JP7266280B2 - 計量キャップ - Google Patents
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Description
[1-1.概要]
図1は、本発明の実施形態に係る計量キャップ100が容器1に装着された状態を示す斜視図である。図2は、計量キャップ100の分解斜視図である。図1および図2には、説明の便宜のため、中心軸Cを示している。本明細書では、中心軸Cに平行な方向を軸方向と、軸方向に垂直な方向を径方向と、中心軸Cを中心とする円周方向を周方向と呼ぶ。軸方向について、紙面に向かって上向きの方向を正とする。軸方向の正方向を上方向、軸方向の負方向を下方向とも呼ぶ。
図3~7を参照しながら、内キャップ2の構造について説明する。図3は、内キャップ2の三面図である。図3(a)は、内キャップ2の平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図4は、内キャップ2の背面図である。図5は、内キャップ2の底面図である。図6は、図3(b)の内キャップ2をVI-VI方向に見た断面図である。図7は、図3(c)の内キャップ2をVII-VII方向に見た断面図である。
図8~12を参照しながら、外キャップ3の構造について説明する。図8は、外キャップ3の三面図である。図8(a)は、外キャップ3の平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図9は、外キャップ3の背面図である。図10は、外キャップ3の底面図である。図11は、図8(b)の外キャップ3をXI-XI方向に見た断面図である。図12は、図8(c)の外キャップ3をXII-XII方向に見た断面図である。
図13および図14を参照しながら、スライド部材4の構造について説明する。図13は、スライド部材4の(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図、(d)背面図および(e)底面図である。図14は、図13(b)のスライド部材4をXIV-XIV方向に見た断面図である。
図15は、計量キャップ100の組立図であり、容器1、内キャップ2、外キャップ3およびスライド部材4を組み立てた状態を示している。図15(a)は、計量キャップ100の平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図16は、図15(b)の計量キャップ100をXVI-XVI方向に見た断面図である。図17は、計量キャップ100を図16のXVII-XVII方向に見た断面図である。図19は、キャップを図16のXIX-XIX方向に見た断面図である。
図20~25を参照して、計量キャップ100の動作例について説明する。図20は、所望の数の錠剤を取り出すための計量キャップ100の動作を示す図である。まず、計量キャップ100を錠剤の入った容器1に取り付ける(S1)。これにより、容器1および計量キャップ100は、図1および図15~17に示すような状態となる。
以上のように、本実施形態に係る計量キャップ100は、容器1に着脱可能に装着される内キャップ2と、内キャップ2の少なくとも一部を周方向に取り囲むように内キャップ2に嵌め合わされる外キャップ3と、外キャップ3の第2開口部304を開閉できるように外キャップ3に取り付けられ、内部に容器1の内容物を保持するための保持スペースを有する蓋部4と、を備える。内キャップ2は、内容物を通過させるために容器1に接続される第1開口部223と、第1開口部223の周囲に周方向に並んで配置され、容積が互いに異なる複数のポケット201~212と、を備える。内キャップ2に対する外キャップ3の嵌め込み角度を調整することにより、複数のポケット201~212のうちの1つのみが外キャップ3の第2開口部304に接続されるように選択される。選択されたポケットが、蓋部4の保持スペースと外キャップ3の第2開口部304と内キャップ2の第1開口部223を介して容器1に接続される。内容物を選択されたポケットに移動させることによって、選択されたポケットの容積に相当する量の内容物を取り出すことができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。もっとも、上記の説明は本発明の例示であり、本発明の範囲を逸脱しない限り、本発明の実施形態には改良や変形を行うことができる。
上記の実施形態では、ねじ式の計量キャップ100について説明した。しかしながら、本発明の計量キャップは、容器1を封止できるものであればよく、ねじ式のものに限定されない。例えば、計量キャップの内キャップは、打栓によって容器1に嵌め込まれる打栓式のキャップであってもよい。
