JP2003310668A - 可動ベッド - Google Patents

可動ベッド

Info

Publication number
JP2003310668A
JP2003310668A JP2002245647A JP2002245647A JP2003310668A JP 2003310668 A JP2003310668 A JP 2003310668A JP 2002245647 A JP2002245647 A JP 2002245647A JP 2002245647 A JP2002245647 A JP 2002245647A JP 2003310668 A JP2003310668 A JP 2003310668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
bed
side member
movable
raising
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002245647A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Taguchi
賢治 田口
Hideo Kawakami
日出生 河上
Masashi Morikawa
雅司 森川
Yuji Abe
裕司 阿部
Atsushi Ogawa
淳 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002245647A priority Critical patent/JP2003310668A/ja
Priority to US10/505,156 priority patent/US7246389B2/en
Priority to EP03705137A priority patent/EP1486191A4/en
Priority to AU2003211974A priority patent/AU2003211974A1/en
Priority to PCT/JP2003/001518 priority patent/WO2003073973A1/ja
Priority to CNB038043823A priority patent/CN100417368C/zh
Priority to TW092103615A priority patent/TWI230060B/zh
Publication of JP2003310668A publication Critical patent/JP2003310668A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/002Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame
    • A61G7/008Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame tiltable around longitudinal axis, e.g. for rolling
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/001Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons with means for turning-over the patient
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/002Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame
    • A61G7/015Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame divided into different adjustable sections, e.g. for Gatch position
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G2203/00General characteristics of devices
    • A61G2203/30General characteristics of devices characterised by sensor means
    • A61G2203/42General characteristics of devices characterised by sensor means for inclination
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/05Parts, details or accessories of beds
    • A61G7/057Arrangements for preventing bed-sores or for supporting patients with burns, e.g. mattresses specially adapted therefor
    • A61G7/05769Arrangements for preventing bed-sores or for supporting patients with burns, e.g. mattresses specially adapted therefor with inflatable chambers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S5/00Beds
    • Y10S5/942Longitudinally divided top surface with pivotable section

