JP7463028B2 - 錠剤容器 - Google Patents

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本開示は、錠剤容器に関する。
従来、薬剤等の錠剤を収容する錠剤容器は、錠剤を所定量だけ計量し、計量された錠剤を放出する機能を備えたものが開示されている。例えば、特許文献1には、放出規制体によって所定量の錠剤を計量し、計量された錠剤を放出小孔から放出可能な錠剤容器が開示されている。
実開平 3- 91349号公報
しかしながら、上述の錠剤容器では、錠剤を放出規制体内に充填する際の容器の傾倒姿勢や、錠剤を計量する際の容器の正立姿勢をある程度正確に位置決めしないと、所定量の錠剤を計量できない場合があり、改善の余地があった。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡素な構成で内容物を所定量ずつ確実に取り出すことが可能な錠剤容器を提供することにある。
本開示の錠剤容器は、
内容物を収容する板状の収容空間を形成する容器本体と、
該容器本体の上部に設けられた開口から前記板状の収容空間の面方向に沿って前記容器本体の内部に進入するスライド蓋と
を備える錠剤容器であって、
前記スライド蓋は、内容物を計量する計量空間を有し、該計量空間に内容物を充填可能な充填位置と、前記計量空間から外部に内容物を放出可能な放出位置との間を移動可能であり、
前記容器本体は、前記スライド蓋が前記放出位置に位置決めされたときに内容物を前記計量空間から外部に放出可能とする放出開口を備えており、
前記容器本体の内部における後壁には、正面視における前記充填位置と前記放出位置との間で内容物が移動する軌跡を含む領域において、厚み方向に凹む段部が設けられており、前記段部は、前記計量空間を形成する計量部壁の後端部を越えて後方まで凹んでおり、
前記計量空間内の内容物は、前記段部に係合することによって前記収容空間内への戻りが抑制されることを特徴とする。
また、本開示の錠剤容器は、上記構成において、前記容器本体は、前記スライド蓋を前記充填位置から前記放出位置まで導くガイド部を有することが好ましい。
また、本開示の錠剤容器は、上記構成において、前記スライド蓋は、前記容器本体に対して、厚み方向に平行な回転軸線周りに回動することで、前記充填位置と前記放出位置との間を移動可能であることが好ましい。
また、本開示の錠剤容器は、上記構成において、前記スライド蓋は、ヒンジ部を介して前記容器本体と一体形成され、前記ヒンジ部周りに回動することが好ましい。
また、本開示の錠剤容器は、上記構成において、前記容器本体は、該容器本体から前記スライド蓋に向かう方向に延在し、前記板状の収容空間内に向けて厚み方向に突出する複数のリブを有することが好ましい。
本開示によれば、簡素な構成で内容物を所定量ずつ確実に取り出すことが可能な錠剤容器を提供することができる。
本開示の一実施形態である錠剤容器の正面図である。 本開示の一実施形態である錠剤容器の正面断面図である。 図2のA-A断面による断面図である。 図3のB部詳細図である。 図2の状態からスライド蓋側が底部側よりも下方に位置するように傾倒姿勢として計量空間に内容物を充填している図である。 スライド蓋を放出位置までスライドさせた状態を示す図である。 スライド蓋をヒンジ部周りに約270度回転させて容器本体の開口から取り出した状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本開示をより具体的に例示説明する。
図1に示す本開示の一実施形態である錠剤容器100は、錠剤である内容物Jを収容する板状の収容空間Sを形成する容器本体10と、容器本体10の上部に設けられた開口11a(図7参照)から板状の収容空間Sの面方向に沿って容器本体10の内部に進入することで開口11aを閉塞するスライド蓋20とを備えている。
なお、本明細書、特許請求の範囲、及び図面においては、上下方向は、図1に示す錠剤容器100においてスライド蓋20が配置された側を上方向、底部13が配置された側を下方向とする。また、錠剤容器100の左右方向、及び厚み方向(前後方向)は、図1における左右方向、及び紙面に垂直方向とする。そして、図1の紙面に垂直手前方向が前方向、奥行き方向が後方向である。
