JP4846454B2 - 錠剤容器 - Google Patents

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Description

本発明は計量機能を備えた錠剤容器に関する。
錠剤を収容する容器にあっては、容器を一旦傾けるなどの操作によって内部の錠剤を計量し、その後、容器を起して再度傾けると、計量された分だけの錠剤を取り出すことができるように構成した容器がある。
このような容器として、計量機能を有する中栓を容器本体の口頸部に設けた構成のものがある。例えば特許文献1に記載の容器においては、口頸部に嵌合した中栓が、その下端の前側半分を底壁により閉塞するとともに残りの後部半分を開口した状態とし、その開口の前縁から容器本体内にガイド板を垂下させ、口頸部に被せられるキャップの頂壁と中栓の底壁との間で計量室を形成した構成とされている。そして、キャップを被せた状態で容器を傾け、錠剤の一部をガイド板に沿って中栓の開口から計量室に導いた後に、容器を正立姿勢に戻すと、計量室内に所定量の錠剤が収容された状態となり、その状態でキャップを外して容器を倒せば、所定量に計量された錠剤を取り出すことができるようになっている。
特開2003−128167号公報
ところで、この容器においては、中栓のガイド板が開口の前縁から容器本体内に延びるように形成されていることから、容器を傾けたときに、このガイド板を乗り越えた錠剤が開口を経由して計量室内に入り込み、正立姿勢に戻したときに、余分な錠剤が開口から容器内に落下することにより、計量室内に所定量の錠剤が収容されることになる。この場合、容器内の錠剤の量が多いときは、計量後にキャップを外して錠剤を取り出す際に、計量室内の錠剤だけでなく、容器本体内部の錠剤もガイド板を乗り越えて外にこぼれてしまうおそれがある。このため、内部に収容する錠剤の量を制限しておく必要がある。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、容器本体内の錠剤の量にかかわらず正確に計量して取り出すことができるとともに、容器としての使用効率を向上させ得る錠剤容器を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る容器は、口頸部が形成された容器本体と、この容器本体の口頸部内に装着される栓体とを備え、 前記栓体は、その中心部で錠剤を限定的に通過可能とする筒状部を有し、この筒状部は、対向する一対の側壁間に配設されて、これらの前端部間を連結状態とする前壁と、両側壁間において、この前壁に該筒状部の軸心を挟んで対峙する後方位置で高さ方向の中央部が両側壁の対向方向に沿うヒンジ回りに揺動自在に支持され、かつ上下方向に起立させた状態で前記前壁に対峙して該筒状部の後壁を形成するように配置された蓋板と、両側壁間の下部空間を、前記軸心を挟んで前壁とヒンジとが互いに対向する前後方向に二分する垂直壁とが形成され、前記垂直壁と蓋板との間が錠剤通過可能で、かつ前記蓋板を上下方向に起立させた状態で上下貫通状態に開放される開口とされるとともに、垂直壁と前壁との間に両側壁間の下方を底部壁により閉塞状態とした錠剤計量室が形成され、前記蓋板は、その上端を前記前壁に当接させて垂直壁の上端との間に所定量の錠剤を通過可能な空間を形成しつつ前記錠剤計量室の上方を覆う計量姿勢と、下端を前記垂直壁に当接させて前記開口を閉塞するとともに錠剤計量室の上方を開放状態とする錠剤放出姿勢との間で揺動自在とされていることを特徴とする。
このように構成した容器では、栓体の揺動自在な蓋板を前倒しにして、その上端を前壁に当接した計量姿勢としておき、この状態で容器を傾けると、開口から導き出される錠剤が蓋板と垂直壁の上端との間の空間を経由して錠剤計量室内に所定量だけ案内される。次いで、容器を起すとともに、蓋板を逆方向に揺動させて後方に倒すことにより、蓋板の下端を垂直壁に当接させた錠剤放出姿勢とすると、錠剤計量室は外部に開放状態となり、栓体の開口は蓋板によって閉塞された状態となる。この錠剤放出姿勢のまま、容器を再度傾けると、容器本体内の錠剤は蓋板によってせき止められ、錠剤計量室内の錠剤のみが外部に取り出される。