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッドに寝ている被介護者に肉体的な苦痛や
精神的な不安をあまり覚えさせることなく、寝返り体位
変換を比較的容易に支援できる可動ベッドを提供する。 【解決手段】 固定ステージ30、可動ステージ20、ベッ
ドフレーム10の順に重ねて寝返り支援ベッドを構成す
る。ベッドフレーム10は連結背板11a〜11dおよび側板12
Ra〜12Rd、12La〜12Ldで構成され、可動ステージとの間
に配されたアクチュエータM1、M2、M3R、M3Lの作動によ
り側板起こし/ギャッチアップ体勢を形成する。そし
て、固定ステージ30の両サイドに配置された平行四辺形
機構36R、36Lによって、前記側板起こし/ギャッチアッ
プ体勢を形成したまま、可動ステージ20を左右どちらか
に傾斜させ、被介護者の体位変換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護支援ベッドな
どに用いられる可動ベッドに関し、特に、ベッドに仰臥
している被介護者等の仰臥位〜側臥位への寝返り体位変
換機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、寝返り支援ベッドなどに用いら
れる可動ベッドは、その使用者である被介護者の褥瘡、
いわゆる床ずれの発生を防止するため、被介護者を載せ
たベッドのマット面の一部または全面を傾斜させ、傾斜
方向へ被介護者を寝返らせて体位変換を支援する(特開
平6-14824号公報を参照)。このような寝返り支援ベッ
ドの多くは、体位変換支援時に、そのマット面を平坦な
状態からマット幅方向に向かって傾斜させる機構を取っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した寝
返り支援ベッドの機構によれば、被介護者は、平坦なマ
ット面で寝ている姿勢、すなわち仰臥位から、身体の左
右いずれかの側面を下にした側臥位に体位変換される。
ここで、側臥位となる被介護者の最も安定な姿勢は、膝
を曲げて、腰を屈めた屈曲姿勢であるとされている。こ
のため介護者は、被介護者を仰臥位から側臥位へ変換す
る介護を行うとともに、被介護者の体勢を適当な屈曲姿
勢に調節することが望ましい。
【0004】しかしながら、通常の寝返り支援ベッドで
は、仰臥位から側臥位への体位変換はサポートされてい
るものの、さらに上記した屈曲姿勢への体位変換までは
具体的に考慮されていない。このため、被介護者を側臥
位で屈曲姿勢にするためには、寝返り支援ベッドによっ
て被介護者の体位変換を行ったのち、介護者は被介護者
の体重を支えながら、さらに手作業で被介護者を体位変
換しなければならない。これは介護者に対して相当な力
が要求されるほか、熟練を要する作業であるために被介
護者に肉体的苦痛を与える場合があり、定期的に体位変
換を行うに際して被介護者に精神的不安を覚えさせるこ
とがある。
【0005】したがって、現在の寝返り支援ベッドで
は、被介護者の側に立った十分な介護支援がなされてい
るとは言いがたい。本発明はこのような問題に鑑みてな
されたものであり、ベッドに寝ている被介護者に肉体的
な苦痛や精神的な不安をあまり覚えさせることなく、寝
返り体位変換を比較的容易に支援できる可動ベッドを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、床面が屈曲自在な床部と、床部を屈曲さ
せて、上体起こし、膝上げの少なくともいずれかを含む
屈曲体勢を形成する屈曲機構と、床部の床面を側方に傾
斜する傾斜機構とを備え、前記屈曲機構及び傾斜機構の
一方の機構は、他方の機構の作動状態で動作可能に構成
されているものとした。
【0007】このような構成によれば、被介護者は、寝
返り支援ベッドでの仰臥位から側臥位への体位変換と、
屈曲体勢への体位変換ができるので、まるで介護者が手
をあてがい、その手に従って回転するような動作で、良
好に仰臥位から側臥位、またはその逆へと体位変換され
る。このように本発明では、被介護者は最も負担の軽い
屈曲姿勢で体位変換することが可能なので、被介護者に
とっては従来のような肉体的苦痛や精神的不安も改善が
期待でき、気楽に体位変換に臨め、褥瘡の発生を効果的
に防止できる。
【0008】また本発明を用いれば、介護者にとっては
被介護者の体位変換にそれほど重労働となる手作業が要
求されないので、あまり経験のない介護者であっても適
切に被介護者の体位変換を行うことができる。したがっ
て介護者は、負担が軽減される分、細やかに行き届いた
介護に専念することが可能である。なお、本発明は、前
記床部の側部に配された側部材と、前記床部の床面に対
して前記側部材を起こす側部材起こし機構とを備え、前
記傾斜機構は、前記側部材起こし機構によって起こされ
る前記側部材の方向に向かって、床部の床面を傾斜させ
るものとしてもよい。このようにすれば、側部材によっ
て体位変換時に被介護者の身体側面をを安全にサポート
することができる。
【0009】このような本発明は、具体的には、前記床
部の両側部に配された一対の側部材を備え、前記傾斜機
構は、前記一対の側部材のそれぞれを上下方向に昇降さ
せる昇降機構を含み、当該昇降機構により前記側部材の
少なくとも一方を昇降させることにより、前記床部の床
面を傾斜させるとともに、当該側部材を床部の床面に対
して起こすことで実現できる。
【0010】より具体的には、前記床部はステージに支
持された複数の面部材からなり、前記屈曲機構は、床部
背面に配されるとともに前記複数の面部材のうち所定の
面部材を傾斜されることにより床部を屈曲させるアクチ
ュエータを有し、前記傾斜機構は、前記ステージの両側
部をそれぞれ独立に昇降可能な第一及び第二の昇降機構
を有し、且つ前記屈曲機構、前記傾斜機構は、それぞれ
独立に作動可能な構成とすることもできる。
【0011】このように独立に昇降可能な昇降機構を備
えることにより、床面の傾斜に加え、同時に同期して作
動することにより、床面のハイロー(High/Low)機構動
作を行うことができる。さらに具体的には、本発明は、
前記床部は複数の面部材が連結されてなる連結床部であ
って、前記屈曲機構は、床部裏面に配した第一のアクチ
ュエータを駆動して、前記連結床部を屈曲させる構成を
有し、前記第一および第二の昇降機構は、それぞれ、前
記ステージの側部から当該側部に沿って平行に下垂した
複数の支持腕と、当該複数の支持腕に対し、ベッド平面
に沿って配した水平リンク腕と、前記複数の支持腕の下
端部に当接させて各支持腕が往復自在になるように、水
平に配したスライダ溝部材とによって、当該ステージ側
部を鉛直方向に昇降する平行四辺形機構を備えており、
第二のアクチュエータでステージ側部と水平リンク腕と
の間を離間させてステージ側部を持ち上げることによっ
て、床部の床面を傾斜させる構成とすることもできる。
【0012】さらに本発明は、前記側部材は、厚み方向
に空間を有する第一側部材と、当該第一側部材内部に収
納され、第一側部材と床部に連結された第二側部材とか
らなり、前記傾斜機構は、床部の床面の傾斜に際して第
二側部材が第一側部材内部より引き出される構成として
もよい。このような構成によっても、上記とほぼ同様の
効果が奏される。
【0013】また本発明は、ベッド面に沿って敷設され
た複数の気嚢と、ベッド中央部に設けられた気嚢を膨張
または収縮することにより、上体起こし、膝上げの少な
くともいずれかを含む屈曲体勢を形成する屈曲機構と、
ベッド面両側部において一対の側壁をなす気嚢を、側壁
として膨張させて起こす側壁起こし機構と、上記屈曲機
構と側壁起こし機構が作動した状態で、ベッド中央部に
設けられた気嚢およびベッド側部の気嚢を膨張または収
縮して、ベッド中央部のベッド面を一対の側壁のいずれ
かの方向へ傾斜する傾斜機構を備える構成としてもよ
い。このような構成によっても、上記とほぼ同様の効果
が奏される。
【0014】
【発明の実施の形態】1.実施の形態1 1-1.寝返り支援ベッドの構成 図1は、本発明の実施の形態1にかかる寝返り支援ベッド
1の構成を示す斜視図である。
【0015】寝返り支援ベッド1は、固定ステージ30上
に可動ステージ20を載置し、さらにこの上にベッドフレ
ーム10を配置した構成になっている。ベッドフレーム10
は、そのベッドの表面となる面部分を、被介護者が上に
寝たときの身体の位置に合わせて、背中、腰、腿、膝下
の計4つの関節部分を有するように分け、これを可動自
在に連結してなる連結床部11a〜11dを備えている。連結
床部11a〜11dのうち、腰板11bは、可動ステージ20と溶
接などにより直付け固定されているので、ベッドフレー
ム10が可動ステージ20からはずれてしまうことはない。
そして、各連結床部11a〜11dの左右両側には、被介護者
の身体側面をサポートするための側部材12Ra〜12Rd、12
La〜12Ldがそれぞれ連結されている。このベッドフレー
ム10の上体板11aおよび腿板11cは、可動ステージ20のセ
ンターフレーム21Aに配された直動アクチュエータM1、M
2(図3のベッド上面図を参照)の軸とL字型連結部材21
1、212を介して連結されているので、このアクチュエー
タM1、M2の作動により、被介護者が屈曲姿勢になるよう
に変形する(図6のベッド状態図、図8(b)のベッド側
面図を参照)。
【0016】なお、このうちベッドフレーム10は、連結
床部11a〜11d、側部材12Ra〜12Rd、12La〜12Ldの表面
は、実際にはワイヤーメッシュが張られているが、当図
を含めて以下の各図では、ベッドの構成を明瞭に示すた
めに、このワイヤーメッシュからなる表面を省略して連
結床部11a〜11d、側部材12Ra〜12Rd、12La〜12Ldのフレ
ームのみを図示している。本発明では、連結床部11a〜1
1d、側部材12Ra〜12Rd、12La〜12Ldをワイヤーメッシュ
の表面構成に限定するものではなく、これら自体を板体
を連結して構成してもよい。動作図として示す図5〜7で
は、ベッドの動作を明瞭にするために、側部材支持フレ
ーム24R、24Lなど構成の一部の図示を省略している。
【0017】側部材12Ra〜12Rd、12La〜12Ldのうち、被
介護者の腿付近に対応する12Rcおよび12Lcの表面には、
当該12Rcおよび12Lcとほぼ同サイズの封筒型ポケットが
配設されている(図8(d)のベッド側面図を参照)。ま
た被介護者の膝下に当たる12Rdおよび12Ldには端部に扇
形板13R、13L(13Rは不図示)が連結されており、通常
これらは前記12Rcおよび12Lcのポケットに収納されてい
る。そして、ベッドフレーム10の屈曲姿勢への変形時に
は扇形板13R、13Lがポケットから露出し、被介護者の膝
部分をサポートする。
【0018】可動ステージ20は、センターフレーム21
A、サイドフレーム21R、21L、およびこれらの3本のフレ
ームの各両端部を平行に接続する2本フレームによっ
て、直方形フレーム構造を有する。サイドフレーム21
R、21Lには、図に示すように固定ステージ30のローラス
ライドフレーム300上を、図中y方向に沿ってスライド移
動できるローラ200、201、202、203(203はベッドフレ
ーム10の下に隠れている)が配置されている。
【0019】可動ステージ20のサイドフレーム21R、21L
には、これらのフレーム21R、21Lのそれぞれに沿った各
2本のバー22R、23R、22L、23Lおよび接続部231R、232
R、231L、232L、からなる梯子状の側部材支持フレーム2
4R、24Lが配されている。側部材12Rb、12Lbと側部材支
持フレーム24R、24Lが互いに当たるバー22R、23R、22
L、23Lの領域は部分的に凹部に形成され、この凹部に側
部材12Rbがはまり込むようになっており(図3のベッド
上面図を参照)、ベッドフレーム10の屈曲姿勢への変形
時に、側部材12Ra、12Laおよび12Rc、12Lcと、12Rb、12
Lbとが互いに板厚み方向で干渉しないように工夫されて
いる。またバー22R、22Lとフレーム21R、21Lは連結部材
236Ra、236La、236Rb、236Lbにより連結されており、こ
の連結によってバー22R、22Lはフレーム21R、21Lに固定
されたまま、軸方向に回転自在な回転バーとして動く。
そして、側部材支持フレーム24R、24Lが回転バー22R、2
2Lを軸中心にして、ベッド平面を垂直方向(z方向)ま
で回転すれば、ベッドフレーム10の側部材12Ra〜12Rd、
12La〜12Ldが押し上げられるので、これを起こすことが
できる。
【0020】ここで図2(a)〜(c)は、可動ステージ2
0およびベッドフレーム10の腰板11c付近における模式的
なベッド断面のアクチュエータ動作図である。当図に示
すように、可動ベッド20には前記したベッドフレーム10
の変形のためのアクチュエータM1、M2の他、センターフ
レーム21Aの左右方向、すなわちy方向両側から連結部材
236Ra、236Laへ対称的に直動アクチュエータM3R、M3Lが
配置されており、これらのアクチュエータM3R、M3Lの各
軸先端が、回転バー22R、22Lより垂下して固定されたL
字部材235R、235Lと連結されている。この構成によっ
て、アクチュエータM3R、M3Lが軸を伸ばすことにより、
L字部材235R、235Lおよびバー23R、23Lが回転バー22R、
22Lを軸中心にして回転し、側部材支持フレーム24R、24
Lがベッド水平面から起き上がり、ベッド水平面に対し
て垂直方向へと起きる(動作図2(a)→(b)→
(c))。
【0021】なお、サイドフレーム21R、21Lの下面に
は、ステージバー27R、27Lが備わっており、固定ステー
ジ30側のU字型断面を持つステージバー受け36R、36Lと
嵌合する。このステージバー受け36R、36Lには幅方向に
沿って内部に逆L字型のツメがあり、ステージバー27R、