容器本体10は、図1から図4に示すように、外周壁11により構成された角柱形状を備えており、内部に、内容物Jを収容可能な収容空間Sが形成されている。本実施形態では、容器本体10及びその内側の収容空間Sは、上下方向高さ及び左右方向幅と比べて厚み方向の厚みが小さく、全体として、図1の紙面に平行な方向を面方向とする板状形状を有している。そして、収容空間Sは、錠剤である内容物Jが錠剤容器100の厚み方向に重ならないように、内容物Jの厚みに対応した厚み方向寸法を有している。すなわち、収容空間Sの厚み方向寸法は、内容物Jの厚みよりも大きく、内容物Jの厚みの2倍よりは小さい寸法とされている(図5参照)。図2の例では、内容物Jは、収容空間S内において厚み方向に重なることなく、12個収容されている。なお、上記態様には限定されず、収容空間S内において、内容物Jが厚み方向に重なるものの、スライド蓋20に向けて収容空間Sの厚み方向寸法が減少するように構成されていてもよい。
容器本体10の下端部には、底部13が設けられている。底部13は、容器本体10の外周壁11の下端部を閉塞し、外周壁11と共に内容物Jの収容空間Sを区画形成している。
容器本体10の収容空間Sは、上述のように、錠剤である内容物Jが錠剤容器100の厚み方向に重ならないように、内容物Jの厚みに対応した厚み方向寸法を有している。より具体的には、容器本体10は、図2及び図3に示すように、上下方向に延びると共に、収容空間S内に向けて収容空間Sの厚み方向に突出する複数のリブ11Lを備えており、外周壁11とリブ11Lによって画定される収容空間Sの厚み方向寸法は、図5に示すように、内容物Jの厚みよりも大きく、内容物Jの厚みの2倍よりは小さい寸法とされている。
容器本体10の外周壁11の前壁(図1の紙面に垂直手前側の外周壁11)には、図1に示すように、湾曲した長穴形状を有するガイド穴18(ガイド部)が設けられている。ガイド穴18には、スライド蓋20から前方(図1の紙面に垂直手前方向)に突出するガイドピン28が嵌合している。後述するように、ガイドピン28がガイド穴18の下端から上端まで移動することによって、スライド蓋20は、計量空間M内に内容物Jを充填可能な充填位置から、計量空間Mから外部に内容物Jを放出可能な放出位置まで導かれる。
容器本体10の外周壁11の前壁には、図1に示すように、放出位置にあるスライド蓋20の計量空間M内の内容物Jを外部に放出させるための略円形状の放出開口16が設けられている。放出開口16は、正面視(図6参照)において、放出位置にあるスライド蓋20の計量空間Mと、略同一形状且つ略同一位置となるように設けられている。利用者は、充填位置において計量空間Mに所定量の内容物Jが充填されたスライド蓋20を放出位置まで移動させた後、容器本体10を厚み方向(図6の紙面に垂直方向)に振ることで、内容物Jを外部に放出させることができる。
容器本体10の内部における開口11a近傍の後壁(図1の紙面に垂直奥側の外周壁11)には、容器本体10の厚み方向に凹む段部Dが形成されている。段部Dは、図2及び図6に示すように、正面視において充填位置と放出位置との間で内容物Jが移動する軌跡を含む領域に形成されている。
容器本体10の上部には、スライド蓋20が進入する開口11aが設けられている。開口11aは、図2及び図3に示すように、スライド蓋20が開口11aから容器本体10の内部に進入することにより閉塞される。本実施形態では、スライド蓋20は、板状の収容空間Sの面方向(図2の紙面に平行な方向)に沿って、容器本体10の厚み方向に平行な中心軸線周りに回動可能である。本実施形態では、特に、ヒンジ部29周りに回動可能である。
スライド蓋20は、図2から図4に示すように、内容物Jを充填し計量する計量空間Mと、収容空間S内の内容物Jを計量空間Mへと導く導入路Rと、厚み方向前方に突出し容器本体10の外周壁11の前壁に形成されたガイド穴18に嵌合するガイドピン28とを備えている。スライド蓋20は、図1等に示すように、ヒンジ部29を介して容器本体10と一体形成されている。
計量空間Mは、図4及び図6に示すように、内容物Jの形状に対応した円形状を備え厚み方向に貫通する貫通穴として形成されている。図5に示すように、スライド蓋20側を低くした傾倒姿勢とされた容器本体10の収容空間S内の内容物Jは、リブ11Lに沿ってスライド蓋20の導入路Rに導かれ、計量空間M内に充填される。正面視における計量空間Mに充填された内容物Jの位置には、段部Dが形成されており、計量空間M内に充填された内容物Jは、貫通穴として形成された計量空間Mの下端部を越えて段部Dの高さまで進入する。このような構成によって、一度計量空間M内に充填された内容物Jは、スライド蓋20の移動等によっても計量空間M内に保持され、収容空間S内に戻りにくくなっている。
また、計量空間Mは、図2及び図3に示すように、U字形状を有する計量部壁24によって囲まれており、上方及び左右方向への内容物Jの移動を規制している。また、スライド蓋20は、周囲を上壁21及び周壁22,23により囲んでおり、これによってスライド蓋20の曲げ剛性を確保している。スライド蓋20は、上壁21が容器本体10の開口11aを覆うことによって、開口11aを確実に閉塞することができる。
