JP2022030933A - 計量デバイス及び計量デバイス付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】錠剤等の粒状物の計量数を選択可能であり、且つ、利用者が適切な数の粒状物の服用を守ることができる計量デバイス及び計量デバイス付き容器を提供する。【解決手段】粒状物を収容することで粒状物の数を計量する複数の収容部が設けられた計量部と、前記複数の収容部のうち収容可能な収容部の数を選択することで、粒状物の計量数を選択可能な計量数選択手段と、前記計量数選択手段による計量数の選択を固定する計量数固定手段と、を備える。【選択図】図5
Description
本発明は、例えば、錠剤等の粒状物を計量することができる計量デバイス及び計量デバイス付き容器に関する。
従来、錠剤等の粒状物を必要な数だけ計量可能な計量デバイス付き容器としての薬剤貯蔵デバイスが知られている(特許文献1)。図14に示すように、この薬剤貯蔵デバイス901は、錠剤を収容する瓶形状の容器本体902と、容器本体902の頂部に取り付けられる計量デバイスとしての分配デバイス903とを備える。
分配デバイス903は、有底筒状のチャンバ904と、容器本体902内からチャンバ904に錠剤を流入させる入口943と、チャンバ904の底板の略半分を頂側から覆う可動バッフル905と、チャンバ904から外部に錠剤を流出させる出口944と、を有する。チャンバ904の底板の頂側には、錠剤が嵌入可能な複数の保持部940が設けられている。可動バッフル905は、チャンバ904に対してチャンバ904の筒軸を中心軸として回動可能である。可動バッフル905を回動させて、可動バッフル905の周方向における位置を変更することで、可動バッフル905はチャンバ904の各保持部940を被覆又は露出することができる。
この薬剤貯蔵デバイス901は、例えば、患者が一回の処方投与量が多数である錠剤を計量する際に用いられる。具体的に、患者は、所定の数(一回の処方投与量)の保持部940が露出するように可動バッフル905を回動させ、出口944を閉じた状態で入口943を開けてチャンバ904内に容器本体902から錠剤を流入させる。次に、患者は、露出した保持部940の全てに錠剤を嵌入させた後、入口943を閉じた状態で出口944を開けてチャンバ904内から錠剤を取り出せばよい。このように、薬剤貯蔵デバイス901では、分配デバイス903により計量される錠剤の数を自由に設定して、所定の数の錠剤を取り出すことができる。
前記薬剤貯蔵デバイスでは、計量される錠剤の数を自由に変更できるため、患者が自由に錠剤の数(服用数)を設定することができる。
しかしながら、例えば、薬剤師等が処方の内容に従って錠剤を処方しても、服用の際に患者が個人の勝手な判断で錠剤の計量数を処方に従わずに変更してしまうと、処方に基づく適切な数の錠剤が服用されないおそれがあった。
本発明は、錠剤等の粒状物の計量数を選択可能であり、且つ、利用者が適切な数の粒状物の服用を守ることができる計量デバイス及び計量デバイス付き容器を提供することを目的とする。
本発明の計量デバイスは、粒状物を収容することで粒状物の数を計量する複数の収容部が設けられた計量部と、前記複数の収容部のうち収容可能な収容部の数を選択することで、粒状物の計量数を選択可能な計量数選択手段と、前記計量数選択手段による計量数の選択を固定する計量数固定手段と、を備える。
かかる構成によれば、計量数選択手段により粒状物の計量数を選択可能であるのに加えて、計量数固定手段が計量数選択手段による粒状物の計量数の選択を固定することにより、例えば、処方の際に計量数選択手段で計量数を処方に基づいて選択して計量数固定手段で計量数を固定することによって、利用者による計量数選択手段の操作を規制することができるから、利用者に適切な数の粒状物を計量させて適切な数の粒状物を服用させることができる。
また、前記計量デバイスでは、前記計量数選択手段は、前記計量部に対する移動により計量数を選択するよう構成され、前記計量数固定手段は、前記計量数選択手段の前記移動を規制するように前記計量部に取り付けられることで計量数を固定するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、計量数選択手段の移動により粒状物の計量数を選択可能であるのに加えて、計量数固定手段が計量数選択手段の移動を規制することで粒状物の計量数の選択を固定することにより、確実に利用者に適切な数の粒状物を計量させて適切な数の粒状物を服用させることができる。
また、前記計量デバイスでは、前記計量数固定手段は、前記計量数選択手段に係合し、かつ、前記計量部に対して移動不能に係合した状態で前記計量部に取り付けられることで、前記計量数選択手段による計量数の選択を規制するように構成されてもよい。
かかる構成によれば、計量数選択手段に係合するとともに計量部に取り付けられた計量数固定手段が、計量数選択手段による粒状物の計量数を規制することにより、確実に利用者に適切な数の粒状物を計量させて適切な数の粒状物を服用させることができる。