この容器において、前記栓体は、容器本体の口頸部に嵌合される周壁部と、この周壁部の下方を閉塞する底壁と、を備えるとともに、前記筒状部は、前記底壁の中央部を貫通するように配設され、前記垂直壁は前記底壁より下方に垂下し、前記両側壁において、垂直壁よりも前記前壁側の前方に位置する部分、および前壁は、前記垂直壁の下端の高さ位置まで延在し、前記錠剤計量は、これらの両側壁、前壁および垂直壁により囲まれた空間の下方が前記底部壁により閉塞されて形成され、前記ヒンジは、前記底壁から両側壁間に立設した支持壁の上端に形成されてもよい。
また、蓋板の上端部の表裏面のうち、該蓋板が計量姿勢にあるときに容器本体の内側を向いて錠剤が接触する内側面と反対側の背面に、操作片が突出して形成されている構成とすることができ、蓋板を計量姿勢と錠剤放出姿勢との間で揺動させる操作時に操作片を指で操作することにより、錠剤が接触する蓋板の内側面に指などを触ることなく蓋板を揺動させることができる。
また、前記前壁に、前記計量姿勢の蓋板の上端を係脱可能に保持する係止部が形成されている構成としてもよく、このような構成とすることにより、計量操作時に蓋板を強く押さえていなくても、その揺動を拘束することが可能になる。
以上のように、本発明の錠剤容器によれば、計量操作後に、栓体の蓋板を錠剤放出姿勢とすると開口を閉塞するので、そのまま容器を傾ければ、容器内部の錠剤は蓋板によって確実にせき止められ、錠剤計量室内の錠剤のみを外部に取り出すことができる。このため、容器本体内の錠剤の量が多い場合でも、錠剤が余分にこぼれ出すことなく計量した分だけ取り出し得て、計量取り出しを正確にすることができる。このことは、言い換えれば、容器内に多くの錠剤を収容しておくことが可能になるのであり、容器としての使用効率を向上させることができる。
以下、本発明を適用した錠剤容器の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、この実施形態の錠剤容器1は、絞られた口頸部2を有する容器本体3と、その口頸部2内に装着される栓体4と、口頸部2に着脱自在に被せられるキャップ5とから構成されている。
前記容器本体3は、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂などの合成樹脂材料をブロー成形によりボトル状に成形したものからなる。この容器本体3の胴部6の上端部には、略円筒状に縮径された口頸部2が設けられている。また、口頸部2の外周面には、キャップ5を螺合により装着するための雄ネジ部7が形成されている。なお、容器本体3の形状については、特に限定されないものの、使用する際に持ち易く且つ胴部6から口頸部2が滑らかに連設されていて、錠剤取り出し操作のし易い形状のものが好ましい。
キャップ5は、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などの合成樹脂材料を射出成形するなどにより製造される。このキャップ5は、天板部8の周縁に下方に垂下する周壁部9が一体に形成され、この周壁部9の内周面に口頸部2の雄ネジ部7に螺合する雌ネジ部10が形成されたものである。また、天板部8の内面にシート状のパッキン11が設けられている。
前記栓体4は、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などの合成樹脂材料の射出成形によって製造されたもので、容器本体3の口頸部2に緊密に嵌合させられる周壁部15と、この周壁部15の下方を閉塞する底壁16と、この底壁16の中央部を貫通するように設けられた角形の筒状部17とから構成されている。
前記周壁部15は、上端に外向きのフランジ18が一体に形成されており、容器本体3の口頸部2に嵌合された状態でフランジ18が口頸部2の上端面に被さる構成とされている。また、この周壁部15の下端部は若干小径となるテーパ状に形成され、口頸部2への嵌合を容易にしている。前記底壁16は周壁部15の下端に一体に形成され、その底壁16の中央部に同軸上に前記筒状部17が形成されている。
この筒状部17は、対向する一対の側壁21間に、これらの前端部間を連結状態とする前壁22と、この前壁22に対峙する後方位置で高さ方向の中央部が両側壁21の対向方向に沿うヒンジ23の回りに揺動自在に支持された蓋板24と、両側壁21間の下部空間を前後に二分する垂直壁25と、この垂直壁25と前壁22との間に両側壁21間の下方を閉塞状態とする底部壁26とが一体に形成された構成とされている。
両側壁21及び前壁22は、前記底壁16に一体に形成され、これらの上端がフランジ18よりも低く設定されている。垂直壁25は、図3に示すように栓体4の軸心Cよりも若干前壁寄りに配置されるとともに、前記底壁16より下方に垂下するように両側壁21間に一体に形成されている。両側壁21はL字状の平面形状に形成され、垂直壁25よりも後方位置では側壁21は底壁16までの長さとされ、垂直壁25よりも前方位置では側壁21は垂直壁25の下端まで延びて形成されている。また、前壁22は側壁21と同じく垂直壁25の下端の高さ位置まで延びており、これら両側壁21、前壁22、垂直壁25により囲まれた空間の下方が底部壁26によって閉塞され、その空間が錠剤計量室27とされている。
一方、前記蓋板24は、図2に示すように両側壁21の間隔よりも若干小さい幅寸法に設定されるとともに、その長さ方向のほぼ中央部の背部がヒンジ23を介して支持されており、図3に示すように、この蓋板24を起立させた状態で前記前壁22に対峙して筒状部17の後壁を形成するように配置させられる。
前記ヒンジ23は、前記底壁16から両側壁21間に立設した支持壁31の上端に、その部分を両側壁21の対向方向に沿って薄肉にすることにより形成されている。そして、この蓋板24を起立状態としたときの垂直壁25との間が、上下貫通状態に開放されており、その部分が錠剤を通過させ得る開口32とされている。
また、この蓋板24の長さは、蓋板24を起立した状態では、図3に示すように、その上端部が栓体4の前記フランジ18よりも上方に突出し、下端部が前記垂直壁25とほぼ同じ高さ位置まで達する長さに形成されている。また、蓋板24の上端部には、前方に向けて屈曲するひさし片33が一体に形成されている。
そして、蓋板24を前倒しにしたときに、図1に示すように、蓋板24の上端のひさし片33が前壁22に当接するとともに、蓋板24と垂直壁25の上端との間に錠剤が通過し得る空間34があけられ、逆に蓋板24を後ろ倒しにすると、蓋板24の下端が垂直壁25に当接する寸法関係に設定されている。
すなわち、蓋板24を前倒しにしてその上端を前壁22に当接した状態が、錠剤計量室27が空間34を介して開口32に連通した状態であり、このときの蓋板24の姿勢を計量姿勢とする。一方、蓋板24を後ろ倒しにしてその下端を垂直壁25に当接した状態が開口32を閉塞して錠剤計量室27を容器外方に向けて開放した状態であり、このときの蓋板24の姿勢を錠剤放出姿勢とする。
また、この蓋板24のひさし片33が当接する前壁22の当接位置には、蓋板24のひさし片33を係止する突起状の係止部35が形成されている。この係止部35による係止力は、容器1を倒した状態で複数個の錠剤の重量が加わっても蓋板24が外れない程度であり、かつ蓋板24に若干の外力を作用させることにより係止状態が解除される程度の強さに設定される。
また、蓋板24の上端部においてひさし片33より後方に配置される突出部分は、操作片36とされており、この操作片36とひさし片33とにより蓋板24の上端部が二股状に分岐された形状とされている。そして、蓋板24を前方に倒した状態では、図1に示すように、ひさし片33が前壁22に当接し、その当接状態において操作片36が両側壁21の上端よりも上方に突出するようになっている。