27L周囲に前記ツメが引っかかることで、垂直方向に可
動ステージ20を固定しているが、可動ステージ20の傾斜
時に、傾斜したステージ側部側のステージバー27R、27L
のいずれかが、ステージバー受け36R、36Lから離間され
る。
【0022】ここで、図4は、固定ステージ30の構成を
示す斜視図である。固定ステージ30は、直方形状のフレ
ーム31を備えている。そして、当該フレーム31の一対の
短辺がローラスライドフレーム300になっており、前記
可動ステージ20のローラ200、……が当該フレーム300上
を往復移動できるようになっている。当該固定ステージ
30の両サイドフレーム32R、32Lは、コの字型断面を有す
るスライド溝部材であり、このスライド溝を互いに向か
い合わせにして配置されている。サイドフレーム32R、3
2Lには、それぞれステージバー受け36R、36Lと連結され
た支持腕354R、356R、354L、356Lの端部が往復自在には
め込まれている。支持腕354R、356R、354L、356Lには、
サイドフレーム32R、32Lに一端を連結された逆L字型回
転腕351R、352R、351L、352Lがリンクされ、当該回転腕
351R、352R、351L、352Lには水平リンク353R、353Lが連
結されている。また、ステージバー受け36R、36Lと水平
リンク353R、353Lとの間には、斜交いにアクチュエータ
M4R、M4Lがそれぞれ配置されている。これにより、固定
ステージ30の左右両サイドには、水平スライド機構を応
用した平行四辺形機構35R、35Lが形成される。この平行
四辺形機構35R、35Lでは、回転腕351R、352R、351L、35
2L、がサイドフレーム32R、32L側の連結部分を中心に円
運動しつつ、当該回転腕351R、352R、351L、352Lに規制
されながら支持腕354R、356R、354L、356Lの各片端部が
サイドフレーム32R、32L内をそれぞれ往復運動し、当該
支持腕354R、356R、354L、356Lが垂直方向へ揺動する
と、ステージバー受け36R、36Lにより支えられた可動ス
テージ20およびベッドフレーム10は、固定ステージ30の
左右両サイドから垂直方向に昇降できる。したがって、
本寝返り支援ベッド1では、省スペースで狭い空間でも
昇降が可能であり、また前記ローラ200、……と平行四
辺形機構35R、35Lとの採用により体位変換時でも省スペ
ースが実現できるようになっている。サイドフレーム32
R、32Lそれぞれに対応する上記平行四辺形機構35R、35L
のうち、どちらか一方を駆動すれば、仰臥位〜側臥位へ
の体位変換がなされるが、平行四辺形機構35R、35Lを同
時に駆動させれば、ベッドのハイロー(High/Low)機構
が実現される。
【0023】なお、各アクチュエータM1、M2、M3R、M3L
の動作はそれぞれ後述の制御部600中におけるモータド
ライバ603とCPU601によって制御されており、コントロ
ーラ(不図示)によって、介護者により手動/自動設
定、プログラム設定等の駆動設定ができる。また、赤外
線式やコード付きの有線あるいは無線リモートコントロ
ーラを設けることにより、被介護者自身による設定も行
うことができる。
【0024】1-2.寝返り支援ベッドの動作(仰臥位〜左
側臥位への変換) 以上の構成の寝返り支援ベッドは、ベッドフレーム10上
にマットを敷いて用いられる。そして通常の形態は、前
記図1に示したように、連結床部11a〜11d、側部材12Ra
〜12Rd、12La〜12Ldがほぼ水平面に設定されている。ユ
ーザ(ここでは一例として介護者)がコントローラを介
し、例えばメニューの中にある<屈曲体勢で仰臥位→左
側臥位変換>に関する項目を選択して、これを実行させ
ると、まず可動ステージ20に取り付けられたアクチュエ
ータM3Lが作動し、軸が延伸する。そして、当該軸の先
端に連結されたL字部材235Lとバー23Lが回転バー22Lを
中心にして回転し、側部材支持フレーム24Lがベッド平
面から起き上がり、ベッド平面に対して垂直方向へと起
きる(アクチュエータの作動図;図2(a)→(b)→
(c)、垂直に起きた側部材12La〜12Ldの状態図;図5、
およびこのときのベッド側面図;図8(c))。
【0025】続いて、可動ステージ20のセンターフレー
ム21Aに取り付けられた直動アクチュエータM1、M2の軸
先端が延伸し、L字型連結部材211、212を介してベッド
フレーム10の上体板11aおよび腿板11cが背面側より押し
上げられ、上体起こし・膝上げの屈曲体勢が形成される
(屈曲体勢にあるベッド斜視図;図6、このときのベッ
ド断面図;図8(a)→(b))。これとともに、側部材1
2La〜12Ldも連結床部11a〜11dに合わせて変形する。こ
のとき、側部材12Lcに設けられたポケットから扇形板13
Lが露出し、被介護者の膝部分に位置するマット部分お
よび布団部分をカバーする(このときのベッド側面図;
図8(c)→(d))。なお当該屈曲体勢形成時におい
て、腿の傾斜角が10°〜60°になるように設定すると、
被介護者がベッド面を傾斜方向に転がるのを効果的に防
止できるので望ましく、腿の傾斜角が20°〜40°になる
ようにするとより好ましい。
【0026】そして、以上の動作により側部材起こし・
屈曲体勢が整うと、固定ステージ30のサイドフレーム32
R側におけるアクチュエータM4Rが作動し、軸が延伸す
る。これにより、ステージバー受け36Rと水平リンク353
Rとの斜交い距離が離間し、支持腕354R、356Rがサイド
フレーム32Rのスライド溝上をスライドして持ち上が
り、平行四辺形機構35Rが動作する。このとき、支持腕3
54R、356R、354L、356Lは回転腕351R、352R、351L、352
Lの前記円運動によって、可動ステージの片側部を垂直
方向へ持ち上げる。これとともに、可動ステージ20の右
サイドが固定ステージ30より高い位置に上げられ、可動
ステージ20のローラ200、……がローラスライドフレー
ム300上を転がり、ベッドフレーム10は固定ステージ30
のサイドフレーム32L、すなわちベッド左方向へ傾斜す
る(ベッド傾斜時のベッド状態図;図7)。このときの
好ましい傾斜角としては、例えば水平面に対して約30度
から70度の範囲、一例として約50度である。
【0027】このようなベッドフレーム10の変形によれ
ば、被介護者は、仰臥位から側臥位への体位変換におい
て、予め仰臥位で上体起こし/膝上げの屈曲体勢を取っ
たまま、連結床部11a〜11dと側部材12Ra〜12Rdにサポー
トされながら、介護者が手をあてがい、その手に沿って
回転するような滑らかさで良好に体位変換される。した
がって本実施の形態1では、被介護者は最も負担の軽い
屈曲姿勢で体位変換することが可能なので、気楽に体位
変換に臨むことができ、従来のような体位変換に伴う肉
体的苦痛や精神的不安の改善が期待できる。
【0028】また、本実施の形態1では、介護者にとっ
ても被介護者の体位変換にそれほど重労働となる手作業
が要求されないので、あまり経験のない介護者も適切に
被介護者の体位変換を行うことができる。したがって本
実施の形態1の寝返り支援ベッド1を用いれば、介護者は
その分、細やかに行き届いた介護に専念することが可能
である。
【0029】1-3.寝返り支援ベッドの動作バリエーショ
ンについて 1-3-1.動作シーケンスのバリエーション 上記実施の形態1の動作例では、まず側部材を起こした
後ギャッチアップ体勢を取り、その後被介護者の仰臥位
から側臥位への体位変換を行う例について示した。しか
しながら本発明はこれに限定するものではなく、例えば
図9に示すように、まずギャッチアップ体勢を形成し、
しかる後に側部材を起こし(例えば図10を参照)、そし
て仰臥位から側臥位への体位変換を行う駆動シーケンス
を採用してもよい。
【0030】このような駆動シーケンスによれば、被介
護者は仰臥位の状態から、いわゆるリクライニング姿勢
を取った後に体位変換することになるので、ベッド駆動
時に側部材がいきなり立ち上がり、仰臥スペースが狭く
なることによる精神的な不安(例えば閉鎖感覚)を回避
することができ、より快適に体位変換を行うことができ
る。
【0031】また、このような動作シーケンスによれ
ば、例えば左方向に側臥位への体位変換を行った後、右
方向に側臥位への体位変換を行う場合に、床面を一旦平
坦な状態に戻すことなく屈曲体勢を保ったまま、左方向
から右方向への体位変換を連続的に行うことができる。
したがって、被介護者はリクライニング姿勢を取った状
態のままで左方向から右方向、またはその逆への体位変
換を行うことができ、より快適に体位変換を行うことが
できる。
【0032】1-3-2.側部材圧迫リリース制御 上記寝返り支援ベッド1の動作は、基本的に被介護者に
とって安全に作動するようになっているが、被介護者に
よっては側部材12Ra〜12Rdまたは12La〜12Ldによって強
めの圧迫ホールド感を感じる場合がある。このような場
合、体位変換した後に、側部材12Ra〜12Rd、12La〜12Ld
を若干動作解放する(リリースする)制御を行うことに
よって、前記ホールド感を和らげることができる。
【0033】図11は、このような圧迫ホールド感を改善
するための側部材リリース制御についてのフロー例であ
る。当図に示す制御例によれば、まず背中・膝を起こし
てギャッチアップ体勢を取るためにアクチュエータM1、
M2を作動させ(ステップ100)、これを所定角度まで連
続動作させる(ステップ101)。そして、前記アクチュ
エータM1、M2を停止させたのち(ステップ102)、今度
は側部材12Ra〜12Rdまたは12La〜12Ldを起こすためのア
クチュエータM3RまたはM3Lを作動させ(ステップ10
3)、このときの側部材12Ra〜12Rdまたは12La〜12Ldの
曲げ角度が90°になるまで連続動作させる(ステップ10
4)。そして、前記アクチュエータM3RまたはM3Lを停止
させたのち(ステップ105)、次に可動ステージ20を傾
斜させるために平行四辺形機構35Rまたは35Lを作動させ
(ステップ106)、これが傾斜角度50°になるまで行
い、(ステップ107)一例としての角度50°で駆動停止
させる(ステップ108)。ここにおいて、被介護者の荷
重が掛かっている側部材12Ra〜12Rdまたは12La〜12Ldを
リリースするようにアクチュエータM3RまたはM3Lを作動
させ(ステップ109)、側部材12Ra〜12Rdまたは12La〜1
2Ldの曲げ角度を90°から70°に戻す(ステップ110)。
このときの角度は70°に限らず、被介護者の身体を支持
できる角度であればよい。曲げ角度が適当値に達した
ら、前記アクチュエータM3RまたはM3Lの作動を停止し、
リリース制御を終える。
【0034】なお、ギャッチアップ体勢の形成と側部材
を起こす動作とは、上記と逆順であっても構わない。 1-3-3.シンクロ制御 ここでは側部材を起こす動作と平行四辺形機構の動作を
シンクロさせて行う動作シーケンス例について説明す
る。このシンクロ制御シーケンスによれば、上記別々の
2つの動作を同時に行えるので時間短縮が図れるほか、
被介護者の荷重移動が床部から側部材へスムーズに移行
させることができ、体位変換にともなう被介護者の精神
的負担を軽減させることが可能となる。
【0035】図12は、このようなシンクロ制御シーケン
スについてのフロー図である。当図に示す制御例によれ
ば、まずギャッチアップ体勢を取るためにアクチュエー
タM1、M2を作動させ(ステップ120)、これを所定角度
まで連続動作させる(ステップ121)。そして、前記ア
クチュエータM1、M2を停止させたのち(ステップ12
2)、CPU601が平行四辺形機構35Rまたは35Lを作動させ
るときのロール設定(可動ステージ20の傾斜角度および
平行四辺形機構35Rまたは35Lの動作速度)から、水平方
向に対する側部材12Ra〜12Rdまたは12La〜12Ldの回転速
度を計算する(ステップ123)。ここにおいて、可動ス
テージ20の傾斜角度の変化率と、側部材12Ra〜12Rdまた
は12La〜12Ldの床部11a〜11dに対する傾斜角度の変化率
を計算する。そしてこの変化率に基づき、次に側部材12
Ra〜12Rdまたは12La〜12Ldを起こすためのアクチュエー
タM3RまたはM3Lを作動させる(ステップ124)ととも
に、平行四辺形機構35Rまたは35Lを作動させる(ステッ
プ127)。このようにしてシンクロ駆動を行いながら、
側部材12Ra〜12Rdまたは12La〜12Ldの曲げ角度が70°、
可動ステージ20の傾斜角度が50°にそれぞれ達したら、
アクチュエータM3RまたはM3L、平行四辺形機構35Rまた
は35Lを停止し、シンクロ制御を終える。
【0036】1-4.寝返り支援ベッドの安全機構について ここでは本発明の寝返り支援ベッドをより安全に使用す
るための幾つかの実施例を説明する。 1-4-1.荷重センサを用いた安全機構(その1) 図13は寝返り支援ベッドの断面図である。当図に示すよ
うに、ここではサイドフレーム23R、23Lの下部に、固定
ステージ30側に担持されたL字型断面形状を持つ支持腕
を設け、その支持腕の先端のバー23R、23Lと対向する部
分に、マイクロスイッチからなる荷重センサS1、S2を配
している。荷重センサS1、S2の状態(スイッチのON/OFF
を示す検出信号の受信)は、図14(a)のブロック図に
示すように、前記制御部600中のI/O602を介してCPU601
により管理されており、側部材12Rb、12Lb上に荷重が掛
かりバー23R、23Lを介して荷重センサS1、S2がON状態に
なっているとき(すなわち側部材12Rb、12Lb上に人体が
位置している場合)は、CPU601は安全対策としてアクチ
ュエータM1、M2の駆動を停止するようにモータドライバ
603に指示し、寝返り動作をOFF状態に保持する。
【0037】この安全機構の具体的な制御フローを図14
(b)に示す。当図に示す制御例では、CPU601まず前記
コントローラから体位変換の動作コマンドが入力(ON)
されているか否かを判断し(ステップ1)、ONになって
いれば、次に荷重センサS1、S2からの検出信号がともに
OFF状態であるか否か(つまり側部材12Rb、12Lb上に荷
重が掛かっているか否か)を判断する(ステップ3)。
そして荷重センサS1、S2からの検出信号がともにOFF状
態であれば、CPU601はモータドライバ603にアクチュエ
ータM1、M2のモータを駆動するよう指示し(ステップ
4)、これに基づいてアクチュエータM1、M2のモータが
駆動される(ステップ5)。
【0038】なお荷重センサはマイクロスイッチ以外の
センサ、例えば圧電素子を用いたデバイスを適用しても
よい。また、上記例ではCPU601がアクチュエータM1、M2
等の駆動を停止するようにモータドライバ603を制御す
るものとしたが、本発明はこれに限定せず、荷重センサ
S1、S2がOFF状態のときに回路的に寝返り動作をOFFする
するような構成としてもよい。
【0039】 1-4-2.荷重センサを用いた安全機構(その2) 図15は寝返り支援ベッドの断面図である。当図に示すよ
うに、ここでは可動ステージ20のローラ200、……と固
定ステージ30のローラスライドフレーム300との間に、
上記マイクロスイッチからなる荷重センサS3、S4、S5、
S6(S5、S6は不図示)がそれぞれ配されている。荷重セ
ンサS3、S4、S5、S6の検出信号(ON/OFF)は図16(a)
のブロック図に示すように、制御部600中のI/O602を介
してCPU601により管理されている。通常は可動ステージ
20との接触により荷重センサS3、S4、S5、S6はON状態と
なっており、ベッド駆動時に可動ステージ20が上昇する
とOFF状態となる。このような荷重センサS3、S4、S5、S
6を設ける理由は以下の通りである。
【0040】すなわち、本実施の形態1の寝返り支援ベ
ッドに装備されている平行四辺形機構35R、35Lにはアク
チュエータM4R、M4L等が配されているが、このようなア
クチュエータは製造上の精度のバラツキ等の理由によ
り、多少動作に誤差が存在する場合がある。また平行四
辺形機構35R、35L自体にも機械的な誤差が存在する場合
があり、例えば平行四辺形機構35R、35Lを同時に作動さ
せて床部11a〜11dを水平にしつつ昇降させようとして
も、一方のアクチュエータの作動が遅れたり、平行四辺
形機構35R、35Lががたつくことにより、床部が傾斜して
しまうことが万一にも想定される。これによって、ベッ
ドに横臥する使用者の精神的不安を招くことがある。
【0041】このような問題の発生を抑制すべく、ここ
では上記荷重センサS3、S4、S5、S6を設ける構成とし
た。このような構成によれば、例えば次の動作を行うこ
とが可能となる。すなわち図16(b)に示す制御フロー
例のように、寝返り支援ベッドの駆動時において、CPU6
01が、まず前記コントローラから体位変換の動作コマン
ド(ベッドのHigh動作)が入力(ON)されているか否か
を判断し(ステップ10)、ONになっていれば、次にアク
チュエータM4Rを駆動する(ステップ30)。このとき同
時にアクチュエータM4Lも駆動する。そして、前記アク
チュエータM4R側に配設された荷重センサS3、S5からの
検出信号がON状態である場合(すなわちベッド右側の可
動ステージ20が固定ステージ30上にあるとき)は、アク
チュエータM4Rを駆動し続け、当該検出信号がOFFになる
と(すなわちベッド右側の可動ステージ20が固定ステー
ジ30上から離間すると)、CPU601は次に荷重センサS2、
S4の検出信号がOFFになるまでアクチュエータM4Rを駆動
停止する(ステップ50、60)。そして、全ての荷重セン
サS3、S4、S5、S6がOFF状態になってから、アクチュエ
ータM4Rの駆動を再開する。ここではアクチュエータM4L
の駆動が遅れる場合の制御フローを示したが、当然なが
らアクチュエータM4Rの駆動が遅れる場合にも同様の制
御フローで対応できる。
【0042】このように、例えば平行四辺形機構35Rが
平行四辺形機構35Lより先に駆動し始めると、平行四辺
形機構35R側に配された荷重センサからの検出信号がOFF
状態となる。制御部はこのOFF状態を認識し、一旦平行
四辺形機構35Rの動作を停止して、平行四辺形機構35Lを
駆動する。そして、すべての荷重センサS3、S4、S5、S6
の検出信号がOFFになったところで、再び平行四辺形機
構35Rを駆動させる。これにより本実施の形態1の寝返り
支援ベッドでは、平行四辺形機構35R、35Lをより高度に
同期駆動させることができ、一層水平度の高いベッド面
を維持したまま、ベッドの昇降が行え、ベッド使用者の
精神的不安を軽減させることが可能となる。
【0043】なお、荷重センサ荷重センサS3、S4、S5、
S6についてもマイクロスイッチに限らず、圧電素子など
のデバイスを利用した構成としてもよい。また、荷重セ
ンサ荷重センサS3、S4、S5、S6(マイクロスイッチ)は
通常位置でOFF状態、可動ステージ20が上昇するとON状
態になるようにし、これに基づきCPU601が状態判断する
ようにしてもよい。このようにすると、フェイルセーフ
の面からより望ましくなる。
【0044】また荷重センサとしては、上記したように
S3、S4、S5、S6の4つを設ける例に限定せず、これ以外
の配設数でもよく、例えばベッド左右側(例えば左脚側
と右脚側、あるいは左頭部側と右頭部側)にそれぞれ1
つずつ設けてもよい。 1-4-3.寝返り支援ベッドにおける安全機構 上記実施の形態1では、駆動時に可動ステージ20のロー
ラ200、……、203が固定ステージ30のローラスライドフ
レーム300上を転がる例を示したが、当該ローラ200、…
…、203にそれぞれ粘性発生手段、例えば油圧を利用し
た回転型のスピードコントローラであるいわゆる粘性ダ
ンパー(ロータリーダンパー)を備え付けてもよい。図
17はロータリーダンパー361、……、364およびこれに噛
合するラック365、366を取り付けたローラ200、……、2
03付近の構成例を示している。
【0045】このような構成によれば、寝返り支援ベッ
ドの駆動時において、例えば平行四辺形機構35Rを駆動
させると、ローラ200、……、203はこれに装着されたロ
ータリーダンパー361、……、304の効果によって、回転
運動のワークに制御力が作用し、安定度の高い緩やかで
滑らかな回転がなされ、安全に寝返り動作を行うことが
可能となる。
【0046】なお粘性発生手段としては、当然ながら上
記ロータリーダンパー361、……、304以外でもよく、例
えば上記ロータリーダンパー361、……、304の取付位置
に、公知の摩擦クラッチ機構、遠心ブレーキ機構等の回
転スピードコントローラ機構を採用して取付けてもよ
い。また、上記ロータリーダンパー361、……、304をロ
ーラ200、……と一体型にすることもできる。
【0047】1-5.その他の事項 上記実施の形態1では、ベッドフレームは側部材、床部
ともに長手方向に沿って4分割し、これらを連結する例
を示したが、当然ながら本発明はこれに限定するもので
はなく、その他の分割数に設定してもよい。ただし、本
実施の形態1のように床部を連結フレームで構成する場
合、少なくとも被介護者が寝たときに、上体、腰、腿、
膝下の計4箇所以上に合わせて分割すると、被介護者の
姿勢移動に追従してベッドフレームの動きを細やかにで
きるので望ましい。
【0048】また側部材もベッド長手方向(x方向)に
分割し、これをリンクさせて、被介護者をベッド幅方向
から包み込むようにサポートして体位変換させてもよ
い。さらに、上記実施の形態1では、直動アクチュエー
タを用いる例を示したが、これ以外のアクチュエータ駆
動方式、例えば回転式のものでもよい。また他の駆動
源、例えばエアー方式や油圧方式で作動するアクチュエ
ータを用いてもよい。
【0049】また、上記実施の形態1では、仰臥位から
左側臥位への体位変換のみについて示したが、当然なが
らその逆、または仰臥位から右側臥位への体位変換につ
いても同様に行うことができる。さらに、上記実施の形
態1の寝返り支援ベッド1は、寝たきりの患者などの介護
者だけに限らず、通常のベッドとしても使用することが
できる。
【0050】さらに、上記実施の形態1における寝返り
支援ベッド1では、屈曲姿勢のための連結床部11a〜11d
およびアクチュエータM1、M2からなる機構と、ベッドの
両サイドにおける平行四辺形機構36R、36Lをそれぞれ独
立して配置しているので、背上げ、膝上げ、傾斜、ベッ
ド面昇降の何れかだけを駆動することもできる。なお、
寝返り支援ベッドのコントロールについては赤外線式、
コード付きの有線あるいは無線コントローラを用いる例
について説明したが、本発明はこれに限定するものでは
なく、音声認識による駆動コントロールを行うようにし
てもよい。
【0051】ここで、図18(a)は当該音声認識による
駆動コントロールを行うための構成を示すブロック図で
ある。当該音声認識ユニットは、一例として入力デバイ
スにマイクロフォン702、出力デバイスにスピーカ703を
備えており、ワンチップマイクロコンピュータからなる
音声認識装置701を有する制御部700と、各アクチュエー
タを作動するためのCPU601およびモータドライバ603を
有する制御部600とで構成されている。スピーカ703は被
介護者等に予め動作を行う前に動作内容をアナウンスす
るために用いる。前記音声認識装置701には予め当該寝
返り支援ベッド1の各動作を指示するための語彙(例え
ば「左/右に傾斜」「頭高く」等の言葉)が所定数メモ
リに格納されており、これらの言葉に対応した各動作指
示をCPU601に送る。当該音声認識装置701はまた、入力
される言葉に多少の誤差(例えば「頭低く」の指示が
「頭いくく」と子音抜きで入力される誤差等)がある場
合にでも動作対応ができるように、指示される語彙に多
少の発音の変化を付けた言葉も補足的にメモリに格納
し、これに基づき動作可能になっている。
【0052】一方、図18(b)は音声認識の入力デバイ
スであるマイクスタンドを取り付けた寝返り支援ベッド
の斜視図である。本実施例では、ベッドスタンドを取り
付けた頭部側の床部11aに、フレキシブルスタンド付き
マイクが装備された構成を模式的に示している。これに
より、ベッド駆動時にも常に被介護者の口元近くへマイ
クを位置させられるようになっている。なお、マイクス
タンドの代わりにピンマイクを用いてもよい。
【0053】次に示す図19は床部11d付近の構成の改良
例である。当図に示す寝返り支援ベッド1の床部11dと可
動ステージ20は、これらの間にスライドローラ機構115
R、115Lが設けられ、互いに連結されている。これによ
り、床部11dと可動ステージ20の間でガタツキが発生す
るのが効果的に防止される。なお当図に示す床部11d付
近の構成は図1に示す構成と別のものを図示している
が、基本的な構造は同様である。
【0054】当図に示す可動ステージ20の脚側はサイド
フレーム21R、21Lを2本のフレーム210、211で固定して
おり、当該フレーム210、211をさらにフレーム212R、21
2Lで固定している。当該フレーム212R、212Lにはスライ
ド溝213R、213Lに勘合して当該溝内で往復運動する床部
11d側に固定されたローラ113R、113Lが配される。床部1
1dは、外枠をなす110R、110Lの内側に2本のフレーム111
R、111Lが配されており、これに三角形状のスライドチ
ップ112R、112Lおよびローラスタンド114R、115Lを介し
てローラ113R、113Lが取り付けられている。通常(ベッ
ド水平時)は、ローラ113R、113Lはスライド溝213R、21
3Lからはずれているが、ベッド駆動時には、スライドチ
ップ112R、112Lの傾斜面が可動ステージ側に設けられた
スライドブロック116R、116Lと当接するとともに、スラ
イド溝213R、213Lにはまり込むようになっている。スラ
イドチップ112R、112Lおよびスライドブロック116R、11
6Lは滑りのよい硬質樹脂材料からなる。
【0055】このような構成のスライドローラ機構115
R、115Lによれば、その動作は図20のベッド部分断面図
に示す通りとなる。すなわち、通常時(ベッド水平時)
において、フラットなベッド面を形成する場合には、ロ
ーラ113R、113Lはスライド溝213R、213Lからはずれて自
由端となっているが(当図(a))、ギャッチアップ形
成にともない床部11dが傾斜すると、スライドチップ112
R、112Lの傾斜面がスライドブロック116R、116L上を滑
る(当図(b))。そして、さらに床部11dの傾斜が進む
と、スライドチップ112R、112Lの傾斜面がスライドブロ
ック116R、116Lにガイドされながら、ローラ113R、113L
がスライド溝213R、213Lへはまり込む。これにより、ス
ライドチップ112R、112Lからローラ113R、113Lへ荷重支
持が移る(当図(c))。その後はスライド溝213R、213
L中でローラ113R、113Lがスライド移動することによ
り、床部11dが固定ステージ20側から不用意に離間して
ばたつくことなく、良好なギャッチアップ体勢が形成さ
れる(当図(d))。
【0056】本発明では、このようなスライドローラ機
構115R、115Lを設け、動作をより安定化させてもよい。 1-6.寝返り支援ベッド用マットについて ここでは上記寝返り支援ベッドに好適なマットの構成例
について説明する。 1-6-1.複合素材からなるマット 図21は寝返り支援ベッド用マットの構成例である。当該
マット400は基本的にウレタン素材から作製している
が、寝返り支援ベッドの床部11a〜11dに対応する部分40
1に比較的柔らかい素材、一方側部材12R、12Lに対応す