次に、上述の錠剤容器100から内容物Jを所定量ずつ放出させる手順について説明する。
錠剤容器100から内容物Jを取り出すには、まず、図2の状態(充填位置)から、例えば利用者が図5に示すように、容器本体10の底部13よりも、スライド蓋20側を低くした傾倒姿勢へと姿勢変更すると、容器本体10の収容空間S内の内容物Jは、リブ11Lに沿ってスライド蓋20の導入路Rに導かれ、計量空間M内に充填される。計量空間M内に充填された内容物Jは、貫通穴として形成された計量空間Mの下端部を越えて段部Dの高さまで進入する。
次に利用者は、図6に示すように、スライド蓋20の上壁21左端部を摘んでスライド蓋20を上方に持ち上げる。スライド蓋20は、ガイドピン28がガイド穴18の下部に設けられた突起18aを乗り越えることで移動を開始し、ヒンジ部29を支点に回動する。そして、スライド蓋20は、ガイドピン28がガイド穴18の上部に設けられた突起18bを乗り越えてガイド穴18の上端部に到達する(図6の状態)までスライドする。このように、ガイドピン28が突起18a,18bによりガイド穴18の下端部及び上端部に仮止めされることによって、スライド蓋20は、利用者の意図に反して充填位置及び放出位置から動き出してしまうことがない。
スライド蓋20が、図6に示す放出位置まで到達すると、正面視において計量空間M内の内容物Jが容器本体10の放出開口16を通じて外部に露出する。利用者は、この放出位置において、容器本体10を厚み方向(図6の紙面に垂直方向)に振ることで、内容物Jを外部に放出させることができる。
なお、本実施形態では、正面視において計量空間Mと放出開口16を略同一形状且つ略同一サイズとしたが、この態様には限定されない。例えば、計量空間Mよりも放出開口16の方が大きくなるように構成してもよい。
本実施形態では、ガイド穴18へのガイドピン28の嵌合を解除することによって、スライド蓋20をヒンジ部29周りに180度以上回動させて、図7に示すように、容器本体10から離脱させることができる。このような状態とすることで、容器本体10の収容空間Sは、開口11aを通じて外部に開放されるので、利用者は、収容空間S内に内容物Jを再充填することができる。
以上述べたように、本実施形態は、内容物Jを収容する板状の収容空間Sを形成する容器本体10と、容器本体10の上部に設けられた開口11aから板状の収容空間Sの面方向に沿って容器本体10の内部に進入するスライド蓋20とを備える錠剤容器100であって、スライド蓋20は、内容物Jを計量する計量空間Mを有し、計量空間Mに内容物Jを充填可能な充填位置と、計量空間Mから外部に内容物Jを放出可能な放出位置との間を移動可能であり、容器本体10は、スライド蓋20が放出位置に位置決めされたときに内容物Jを計量空間Mから外部に放出可能とする放出開口16を備えるように構成した。このような構成の採用によって、スライド蓋20を放出位置へとスライドさせることによって、計量された所定量の内容物Jに直接触れることなく内容物Jを口に入れることができる。従って、内容物Jの正確な計量及び取り出しが簡単であることに加えて、内容物Jを衛生的に取り扱うことができる。また、容器本体10からスライド蓋20を離脱させることによって、開口11aを通じて内容物Jを容易に再充填することができる。また、本実施形態によれば、比較的大きなサイズの内容物を収容し、所定量だけ放出することができる。
また、本実施形態では、容器本体10は、スライド蓋20を充填位置から放出位置まで導くガイド部(ガイド穴18)を有するように構成した。このような構成の採用によって、スライド蓋20をガイド穴18に沿って回動させることができるので、ヒンジ部29に過大な負荷をかけることなくスライド蓋20を所定距離だけ安定的に移動させることができる。
また、本実施形態では、スライド蓋20は、容器本体10に対して、厚み方向に平行な回転軸線周りに回動することで、充填位置と放出位置との間を移動可能であるように構成した。このような構成の採用によって、スライド蓋20の移動機構を簡素化することができる。
また、本実施形態では、スライド蓋20は、容器本体10に対して、スライド蓋20と容器本体10を一体的に連結するヒンジ部29周りに回動するように構成した。このような構成の採用によって、ヒンジ部29を介して容器本体10とスライド蓋20とを一体形成するので、錠剤容器100の部品点数及び組立工数を削減することができる。
