JP5806927B2 - 粒状物用容器 - Google Patents
粒状物用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5806927B2 JP5806927B2 JP2011284681A JP2011284681A JP5806927B2 JP 5806927 B2 JP5806927 B2 JP 5806927B2 JP 2011284681 A JP2011284681 A JP 2011284681A JP 2011284681 A JP2011284681 A JP 2011284681A JP 5806927 B2 JP5806927 B2 JP 5806927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- contents
- filling hole
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
この容器によれば、蓋体をスライド移動させることで取出部を開閉できるので、内容物の取り出し状態と保管状態との切替を容易に行える。
(1)本発明に係る粒状物用容器は、粒状の内容物が収容されると共に、その内容物が充填される充填孔が形成された容器本体と、前記充填孔を閉塞すると共に該充填孔内に前記容器本体の内部から外部に向けて引き出し可能に差し込まれ、前記内容物が取り出される取出孔が形成された蓋体と、を備え、前記蓋体は、前記充填孔を閉塞する閉塞位置と、前記容器本体の内部から外部に引き出される引き出し位置と、の間をスライド移動自在に前記充填孔内に装着されると共に、引き出し位置において、該蓋体の引き出し方向に交差する回転軸線回りに回転自在とされていることを特徴とする。
特に、蓋体をスライド移動によって引き出し位置まで引き出した後、該蓋体を容器本体から分離させることなく単に回転させるだけの簡便且つ連続的な操作を行うだけで、容易に内容物の充填作業を行うことができるので使い易い。また、内容物の再充填作業についても容易に行うことが可能である。
(粒状物用容器の構成)
図1及び図2に示すように、本実施形態の粒状物用容器1は、図示しない粒状の内容物が収容される容器本体2と、この容器本体2に対してスライド移動自在に装着された蓋体3と、を備えている。
また、粒状の内容物としては、例えばタブレット状(錠剤状)の清涼菓子や薬剤、サプリメント等の他、丸薬、カプセル剤、粒ガム等が挙げられる。
なお、内側容器10及び外側容器20は、一体とされていても良い。
周壁部11は、径方向のうち一方向に長く、且つ径方向のうち該一方向に直交する他方向に短い横断面視略楕円状に形成されている。以下、上記一方向を左右方向L1といい、上記他方向を前後方向L2という。
また、短壁部11bには、上記した3つの各凹部13a、13b、13c同士を上下方向L3に繋ぐ案内溝14が形成されている。
なお、上記外側容器20をラベル(例えばシュリンクラベル)等で構成しても良い。
ヘッド部31は、上述した外側容器20と略同サイズの横断面視略楕円状に形成され、容器本体2の周壁部11の開口端上に重なる周壁筒31aと、該周壁筒31aに連設された天壁部31bと、を備えている。周壁筒31aのうち左右方向L1に向かい合う部分には、蓋体3の引き出し操作の際の滑り止め用突起32が径方向の外側に向けて複数突設されている。
なお、本実施形態では、挿入筒部30が容器本体2内に進入した状態を上記閉塞位置P1とし、挿入筒部30が容器本体2の外部に露出した状態を上記引き出し位置P3とする。また、挿入筒部30は、容器本体2における内側容器10の切欠き部12a内に差し込まれており、蓋体3が閉塞位置P1に位置している場合には長辺周壁部30aの下端縁が切欠き部12aの開口端に当接している(図2参照)。
この取出孔33は、ヘッド部31に近い長辺周壁部30aの上端部側に側面視四角形状に形成されている。そのため、この取出孔33は、蓋体3が閉塞位置P1に位置している場合には、容器本体2における外側容器20によって径方向の外側から閉塞され、蓋体3が閉塞位置P1から引き出されたときに、容器本体2の外部に露出して開放される。
なお、この台状部34の突出量は外側容器20の厚みと略一致している。これにより、台状部34と外側容器20の外周面とは略面一とされている。
この凸部36は、側面視円形状の突起であり、容器本体2の内側容器10に形成された各凹部13a、13b、13c内に左右方向L1の内側から嵌合可能とされており、各凹部13a、13b、13cと協働して蓋体3を上記した閉塞位置P1、使用位置P2又は引き出し位置P3のいずれかに位置決めさせることが可能とされている。
なお、上記した凸部36及び各凹部13a、13b、13cは、蓋体3をスライド方向である上下方向L3に位置決めさせる位置決め部材37(図1参照)として機能する。
なお、略90度回転した時点で、蓋体3の挿入筒部30の長辺周壁部30aが回転用切欠き部21の開口端に接触するので、蓋体3の回転が停止する。
そして、上記した蓋体3の回転操作により、容器本体2の充填孔2aを上方に向けて大きく開放させることが可能とされている。
次に、上述したように構成された粒状物用容器1において、内容物を取り出す場合について説明する。
従って、意図しないときに、内容物が取出孔33を通じて外部に零れる等の不具合が生じ難い。
この場合には、蓋体3をスライド移動によってさらに上方に引き上げ、凸部36を凹部13c内に嵌合させる。これにより、引き出し位置P3で蓋体3を位置決めすることができる。次いで、この引き出し位置P3で、図7及び図8に示すように、蓋体3を回転用切欠き部21側に倒すように、回転軸線M回りに略90回転させる。これにより、容器本体2から引き出した蓋体3を引き出し方向とは異なる方向に倒すことができ、容器本体2の充填孔2aを上方に大きく開放させることができる。従って、蓋体3に邪魔されることなく、この充填孔2aを通じて内容物を容器本体2内に充填することができる。
なお、この充填作業は、製造時における内容物の充填時であっても、製品購入後に内容物を充填作業する場合であっても同様である。
具体的には、取出孔33が1/3程度開放される位置や、1/2程度開放される位置で位置決めがされるように構成しても構わない。また、これとは逆に、閉塞位置P1及び引き出し位置P3の2つの位置で蓋体3が位置決めされるように構成しても構わない。
この場合には、例えば各凹部13a、13b、13cをなくして容器本体2の内側容器10に案内溝14だけを形成し、蓋体3が閉塞位置P1に位置しているときに案内溝14の最下端位置に凸部36が位置し、蓋体3が引き出し位置P3に位置しているときに案内溝14の最上端位置に凸部36が位置するように設計すれば良い。
この場合であっても、蓋体3を少なくとも閉塞位置P1と引き出し位置P3との間でスライド移動させることができると共に、蓋体3を引き出し位置P3まで引き上げた後、回転軸線M回りに回転させることが可能である。従って、同様の作用効果を奏効することができる。
従って、蓋体3の位置決めを行うことが好ましい。