図19に示した計量キャップ100の断面と異なり、図26に示すように、内キャップ2の第2周壁222の径方向外側表面に1つ以上の板ばね部227を設けるとともに、外キャップ3の周壁302の径方向内側表面に、径方向内向きに突出した12個の突出部307を設けてもよい。突出部307は、内周リブ303(図11および図12参照)の下方に形成される。図26では、12個の板ばね部227が形成されている。
図19に示した計量キャップ100の断面と異なり、図27に示すように、内キャップ2の第2周壁222の径方向外側表面に、径方向外向きに突出した12個の突出部228を設けるとともに、外キャップ3の周壁302の径方向内側表面に、径方向内向きに突出した12個の突出部308を設けてもよい。
図28および図29は、スライド部材の変形例4aを示す図である。図28は、スライド部材4aの(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図、(d)背面図および(e)底面図である。図29は、図28(b)のスライド部材4aをXXIX-XXIX方向に見た断面図である。
上記の実施形態では、内キャップ2の第1~第12ポケット201~212に円板形状の錠剤が厚さ方向に並んで積み上げられる例について説明した(図21~25参照)。しかしながら、内キャップ2の第1~第12ポケット201~212は、錠剤が錠剤の直径方向または長軸方向に並ぶように設計されてもよい。
2 内キャップ
3 外キャップ
4 スライド部材(蓋部)
100 計量キャップ
201 第1ポケット
202 第2ポケット
203 第3ポケット
204 第4ポケット
205 第5ポケット
206 第6ポケット
207 第7ポケット
208 第8ポケット
209 第9ポケット
210 第10ポケット
211 第11ポケット
212 第12ポケット
220 第1周壁
222 第2周壁
223 第1開口部
224 頂部
225 外周リブ
226 マーク
227 板ばね部
228 突出部
301 天板部
302 周壁
303 内周リブ
304 第2開口部
305 窓部
306 取付穴
307 突出部
308 突出部
326 マーク
401 爪
402 絞り部
403 リブ
404 錠剤整列部
Claims (3)
- 容器に着脱可能に装着される内キャップであって、装着後に前記容器の内容物を通過させるために前記容器に接続される第1開口部と、前記第1開口部の周囲に周方向に並んで配置され、容積が互いに異なる複数のポケットと、を備える内キャップと、
前記内キャップの少なくとも一部を周方向に取り囲むように前記内キャップに嵌め合わされる外キャップであって、装着後に前記内キャップの第1開口部を介して前記内容物を通過させるための第2開口部を備える外キャップと、
前記外キャップの第2開口部を開閉できるように前記外キャップに取り付けられ、内部に前記内容物を保持するための保持スペースを有する蓋部と、を備え、
前記内キャップに対する前記外キャップの前記第2開口部の位置を調整することにより、前記複数のポケットのうちの1つが前記外キャップの前記第2開口部に接続されるように選択され、
選択されたポケットが、前記蓋部の前記保持スペースと前記外キャップの第2開口部と前記内キャップの第1開口部を介して前記容器に接続され、
前記蓋部は、前記外キャップの天板部上にスライド可能に取り付けられ、スライドすることによって前記外キャップの第2開口部が閉じた閉状態と開いた開状態とを切り換え、
前記閉状態において、選択されたポケットが、前記蓋部の前記保持スペースと前記外キャップの第2開口部と前記内キャップの第1開口部を介して前記容器に接続され、前記内容物を選択されたポケットに移動させることができ、
前記蓋部は、前記閉状態からスライドすることによって選択されたポケットの直上を通過して、選択されたポケットの上端より上に積み上がった余剰な前記内容物をすり切り、前記外キャップの第2開口部と前記内キャップの第1開口部を介して前記容器内に落とし、スライドを終えて前記開状態に移行し、
前記開状態において、前記内容物を選択されたポケットに移動させることによって、選択されたポケットの容積に相当する量の前記内容物を取り出すための計量キャップ。 - 前記外キャップは、前記内キャップに対して周方向に回転不能なように嵌め合わされる、請求項1に記載の計量キャップ。
- 前記外キャップは、前記内キャップに対して周方向に回転可能なように嵌め合わされ、
前記複数のポケットのうちの1つは、前記外キャップが前記内キャップに対して相対的に周方向に回転することにより、前記外キャップの前記第2開口部に接続されるように選択される、
請求項1に記載の計量キャップ。
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