る部分402R、402Lに比較的硬い素材を対応させた複合素
材からなるハイブリッド構成としている。
【0057】このような構成のマット400によれば、マ
ットに横臥する被介護者は、第一に平常時は比較的硬い
素材からなるマット面の部分401上で安定した姿勢を維
持することができる。そして第二に、ベッド駆動時にお
いては、被介護者は比較的柔らかい素材からなるマット
面の部分402R、402Lが身体側部の形に合わせて変形する
ことにより、身体をやさしくサポートされながら体位変
換に望むことができる。
【0058】1-6-2.アライメントマーク付きマット 図22は寝返り支援ベッド用マットの構成例である。当該
マット410にはその表面に、被介護者がマットに最適な
位置で横臥できるように、被介護者の臀部を中心として
十字型のアライメントマーク411が配設されている。こ
のアライメントマーク411は印刷や刺繍などいずれの方
法で形成してもよい。本発明はこのような工夫を行うこ
とにより、さらに安全かつ効果的に体位変換を行える寝
返り支援ベッドを構成するものである。なお当然ながら
アライメントマーク411は当図以外のパターンであって
もよい。
【0059】1-6-3.スリット付きマット 図23は寝返り支援ベッド用マットの構成例を示すマット
断面図である。当図に示されるように、本マット420は
床部11と側部材12R、12Lとの接合部分に合わせて、厚み
方向にスリット421、422が形成されている。このような
構成によれば、寝返り支援ベッド動作時において、側部
材12R、12Lがそれぞれ立ち上がると同時にマット420の
スリット421、422が開き、よりスムーズな動作で自然な
傾斜面を持つマット面が形成され、被介護者の体位変換
を容易にすることが可能となる。
【0060】1-6-4.フック付きマット 図24は、寝返り支援ベッド用マットの裏面の構成例であ
る。当図に示すマット430には、被介護者が横臥したと
きに膝に位置する両幅部分(側部材12Rc、12Lcに当たる
部分)において、側部材12Rc、12Lc表面のメッシュと係
合するためのフック431R、431Lが取り付けられた特徴を
有する。当該フック431R、431Lは、通常(ベッド水平状
態)時には自由端となっているが、ベッド駆動時におい
て側部材12Rc、12Lcが起きると、その表面のメッシュに
係合する。
【0061】このような構成によれば、ベッド駆動時に
おいてマット430の端部が側部材12Rc、12Lcの表面にお
いて固定されるので、床部11a〜11dおよび側部材12Ra〜
Rd、12La〜12Ldの変形にともなうマットの挟み込み等の
問題が良好に回避され、ベッドの動作不良の発生を抑制
して、理想的な体位変換を行うことができる。なお、フ
ック431R、431Lを設ける位置はこれ以外のマット430端
部であってもよいが、当図に示す例の位置に設けると、
最もマットの挟み込みを防止しやすいので望ましい。ま
た、フック431R、431Lをマット430に直接設けず、マッ
ト430を被覆するシーツに設けるようにしてもよい。こ
の場合、シーツはマット430よりも挟み込みやすい性質
があるので、当該挟み込みに関する問題を効果的に解決
することが可能である。
【0062】2.実施の形態2 図25(a)は、実施の形態2における寝返り支援ベッドの
構成を示すベッド斜視図である。実施の形態1では、平
行四辺形機構を利用したベッド構成としたが、本実施の
形態2では、直動アクチュエータを垂直に配し、垂直方
向への昇降機構を利用して左右いずれかの側部材を昇降
し、これにより可動ステージ上の床部を傾斜させるもの
である。
【0063】実施の形態2の寝返り支援ベッドは、直方
形枠状の固定ステージの中に、一対の柱型直動アクチュ
エータを配し、この上に、可動フレームに支持されたベ
ッドフレームを配設している。床部は実施の形態1と同
様に連結床部で構成され、非介護者の上体、腰、腿、膝
下のそれぞれに相当する複数の関節で連結されており、
このうち腰板に相当する部分が床部枠状の可動フレーム
と固定されている。床部の背面には、屈曲体勢のための
アクチュエータ機構を備えた駆動部が備えられている。
【0064】柱型直動アクチュエータの上には、側部材
が配される。当該側部材には、その内部に収納溝が形成
されており、ここにベッド長手方向に分割され、互いに
連結された引き出し式側部材を収納している。側部材
は、当該引き出し式側部材を介し、床部を支える可動ス
テージと連結されている。引き出し式側部材は、引っ張
りバネ等によって収納溝方向に向かって付勢されてお
り、引き出す力が弱まれば自動的に収納溝へ収納され
る。
【0065】このような構成の介護支援ベッドによれ
ば、駆動時には図25(b)に示すように、まず連結床部
で屈曲体勢を形成する。そののち、一方の柱型直動アク
チュエータが作動し、その上の側部材を降下する。これ
に伴い、可動ステージの片サイドが傾斜し、連結床部も
傾斜する。そして傾斜した可動ステージのサイド下方で
は、連結床部に対して引き出し式側部材が収納溝から引
き出され、連結床部に対して引き出し式側壁が相対的に
起き上がった状態、つまり連結床部に引き出し式側部材
が吊られ、当該両者の角度が狭まった状態となる。ま
た、同時に側部材が床部の床面に対して起き上がった状
態となる。これにより被介護者は屈曲体勢のまま、身体
側部を引き出し式側部材にサポートされる効果が奏さ
れ、実施の形態1と同様に良好に体位変換されることと
なる。
【0066】3.実施の形態3 図26は、実施の形態3における寝返り支援ベッドの構成
を示す図である。本実施の形態3における寝返り支援ベ
ッドは、一般的なベッドが利用可能なものであり、ベッ
ド面上に、複数の気嚢が配置されてなるエアーマットを
敷設することで構成される。そしてエアーポンプを利用
し、エアホースを介して、各気嚢ごとに独立して空気を
供給/排出できるようにしたことを特徴とする。エアホ
ースにはバルブが付いており、エアーポンプとともに図
示しない制御部によって開閉が制御され、ぞれぞれの気
嚢の膨張・収縮がコントロールされる。気嚢は、ここで
は一例として、被介護者の身体の関節に合わせ、上体・
腰(気嚢二段重ね)、腿・膝下、およびベッド両側部に
分割されている。
【0067】このような構成の寝返り支援ベッドでは、
通常はエアーマットの上に布団を敷いて用いられる。そ
して、介護者の仰臥位から側臥位への体位変換に際し、
まずベッド両側部の上方一段目の気嚢を膨張させる(図
26(a)→(b))。そして、次に介護者の上体・腰に当
たる気嚢を長手方向に傾斜させ、膝を頂点にして腿・膝
下に当たる気嚢を膨張させることにより、屈曲体勢が形
成される(図26(c)および(d))。そして、左右どち
らかの側壁に当たる気嚢を収縮させ、上体・腰に当たる
下方二段目の気嚢を膨張させると、屈曲体勢のまま、左
側臥位/右側臥位への体位変換を行うことができる(図2
6(e)および(f))。このような構成によって実施の
形態3では、実施の形態1および2とほぼ同様の効果が奏
される。
【0068】なお、本実施の形態3では一般的なベッド
を利用した例を示したが、本実施の形態3は可搬性に優
れており、様々な種類のベッドへの応用の他、畳や絨毯
の上など、床に直に敷設することができるメリットもあ
る。 4.安全装具について ここでは上記各実施の形態の寝返り支援ベッドに好適な
被介護者の身体安全装具について説明する。
【0069】4-1.枕・アームレスト・レッグレストにつ
いて 図27(a)は寝返り支援ベッド用枕である。当該枕は中
央部が両端部に比べて相対的に凹状になっており、ここ
に被介護者の頭部がはまりこむ構成になっている。この
ような構成によれば、被介護者はベッド停止時には枕の
中央部で頭部を安定させることができ、またベッド駆動
時には、当該ベッドの傾斜方向に枕端部で頭部側面がや
さしくサポートされ、被介護者の脊椎がほぼ一直線に保
たれるので、スムーズな体位変換を行うことができる。
【0070】次に示す図27(b)は寝返り支援ベッド用
アームレスト(クッション)である。これは柱状左右肘
置きパッドを帯状の連結シートで連結してなる。ベッド
に横臥する被介護者の脇に、前記パッドを挟むようにし
て用いるものである。この寝返り支援ベッド用アームレ
ストを用いれば、ベッド面における被介護者の身体位置
をある程度安定させるとともに、ベッド駆動時に腕が身
体側面に挟み込まれ、押圧されるのが効果的に防止され
るといったメリットが期待できる。
【0071】図27(c)は寝返り支援ベッド用レッグレ
スト(クッション)である。これは柱状膝・踝パッド
に、帯状の脹ら脛パッドを接合してなる。これはベッド
面上において、被介護者の両脚の間に膝・踝パッドを挟
み込み、脹ら脛を脹ら脛パッド上に載置して、踵をベッ
ド面に載せるようにして用いる。このようなレッグレス
トによれば、ベッド駆動時または停止時において、被介
護者の両膝・両踝などが互いに当たり、褥瘡を発生する
のを効果的に防止できる。
【0072】4-2.手袋について 図28は寝返り支援ベッド用手袋である。これらの手袋
は、いずれも寝返り支援ベッド駆動時に被介護者の両腕
が邪魔にならないよう、被介護者の手前で両腕を安全に
固定するものである。固定方法としては当図に示すよう
に、両腕をベッド幅方向に沿って交互に重ね合わせるか
(図28(a)または(b))、ベッド長手方向に沿って揃
える(図28(c))方法がある。
【0073】なお、これらの手袋の使用時は、前記アー
ムレストと組み合わせると一層効果が高まるので望まし
い。
【0074】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
は、床面が屈曲自在な床部と、床部を屈曲させて、上体
起こし、膝上げの少なくともいずれかを含む屈曲体勢を
形成する屈曲機構と、床部の床面を側方に傾斜する傾斜
機構とを備え、前記屈曲機構及び傾斜機構の一方の機構
は、他方の機構の作動状態で動作可能に構成されている
ので、被介護者は、仰臥位から側臥位への体位変換にお
いて、仰臥位で上体起こし/膝上げの最も負担の軽い屈
曲姿勢で体位変換することが可能である。したがって、
気楽に体位変換に臨むことができ、従来のような体位変
換に伴う肉体的苦痛や精神的不安も改善が期待できる。
【0075】また、本発明では、介護者にとっても被介
護者の体位変換にそれほど重労働となる手作業が要求さ
れないので、あまり経験のない介護者も適切に被介護者
の体位変換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の寝返り支援ベッドの斜視図であ
る。
【図2】可動フレームおよび可動ステージ付近の部分断
面図である。
【図3】模式的なベッド上面図である。
【図4】固定ステージの構成を示す斜視図である。
【図5】寝返り支援ベッドの斜視図(左側部材が起きた
状態)である。
【図6】寝返り支援ベッドの斜視図(屈曲体勢)であ
る。
【図7】寝返り支援ベッドの斜視図(左方向への傾斜状
態)である。
【図8】可動ベッドおよびベッドフレームの長手方向模
式図である。
【図9】寝返り支援ベッドの斜視図(屈曲体勢)であ
る。
【図10】寝返り支援ベッドの斜視図(屈曲体勢で左側部
材が起きた状態)である。
【図11】側部材圧迫リリース制御のフロー図である。
【図12】床部・側部材シンクロ制御のフロー図である。
【図13】側部材荷重センサの配置図である。
【図14】制御部のブロック図と安全制御フロー図であ
る。
【図15】水平同期センサの配置図である。
【図16】制御部のブロック図と安全制御フロー図であ
る。
【図17】粘性発生手段(ローラダンパー)の配設例を示
す図である。
【図18】音声認識手段のブロック図とベッド構成例を示
す図である。
【図19】床部安定動作機構の構成を示す図である。
【図20】床部安定動作機構の動きを示す図である。
【図21】複合素材からなる寝返り支援ベッド用マットの
構成図である。
【図22】アライメントマークを備えた寝返り支援ベッド
用マットの構成図である。
【図23】スリットを備えた寝返り支援ベッド用マットの
構成図である。
【図24】固定具を備えた寝返り支援ベッド用マットの構
成図である。
【図25】実施の形態2の寝返り支援ベッドの斜視図であ
る。
【図26】実施の形態3の寝返り支援ベッドの斜視図であ
る。
【図27】寝返り支援ベッド用枕・アームレスト・レッグ
レストの構成図である。
【図28】寝返り支援ベッド用手袋の構成図である。
【符号の説明】
10 ベッドフレーム 11a〜11d 連結床部(11a上体板、11b腰板、11c腿
板、11d膝下板) 12Ra〜12Rd、12La〜12Ld 側部材 13R、13L 扇形板 20 可動ステージ 21A センターフレーム 21R、21L サイドフレーム 22R、22L 回転バー 24R、24L 側部材支持フレーム 30 固定ステージ 31 固定ステージフレーム 36R、36L ステージバー受け 32R、32L サイドフレーム 200、201、202、203 ローラ 235R、235L L字部材 354R、356R、354L、356L 支持腕 361、362、363、364 ロータリーダンパー 365、366 ラック 400、410、420、430 寝返り支援ベッド用マット 600 制御部 601 CPU M1、M2、M3R、M3L 直動アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 雅司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 阿部 裕司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小川 淳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4C040 AA01 AA04 BB06 DD02 DD05 DD07 EE02 EE03 EE05