また、前記計量デバイスでは、前記計量部は、粒状物を収容する容器本体に取り付け可能に構成され、前記計量数固定手段は、前記計量部が前記容器本体に取り付けられた状態で前記計量部と前記容器本体との間に配置されるように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、計量数固定手段は、計量部と容器本体との間に配置されているため、計量数選択手段に対する規制が誤って解除されにくく、これにより、適切な数の粒状物を確実に服用させることができる。
本発明の計量デバイス付き容器は、粒状物を収容する容器本体と、前記容器本体に取り付けられる計量デバイスと、を備え、前記計量デバイスが上記の計量デバイスである。
かかる構成によれば、計量数選択手段により粒状物の計量数を選択可能であるのに加えて、計量数固定手段が計量数選択手段による粒状物の計量数の選択を固定することにより、例えば、処方の際に計量数選択手段で計量数を処方に基づいて選択して計量数固定手段で計量数を固定することによって、利用者による計量数選択手段の操作を規制することができるから、利用者に適切な数の粒状物を計量させた上で服用させることができる。
本発明の別の計量デバイス付き容器は、粒状物を計量する計量デバイスと、前記計量デバイスが取り付けられ且つ粒状物を収容する容器本体と、を備え、前記計量デバイスは、粒状物を収容することで粒状物の数を計量する複数の収容部が設けられた計量部と、前記複数の収容部のうち開放状態の収容部の数を選択することで、粒状物の計量数を選択可能な計量数選択手段と、を備え、前記容器本体は、前記計量数選択手段による計量数の選択を固定する計量数固定手段を備える。
かかる構成によれば、計量数選択手段により粒状物の計量数を選択可能であるのに加えて、計量数固定手段が計量数選択手段による粒状物の計量数の選択を固定することにより、例えば、処方の際に計量数選択手段で計量数を処方に基づいて選択して計量数固定手段で計量数を固定することによって、利用者による計量数選択手段の操作を規制することができるから、利用者に適切な数の粒状物を計量させて適切な数の粒状物を服用させることができる。
以上より、本発明によれば、錠剤等の粒状物の計量数を選択可能であり、且つ、利用者が適切な数の粒状物の服用を守ることができる計量デバイス及び計量デバイス付き容器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図1~図10を参照しつつ説明する。本実施形態に係る計量デバイス付き容器は、錠剤等の粒状物を必要な数だけ準備する場合に使用される。利用者としては、日常的に、粒状物として例えば錠剤を取り扱う小児患者の親等が想定される。
計量デバイス付き容器1は、図1Aに示すように、容器本体2と、容器本体2に取り付けられる計量デバイス3と、を備える。
容器本体2は、粒状物を収容する部材である。例えば、容器本体2は、有底円筒状である。具体的に、容器本体2は、瓶である。本実施形態の容器本体2は、天側に位置する口部20と、口部20と連続し且つ口部20よりも外径の大きい収容本体部21と、を有する。
口部20は、容器本体2から内容物である粒状物を取り出す際の出口である。口部20は、図2、図3、及び、図5に示すように、略筒状である。口部20は、例えば、筒状の口部本体200と、口部本体200の周囲に設けられたねじである容器ねじ部201と、を有する。
本実施形態の口部本体200は、例えば、径が均一な円筒状である。口部本体200の頂側に位置する端縁203は、口部20の開口部204を画定している。
以下、口部20の延びる方向、即ち、口部20の高さ方向(図1A、図2、図5における上下方向)を単に「上下方向」と称する。また、口部20の延出端方向を「上方」とも称する。さらに、上下方向における口部20の延出端方向と反対方向(口部20の基端方向)を「下方」と称する。
収容本体部21は、口部20と連続する肩部210を有する。肩部210の上面211は、例えば、平坦な面である。
計量デバイス3は、容器本体2に収容された複数の粒状物のうち所定の数の粒状物を計量して取り出すことができる部材である。また、計量デバイス3は、粒状物を計量する計量部4と、粒状物の計量数を選択可能な計量数選択手段5と、計量数選択手段5による計量数の選択を固定する計量数固定手段6と、を備える。本実施形態の計量デバイス3は、計量部4に取り付けることにより計量部4を保護可能なオーバーキャップ7を備える。
計量部4は、粒状物を収容することで粒状物の数を計量する複数の収容部400が設けられた部材である。本実施形態の計量部4は、略筒状の部材である。
また、計量部4は、容器本体2に取り付け可能に構成されている。即ち、計量部4は、容器本体2と別体である。さらに、計量部4には、計量数固定手段6が着脱可能に取り付けられている。
本実施形態の計量部4は、複数の収容部400が設けられる計量本体部40を有する。また、計量部4は、計量時に粒状物が収容される計量空間41を画定する計量画定部42を有する。計量部4は、容器本体2から計量空間41へ粒状物が入る入口43と、計量空間41から外部へ粒状物を出す出口44と、を有する(図5参照)。
本実施形態の計量部4では、入口43は、計量部4の内側に設けられている。また、計量部4では、出口44は、計量部4の側部に設けられている。
