し個数に応じて規定し、かつ仕切り板14を擦り切り部材として機能させることにより、定数量個だけの取り出しを可能にする計量性能を実現することができる。さらに、仕切り板14が内容物10を抑えているので、キャップ4を容器本体2から外しているときにも、内容物が容器本体2から漏れ出ることがない。また、キャップ4の計量収容部17には堰堤などの内容物10の移動を抑制する部材が存在しないので、キャップ4から人手への内容物10の振り出しは容易である。しかも従来の計量機能を持つ錠剤容器と較べて、中栓を加えた3部品数で構成できるので、構成が極めて簡単である。
【0016】
以上の説明から明らかな通り、この発明によれば、定数量個だけの取り出しを可能にする計量性能を有し、キャップからの錠剤の取り出しが容易であり、キャップをはずしている時にも容器からの錠剤の漏れ出がなく、また、構造が簡単な定数量個取り出し機構つき錠剤容器を得ることができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の錠剤容器の縦断面説明図。
【図2】錠剤容器の分解縦断面説明図。
【図3】中栓を示す図で、(a)は平面説明図、(b)は縦断面説明図。
【図4】錠剤容器から内容物を取り出す動作を示す説明図。
【符号の説明】
1 錠剤容器
2 容器本体
3 中栓
4 キャップ
5 胴部
6 ノズル部
7 肩部
8 底
9 アンダーカット
10 内容物
11 アンダーカット
12 外ねじ
13 開口
14 仕切り板
15 取付筒
16 小開口
17 計量収容部
18 スリット
19 収容室
21 仕切片
22 大開口
23 天板
24 取付筒
25 内ねじ
26 下端
27 開口

Claims (4)

  1. 内容物を収容可能な容器本体と前記容器本体の口部に装着して前記容器本体の口部を閉じている中栓と、前記中栓の上から前記容器本体の口部を覆う開閉可能なキャップとを有し、前記キャップは開口している先端部を有し内容物の定数量を収容可能な計量収容部を天板の内側に有し、前記中栓は前記内容物の通過を許容しない大きさの小開口と前記キャップの計量収容部の先端部を通過させる大きさの大開口との間に変形可能な開口を形成する仕切り板を備えていることを特徴とする定数量個取り出し機構つき錠剤容器。
  2. 前記中栓は弾性復元力を有する材料によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の定数量個取り出し機構つき錠剤容器。
  3. 前記中栓は周辺部において前記容器口部にアンダーカットにより嵌合することを特徴とする請求項1記載の定数量個取り出し機構つき錠剤容器。
  4. 前記キャップは前記口部に嵌合または螺合可能であることを特徴とする請求項1記載の定数量個取り出し機構つき錠剤容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148509A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Amg Co Ltd 固形剤取り出し用中栓
JP2015209265A (ja) * 2014-04-30 2015-11-24 株式会社吉野工業所 粒状物収納容器
JP2017013839A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社吉野工業所 球状物用容器
JP2017013840A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社吉野工業所 球状物用容器

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