なお、図3及び図4は、栓体4を射出成形によって製造する場合の形状を示しており、これらの図に示すように蓋板24は上下方向に起立した姿勢とされ、この状態で上下方向に開閉する金型によって形成される。
このように構成した容器において、錠剤を計量して容器1から取り出す方法について説明する。
まず、図1に示す状態からキャップ5を外す。このとき、栓体4の蓋板24は、そのひさし片33が前壁22に当接して、その係止部35に係止された状態、つまり計量姿勢としておく。この状態では、蓋板24と垂直壁25の上端との間に錠剤が通過可能な空間34が形成され、この空間34を介して錠剤計量室27が開口32に連通した状態となっている。
そして、容器本体3の胴部6を手で把持して、図5に示すように口頸部2を下方に向けた姿勢に容器本体3を傾けると、開口32を経由した錠剤Tが蓋板24の表面を滑るようにして、この斜めの蓋板24に沿って垂直壁25の上端との間の空間34から錠剤計量室27内に入り込む。この図5の例では、1個の錠剤Tが錠剤計量室27の入口付近にほぼ入り込み、次の錠剤Tが垂直壁25の上端と蓋板24との間の空間34に配置された状態となっている。
このとき、図5に鎖線で示すように、容器本体3の胴部6を把持した手の親指Fを蓋板24の操作片36の位置に添えておき、容器本体3を起こしながら、蓋板24を図6の矢印で示す時計方向に揺動させ、その下端を垂直壁25に当接させた錠剤放出姿勢とすると、栓体4の開口32が蓋板24によって閉塞された状態となるとともに、錠剤計量室27が外方に開放された状態となる。このとき、図示例の容器においては、錠剤計量室27内には、図5で錠剤計量室27の入り口付近に入り込んだ錠剤Tと、その次の錠剤Tとの2錠が滑り込み、その他の錠剤は容器本体3内に戻される。
次いで、蓋板24の操作片を指Fで押さえて錠剤放出姿勢としたままの状態で、図7に示すように、容器本体3の口頸部2を再度下向きにするように倒すと、錠剤計量室27内の錠剤Tが外方に取り出される。このとき、開口32は蓋板24によって閉塞された状態であるから、容器本体3内の錠剤が外部にこぼれ出すことはない。
この錠剤容器1は、口頸部2内に装着される栓体4に、錠剤通過口となる開口32を形成するとともに、その開口32を栓体4の蓋板24によって開閉し得るように構成し、その蓋板24の開閉操作によって、錠剤を開口32から錠剤計量室27に導く計量姿勢と、開口32を閉じて錠剤計量室27を外部に開放状態とする錠剤放出姿勢とし得るので、錠剤の計量を正確に行い得ることはもちろん、錠剤放出姿勢のときは開口32を閉塞状態として、余分の錠剤がこぼれ出すことを確実に防止して、常に一定量の錠剤を取り出すことができる。
したがって、容器本体3内に収容された錠剤の量が多い場合でも、錠剤放出姿勢においては内部の錠剤がこぼれ出すことが防止されるので、容器内のスペースを有効に利用することができる。
そして、この計量及び錠剤取り出し操作の際に、蓋板24の背面に形成した操作片36を操作するように構成されているから、錠剤が接触する蓋板24の前面を指で触ることがなく、蓋板24の前面を常に清潔な状態に維持することができる。
また、計量姿勢時においては、蓋板24のひさし片33を係止部35が係止するので、計量操作時に蓋板24を指で強く押さえていなくても、その揺動が拘束され、不用意に蓋板24が揺動して錠剤がこぼれ落ちてしまうことを防止することができる。
なお、本発明の錠剤容器においては、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、栓体4の周壁部15及び底壁16は、筒状部17を容器本体3の口頸部2の中心部に配置して、その周囲から錠剤が通過しないようにするものであればよく、錠剤が通過できない間隔で配置した複数本のフレームによって構成されるものでもよい。