また、本実施形態では、容器本体10の内部における後壁には、正面視における充填位置と放出位置との間で内容物が移動する軌跡を含む領域において、厚み方向に凹む段部Dが設けられるように構成した。このような構成の採用によって、計量空間M内に充填された内容物Jが容器本体10の収容空間S内に戻ってしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態では、容器本体10は、容器本体10からスライド蓋20に向かう方向に延在し、板状の収容空間S内に向けて厚み方向に突出する複数のリブ11Lを有するように構成した。このような構成の採用によって、錠剤である内容物Jをリブ11Lに沿って容器本体10からスライド蓋20に向かう方向にスムーズに導くことができる。また、錠剤容器100の収容空間Sの厚み方向寸法を、容器本体10の外形寸法を変えることなく、比較的自由に設定することができる。
本開示を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本実施形態では、計量空間Mは、内容物Jを1個計量するための空間としたが、この態様には限定されない。計量空間Mは、2個以上の内容物Jを計量できるように構成してもよい。この場合、放出開口16の大きさについても、計量される内容物Jの数量に対応させることが好ましい。
また、本実施形態では、スライド蓋20をガイド部(ガイド穴18)によって充填位置から放出位置まで導くように構成したが、この態様には限定されない。容器本体10がガイド部を備えない構成としてもよい。また、容器本体10がガイド穴18以外の例えばガイド溝等のガイド部を備えていてもよい。また、容器本体10側にガイド部としてのガイドピンを設け、スライド蓋20側にガイド穴を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、スライド蓋20がヒンジ部29を支点に回動するように構成したが、この態様には限定されない。スライド蓋20は、例えばヒンジ部29以外の部位を支点に回動するように構成してもよいし、並進移動により充填位置から放出位置まで移動するように構成してもよい。
また、本実施形態では、容器本体10の内部における後壁に、厚み方向に凹む段部Dが設けられるように構成したが、この態様には限定されず、段部Dを設けない構成としてもよい。
また、本実施形態では、容器本体10は、容器本体10からスライド蓋20に向かう方向(上下方向)に延在し、板状の収容空間S内に向けて厚み方向に突出する複数のリブ11Lを有するように構成したが、この態様には限定されず、リブ11Lを設けない構成としてもよい。また、リブ11Lは上下方向に対して傾いた方向に方向付けされていてもよい。
10 容器本体
11 外周壁
11a 開口
11L リブ
13 底部
16 放出開口
18 ガイド穴(ガイド部)
18a,18b 突起
20 スライド蓋
21 上壁
22,23 周壁
24 計量部壁
28 ガイドピン
29 ヒンジ部
100 錠剤容器
D 段部
J 内容物
M 計量空間
R 導入路
S 収容空間

Claims (5)

  1. 内容物を収容する板状の収容空間を形成する容器本体と、
    該容器本体の上部に設けられた開口から前記板状の収容空間の面方向に沿って前記容器本体の内部に進入するスライド蓋と
    を備える錠剤容器であって、
    前記スライド蓋は、内容物を計量する計量空間を有し、該計量空間に内容物を充填可能な充填位置と、前記計量空間から外部に内容物を放出可能な放出位置との間を移動可能であり、
    前記容器本体は、前記スライド蓋が前記放出位置に位置決めされたときに内容物を前記計量空間から外部に放出可能とする放出開口を備えており、
    前記容器本体の内部における後壁には、正面視における前記充填位置と前記放出位置との間で内容物が移動する軌跡を含む領域において、厚み方向に凹む段部が設けられており、前記段部は、前記計量空間を形成する計量部壁の後端部を越えて後方まで凹んでおり、
    前記計量空間内の内容物は、前記段部に係合することによって前記収容空間内への戻りが抑制されることを特徴とする錠剤容器。
  2. 前記容器本体は、前記スライド蓋を前記充填位置から前記放出位置まで導くガイド部を有する、請求項1に記載の錠剤容器。
  3. 前記スライド蓋は、前記容器本体に対して、厚み方向に平行な回転軸線周りに回動することで、前記充填位置と前記放出位置との間を移動可能である、請求項1又は2に記載の錠剤容器。
  4. 前記スライド蓋は、ヒンジ部を介して前記容器本体と一体形成され、前記ヒンジ部周りに回動する、請求項3に記載の錠剤容器。
  5. 前記容器本体は、該容器本体から前記スライド蓋に向かう方向に延在し、前記板状の収容空間内に向けて厚み方向に突出する複数のリブを有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の錠剤容器。
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