本実施形態の計量本体部40の形状は、頂部が天面により閉塞された筒状である。具体的に、計量本体部40は、略円筒形状の側壁部401と、複数の収容部400が設けられている天面部402と、を含む。さらに、計量本体部40は、それぞれ下方及び径方向に延びるとともに、周方向に隙間をあけた状態で並ぶ複数の本体リブ403を含む(図2参照)。また、計量本体部40は、下方に延びるとともに、入口43を画定する入口画定部404を含む。本体リブ403は、入口画定部404に向かうにつれ上側に向かう斜面となっている。
計量本体部40の天面部402には、側壁部401の周方向に複数の収容部400が並んで設けられている(図5参照)。本実施形態の計量本体部40では、天面部402の略半周部分に、収容部400が配置されている。また、天面部402の中央には、天面開口部402aが設けられている。これにより、天面部402は、円環の板状となっている。また、天面部402は、天面開口部402aに向かうにつれ下側に向かう斜面となっている。
収容部400は、貫通孔及び凹部の少なくとも一方である。本実施形態の収容部400は、例えば、凹部である。また、収容部400は、図8Aに示すように、天面部402に、12個設けられている。複数の収容部400のうち一部の収容部400は、径方向に並んでいる。周方向において隣り合う収容部400は、離間していてもよいし連続していてもよい。また、径方向において隣り合う収容部400は、離間していてもよいし連続していてもよい。
本実施形態の収容部400のうち一部(例えば、6個)の収容部400が天面部402の内周側に配置され、残りの収容部400(例えば、6個の収容部400)は天面部402の外周側に配置されている。具体的に、一部の収容部400が天面部402の内周側に周方向に並んで配置され、残りの収容部400は天面部402の外周側に周方向に並んで配置されている。
入口画定部404は、略有底円筒状である(図2参照)。具体的に、入口画定部404は、周方向における一部(例えば、周方向における半分)が欠けた画定筒部405と、画定筒部405の底に設けられた画定底部406と、を含む。画定底部406は、画定筒部405の下端縁から周方向における内側に延びている。また、画定底部406は、例えば、円板状である。
計量本体部40の側壁部401の外周面には、計量数選択手段5が係止可能な第一係止部407が設けられている(図5参照)。また、側壁部401の外周面には、計量数固定手段6が係止可能な第二係止部408が設けられている。さらに、側壁部401の外周面には、計量数固定手段6が係止可能な第三係止部409が設けられている。また、側壁部401の頂部には、計量可能な計量数が並んで表示(例えば、印字)されている。側壁部401の内周面には、容器ねじ部201と螺合可能なねじが設けられている。
本実施形態の第一係止部407は、例えば、上下方向に延びる溝である。また、第一係止部407は、側壁部401の外周面に、例えば、等間隔をあけた状態で複数配置されており、計量数の表示に対応する位置に配置されている。さらに、第一係止部407の個数は、収容部400の個数(具体的には、12個)と同じである。本実施形態の第一係止部407は、側壁部401の外周面のうち略半周部分に配置されている。また、第一係止部407は、天面部402における収容部400が設けられていない第一部位4021の径外方向側に配置されている。
本実施形態の第二係止部408は、径外方向に突出したリブである。第二係止部408の個数は、例えば、一つである。具体的に、第二係止部408の下部は、計量数固定手段6と係止する。また、第二係止部408の上部は、オーバーキャップ7と係止する。
本実施形態の第三係止部409は、径外方向に突出したリブである。第三係止部409は、周方向に延びている。また、第三係止部409は、第二係止部408を挟んで周方向に一対設けられている。第三係止部409は、天面部402における収容部400が設けられている第二部位4022の径外方向側に配置されている。さらに、第三係止部409は、側壁部401の外周面の上下方向における略中央に配置されており、第三係止部409の上部は、オーバーキャップ7と係止する。
なお、第三係止部409は、周方向に隙間をあけて三つ以上配置されていてもよい。また、第三係止部409は、側壁部401の外周面の周方向における全域に配置されていてもよい。
計量画定部42は、計量本体部40(例えば、天面部402)と共に、計量空間41を画定する部材である。また、計量画定部42は、計量本体部40(例えば、天面部402)の上に、計量空間41を画定する。本実施形態の計量画定部42は、計量空間41の側面を画定する第一画定部45と、計量空間41の天面を画定する第二画定部46と、を含む。
第一画定部45は、例えば、略円筒状である。具体的に、第一画定部45は、円筒状の画定円筒部450と、画定円筒部450の内周面から径内方向に延びる画定延出部451と、を含む。第一画定部45(例えば、画定円筒部450)の周方向における一部の上半分が欠けることにより、第一画定部45(例えば、画定円筒部450)に出口44が設けられている。
第二画定部46は、容器本体2内と計量空間41とを分離又は導通する部材である。また、第二画定部46は、計量部4に対する粒状物の入口43及び出口44の少なくとも一方を開閉する。本実施形態の第二画定部46は、入口43及び出口44の両方を開閉する。
本実施形態の第二画定部46は、略有底筒状である。また、第二画定部46は、粒状物を取り出し可能な取出位置(図7B参照)と、粒状物を取り出し不可能な計量位置(図7A参照)とで位置変更可能である。具体的に、第二画定部46は、計量本体部40に対して、側壁部401の筒軸を中心軸として回動可能であり、この回動により取出位置と計量位置とで位置変更可能である。第二画定部46は、取出位置にあるとき入口43を閉塞するとともに出口44を開放し、計量位置にあるとき入口43を開放するとともに出口44を閉塞する。
第二画定部46は、例えば、透明の部材である。そのため、計量本体部40の収容部400に粒状物が収容されているか否かを、第二画定部46越しに視認することができる。
本実施形態の第二画定部46は、出口44を開閉する円筒状の出口開閉部460を有する(図5参照)。また、第二画定部46は、出口開閉部460の底を塞ぐとともに、計量空間41を上方から塞ぐ閉塞部461を有する。さらに、第二画定部46は、閉塞部461から上方に延びるとともに、オーバーキャップ7と係合可能な計量係合部462を有する。さらに、第二画定部46は、閉塞部461から下方に延びるとともに、入口43を開閉する入口開閉部463を有する。
出口開閉部460には、図10にも示すように、周方向における一部の下半分が欠けた切欠部464が設けられている。切欠部464の形状及び大きさは、計量部4の出口44と重なり可能な形状及び大きさである。
閉塞部461は、円板状の部材である(図5参照)。また、閉塞部461は、出口開閉部460の内周面から径内方向に延びている。
計量係合部462は、上方に延びるとともに、例えば、第二画定部46の周方向に延びている。具体的に、計量係合部462は、上方から視たときに円弧状のリブである。換言すると、計量係合部462は、周方向における一部(例えば、半分)が欠けた円筒状である。
なお、本実施形態の第二画定部46では、出口開閉部460のうち計量係合部462に近い半周に、切欠部464が配置されている。具体的に、出口開閉部460のうち計量係合部462の周方向における中央部の外側に、切欠部464が配置されている。
入口開閉部463は、下方に延びるとともに、例えば、第二画定部46の周方向に延びている。具体的に、入口開閉部463は、下方から視たときに円弧状のリブである。換言すると、入口開閉部463は、周方向における一部(例えば、半分)が欠けた円筒状である。本実施形態の入口開閉部463は、第二画定部46の中心軸(例えば、第二画定部46の筒軸)に対して切欠部464と同じ側に位置している。即ち、入口開閉部463は、上方から視たとき、第二画定部46の中心軸(例えば、第二画定部46の筒軸)と切欠部464とを結ぶ仮想線上に配置されている。
本実施形態の入口開閉部463の外径は、計量本体部40の画定筒部405の外径よりも僅かに小さい(図2参照)。入口開閉部463は、計量本体部40の天面開口部402aに嵌った状態で、画定筒部405の内側(径内側方向)に配置されている。
以上の第二画定部46は、計量位置にあるとき、切欠部464と出口44とが重ならない(具体的には、切欠部464と出口44とが、第二画定部46の中心軸を挟んで反対側に位置する)よう配置されることで、出口44を閉塞する(図7A参照)。このとき、第二画定部46は、入口開閉部463と入口43とが重ならない(具体的には、入口開閉部463と入口43とが、第二画定部46の中心軸を挟んで反対側に位置する)よう配置されることで、入口43を開放する。
また、第二画定部46は、取出位置にあるとき、切欠部464と出口44とが重なるよう配置されることで、出口44を開放する(図7B参照)。このとき、第二画定部46は、入口開閉部463と入口43とが重なるよう配置されることで、入口43を閉塞する。また、入口画定部404は画定底部406を備えるため、収容本体部21の内部空間から計量空間41への粒状物の流入を確実に防ぐことができる。
計量空間41は、図8A、図8B、及び図8Cに示すように、粒状物を流入可能な主計量空間47と、粒状物が流入不能な予備計量空間48と、を有する。また、計量空間41は、上方から視たとき略円環状の空間である。本実施形態の計量空間41では、計量空間41のうち一部の空間が主計量空間47であり、計量空間41のうち残りの空間が予備計量空間48である。
主計量空間47は、天面部402のうち収容部400が設けられた第二部位4022の少なくとも一部の上方に位置している。予備計量空間48は、天面部402のうち収容部400が設けられていない第一部位4021の少なくとも一部の上方に位置している。
計量数選択手段5は、複数の収容部400のうち収容可能な収容部400の数を選択することで、計量数を選択可能である。本実施形態の計量数選択手段5は、複数の収容部400のうち収容したくない収容部400を閉塞することで、収容可能な収容部400の数を選択するように構成されている。具体的に、計量数選択手段5は、主計量空間47に設けられた複数の収容部400のうち収容したくない収容部400を閉塞することで、収容可能な収容部400の数を選択するように構成されている。
また、計量数選択手段5は、計量部4に対する移動により計量数を選択するよう構成されている。具体的に、計量数選択手段5は、計量部4の周方向に沿って計量部4に対して移動することにより計量数を選択する。
本実施形態の計量数選択手段5は、図8Aに示すように、収容部400のいずれも閉塞しないことで、収容可能な収容部400の数を、計量部4に設けられた全ての収容部400の個数としている。また、計量数選択手段5は、図8Bに示すように、主計量空間47に設けられた収容部400のうち一部を除いて閉塞することで、収容可能な収容部400の数をこの一部の収容部400の数としている。さらに、計量数選択手段5は、主計量空間47に設けられた複数の収容部400のうち一つを除く収容部400を閉塞することで、収容可能な収容部400の数を一つとしている。
また、本実施形態の計量数選択手段5は、計量本体部40の天面部402の上方に配置されて収容部400を閉塞可能な選択閉塞部50を備える。さらに、計量数選択手段5は、周方向に沿って計量部4に対して移動することにより、収容部400の閉塞数を変更して計量数を選択する。
さらに、計量数選択手段5は、計量空間41に配置された選択閉塞部50から、計量空間41の外部に延出する選択延出部54を有する(図5参照)。具体的に、計量数選択手段5は、選択延出部54の少なくとも一部を構成する選択操作部51であって、選択閉塞部50から径外方向(例えば、計量空間41の外の方向)に延びる選択操作部51を備える。また、計量数選択手段5は、選択延出部54の少なくとも一部を構成する選択固定部52であって、選択操作部51の延出端部からさらに下方に延びる選択固定部52を備える。さらに、計量数選択手段5は、選択閉塞部50に設けられた選択壁部53を備える。
選択閉塞部50は、天面部402の周方向に延びる板状の部材である。また、選択閉塞部50は、計量部4に設けられた収容部400の少なくとも一部(本実施形態の計量数選択手段5では、一部)を閉塞可能な大きさ、形状を有する。具体的に、選択閉塞部50は、周方向における一部が欠けた円環板状である。
選択延出部54は、選択固定手段6に係合して、計量数の選択を固定する部材である。また、選択延出部54は、計量本体部40の側壁部401の外周面に沿うように延出する。本実施形態の選択延出部54は、選択操作部51と選択固定部52とを含む。
選択操作部51は、例えば、計量数を操作するためのレバーである。具体的に、このレバーの内側には、突起が設けられている。本実施形態の計量数選択手段5は、計量数を処方数にあわせる際に計量部4に対して移動すると、レバーの内側に設けられた突起が計量本体部40の第一係止部407と係合することでクリック感が得られるため、レバーの位置合わせが分かりやすい。
本実施形態の選択操作部51には、計量数(例えば、側壁部401に表示(印字)された計量数)を表示する表示窓510が設けられている。また、表示窓510が特定の計量数を表示するとき、選択閉塞部50は、この特定の計量数の個数だけ収容部400を開放する配置となる。
選択固定部52は、計量数固定手段6に係合可能である。本実施形態の選択固定部52は、計量数固定手段6に係合可能な係合部として、図4に示すように、径外方向に突出した固定突出部520を有する。この固定突出部520は、例えば、周方向に一対並んでいる。
選択壁部53は、選択閉塞部50から上方に延びるとともに、径外方向に(具体的に、選択閉塞部50の内端縁から外端縁まで)延びる(図5参照)。また、選択壁部53は、画定延出部451、入口開閉部463とともに、主計量空間47と予備計量空間48とを仕切る。さらに、選択壁部53が移動することで、主計量空間47と予備計量空間48の仕切り位置が変わって、両空間の大きさが変わる。
本実施形態の計量数固定手段6は、前記計量数選択手段5の移動を規制するように計量部4に取り付けられることで計量数を固定するように構成されている。また、計量数固定手段6は、計量数選択手段5に係合し、かつ、計量部4に対して移動不能に係合した状態で計量部4に取り付けられることで、計量数選択手段5による計量数の選択を規制するように構成される。さらに、計量数固定手段6は、計量部4が容器本体2に取り付けられた状態で計量部4と容器本体2との間に配置されるように構成されている(図2及び図3参照)。
計量数固定手段6は、図4及び図6に示すように、環状(例えば、円環状)である。また、計量数固定手段6は、計量数選択手段5の計量部4に対する回転移動を規制する。さらに、計量数固定手段6は、計量部4に対して回転不能に係合する。本実施形態の計量数固定手段6は、計量部4に対して外嵌して係合することで、計量部4に回転不能に嵌合する。
本実施形態の計量数固定手段6の径方向の厚みは、不均一である。計量数固定手段6の厚みは、周方向における一部である第一固定領域61において厚く、周方向における残部である第二固定領域62において薄い。
また、計量数固定手段6は、計量本体部40の側壁部401(例えば、第二係止部408)に嵌合して係止する第一固定部610を有する(図4参照)。さらに、計量数固定手段6は、計量数選択手段5の選択延出部54(例えば、選択固定部52(具体的には、固定突出部520))に嵌合して係止する第二固定部620を有する。
さらに、第一固定部61が計量本体部40に係止することで、計量数固定手段6の計量本体部40に対する回転移動が規制された状態となり、この状態で、第二固定部620が計量数選択手段5の選択延出部54に係止することで、計量数選択手段5の回転移動を固定することができる。
以上の計量デバイス3は、複数の収容部400が設けられる計量本体部40と、計量本体部40とともに計量空間41を画定する計量画定部42と、を備える(図5参照)。また、計量数選択手段5は、計量空間41内に配置され、収容部400を閉塞可能な選択閉塞部50と、選択閉塞部50から計量空間41外に延設される選択延設部54と、を備える。さらに、計量数固定手段6は、計量本体部40に係止するとともに選択延設部54に係止することで、計量数選択手段5の移動を規制する。また、選択延設部54は、計量本体部40の外周面に沿うように延設され、計量数固定手段6は、計量本体部40の外周面に係止するとともに選択延設部54に外周面上で係止することで、計量数選択手段5の移動を規制する。
オーバーキャップ7は、計量部4等を保護するとともに、計量空間41から取り出した粒状物を受ける受け皿として機能する部材である。また、オーバーキャップ7は、計量位置にある第二画定部46に嵌合可能であり、取出位置にある第二画定部46に嵌合不能である。
本実施形態のオーバーキャップ7は、頂部が天面により閉塞された筒状である。具体的に、オーバーキャップ7は、略円筒形状のキャップ筒部70と、キャップ天板71と、を含む。また、オーバーキャップ7は、キャップ天板71の内面からに延びるキャップ延出部72を含む。
キャップ筒部70は、計量部4の側部を保護する部位である。キャップ筒部70には、キャップ筒部70の下部の周方向に一部が欠けることにより、計量部4の側部(例えば、計量本体部40の第二係止部408)と係合可能な筒部係合部700が設けられている。
キャップ天板71は、計量部4の頂部を保護する部位である。本実施形態のキャップ天板71には、図10に示すように、受け皿として使ったときに、粒状物の数を簡易で計量することができる計量溝710が設けられている。
計量溝710は、キャップ天板71の内面に配置されている。また、計量溝710は、周方向に延びている。具体的に、計量溝710は、円弧状に延びている。なお、計量溝710は、キャップ天板71の外側に配置されていてもよい。
キャップ延出部72は、計量部4の頂部(例えば、計量画定部42の計量係合部462)と係合可能である(図5参照)。また、キャップ延出部72は、下方に延びるとともに、例えば、キャップ筒部70の周方向に延びている。具体的に、キャップ延出部72は、上方から視たときに計量係合部462と同一形状、同一サイズのリブである。
さらに、キャップ延出部72は、粒状物を取り出し可能な状態の計量部4に対して干渉可能に構成されている。具体的に、キャップ延出部72は、図9Aに示すように、計量位置の第二画定部46(例えば、計量係合部462)に対して干渉しないため、オーバーキャップ7が第二画定部46に嵌合可能である。このとき、キャップ延出部72は、図9Bに示すように、取出位置の第二画定部46(例えば、計量係合部462)に対して干渉するため、オーバーキャップ7が第二画定部46に嵌合不能である。
次に、計量デバイス3の使用方法の一形態について説明する。
まず、薬剤師等が、処方の内容に基づいて、計量数を固定した計量デバイス3を準備する。例えば、薬剤師は、計量数選択手段5により、複数の収容部400のうち収容可能な収容部400の数を選択することで、計量デバイス3の計量数を選択する(図8A~図8C参照)。具体的に、選択操作部51を操作することで選択閉塞部50を移動させて、選択閉塞部50が閉塞する収容部400の数を処方の内容に応じたものとする。より具体的に、選択操作部51の表示窓510から視える数が、処方の内容に応じた数となるよう、選択閉塞部50を移動させる。例えば、薬剤師は、「1回6錠の錠剤を朝のみ5日間服用する」といった処方に基づいて、選択操作部51の表示窓510から視える数が、処方の内容に応じた数「6」となるよう、選択閉塞部50を移動させる(図8B参照)。
次に、薬剤師は、処方の内容に基づいて、複数の粒状物を容器本体2に入れる。例えば、薬剤師は、上述の処方に基づいて、30錠の錠剤を容器本体2に入れる。
また、薬剤師は、この容器本体2と計量部4との間に、計量数固定手段6を配置する。具体的に、計量数固定手段6を取り付けた計量部4と、容器本体2とを接続する。なお、容器本体2と計量部4との間に計量数固定手段6を配置した状態では、計量数固定手段6の位置の上限が計量部4の第三係止部409により規制され、計量数固定手段6の位置の下限が容器本体2の肩部210により規制されているため、計量数固定手段6の抜けが防止される(図3参照)。さらに、計量数固定手段6を取り外さない限り、計量数選択手段5での計量数を変更することはできない。
最後に、薬剤師は、第二画定部46を計量位置とした状態で、計量デバイス3にオーバーキャップ7を取り付ける。
患者等の利用者が、粒状物を服用する際には、計量デバイス3からオーバーキャップ7を取り外し、計量デバイス付き容器1(計量デバイス3が取り付けられた容器本体2)を上下逆さまの姿勢とすると、粒状物が、容器本体2から入口43を介して計量空間41に入る。さらに、利用者が計量デバイス付き容器1を元の姿勢に戻し左右に振ると、収容部400に入っていない粒状物の余剰分が入口43から容器本体2に戻り、粒状物が固定された数だけ計量される。利用者は、透明な第二画定部46を介して、計量数を視認することができる。
利用者は、粒状物の計量を確認すると、第二画定部46を取出位置として、計量部4の入口43を塞ぐと共に、計量部4の出口44を開放する(図9B参照)。この状態とすることで、利用者は、計量デバイス付き容器1から、計量した粒状物を取り出すことができる。なお、本実施形態の計量デバイス付き容器1では、オーバーキャップ7が受け皿を兼ねているため、受け皿を別途用意しなくても、計量した錠剤を手に取ることにより錠剤が湿気ることを防ぐことができる(図10参照)。
以上の計量デバイス3によれば、計量数選択手段5により粒状物の計量数を選択可能であるのに加えて、計量数固定手段6が計量数選択手段5による粒状物の計量数の選択を固定することにより、例えば、処方の際に計量数選択手段5で計量数を処方に基づいて選択して計量数固定手段6で計量数を固定することによって、利用者による計量数選択手段5の操作を規制することができるため、利用者に適切な数の粒状物を計量させて適切な数の粒状物を服用させることができる。
本実施形態の計量デバイス付き容器1では、計量数固定手段6は、計量部4と容器本体2との間に固定されている。そのため、計量数選択手段5に対する位置の規制が誤って解除されにくく、これにより、適切な数の粒状物を確実に服用させることができる。しかも、本実施形態の計量デバイス付き容器1では、計量数固定手段6は、計量部4から脱落しにくい。
尚、本発明の容器は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態の計量デバイス付き容器1において、容器本体2と計量部4との接続が完了した後は、接続を解除できない構成としてもよい。具体的には、容器ねじ部201と計量本体部40の側壁部401の内周面のねじとの接続が完了する位置で固定するストッパーを設けることができる。その場合、容器本体2から計量部4を取り外すことができないため、計量数選択手段5に対する規制が誤って解除されることはない。
上記実施形態の計量デバイス付き容器1では、計量部4と計量数固定手段6とが別体であったが、図11に示すように、計量部4と計量数固定手段6とが破断可能なブリッジ8で接続され、一体的に形成されていてもよい。本実施形態のブリッジ8は、計量本体部40(例えば、側壁部401)の下端から延びている。この場合、計量数固定手段6が計量部4から脱落することが無い。また、計量部4と計量数固定手段6とを組み立てる際に、計量部4を上側から押し込むだけでよく、組み立てが容易になる。
また、上記実施形態の計量デバイス付き容器1では、計量数固定手段6の径外方向に延びるリブである第三係止部409が、計量部4と容器本体2との間に配置されていたが、計量数固定手段6の他の部位が、計量部4と容器本体2との間に配置されていてもよい。例えば、図12に示すように、計量数固定手段6の下端部が、計量部4と容器本体2との間に配置されていてもよい。具体的には、計量数固定手段6は、上下方向に延びる固定本体部63と、固定本体部63の内周面(例えば、固定本体部63の内周面の下端縁)から径内方向に延びる固定延出部64と、を備えることが考えられる。固定延出部64は、計量部4(例えば、計量本体部40の側壁部401)と容器本体2(例えば、容器本体210の肩部210)との間に配置されている。
上記実施形態の計量デバイス付き容器1では、計量数固定手段6は、計量数固定手段6の位置の上限が計量部4に規制され、計量数固定手段6の位置の下限が容器本体2に規制されるように、計量部4と容器本体2との間に配置されていたが、例えば、計量数固定手段6は、計量部4と容器本体2との間に固定されていてもよい。具体的に、固定延出部64は、側壁部401の下端縁と容器本体2の肩部210の上面211との間に狭持されていてもよい。即ち、固定延出部64の厚み(上下方向における寸法)は、側壁部401の下端縁と容器本体2の肩部210の上面211との間の寸法と略等しくてもよい。このような場合においても、計量数選択手段5に対する規制が誤って解除されにくく、これにより、適切な数の粒状物を確実に服用させることができる。
なお、計量数固定手段6は、計量部4及び容器本体2の少なくとも一方に接着されることより、計量部4と容器本体2との間に固定されていてもよい。
さらに、上記実施形態の計量デバイス付き容器1では、計量デバイス3が計量数固定手段6を備えていたが、容器本体2が計量数固定手段6を備えてもよい。具体的に、図13に示すように、計量デバイス付き容器1が、粒状物を計量する計量デバイス3と、計量デバイス3が取り付けられ且つ粒状物を収容する容器本体2と、を備え、容器本体2は、計量数選択手段5による計量数の選択を固定する計量数固定手段6を備えてもよい。この場合、計量デバイス3は、粒状物を収容することで粒状物の数を計量する複数の収容部400が設けられた計量部4と、複数の収容部400のうち開放状態の収容部400の数を選択することで、粒状物の計量数を選択可能な計量数選択手段5と、を備える。この計量デバイス付き容器1では、例えば、計量数固定手段6は、容器本体2の口部20を囲むように配置される。
この構成においても、計量数選択手段5により粒状物の計量数を選択可能であるのに加えて、計量数固定手段6が計量数選択手段5による粒状物の計量数の選択を固定することにより、例えば、処方の際に計量数選択手段5で計量数を処方に基づいて選択して計量数固定手段6で計量数を固定することによって、利用者による計量数選択手段5の操作を規制することができるから、利用者に適切な数の粒状物を計量させて適切な数の粒状物を服用させることができる。
また、この計量デバイス付き容器1では、容器本体2の口部20外面に設けられた周状突起205と、計量本体部40の側壁部401の内面に設けられた周状突起401aとが係止することで、容器本体2と計量本体4とが嵌合している。これにより、容器本体2と計量本体4とを一度嵌合させた後は、容器本体2から計量部4は取り外し不可となり、計量数が変更されずに維持される。
なお、計量デバイス3は、計量部4における収容部400が設けられる部位、計量数選択手段5、及び、計量数固定手段6を備えていればよく、計量画定部42、第二画定部46、及び、オーバーキャップ7等のうち少なくとも一つを備えていなくてもよい。
上記実施形態の容器本体2は高さの高い瓶であったが、高さの低いジャー容器であってもよく、扁平なコンパクト容器であってもよい。
1…容器、2…容器本体、3…計量デバイス、4…計量部、5…計量数選択手段、6…計量数固定手段、7…オーバーキャップ、20…口部、21…収容本体部、40…計量本体部、41…計量空間、42…計量画定部、43…入口、44…出口、45…第一画定部、46…第二画定部、47…主計量空間、48…予備計量空間、50…選択閉塞部、51…選択操作部、52…選択固定部、53…選択壁部、54…選択延出部、61…第一固定領域、62…第二固定領域、63…固定本体部、64…固定延出部、70…キャップ筒部、71…キャップ天板、72…キャップ延出部、8…ブリッジ、200…口部本体、201…容器ねじ部、203…端縁、204…開口部、205…周状突起、210…肩部、211…上面、400…収容部、401…側壁部、401a…周状突起、402…天面部、402a…天面開口部、403…本体リブ、404…入口画定部、405…画定筒部、406…画定底部、407…第一係止部、408…第二係止部、409…第三係止部、450…画定円筒部、451…画定延出部、460…出口開閉部、461…閉塞部、462…計量係合部、463…入口開閉部、464…切欠部、510…表示窓、520…固定突出部、610…第一固定部、620…第二固定部、700…筒部係合部、710…計量溝、901…薬剤貯蔵デバイス、902…容器本体、903…分配デバイス、904…チャンバ、905…可動バッフル、940…保持部、943…入口、944…出口、4021…第一部位、4022…第二部位
Claims (6)
- 粒状物を収容することで粒状物の数を計量する複数の収容部が設けられた計量部と、
前記複数の収容部のうち収容可能な収容部の数を選択することで、粒状物の計量数を選択可能な計量数選択手段と、
前記計量数選択手段による計量数の選択を固定する計量数固定手段と、を備える、計量デバイス。 - 前記計量数選択手段は、前記計量部に対する移動により計量数を選択するよう構成され、
前記計量数固定手段は、前記計量数選択手段の前記移動を規制するように前記計量部に取り付けられることで計量数を固定するように構成されている、請求項1に記載の計量デバイス。 - 前記計量数固定手段は、前記計量数選択手段に係合し、かつ、前記計量部に対して移動不能に係合した状態で前記計量部に取り付けられることで、前記計量数選択手段による計量数の選択を規制するように構成される、請求項1又は2に記載の計量デバイス。
- 前記計量部は、粒状物を収容する容器本体に取り付け可能に構成され、
前記計量数固定手段は、前記計量部が前記容器本体に取り付けられた状態で前記計量部と前記容器本体との間に配置されるように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の計量デバイス。 - 粒状物を収容する容器本体と、
前記容器本体に取り付けられる計量デバイスと、を備え、
前記計量デバイスが請求項1~4のいずれか1項に記載の計量デバイスである、計量デバイス付き容器。 - 粒状物を計量する計量デバイスと、
前記計量デバイスが取り付けられ且つ粒状物を収容する容器本体と、を備え、
前記計量デバイスは、
粒状物を収容することで粒状物の数を計量する複数の収容部が設けられた計量部と、
前記複数の収容部のうち開放状態の収容部の数を選択することで、粒状物の計量数を選択可能な計量数選択手段と、を備え、
前記容器本体は、前記計量数選択手段による計量数の選択を固定する計量数固定手段を備える、計量デバイス付き容器。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230530 |