また、キャップ5は蓋板24が外部に露出しないように被せられるものであり、このキャップ5がなくても、蓋板24を操作することにより、計量して錠剤を取り出すことが可能である。この場合、蓋板24のひさし片33とこれを係止する係止部35との係止構造を強固なものとしておくとよい。
本発明の錠剤容器の一実施形態を示す口頸部の縦断面図である。 図1の栓体の平面図である。 図1の栓体の成形時の状態を示す縦断面図である。 図3の栓体の半分を破断した斜視図である。 図1の錠剤容器の計量姿勢を示す縦断面図である。 図5に示す姿勢から容器を起して錠剤取り出しのために蓋板を操作した状態を示す縦断面図である。 図6に示す状態から容器を傾けて錠剤を取り出している状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1…容器 2…口頸部 3…容器本体 4…栓体 5…キャップ 6…胴部 7…雄ネジ部 8…天板部 9…周壁部 10…雌ネジ部 11…パッキン 15…周壁部 16…底壁 17…筒状部 18…フランジ 21…側壁 22…前壁 23…ヒンジ 24…蓋板 25…垂直壁 26…底部壁 27…錠剤計量室 31…支持壁 32…開口 33…ひさし片 34…空間 35…係止部 36…操作片

Claims (4)

  1. 口頸部が形成された容器本体と、この容器本体の口頸部内に装着される栓体とを備え、 前記栓体は、その中心部で錠剤を限定的に通過可能とする筒状部を有し、
    この筒状部は、
    対向する一対の側壁間に配設されて、これらの前端部間を連結状態とする前壁と、
    両側壁間において、この前壁に該筒状部の軸心を挟んで対峙する後方位置で高さ方向の中央部が両側壁の対向方向に沿うヒンジ回りに揺動自在に支持され、かつ上下方向に起立させた状態で前記前壁に対峙して該筒状部の後壁を形成するように配置された蓋板と、
    両側壁間の下部空間を、前記軸心を挟んで前壁とヒンジとが互いに対向する前後方向に二分する垂直壁とが形成され、前記垂直壁と蓋板との間が錠剤通過可能で、かつ前記蓋板を上下方向に起立させた状態で上下貫通状態に開放される開口とされるとともに、垂直壁と前壁との間に両側壁間の下方を底部壁により閉塞状態とした錠剤計量室が形成され、
    前記蓋板は、その上端を前記前壁に当接させて垂直壁の上端との間に所定量の錠剤を通過可能な空間を形成しつつ前記錠剤計量室の上方を覆う計量姿勢と、下端を前記垂直壁に当接させて前記開口を閉塞するとともに錠剤計量室の上方を開放状態とする錠剤放出姿勢との間で揺動自在とされていることを特徴とする錠剤容器。
  2. 前記栓体は、容器本体の口頸部に嵌合される周壁部と、この周壁部の下方を閉塞する底壁と、を備えるとともに、前記筒状部は、前記底壁の中央部を貫通するように配設され、
    前記垂直壁は前記底壁より下方に垂下し、
    前記両側壁において、垂直壁よりも前記前壁側の前方に位置する部分、および前壁は、前記垂直壁の下端の高さ位置まで延在し、
    前記錠剤計量は、これらの両側壁、前壁および垂直壁により囲まれた空間の下方が前記底部壁により閉塞されて形成され、
    前記ヒンジは、前記底壁から両側壁間に立設した支持壁の上端に形成されていることを特徴とする請求項1記載の錠剤容器。
  3. 前記蓋板の上端部の表裏面のうち、該蓋板が計量姿勢にあるときに前記容器本体の内側を向いて錠剤が接触する内側面と反対側の背面に、操作片が突出して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の錠剤容器。
  4. 前記前壁に、前記計量姿勢の蓋板の上端を係脱可能に保持する係止部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の錠剤容器。
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