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面が屈曲自在な床部と、 床部を屈曲させて、上体起こし、膝上げの少なくともい
    ずれかを含む屈曲体勢を形成する屈曲機構と、 床部の床面を側方に傾斜する傾斜機構と、 を備え、 前記屈曲機構及び傾斜機構の一方の機構は、他方の機構
    の作動状態で動作可能に構成されていることを特徴とす
    る可動ベッド。
  2. 【請求項2】 前記床部の側部に配された側部材と、 前記床部の床面に対して前記側部材を起こす側部材起こ
    し機構と、 を備え、 前記傾斜機構は、前記側部材起こし機構によって起こさ
    れる前記側部材の方向に向かって、床部の床面を傾斜さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の可動ベッド。
  3. 【請求項3】 前記屈曲機構は、膝上げ時に腿の傾斜角
    が10°〜60°の範囲になるように屈曲体勢を形成するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の可動ベッド。
  4. 【請求項4】 前記屈曲機構は、前記腿の傾斜角が20°
    〜40°の範囲になるように屈曲体勢を形成することを特
    徴とする請求項3に記載の可動ベッド。
  5. 【請求項5】 前記傾斜機構は、前記屈曲機構を動作さ
    せることにより前記屈曲体勢が形成された後に、動作可
    能に構成されていることを特徴とする請求項3または4に
    記載の可動ベッド。
  6. 【請求項6】 前記床部の両側部に配された一対の側部
    材を備え、 前記傾斜機構は、前記一対の側部材のそれぞれを上下方
    向に昇降させる昇降機構を含み、 当該昇降機構により前記床部の側部の少なくとも一方を
    昇降させることにより、前記床部の床面を傾斜させると
    ともに、当該側部材を床部の床面に対して起こすことを
    特徴とする請求項1に記載の可動ベッド。
  7. 【請求項7】 前記床部が固定ステージ上を揺動する可
    動ステージにより背面側から支持されるとともに、前記
    側部材と前記固定ステージとの間に荷重検出手段が配さ
    れ、 前記荷重検出手段から出力される検出信号に基づき前記
    傾斜機構の駆動を制御する傾斜機構制御手段とを備え、 前記傾斜機構制御手段は、側部材に一定以上の荷重が掛
    かったことを示す前記荷重検出手段からの検出信号を受
    けると、前記傾斜機構の駆動をOFF状態に保つことを特
    徴とする請求項6に記載の可動ベッド。
  8. 【請求項8】 前記床部は、前記固定ステージ上を揺動
    する可動ステージに背面から支持された複数の面部材か
    らなり、 前記屈曲機構は、床部背面に配されるとともに前記複数
    の面部材のうち所定の面部材を傾斜されることにより床
    部を屈曲させるアクチュエータを有し、 前記傾斜機構は、前記可動ステージの両側部をそれぞれ
    独立に昇降可能な第一及び第二の昇降機構を有し、 且つ前記屈曲機構、前記傾斜機構は、それぞれ独立に作
    動可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載の可動ベッド。
  9. 【請求項9】 前記第一及び第二の昇降機構の動作時
    に、前記可動ステージに支持された床部を水平に保ちつ
    つ昇降させるための第一および第二の昇降機構の同期作
    動手段が設けられていることを特徴とする請求項8に記
    載の可動ベッド。
  10. 【請求項10】 前記床部は複数の面部材が連結されてな
    る連結床部であって、前記屈曲機構は、床部裏面に配し
    た第一のアクチュエータを駆動して、前記連結床部を屈
    曲させる構成を有し、 前記第一および第二の昇降機構は、それぞれ、前記可動
    ステージの側部から当該側部に沿って平行に下垂した複
    数の支持腕と、当該複数の支持腕に対し、ベッド平面に
    沿って配した水平リンク腕と、前記複数の支持腕の下端
    部に当接させて各支持腕が往復自在になるように、水平
    に配したスライダ溝部材とによって、当該可動ステージ
    側部を鉛直方向に昇降する平行四辺形機構を備えてお
    り、第二のアクチュエータで可動ステージ側部と水平リ
    ンク腕との間を離間させて可動ステージ側部を持ち上げ
    ることによって、床部の床面を傾斜させる構成であるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の可動ベッド。
  11. 【請求項11】 前記可動ステージは床部幅方向に沿って
    回転するローラを介して固定ステージ上に載置され、前
    記平行四辺形機構の動作時に固定ステージ上を前記ロー
    ラで滑走しながら床部の床面を傾斜させる機構を有し、 かつ、前記ローラに粘性発生手段が備えられており、前
    記ローラの滑走時の回転を緩やかに制御することを特徴
    とする請求項10に記載の可動ベッド。
  12. 【請求項12】 前記連結床部のうち、ベッド使用者の脚
    に対応する領域と可動ステージの間に、スライドローラ
    機構が配されており、 ベッド駆動時において、連結床部側に配されたローラが
    可動ステージ側に配されたスライド溝中を走行すること
    により、前記連結床部と可動ステージが離間防止される
    構成であることを特徴とする請求項10に記載の可動ベッ
    ド。
  13. 【請求項13】 前記側部材は、厚み方向に空間を有する
    第一側部材と、当該第一側部材内部に収納され、第一側
    部材と床部に連結された第二側部材とからなり、 前記傾斜機構は、床部の床面の傾斜に際して第二側部材
    が第一側部材内部より引き出される構成を有することを
    特徴とする請求項6に記載の可動ベッド。
  14. 【請求項14】 ベッド面に沿って敷設された複数の気嚢
    と、 ベッド中央部に設けられた気嚢を膨張または収縮するこ
    とにより、上体起こし、膝上げの少なくともいずれかを
    含む屈曲体勢を形成する屈曲機構と、 ベッド面両側部において一対の側壁をなす気嚢を、側壁
    として膨張させて起こす側壁起こし機構と、 上記屈曲機構と側壁起こし機構が作動した状態で、ベッ
    ド中央部に設けられた気嚢およびベッド側部の気嚢を膨
    張または収縮して、ベッド中央部のベッド面を一対の側
    壁のいずれかの方向へ傾斜する傾斜機構を備えることを
    特徴とする可動ベッド。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかに記載の可動ベ
    ッドに用いるマットであって、側部材と床部のそれぞれ
    に対応する位置のマット部分が互いに別部材で構成され
    ていることを特徴とする可動ベッド用マット。
  16. 【請求項16】 請求項1〜14のいずれかに記載の可動ベ
    ッドに用いるマットであって、側部材と床部の境に対応
    してスリットが設けられていることを特徴とする可動ベ
    ッド用マット。
  17. 【請求項17】 請求項1〜14のいずれかに記載の可動ベ
    ッドに用いるマットであって、マット表面に、マットに
    横臥するベッド使用者のためのアライメントマークが形
    成されていることを特徴とする可動ベッド用マット。
  18. 【請求項18】 請求項1〜14のいずれかに記載の可動ベ
    ッドに用いるマットであって、前記側部材と対向するマ
    ット裏面において、側部材起こし機構の駆動時に起こさ
    れた側部材とマット側とを係合させるための固定具が備
    えられていることを特徴とする可動ベッド用マット。
  19. 【請求項19】 請求項1〜14のいずれかに記載の可動ベ
    ッドにおけるベッド使用者の身体位置決め装具であっ
    て、前記使用者の腹部位置に対応して両腕を束ねた状態
    で保持する手段を備える可動ベッド用身体位置決め装
    具。
  20. 【請求項20】 請求項1〜14のいずれかに記載の可動ベ
    ッドにおけるベッド使用者の褥瘡防止装具であって、前
    記使用者の両足の間にクッションとして介在させる可動
    ベッド用褥瘡防止装具。
  21. 【請求項21】 床面が屈曲自在な床部と、床部を屈曲さ
    せて上体起こし及び膝上げの少なくともいずれかを含む
    屈曲体勢を形成する屈曲機構と、前記床部の側部に配さ
    れた側部材と、前記床部の床面に対して前記側部材を起
    こす側部材起こし機構と、床部の床面を側方に傾斜する
    傾斜機構とを備える可動ベッドの動作シーケンスであっ
    て、 前記屈曲機構を動作させる第一ステップと、当該第一ス
    テップ後に前記側部材起こし機構を動作させる第二ステ
    ップと、当該第二ステップ後に前記傾斜機構を動作させ
    る第三ステップとを経ることを特徴とする可動ベッドの
    動作シーケンス。
  22. 【請求項22】 床面が屈曲自在な床部と、床部を屈曲さ
    せて上体起こし及び膝上げの少なくともいずれかを含む
    屈曲体勢を形成する屈曲機構と、前記床部の側部に配さ
    れた側部材と、前記床部の床面に対して前記側部材を起
    こす側部材起こし機構と、床部の床面を側方に傾斜する
    傾斜機構とを備える可動ベッドの動作シーケンスであっ
    て、 側部材起こし機構駆動時において、側部材を所定角度に
    起こす側部材起こしステップと、側部材起こしステップ
    完了後に、傾斜機構を動作させる傾斜ステップと、傾斜
    ステップ後に、側部材を前記所定角度から鈍角に戻すこ
    とによりリリース制御するリリース制御ステップとを経
    ることを特徴とする可動ベッドの動作シーケンス。
  23. 【請求項23】 床面が屈曲自在な床部と、床部を屈曲さ
    せて上体起こし及び膝上げの少なくともいずれかを含む
    屈曲体勢を形成する屈曲機構と、前記床部の側部に配さ
    れた側部材と、前記床部の床面に対して前記側部材を起
    こす側部材起こし機構と、床部の床面を側方に傾斜する
    傾斜機構とを備える可動ベッドの動作シーケンスであっ
    て、 傾斜機構による水平面に対する床部の傾斜角度を形成す
    る変化率と、側部材起こし機構による床部に対する側部
    材の傾斜角度を形成する変化率とをシンクロさせながら
    駆動することを特徴とする可動ベッドの動作シーケン
    ス。
JP2002245647A 2002-02-22 2002-08-26 可動ベッド Pending JP2003310668A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002245647A JP2003310668A (ja) 2002-02-22 2002-08-26 可動ベッド
US10/505,156 US7246389B2 (en) 2002-02-22 2003-02-14 Adjustable bed
EP03705137A EP1486191A4 (en) 2002-02-22 2003-02-14 MOVABLE BED
AU2003211974A AU2003211974A1 (en) 2002-02-22 2003-02-14 Movable bed
PCT/JP2003/001518 WO2003073973A1 (fr) 2002-02-22 2003-02-14 Lit mobile
CNB038043823A CN100417368C (zh) 2002-02-22 2003-02-14 可调整床
TW092103615A TWI230060B (en) 2002-02-22 2003-02-21 Movable bed