上記天壁部31bには、取出孔33を開閉させる可動蓋51が例えばヒンジ部52を介して連結されており、該可動蓋51の回動操作によって取出孔33を開閉可能とされている。この際、可動蓋51には、取出孔33の内側にアンダーカット嵌合される環状の嵌合壁53が突設されている。これにより、可動蓋51が不意に開放されてしまうことを防止することが可能とされている。
なお、天壁部31bに対してスライド移動自在に可動蓋51を設け、スライド移動により取出孔33を開閉させても構わない。更に、天壁部31bの内面には、外側から取出孔33に向かって高さが減少する複数の誘導片38が形成されている。
特に、内容物を取り出す場合には、蓋体3自体をスライド移動させる必要はなく、可動蓋51の回動操作だけで取り出すことができるので、より使い易い。
P3…引き出し位置
M…回転軸線
1、50…粒状物用容器
2…容器本体
2a…充填孔
3…蓋体
33…取出孔
37…位置決め部材
Claims (2)
- 粒状の内容物が収容されると共に、その内容物が充填される充填孔が形成された容器本体と、
前記充填孔を閉塞すると共に該充填孔内に前記容器本体の内部から外部に向けて引き出し可能に差し込まれ、前記内容物が取り出される取出孔が形成された蓋体と、を備え、
前記蓋体は、
前記充填孔を閉塞する閉塞位置と、前記容器本体の内部から外部に引き出される引き出し位置と、の間をスライド移動自在に前記充填孔内に装着されると共に、引き出し位置において、該蓋体の引き出し方向に交差する回転軸線回りに回転自在とされていることを特徴とする粒状物用容器。 - 請求項1に記載の粒状物用容器において、
前記蓋体を前記閉塞位置及び前記引き出し位置で位置決めさせる位置決め部材を備えていることを特徴とする粒状物用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011284681A JP5806927B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 粒状物用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011284681A JP5806927B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 粒状物用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013133135A JP2013133135A (ja) | 2013-07-08 |
JP5806927B2 true JP5806927B2 (ja) | 2015-11-10 |
Family
ID=48910105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011284681A Active JP5806927B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 粒状物用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5806927B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018144827A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 大扇産業株式会社 | 錠剤用容器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000118578A (ja) * | 1998-10-15 | 2000-04-25 | Kokuyo Co Ltd | 小物類収納容器 |
JP3936232B2 (ja) * | 2002-04-22 | 2007-06-27 | 株式会社吉野工業所 | 粒状物用容器 |
JP4200018B2 (ja) * | 2003-01-29 | 2008-12-24 | 日本クラウンコルク株式会社 | スライドケース |
-
2011
- 2011-12-27 JP JP2011284681A patent/JP5806927B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013133135A (ja) | 2013-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101707604B1 (ko) | 립스틱 용기 | |
JP5159762B2 (ja) | ボトルの首部または容器の注ぎ口のためのスライド開口を有するプラスチック閉塞体 | |
US8608024B2 (en) | Dispenser having internal spring actuation | |
JP5806927B2 (ja) | 粒状物用容器 | |
JP5886520B2 (ja) | 容器 | |
JP5368934B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP5620306B2 (ja) | 粒状物収納容器 | |
JP5114328B2 (ja) | 二物質混合容器 | |
JP5219250B2 (ja) | タブレットケース | |
JP6431318B2 (ja) | エアゾール容器用吐出ヘッド | |
JP7037179B2 (ja) | 詰め替えセット及び容器 | |
JP5802546B2 (ja) | 粒状物用容器 | |
JP5781895B2 (ja) | 蓋付き容器 | |
JP5883767B2 (ja) | 錠剤入り容器 | |
KR101924033B1 (ko) | 내용물 배출 조정 용기 | |
JP2018197131A (ja) | エアゾール容器用吐出ヘッド | |
JP6971136B2 (ja) | 粒状物用容器 | |
JP2006264776A (ja) | 包装容器 | |
JP4990674B2 (ja) | 振り出し容器用キャップ | |
JP7362211B2 (ja) | 錠剤容器 | |
JP5055199B2 (ja) | 振り出しキャップ | |
JP2011152776A (ja) | 替芯容器 | |
JP2007217018A (ja) | 顆粒吐出容器 | |
JP2021122345A (ja) | 錠剤容器 | |
JP6586408B2 (ja) | 複合容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150421 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150811 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150907 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5806927 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |