JPH07330046A - 定量取出し容器 - Google Patents
定量取出し容器Info
- Publication number
- JPH07330046A JPH07330046A JP14261694A JP14261694A JPH07330046A JP H07330046 A JPH07330046 A JP H07330046A JP 14261694 A JP14261694 A JP 14261694A JP 14261694 A JP14261694 A JP 14261694A JP H07330046 A JPH07330046 A JP H07330046A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring nozzle
- container
- sliding guide
- container body
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適宜収容した充填物を、常に一定量ずつ取り
出すことができる小型で簡素な構造より成る定量取出し
容器の提供を目的とする。 【構成】 容器本体10に摺動ガイド11を設け、該摺
動ガイド11に、有底筒状の計量ノズル20を装着し、
摺動ガイド11の下端部に、該容器本体10の内部に通
じる導出口12を設け、計量ノズル20の側壁27に、
該計量ノズル20の内部に通じ、且つ所定の摺動位置に
おいて前記導出口12と向合する導入口21を設けた定
量取出し容器。
出すことができる小型で簡素な構造より成る定量取出し
容器の提供を目的とする。 【構成】 容器本体10に摺動ガイド11を設け、該摺
動ガイド11に、有底筒状の計量ノズル20を装着し、
摺動ガイド11の下端部に、該容器本体10の内部に通
じる導出口12を設け、計量ノズル20の側壁27に、
該計量ノズル20の内部に通じ、且つ所定の摺動位置に
おいて前記導出口12と向合する導入口21を設けた定
量取出し容器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に流動性のある充填
物を一定量ずつ取り出すための定量取出し容器に関す
る。
物を一定量ずつ取り出すための定量取出し容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、容器から内容物を一定量ずつ取出
し得る容器が種々紹介されているが、従来の定量取出し
容器は、キャップや容器本体の内部構造が複雑であり、
携帯用の小型容器として構成することが困難であった。
又、合成樹脂製の容器、或いは紙製の袋等に一回分ずつ
充填された製品が、携帯用として銘打って多数流通して
いる。
し得る容器が種々紹介されているが、従来の定量取出し
容器は、キャップや容器本体の内部構造が複雑であり、
携帯用の小型容器として構成することが困難であった。
又、合成樹脂製の容器、或いは紙製の袋等に一回分ずつ
充填された製品が、携帯用として銘打って多数流通して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記一
回分を充填した容器や袋の多くは使い捨てされるため、
合成樹脂製廃棄物をはじめとするゴミの増加を促すこと
につながり、処理施設が不足する実情を考慮すると、環
境保護の点で望ましい容器とは言えない。また、一日に
複数回の使用が考えられる場合、複数携帯しなければな
らないし、その分かさばったり、乱雑になったりすると
いう問題もあった。
回分を充填した容器や袋の多くは使い捨てされるため、
合成樹脂製廃棄物をはじめとするゴミの増加を促すこと
につながり、処理施設が不足する実情を考慮すると、環
境保護の点で望ましい容器とは言えない。また、一日に
複数回の使用が考えられる場合、複数携帯しなければな
らないし、その分かさばったり、乱雑になったりすると
いう問題もあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みて成されたもの
であって、適宜収容した充填物を、常に一定量ずつ取り
出すことができる小型で簡素な構造より成る定量取出し
容器の提供を目的とする。
であって、適宜収容した充填物を、常に一定量ずつ取り
出すことができる小型で簡素な構造より成る定量取出し
容器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の定量取出し容器は、容器本体に摺動ガイド
を設け、該摺動ガイドに有底筒状の計量ノズルを装着
し、摺動ガイドの下端部に、該容器本体の内部に通じる
導出口を設け、計量ノズルの側壁に、該計量ノズルの内
部に通じ且つ所定の摺動位置において前記導出口と向合
する導入口を設けたものである。
に、本発明の定量取出し容器は、容器本体に摺動ガイド
を設け、該摺動ガイドに有底筒状の計量ノズルを装着
し、摺動ガイドの下端部に、該容器本体の内部に通じる
導出口を設け、計量ノズルの側壁に、該計量ノズルの内
部に通じ且つ所定の摺動位置において前記導出口と向合
する導入口を設けたものである。
【0006】
【作用】容器本体の内部と計量ノズルの内部とを連通さ
せると、計量ノズルに一回分の使用量が供給される。そ
の状態より、容器本体の内部と計量ノズルの内部を遮断
することによって、計量ノズルに充填されていた一回分
の充填物を、排出口より取り出すことができる。
せると、計量ノズルに一回分の使用量が供給される。そ
の状態より、容器本体の内部と計量ノズルの内部を遮断
することによって、計量ノズルに充填されていた一回分
の充填物を、排出口より取り出すことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明による定量取出し容器の一例を
図面に基づき詳細に説明する。本実施例は、合成樹脂よ
りなる容器本体10に、上下方向に貫通する摺動ガイド
11を設け、該摺動ガイド11に合成樹脂より成る計量
ノズル20を装着し、摺動ガイド11の下端部に、該容
器本体10の充填室13に通じる導出口12を設け、前
記計量ノズル20の側壁に、該計量ノズル20の計量室
23に通じ、且つ所定の摺動位置において前記導出口1
2と向合する導入口21を設けたものである。
図面に基づき詳細に説明する。本実施例は、合成樹脂よ
りなる容器本体10に、上下方向に貫通する摺動ガイド
11を設け、該摺動ガイド11に合成樹脂より成る計量
ノズル20を装着し、摺動ガイド11の下端部に、該容
器本体10の充填室13に通じる導出口12を設け、前
記計量ノズル20の側壁に、該計量ノズル20の計量室
23に通じ、且つ所定の摺動位置において前記導出口1
2と向合する導入口21を設けたものである。
【0008】容器本体10の充填室13の容積を、例え
ば計量ノズル20の約10倍に設定し、その側部に、上
端から下端へ貫通する円筒状の摺動ガイド11を設け、
充填室13と摺動ガイド11との間に介在する仕切壁1
4の下端部に、摺動ガイド11の内部から充填室13へ
通じる導出口12を設ける。
ば計量ノズル20の約10倍に設定し、その側部に、上
端から下端へ貫通する円筒状の摺動ガイド11を設け、
充填室13と摺動ガイド11との間に介在する仕切壁1
4の下端部に、摺動ガイド11の内部から充填室13へ
通じる導出口12を設ける。
【0009】更に、充填室13の底には充填口15が設
けてあり、その充填口15は、常時蓋30で封止されて
いる。充填口15を封止する蓋30は、充填口15に嵌
挿する嵌合部31の下端縁に掛止部32を一体的に形成
したもので、前記嵌合部31の端面33が、導出口12
に向かって傾斜している。
けてあり、その充填口15は、常時蓋30で封止されて
いる。充填口15を封止する蓋30は、充填口15に嵌
挿する嵌合部31の下端縁に掛止部32を一体的に形成
したもので、前記嵌合部31の端面33が、導出口12
に向かって傾斜している。
【0010】計量ノズル20は、上端に排出口22を設
け、その側壁27の一部に導入口21を設けたものであ
る。該計量ノズル20は、有底円筒状に成形され、容器
本体10の摺動ガイド11に沿って摺動し得るようにさ
れている。そして、前記導入口21と導出口12とが向
合すると、前記充填室13と計量室23とを連通する連
絡口となり、この連絡口を介して充填物50が計量室2
3へ流入する。容器本体10の導出口12は、計量ノズ
ル20への充填物50の流入を効率的に行うために充填
室13のほぼ最低位に設けてあるが、それに対して計量
ノズル20の導入口21の位置は、計量室23において
導入口21が充填物50で埋没した時、計量ノズル20
内の充填物50が規定量に達するように設定されてい
る。
け、その側壁27の一部に導入口21を設けたものであ
る。該計量ノズル20は、有底円筒状に成形され、容器
本体10の摺動ガイド11に沿って摺動し得るようにさ
れている。そして、前記導入口21と導出口12とが向
合すると、前記充填室13と計量室23とを連通する連
絡口となり、この連絡口を介して充填物50が計量室2
3へ流入する。容器本体10の導出口12は、計量ノズ
ル20への充填物50の流入を効率的に行うために充填
室13のほぼ最低位に設けてあるが、それに対して計量
ノズル20の導入口21の位置は、計量室23において
導入口21が充填物50で埋没した時、計量ノズル20
内の充填物50が規定量に達するように設定されてい
る。
【0011】計量ノズル20の側壁27の外面には、そ
の長手方向に沿った間欠溝24,24が、導入口21を
避けて設けてあり、各間欠溝24,24に各々2つの間
欠部25,25を設けることによって、三つの凹部26
a,26b,26cに分離されている。一方、前記摺動
ガイド11の内面には、両間欠溝24,24に各々対向
する突起16,16が設けてあり、前記間欠溝24と突
起16とで摺動抑制手段が構成されている。
の長手方向に沿った間欠溝24,24が、導入口21を
避けて設けてあり、各間欠溝24,24に各々2つの間
欠部25,25を設けることによって、三つの凹部26
a,26b,26cに分離されている。一方、前記摺動
ガイド11の内面には、両間欠溝24,24に各々対向
する突起16,16が設けてあり、前記間欠溝24と突
起16とで摺動抑制手段が構成されている。
【0012】前記各凹部26a,26b,26cと突起
16との位置関係は、容器本体10の導出口12と計量
ノズル20の導入口21の位置、並びに容器本体10及
び計量ノズル20の下端面に関係付けて設定してあり、
前記導出口12と導入口21が向合する時(計量時)に
前記突起16が最上位の凹部26aに嵌まり、導出口1
2と導入口21が完全にずれて容器本体10の下端面が
計量ノズル20の下端面と面一となる時(通常時)に、
前記突起16が最下位の凹部26cに嵌まるようにされ
ている。
16との位置関係は、容器本体10の導出口12と計量
ノズル20の導入口21の位置、並びに容器本体10及
び計量ノズル20の下端面に関係付けて設定してあり、
前記導出口12と導入口21が向合する時(計量時)に
前記突起16が最上位の凹部26aに嵌まり、導出口1
2と導入口21が完全にずれて容器本体10の下端面が
計量ノズル20の下端面と面一となる時(通常時)に、
前記突起16が最下位の凹部26cに嵌まるようにされ
ている。
【0013】計量時に、突起16と、該突起16が嵌ま
る凹部26aとの遊びが大きいと、導出口12と導入口
21との向合状態が不安定となるし、通常時においても
容器本体10と計量ノズル20の固定状態が不安定であ
ることは、好ましいとは言えないので、最上位と最下部
の凹部26a,26cは、突起16が丁度嵌まる大きさ
が適当である。また、通常時において、導出口12と導
入口21とが完全にずれるためには、少なくとも導出口
12及び導入口21の縦幅より十分長い摺動ストローク
が必要となる。
る凹部26aとの遊びが大きいと、導出口12と導入口
21との向合状態が不安定となるし、通常時においても
容器本体10と計量ノズル20の固定状態が不安定であ
ることは、好ましいとは言えないので、最上位と最下部
の凹部26a,26cは、突起16が丁度嵌まる大きさ
が適当である。また、通常時において、導出口12と導
入口21とが完全にずれるためには、少なくとも導出口
12及び導入口21の縦幅より十分長い摺動ストローク
が必要となる。
【0014】最上位の凹部26aと最下部の凹部26c
との間に存在する中間の凹部26bは、突起16が最上
位の凹部26aから最下位の凹部26cへ、又は最下位
の凹部26cから最上位の凹部26aへ移動する過程
で、計量ノズル20の側壁27と摺動ガイド11に変形
を生じさせないように、また、摺動軌道が安定するよう
に設けたものである。従って、計量ノズル20の前記摺
動ストロークを確保できる長さに設定すべきことはもと
より(複数の凹部26bを間欠部25を介して並設する
ことによって摺動ストロークを確保しても良い)、突起
16の高さと等しいか、またはそれ以上の深さを確保し
なければならない。
との間に存在する中間の凹部26bは、突起16が最上
位の凹部26aから最下位の凹部26cへ、又は最下位
の凹部26cから最上位の凹部26aへ移動する過程
で、計量ノズル20の側壁27と摺動ガイド11に変形
を生じさせないように、また、摺動軌道が安定するよう
に設けたものである。従って、計量ノズル20の前記摺
動ストロークを確保できる長さに設定すべきことはもと
より(複数の凹部26bを間欠部25を介して並設する
ことによって摺動ストロークを確保しても良い)、突起
16の高さと等しいか、またはそれ以上の深さを確保し
なければならない。
【0015】突起16が間欠部25を乗り越える際の摺
動ガイド11及び計量ノズル20の瞬間的な変形は、摺
動時にクリック感を発生させるため、或いは計量時及び
通常時の状態を保持するために避けられないが、間欠部
25を必要以上に厚く形成すると摺動ガイド11及び計
量ノズル20の変形時間が長くなり、その変形によって
生じた空隙に例えば顆粒状や粉末状の充填物50が入り
込み、計量ノズル20の摺動を阻害したり、前記空隙を
介して湿気の侵入を促す原因となる。従って、各凹部の
間に介在する間欠部25の厚さは、計量時及び通常時の
固定状態が確保でき、クリック感を発生させることがで
きれば、できる限り薄く成形するのが望ましい。
動ガイド11及び計量ノズル20の瞬間的な変形は、摺
動時にクリック感を発生させるため、或いは計量時及び
通常時の状態を保持するために避けられないが、間欠部
25を必要以上に厚く形成すると摺動ガイド11及び計
量ノズル20の変形時間が長くなり、その変形によって
生じた空隙に例えば顆粒状や粉末状の充填物50が入り
込み、計量ノズル20の摺動を阻害したり、前記空隙を
介して湿気の侵入を促す原因となる。従って、各凹部の
間に介在する間欠部25の厚さは、計量時及び通常時の
固定状態が確保でき、クリック感を発生させることがで
きれば、できる限り薄く成形するのが望ましい。
【0016】計量ノズル20と容器本体10には、その
排出口22或いは充填口15を封止する蓋40,30
が、取り外し可能に嵌合してあるが、特に充填口15を
封止する蓋30においては、蓋30の端面33が充填室
13の底面となり、容器本体10に正しく嵌合されるこ
とによって、導出口12へ向けて下向きに傾斜するスロ
ープを形成する。従って、蓋30の嵌合の仕方を間違え
て、充填室13の底面が逆方向に傾斜しないように、充
填口15の形状を非対象図形とするなどの工夫を施すこ
とが望ましい。
排出口22或いは充填口15を封止する蓋40,30
が、取り外し可能に嵌合してあるが、特に充填口15を
封止する蓋30においては、蓋30の端面33が充填室
13の底面となり、容器本体10に正しく嵌合されるこ
とによって、導出口12へ向けて下向きに傾斜するスロ
ープを形成する。従って、蓋30の嵌合の仕方を間違え
て、充填室13の底面が逆方向に傾斜しないように、充
填口15の形状を非対象図形とするなどの工夫を施すこ
とが望ましい。
【0017】本発明による定量取出し容器は以上のごと
く構成され、容器に設けられた摺動抑制手段によって、
計量ノズル20の摺動軌道が安定すると共に、計量ノズ
ル20の摺動に伴うクリック感が発生し、容器本体10
と計量ノズル20間における連絡口の開閉状態を感知す
ることができる。例えば、最上位の凹部26aと突起1
6が嵌まる最下降状態まで計量ノズル20を押し入れる
と、クリック感を伴って前記計量時の状態となり、充填
室13に充填された充填物50が前記蓋30の端面に沿
って滑らかに計量室23に流入する。充填物50の流入
は図1(ロ)に示すように導入口21が埋没した時点で
停止するので、常に一定量の充填物50が計量ノズル2
0に収容される。逆に、前記最下降状態から計量ノズル
20を押し上げると、クリック感を伴って計量ノズル2
0が摺動し、導入口21及び導出口12が閉鎖される。
続いて計量ノズル20を、最上昇状態まで押し上げる
と、クリック感を伴って最下位の凹部26cに突起16
が嵌まり、前記通常時の状態に保持される。
く構成され、容器に設けられた摺動抑制手段によって、
計量ノズル20の摺動軌道が安定すると共に、計量ノズ
ル20の摺動に伴うクリック感が発生し、容器本体10
と計量ノズル20間における連絡口の開閉状態を感知す
ることができる。例えば、最上位の凹部26aと突起1
6が嵌まる最下降状態まで計量ノズル20を押し入れる
と、クリック感を伴って前記計量時の状態となり、充填
室13に充填された充填物50が前記蓋30の端面に沿
って滑らかに計量室23に流入する。充填物50の流入
は図1(ロ)に示すように導入口21が埋没した時点で
停止するので、常に一定量の充填物50が計量ノズル2
0に収容される。逆に、前記最下降状態から計量ノズル
20を押し上げると、クリック感を伴って計量ノズル2
0が摺動し、導入口21及び導出口12が閉鎖される。
続いて計量ノズル20を、最上昇状態まで押し上げる
と、クリック感を伴って最下位の凹部26cに突起16
が嵌まり、前記通常時の状態に保持される。
【0018】尚、前記容器本体10、計量ノズル20等
の形状及び容量は、適宜設定し得るものであり、前記実
施例において、摺動ガイド11と、該摺動ガイド11に
挿入するノズルの断面形状を、例えば方形や楕円形等に
しても良い。また、摺動ガイド11を、計量ノズル20
の側壁27全体を囲う形状としなくとも、容器本体10
に計量ノズル20を摺動可能に保持できれば、例えば、
ノズル20の側壁27を相反する2方向から回転不能に
挟持する構成としても良い。更に、一回の使用量は、計
量ノズル20の導入口21が丁度埋没する量にしても良
いし、計量ノズル20が満杯となる量にしても良い。い
ずれにしても、容器本体10又は計量ノズル20の少な
くとも一方を、透明もしくは半透明にすれば、両者内部
の充填量を確実に知ることができる。
の形状及び容量は、適宜設定し得るものであり、前記実
施例において、摺動ガイド11と、該摺動ガイド11に
挿入するノズルの断面形状を、例えば方形や楕円形等に
しても良い。また、摺動ガイド11を、計量ノズル20
の側壁27全体を囲う形状としなくとも、容器本体10
に計量ノズル20を摺動可能に保持できれば、例えば、
ノズル20の側壁27を相反する2方向から回転不能に
挟持する構成としても良い。更に、一回の使用量は、計
量ノズル20の導入口21が丁度埋没する量にしても良
いし、計量ノズル20が満杯となる量にしても良い。い
ずれにしても、容器本体10又は計量ノズル20の少な
くとも一方を、透明もしくは半透明にすれば、両者内部
の充填量を確実に知ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のごとく本発明による定量取出し容
器を使用すれば、一定量の充填物を容易に、且つ正確に
取り出し得ることはもとより、充填室内の残量が少なく
なった時点で充填物を補充することによって、長期間に
亘って使用することができる。即ち、合成樹脂製の容器
をいたずらに使い捨てする必要がなく、樹脂製廃棄物の
排出を抑制することができる。又、一日に複数回の使用
が考えられる場合であっても、複数携帯する必要がな
く、小型且つ簡素に構成できることも相俟って物入れの
中の整理が容易となり、薬剤、インスタントコーヒー、
粉末ミルク、調味料などの携帯容器として優れた実用効
果を奏するものである。
器を使用すれば、一定量の充填物を容易に、且つ正確に
取り出し得ることはもとより、充填室内の残量が少なく
なった時点で充填物を補充することによって、長期間に
亘って使用することができる。即ち、合成樹脂製の容器
をいたずらに使い捨てする必要がなく、樹脂製廃棄物の
排出を抑制することができる。又、一日に複数回の使用
が考えられる場合であっても、複数携帯する必要がな
く、小型且つ簡素に構成できることも相俟って物入れの
中の整理が容易となり、薬剤、インスタントコーヒー、
粉末ミルク、調味料などの携帯容器として優れた実用効
果を奏するものである。
【図1】(イ)(ロ)本発明による定量取出し容器の一
例を示す正面から見た断面図である。
例を示す正面から見た断面図である。
【図2】図1(イ)のA−A矢視断面図である。
【図3】前記定量取出し容器の一部切欠した分解図であ
る。
る。
10 容器本体 11 摺動ガイド 12 導出口 20 計量ノズル 21 導入口 27 側壁
Claims (1)
- 【請求項1】 容器本体(10)に摺動ガイド(11)
を設け、該摺動ガイド(11)に有底筒状の計量ノズル
(20)を装着し、摺動ガイド(11)の下端部に、容
器本体(10)の内部に通じる導出口(12)を設け、
計量ノズル(20)の側壁(27)に、該計量ノズル
(20)の内部に通じ、且つ所定の摺動位置において、
前記導出口(12)と向合する導入口(21)を設けた
ことを特徴とする定量取出し容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14261694A JPH07330046A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 定量取出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14261694A JPH07330046A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 定量取出し容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330046A true JPH07330046A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15319479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14261694A Pending JPH07330046A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 定量取出し容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07330046A (ja) |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP14261694A patent/JPH07330046A/ja active Pending
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