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002-46936 2002-02-22
JP2002046936 2002-02-22
JP2002245647A JP2003310668A (ja) 2002-02-22 2002-08-26 可動ベッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003310668A true JP2003310668A (ja) 2003-11-05

Family

ID=27790917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002245647A Pending JP2003310668A (ja) 2002-02-22 2002-08-26 可動ベッド

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7246389B2 (ja)
EP (1) EP1486191A4 (ja)
JP (1) JP2003310668A (ja)
CN (1) CN100417368C (ja)
AU (1) AU2003211974A1 (ja)
TW (1) TWI230060B (ja)
WO (1) WO2003073973A1 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205164A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Tsuneo Yamamoto 身体位置変換形寝台装置
KR100893470B1 (ko) 2007-09-10 2009-04-17 윤태범 틸트 침대
KR101017655B1 (ko) 2007-09-21 2011-02-25 더블유. 킴 윌리 환자용 굴절형 침대와 매트리스
KR101200721B1 (ko) * 2011-07-25 2012-11-12 이대훈 자유 접이 침대
WO2013015584A2 (ko) * 2011-07-25 2013-01-31 Lee Dae Hun 자유 접이 침대, 이를 위한 변위수단 및 동작방법
KR101318724B1 (ko) * 2012-01-20 2013-10-16 연세대학교 산학협력단 지능형 케어를 위한 가변 침상
KR101392948B1 (ko) * 2011-07-25 2014-05-09 이대훈 자유 접이 침대의 동작방법
CN104434436A (zh) * 2014-11-10 2015-03-25 北京康拓医疗仪器有限公司 一种侧翻床
JP2015525094A (ja) * 2012-05-22 2015-09-03 ヒル−ロム サービシズ,インコーポレイテッド 有害事象緩和システム、方法および装置
JP2015526261A (ja) * 2012-09-05 2015-09-10 ストライカー コーポレイションStryker Corporation 患者支持体
JP2017056294A (ja) * 2016-12-28 2017-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 仰臥台
JP2017158779A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 パラマウントベッド株式会社 ベッド装置
JP2020031787A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 株式会社ケープ エアマット制御装置
CN113069289A (zh) * 2021-03-23 2021-07-06 河南科技大学第一附属医院 一种神经内科护理床
KR102298043B1 (ko) * 2021-04-22 2021-09-03 이호범 오픈 셀 구조의 침대
US11766133B2 (en) 2019-10-11 2023-09-26 Funai Electric Co., Ltd. Mattress

Families Citing this family (73)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003310668A (ja) * 2002-02-22 2003-11-05 Sanyo Electric Co Ltd 可動ベッド
WO2004024051A1 (ja) * 2002-07-24 2004-03-25 France Bed Co., Ltd. 起床式ベッド装置及びマットレス
JP3960885B2 (ja) * 2002-08-21 2007-08-15 三洋電機株式会社 可動ベッド用マット
WO2006070472A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Olympus Corporation カプセル型医療装置用導入補助装置
FR2872030B1 (fr) * 2004-06-24 2006-08-25 Centre Nat Rech Scient Cnrse Dispositif de prevention d'escarre
US7779494B2 (en) 2004-09-13 2010-08-24 Kreg Therapeutics, Inc. Bed having fixed length foot deck
US7676862B2 (en) 2004-09-13 2010-03-16 Kreg Medical, Inc. Siderail for hospital bed
US7757318B2 (en) 2004-09-13 2010-07-20 Kreg Therapeutics, Inc. Mattress for a hospital bed
US7743441B2 (en) 2004-09-13 2010-06-29 Kreg Therapeutics, Inc. Expandable width bed
US7716761B1 (en) * 2005-07-06 2010-05-18 Gilstad Dennis W Adaptive positioning system
US7637464B2 (en) 2006-01-19 2009-12-29 Hill-Rom Services, Inc. Patient support with mobile IV stand transport handle
US7237286B1 (en) * 2006-01-20 2007-07-03 Kim Willie W Articulating bed
GB2436198A (en) * 2006-03-15 2007-09-19 Steven Bowbrick Tilting examination chair
US20070234482A1 (en) * 2006-04-05 2007-10-11 Scot Wright Mattress extension system
GB0700372D0 (en) * 2007-01-09 2007-02-14 Guy S And St Thomas Nhs Founda Device and methods of using device
GB0709328D0 (en) * 2007-05-15 2007-06-20 Genie Care Turning platform
US7845034B2 (en) * 2007-09-21 2010-12-07 Kim Willie W Articulating bed and method of operating the same
US7761942B2 (en) * 2007-10-09 2010-07-27 Bedlab, Llc Bed with adjustable patient support framework
US7886379B2 (en) * 2007-10-14 2011-02-15 Bedlab, Llc Support surface that modulates to cradle a patient's midsection
US20090094745A1 (en) * 2007-10-14 2009-04-16 Eduardo Rene Benzo Modulating Support Surface to Aid Patient Entry and Exit
US7716762B2 (en) * 2007-10-14 2010-05-18 Bedlab, Llc Bed with sacral and trochanter pressure relieve functions
US20090241262A1 (en) * 2008-03-28 2009-10-01 Frank Jehn Mobile veterinary surgical table incorporating a dental operatory
DE102008021503B4 (de) * 2008-04-29 2013-01-03 Martin Teschner Steuerbares Krankenbett, Steuerungsverfahren und Computerprogrammprodukt
US20090278486A1 (en) * 2008-05-06 2009-11-12 Chun-Sheng Lin Motor Controlling Method for Rotating a Lift Arm of an Adjustable Bed according to a Predetermined Bending Angle of the Lift Arm
ES2330711B1 (es) * 2008-05-29 2010-08-04 Nido Educa, S.L. Cuna multifuncional para bebes.
US9119753B2 (en) 2008-06-27 2015-09-01 Kreg Medical, Inc. Bed with modified foot deck
DE102009029761A1 (de) 2009-06-18 2010-12-23 Isko Koch Gmbh Seitenlagerungsbett
DE102009039367A1 (de) * 2009-08-29 2011-03-03 Göddert, Marco Bett zur Unterstützung des Aufrichtens
PT2583652T (pt) * 2010-05-18 2017-11-17 Lincis - Soluções Integradas Para Sist De Informação Lda Cama hospitalar inteligente
FR2972628B1 (fr) * 2011-03-15 2014-04-11 Antoine Ancelet Support articule et procede de realisation et utilisation
US20140189954A1 (en) * 2011-07-25 2014-07-10 Dae Hun Lee Free folding bed, displacement means for same, and method for operating same
EP2768461B1 (en) * 2011-10-20 2015-04-08 Ferno-Washington, Inc. Work surface extensions for embalming tables and embalming tables including the same
CN102512298B (zh) * 2011-12-21 2014-07-30 安延全 护理床
KR20160003749A (ko) * 2013-04-25 2016-01-11 파라마운트 베드 가부시키가이샤 침대 장치 및 침대 장치의 제어 방법
DE102013105869A1 (de) * 2013-06-06 2014-12-11 MAQUET GmbH Vorrichtung und Verfahren zum Steuern eines Operationstischs
US10765222B2 (en) * 2014-05-30 2020-09-08 Ultra-Mek, Inc. Bed with liftable mattress and storage cavity
CN104161637A (zh) * 2014-08-02 2014-11-26 温州医科大学 新型自助翻身器装置
US9724254B2 (en) * 2014-10-03 2017-08-08 Daryl L. Cole Adjustable bed
DK178222B1 (en) * 2014-12-03 2015-08-31 Gdv Technology Aps New bed system that can be attached to a hospital bed
US9648959B2 (en) 2015-04-09 2017-05-16 Larry Frydman Single clasp leg pillow with extension
WO2016171695A1 (en) 2015-04-23 2016-10-27 Sealy Technology, Llc Systems and methods for adjusting the firmness and profile of a mattress assembly
CN105030454A (zh) * 2015-07-01 2015-11-11 耿宏柱 多用途自动翻身床
CN105232259A (zh) * 2015-11-23 2016-01-13 中国医学科学院北京协和医院 早产婴儿护理可变体位保育床
US10154931B1 (en) * 2015-12-01 2018-12-18 Vanntec Llc In situ bed chair
ES2572633B1 (es) 2016-01-16 2017-03-17 Gerinet, S.L.U. Cama con bastidor móvil
DK178773B1 (en) 2016-04-06 2017-01-16 Gdv Tech Aps Bed system that can be attached to a hospital bed
CN106038164A (zh) * 2016-07-01 2016-10-26 广东正美家具科技有限公司 一种按摩和卧姿调整多功能装置
US10881567B2 (en) 2016-10-28 2021-01-05 Stryker Corporation Patient support apparatus
US10744053B2 (en) 2016-12-07 2020-08-18 Stryker Corporation Haptic systems and methods for a user interface of a patient support apparatus
TWM540570U (zh) * 2017-02-18 2017-05-01 Ulife Healthcare Inc 輕量化床架裝置
US10441084B2 (en) * 2017-02-18 2019-10-15 Ulife Healthcare Inc. Lightweight modular bed
CN110381905B (zh) * 2017-03-02 2021-08-03 法兰西床株式会社 床装置
WO2018191760A1 (en) * 2017-04-12 2018-10-18 Schell Mary Ann Cradling bed assembly and related method
US11439247B2 (en) * 2017-04-12 2022-09-13 Mary Ann Schell Bed frame for side sleeping
CN109077870A (zh) * 2017-06-14 2018-12-25 黄天炎 智能自动护理床
GB2552086B (en) * 2017-06-19 2018-12-12 Apex Health Care Mfg Inc Motorized bed
GB201717674D0 (en) * 2017-10-27 2017-12-13 Frontier Therapeutics Ltd Patient turning apparatus
US11116679B2 (en) * 2017-12-13 2021-09-14 Vandette B. Carter Bed bound patient turning device
TWM559120U (zh) * 2018-02-01 2018-05-01 Ulife Healthcare Inc 電動傢俱床
DE102018108867A1 (de) * 2018-04-13 2019-10-17 Dewertokin Gmbh Steuereinrichtung für einen Möbelantrieb und Verfahren zum Steuern eines Möbelantriebs
CN108852690B (zh) * 2018-08-01 2020-06-02 湖南佩蕾斯特科技有限公司 一种多功能康复护理床
CN110856580A (zh) * 2018-08-22 2020-03-03 台山市恒生五金家具有限公司 一种床
US11470980B2 (en) 2018-08-22 2022-10-18 Fredman Bros. Furniture Company, Inc. Multi-function device for an adjustable bed system
DE102018128423A1 (de) * 2018-11-13 2020-05-14 Minebea Intec Bovenden GmbH & Co. KG Adaptiver Herausfallschutz für Betten
US11389352B2 (en) * 2019-04-07 2022-07-19 Sleepme Inc. Devices and methods to help prevent decubitus ulcers
CN110013396B (zh) * 2019-04-25 2020-09-25 宿州市华康医疗器械有限公司 一种智能医疗的护理床
CN112386047A (zh) * 2019-08-15 2021-02-23 麒盛科技股份有限公司 一种三折叠电动床
CN111772414B (zh) * 2020-07-17 2022-08-19 吉荣家具有限公司 一种带有储物箱的学生床
CN111956416B (zh) * 2020-08-11 2021-06-04 常州工学院 一种满足舒适度要求且方便上下床的助老床
CN113384409A (zh) * 2021-06-23 2021-09-14 娄底职业技术学院 一种电子自控翻身护理床以及自动翻身方法
CN114028132B (zh) * 2021-12-15 2023-09-08 郑州大学第一附属医院 一种胃镜肠镜诊疗用辅助调节床
CN115039989A (zh) * 2022-06-17 2022-09-13 慕思健康睡眠股份有限公司 床垫变形调整方法、装置、床垫及存储介质
CN117618203A (zh) * 2024-01-25 2024-03-01 山东中泰医疗器械有限公司 一种便于调整姿态的护理装置

Family Cites Families (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US554580A (en) * 1896-02-11 Weight
US1021335A (en) * 1911-05-11 1912-03-26 Thomas C Robinson Invalid-bedstead.
US1559119A (en) * 1922-04-03 1925-10-27 Bejamin F Schmidt Mattress retainer
US1842873A (en) * 1930-07-29 1932-01-26 Mary E Leeking Mattress holder
US2588854A (en) * 1946-12-11 1952-03-11 Helen E Lang Mattress holder
US2995762A (en) * 1960-01-18 1961-08-15 Miller Herman Inc Appointments for beds
US3474781A (en) * 1968-08-07 1969-10-28 Medical Specialties Inc Restraining device for bedridden persons
US3861666A (en) * 1972-07-13 1975-01-21 Tokyo Shibaura Electric Co Examinee-fastening device for use with an x-ray photographing apparatus
US4287620A (en) * 1978-06-02 1981-09-08 Zur Henry C Multi-feature and variable function body supporting assembly and sideguards
US4127906A (en) * 1976-07-15 1978-12-05 Zur Henry C Adjustable bed-chair
US4135504A (en) * 1977-03-24 1979-01-23 Spann Donald C Orthopedic support
US4225988A (en) * 1979-01-30 1980-10-07 Cary George R Ortho-turn bed
US4372299A (en) * 1979-09-13 1983-02-08 Fixel Irving E Abduction pillow with storage cavity
US4726083A (en) * 1982-04-19 1988-02-23 Hoshall Vicki S Boxspring-mattress set employing slide-preventing means
US5479665A (en) * 1983-09-09 1996-01-02 Cassidy; Joseph P. Automated tri-fold bed
US4662366A (en) * 1985-05-20 1987-05-05 Tari Lynda G Immobilizing arm support
US4899404A (en) * 1985-11-25 1990-02-13 Galumbeck Michael H Elevation system for a bed assembly
WO1988001158A1 (en) * 1986-08-15 1988-02-25 Butcher, Ian, Donald A body supporting apparatus
US4683601A (en) * 1986-09-22 1987-08-04 Herbert Lagin Medical pillow
JPH02111426A (ja) 1988-10-18 1990-04-24 Nippon Oil & Fats Co Ltd 可溶化組成物
US4910818A (en) * 1989-03-16 1990-03-27 Robert Grabill Leg positioning assembly
FR2652261B1 (fr) * 1989-09-25 1994-05-20 Michel Gaffe Dispositif a but preventif et therapeutique en fonction d'un positionnement determine des membres inferieurs.
US5125122A (en) * 1990-12-26 1992-06-30 Chen Mau Shen Tiltable bed mechanism
US5117522A (en) * 1991-03-27 1992-06-02 Everett Peter M Leg pillow
US5125123A (en) * 1991-05-07 1992-06-30 Engle Lawrence J Sleep comforter leg pillow
JP3045198B2 (ja) 1991-08-02 2000-05-29 日本電信電話株式会社 共鳴トンネル型フォトトランジスタ
JPH0695966B2 (ja) 1991-12-27 1994-11-30 正雄 瓜生 体位変換用傾斜滑り止めベッド
US5224228A (en) * 1992-06-17 1993-07-06 Larrimore James R Longitudinally split, motor operated butterfly bed
GB2272367B (en) * 1992-11-16 1996-01-31 Hung Yung Feng A multi-function and automatic sick bed
US5400448A (en) * 1993-10-15 1995-03-28 Zwickey; Wayne C. Ambulance gurney mattress
JPH07116199A (ja) 1993-10-26 1995-05-09 Molten Corp エアマット
US5535464A (en) * 1993-12-02 1996-07-16 Salonica; Frank T. Sectional invalid bed with disposable waste container
JPH07163623A (ja) 1993-12-10 1995-06-27 Yoshiro Nakamatsu 床ずれ防止及び/又は内臓器官活性化ベッド
US5392479A (en) * 1994-01-28 1995-02-28 Liao; Yu-Kuen Multipurpose sickbed
US5502853A (en) * 1994-02-14 1996-04-02 Sequin Hospital Bed Corp. Bed frame with independently oscillating cradle
US5625913A (en) * 1994-02-14 1997-05-06 Singleton; William H. Oscillatory bed
US5500964A (en) * 1994-03-09 1996-03-26 National Health Equipment, Inc. Patient manipulating kit and method of converting a hospital bed to a patient manipulation apparatus
JP2987290B2 (ja) * 1994-05-02 1999-12-06 フランスベッド株式会社 ベッド装置
CN2202518Y (zh) * 1994-08-12 1995-07-05 吴锦荣 多功能自动翻身床
US6038718A (en) * 1994-08-15 2000-03-21 Midmark Corporation Surgical table
US6154905A (en) * 1995-06-07 2000-12-05 Frydman; Larry G. Orthopedic support pillow
US20010027577A1 (en) * 1995-06-07 2001-10-11 Frydman Larry G. Orthopedic support pillow
US5549121A (en) * 1995-07-25 1996-08-27 Vinci; Vincent A. Surgical arm support
CN2265184Y (zh) * 1996-05-22 1997-10-22 曾庆祥 医用全自动侧位翻转床
US5746218A (en) * 1996-08-02 1998-05-05 Edge; David A. Therapeutic pillow
US5878453A (en) * 1997-12-05 1999-03-09 Stokes; Lowell Leg support pillow
US5871457A (en) * 1997-12-19 1999-02-16 Smith & Nephrew, Inc. Knee positioning support
JPH11239524A (ja) 1997-12-27 1999-09-07 Kanayama Kosan Kk 介護用ベッド及び介護用ベッドのマットレス
JP3560800B2 (ja) 1998-01-27 2004-09-02 フランスベッド株式会社 エアーマットレス装置およびベッド装置
JP2001008979A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Kanayama Kosan Kk 介護用ベッド及び介護用ベッドのマットレス
JP2001293037A (ja) 2000-04-13 2001-10-23 Fukuju Sangyo Kk 可動ベッド
CA2337994C (en) * 2001-02-26 2011-07-05 Probed Medical Technologies Inc. Bed with adjustable positions
SE518670C2 (sv) * 2001-03-12 2002-11-05 Xdin Ab Publ Ställbar säng innefattande en centrallåda under madrassbotten till vilken är ansluten ett teleskopiskt benarrangemang
DE10127067A1 (de) * 2001-05-23 2002-11-28 Brose Fahrzeugteile Kraftfahrzeugsitz
US6830050B1 (en) * 2001-10-29 2004-12-14 Rafi Bamdad Method and device for applying pressure to the whole of the chest area of post chest surgery patients
JP2003310668A (ja) * 2002-02-22 2003-11-05 Sanyo Electric Co Ltd 可動ベッド
WO2004024051A1 (ja) * 2002-07-24 2004-03-25 France Bed Co., Ltd. 起床式ベッド装置及びマットレス
US20060085913A1 (en) * 2002-08-29 2006-04-27 Hideo Kawakami Movable bed
JP3957597B2 (ja) * 2002-09-04 2007-08-15 三洋電機株式会社 可動ベッド
EP2181685B1 (en) * 2002-09-06 2014-05-14 Hill-Rom Services, Inc. Hospital bed with controlled inflatable portion of patient support
JP2004121837A (ja) * 2002-09-11 2004-04-22 Sanyo Electric Co Ltd 可動ベッド
US6889396B2 (en) * 2003-01-03 2005-05-10 L&P Property Management Company Adjustable bed mattress clip
US20050091749A1 (en) * 2003-10-31 2005-05-05 Humbles Frank F. Surgical arm positioning pad

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005205164A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Tsuneo Yamamoto 身体位置変換形寝台装置
KR100893470B1 (ko) 2007-09-10 2009-04-17 윤태범 틸트 침대
KR101017655B1 (ko) 2007-09-21 2011-02-25 더블유. 킴 윌리 환자용 굴절형 침대와 매트리스
KR101200721B1 (ko) * 2011-07-25 2012-11-12 이대훈 자유 접이 침대
WO2013015584A2 (ko) * 2011-07-25 2013-01-31 Lee Dae Hun 자유 접이 침대, 이를 위한 변위수단 및 동작방법
WO2013015584A3 (ko) * 2011-07-25 2013-03-21 Lee Dae Hun 자유 접이 침대, 이를 위한 변위수단 및 동작방법
KR101392948B1 (ko) * 2011-07-25 2014-05-09 이대훈 자유 접이 침대의 동작방법
KR101318724B1 (ko) * 2012-01-20 2013-10-16 연세대학교 산학협력단 지능형 케어를 위한 가변 침상
JP2015525094A (ja) * 2012-05-22 2015-09-03 ヒル−ロム サービシズ,インコーポレイテッド 有害事象緩和システム、方法および装置
JP2015526261A (ja) * 2012-09-05 2015-09-10 ストライカー コーポレイションStryker Corporation 患者支持体
CN104434436A (zh) * 2014-11-10 2015-03-25 北京康拓医疗仪器有限公司 一种侧翻床
CN104434436B (zh) * 2014-11-10 2017-10-24 北京康拓医疗仪器有限公司 一种侧翻床
JP2017158779A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 パラマウントベッド株式会社 ベッド装置
JP2017056294A (ja) * 2016-12-28 2017-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 仰臥台
JP2020031787A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 株式会社ケープ エアマット制御装置
US11766133B2 (en) 2019-10-11 2023-09-26 Funai Electric Co., Ltd. Mattress
CN113069289A (zh) * 2021-03-23 2021-07-06 河南科技大学第一附属医院 一种神经内科护理床
KR102298043B1 (ko) * 2021-04-22 2021-09-03 이호범 오픈 셀 구조의 침대

Also Published As

Publication number Publication date
TW200304802A (en) 2003-10-16
US7246389B2 (en) 2007-07-24
US20050160530A1 (en) 2005-07-28
CN1638711A (zh) 2005-07-13
AU2003211974A1 (en) 2003-09-16
CN100417368C (zh) 2008-09-10
EP1486191A4 (en) 2007-02-14
WO2003073973A1 (fr) 2003-09-12
EP1486191A1 (en) 2004-12-15
TWI230060B (en) 2005-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003310668A (ja) 可動ベッド
JP3960885B2 (ja) 可動ベッド用マット
US20240033150A1 (en) Patient Support Systems And Methods For Assisting Caregivers With Patient Care
EP3089620B1 (en) Adjustable bed system having split-head configuration
CN111888128B (zh) 预防褥疮医疗床
US7134158B2 (en) Portable, adjustable, inflatable bed
JP6017686B2 (ja) 患者保持システムおよび使用方法
US20220192905A1 (en) Patient support systems with a chair configuration and a stowable foot section
WO2004021955A1 (ja) 可動ベッド
EP2436354A2 (en) Upper body support assembly
KR20030003700A (ko) 회전식 치료 장치를 구비한 병원 침대
JPWO2004026211A1 (ja) 可動ベッド
US11197555B2 (en) Adjustable support device
JP2022000230A (ja) ベッド装置
WO2007055051A1 (ja) 介護用ベッド
JP5474286B2 (ja) 椅子式マッサージ機
JPS601022B2 (ja) 看護ロボツト
JP2606076Y2 (ja) 寝具支持板
JP2002095703A (ja) 立上り補助機具
JP7127011B2 (ja) マットレスおよびベッド装置
JP6811343B2 (ja) マットレス装置及び体位変換支援ユニット
JP2002035052A (ja) 介助用マット装置
JP2001258959A (ja) 立ち上がり補助装置
WO2007072601A1 (ja) 可動床式ベッド
JP2008220885A (ja) ベッド

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070319

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070323

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070427